JP3513137B2 - レーダ用アンテナ及びレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法 - Google Patents

レーダ用アンテナ及びレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法

Info

Publication number
JP3513137B2
JP3513137B2 JP2002007368A JP2002007368A JP3513137B2 JP 3513137 B2 JP3513137 B2 JP 3513137B2 JP 2002007368 A JP2002007368 A JP 2002007368A JP 2002007368 A JP2002007368 A JP 2002007368A JP 3513137 B2 JP3513137 B2 JP 3513137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
slit
metal conductor
shaped metal
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002007368A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003209435A (ja
Inventor
茂樹 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002007368A priority Critical patent/JP3513137B2/ja
Publication of JP2003209435A publication Critical patent/JP2003209435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3513137B2 publication Critical patent/JP3513137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の前方監
視用レーダ等に用いられるレーダ用アンテナに関し、特
に偏向ねじり反射をする反射鏡とこれに対向する反射鏡
の2つの反射鏡を有するレーダ用アンテナ、及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば文献「INTRODUCTION TO
RADAR SYSTEMS second Edition」(Merrill I. Skolnik
著)第243頁に示された従来のレーダ用アンテナを示
す構成図である。図15において、ケース15の内面の
一部には、第1の反射鏡としての放物面反射鏡16が一
体に形成されている。また、ケース15の内部には、放
物面反射鏡16に対向する第2の反射鏡としての平面反
射鏡17が配置されている。平面反射鏡17は、アクチ
ュエータ18によって駆動され、これにより電波の方向
が変えられる。平面反射鏡17の中央部には、放物面反
射鏡16へ向けて電波を放射する一次放射器19が設け
られている。放物面反射鏡16の形状は、放物線を中心
線16aまわり回転させた3次元に変化している曲面で
構成されている。
【0003】また、従来の偏向ねじり反射手段を持つ反
射鏡を使用したレーダ用アンテナとしては、例えば、米
国特許番号6,150,991公報で提案されているも
のがある。この文献に示された反射鏡も、放物線を中心
線まわり回転させた曲面で構成されている。反射鏡に偏
向ねじり反射手段を持たせるには、一般に誘電体の表面
に細いスリット状の金属導体を形成して実現すれば良
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の偏向ねじり反射
手段を持つレーダ用アンテナおいては、少なくとも1つ
の反射鏡が放物線を中心線まわり回転させた3次元変化
する曲面で構成されている。そして、この放物面の反射
鏡に偏向ねじり反射手段を持たせるには、反射鏡の表面
に細いスリット状の金属導体を形成すれば良い。しかし
ながら、3次元で変化している反射鏡の表面に細いスリ
ット状の金属導体を精度良く形成することは非常に難し
い。そのため、レーダ用アンテナが高価になる原因とな
っていた。
【0005】また、従来のレーダ用アンテナでは、電波
ビームパターンの形状は基本的に円形である。そのた
め、電波ビームパターンを縦に長い楕円の形状に変形さ
せたい場合、一つの方法として円形の反射板の上下を切
り取った形状にする方法がある。しかしながら、この方
法は、一部の反射エネルギーを無駄にすることにつなが
り、効率を低下させる一因となっていた。
【0006】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、偏向ねじり反射手段を持つレー
ダ用アンテナにおいて、容易に製造することができ、ま
た上下方向と左右方向で異なる電波ビーム幅を持つレー
