JP3514871B2 - 映像信号にデータを挿入するシステム及び方法 - Google Patents
映像信号にデータを挿入するシステム及び方法Info
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Description
係り、より詳細には、標準映像信号にデータを挿入する
システム及び方法に係る。
普及している。米国ではほぼ各家庭に少なくとも1台の
テレビ受像機がある。多くの家庭は、多数のテレビジョ
ンチャンネルを単一の同軸ケーブルにより家庭に接続す
るケーブルテレビジョンを有している。他の家庭及び会
社は、地球のまわりの静止軌道にある多数のサテライト
からテレビジョン信号を受信することのできる衛星用受
像機を有している。
ョンスタンダードコミッティ(NTSC)によって規定
されている。各テレビジョン信号は、映像信号と音声信
号とで構成される。NTSC信号は、白黒(B/W)テ
レビジョンのみが利用されていた時代に開発されたもの
で、その帯域巾は約4.8MHzである。このNTSC
信号は、所定の搬送波周波数に変調される。例えば、V
HFチャンネル2は、55.25MHzの搬送波周波数
を有する。隣接チャンネル間の周波数スペクトルの小さ
な間隔がチャンネル間の干渉を防止する。ケーブル放送
のような他の送信システムは、テレビジョンチャンネル
として異なる周波数を使用できる。
は、カラー信号をB/Wテレビジョン信号の正常な動作
に干渉しない仕方で追加することが重要であった。これ
は、クロミナンス信号を導入し、テレビジョン信号の各
走査線ごとにこのクロミナンス信号にその手前の走査線
に対して反転した位相をもたせる周波数で変調すること
により達成されている。各テレビジョンフレームには奇
数本の走査線があり、その結果、所与の走査線に対する
クロミナンス信号は、テレビジョン信号の交互のフレー
ムごとに反転される。この位相反転により、クロミナン
ス信号は、1つのフレームの時間にわたって一時的に且
つ2本の走査線のスペースにわたって垂直軸において空
間的に打ち消される。この打ち消しは、クロミナンス信
号が視聴者により輝度信号の一部として誤って見られる
のを防止する。この効果が、良く知られた人間の残像性
と組み合わされて、B/Wテレビジョンにおいてクロミ
ナンス信号を効果的に打ち消し、目立った干渉を生じさ
せないようにする。NTSC信号では、変調されたクロ
ミナンス信号が、周波数スペクトルの一部分において輝
度信号に重畳するが、この重畳により生じる干渉が最小
であるスペクトル部分において重畳するものである。
示されている。図1において明らかなように、映像信号
は、輝度(ルミナンス)信号2と、クロミナンス信号4
とで構成される。輝度信号2は、白黒及びカラーの両テ
レビジョン信号に対する信号輝度を与える。輝度信号2
は、テレビジョンの水平周波数に対応する15.75K
Hzごとにスペクトルピーク6を有する。輝度のスペク
トルピーク6の振幅は4.2MHzまで減少する。テレ
ビジョン信号は、特定の映像チャンネルに対しスペクト
ルに音声信号5を挿入できるように、4.2MHzの上
で抑制される。音声信号5は、4.5MHz搬送波で変
調される。
2.1MHzで始まるように導入される。クロミナンス
信号4は、クロミナンススペクトルピーク8を有し、こ
れも、周波数スペクトルにおいて15.75KHz離間
されている。クロミナンス信号は、図1のスペクトルの
拡大部分から明らかなように、クロミナンス信号のピー
クが輝度のピークとインターレースするように3.57
9545MHzの周波数(走査線周波数の半分の奇数
倍)において変調される。
6と、クロミナンスのスペクトルピーク8は、7.87
5KHz離間されている。図では、重畳しない周波数ス
ペクトルを示しているが、これら信号は走査線周波数に
対して周期的でないために、これら信号はある程度重畳
する。
数及び交番する位相は、付加的な輝度信号を、クロミナ
ンス信号と同様に一時的に且つ空間的に打ち消させる。
付加的な輝度信号は理想的には平均化されてゼロになる
