JP3514665B2 - 紙製植木鉢および紙製植木鉢の製造方法 - Google Patents

紙製植木鉢および紙製植木鉢の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、紙でできた紙製植
木鉢の製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の植木鉢は、陶器,磁器製が専らで
あったが、これらは重くてまた落としたりすると割れて
しまう欠点があった。そして、割れてしまったものを廃
棄するのにも難儀した。こうしたことから、紙製の植木
容器(実公平1−20848号公報)等の考案が提案さ
れてきた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の紙製植木容器は、内筒や外筒を別個に設けなければ
ならず、その製作が面倒であり、コスト高となってい
た。そして、内筒と外筒の2枚重ねの接着であるため、
所定の機械的強度維持を図るべく、内筒,外筒を厚紙で
形成しなければならなかった。また、小さな紙製植木容
器と大きな紙製植木容器とでは必要な機械的強度が当然
異なり、同じ厚みの紙を使用すると、製品は大きさの自
由度がなく一定範囲の大きさに限定された。例えば、大
きな紙製植木容器を造ろうとすると、板紙の厚みを増さ
ねばならず、取り揃える板紙の種類が増えるだけでな
く、その加工も板紙の厚みが増すぶん難しくなり大変な
ものであった。 【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、軽
量にして頑丈で、且つ、一定厚みの紙だけを用いても所
望の強度を確保しながら様々な大きさのものを低コスト
で自由自在に造れ、さらに再生紙の使用等が可能であり
環境にも優しい紙製植木鉢の製造方法を提供することを
目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の本発明の要旨は、板紙からなる紙を扇
形の帯状体に裁断し、その一側の所定幅について紙の厚
みを薄くし、次に、この帯状体をロール状に複数巻回し
層状に重なり合う互いの紙面同士を密着させると共に、
前述の紙を薄くした薄手部分が表面側にくるようにし、
且つ少なくともその両側縁を接着結合して中空円錐台の
筒体を形成し、その後、該筒体下縁の円に対し断面
[J]字状の溝を環状に形成する盤体とこの裏面に盤体
を支持するロッドを備える丸め加工機と、筒体の内周面
に接するテーパ状のプラグ本体にロッドを取着した押圧
プラグを使用して、前記プラグ本体を筒体に突っ込み筒
体に挿着し、また前記盤体の溝へ筒体下縁を嵌め込み、
しかる後、押圧プラグを丸め加工機に向け押圧しさらに
該押圧プラグのロッドを回転させるか、又は丸め加工機
を押圧プラグに向け押圧しさらに該丸め加工機のロッド
を回転させて、該筒体の下縁を内側に丸め、筒体の下縁
全周に亘ってリング状の凸部を設けて、植木鉢本体を完
成させる一方、貫通孔が板面に設けられた円板形の底板
を別個形成し、該底板を前記植木鉢本体の上面開口から
挿入して前記凸部上に載置できるようにしたことを特徴
とする紙製植木鉢の製造方法にある。 【0006】請求項の発明のごとく、帯状体を複数巻
回して筒体を形成し、該筒体の下縁を内側に丸めて凸部
を設けた植木鉢本体にすると、単純に巻き数を変えるこ
とによって所望の強度が確保された植木鉢本体ができる
ので、大きさの違う植木鉢本体を自在に造れる。しか
も、1枚の部材たる帯状体に手を加えて加工するだけで
あるので、植木鉢本体の製造が容易で低コストででき
る。そして、紙製植木鉢であるため、軽量にして丈夫で
また再生紙の使用等を図ることができる。板紙からなる
紙を扇形の帯状体に裁断し、その一側の所定幅について
紙の厚みを薄くし、この薄手部分が表面側にくるように
すると、接着剤(糊)を付けて接着結合した際に剥れが
出難いようになる。板紙からなる紙は、紙自体にコシが
有りラッパ状に巻くと平面に戻ろうとする力が働き、層
状に重なり合う紙は自然と密着し手で強く押してもその
錐面は凹み難くなる。筒体下縁の円に対し断面[J]字
状の溝を環状に形成する盤体とこの裏面に盤体を支持す
るロッドを備える丸め加工機と、筒体の内周面に接する
テーパ状のプラグ本体にロッドを取着した押圧プラグを
使用して、前記プラグ本体を筒体に突っ込み筒体に挿着
し、また前記盤体の溝へ筒体下縁を嵌め込み、しかる
後、押圧プラグを丸め加工機に向け押圧するか又は丸め
