JP3518068B2 - 盗視・盗聴防止装置 - Google Patents

盗視・盗聴防止装置

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JP3518068B2
JP3518068B2 JP17116495A JP17116495A JP3518068B2 JP 3518068 B2 JP3518068 B2 JP 3518068B2 JP 17116495 A JP17116495 A JP 17116495A JP 17116495 A JP17116495 A JP 17116495A JP 3518068 B2 JP3518068 B2 JP 3518068B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器から漏
洩する不要電波から情報を盗視・盗聴されることを防止
するための盗視・盗聴防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンとする。)などの電子機器からユーザが意図していな
い電磁波(以下、不要電波とする)が漏れ出る現象(電
波放射)が起こることがあるが、その電波に含まれる情
報が第三者により傍受・解析され不正利用される恐れが
あることが今日問題となってきている。この電波放射と
呼ばれる現象は、パソコン内にある電源回路や通信用モ
デム等が稼働しているとき、または、情報信号が線路を
通る際に発生する。これらを結ぶ配線が不要電波を発信
するアンテナの役割をするほか電源コードを介しても外
に情報が漏れ、周辺の電波環境にもよるが、パソコンが
出しやすい200MHz〜400MHzの周波数なら
ば、70〜80メートル程度離れた位置でも、特殊な受
信機を使えば傍受できる可能性があるとも言われてい
る。
【0003】不正傍受を行う方法について図14のブロ
ック図を用いて簡単に説明する。図において、1はパソ
コン等の計算機、9は計算機1に接続された表示手段で
あるCRTディスプレイ(CRT:cathod ray tube、
陰極線管)、15は、CRTディスプレイ9や、計算機
1内の電源回路(図示せず)または通信モデム(図示せ
ず)等より放射される不要電波、または、情報信号が線
路を通る際に発生するノイズ等、21はその不要電波1
5を受信するための受信手段、20は受信手段21によ
り受信された不要電波15を解析するための解析手段で
ある。このような構成にすることにより、CRTディス
プレイ9等から漏れ出る不要電波15は、計算機1に対
して離間して設置されている受信手段21により傍受さ
れ、解析手段20により解析されて、不要電波15に含
まれている情報が第三者により再現され、盗視・盗聴さ
れる。
【0004】この為、上記のような不要電波15を傍受
することによる情報の傍受を防止するための方法が、近
年、開発されつつある。図15は、例えば、特開平6−
214750号公報に示された従来の盗視防止方法を示
した図である。図において、1は計算機、6は計算機1
に設けられたコネクタ、9はCRTディスプレイ、8は
CRTディスプレイ9に設けられたコネクタ、7はコネ
クタ6およびコネクタ8間に接続され、計算機1とCR
Tディスプレイ9とを接続している金属ケーブルからな
るケーブルである。ケーブル7内には、後述するデータ
信号線7a及びダミー信号線7b等の複数の信号線が設
けられている。また、計算機1内には、クロックを発振
するクロック源2と、表示データを格納している表示デ
ータメモリ3と、表示データメモリ3から表示データを
読み出し、CRTディスプレイ9に出力する本信号を生
成する本信号発生噐4と、ダミー信号を生成するダミー
信号発生噐5とが設けられている。また、CRTディス
プレイ9内には、計算機1から送られてきた本信号に対
応した画像を表示するための制御を行う表示回路10
と、ダミー信号線7bを終端するための終端回路11と
が設けられている。
【0005】動作について説明する。図15において、
計算機1内のクロック源2から発振されるクロックが、
本信号発生器4及びダミー信号発生噐5に供給される。
本信号発生器4は、クロックに同期したビット直列な表
示データ信号を生成してデータ信号線7a上に送出す
る。一方、ダミー信号発生噐5は、クロックに同期した
ダミー信号を生成してダミー信号線7b上に送出する。
CRTディスプレイ9側では、表示回路10が、データ
信号線7aを介して計算機1から送られてくる本信号に
基づいて、CRTディスプレイ9に画像を表示する。ま
た、ダミー信号を送信してくるダミー信号線7bは、終
端回路11で終端する。
【0006】ここで、モノクロのCRTディスプレイ9
の場合を例に挙げれば、一般に、1クロック周期がCR
Tディスプレイ9の画面上の1ドットに対応している。