が、実際には信号が平均化されてゼロになるのは時間と
共に不変である場合だけである。従って、付加的な輝度
信号は、それが不変である場合にのみ完全に打ち消され
る。信号処理に関しては、共通モード信号だけが完全に
打ち消される。差の信号は互いに打ち消されず、NTS
C信号に残留信号として残り、輝度信号との干渉を引き
起こす。残留信号の量は、付加的な輝度信号の帯域巾に
より左右される。帯域巾が広くなるほど、テレビの視聴
者へと送られて目に見えるようになる(干渉の形態で)
付加的な輝度信号の量が多くなる。
を回避するために帯域巾を減少することなく、付加的な
情報信号を映像信号に導入するためのシステム及び方法
が強く要望されることが明らかである。
を有する変調信号を発生する信号発生器を備えたシステ
ムにおいて実施され、各側波帯は、それらの位相が互い
に実質的に180°離れるような所定の位相を有する。
加算器は、上記変調信号と映像信号を加えて、変調され
た映像信号を発生する。映像受信器は、その変調映像信
号を復調して映像信号を回復し、上記変調信号は、映像
受信器によって復調されたときに打ち消される。信号プ
ロセッサ手段は、変調映像信号を受け取り、上下の側波
帯を有する回復された信号を発生し、各側波帯は、それ
らの位相が互いに実質的に0°離された所定の位相を有
する。復調器は、回復された信号を復調し、データ信号
が映像信号に挿入され、映像信号と共に送信されそして
映像信号から分離されるようにする。
送波周波数をデータ信号で変調して上下の側波帯を有す
る変調信号を発生する。信号プロセッサ手段は、上下の
側波帯の少なくとも一方を処理して、上下の側波帯の位
相が互いに実質的に180°離れるようにする。加算器
は、実質的に180°離れた位相関係をもつ上下の側波
帯を映像信号に加算して、変更された映像信号を発生す
る。映像受信器は、この変更された映像信号を復調して
映像信号を回復し、上下の側波帯は、映像受信器によっ
て復調されたときに実質的に180°の位相関係で互い
に打ち消し合う。逆信号プロセッサは、変更された映像
信号を受け取り、そして実質的に180°の位相関係を
もつ上下の側波帯の少なくとも一方を処理して、上下の
側波帯の位相が互いに実質的に0°になるようにする。
復調器は、実質的に0°の位相関係をもつ上下の側波帯
を復調してデータ信号を回復する。本発明のシステムの
送信器部分は、信号プロセッサ手段を使用して映像信号
にデータ信号を挿入し、データ信号を、負の周波数につ
いては第1の所定の位相をそして正の周波数については
第2の所定の位相を有する処理済み信号に変換できるよ
うにし、第1及び第2の位相は互いに実質的に180°
離される。変調器は、所定の搬送波周波数を処理済み信
号で変調して、変調信号を発生し、そして加算器は、こ
の変調信号を映像信号に加えて、データ信号及び映像信
号を含む変更された映像信号を発生する。1つの実施例
において、信号プロセッサ手段は、ヒルバート変換器で
ある。所定の搬送波周波数は、3.579545MHz
である。或いは又、所定の搬送波周波数は、1.25M
Hzであってもよい。
となくNTSC信号に付加的な情報信号を導入するため
のシステム及び方法を提供する。付加的な情報信号は、
アナログデータ信号でもデジタルデータ信号でもよい。
付加的な情報信号がどんな形態をとっても、ここではデ
ータ信号と称する。
ることを必要としない仕方でスペクトルの未使用部分に
データ信号を挿入する。データは簡単な変調器によって
フィルタされ変調されて、データ信号を映像信号に直接
挿入できるようにされる。更に、本発明の原理は、NT
SC標準映像信号の異なる部分にデータ信号を挿入でき
るようにする。
る。搬送波周波数を信号で変調するときには、変調プロ
セスにより上下の側波帯が形成される。これらの上下の
側波帯は、互いに鏡像関係である。公知のNTSC標準
映像信号においては、クロミナンス信号が約1.5MH
zの帯域巾を有する。クロミナンス信号は、3.579
545MHzのクロミナンス搬送波で変調される。便宜
上、クロミナンス搬送波の周波数は、3.58MHzに
丸められる。3.58MHzの信号はクロミナンス搬送