加工機を押圧プラグに向け押圧すると、板紙からなる紙
を巻いて剛体化し機械的強度を高めた筒体でも、より強
力で大きな圧縮力を加えれば自ら皺をつくりながら変形
していく。そして、溝に筒体下縁に嵌め、筒体を押圧し
ていくと該筒体の下縁を内側に丸め、断面[J]字状の
溝に沿うように形を変形していく。筒体下縁を押し潰し
て丸め、形状変形(収縮変形)を起した凸部は、紙が有
する復元力よりはるかに強大な力で付形されたものであ
るので、押圧プラグ,丸め加工機から取り出してもその
形が維持される。さらに、押圧プラグを丸め加工機に向
け押圧しさらに該押圧プラグのロッドを回転させるか、
又は丸め加工機を押圧プラグに向け押圧しさらに該丸め
加工機のロッドを回転させると、押圧力が筒体の下縁全
体にほぼ均等に分散され、より簡単に且つ形の整った凸
部をつくることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る紙製植木鉢お
よび紙製植木鉢の製造方法について詳述する。図1〜図
7は、本発明の紙製植木鉢および紙製植木鉢の一形態
で、図1は紙製植木鉢の斜視図、図2は帯状体と底板の
平面図、図3は筒体の斜視図、図4は凸部を形成する様
子を示した断面図、図5は図4の部分拡大図、図6は図
5から工程が進み凸部が完成した状態を示す断面図、図
7は紙製植木鉢の縦断面図である。 【0008】(1)紙製植木鉢の製造方法 紙製植木鉢は、まず所定厚みの紙が準備され、これを図
2のごとく扇形で全体が細長の帯状体2に裁断する。該
帯状体2を扇形にするのは、これを巻き上げたときにラ
ッパ状に上方に向って広がる植木鉢側壁11ができるよ
うにするためである。ここで使用する紙は段ボール原紙
(ライナー)等の板紙である。強度を維持した古紙入り
の疑似ライナーの生産が増加しており、ここでの紙もこ
のライナーを用いる。また、ライナーには水に強い撥水
ライナーや耐水ライナーが存在し、本実施形態で使う紙
も表面に撥水コート処理等が施されたものを使用する。 【0009】次に、上記帯状体2の一側の所定幅につい
て紙摺り機で紙の厚みを薄くする。この部分22を薄く
することで接着剤(糊)を付けて接着結合した際に剥れ
が出難いようにするためである。 【0010】その後、帯状体2をロール状に複数巻回し
層状に重なり合う互いの紙面同士を密着させると共に、
少なくともその両側縁12を接着結合して中空円錐台の
筒体3を形成する。前述の紙摺り機で薄くした薄手部分
22は表面側にくる。接着結合させるものとして本実施
形態はデンプンのりを使用する。また、紙面同士が重な
り合う部分の全面にデンプンのりを塗布し、全面に亘っ
て紙面同士を接着結合する。紙面についた余剰のデンプ
ンのりは除去される。ここでは、帯状体2を3回巻い
て、下円径が約100mmφ、上円形が約130mm
φ、筒状体高さが約180mmの筒体3を形成している
(図3)。1枚の紙ではしなやかで折れたり曲ったりし
易い紙21も、3回巻いて重なり合う互いの紙面同士2
1a〜21cを密着させると、剛体化し軽量にして頑丈
となる。紙自体にコシが有りラッパ状に巻くと平面に戻
ろうとする力が働き、層状に重なり合う紙21a〜21
cは自然と密着し3倍の厚みの紙を使ったごとくにな
る。手で強く押してもその錐面は凹み難くなる。帯状体
2を3回以上巻回し層状に密着させた筒体3を造れば、
より機械的強度を高めた大きな筒体形成に役立つ。同じ
厚みの紙21を用いても、巻回する回数を変えることに
よって自在の層状トータル厚みを選定し、必要強度の違
う小さなものから大きなものまで様々な筒体3に対応で
きる。上述のごとくの筒体3は、ときとして図3のよう
に筒体下縁31が揃わないときがある。こうした場合は
筒体下縁31を適宜トリミングを行う。 【0011】続いて、前記筒体3の下縁31を絞り込む
ように内側に丸め、筒体3の下縁全周に亘ってリング状
の凸部4を設ける(図1,図6)。押圧プラグ7と丸め
加工機8を使用して凸部4が設けられる。押圧プラグ7
は、筒体3の上半部の内周面に接するテーパ状のプラグ
本体71にロッド72を取着したものである。丸め加工
機8は表面側に溝811を形成した盤体81とこの裏面
で盤体81を支持するロッド82とを備える。盤体81
は筒体下縁31に嵌合し且つこの下縁31を筒体全周に
亘って内側へ丸めれるよう、筒体下縁31の円に対し断
面[J]字状の前記溝811を環状に形成する。 【0012】前記プラグ本体71を筒体3に突っ込み筒
体上部に挿着する。そして、盤体81の溝811へ筒体