上述した本信号発生器4から出力される本信号は、例え
ば、Hレベルが白、Lレベルが黒を表すように定義され
ている。本信号のLレベル(黒)からHレベル(白)へ
の変化やHレベル(白)からLレベル(黒)への変化
は、クロック源2から発振されるクロックに同期して行
われる。ダミー信号もそのクロックに同期して変化する
が、この従来例においては、本信号が変化しないクロッ
ク時点でのみ変化し、本信号が変化するクロック時点で
は変化しないように設定されている。すなわち、このダ
ミー信号は、本信号が出力されないクロック時点におい
て発生するものである。
【0007】ケーブル7から漏洩する不要電波15は、
上述した本信号とダミー信号との両方に対応するもので
あるため、このような不要電波15を単に第三者が傍受
してディスプレイの画面に表示しても、元の画像を表示
することはできない。このように、従来の盗視防止方法
においては、本信号が流れるデータ信号線7aに近接さ
せてダミー信号線7bを設け、それにダミー信号を流す
ことにより、漏洩する不要電波15が、本信号に対応し
ないものになるように変化させて、盗視を防止してい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の盗視防止方法は
以上のように構成されているので、ダミー信号発生噐5
を内部に有し、また、ダミー信号線7bを備えたケーブ
ル7を用いる計算機1での盗視防止しかできず、汎用性
がなく、また、上述したようなダミー信号は本信号が出
力されないクロック時点に発生するものなので、上記の
図14に示したような構成において、受信手段21によ
り不要電波15を選択的に傍受するか、または、解析手
段20により本信号およびダミー信号の変化の規則性を
解析すれば、盗視することが可能となってしまうので、
盗視防止の効果が少ないという問題点があった。また、
本信号とダミー信号との出力レベル(もしくは、出力レ
ベルの比)は一定であり、不要電波15を解析させない
ために、SN比(信号と雑音との比)を意図的に変化さ
せることができないなどの問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、パーソナルコンピュータおよ
びそれ以外の電子機器(ファクシミリ、モデム、プリン
タ)から漏洩する不要電波の傍受による盗視・盗聴の防
止ができ、汎用性があるとともに、第三者が情報を再現
するために必要なSN比を電子機器側で意図的に変化さ
せ劣化させることにより、第三者による情報の盗視・盗
聴を防止することができる盗視・盗聴防止装置を得るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、情報
データを含んでいる電子機器からの漏洩電磁波を受信す
るための電波受信手段と、上記電波受信手段により受信
された上記電磁波に応じて広域的な雑音を発生するため
の雑音発生手段と、を備え、第三者が上記電磁波を傍受
して上記情報データを不正利用するのを防止するため
に、上記電磁波を傍受する際のSN比を劣化させるため
の盗視・盗聴防止装置であって、雑音発生手段が、電子
機器における情報データの信号に同期した同期信号を出
力するための同期信号出力部と、同期信号により情報デ
ータを拡散させることにより雑音を生成するための拡散
パタン発生部と、雑音を外部に放射するための雑音放射
部と、を有し、さらに上記電子機器内に設けられている
既存の所定のスイッチから構成される第一のスイッチ部
と、第一のスイッチ部の入/切に連動して、雑音発生手
段の電源の入/切を切り替えるための第二のスイッチ部
と、から構成されている盗視・盗聴防止装置である。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】請求項の発明は、第一のスイッチ部が、
電子機器の操作キーのスイッチから構成されている盗視
・盗聴防止装置である。
【0015】請求項の発明は、第一のスイッチ部が、
電子機器のふたの開閉スイッチから構成されている盗視
・盗聴防止装置である。
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】本発明においては、電子機器からの漏洩電磁波
を受信するための電波受信手段と、上記電波受信手段に
より受信された上記電磁波に応じて広域的な雑音を発生
するための雑音発生手段と、を備え、第三者が上記電磁
波を傍受して上記情報データを不正利用するのを防止す
るために、上記電磁波を傍受する際のSN比を劣化させ
るための盗視・盗聴防止装置であって、雑音発生手段
が、電子機器における情報データの信号に同期した同期
信号を出力するための同期信号出力部と、同期信号によ
り情報データを拡散させることにより、雑音を生成する
ための拡散パタン発生部と、を備え、情報データを拡散