ダ用アンテナとその反射鏡の製造方法を得ることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーダ用
アンテナは、平板状の誘電体、及び誘電体の反射側面に
設けられたスリット状金属導体を有し、平板が反射面側
を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線状に丸められた
形状をなし、電波の偏向方向による選択的反射をする第
1の反射鏡と、平板状の誘電体、誘電体の反射側面に設
けられたスリット状金属導体、及び誘電体の反射側面と
反対側の面に設けられた全面金属導体を有し、平板が反
射面側を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線状に丸め
られた形状をなし、電波に対して偏向ねじり反射をする
第2の反射鏡とを有し、第1の反射鏡は、第2の反射鏡
から第2の反射鏡の焦点までの距離の半分の位置又はそ
の近傍の位置に配置され、且つ第1の反射鏡と第2の反
射鏡は、湾曲軸を含む反射鏡中心面を互いに直交させ
て、反射面を対向させて配置され、第2の反射鏡の第1
の反射鏡により折り返された焦点付近に配置された一次
放射器をさらに有する。
【0008】また、第1の反射鏡と第2の反射鏡は、誘
電体に熱可塑性樹脂を用いて作製され、平板状の熱可塑
性樹脂の一側主面にスリット状金属導体が形成され、加
熱されて断面放物線状に丸められる。
【0009】また、スリット状金属導体は、平面のフィ
ルム上に印刷または蒸着により形成され、フィルムが誘
電体に接着または熱圧着されて、第1の反射鏡と第2の
反射鏡が作製される。
【0010】また、スリット状金属導体は、平面のフィ
ルム上に印刷または蒸着により形成され、フィルムが誘
電体の射出成形時に誘電体と一体に接合されて、第1の
反射鏡と第2の反射鏡が作製される。
【0011】また、スリット状金属導体は、平面のフィ
ルム上に形成され、このフィルム上に形成されたスリッ
ト状金属導体が、誘電体に圧着転写されて、第1の反射
鏡と第2の反射鏡が作製される。
【0012】また、第2の反射鏡のスリット状金属導体
は、湾曲軸に平行に形成されている。
【0013】また、第2の反射鏡を目的の方向に駆動す
る駆動手段を有している。
【0014】また、第1の反射鏡を目的の方向に駆動す
る駆動手段を有している。
【0015】また、一次放射器を目的の方向に駆動する
駆動手段を有している。
【0016】また、複数個の一次放射器と、複数個の一
次放射器を順次切り換える切換手段を有する。
【0017】また、第1の反射鏡は、ケースに一体に形
成されている。
【0018】また、この発明に係るレーダ用アンテナの
反射鏡の製造方法は、平板状の誘電体、及び誘電体の反
射側面に設けられたスリット状金属導体を有し、平板が
反射面側を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線状に丸
められた形状をなし、電波の偏向方向による選択的反射
をする第1の反射鏡と、平板状の誘電体、誘電体の反射
側面に設けられたスリット状金属導体、及び誘電体の反
射側面と反対側の面に設けられた全面金属導体を有し、
平板が反射面側を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線
状に丸められた形状をなし、湾曲軸を含む反射鏡中心面
を第1の反射鏡の湾曲軸を含む反射鏡中心面と互いに直
交させて第1の反射鏡と反射面を相互に対向させて配置
され電波に対して偏向ねじり反射をする第2の反射鏡と
を有するレーダ用アンテナの第1の反射鏡と第2の反射
鏡の製造方法であって、スリット状金属導体が平面上に
形成されるスリット状金属導体形成工程と、スリット状
金属導体が湾曲される湾曲工程とを含む。
【0019】また、スリット状金属導体形成工程におい
ては、熱可塑性樹脂を用いて作製された平板状の誘電体
の一側主面にスリット状金属導体が形成され、湾曲工程
においては、平板状の誘電体が加熱されて断面放物線状
に丸められる。
【0020】また、スリット状金属導体形成工程におい
ては、スリット状金属導体が平面のフィルム上に印刷ま
たは蒸着により形成され、湾曲工程においては、フィル
ムが断面放物線状に丸められた誘電体に接着または熱圧
着される。
【0021】また、スリット状金属導体形成工程におい
ては、スリット状金属導体が平面のフィルム上に印刷ま
たは蒸着により形成され、湾曲工程においては、フィル
ムが湾曲された状態で射出成型内に配置され、誘電体の
射出成形時に誘電体に一体に接合される。
【0022】また、スリット状金属導体形成工程におい
ては、スリット状金属導体が平面のフィルム上に形成さ
れ、湾曲工程においては、フィルム上に形成されたスリ
ット状金属導体が、断面放物線状に丸められた誘電体に
圧着転写される。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明のレ
ーダ用アンテナの実施の形態を示す斜視図である。図1
において、1は第1の反射鏡である。2は第1の反射鏡
1に対向して設けられた第2の反射鏡である。3は第2
の反射鏡2の中央部に設けられた一次放射器である。4
