JP3516164B2 - 多勾配補償装置 - Google Patents

多勾配補償装置

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JP3516164B2 JP51898093A JP51898093A JP3516164B2 JP 3516164 B2 JP3516164 B2 JP 3516164B2 JP 51898093 A JP51898093 A JP 51898093A JP 51898093 A JP51898093 A JP 51898093A JP 3516164 B2 JP3516164 B2 JP 3516164B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、出力圧を入力圧の函数として変更する目的
で殊に流体回路に使用する装置であって、 流体で満たされた少なくとも2つの圧力室に分割され
た孔が形成されていて、その第1室が入力圧を受け、第
2室が出力圧を受ける伸長本体と、 孔内を摺動し、第1及び第2室を画定するように働
き、且つ第1及び第2室の圧力にそれぞれ晒される第1
及び第2圧力断面積を有する第1ピストンと、 第1ピストンによって支持され、伸長本体に固着した
要素と協働して、この要素によって孔内での第1ピスト
ンの位置の函数として開閉され、且つ第1及び第2室内
の流体圧力の平衡をこれらの室の間の自由な容積変位に
よって許容するために、入力圧の値が制限値より低いと
きは連続して開いている弁と、 その強さが圧力の前記制限値を変え且つ第1ピストン
を弁が連続して開く連続開弁位置に向けて押圧する弾性
力を第1ピストンに対して与える当接装置と、 入力圧の値が制限値よりも高いときに第1ピストンを
その連続開弁位置から離隔させ且つ第1室から第2室に
向かう容積変位に対して少なくとも部分的な抵抗を与え
るような方向に、弾性力の作用に抗し入力圧と共に増大
する力を第1ピストンに対して与える反動装置とを包含
し、この反動装置が、第1ピストンに対して密封的に摺
動し、少なくとも第1室の圧力に晒される圧力断面積を
有する第2ピストンと、少なくとも第2ピストンに当接
して少なくとも入力圧の函数として変形を生じさせる力
を受け、この変形により入力圧の増加の作用を介して2
個のピストンを相対端部位置に向けて相対的に変位させ
る変形可能な部材と、両ピストンがそれらの相対端部位
置に達したとき両ピストンの付加の相対変位を防止する
ロック装置とを備えている装置、 に関するものである。
この種の装置は補償装置の名称で知られており、長年
の間自動車用の流体ブレーキ回路に使用されてきた。
更に精確に言えば、補償装置は、過大な制動圧のもと
では、前輪アクチュエータに供給される圧力の一部のみ
を後輪ブレーキアクチュエータに伝達し、これによって
後輪の不都合なロックを防止するように、流体回路内で
後輪アクチュエータの上流側に配置されている。
補償装置は、慣例的には、出力圧を入力圧の函数とし
てばかりでなく、当接装置によって第1ピストンに加え
られる荷重の函数としても変更することができるように
しており、この荷重は車両の後輪によって支持された荷
重によって決まっている。
他方、所定の荷重については、従来の補償装置は、唯
入力圧の関連した2つの函数に従って、即ち2本の直線
線分によって示す法則に従って出力圧の進展を行なって
いる。
また、3つの異なる形態に従って出力圧の進展を行な
う補償装置も存在しているが、現在では、これらの補償
装置は構造上複雑で、その製造をむしろおぼつかないも
のにし、相当高価なものとしている。
前文中に記載の特徴に従ったこの種の補償装置の一例
は、英国特許第2,060,102号明細書に記載されている。
この明細書に開示された補償装置では、機械加工を要
し且つ精密に組立てるべき継手や構成要素の数が非常に
多く、これが製造をむしろおぼつかないものにし、高価
なものとしている。
このような関係から、本発明の目的は、2つ以上の勾
配を有する法則に従って出力圧の進展を行なうことがで
きるが、その構成は比較的簡単な補償装置を提供するこ
とである。
この目的のために、本発明の装置は、本質的に、第1
ピストンが少なくとも部分的に環状であること、そして
第2ピストンが第1ピストンのこの環状部分の内部を摺
動することを特徴としている。
これらの特徴によって、本体が唯一の孔を穿設され、
1つのピストンだけが中空であり、しかも、機械加工の
問題を制限し必要部品数を減らした補償装置を製造でき
ることが実際に明らかとなった。
本発明の第1の可能な実施例(図1)においては、当
接装置は変形可能な部材を構成する反動ディスクを備え
ている。
この場合、第2ピストンは、このピストンの圧力断面
積に対する比率が第1ピストンの第1及び第2圧力断面
積の比率よりも大きい表面によって、変形可能な部材に
接触することが望ましい。
更に、ロック装置は、例えば、第2ピストンに固着し
た横ピンと、第1ピストンに形成されピンが通る半径方
向開口の停止面とを備えている。
好ましくは、弁は、本質的に、第1ピストン内に収容
され、このピストンを通るオリフィスの内方縁部に対し