させることにより生成した雑音を放射することで、漏洩
電磁波を傍受する際の信号対雑音比を劣化させて、漏洩
電磁波に含まれている情報データが再現できないように
して、情報データの盗視・盗聴を防止し、さらに、電子
機器内に設けられた第一のスイッチ部と連動して動作す
る第二のスイッチ部を設けて、それにより、雑音発生手
段の電源の入/切を切り替えるようにしたので、ユーザ
が特に操作しなくとも、電子機器の使用時には、自動的
に、雑音発生手段が動作して雑音を発生させ、漏洩電磁
波を傍受する際の信号対雑音比を劣化させて、漏洩電磁
波に含まれている情報データが再現できないようにし
て、情報データの盗視・盗聴を防止する。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態を図について
説明する。図1は、パソコン、ファクシミリ、モデムお
よびプリンタ等の電子機器70から漏洩する不要電波1
5の傍受による盗視・盗聴を防止するための本発明の実
施の形態1による盗視・盗聴防止装置の構造を示したブ
ロック図である。図1において、70は、パソコン、フ
ァクシミリ、モデムおよびプリンタ等の電子機器、53
は電子機器70から放射される不要電波15を受信する
ためのアンテナ53aを有する電波受信手段、51は電
波受信手段53で受信した不要電波15による信号を検
出し、その信号の受信レベルの判定を行うための信号検
出手段、52は信号検出手段により判定された信号の受
信レベルに基づいて出力レベルを変化させて雑音を発生
させるための雑音発生手段、54は雑音発生手段52に
より生成された雑音55を送信するための送信用空中線
からなる雑音送信手段である。
【0025】信号検出手段51内には、電波受信手段5
3により受信した不要電波15による信号を検出するた
めの高周波検出部71と、高周波検出部71において検
出された受信信号の受信レベルを検出するためのレベル
検出部72とが設けられている。また、雑音発生手段5
2内には、レベル検出部72において検出された受信レ
ベルが入力・設定される送信レベル設定部73と、送信
レベル設定部73に設定されたレベルに基づいて出力レ
ベルを決定して、その出力レベルにおいて雑音55を発
生するための雑音発生部74とが設けられている。
【0026】ここで、電子機器70について説明する。
電子機器70は、表示データ発生手段75と、表示デー
タ発生手段75により生成された表示データを表示する
ための表示手段76とから構成されている。電子機器7
0が、例えば、パソコンである場合には、図2に示すよ
うに、表示データ発生手段75及び表示手段76は、そ
れぞれ、パソコン本体である表示データ発生手段75A
と、CRTディスプレイ9等の表示装置である表示手段
76Aとから構成される。また、電子機器70が、例え
ば、ファクシミリである場合には、図3に示すように、
表示データ発生手段75及び表示手段76は、それぞ
れ、データの書き込み及び読み取りを行う書き込み部7
7及び読み取り部78からなる表示データ発生手段75
Bと、データ信号の変復調を行うモデム79およびデー
タの二値化を行う二値化部80からなる表示手段76B
とから構成されている。また、電子機器70が、例え
ば、プリンタである場合には、図4に示すように、表示
データ発生手段75及び表示手段76は、それぞれ、デ
ータの書き込みを行う書き込み部77を有する表示デー
タ発生手段75Cと、データの印刷を行う印刷部81か
らなる表示手段76Bとから構成されている。
【0027】このように、この実施の形態においては、
電波受信手段53が、情報データ(この例では、表示デ
ータ)を含んでいる電子機器からの漏洩電磁波を受信す
るための電波受信手段を構成しており、信号検出手段5
1と雑音発生手段52と雑音送信手段54とが、電波受
信手段53により受信された電磁波に応じて広域的な雑
音を発生するための雑音発生手段を構成している。さら
に、詳細に説明すれば、信号検出手段51が、電波受信
手段により受信された上記電磁波による信号の出力レベ
ルを検出するための信号検出部を構成しており、雑音発
生手段52が、上記雑音を生成するとともに、上記信号
検出部により検出された上記出力レベルに基づいて上記
雑音を放射するための出力レベルを決定するための雑音
発生部を構成しており、雑音送信手段54が、上記雑音
発生部において決定された上記出力レベルにおいて上記
雑音を外部に放射するための雑音放射部を構成してい
る。
【0028】次に動作について説明する。上述したよう
な構成をとっている電子機器70において、表示データ
発生手段75により生成され、表示手段76により表示
される表示データが、不要電波15として外部に放射さ
れる。本発明の盗視・盗聴防止装置においては、まず、
この電子機器70から放射される不要電波15を、電波