波周波数と称することを理解されたい。図2は、クロミ
ナンス信号の周波数スペクトル10、クロミナンス搬送
波の周波数スペクトル12、及び得られた変調された信
号の周波数スペクトル14を示している。下側波帯16
は、2.08MHzないし3.58MHzの範囲であ
り、そして上側波帯18は、通常、3.58MHzない
し5.08MHzの範囲である。しかしながら、NTS
C信号により使用される帯域巾の量を制限するために、
映像部分は、図3に示すように4.2MHzで始めてロ
ーパスフィルタされ、上側波帯18が部分的にカットオ
フされて、3.58MHzないし4.2MHzの約90
0KHzの残留側波帯20が残される。音声搬送波(図
示せず)は、残留側波帯20より上でスペクトルに入れ
られる。残留側波帯20は、下側波帯16と共に送信さ
れる。
ば、テレビ受像機を用いて)復調するために、クロミナ
ンス信号22は、図4のスペクトルに示すように、受像
機内で発生された3.58MHz搬送波24で再び変調
される。これは、上側波帯26と下側波帯28を形成す
る。下側波帯28は、0Hzでスタートする元の上下の
側波帯16及び18の像であり、そして上側波帯26
は、搬送波周波数の2倍に中心をもつ元の上下の側波帯
16及び18の像である。元の上下の側波帯は、第2回
目に変調されたときに単一の帯域を形成するように一緒
に加算される。
24は、図5に示すように、周波数応答曲線30を有す
るローパスフィルタで除去される。元の上側波帯は既に
ローパスフィルタされているので、図6に示された残り
の信号は、ローパスフィルタの作用を示す。従って、公
知のシステムは、NTSC信号の下側波帯16(図3参
照)と残留側波帯20の両方を送信する。
号からの全ての情報は、各側波帯に含まれている。2つ
の側波帯は冗長であり、元のデータ信号を完全に回復す
るのに必要でない。単一側波帯の送信は、今日の無線通
信で良く知られている。これは、変調側波帯の一方を抑
制し、送信器のエネルギーを残りの側波帯に集中できる
ようにする。しかしながら、テレビジョン送信技術が開
発されたときには、この技術は、単一側波帯送信では存
在しなかった。従って、たとえ冗長な情報が送信される
ことになっても、NTSC信号には両側波帯(下側波帯
16及び残留側波帯20)が含まれた。上下の側波帯に
より必要とされる帯域巾を最小にするために、NTSC
コミッティは、上記のように上側波帯の部分的なフィル
タ動作を許可した。たとえ近代的な技術が単一側波帯の
送信を使用できるとしても、NTSC規格は、残留上側
波帯を含む。従って、技術的な観点から、3.58MH
zないし4.2MHzのNTSC信号の領域は、輝度信
号により占有されるスペクトルの部分を除くと、本質的
に空き帯域である。これは、スペクトルのその部分にた
とえ信号が存在しても言えることである。
が、上記のようにクロミナンス信号を復調し、従って、
NTSC信号に存在する上下の側波帯の和が復調される
という事実を利用するものである。本発明は、上下の側
波帯におけるデータ信号を、受像機の通常の映像処理回
路により復調されたときに打ち消すことができる仕方
で、データ信号を変更する。本発明は、フレーム周期の
データ信号も必要としないし、データ信号を復調するた
めのバッファ作用も必要としない。
たシステム100において実施される。システム100
の送信器部分102において、データ信号104は、標
準的な映像信号106のスペクトルの未使用部分に挿入
される。信号発生器108は、データ信号104を、互
いに逆位相の(即ち、180°の位相関係の)二重の相
補的側波帯をもつ信号(DCSS)に変換する。このD
CSS信号は、二重の側波帯を有する典型的な変調信号
の場合と同様に、上下の側波帯が互いに単なる対称的な
鏡像ではないという特性を有する。むしろ、システム1
00の二重側波帯は、互いに非対称的な相補的な像であ
る。この非対称の相補的な特性は、受像機の通常の映像
処理回路によって付加的な信号を打ち消すことができ
る。このDCSS側波帯を発生するために使用できる技
術は種々様々なものがある。