は第2の反射鏡2の裏面に設けられ第2の反射鏡2を駆
動する駆動手段としてのアクチュエータである。5は第
2の反射鏡2の回転中心軸である。一次放射器3及び回
転中心軸5は、第2の反射鏡2の湾曲軸2a上に配置さ
れている。
【0024】第1の反射鏡1は、平板が電波の反射面側
を内側にして内面が湾曲軸1aに対して平行となるよう
に断面放物線状に丸められた形状をなしている。すなわ
ち、湾曲軸1aに垂直な断面は放物線状をなし、湾曲軸
1aに平行な断面は直線状をなしている。そして、第1
の反射鏡1は、湾曲軸1aを含む反射鏡中心面に対して
面対称な形状をなしている。第2の反射鏡2も同じく、
平板が電波の反射面側を内側にして内面が湾曲軸2aに
対して平行となるように断面放物線状に丸められた形状
をなしている。すなわち、湾曲軸2aに垂直な断面は放
物線状をなし、湾曲軸2aに平行な断面は直線状をなし
ている。そして、第2の反射鏡2は、湾曲軸2aを含む
反射鏡中心面に対して面対称な形状を成している。
【0025】第1の反射鏡1は、第2の反射鏡2から第
2の反射鏡2の焦点までの距離の半分の位置又はその近
傍の位置に配置されている。そして、第1の反射鏡1と
第2の反射鏡2は、湾曲軸1a,2aを含む反射鏡中心
面を互いに直交させて、反射面を対向させて配置されて
いる。
【0026】図2は湾曲軸1aを含む第1の反射鏡1の
反射鏡中心面での断面図である。図2において、第2の
反射鏡2は焦点距離F1の放物線の曲率をもつ断面をな
している。一方、第1の反射鏡1は直線の断面をなして
いる。
【0027】図3は湾曲軸2aを含む第2の反射鏡2の
反射鏡中心面での断面図である。図3において、第2の
反射鏡2は直線の断面をなしている。一方、第1の反射
鏡1は焦点距離F2の放物線の曲率を持つ断面をなして
いる。ここで、焦点距離F2は焦点距離F1のほぼ半分
の関係となるように設計されている。尚、第1の反射鏡
1は、従来例のようにケースに一体に形成されてもよ
い。
【0028】図4は第2の反射鏡2の湾曲される前の正
面図である。図5は第2の反射鏡2の湾曲される前の断
面図である。図4及び図5において、一次放射器3を配
置するための穴は省略されている。6は平板状の誘電体
である。7は誘電体6の反射側面に設けられたスリット
状のスリット状金属導体である。8は誘電体6の反射側
面と反対側の面に全面にわたって設けられた全面金属導
体である。
【0029】第2の反射鏡2は、電波の偏向ねじり反射
を実現するため、平板状の誘電体6に対して、電波を反
射する反射側面には、スリット状のスリット状金属導体
7がメッキあるいはエッチング等で全面にわたって形成
され、一方、反対側の面には、全面金属導体8がメッキ
等により全面にわたって形成されている。
【0030】スリット状金属導体7の角度は、反射する
電波の偏波の方向に対し45度に設定されている。本実
施の形態では電波の偏波の方向は図4に対して左斜め4
5度に対応するように湾曲軸2aに対して平行なスリッ
トとされている。
【0031】図6は第1の反射鏡1の湾曲される前の正
面図である。図7は第1の反射鏡1の湾曲される前の断
面図である。図6及び図7において、9は平板状の誘電
体である。10は誘電体9の反射側面に設けられたスリ
ット状のスリット状金属導体である。
【0032】第1の反射鏡1は、電波の偏向方向による
選択的反射を実現するために、平板状の誘電体9に対
し、電波を反射する反射側面には、スリット状のスリッ
ト状金属導体10がメッキあるいはエッチング等で全面
にわたって形成されている。
【0033】スリット状金属導体10の角度は、1次放
射器3から出射された電波の偏波の方向に対し直角に設
定されている。本実施の形態では電波の偏波の方向は図
6に対して左斜め45度に対応するように右斜め45度
方向のスリットとされている。
【0034】本実施の形態は、アンテナから外部へ放射
される電波の偏波方向が右斜め45度となる例である。
一次放射器3から右斜め45度方向の偏波で放射された
電波は、左斜め45度方向に配置されたスリット状金属
導体10を持つ第1の反射鏡1で反射される。そして、
第1の反射鏡1の放物線形状の曲面により電波ビームは
湾曲軸1aに対して垂直方向が平行になる。
【0035】次に、湾曲軸2aに対して平行に配置され
たスリット状金属導体7による偏向ねじり反射手段を持
った第2の反射鏡1で反射される際に、90°偏波方向
が変えられて左斜め45度方向の偏波となり、電波ビー
ムは湾曲軸2aに対して垂直にされ、第1の反射鏡1の
スリット状金属導体10の間を通過して空中に放射され
る。
【0036】本実施の形態の電波ビームパターンは、方
向により異なる焦点距離を持つ第1、第2の反射鏡1、
2の組み合わせによって、上下、左右のビーム幅が異な
る。本実施の形態で、一次放射器3が均一の放射特性を
もっている場合、湾曲軸2a方向が広く、湾曲軸1a方
向のビーム幅が狭いビーム形状となる。自動車の前方監
視用レーダなどでは、水平方向は分解能を確保するため
幅の細い電波ビームとされ、一方、垂直方向はある程度
広い幅の電波ビームが必要とされる場合が多く、本実施
の形態のレーダ用アンテナを湾曲軸1aを水平方向にし
