JP3519051B2 - 建築用補強材及びその製造方法 - Google Patents

建築用補強材及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,建築用補強材及び
その製造方法に係り,特に建築物及び土木工事又は建築
物の補修,補強工事でのコンクリートモルタル補強材を
得るための建築用補強材及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に,建築物及び土木工事又は補修,
補強工事(以下,工事という)は,周知のように,鉄筋
で補強支持部を形成し,この補強部の外側に型枠による
壁などの一定の形態を構成する。これにコンクリートモ
ルタルを充填させてから養生させ,その後に型枠を除去
することにより,壁などが構成され,前記鉄筋からなる
補強部材が養生させたモルタルの支持力を補強して堅固
な壁体を得ることができる。
【0003】この補強部材の鉄筋(steel rei
nforcement)は,鉄筋コンクリートに用いら
れる補強筋,円形鉄筋,異形鉄筋に分けられており,種
類と寸法,材質などはKSD3504(鉄筋コンクリー
ト用棒鋼)に規定されている。また,鉄筋の長さは別に
注文しない限り,3.5mから10.0mまで生産さ
れ,滑り防止のための節及びリブを持っている。その理
由は,コンクリートとの付着力が大きく,コンクリート
に亀裂が生じる場合には亀裂の幅が小さくなる特徴を発
揮し得るようにしたものである。
【0004】このような鉄筋は錆付き易いため,錆によ
る鉄筋の強度低下を引き起こし,設置場所が水又は湿
気,塩分が多い場合には,錆の発生が急に増加して建築
物の寿命を大きく短縮させる欠点を持っている。また,
鉄を主材とする鉄筋は国内で資源が調達しにくいため,
高価で重量が重く,運搬及び保管に多くの問題点を持っ
ているものである。
【0005】このような問題点を改善するため,韓国公
開特許公報1997年第25928号では,水及び塩分
に強く,低廉な生産費で量産可能な炭素繊維と樹脂から
構成された補強材が提案されている。前記発明は,金型
内に炭素繊維層を積層し加熱,加圧による真空成形で補
強板材を構成することで,堅固性を高めるとともに水と
湿気及び塩分に強くてかつ低廉な補強材を提供しようと
するものである。前記補強板とともに棒材を成形するこ
とにより,コンクリートモルタル内に心材として用いら
れてもいる。
【0006】しかしながら,このような心材は炭素繊維
糸を多数本集めて金型で成形するもので,製作が難しい
という問題とともに,特に繊維糸から構成された心材の
外周面がすべすべするため,構成物から力を受けると心
材がモルタル層からスリップして抜ける弊害,つまり滑
りが発生してモルタル層を堅固に付着させることができ
ないという欠点を持っているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,このような
問題点に鑑みてなされたもので,その目的とするところ
は,モルタル層に対する滑りを防止し,湿気及び塩分に
強くて堅固な樹脂材の建築用補強材及びその製造方法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を達成する
ために本発明は,少なくとも,ガラス繊維糸,アラミド
繊維糸又は炭素繊維糸からなる心材を単独で又は合糸し
て粗紡(Roving)する粗紡工程と,硬化剤と選択
的に添加する着色用顔料とを含む被覆用樹脂を含浸させ
る樹脂含浸工程と,被覆用樹脂の被覆量を調整し,樹脂
中の気泡を除去する予熱ヒーティング工程と,心材を所
望の太さに合わせ,残留気泡を除去し,硬化させる硬化
工程と,硬化された樹脂層にガーネットをコーティング
するガーネットコーティング工程と,ガーネットコーテ
ィング工程によりガーネットが外周面に付着した心材を
乾燥ヒーティングさせる乾燥ヒーティング工程と,及び
引き抜いてから切断する引抜切断工程とを含むことを特
徴とする建築用補強材の製造方法である。
【0009】この建築用補強材は,ガラス繊維糸又は炭
素繊維糸から合糸された心材には,ポリエステル樹脂又
はエポキシ樹脂からなった被覆用樹脂が塗布され,さら
に被覆用樹脂層にガーネットが含浸されるのがよい。
【0010】また,本発明は,炭素繊維糸からなる心材