受信手段53で検出し、信号検出手段51へ入力する。
信号検出手段51では、高周波検出部71でその受信信
号を検出し、レベル検出部72でその受信信号のレベル
の判定を行う。判定されたこのレベルは、雑音発生手段
52の送信レベル設定部73に入力され、送信レベル設
定部73に入力されたレベルに基づいて、雑音発生部7
4の出力レベルが可変されて、雑音送信手段54からそ
の出力レベルでの雑音55が送信される。この時、雑音
発生部74は、例えば、白色雑音等の広帯域の雑音を発
生する。また、雑音発生部74の出力レベルは、信号検
出手段51による不要電波15の受信レベルに基づい
て、受信レベルが低い場合には、図5に示すように、低
いレベルで雑音55を出力し、また、受信レベルが高い
場合には、図6に示すように、高いレベルで雑音55を
出力するようにして、不要電波15に対する雑音55の
レベルを変化させて出力する。なお、いずれの場合にお
いても、図5および図6に示すように、雑音55の出力
レベルを常に不要電波15の出力レベルよりも若干高め
にする方が望ましい。
【0029】以上のように、本発明における盗視・盗聴
防止装置においては、電子機器70から放射される不要
電波15を傍受することにより不要電波15中に含まれ
る情報を盗視・盗聴しようとしても、雑音発生手段52
および雑音送信手段54により、広域的な雑音55を不
要電波15とともに同時に放射するようにしたので、第
三者が不要電波15を傍受する際には必ず雑音55をも
受信してしまい、また、雑音55に規則性がないことか
ら、第三者が受信したものからこの雑音55を除去し解
析する作業は極めて困難であり、不要電波15に含まれ
ている情報を再現することはまず不可能である。さら
に、この実施の形態においては、その不要電波15の出
力レベルを信号検出手段51で検出して、それに基づい
て、雑音発生手段52において生成する雑音の出力レベ
ルを変化させて雑音55を放射し、不要電波15の出力
レベルに応じてSN比(不要電波15中の情報信号対雑
音55のレベルの比)を劣化させるようにしたので、不
要電波15を傍受した第三者は情報を再現するのに必要
なSN比を確保することができず、そのため、情報を再
現することが困難となるため、情報の盗視・盗聴を防止
することができる。また、本発明による盗視・盗聴防止
装置は、パソコン、ファクシミリ、モデム、プリンタと
いった電子機器全般に対して用いることができ、汎用性
が高いものである。また、電波受信手段53、信号検出
手段51、雑音発生手段52を電子機器70の中に内蔵
するようにして小型化を図るようにしてもよい。
【0030】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、電子機器70から放射される不要電波15を受信
し、その受信レベルに応じて雑音発生手段52から雑音
55を出力する出力レベルを変化させる例について説明
したが、この実施の形態においては、電子機器70Aか
ら、直接、表示データの同期信号を雑音発生手段52A
に入力して、その同期信号に同期させて表示データを用
いて雑音を生成し、それを雑音55として雑音送信手段
54から出力するようにした。図7において、91は、
電子機器70Aから、直接、表示データの同期信号を雑
音発生手段52Aに入力するための同期信号出力部であ
り、92は、その同期信号に同期した信号により表示デ
ータに基づいて適当な拡散パタンを雑音として発生させ
るための拡散パタン発生部である。ここで、この拡散パ
タン発生部92から出力される拡散パタンとしては、例
えば、PN符号(疑似雑音符号)等の広帯域な雑音を用
いる。他の構造については、上記実施の形態1と同様で
あるため、同一符号により示す。
【0031】なお、この実施の形態においては、同期信
号出力部91が、上記電子機器における上記情報データ
の信号に同期した同期信号を出力するための同期信号出
力部を構成しており、拡散パタン発生部92が、上記同
期信号により上記情報データを拡散させることにより、
上記雑音を生成するための拡散パタン発生部を構成して
おり、雑音送信手段54が、上記雑音を外部に放射する
ための雑音放射部を構成している。
【0032】動作について説明する。電子機器70Aか
ら放射される不要電波15は上記の実施の形態1の場合
と同様であるため、ここでは説明を省略する。電子機器
70Aにおいて、同期信号出力部91により、表示デー
タ発生手段75から出力された表示データの同期信号を
生成し、雑音発生手段52Aの拡散パタン発生部92に
出力する。拡散パタン発生部92は、その入力された同
期信号に同期させて表示データを用いて拡散パタン信号
を発生させる。この拡散パタン信号を用いて、雑音発生
部74が、それに応じた雑音55を生成し、雑音送信手
段54により放射する。このように雑音55を放射する