て車両に設置すれば最適なものとなる。
【0037】本実施の形態のレーダ用アンテナにおい
て、電波ビームの方向を変えるには、偏向ねじり反射手
段を持った第2の反射鏡2をアクチュエータ4によって
駆動すれば良い。すなわち、図8に示すように回転中心
軸5を揺動の軸として第2の反射鏡2を矢印A方向に揺
動させればよい。
【0038】また、電波ビームの方向を変える他の方法
としては、図9に示すように、第2の反射鏡2を湾曲軸
2aに垂直な方向に矢印Bで示すように平行運動させる
ようにしても良い。
【0039】また、電波ビームの方向を変えるさらに他
の方法としては、図10に示されるように、3a,3
b,3cの3個の一次放射器3を湾曲軸2aに垂直な方
向に並設し、電波ビーム方向により使用する一次放射器
3を切り換える方法としても良い。
【0040】尚、電波ビームの方向を変えるためには、
第1の反射鏡1を駆動しても良いし、一次放射器3を駆
動しても良い、また、より広い角度で性能を確保するた
めに第1の反射鏡1と第2の反射鏡2をともに駆動して
も良い。また本発明のアンテナの特徴として、図8に示
す方法の場合、電波ビームの角度は第2の反射鏡2の角
度の2倍になるので、アクチュエータ4の駆動幅が小さ
くても大きな電波スキャン角度を得ることができる。
【0041】次に、スリット状金属導体7の製法につい
て説明する。本発明のレーダ用アンテナの反射鏡は、平
板を断面放物線形状に丸めたものであるので、平面から
曲面への形状変更が非常に容易である。そのため、従来
の回転放物線面では実施が難しい加工法も容易に実施で
きる。
【0042】図11はスリット状金属導体7の製法の一
例を説明する説明図である。熱可塑性樹脂でなる平板状
の誘電体6に、プリント基板の製法などと同様な手段で
あるフォトエッチングや印刷等によりスリット状のスリ
ット状金属導体7を形成し、裏面に全面金属導体8を形
成し、これを熱してプレス型21a,21b内にいれ矢
印C方向に圧縮して曲面を形成しその後冷却する。湾曲
されることによりスリット状金属導体7の表面は若干圧
縮されるが、曲げる方向に垂直なスリット形状とするこ
とで、金属表面の皺の発生などを防止することができ
る。また、誘電体樹脂を形状保持に使用せず、スリット
形状でない金属を強度のある板金で構成し、プレスによ
り形状を作成しても良い。
【0043】図12は薄いフィルム7aにスリット状金
属導体7のパターンを生成後、プレス型22で矢印D方
向に押圧することにより、予め曲面に成形された誘電体
6に貼りつけるまたは圧着する方法である。フィルム7
aと誘電体6は、電波の不用意な反射を防ぐため、同一
の素材が望ましいが電波の波長に対し厚みが十分薄けれ
ば誘電率の違う素材でも良い。
【0044】図13は薄いフィルム7aにスリット状金
属導体7のパターンを生成後、これを樹脂射出成型型2
3a,23b内に入れ、樹脂6aを充填して誘電体の成
型時にフィルム7aと誘電体を接合させて誘電体上にス
リット状金属導体7を形成する。
【0045】図14は転写用フィルム7b上にパターン
を生成し、誘電体6熱圧着することで、スリット状金属
導体7を誘電体6に転写させる方法である。
【0046】尚、図11から図14で示した第2の反射
鏡2の製造方法は、概略同じ方法で、第1反射鏡1も製
造することができる。
【0047】
【発明の効果】この発明に係るレーダ用アンテナは、平
板状の誘電体、及び誘電体の反射側面に設けられたスリ
ット状金属導体を有し、平板が反射面側を内側にして湾
曲軸に平行に断面放物線状に丸められた形状をなし、電
波の偏向方向による選択的反射をする第1の反射鏡と、
平板状の誘電体、誘電体の反射側面に設けられたスリッ
ト状金属導体、及び誘電体の反射側面と反対側の面に設
けられた全面金属導体を有し、平板が反射面側を内側に
して湾曲軸に平行に断面放物線状に丸められた形状をな
し、電波に対して偏向ねじり反射をする第2の反射鏡と
を有し、第1の反射鏡は、第2の反射鏡から第2の反射
鏡の焦点までの距離の半分の位置又はその近傍の位置に
配置され、且つ第1の反射鏡と第2の反射鏡は、湾曲軸
を含む反射鏡中心面を互いに直交させて、反射面を対向
させて配置され、第2の反射鏡の第1の反射鏡により折
り返された焦点付近に配置された一次放射器をさらに有
する。そのため、偏向ねじり反射手段を持つレーダ用ア
ンテナにおいて、容易に製造することができ、また、焦
点距離が直交する方向のビーム方向が異なる為、効率を
落とさずに楕円形状の電波ビームパターンを得ることが
できる。
【0048】また、第1の反射鏡と第2の反射鏡は、誘
電体に熱可塑性樹脂を用いて作製され、平板状の熱可塑
性樹脂の一側主面にスリット状金属導体が形成され、加
熱されて断面放物線状に丸められる。そのため、平面に
おいて、スリット状金属導体が精度良く作成され、その
後、断面放物線状に丸められることで偏向ねじり反射手
段を持つレーダ用アンテナを容易に作製することがで
き、安価なアンテナとすることができる。
【0049】また、スリット状金属導体は、平面のフィ
ルム上に印刷または蒸着により形成され、フィルムが誘
電体に接着または熱圧着されて、第1の反射鏡と第2の