り、2つの単一側波帯(SSB)発生器110a及び1
10bは、2つのDCSS側波帯を発生する。2つのS
SB発生器110a及び110bは、搬送波周波数11
2と、90°移相回路114により発生された搬送波周
波数の直角対応部分とによって各々変調される。SSB
発生器110aは、データ信号104を2つの別々の信
号経路において受け取って処理する。第1の信号経路に
おいては、データ信号104が変調器116aにより搬
送波周波数112で変調される。第2の信号経路におい
ては、先ず、データ信号は、ヒルバート変換器としても
知られている差動的フィルタ118aによって変調され
る。この差動的フィルタ118aは、データ信号104
の全ての周波数成分を90°だけシフトする。差動フィ
ルタ118aの位相対周波数のグラフが図9に示されて
いる。差動フィルタ118aの位相応答は、段階関数に
類似しているが、全ての負の周波数の位相を+90°で
変換しそして全ての正の周波数の位相を−90°で変換
する。この技術で良く知られたように、データ信号10
4は、該データ信号に対して負の周波数及び逆の位相を
もつ数学的な対応部を有している。例えば、0°位相の
1000Hz信号は、−1000Hz及び−180°位
相の数学的な対応部を有している。差動フィルタ118
aは、単一側波帯(SSB)ラジオ回路に一般に使用さ
れる公知の回路素子である。差動フィルタ118aは、
90°位相遅延をもつように構成できる。データ信号1
04を−90°移相すると、データ信号の数学的な対応
部は+90°移相される。
生器110aの第2の変調器120aにより90°移相
回路114からの搬送波信号で変調される。変調器11
6a及び変調器120aからの出力は、加算器122a
により互いに加算され、単一側波帯を形成する。
bの入力に接続される前にインバータ124によって反
転される。インバータ124は、SSB発生器110a
及び110bと共に、相補的な位相関係をもつ上下の側
波帯を発生する。SSB発生器110bの動作は、変調
器116b及び120bに接続される搬送波信号が逆に
される以外は、SSB発生器110aと同じである。即
ち、搬送波周波数112は、SSB発生器110bでは
変調器120bに接続されるが、この搬送波周波数は、
SSB発生器110aでは変調器116aに接続され
る。90°移相回路114からの搬送波信号は、SSB
発生器110bでは変調器116bに接続されるが、こ
の90°移相回路からの搬送波信号は、SSB発生器1
10aでは変調器120aに接続される。SSB発生器
110bにおいて搬送波を逆にしそしてインバータ12
4によりデータ信号104を反転することにより、SS
B発生器110bは、SSB発生器110aで発生され
る側波帯とは相補的な側波帯を発生する。SSB発生器
110aは上側波帯を発生し、一方、SSB発生器11
0bは下側波帯を発生する。
からの出力は加算器126により加算されて、変調され
たデータ信号128を発生する。SSB発生器110a
及び110bの動作は、当業者に良く知られている。
又、単一側波帯を発生するのに使用できる多数の他の技
術、例えば、不所望な側波帯を除去するためのフィルタ
を伴う二重側波帯変調、及び他の直角変調方法もあるこ
とが当業者に明らかであろう。
力は、変調されたデータ信号128であり、これは、い
かなる変調信号においても通常そうであるように、上下
の側波帯を含んでいる。しかしながら、上下の側波帯
は、互いに単なる鏡像ではなくて、互いに位相が反転さ
れている。これは、データ信号104に対する信号発生
器108の動作によるものである。変調されたデータ信
号128は、加算器130により映像信号106に加え
られ、標準映像信号106及びデータ信号104(変調
された形態の)を含む変更された映像信号132を発生
する。
134によって送信される。送信器134の出力は送信
信号136である。システム100と共に満足に使用す
ることのできるテレビジョン送信器は多数のものが知ら
れている。送信器134は、従来のテレビジョン送信器
でもよいし、従来のケーブルテレビ会社により使用され