ことにより、上述の実施の形態1と同様に、不要電波1
5のSN比を劣化させることができ、第三者の盗視・盗
聴が防止できる。
【0033】さらに詳細に説明する。ここで上述した表
示データの同期信号とは、図8(a)に示すように、垂
直同期信号と水平同期信号との2つを意味しており、前
者の垂直同期信号は、電子機器70がパソコンの場合に
は、図8(b)に示すように、CRTディスプレイの表
示画面83の一画面分の表示データにおける先頭のデー
タ信号、すなわち、画面83の左上84にくる表示デー
タに対応した信号であり、後者の水平同期信号は、画面
83の各ドット行の先頭のデータ信号、すなわち、各ド
ット行の最左にくる表示データに対応した信号である。
すなわち、垂直同期信号は一画面毎のタイミングで変化
し、水平同期信号は各ドット行毎のタイミングで変化す
るものである。電子機器70が、ファクシミリの場合も
同様に、垂直同期信号が紙位置を決定するものであり、
水平同期信号が行の頭を決定するものである。また、電
子機器70が、プリンタの場合は、レーザプリンタ及び
ドットプリンタのいずれにおいても、垂直同期信号が紙
(頁)の位置決定に用いる信号を意味しており、水平同
期信号が、行の頭出しに用いる信号を意味している。水
平同期信号を例えば拡散パタンを生成する際のクロック
として用い、垂直同期信号を一画面または一頁毎にリセ
ットするためのリセット信号として用いるようにする。
【0034】また、上述の拡散パタンの発生方法の一例
についてさらに詳細に説明する。例えば、図9に示すよ
うに、同期信号出力部91を、水平同期信号を発生する
ための水平同期発生部91aと、垂直同期信号を発生す
るための垂直同期発生部91bと、水平同期信号のN倍
の信号(通常、N=1000または2000とし、周波
数は20MHz×N倍とする。)をクロック信号として
発生するクロック発生部91cとから構成する。図10
に、それらの水平同期信号、垂直同期信号、及び、クロ
ック信号を示す。また、拡散パタン発生部92を、図9
に示すように、シフトレジスタ92aと、複数の排他的
論理和回路92b及び92cと、整流器として作動する
バッファ92dとから構成する。ここで、シフトレジス
タ92aとは、データ信号をクロックに同期させて1ビ
ットずつ移動させる機能を基本機能として備えているI
Cである。クロック発生部91cから発生されたクロッ
ク信号に同期させて、シフトレジスタ92a及び排他的
論理和92cにおいて所定の演算を行うことにより、例
えば、PN符号(疑似雑音符号)等の信号を発生させ、
それと表示データとの排他的論理和を排他的論理和回路
92bにより求め、それを拡散パタンとして、雑音発生
部74(図7参照)に出力する。
【0035】以上のように、この実施の形態において
も、電子機器70Aから放射される不要電波15中に含
まれる情報を第三者が盗視・盗聴しようとしても、雑音
55によりSN比が劣化するため、情報の再現ができな
くなり、情報の盗視・盗聴を防止することができ、上記
実施の形態1と同様の効果を得る。
【0036】実施の形態3.上述の実施の形態2では、
電子機器70Aから直接表示データの情報となる同期信
号を雑音発生手段52Aに入力して、その同期信号に同
期した信号に応じた雑音を出力する例について説明した
が、この実施の形態においては、さらに、図11に示す
ように、電子機器70Bの操作キーのスイッチ93に連
動した電源スイッチ部94を、雑音発生手段52内に設
けて、電子機器70Bの操作キーのスイッチ93に連動
させて、雑音発生手段52を動作させるようにした。こ
こで、電子機器70Bの操作キーのスイッチ93とし
て、具体的には、電子機器70Bがパソコンである場合
には、例えば、レジューム機能等を用いたときの操作キ
ーおよび電源のスイッチキー等を用いればよく、電子機
器70Bがファクシミリの場合には、紙が出力を始めた
ときを検知するための検知スイッチ及び送信原稿の読み
込みを開始したときを検知するための検知スイッチ等を
用いて、また、電子機器70Bがプリンタの場合には、
紙を出力するときを検知するための検知スイッチ等を用
いるようにすればよい。他の構造については、実施の形
態2と同様であるため、ここではその説明は省略する。
なお、この実施の形態においては、操作キーのスイッチ
93が、上記電子機器内に設けられた第一のスイッチ部
を構成しており、電源スイッチ部94が、上記第一のス
イッチ部の入/切に連動して、上記雑音発生手段の電源
の入/切を切り替えるための第二のスイッチ部を構成し
ている。
【0037】動作について説明する。電子機器70Bか
ら放射される不要電波15は、上記実施の形態2と同様
に、電子機器70Bから、同期信号出力部91により、
表示データの同期信号が、拡散パタン発生部92に入力
され、拡散パタン発生部92により同期信号に同期した