反射鏡が作製される。そのため、平面において、スリッ
ト状金属導体が精度良く作成され、その後、誘電体に接
着または熱圧着されることでレーダ用アンテナを容易に
作製することができ、安価なアンテナとすることができ
る。
【0050】また、スリット状金属導体は、平面のフィ
ルム上に印刷または蒸着により形成され、フィルムが誘
電体の射出成形時に誘電体と一体に接合されて、第1の
反射鏡と第2の反射鏡が作製される。そのため、平面に
おいて、スリット状金属導体が精度良く作成され、その
後、誘電体の射出成形時に誘電体と一体に接合されるこ
とでレーダ用アンテナを容易に作製することができ、安
価なアンテナとすることができる。
【0051】また、スリット状金属導体は、平面のフィ
ルム上に形成され、このフィルム上に形成されたスリッ
ト状金属導体が、誘電体に圧着転写されて、第1の反射
鏡と第2の反射鏡が作製される。そのため、平面におい
て、スリット状金属導体が精度良く作成され、その後、
スリット状金属導体が、誘電体に圧着転写されることで
レーダ用アンテナを容易に作製することができ、安価な
アンテナとすることができる。
【0052】また、第2の反射鏡のスリット状金属導体
は、湾曲軸に平行に形成されている。そのため、金属表
面の皺の発生などを防止することができる。
【0053】また、第2の反射鏡を目的の方向に駆動す
る駆動手段を有している。そのため、電波ビームの方向
を容易に変えることができる。
【0054】また、第1の反射鏡を目的の方向に駆動す
る駆動手段を有している。そのため、電波ビームの方向
を容易に変えることができる。
【0055】また、一次放射器を目的の方向に駆動する
駆動手段を有している。そのため、電波ビームの方向を
容易に変えることができる。
【0056】また、複数個の一次放射器と、複数個の一
次放射器を順次切り換える切換手段を有する。そのた
め、電波ビームの方向を容易に変えることができる。
【0057】また、第1の反射鏡は、ケースに一体に形
成されている。そのため、部品点数を少なくすることが
でき、より安価なアンテナとすることができる。
【0058】また、この発明に係るレーダ用アンテナの
反射鏡の製造方法は、平板状の誘電体、及び誘電体の反
射側面に設けられたスリット状金属導体を有し、平板が
反射面側を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線状に丸
められた形状をなし、電波の偏向方向による選択的反射
をする第1の反射鏡と、平板状の誘電体、誘電体の反射
側面に設けられたスリット状金属導体、及び誘電体の反
射側面と反対側の面に設けられた全面金属導体を有し、
平板が反射面側を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線
状に丸められた形状をなし、湾曲軸を含む反射鏡中心面
を第1の反射鏡の湾曲軸を含む反射鏡中心面と互いに直
交させて第1の反射鏡と反射面を相互に対向させて配置
され電波に対して偏向ねじり反射をする第2の反射鏡と
を有するレーダ用アンテナの第1の反射鏡と第2の反射
鏡の製造方法であって、スリット状金属導体が平面上に
形成されるスリット状金属導体形成工程と、スリット状
金属導体が湾曲される湾曲工程とを含む。そのため、ス
リット状金属導体は、平面において、細いスリット状の
金属導体が精度良く作成され、その後の湾曲工程で曲面
にすることで容易に作製することができ、安価なアンテ
ナとすることができる。
【0059】また、スリット状金属導体形成工程におい
ては、熱可塑性樹脂を用いて作製された平板状の誘電体
の一側主面にスリット状金属導体が形成され、湾曲工程
においては、平板状の誘電体が加熱されて断面放物線状
に丸められる。そのため、平面において、スリット状金
属導体が精度良く作成され、その後、断面放物線状に丸
められることで偏向ねじり反射手段を持つレーダ用アン
テナを容易に作製することができ、安価なアンテナとす
ることができる。
【0060】また、スリット状金属導体形成工程におい
ては、スリット状金属導体が平面のフィルム上に印刷ま
たは蒸着により形成され、湾曲工程においては、フィル
ムが断面放物線状に丸められた誘電体に接着または熱圧
着される。そのため、平面において、スリット状金属導
体が精度良く作成され、その後、誘電体に接着または熱
圧着されることでレーダ用アンテナを容易に作製するこ
とができ、安価なアンテナとすることができる。
【0061】また、スリット状金属導体形成工程におい
ては、スリット状金属導体が平面のフィルム上に印刷ま
たは蒸着により形成され、湾曲工程においては、フィル
ムが湾曲された状態で射出成型内に配置され、誘電体の
射出成形時に誘電体に一体に接合される。そのため、平
面において、スリット状金属導体が精度良く作成され、
その後、誘電体の射出成形時に誘電体と一体に接合され
ることでレーダ用アンテナを容易に作製することがで
き、安価なアンテナとすることができる。
【0062】また、スリット状金属導体形成工程におい
ては、スリット状金属導体が平面のフィルム上に形成さ
れ、湾曲工程においては、フィルム上に形成されたスリ