下縁31を嵌め込み、しかる後、図4のようにロッド7
2に白抜き矢印のごとく押圧プラグ7側から丸め加工機
8に向けて力をかけていく。断面[J]字状の溝811
を設けたことによって、筒体下縁31は内側へ丸めら
れ、筒体3の下縁内側の全周に亘ってリング状の凸部4
が形成される。本実施形態におけるリング状に巻かれた
凸部4の内側への張り出しGは4〜6mm程度で、その
凸部4の高さHは5〜10mm程度である(図7)。押
圧プラグ7側を丸め加工機8に向けて力を加えるのと同
時にロッド72を回し筒体下縁31を溝811内で回転
させると、押圧力が筒体3の下縁全体にほぼ均等に分散
され、より簡単に且つ形の整った凸部4をつくることが
できる。ここでは、押圧プラグ7を固定状態の丸め加工
機8に向け押圧し、さらにロッド72を回転させたが、
逆に押圧プラグ7を固定し、丸め加工機8を押圧プラグ
7に向け押圧し、さらにロッド82を回転させることも
できる。 【0013】紙に関しては広げる(伸長)のは不可能で
あるが、縮める(収縮)のはある程度硬い紙にあっても
シワを形成させながら対応できる。前述のごとく、紙2
1を3回巻いて剛体化し機械的強度を高めた筒体3で
も、より強力で大きな圧縮力を加えれば自ら皺をつくり
ながら変形していく。図5のように溝811に筒体下縁
31に嵌め、筒体3を押圧していくと断面[J]字状の
溝811に沿うように形を変形していく(図6)。筒体
下縁31を押し潰して丸め、形状変形(収縮変形)を起
した凸部4は、紙21が有する復元力よりはるかに強大
な力で付形されたものであるので、押圧プラグ7,丸め
加工機8から取り出してもその形が維持される。かくし
て、筒体3の下縁全周に亘ってリング状の凸部4を設け
た植木鉢本体1が完成する。必要に応じ、植木鉢本体1
の表面には絵柄等が描かれる。 【0014】一方、貫通孔61が板面に設けられた円板
形の底板6を別個形成する。ここでの底板6は、植木鉢
本体1側のように層状に重ね合わせることなく、1枚も
のを使用している。植木鉢本体1より厚手の板紙が用い
られる。底板6の直径は凸部4がつくる環径にほぼ等し
く、該底板6を前記植木鉢本体1の上面開口から挿入し
て前記凸部4上に載置できるようにする。別体で製作し
ておいて、使用時に組立れば所望の紙製植木鉢となる。 【0015】(2)紙製植木鉢 前記製法で得られた紙製植木鉢は植木鉢本体1と底板6
とを具備する(図7)。植木鉢本体1は扇形の帯状体2
に裁断した紙をロール状に複数巻回し層状に重なり合う
互いの紙面同士を密着させて、且つ少なくともその両側
縁12を接着結合した中空円錐台形の筒体3に係る下縁
31を内側に丸め、該筒体3の下縁内側の全周に亘って
リング状の凸部4を設けたものである。凸部4は強い押
圧力で丸められており、凸部4が出来てしまえばその形
が崩れることはない。そして、底板6は貫通孔61を板
面に形成した円板形とし前記植木鉢本体1のラッパ状し
た上面開口から挿入して前記凸部4上に載置されるもの
となっている。符号Oは植木を植える土が入る中空部を
示す。 【0016】このように構成した紙製植木鉢および紙製
植木鉢の製造方法によれば、材料が紙製であるため陶
器,磁器製のものより軽くて扱い易い。紙製植木鉢であ
るため、当然落としても割れない。そして、1枚ものの
紙だと折り曲げたり凹ませたりできても、複数巻回し層
状に重なり合う互いの紙面同士を密着させ、少なくとも
その両側縁12を接着結合して筒体3を形成するので、
頑丈になり長期使用に耐える。紙が水分に弱いとされる
欠点も、帯状体2の表面に撥水性(防水性)の塗料や樹
脂コーティング等を適宜施すことによって容易に解消で
きる。とりわけ、本実施形態のように紙21の表面に撥
水コート処理したものが3回(複数回)巻かれて筒体3
が形成されると、撥水コート層が3重になるので、撥水
性効果も一段と高まる。紙の弱点である水に対して威力
を発揮し、植木鉢仕様に十分耐える。また、帯状体2に
裁断した紙21を複数巻回して植木鉢本体1(筒体3)
を形成しているので、同じ紙を使用しながらも巻回する
回数を調整することによって強度の異なる植木鉢本体1
を楽に造ることができる。要求される機械的強度が違う
小さなものから大きなものまで、同じ厚みの紙を用いて
対応できる。何種類もの厚みの違う材料を準備する必要
がなく、在庫管理が楽になるばかりか生産ラインに同一
材料を流すことができ製造も容易になる。 【0017】さらに、いくつもの部品を製作しこれらを
組みつけていくのでなく、所定大きさに裁断した帯状体
2に手を加えていくだけで植木鉢本体1ができるので、
その製造はいたって簡単になる。帯状体2を巻回しのり
付け形成した筒体3の下縁31を丸めて凸部4を設けれ
ば植木鉢本体1が出来上がる。1枚で厚みのある紙を使
用しこれを巻回して筒体3を造ったとしても、1枚もの
では紙が硬くなり筒体下縁31を丸め凸部4を形成する
のは困難になる。これに対し、本発明では、複数枚(3
枚)重ねとしていることから、丸めて凸部4を造る際、
複数枚の紙21a〜21cがそれぞれ独立して独自の動
きで丸まって凸部4を楽に形成することができる。1枚
では腰が弱い紙を活用し、これを層状に重なり合うよう
巻回することによって所望の硬さ,頑強な筒体3とす
る。既述のごとく、紙の特性を活かして、層状に重なり
合う紙面を密着させて強い紙製植木鉢本体1を得る。1
枚では弱い紙を複数枚(3枚)重ねることによって頑丈
な植木鉢本体1が出来上がる。 【0018】加えて、紙製植木鉢であるため、廃棄処分
し易い。焼却しても公害を出さない。古紙等のリサイク
ルを図ることができ、さらに、筒体3を形成する際の接
着剤もデンプンのり使用のため、ボンド等の化学剤と違
って環境に優しい。また、陶器製植木鉢等と違い、本発
明の紙製植木鉢は紙の質感が繊細且つ柔らかで観葉植物
用の植木鉢として好適なものとなる。紙製植木鉢である
ため、印刷,デザイン性に富み絵柄を描き易く、趣きを
与え、観葉植物用の植木鉢に一層優れたものとなる。 【0019】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。植木鉢本体1,帯状体2,筒体3等の
形状,大きさ等は用途にあわせて適宜選択できる。例え
ば、帯状体2の紙に段ボール原紙を用いたが、これに限
定されるものではない。また、実施形態では帯状体2を
3回巻回して筒体3を形成したが、勿論3回の巻き数に
限らない。 【0020】 【発明の効果】以上のごとく、本発明の紙製植木鉢の製
造方法によれば、軽量にして頑丈で、しかも一定厚みの
紙だけを使用して所望の強度を確保しながら様々な大き
さのものが自在に造れ、また再生紙の使用等も可能であ
るなど多大な効を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の紙製植木鉢の一形態で、紙製植木鉢の
斜視図である。 【図2】帯状体と底板の平面図である。 【図3】筒体の斜視図である。 【図4】凸部を形成する様子を示した断面図である。 【図5】図4の部分拡大図である。 【図6】図5から工程が進み凸部が完成した状態を示す
断面図である。 【図7】紙製植木鉢の縦断面図である。 【符号の説明】 1 植木鉢本体 12 側縁 2 帯状体22 薄手部分 3 筒体 31 下縁 4 凸部 6 底板 61 貫通孔7 押圧プラグ 71 プラグ本体 72 ロッド 8 丸め加工機 81 盤体 82 ロッド

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 板紙からなる紙を扇形の帯状体に裁断
    し、その一側の所定幅について紙の厚みを薄くし、
    に、この帯状体をロール状に複数巻回し層状に重なり合
    う互いの紙面同士を密着させると共に、前述の紙を薄く
    した薄手部分が表面側にくるようにし、且つ少なくとも
    その両側縁を接着結合して中空円錐台の筒体を形成し
    その後、該筒体下縁の円に対し断面[J]字状の溝を環
    状に形成する盤体とこの裏面に盤体を支持するロッドを
    備える丸め加工機と、筒体の内周面に接するテーパ状の
    プラグ本体にロッドを取着した押圧プラグを使用して、
    前記プラグ本体を筒体に突っ込み筒体に挿着し、また前
    記盤体の溝へ筒体下縁を嵌め込み、しかる後、押圧プラ
    グを丸め加工機に向け押圧しさらに該押圧プラグのロッ
    ドを回転させるか、又は丸め加工機を押圧プラグに向け
    押圧しさらに該丸め加工機のロッドを回転させて、該筒
    体の下縁を内側に丸め、筒体の下縁全周に亘ってリング
    状の凸部を設けて、植木鉢本体を完成させる一方、貫通
    孔が板面に設けられた円板形の底板を別個形成し、該底
    板を前記植木鉢本体の上面開口から挿入して前記凸部上
    に載置できるようにしたことを特徴とする紙製植木鉢の
    製造方法。
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