信号で表示データを拡散させた後に、雑音発生部74に
入力する。この時、この同期信号に基づいて雑音55を
発生することにより、表示データの情報を含む不要電波
15のSN比(信号対雑音比)を劣化させることがで
き、第三者による盗視・盗聴を防止することができる。
また、この実施の形態においては、電子機器70Bの操
作キーのスイッチ93の入/切に基づいて、それの入/
切に連動させて、雑音発生手段52Bの電源スイッチ9
6の入/切を自動的に同時に行う。
【0038】以上のように、この実施の形態において
は、上記実施の形態1及び2と同様の効果を奏するとと
もに、さらに、電子機器70Bの操作キーのスイッチ9
3の入/切に連動させて雑音発生手段52Bの動作/非
動作を切り替えるようにしたので、電子機器70Bの使
用時には、ユーザが特に操作する必要なく、自動的に雑
音発生手段52Bが動作して雑音55を放射するので、
その雑音55により、不要電波15のSN比(信号対雑
音比)が自動的に劣化し、第三者が不要電波15を傍受
して、その中に含まれる情報の再現を行おうとしても情
報の再現ができず、情報の盗視・盗聴を防止することが
できる。
【0039】実施の形態4.上述の実施の形態3では、
図11に示すように、電子機器70Bの操作キーのスイ
ッチ93に連動して雑音発生手段52Bを動作するよう
にしたが、この実施の形態においては、図11の操作キ
ーのスイッチ93の代わりに、第一のスイッチ部とし
て、電子機器70Bがラップトップ型またはノート型の
パソコンの場合には、それのふたの開閉スイッチを用い
るようにして、そのふたの開閉スイッチに連動させて雑
音発生手段52Bを動作するようにした。
【0040】この実施の形態の構成は、図11の実施の
形態3と同様であるため、以下、図11を参照して説明
する。動作について説明する。電子機器70Bから放射
される不要電波15は、上述の実施の形態3と同様に、
表示データの同期信号に基づいて拡散パタン発生部92
により生成された雑音を雑音送信手段54により放射す
ることにより、不要電波15のSN比(信号対雑音比)
を劣化させることができる。雑音発生手段52Bの動作
/非動作の切り替えは、電子機器70Bのふたの開閉の
入/切に連動させて行う。
【0041】以上のように、この実施の形態において
も、ユーザが特に操作しなくても、電子機器70Bのふ
たの開閉のスイッチの入/切に連動して雑音発生手段5
2Bが動作するようにしたので、情報機器70Bの使用
中には、自動的に、不要電波15のSN比(信号対雑音
比)を劣化することができるため、不要電波15に含ま
れる情報を第三者が再現しようとしても、情報の再現は
できず、第三者による情報の盗視・盗聴を防止すること
ができる。また、本実施の形態においては、電子機器7
0Bのふたの開閉スイッチにより、雑音55を発生する
ようにしたので、特に、ラップトップ型計算機の様に、
CRTディスプレイ9と計算機本体1とが一体となって
いるような場合には、そのふたの開閉により、使用する
ときのみ、雑音55を発生するようにでき、ユーザの操
作が不要であるとともに、使用時には常に盗視・盗聴の
防止を行うことができる。
【0042】実施の形態5.上記の実施の形態1〜4に
おいては、雑音55を発生して、不要電波55に関する
SN比(雑音対信号比)を劣化させる例について説明し
たが、この実施の形態においては、図12に示すよう
に、表示データ発生手段75’において表示データを出
力する際にスクランブルをかけて、すなわち、暗号化さ
せてから信号線7c上に出力し、表示手段76’側で元
の表示データに戻して表示するようにすることにより、
表示データ発生手段75’と表示手段76’とを接続し
ているケーブル7Aから不要電波15が漏洩し、それを
第三者が傍受した場合にも、スクランブルがかかってい
ることで、不要電波15に含まれている情報を再現でき
ないようにする。
【0043】構成について説明する。図12において、
70Cは例えばパソコン等の電子機器であり、75’
は、例えばパソコン等の本体からなる表示データ発生手
段であり、76’は、例えばCRTディスプレイ等の表
示手段である。表示データ発生手段75’内には、クロ
ックを発振するためのクロック源2と、表示データを記
憶するための表示データメモリ3と、表示データメモリ
3から表示データを読み出し、それにスクランブルをか
けるためのスクランブル手段であるスクランブル部95
とが設けられている。また、表示手段76’内には、ス
クランブル部95からケーブル7A内の信号線7cを介
して受け取ったスクランブルをかけられた表示データを
元の表示データに戻すためのデスクランブル手段である
デスクランブル部96と、デスクランブル部96により
元に戻された表示データを表示するための表示回路10
とが設けられている。
【0044】次に動作について説明する。表示データメ
モリ3に記憶されている表示データをスクランブル部9
5に入力して、表示データにスクランブルをかけてスク
ランブル信号を生成する。このスクランブル信号を、コ
ネクタ6、ケーブル7A及びコネクタ8を介して、表示
手段75’内のデスクランブル部96に入力して、そこ
でスクランブルを解除し元の表示データを得て、表示回
路10によりそれの表示を行う。
【0045】以上のように、この実施の形態において
は、表示データ発生手段75’と表示手段76’とを接
続しているケーブル7Aが金属ケーブル等で構成されて
いるため、このケーブル7Aが空中線となり、そこから
表示データが不要電波15として放射される。この為、
ケーブル7Aを介して送信する表示データ自体にスクラ
ンブルをかけることにより、表示データが拡散されるた
め、たとえ不要電波15を第三者が傍受したとしても、
不要電波15に含まれている情報の再現ができなくな
り、情報の盗視・盗聴を防止することができる。なお、
この実施の形態においては、スクランブルをかけたダミ
ー信号を表示データとともに流して、デスクランブル部
96においてそのダミー信号を取り除くようにしてもよ
い。
【0046】実施の形態6.上記の実施の形態5では、
ケーブル7Aは金属ケーブルであったが、この実施の形
態においては、この代わりに、光ケーブル101を用い
るようにした。構成について説明する。図13におい
て、70Dは電子機器、75’’は表示データ発生手段
であり、76’’は表示手段である。103は、表示デ
ータ発生手段75’’内に設けられ、表示データメモリ
3から表示データを読み出し、電気信号から構成された
それを光信号に変換する(光変換)ための電気/光変換
部であり、100は表示データ発生手段75’’に設け
られた光コネクタ、102は表示手段76’’に設けら
れた光コネクタ、101は、光コネクタ100と光コネ
クタ102との間に接続された光ケーブル、104は、
表示手段76’’内に設けられ、電気/光変換部103
から光ケーブル101を介して受け取った光信号を電気
信号に変換するための光/電気変換部である。
【0047】次に動作について説明する。電子機器70
Dにおいて、表示データ発生手段75’’側で、表示デ
ータメモリ3内に格納されている表示データを電気/光
変換部103が読み出し、それの光変換を行い、光信号
に変換する。つぎに、光ケーブル101を介してその光
信号を表示手段76’’に伝送し、表示手段76’’側
で、光/電気変換部104により、その光信号を電気信
号に変換し、さらに、表示手段76’’がCRTディス
プレイである場合には、必要に応じて、それをCRTデ
ィスプレイ表示信号(R、G、B、水平、垂直)に変換し
て、画面上に表示を行う。この実施の形態においては、
接続ケーブルとして光ケーブル101を使用しているた
め、不要電波15(図12参照)は漏洩しない。
【0048】以上のように、この実施の形態において
は、電子機器70Dにおいて、例えば表示データ発生手
段75’’と表示手段76’’とを接続するための接続
ケーブルを従来の金属ケーブルから光ケーブル101に
することで、不要電波15の放射がなくなり、第三者が
表示データの情報を盗視・盗聴しようとしても、情報の
再現ができなくなり、情報の盗視・盗聴を防止すること
ができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、電子機器からの漏洩電
磁波を受信するための電波受信手段と、上記電波受信手
段により受信された上記電磁波に応じて広域的な雑音を
発生するための雑音発生手段と、を備え、第三者が上記
電磁波を傍受して上記情報データを不正利用するのを防
止するために、上記電磁波を傍受する際のSN比を劣化
させるための盗視・盗聴防止装置であって、雑音発生手
段が、電子機器における情報データの信号に同期した同
期信号を出力するための同期信号出力部と、同期信号に
より情報データを拡散させることにより雑音を生成する
ための拡散パタン発生部と、を備え、情報データを拡散
させることにより生成した雑音を放射することで、漏洩
電磁波を傍受する際の信号対雑音比を劣化させて、漏洩
電磁波に含まれている情報データが再現できないように
して、情報データの盗視・盗聴を防止するので、第三者
による情報データの盗視・盗聴を防止することができ、
さらに、電子機器内に設けられた第一のスイッチ部と連
動して動作する第二のスイッチ部を設けて、それによ
り、雑音発生手段の電源の入/切を切り替えるようにし
たので、ユーザが特に操作しなくとも、電子機器の使用
時には、自動的に、雑音発生手段が動作して雑音を発生
させ、漏洩電磁波を傍受する際の信号対雑音比を劣化さ
せて、漏洩電磁波に含まれている情報データが再現でき
ないようにしているので、第三者による情報データの盗
視・盗聴を防止することができるという効果を奏する。
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】 電子機器から漏洩する不要電波の傍受による
盗視・盗聴を防止するための本発明の実施の形態1によ
る盗視・盗聴防止装置の構成を示したブロック図であ
る。
【図2】 電子機器の一例(パソコン)を示したブロッ
ク図である。
【図3】 電子機器の一例(ファクシミリ)を示したブ
ロック図である。
【図4】 電子機器の一例(プリンタ)を示したブロッ
ク図である。
【図5】 不要電波の受信レベルが低い場合における不
要電波と本発明の盗視・盗聴防止装置から放射される雑
音とのレベルの関係を示した図である。
【図6】 不要電波の受信レベルが高い場合における不
要電波と本発明の盗視・盗聴防止装置から放射される雑
音とのレベルの関係を示した図である。
【図7】 電子機器を含んだ本発明の実施の形態2によ
る盗視・盗聴防止装置の構成を示したブロック図であ
る。
【図8】 実施の形態2における垂直同期信号と水平同
期信号を示した図である。
【図9】 実施の形態2の詳細な構成を示した部分ブロ
ック図である。
【図10】 図9における垂直同期信号、水平同期信
号、及び、クロック信号を示した図である。
【図11】 電子機器を含んだ本発明の実施の形態3に
よる盗視・盗聴防止装置の構成を示したブロック図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態5による盗視・盗聴防
止装置の構成を示したブロック図である。
【図13】 本発明の実施の形態6による盗視・盗聴防
止装置の構成を示したブロック図である。
【図14】 従来の不要電波の不正傍受方法を示したブ
ロック図である。
【図15】 従来の盗視防止方式を示したブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 計算機、2 クロック源、3 表示データメモリ、
4 本信号発生器、5ダミー信号発生器、7 ケーブ
ル、9 CRTディスプレイ、10 表示回路、11
終端回路、15 不要電波、20 解析手段、21 受
信手段、51信号検出手段、52 雑音発生手段、53
電波受信手段、54 雑音送信手段、55 雑音、7
1 高周波検出部、72 レベル検出部、73 送信レ
ベル設定部、74 雑音発生部、75 表示データ発生
手段、76 表示手段、77書き込み部、78 読み取
り部、79 モデム、91 同期信号出力部、92拡散
パタン発生部、93 操作キーのスイッチ、94 電源
スイッチ部、95スクランブル部、96 デスクランブ
ル部、100,102 光コネクタ、101 光ケーブ
ル、103 電気/光変換部、104 光/電気変換
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04K 1/10 H04K 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報データを含んでいる電子機器からの漏
    洩電磁波を受信するための電波受信手段と、 上記電波受信手段により受信された上記電磁波に応じて
    広域的な雑音を発生するための雑音発生手段と、を備
    え、 第三者が上記電磁波を傍受して上記情報データを不正利
    用するのを防止するために、上記電磁波を傍受する際の
    SN比を劣化させるための盗視・盗聴防止装置であっ
    て、 上記雑音発生手段が、 上記電子機器における上記情報データの信号に同期した
    同期信号を出力するための同期信号出力部と、 上記同期信号により上記情報データを拡散させることに
    より、上記雑音を生成するための拡散パタン発生部と、 上記雑音を外部に放射するための雑音放射部と、を有
    し、 さらに、上記電子機器内に設けられている既存の所定の
    スイッチから構成される第一のスイッチ部と、上記第一のスイッチ部の入/切に連動して、上記雑音発
    生手段の電源の入/切を切り替えるための第二のスイッ
    チ部とを、 備えたことを特徴とする盗視・盗聴防止装置。
  2. 【請求項2】 上記第一のスイッチ部が、上記電子機器
    の操作キーのスイッチから構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の盗視・盗聴防止装置。
  3. 【請求項3】 上記第一のスイッチ部が、上記電子機器
    のふたの開閉スイッチから構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の盗視・盗聴防止装置。
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