ット状金属導体が、断面放物線状に丸められた誘電体に
圧着転写される。そのため、平面において、スリット状
金属導体が精度良く作成され、その後、スリット状金属
導体が、誘電体に圧着転写されることでレーダ用アンテ
ナを容易に作製することができ、安価なアンテナとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレーダ用アンテナの実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】 湾曲軸を含む第1の反射鏡の反射鏡中心面で
の断面図である。
【図3】 湾曲軸を含む第2の反射鏡の反射鏡中心面で
の断面図である。
【図4】 第2の反射鏡の湾曲される前の正面図であ
る。
【図5】 第2の反射鏡の湾曲される前の断面図であ
る。
【図6】 第1の反射鏡の湾曲される前の正面図であ
る。
【図7】 第1の反射鏡の湾曲される前の断面図であ
る。
【図8】 回転中心軸を揺動の軸として第2の反射鏡を
揺動させる様子を示す説明図である。
【図9】 第2の反射鏡を湾曲軸に垂直な方向に平行運
動させる様子を示す説明図である。
【図10】 3個の一次放射器を湾曲軸に垂直な方向に
並設し切り換える様子を示す説明図である。
【図11】 誘電体に熱可塑性樹脂を用いて作製され、
平板状の熱可塑性樹脂の一側主面にスリット状金属導体
が形成され、加熱されて断面放物線状に丸められる作製
方法を示す説明図である。
【図12】 スリット状金属導体が平面のフィルム上に
印刷または蒸着により形成され、フィルムが誘電体に接
着または熱圧着される作製方法を示す説明図である。
【図13】 スリット状金属導体が平面のフィルム上に
印刷または蒸着により形成され、フィルムが誘電体の射
出成形時に誘電体と一体に接合される作製方法を示す説
明図である。
【図14】 スリット状金属導体が平面のフィルム上に
形成され、このフィルム上に形成されたスリット状金属
導体が、誘電体に圧着転写される作製方法を示す説明図
である。
【図15】 従来のレーダ用アンテナを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の反射鏡、1a 第1の反射鏡の湾曲軸、2
第2の反射鏡、2a第2の反射鏡の湾曲軸、3 一次放
射器、4 アクチュエータ(駆動手段)、5第2の反射
鏡の回転軸、6 第2の反射鏡の誘電体、7 第2の反
射鏡のスリット状金属導体、8 第2の反射鏡の全面金
属導体、9 第1の反射鏡の誘電体、10 第1の反射
鏡のスリット状金属導体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 15/00 - 19/195 G01S 7/03 H01Q 3/24

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の誘電体、及び該誘電体の反射側
    面に設けられたスリット状金属導体を有し、平板が前記
    反射面側を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線状に丸
    められた形状をなし、電波の偏向方向による選択的反射
    をする第1の反射鏡と、 平板状の誘電体、該誘電体の反射側面に設けられたスリ
    ット状金属導体、及び該誘電体の前記反射側面と反対側
    の面に設けられた全面金属導体を有し、平板が前記反射
    面側を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線状に丸めら
    れた形状をなし、電波に対して偏向ねじり反射をする第
    2の反射鏡とを有し、 前記第1の反射鏡は、前記第2の反射鏡から該第2の反
    射鏡の焦点までの距離の半分の位置又はその近傍の位置
    に配置され、且つ前記第1の反射鏡と前記第2の反射鏡
    は、前記湾曲軸を含む反射鏡中心面を互いに直交させ
    て、前記反射面を対向させて配置され、 前記第2の反射鏡の前記第1の反射鏡により折り返され
    た焦点付近に配置された一次放射器をさらに有すること
    を特徴とするレーダ用アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記第1の反射鏡と前記第2の反射鏡
    は、前記誘電体に熱可塑性樹脂を用いて作製され、平板
    状の該熱可塑性樹脂の一側主面に前記スリット状金属導
    体が形成され、加熱されて断面放物線状に丸められるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のレーダ用アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記スリット状金属導体は、平面のフィ
    ルム上に印刷または蒸着により形成され、該フィルムが
    前記誘電体に接着または熱圧着されて、前記第1の反射
    鏡と前記第2の反射鏡が作製されることを特徴とする請
    求項1に記載のレーダ用アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記スリット状金属導体は、平面のフィ