を合糸して粗紡する粗紡工程と,硬化剤と着色用顔料が
混合された被覆用樹脂に含浸させる樹脂含浸工程と,被
覆用樹脂を除去して回収しながら,生成された気泡を除
去する予熱ヒーティング工程と,硬化させる硬化工程
と,硬化された心材を案内ガイド管で形成された塗布管
に引き込んで,塗布管の上部のホッパーに供給された樹
脂液を心材の外周面に塗布して移送し,コーティングボ
ックス内に設けられ,モータにより回転する噴射羽によ
,コーティングボックスに供給されたガーネットを噴
射して,心材の外周面に塗布された樹脂層にガーネット
をコーティングするガーネットコーティング工程と,ガ
ーネットコーティング工程によりガーネットが心材の外
周面に含浸された心材を再び乾燥ヒーティングさせる乾
燥ヒーティング工程と,これを引き抜いてから切断する
引抜切断工程とからなることを特徴とする建築用補強材
の製造方法である。
【0011】本発明による建築用補強材は,強度及び弾
性回復性が優秀であり,電波透過性及び耐性が強く,所
望の均一な太さを有し,特に,ガーネットによる滑り防
止効果を増大して建築物の堅固性を高め,水分又は塩分
に強い部材である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下,図面に基づいて,本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態による製造装置を示す正面図であり,図2は本発明
の一実施の形態による製造方法を示すブロックダイアグ
ラムである。図3は本発明の一実施の形態によるガーネ
ットコーティング工程の拡大断面図である。
【0013】図1,2に示すように,本発明の一実施の
形態による製造方法は複数の工程から成っている。粗紡
工程A及び樹脂含浸工程Bでは,多数のガラス繊維糸,
アラミド繊維糸又は炭素繊維糸からなる心材10を単独
で又は合糸し,案内ロール11と多孔板の粗紡ガイド1
2により粗紡する。その後,硬化剤と着色用顔料などが
適量混合されたポリエステル樹脂,ビニルエステル樹脂
又はエポキシ樹脂13が収容された含浸槽14で粗紡さ
れた心材10に被覆用樹脂13を含浸させる。
【0014】次の予熱ヒーティング工程Cでは,樹脂の
含浸された心材10を整列するガイド15に通過させ,
樹脂の含浸された心材10に付いた必要以上の被覆用樹
脂13をノズル形態の糊付けガイド16で除去し,回収
しながら,被覆用樹脂13の被覆量の調節を行い,樹脂
含浸工程Bで生成された気泡を除去する。
【0015】硬化工程Dでは,心材10に付いた被覆用
樹脂13量を再度調節して所望の太さに合わせて2次糊
付けを行い,予熱ヒーティング工程Cで膨張する残留気
泡を完全に除去し,引き抜きよいように硬化させる。
【0016】ガーネットコーティング工程Eでは,硬化
された心材10を,図3の本発明の一実施の形態による
ガーネット工程の拡大断面図に示すように,案内ガイド
管として形成された塗布管21に引き込み,塗布管21
の上部のホッパー17に供給される緩い樹脂液を心材1
0の外周面に塗布して移送させる。コーティングボック
ス20ではモーターMにより回転する噴射羽22によ
り,コーティングボックス20に供給されたガーネット
30を噴射して,心材10の外周面に塗布された樹脂層
にガーネット30をコーティングする。
【0017】ガーネットコーティング工程Eによりガー
ネット30が心材10の外周面に付着して凹凸面を形成
すると,再度乾燥ヒータ工程Fにより乾燥した後,引抜
ロール18とカッター19を通過させながら引抜加工と
ともに所望の長さに切断する引抜切断工程Gにより建築
用棒材を完成する。
【0018】図4は本発明の一実施の形態による補強材
の斜視図であり,図5は図4の拡大断面図である。本発
明の一実施の形態によるによると,心材10は多数本の
ガラス繊維,アラミド繊維又は炭素繊維が単独で又は合
糸された棒材にポリエステル樹脂,ビニルエステル樹脂
又はエポキシ樹脂からなった被覆用樹脂13が塗布さ
れ,この被覆用樹脂層にガーネット30が含浸される。
これにより,堅固性及び強度が高く,弾性回復性に優
れ,亀裂現象がなく,所望の太さに均一に製造すること
ができる特徴とともに,生産工程を自動化して製造原価
を節減することができる。特に,建築用棒材では滑りが
防止されて堅固な支持力が得られる。
【0019】以上のような本発明の一実施の形態による
作用効果をより詳細に説明するとつぎのようである。本
発明の一実施の形態による予熱ヒーティング工程Cは,
一つ以上の予熱ヒーティングボックスに被覆用樹脂13
が付いた心材10を通過させることで,心材10に付い
た過剰の被覆用樹脂13を小径のノズル糊付け孔の通過
中に除去して落下回収し,ヒーティングボックスの加熱
ヒータにより予熱する前に1,2次にわたって糊付けす
る。
【0020】この際に,予熱ヒーティングボックスは一
つ以上で構成することで,第1予熱ヒーティングボック
スにより,心材10に付いた過剰の樹脂及び気泡を1次
に除去して樹脂硬化がよくできるように誘導する。第1
予熱ヒーティングボックスで十分に除去されず膨張した
気泡は,第2又は第3予熱ヒーティングボックスを経な
がら糊付けガイドにより完全に除去され,再度予熱処理
されることにより,後工程である硬化処理時のクラック
発生が防止できるようにした。予熱ヒーティングボック
スは必要によって一つ以上の複数で構成することができ
る。
【0021】そして,硬化工程Dが行われる硬化ボック
スは,一つ以上で構成して第1硬化及び第2硬化を経る
ようにすることができる。この場合にも,予熱ヒーティ
ングボックスと同様に加熱ヒータを構成し,入口側には
糊付けガイド16が取りつけられているので,最終的に
被覆用樹脂13の含量が調節され,予熱ヒーティングボ
ックスで十分に除去されず膨張した気泡が完全に除去さ
れ加熱硬化処理されることにより,張力が作用しても切
れないように処理される。
【0022】以上のように硬化した心材10を再び案内
ガイド管で形成された塗布管21に引き込んで,塗布管
21の上部のホッパー17に供給された緩い樹脂液を心
材10の外周面に塗布して移送させると,コーティング
ボックス30では,モータMにより回転する噴射羽22
により,コーティングボックス20に供給されたガーネ
ット30を噴射して,心材10の外周面に塗布された樹
脂層にガーネット30をコーティングすることになる。
【0023】以上のガーネットコーティング工程Eによ
り,ガーネット30が心材10の外周面に付着して凹凸
面を形成すると,再度乾燥ヒータ工程Fにより乾燥した
後,引抜及び切断工程Gの引抜ロール18とカッター1
9を通過させながら引抜加工とともに所望の長さに切断
することにより建築用棒材が完成されるものである。
【0024】本発明の一実施の形態による被覆用樹脂1
3の温度は約25℃に維持して心材10に塗布すること
が好ましく,速度は太さによって違うが,約50cm/
分程度に維持させることが好ましい。
【0025】そして,ガラス繊維糸,アラミド繊維糸又
は炭素繊維糸からなった心材用繊維を粗紡して所望の太
さを有する心材10に作った後,使用用途によって着色
が必要な場合,つまり危険表記又は内,外表記などの目
的で心材の使用位置などの表示を必要とする場合には,
選択的に添加する顔料などが適量混合されたポリエステ
ル樹脂,ビニルエステル樹脂又はエポキシ樹脂からなっ
た被覆用樹脂13に含浸させるか又はホッパー17に供
給すると,有色の被覆用樹脂13が付いた心材10が色
彩を有することになるので,その便利性及び用途を表示
することができる。
【0026】このような本発明の一実施の形態によれ
,予熱ヒーティング工程と硬化工程で糊付けと予熱そ
して糊付けと硬化熱処理を繰り返してガーネットコーテ
ィングとともに引抜,切断して製造したものであるた
め,被覆用樹脂層に気泡が全くなく,強度が高く,弾性
回復性に優れ,亀裂現象がなく,所望の太さに均一に製
造することができる。しかも生産工程の自動化が可能で
あって製造原価を節減するものであり,品質管理が容易
であって高品位を有する建築用棒材を提供することがで
きる利点とともに,心材に一体的にガーネットを含浸し
てガーネットを堅固に固定させるので,心材がモルタル
層からスリップする現象を防止して,従来の弊害を簡単
に改善することができる。
【0027】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かる建築用補強材及びその製造方法の好適な実施形態に
ついて説明したが,本発明はかかる例に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思
想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し
得ることは明らかでありそれについても当然に本発明の
技術的範囲に属するものと了解される。
【0028】
【発明の効果】以上,詳細に説明したように本発明によ
れば,モルタル層に対する滑りを防止し,湿気及び塩分
に強くて堅固な樹脂材の建築用補強材及びその製造方法
を提供することができる。堅固な付着力を有するガーネ
ットにより,心材がモルタル層でスリップする欠点を簡
単に改善し,湿気の多い場所の建築と補修に効果的であ
り,特に低廉な建築用補強材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による製造装置を示す
正面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態による製造方法を示す
ブロックダイアグラムである。
【図3】 本発明の一実施の形態によるガーネットコー
ティング工程の拡大断面図である。
【図4】 本発明の一実施の形態による補強材の斜視図
である。
【図5】 図4の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 心材 11 案内ロール 12 粗紡ガイド 13 被覆用樹脂 14 含浸槽 15 ガイド 16 糊付けガイド 17 ホッパー 20 コーティングボックス 21 塗布管 22 噴射羽 30 ガーネット A 粗紡工程 B 樹脂含浸工程 C 糊付け及び予熱ヒーティング工程 D 硬化工程 E ガーネットコーティング工程 F 乾燥ヒーティング工程 G 引抜切断工程 M モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 5/07 E04G 21/12 B29C 67/14 C04B 32/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも,ガラス繊維糸,アラミド繊
    維糸又は炭素繊維糸からなる心材を単独で又は合糸して
    粗紡する粗紡工程と, 硬化剤と着色用顔料とを含む被覆用樹脂を含浸させる樹
    脂含浸工程と, 前記被覆用樹脂の被覆量を調整し,樹脂中の気泡を除去
    る予熱ヒーティング工程と, 前記心材を所望の太さに合わせ,残留気泡を除去し,硬
    化させる硬化工程と, 前記硬化された樹脂層にガーネットをコーティングする
    ガーネットコーティング工程と, 前記ガーネットコーティング工程によりガーネットが外
    周面に付着した前記心材を乾燥ヒーティングさせる乾燥
    ヒーティング工程と, 及び引き抜いてから切断する引抜切断工程とを含むこと
    を特徴とする建築用補強材の製造方法。
  2. 【請求項2】ラス繊維糸又は炭素繊維糸から合糸さ
    た心材にポリエステル樹脂又はエポキシ樹脂からなっ
    た被覆用樹脂が塗布され,前記被覆用樹脂層にガーネッ
    トが含浸されてなることを特徴とする建築用補強材。
  3. 【請求項3】 炭素繊維糸からなる心材を合糸して粗紡
    する粗紡工程と, 硬化剤と着色用顔料が混合された被覆用樹脂に含浸させ
    る樹脂含浸工程と, 被覆用樹脂を除去して回収しながら,生成された気泡を
    除去する予熱ヒーティング工程と, 硬化させる硬化工程と, 前記硬化された心材を案内ガイド管で形成された塗布管
    に引き込んで,塗布管の上部のホッパーに供給された樹
    脂液を心材の外周面に塗布して移送し,コーティングボ
    ックス内に設けられ,モータにより回転する噴射羽によ
    ,前記コーティングボックスに供給されたガーネット
    を噴射して,心材の外周面に塗布された樹脂層にガーネ
    ットをコーティングするガーネットコーティング工程
    と, 前記ガーネットコーティング工程によりガーネットが心
    材の外周面に含浸された心材を再び乾燥ヒーティングさ
    せる乾燥ヒーティング工程と, これを引き抜いてから切断する引抜切断工程とからなる
    ことを特徴とする建築用補強材の製造方法。
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