ばねによって押圧されているボールから成り、この弁と
協働する要素は、本体に固着され、ボールを押し戻すた
めにオリフィスを通過できるフィンガーである。
本発明の第2の可能な実施例(図2)においては、弁
は、例えば、第1ピストンの半径方向外方延長部によっ
て形成される環状縁部から成り、この弁と協働する要素
は、この環状縁部のためのシートを形成するシールであ
る。
この場合、第2ピストンについては、第1及び第2室
に対して同一の圧力断面積を与えるようにし、またロッ
ク装置については、第1ピストンの外部に向けた第2ピ
ストンの少なくとも1つの軸方向面で構成することが有
益である。
本発明のこの第2の実施例では、変形可能な部材は、
例えば、第1ピストンに対する第2ピストンのこれらピ
ストンの相対端部位置方向への相対変位に抵抗する方向
に、この第2ピストンを押し戻すばねである。
本発明の他の特徴及び利点は、非限定的な例として添
付図面を参照して行う以下の説明から明らかになるであ
ろう。
図1は、本発明の第1実施例による装置の概略断面図
である。
図2は、本発明の第2実施例による装置の概略断面図
である。
図3は、本発明による装置における入力圧(Po)の函
数としての出力圧(P1)の進展を示す図表である。
明瞭化及び簡単化のために、同じ機能を果たす要素は
図1及び図2において同一の符号を付してある。
本発明の装置は、出力圧P1を入力圧Po及び設定力Fの
函数として変更できるようにしようとするものである。
この装置は、孔1aが形成されていて、肩部を設けても
設けなくてもよく、そして流体を満たした2つの室及び
3に分割してある伸長本体1を包含し、第1室2は入力
圧Poを受け、第2室3は出力圧P1を受けるようになって
いる。
孔1a内には、少なくとも部分的に環状の第1ピストン
4が摺動自在に嵌装され、第1ピストン4の環状部分の
内部には第2ピストン5が摺動自在に嵌装されている。
第1ピストン4はそれぞれの室2及び3内で第1及び
第2圧力断面積S4a及びS4bを有し、第2ピストン5は少
なくとも第1室2の圧力に晒される圧力断面積S5aを有
している。
第1ピストン4は、要素7と協働する弁6を支持して
おり、この要素は本体1に固着され、孔1a内での第1ピ
ストン4の位置の函数として前記弁の開閉を決定するも
のである。
図1に示すように、この弁は、ピストン4内に収容さ
れ、このピストンを通るオリフィスの内方縁部に対して
ばね15によって押されているボール14から成るものでよ
く、この弁と協働する要素は、本体1に固着され、ボー
ル14をそのシートから押し戻すようにオリフィスを通過
できるフィンガー7から成る。
図2に示すように、弁6は第1ピストン4の半径方向
外方延長部によって形成された環状縁部から成るもので
もよく、この弁と協働する要素は、この環状縁部のため
のシートを形成するシールである。
いずれの実施例でも、弁6は、入力圧Poが低い値で、
この入力圧の制限値Po,1までは、連続して開いている。
それ故に、第1室2内の流体圧は、最初は、第2室3
内の流体圧と自由に連通しているので、入力圧Poの増加
は第1室2から第2室3に向かう流体の自由な容積変位
によって出力圧P1の同様の増加を伴うこととなる。
第1ピストン4は、詳細については以下に説明する当
接装置8,80,81によりこの第1ピストンに伝達される弾
性力によって、弁が連続して開く連続開弁位置の方向へ
図1及び図2の右方に向けて押圧されている。
しかしながら、第1ピストン4は反動装置によって反
対方向にも押圧され、この反動装置は、入力圧Poがその
制限値Po,1よりも高くなるやいなや、このピストンをそ
の連続開弁位置から離隔させ、第1室から第2室に向か
う容積変位に対して少なくとも部分的な抵抗を与えるよ
うになっている。
第2ピストン5、変形可能な部材8又は9及びロック
装置10,11から成るこの反動装置について、図示の各実
施例を参照して詳細に説明する。
図1に示す本発明の第1実施例において、第2ピスト
ン5は円筒状で中実であり、第1ピストン4の内部を密
封的に摺動し、この第1ピストンは円筒状で中空であ
り、孔1aの肩部のない部分内を密封的に摺動する。
第1室2は第1ピストン4の内部に形成され、このピ
ストンのオリフィス4a及び環状空間4bを介して入力圧Po
の流体源に連通している。
ピン10が第2ピストン5を通過し、本体1にねじ係合
したリング16によって圧力を加えられたばね12によっ
て、本体1の内方肩部1bに対し押圧されている。
ピン10は、ピストン4及び5の幾分かの相対的な変位
を許容するように第1ピストン4内に形成した半径方向
開口13を通過しており、この変位はピン10の開口13の周
囲を形成している停止面11に接触することによって制限
される。
第1室2の外部に位置する第2ピストン5の軸方向面
は、剛性カップ81内に把持された反動ディスク8に当接
し、その表面の残りの部分は第2室3から離れた第1ピ
ストン4の軸方向環状面に当接する。
その強さが制限値Po,1を変える設定力Fをカップ81を
介して受けている反動ディスク8は、例えばエラストマ
ー材で作ることができ、変形可能で非圧縮性の部材のよ
うに挙動し、ばね12とで当接装置として働いている。
図1に図示した装置の作動については、図1及び図3
並びに以下の説明を検討すれば理解することができる。
最小の力Fでもって、有効な入力圧Po及び有効な出力
圧P1が始めゼロの値では、弁6は連続して開いているの
で、Poの増加はP1の同様の増加を伴い、P1はPoに等し
い。
従って、PoとP1が低い値の全領域においては、P1とPo
の同等性が維持される。
それにもかかわらず、室2及び3における圧力の上昇
は、第1ピストン及び第2ピストンに対し左方に向けて
与えられる増大する力を伴うこととなり、第1ピストン
はこの圧力をその断面積S4aで、第2ピストンはこの圧
力をその断面積S5aで受けている。
当接装置8,12,81によって与えられる力とは逆に作用
するこの力は、第1ピストン4を左方へと押し戻し、入
力圧が制限値Po,1のときに、弁6の連続開弁を終わらせ
ることになる。
次いで、その後の平衡は、反動ディスク8を介して第
1及び第2ピストンによって相互に対して与えられる力
の平衡によって支配される。
第2ピストン5がその圧力断面積S5aに等しい面積に
おいてディスク8に当接している間は、反動ディスク8
における圧力をpとしたとき、Po・S5a=p・S5aとな
る。
弁6の断面積を無視するとすれば、P1・S4b=p・S4a
となり、これはP1=Po・S4a/S4bを意味している。
最後にS4aはS4bよりも小さいために、法則P1=f(P
o)の勾配は、図3に示すように、制限値Po,1を越え1
よりも低い。
この状態は、停止面11がピン10に当接するようになる
第2の制限値Po,2に圧力Poが達するまで、続くことにな
る。
ピストン4及び5の相対的な移動が阻止されるので、
これらのピストンは、図1に示す実施例では、入力圧Po
を受ける表面を有していない単一部片から成るもののよ
うに挙動し、圧力P1のその後の上昇は不可能となる。
図2に示す本発明の第2実施例においては、ピストン
5も円筒状で中実であり、第1ピストン4の環状部分の
内部を密封的に摺動する。
第1ピストン4はシール17のため孔1a内を密封的に摺
動し、設定力Fをその外側軸方向面81で受けている。
また、このピストン4は、本体1に対して当接しこの
ピストンに設定力Fと同じ方向の力を与えるばね80によ
って、右方に向けて押圧されている。
第1ピストン4は、このピストンが受ける力の函数と
して、リング18によって保持したシール7のいずれの側
にも移動することができる。
Poの低い値に相当するその休止位置にあるとき、第1
ピストンは、このピストン4に形成したオリフィス4a及
び4cを介して第1室2から第2室3に向かう流体の自由
な容積変位を許容している。
第2ピストン5は、第1ピストン4に対して当接する
バネ9によって第1ピストン4の内部へ押し戻されてい
る。
この第2実施例による装置の作動は、次の通りであ
る。
弁6は最初開いていて、出力圧P1は、入力圧Poがその
第1の制限値Po,1に達するまでは、入力圧に追従する。
この時間の間、入力圧Poは、第1ピストン4の第1断
面積S4aに対して、ばね80を圧縮しながら第1ピストン
を外方に押し戻す力を与えている。
入力圧Poがその第1の制限値Po,1に達した時点で、弁
6は完全に閉じ、しかる後には、第2ピストン5を変位
させることによってのみ、第1室から第2室に向かう容
積変位をなすことができる。
しかしながら、かかる変位はばね9の抵抗に遭遇する
ので、出力圧P1はP1,1を越えて、入力圧Poよりも緩やか
に進展することになる。
入力圧Poが第2の制限値Po,2に達したとき、ピストン
5の軸方向面10は固定のすべり止め11に接触し、この第
2ピストンの右方に向かうそれ以上の移動が阻止され、
出力圧はその最終値P1,2に維持されるのである。
図1及び図2に図示した例に示すように、唯一の孔が
形成されている本体と単一の中空ピストンを使ってはい
るが、2つ以上の勾配を有する補償装置を製作すること
を可能とする本発明の一般概念は、様々な方法で実施す
ることができる。
しかるに、第1実施例は、その簡易性と、強さの勾配
(P1,2−P1,1)/(Po,2−Po,1)がここではもっぱら断
面積の比率によって決定されることとの両方の点で、幾
分か優れている。
更に、第1ピストン4が環状空間4bの各側部に異なる
環状断面積を有するように第1実施例の装置の孔1aに肩
部を形成することによって、このように変更した装置で
は、図3で点Po,2を越えてゼロではない勾配の第3の線
分で示される圧力に関した挙動を得ることが可能であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルブレー ロラン フランス国スタン 93240 アブニュ ガストン モンムソー 9 ビス (56)参考文献 特公 昭51−2575(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/26

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力圧を少なくとも入力圧の函数として変
    更する装置であって、 流体で満たされた少なくとも2つの圧力室に分割された
    孔(1a)が形成されていて、その第1室(2)が入力圧
    (Po)を受け、第2室(3)が出力圧(P1)を受ける伸
    長本体(1)と、 孔内を摺動し、第1及び第2室を画定するように働き、
    且つ第1及び第2室の圧力にそれぞれ晒される第1及び
    第2圧力断面積(S4a,S4b)を有する第1ピストン
    (4)と、 第1ピストンによって支持され、伸長本体に固着した要
    素(7)と協働して、この要素によって孔内での第1ピ
    ストンの位置の函数として開閉され、且つ第1及び第2
    室内の流体圧力の平衡をこれらの室の間の自由な容積変
    位によって許容するために、入力圧の値が制限値より低
    いときは連続して開いている弁(6)と、 その強さが圧力の前記制限値を変え且つ第1ピストンを
    弁が連続して開く連続開弁位置に向けて押圧する弾性力
    を第1ピストンに対して与える当接装置(8,80,81)
    と、 入力圧の値が制限値よりも高いときに第1ピストンをそ
    の連続開弁位置から離隔させ且つ第1室から第2室に向
    かう容積変位に対して少なくとも部分的な抵抗を与える
    ような方向に、弾性力の作用に抗し入力圧と共に増大す
    る力を第1ピストンに対して与える反動装置とを包含
    し、この反動装置が、第1ピストンに対して密封的に摺
    動し、少なくとも第1室の圧力に晒される圧力断面積
    (S5a)を有する第2ピストン(5)と、少なくとも第
    2ピストンに当接して少なくとも入力圧の函数として変
    形を生じさせる力を受け、この変形により入力圧の増加
    の作用を介して2個のピストンを相対端部位置に向けて
    相対的に変位させる変形可能な部材(8,9)と、両ピス
    トンがそれらの相対端部位置に達したとき両ピストンの
    付加の相対変位を防止するロック装置(10,11)とを備
    えている装置において、第1ピストン(4)が少なくと
    も部分的に環状であること、そして第2ピストン(5)
    が第1ピストンのこの環状部分の内部を摺動することを
    特徴とする装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、当接装置は
    変形可能な部材を構成する反動ディスク(8)を備えて
    いることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の装置において、第2ピスト
    ンは、このピストンの圧力断面積(S5a)に対する比率
    が第1ピストンの第1及び第2圧力断面積の比率(S4a/
    S4b)よりも大きい表面によって、変形可能な部材に接
    触していることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3記載の装置において、ロッ
    ク装置が、第2ピストン(5)に固着した横ピン(10)
    と、第1ピストン(4)に形成されピン(10)が通る半
    径方向開口(13)の停止面(11)と備えていることを特
    徴とする装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    装置において、弁(6)が、本質的に、第1ピストン
    (4)内に収容され、このピストンを通るオリフィスの
    内方縁部に対しばね(15)によって押圧されているボー
    ル(14)から成ること、そしてこの弁と協働する前記要
    素(7)が、本体に固着され、ボールを押し戻すために
    オリフィスを通過できるフィンガーであることを特徴と
    する装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の装置において、弁(6)が
    第1ピストン(4)の半径方向外方延長部によって形成
    される環状縁部から成ること、そしてこの弁と協働する
    要素(7)が、この環状縁部のためのシートを形成する
    シールであることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の装置において、第2ピスト
    ン(5)が第1及び第2室に対して同一の圧力断面積
    (S5a)を与えること、そして前記ロック装置が第1ピ
    ストンの外部に向けた第2ピストンの少なくとも1つの
    軸方向面(10)で構成することを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】請求項5ないし7のいずれか1項に記載の
    装置において、変形可能な部材(9)が、第1ピストン
    に対する第2ピストン(5)のこれらピストンの相対端
    部位置方向への相対変位に抵抗する方向に、この第2ピ
    ストンを押し戻すばねであることを特徴とする装置。
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