    ルム上に印刷または蒸着により形成され、該フィルムが
    前記誘電体の射出成形時に該誘電体と一体に接合され
    て、前記第1の反射鏡と前記第2の反射鏡が作製される
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーダ用アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記スリット状金属導体は、平面のフィ
    ルム上に形成され、このフィルム上に形成された前記ス
    リット状金属導体が、前記誘電体に圧着転写されて、前
    記第1の反射鏡と前記第2の反射鏡が作製されることを
    特徴とする請求項1に記載のレーダ用アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記第2の反射鏡の前記スリット状金属
    導体は、前記湾曲軸に平行に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のレーダ用アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記第2の反射鏡を目的の方向に駆動す
    る駆動手段を有していることを特徴とする請求項1に記
    載のレーダ用アンテナ。
  8. 【請求項8】 前記第1の反射鏡を目的の方向に駆動す
    る駆動手段を有していることを特徴とする請求項1に記
    載のレーダ用アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記一次放射器を目的の方向に駆動する
    駆動手段を有していることを特徴とする請求項1に記載
    のレーダ用アンテナ。
  10. 【請求項10】 複数個の前記一次放射器と、該複数個
    の一次放射器を順次切り換える切換手段を有することを
    特徴とする請求項1に記載のレーダ用アンテナ。
  11. 【請求項11】 前記第1の反射鏡は、ケースに一体に
    形成されていることを特徴とする請求項1から9のいず
    れかに記載のレーダ用アンテナ。
  12. 【請求項12】 平板状の誘電体、及び該誘電体の反射
    側面に設けられたスリット状金属導体を有し、平板が前
    記反射面側を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線状に
    丸められた形状をなし、電波の偏向方向による選択的反
    射をする第1の反射鏡と、 平板状の誘電体、該誘電体の反射側面に設けられたスリ
    ット状金属導体、及び該誘電体の前記反射側面と反対側
    の面に設けられた全面金属導体を有し、平板が前記反射
    面側を内側にして湾曲軸に平行に断面放物線状に丸めら
    れた形状をなし、前記湾曲軸を含む反射鏡中心面を前記
    第1の反射鏡の前記湾曲軸を含む反射鏡中心面と互いに
    直交させて前記第1の反射鏡と前記反射面を相互に対向
    させて配置され電波に対して偏向ねじり反射をする第2
    の反射鏡とを有するレーダ用アンテナの前記第1の反射
    鏡と前記第2の反射鏡の製造方法であって、 前記スリット状金属導体が平面上に形成されるスリット
    状金属導体形成工程と、 前記スリット状金属導体が湾曲される湾曲工程とを含む
    ことを特徴とするレーダ用アンテナの反射鏡の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記スリット状金属導体形成工程にお
    いては、熱可塑性樹脂を用いて作製された平板状の前記
    誘電体の一側主面に前記スリット状金属導体が形成さ
    れ、 前記湾曲工程においては、平板状の前記誘電体が加熱さ
    れて断面放物線状に丸められることを特徴とする請求項
    12に記載のレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記スリット状金属導体形成工程にお
    いては、前記スリット状金属導体が平面のフィルム上に
    印刷または蒸着により形成され、 前記湾曲工程においては、前記フィルムが断面放物線状
    に丸められた前記誘電体に接着または熱圧着されること
    を特徴とする請求項12に記載のレーダ用アンテナの反
    射鏡の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記スリット状金属導体形成工程にお
    いては、前記スリット状金属導体が平面のフィルム上に
    印刷または蒸着により形成され、 前記湾曲工程においては、前記フィルムが湾曲された状
    態で射出成型内に配置され、前記誘電体の射出成形時に
    該誘電体に一体に接合されることを特徴とする請求項1
    2に記載のレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記スリット状金属導体形成工程にお
    いては、前記スリット状金属導体が平面のフィルム上に