るような送信器でもよいし、又はビデオレコーダにより
発生される信号等でもよい。送信器134の細部は、こ
こでは説明しない。システム100は、送信器134の
実際の形式により何ら限定されるものではないと考える
べきである。
送信器124によって左右される。送信信号136は、
高周波信号のような電磁信号、ワイヤケーブルの電気信
号、光ファイバケーブルの光学信号、等々のいかなる形
式のものでもよい。
号136を受信し、これを処理してデータ信号104及
び映像信号106を回復する。データ信号104及び映
像信号106は、受信部138内で個別に処理される。
理して映像信号106を回復する。標準テレビジョン要
素即ち映像要素である映像受信器140は、前記したよ
うに送信信号136を復調し、映像信号106を回復す
る。映像受信器140が送信信号136を復調するとき
には、送信信号136の変調データ信号128の成分が
打ち消される。というのは、相補的な側波帯だからであ
る。前記したように、変調されたデータ信号128の上
下の側波帯は、互いに鏡像で位相が反転されている。
又、前記したように、クロミナンス信号の復調は、クロ
ミナンス信号を別の3.58MHz搬送波で変調するこ
とを含む。これは、元の上下側波帯の和を含む下側波帯
を発生する。上下の側波帯は復調時に一緒に加えられる
ので、変調データ信号128の上下の側波帯の互いに逆
の位相は、映像受信器140が送信信号136を復調す
るときに互いに打ち消し合う。この打ち消しは、上下側
波帯が互いに完全に逆であるために完全に有効であるの
が理想的である。実際には、信号発生器108は、完全
に移相された信号対を発生することはできない。しかし
ながら、現在入手できる回路は、映像受信器140にお
いてデータ信号104を効果的に打ち消すに充分な高精
度の信号発生器108を形成できる。従って、システム
100は、いかなる映像信号にも使用でき、テレビジョ
ン、ビデオレコーダ又は他のビデオ装置の通常の動作に
干渉することはない。これは、スペクトルの未使用部分
をデータ信号104が効果的に占有できるようにする。
とは別に、システム100の送信器部分102が、図1
0に示す標準的な変調器160を用いてデータ信号10
4を変調し、上下の側波帯を形成することも考えられ
る。この標準的な変調器160の動作は公知であり、こ
こでは述べない。図10から明らかなように、上下の側
波帯は、帯域が180°の位相関係となるように個別に
処理される。バンドパスフィルタ162及び164は、
変調信号をフィルタして上下の側波帯を各々分離する。
移相器166及び168は、上下の側波帯を各々移相
し、これら側波帯が所要の180°位相関係をもつよう
にする。或いは又、システム100の受信器部分138
が単一の移相器を使用して、側波帯が所要の180°位
相関係をもつように上又は下の側波帯を移相することも
できる。移相された上下の側波帯は、加算器170によ
って互いに加えられ、上側波帯と下側波帯との間に18
0°の位相関係をもつ変調されたデータ信号128を発
生する。この変調されたデータ信号128は、前記した
ように、加算器130により映像信号106に加えられ
る。このように、変調されたデータ信号128の上下の
側波帯は、映像受信器140が送信信号136を処理す
るときに打ち消される。変調されたデータ信号128の
上下の側波帯間に180°の位相関係を形成する他の手
段も使用できる。
は、システム100の受信器部分において、変調された
データ信号128を送信信号136から分離することに
より回復される。従来のテレビ信号処理要素である信号
分離器142は、変調されたデータ信号128を含むク
ロミナンス信号を送信信号136から分離するのに使用
される。ここに示す好ましい実施例では、信号分離器
は、クロミナンスの搬送波周波数(3.579545M
Hz)を中心とするバンドパスフィルタである。変調さ
れたデータ信号128を含むクロミナンス信号は、信号
プロセッサ144によって処理される。直角復調器とも
称するこの信号プロセッサ144は、正及び負の周波数
の別の移相により回復された信号を発生する公知のSS
B要素である。その結果、回復された信号の上下の側波
帯に含まれたデータは、互いに0°の位相関係をもつこ
とになる。同時に、上下の側波帯に対して既に0°の位
相関係を有していたクロミナンス信号は、今度は、上下
の側波帯に対して180°の位相関係をもつことにな
る。従って、上下の側波帯に含まれたデータ信号104
は、それらが信号プロセッサ144によって復調される
ときに、もはや互いに打ち消し合わない。同時に、上下
の側波帯に含まれたクロミナンス信号は、上下の側波帯
におけるクロミナンス信号間に180°の位相関係があ
るので、信号プロセッサ144によって復調されたとき
に打ち消し合う。
11に示されている。図11の回路は、図8に示す信号
発生器108とほぼ同じである。図8及び11のSSB
発生器110a及び110bは同一であり、従って、説
明を簡単にするために同じ参照番号で示されている。搬
送波周波数112及び90°移相回路114も、図8の
対応部品と同一である。
4が必要とされない。というのは、データ信号104
は、180°の位相関係をもつ上下の側波帯を発生する
ように送信器部分102において既に処理されているか
らである。この技術で良く知られているように、各SS
B受信器110a及び110bの出力は、0Hzに位置
した下側波帯と、搬送波周波数の2倍に位置した上側波
帯とを備えている。SSB受信器110a及び110b
からの出力は、各々、ローパスフィルタ180a及び1
80bによって処理されて、上側波帯が除去される。下
側波帯はローパスフィルタ180a及び180bを通過
し、減算器182によって互いに差し引かれる。この減
算器は、ある信号を別の信号から差し引くのに使用され
る従来の部品である。従って、送信信号136からデー
タ信号104が回復される。このように、データ信号1
04は、スペクトルの一部分に容易に挿入することがで
き、そしてシステム100の受信部138において回復
することができる。データ信号104は、映像受信器1
40によって検出されないので、通常の映像動作に干渉
することはない。
ミナンス搬送波の残留側波帯に挿入される。スペクトル
のこの位置において、データ信号は約600KHzの帯
域巾を有する。或いは、データ信号104は、図11に
示すように、1.25MHzの映像搬送波に挿入されて
もよい。映像搬送波に関連した残留側波帯は、クロミナ
ンスの残留側波帯よりも若干大きい。データ信号104
は、テレビジョン送信源(即ち、テレビジョン放送局又
はケーブルテレビソース)においてNTSC映像信号に
挿入される。データ信号104がNTSC映像信号のス
ペクトルのクロミナンス部分に挿入されたときには、N
TSC基本帯域映像信号からデータ信号を回復すること
ができる。しかしながら、データ信号がNTSC映像信
号のスペクトルの輝度部分に挿入された場合には、同調
器がデー信号104を復調することが要求される。典型
的なテレビジョン同調回路のブロック図が図12に示さ
れており、高周波(RF)同調器200は、NTSC映
像信号及びデータ信号104を含むRF信号を受信す
る。中間周波(IF)段は、典型的に、44MHzのI
F搬送波周波数を使用して、IF周波数を中心とするI
F信号を発生する。復調器204は、IF信号を復調し
て、図1に示すNTSC基本帯域映像信号を発生する。
データ信号104が、前記のように、NTSC映像信号
のクロミナンス部分に挿入された場合は、信号分離器1
42は、復調器の出力に接続されたクロミナンス搬送波
周波数を中心とするバンドパスフィルタである。しかし
ながら、データ信号104がNTSC映像信号の輝度搬
送波部分に挿入される場合には、信号分離器142aが
IF搬送波周波数+1.25MHzを中心とするバンド
パスフィルタとなる。信号分離器142及び142a
は、前記のように処理される同一の出力信号を発生す
る。
のであった。本発明の原理は、ヨーロッパの国々で使用
されているフェーズ・オルターネーティング・ライン
(PAL)のようないかなる映像規格にも適用できるこ
とが容易に明らかであろう。
を説明したが、それらは本発明を単に解説するものに過
ぎず、本発明の広範な原理においてその細部を変更でき
ることが理解されよう。それ故、本発明は、特許請求の
範囲のみによって限定されるものとする。
である。
対する変調プロセスに使用される信号のスペクトルを示
す図である。
フィルタした後の公知のNTSC標準信号のスペクトル
を示す図である。
ロミナンス信号を回復するための公知システムを示す図
である。
フィルタする公知技術を示す図である。
のスペクトルを示す図である。
る。
曲線を示す図である。
図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 映像信号にデータ信号を挿入するシステ
ムにおいて、 上記データ信号を受け取りそして上下の側波帯をもつ変
調された信号を発生する信号発生器を備え、上記変調信
号の上記上下の側波帯は、これら上下の側波帯が互いに
実質的に180°離れるような位相関係を有し、 更に、上記変調信号と映像信号を加算して、変更された
映像信号を発生するような加算器と、 上記変更された映像信号を送信する送信器と、 上記変更された映像信号を受け取りそして上下の側波帯
をもつ回復された信号を発生するための信号プロセッサ
手段とを備え、この回復された信号の上下の側波帯は、
これら上下の側波帯が互いに実質的に0°離れるような
位相関係を有し、 更に、上記回復された信号を復調してデータ信号を回復
する復調器を備え、 これにより、データ信号が映像信号に挿入され、映像信
号と共に送信され、そして受信の後に映像信号から分離
されることを特徴とするシステム。 - 【請求項2】 映像信号にデータ信号を挿入するシステ
ムにおいて、 上記データ信号を受け取りそして上下の側波帯をもつ変
調された信号を発生する信号発生器を備え、上記変調信
号の上記上下の側波帯は、これら上下の側波帯が互いに
実質的に180°離れるような位相関係を有し、 更に、上記変調信号と映像信号を加算して、上記データ
信号及び映像信号を含む変更された映像信号を発生する
ような加算器とを備えたことを特徴とするシステム。 - 【請求項3】 映像信号にデータ信号を挿入するシステ
ムにおいて、 所定の搬送波周波数をデータ信号で変調して、上下の側
波帯を有する変調された信号を発生するための変調器
と、 上記変調された信号の上記上下の側波帯の少なくとも一
方を処理して、これら上下の側波帯の位相が互いに実質
的に180°移相されるようにするための信号プロセッ
サ手段と、 上記実質的に180°の位相関係をもつ上記変調された
信号の上記上下の側波帯を映像信号に加算して、データ
信号及び映像信号を含む変更された映像信号を発生する
ための加算器とを備えたことを特徴とするシステム。 - 【請求項4】 映像信号に挿入されそして映像信号と共
に送信されたデータ信号を回復するためのシステムであ
って、上記データ信号は、上下の側波帯を有する変調さ
れた信号へと処理され、この変調された信号の上下の側
波帯は、これら上下の側波帯が互いに実質的に180°
離れるような位相関係を有し、上記変調された信号は映
像信号に加えられて、変更された映像信号を発生し、上
記システムは、 上記変更された映像信号を受け取りそして上下の側波帯
をもつ回復された信号を発生する逆信号プロセッサを備
え、上記回復された信号の上下の側波帯は互いに実質的
に0°離れており、そして上記回復された信号の上記上
下の側波帯を受け取りそして上記回復された信号の上記
上下の側波帯を互いに差し引きしてデータ信号を回復す
るための減算回路を備え、 これにより、データ信号が映像信号に挿入され、映像信
号と共に送信され、そして受信の際に映像信号から分離
されることを特徴とするシステム。 - 【請求項5】 映像信号の一部分に挿入されそして映像
信号と共に送信されたデータ信号を回復するためのシス
テムであって、上記データ信号は所定の搬送波周波数で
変調されて、上下の側波帯を有する変調された信号を発
生し、該変調された信号の上下の側波帯の少なくとも一
方は、これら上下の側波帯の位相が互いに実質的に18
0°離れるように処理され、この実質的に180°の位
相関係をもつ上下の側波帯が映像信号に加えられて、変
更された映像信号を発生し、上記システムは、 実質的に180°の位相関係をもつ上下の側波帯を受け
取りそしてその実質的に180°の位相関係をもつ上下
の側波帯の少なくとも一方を処理して、上下の側波帯の
位相が互いに実質的に0°移相されるようにする逆信号
プロセッサと、 実質的に0°の位相関係をもつ上下の側波帯を復調し
て、データ信号を回復する復調器とを備えたことを特徴
とするシステム。 - 【請求項6】 上記所定の搬送波周波数は、3.579
545MHzである請求項1、2及び3のいずれかに記
載のシステム。 - 【請求項7】 上記所定の搬送波周波数は、1.25M
Hzである請求項1、2及び3のいずれかに記載のシス
テム。 - 【請求項8】 上記信号発生器は、ヒルバート変換器を
含む請求項1、2及び3のいずれかに記載のシステム。 - 【請求項9】 上記逆信号プロセッサは、逆ヒルバート
変換器を含む請求項4及び5のいずれかに記載のシステ
ム。 - 【請求項10】 上記逆信号プロセッサは、直角復調器
を含む請求項4及び5のいずれかに記載のシステム。 - 【請求項11】 映像信号にデータ信号を挿入する方法
において、 所定の搬送波周波数をデータ信号で変調して、上下の側
波帯を有する変調された信号を発生し、 上記変調された信号の上下の側波帯の少なくとも一方を
処理して、これら上下の側波帯の位相が互いに実質的に
180°移相されるようにし、 上記実質的に180°の位相関係をもつ上記上下の側波
帯を映像信号に加えて変更された映像信号を発生し、 上記実質的に180°の位相関係を有する上下の側波帯
の少なくとも一方を逆信号プロセッサにおいて処理し
て、それら上下の側波帯の位相が互いに実質的に0°移
相されるようにし、そして上記実質的に0°の位相関係
をもつ上下の側波帯を復調して、データ信号を回復す
る、 という段階を備えたことを特徴とする方法。 - 【請求項12】 映像信号にデータ信号を挿入する方法
において、 データ信号を所定の搬送波周波数で変調して、上下の側
波帯を有する変調された信号を発生し、この変調信号の
上記上下の側波帯は、これら上下の側波帯が互いに実質
的に180°離れるような位相関係を有し、そして上記
変調信号と映像信号を加算して、データ信号及び映像信
号を含む変更された映像信号を発生する、 という段階を備えたことを特徴とする方法。 - 【請求項13】 映像信号の一部分に挿入されそして映
像信号と共に送信されたデータ信号を回復するための方
法であって、上記データ信号は所定の搬送波周波数で変
調されて、上下の側波帯を有する変調された信号を発生
し、該変調された信号の上下の側波帯の少なくとも一方
は、これら上下の側波帯の位相が互いに実質的に180
°移相されるように処理され、この実質的に180°の
位相関係をもつ上下の側波帯が映像信号に加えられて、
変更された映像信号を発生し、上記方法は、 実質的に180°の位相関係を有する上下の側波帯の少
なくとも一方を処理して、上下の側波帯の位相が互いに
実質的に0°移相されるようにし、そして実質的に0°
の位相関係をもつ上下の側波帯を復調してデータ信号を
回復するという段階を備えたことを特徴とする方法。 - 【請求項14】 データ信号を処理する上記段階は、デ
ータ信号を実質的に90°位相遅延する請求項11に記
載の方法。 - 【請求項15】 上記所定の搬送波周波数は、3.57
9545MHzである請求項11及び12のいずれかに
記載の方法。 - 【請求項16】 上記所定の搬送波周波数は、1.25
MHzである請求項11及び12のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項17】 上記実質的に180°の位相関係をも
つ上記側波帯の一方を処理しそして上記変更された映像
信号を復調する上記段階は、上記変更された映像信号を
直角復調する請求項11及び13のいずれかに記載の方
法。
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