    形成され、 前記湾曲工程においては、前記フィルム上に形成された
    前記スリット状金属導体が、断面放物線状に丸められた
    前記誘電体に圧着転写されることを特徴とする請求項1
    2に記載のレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法。
JP2002007368A 2002-01-16 2002-01-16 レーダ用アンテナ及びレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法 Expired - Fee Related JP3513137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007368A JP3513137B2 (ja) 2002-01-16 2002-01-16 レーダ用アンテナ及びレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007368A JP3513137B2 (ja) 2002-01-16 2002-01-16 レーダ用アンテナ及びレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003209435A JP2003209435A (ja) 2003-07-25
JP3513137B2 true JP3513137B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=27645900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002007368A Expired - Fee Related JP3513137B2 (ja) 2002-01-16 2002-01-16 レーダ用アンテナ及びレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3513137B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012185010A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Mitsubishi Electric Corp レーダ断面積測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003209435A (ja) 2003-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6081234A (en) Beam scanning reflectarray antenna with circular polarization
US5579021A (en) Scanned antenna system
JP2897970B2 (ja) 半縦列構造の同一表面成形反射器
EP2372835A1 (en) Multibeam antenna device
JPH07240624A (ja) 層状アンテナ
EP1291966B1 (en) Planar antenna for beam scanning
WO2001065640A1 (fr) Antenne a ondes de fuite dielectrique a structure monocouche
US4786914A (en) Meanderline polarization twister
KR20010020244A (ko) 다중 주파수 안테나용 커플러
JP3513137B2 (ja) レーダ用アンテナ及びレーダ用アンテナの反射鏡の製造方法
JP4089043B2 (ja) ビームスキャン用平面アンテナ
US4100548A (en) Bifocal pillbox antenna system
US6404399B1 (en) Radar antenna
JP2017034644A (ja) アンテナ装置およびセクタアンテナ装置
US6456254B1 (en) Laminated dielectric reflector for a parabolic antenna
JPH04120903A (ja) 平面アンテナ
US3795003A (en) Schwarzschild radar antenna with a unidirectional turnstile scanner
JP4579951B2 (ja) 反射鏡アンテナ
JP2005191982A (ja) アンテナ
JP3038768B2 (ja) 薄形アンテナ
JP2008122188A (ja) 車両用レーダ装置
JP2000201020A (ja) アンテナ装置
WO2004004070A1 (ja) アンテナ装置およびその指向性利得調整方法
US3408654A (en) Scanning antenna
JP2008510390A (ja) マルチビームアンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees