JP3508928B2 - 携帯装置、携帯ゲーム装置 - Google Patents

携帯装置、携帯ゲーム装置

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JP3508928B2
JP3508928B2 JP2001263420A JP2001263420A JP3508928B2 JP 3508928 B2 JP3508928 B2 JP 3508928B2 JP 2001263420 A JP2001263420 A JP 2001263420A JP 2001263420 A JP2001263420 A JP 2001263420A JP 3508928 B2 JP3508928 B2 JP 3508928B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯可能
な程度に小型化された、コンピュータを利用の携帯装置
乃至携帯ゲーム装置に関し、特には静電気を扱う携帯装
置乃至携帯ゲーム装置に関する。
【0002】
【発明の背景】手持ち可能な程度に小型化された、コン
ピュータを利用の携帯装置乃至携帯ゲーム装置は、種々
存在する。それこそ枚挙に暇がない。
【0003】かかる携帯装置乃至携帯ゲーム装置は数あ
れども、静電気を扱ったものは数少ない。静電気は、特
に冬場には避けられないものであり、誰もがその、例え
ば不意の放電による痛みを甘受してはいるものの、それ
を好む人がいないのが特徴的である。従って、静電気を
避けられたり、更には静電気を楽しむことのできる携帯
装置乃至携帯ゲーム装置が存在すれば、その需要は大き
いと考えられる。
【0004】以下に説明する本発明は、本願発明者が得
た上述の知見に基づくものであり、静電気を取り扱う携
帯装置乃至携帯ゲームに関するものである。
【0005】
【発明の開示】本願発明者は、以下の発明を提案する。
以下の発明は2つに大別される。便宜上、これらの一方
を第1発明と、他方を第2発明と呼び、以下の説明を行
うこととする。
【0006】第1発明は、携帯装置に関する。第1発明
に係る携帯装置は以下のものである。第1発明の携帯装
置は、ユーザの肌の所定部位に当接させる第1電極と、
前記第1電極を介して検出されたユーザの肌の所定部位
の電位と、所定の基準電位とを比較して、両者の間の電
位差を検出する静電電位検出手段と、前記静電電位検出
手段の検出した前記電位差が、予め定めた基準電位差を
超えているか否かを判定する判定手段と、前記電位差が
予め定めた基準電位差を超えていると前記判定手段が判
定したときに、静電気に関する注意をユーザに促す警報
手段と、を備えて構成される。この携帯装置は、ユーザ
が肌身離さず持ち歩ける程度に小型化されている。そし
て、その第1電極をユーザの肌に常に当接させておくこ
とが可能なものとされる。従来、静電気の発生が嫌われ
る工場などで、ある人間がその時点でどの程度帯電して
いるかを測定器具はあったものの、第1発明に係る携帯
装置のような、携帯可能なものは存在しなかった。つま
り、日常生活の中で生じる静電気の発生を、ユーザに知
らせられるような携帯装置は従来存在しなかった。第1
発明による携帯装置であれば、日常生活の中で生じる静
電気の発生をユーザが知ることが容易になるため、ユー
ザにとって有用である。
【0007】第1発明の携帯装置の警報手段は、ユーザ
の肌の所定部位の電位と、所定の基準電位と間の電位差
が基準電位差を超えているときに、静電気に関する注意
をユーザに促せるものであれば、その構成はどのような
ものでもよい。警報手段は、以下のようなものとするこ
とができる。例えば、所定の画像を表示する表示手段
と、該表示手段に表示される画像を制御するものであ
り、且つ前記電位差が前記基準電位差を超えていると前
記判定手段が判定した場合に、前記画像を変化させるよ
うにされている画像制御手段とを含んでおり、前記画像
の変化により、静電気に関する注意をユーザに促すよう
に構成されていてもよい。画像を用いることにより、静
電気が発生したことを、ユーザが直感的に理解できるよ
うになる。この場合、上述の表示手段には、所定のキャ
ラクタが表示されるようになっており、前記画像制御手
段は前記電位差が前記基準電位差を超えていると前記判
定手段が判定した場合に、前記キャラクタを変化させる
ように構成されていてもよい。このようにキャラクタの
変化を用いれば、ユーザに、静電気の発生を楽しませる
ことができるようになる。警報手段は、また、所定の音
を出力する音出力手段と、該音出力手段から出力される
音を制御するものであり、且つ前記電位差が前記基準電
位差を超えていると前記判定手段が判定した場合に、前
記音を変化させるようにされている音制御手段とを含ん
でおり、前記音の変化により、静電気に関する注意をユ
ーザに促すように構成されていてもよい。音を用いるこ
とで、忙しい場合など、ユーザに画面を見るなどの手間
を要求することが難しい場合でも、ユーザに注意の喚起
を行えるようになる。上記音の変化は、出力する音を変
化させる場合、音を出力する、しないを変化させる場合
の双方を含む。
【0008】第1発明の携帯装置は、第1電極と導通可
能とされた第2電極を備えていてもよい。この第2電極
は、それを第1電極と導通させた状態で所定の導体に接
触させることで、第1電極及び第2電極を介してユーザ
の肌から導体へと放電を行えるようなものとすることが
できる。静電気が嫌われる主たる理由は、人体が強く帯
電している場合における人体から導体への放電時に、痛
みが生じるからである。上述の如き放電用の第2電極を
採用することで、人体に痛みが生じないような状態での
放電を実現できるようになる。
【0009】第1発明の携帯装置は、上述のように、ユ
ーザの肌の所定部位の電位と、所定の基準電位とを判定
手段が比較し、両者の間の電位差が、予め定めた基準電
位差を超えている場合に、静電気に関する注意をユーザ
に促すものとされている。第1発明における基準電位
は、どのように定めても良い。例えば、第2電極を導体
に接触させた状態で前記放電を行わせたときのユーザの
肌の電位とすることができる。この場合の導体はアース
のとれた状態とされたものとすることができる。そのと
きには、アースのとれたその導体の電位が基準電位とな
る。第1発明における基準電位差は、どのようなときに
ユーザに注意を促すべきかという事情に応じて適宜に決
定することができる。基準電位差は、第2電極を導体に
接触させて放電を行わせたときのユーザの肌の電位を基
準電位とする上述の場合であれば、例えば、上述の電位
差が当該基準電位差であるときに、第2電極を介さない
でユーザの肌から放電が行われると、そのユーザが痛み
を感じるような範囲内に定めることができる。このよう
に基準電位差を定めれば、警報手段により注意を促され
たユーザは、第2電極を介さないで放電が生じないよう
に注意することができるようになる。第2電極は、痛み
をユーザに感じさせないような状態で、上記放電を行え
るように構成することができるが、この場合、警報手段
により注意を促されたユーザは、第2電極を介して導体
に放電を行うように注意することで、痛みを感じないよ
うにしながら体に溜まった電荷を外部に放電できるよう
になる。痛みを感じないような放電を可能とするには、
第2電極自体の抵抗値を、例えば、放電時にスパークが
生じない程度に大きくしておくか、第2電極に対して、
第1電極との間における抵抗を放電時にスパークが生じ
ない程度に大きくするための他の抵抗器を付加しておけ
ば良い。アースした導体とユーザの体の電位を等電位に
し、このときの電位を基準電位とした場合、基準電位差
を、例えば、1500〜2000Vの間に入るように決
めておけば、電位差が基準電位差であるときに、第2電
極を介さないでユーザの肌から放電が行われると、その
ユーザが痛みを感じることになる。尚、上述の基準電位
差は、1つだけとする必要はない。基準電位差は、低電
位差側から高電位差側にわたって複数設けられていると
共に、前記電位差が、最も低電位差側の基準電位差を超
えているときに、前記ユーザの肌から前記第2電極を介
さずに放電が行われると、当該ユーザが痛みを感じるよ
うな範囲に定められている携帯装置も実現可能である。
複数の基準電位差をすべて、上述の電位差が基準電位差
にあるときに、第2電極を介さずに放電がなされたら、
ユーザが痛みを感じるような範囲とする例である。複数
の基準電位差のうちの幾つかを、電位差が基準電位差に
あるときに、第2電極を介さずに放電がなされても、ユ
ーザが痛みを感じないような範囲とすることもできる。
基準電位差が複数ある場合、警報手段は、電位差が増大
するにつれて複数回、ユーザに注意を促すことになる。
複数回行われる注意の促しの形態は、すべて同じでも良
いし、そのうちの少なくとも一つを他と異なるものとす
ることもできる。電位差が大きくなるほど、ユーザに注
意を促す程度を大きくすることも可能である。注意を促
す程度の変化は、例えば、画像によりユーザに注意を促
す場合であれば、警告を行うための文字の意味内容を電
位差が大きくなるにつれて過激にすることや、キャラク
ターの表情をより慌てているように変化させることによ
り、音によりユーザに注意を促す場合であれば、電位差
が大きくなるにつれて出力音の大きさを大きくしたり、
出力音の発生間隔を狭めたり、或いは音声で出力する言
葉の内容を過激にすることにより、行えばよい。
【0010】第1発明の携帯装置における第1電極は、
上述のように、ユーザの肌に当接した状態を保つ必要が
ある。このような観点からすれば、第1発明に係る携帯
装置は、第1電極をユーザの肌の所定部位に当接させた
状態で、当該携帯装置を、ユーザの身体の所定の部位に
固定する固定手段を備えるものとするのがよい。この場
合の携帯装置は、第1電極、静電電位検出手段、判定手
段、及び警報手段を収める筐体を備えており、上記固定
手段は、筐体をユーザの腕に腕時計のような状態で固定
するバンドとされてなるものとすることができる。この
ような携帯装置は、使用し易く、美観の面からも優れた
ものとなる。
【0011】第2発明は、携帯ゲーム装置に関する。第
2発明に係る携帯ゲーム装置は以下のものである。この
携帯ゲーム装置は、所定の画像を表示する表示手段と、
該表示手段に表示される画像を制御する画像制御手段
と、ユーザの肌の所定部位に当接させる第1電極と、前
記第1電極を介して検出されたユーザの肌の所定部位の
電位と、所定の基準電位とを比較して、両者の間の電位
差を検出する静電電位検出手段と、前記静電電位検出手
段が検出した前記電位差に基づいて所定のゲームを実行
するゲーム実行手段と、を備えてなり、前記画像制御手
段は、前記ゲーム実行手段が実行した前記ゲームの結果
を表示するように前記表示手段を制御するように構成さ
れている。この携帯ゲーム装置は、コンピュータを利用
して実現される携帯ゲーム装置における入力のための手
段として、第1電極を用いることとし、且つ入力する情
報として静電電位を用いることとしたものである。従来
にはないこのような入力手段を採用することで、ユーザ
に新たな遊興性を提供できるようになる。また、この携
帯ゲーム装置では、入力されるのが、静電電位というユ
ーザの意思とは無関係で、且つユーザがその存在や大き
さを知覚できないものであるため、ゲーム実行結果がユ
ーザの予想を超えることも多い。それ故、ユーザに新鮮
な楽しさを提供できることになる。
【0012】ゲーム実行手段が実行するゲームは、どの
ようなものでも構わない。静電電位の大小に応じて所定
のキャラクタを育成する育成ゲームや、静電電位が所定
の値よりも大きいか小さいかを当てるようなゲームを、
ゲーム実行手段が実行するようになっていてもよい。ま
た、ゲーム実行手段は、所定のゲームとして占いゲーム
を実行するようになっていてもよい。
【0013】占いの例としては、運勢占い、より詳細に
は、運勢の良し悪しを少なくとも2段階で判定する運勢
占いを挙げることができる。この場合の携帯ゲーム装置
は、第1電極と導通可能とされた第2電極を備えてお
り、且つそのゲーム実行手段が、例えば、スパークを伴
う放電の回数に基づいて、運勢を判定するように構成さ
れているものとすることができる。この場合におけるゲ
ーム実行手段は、所定時間あたりのスパークを伴う放電
の回数が所定の回数より多い場合に、所定時間あたりの
スパークを伴う放電の回数が前記所定の回数より少ない
場合よりも運勢が悪いと判定するようにされていてもよ
い。スパークを伴う放電が頻繁に生じるということは、
即ち、静電気が発生しやすい状況にあるということであ
るから、これをもって運勢が悪いと判定するようにした
例である。スパークを伴う放電の回数に基づいて運勢を
判定するようにされたこの携帯ゲーム装置は、スパーク
を伴う放電がなされた日時乃至時間を、所定の回数分記
録する手段を備えており、且つそのゲーム実行手段が、
所定回数のスパークを伴う放電が過去に行われるに要し
た時間に基づいて、運勢を判定するようにされていても
よい。
【0014】占いゲームの他の例として、相性占いを挙
げることができる。相性占いは、携帯ゲーム装置を装着
したユーザと他のユーザとの相性を診断するものであ
る。この場合の携帯ゲーム装置は、第1電極と導通可能
とされた第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との
間の電位差を測定する電位差測定手段とを備えるものと
することができる。そして、そのゲーム実行手段は、前
記第1電極を前記ユーザの肌に接触させた状態で、他の
ユーザの肌を前記第2電極に接触させた場合に、前記電
位差測定手段が測定した前記第1電極と前記第2電極と
の間の電位差に基づいて、ゲームを実行するようにされ
ていてもよい。2つの電極から入力される両ユーザの肌
の電位に基づいて、両者の相性を診断せんとするもので
ある。2つの電極から入力される両ユーザの肌の電位に
基づいて、両者の相性を診断する場合、ゲーム実行手段
は、電位差測定手段が測定した前記第1電極と前記第2
電極との間の電位差に基づいて、前記ユーザと前記他の
ユーザとの相性占いについてのゲームを実行するように
構成されていてもよい。この場合におけるゲーム実行手
段は、前記電位差測定手段が測定した前記第1電極と前
記第2電極との間の電位差が所定の値よりも小さい場
合、前記第1電極と前記第2電極との間の電位差が所定
の値よりも大きい場合よりも、前記ユーザと前記他のユ
ーザとの相性が良いと判定するようにすることができ
る。両ユーザの肌の電位が近いほど両ユーザの相性が良
いと判断するものである。
【0015】携帯ゲーム装置は、他のゲーム装置と通信
を行う通信手段を備えていてもよい。これにより、第2
発明の携帯ゲーム装置で実行されるゲームは、より多様
なものとなり、ユーザにより幅広い楽しみを提供できる
ようになる。携帯ゲームが通信を行う手段を備えている
場合のゲーム実行手段は、通信手段により互いに交換し
た、前記静電電位検出手段で検出した電位差についての
データを用いて、ゲームを実行するようになっていても
よい。この場合の携帯ゲーム装置は、自機の静電電位検
出手段で検出した前記電位差と、前記通信手段を介して
他の携帯ゲーム装置から受け付けた前記電位差とに基づ
いて、ゲームを実行するようになっていてもよい。自機
で生成された電位差についての情報と、他の携帯ゲーム
装置で生成された電位差の情報との双方を用いてゲーム
を実行するようにすることで、ゲームの幅をより一層広
げられるようになる。この場合、前記ゲーム実行手段
は、その携帯ゲーム装置を身につけたユーザについての
電位差と、他の携帯ゲーム装置を有する他の携帯ゲーム
装置に測定される電位差とを対比し、いずれかが大きい
かということに基づいて、両ユーザの勝ち負けを判定す
るものとなっていてもよい。
【0016】この携帯ゲーム装置も、第1発明に係る携
帯装置の場合と同様の、固定手段を備えていてもよい。
この固定手段は、前記第1電極をユーザの肌の所定部位
に当接させた状態で、前記携帯ゲーム装置を、前記ユー
ザの身体の所定の部位に固定するものである。この場合
の筐体は、表示手段、画像制御手段、第1電極、前記静
電電位検出手段、及び前記ゲーム実行手段を収める筐体
を備えており、前記固定手段は、前記筐体をユーザの腕
に腕時計のような状態で固定するバンドとされていても
構わない。
【0017】第1発明における携帯装置及び第2発明に
おける携帯ゲーム装置は共に、それ単独で実施すること
も、両者を組み合わせて実施することもできる。両者を
組み合わせる場合、両発明における第1電極、第2電極
は兼用可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明による
携帯ゲーム装置について説明する。この携帯ゲーム装置
は、本願における第1発明、第2発明の双方の例とな
る。この携帯ゲーム装置は、例えば、図1及び図2に示
したようなものである。
【0019】この携帯ゲーム装置は、図1で示したよう
に、筐体100と、バンド200とを備えている。
【0020】筐体100は、腕時計の側のような形状、
同程度の大きさとされており、図示を省略の回路を内蔵
と、所定の音を出力するスピーカとを内蔵している。筐
体100の表面には、ディスプレイ110と入力キー1
20とが設けられている。ディスプレイ110は、例え
ば液晶ディスプレイにて構成することができる。入力キ
ー120は、複数の押しボタン式の入力装置により構成
されている。入力キー120は、ユーザが所定の操作内
容を入力する際に用いられる。筐体100の裏面には、
第1電極130が、表側には第2電極140が、それぞ
れ設けられている。この実施形態における第1電極13
0及び第2電極140は、互いに導通する状態と、導通
が切断された状態の2つの状態をとることができるよう
になっている。これを可能とするため、第1電極130
と、第2電極140との間には、この導通を制御するた
めの電極制御回路が設けられている。電極制御回路は、
第1電極130、第2電極140との間の導通のON・
OFF制御(ONが導通状態、OFFが導通切断状態を
意味する。)と、第1電極130と、第2電極130と
の間の電位差を検出する機能とを有している。第1電極
130は、金属製であり、携帯ゲーム装置の使用時には
常に、ユーザの肌の所定部位に当接されるようになって
いる。この実施形態における第2電極は、これには限ら
れないが、導電性を有する導電ゴムにより構成されてい
る。ある程度大きな抵抗を与えることにより、後述する
第2電極からの放電をゆるやかに行うことを目的として
採用された構成である。尚、第2電極140自体の抵抗
を大きくする代わりに、第1電極130と、第2電極と
の間に所定の抵抗器を設けてもよい。筐体100には、
また、その表面から側面に跨るようにして、赤外線通信
用窓150が設けられている。赤外線通信用窓150
は、その内部に設けられた図示せぬ赤外線通信機構によ
る赤外線通信を可能とするためのものであり、透光性を
有する素材により形成されている。赤外線通信機構は、
他の携帯ゲーム装置の赤外線通信機構と、赤外線通信を
行えるように構成されている。尚、他の携帯ゲーム装置
との通信が保証される限り、赤外線通信機構は他の手段
に置換可能である。例えば、赤外線以外の光や、他の電
磁波を用いて非接触での通信を行うための機構や、或い
は、接触での通信を行うことで携帯ゲーム装置間でのデ
ータ交換を行うための機構を、上述の赤外線通信機構の
代わりに採用することもできる。
【0021】バンド200は、本発明における固定手段
に相当するものであり、ユーザの肌に上述の第1電極1
30を当接させた状態で、携帯ゲーム装置を、ユーザの
身体の所定部位に対して固定する機能を有する。この実
施形態のバンド200は、腕時計に良く見られるバンド
と同様のものとされている。バンド200は、腕時計で
一般的な素材及び形状に形成され、筐体100の対向す
る位置からそれぞれ延設された2つのバンド体210
と、その一方の先端に設けられた金具220とを備えて
構成される。バンド体210は、布や、樹脂により形成
可能であり、金具220が設けられていない方の先端側
には、孔230が複数設けられている。使用時には、バ
ンド体210を、ユーザの腕に巻きつけ、金具220を
所定の孔230に係止することで、携帯ゲーム装置は、
ユーザの腕に、その第1電極130を当接させた状態で
固定される(図3)。
【0022】携帯装置の内部に設けられた回路は、例え
ば、図4に示した如きである。この例の回路は、CPU
(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only
Memory)52、RAM(Random Access Memory)53
及びインタフェース54が含まれている。そしてROM
52、RAM53及びインタフェース54は、バスを介
してCPU51と接続されている。CPU51は、所定
のプログラムを実行することで、所定の処理を実行する
ものである。ROM52は、CPU51を動作させるた
めのプログラム、後述する警報の発生の処理や、ゲーム
の実行の処理を行う際に必要となるプログラムや、これ
らの処理を実行するための処理を行う際に必要となるデ
ータを記憶している。RAM53は、CPU51がデー
タ処理を行うためのワーク領域を提供する。インタフェ
ース54は、CPU51の入出力用の接続回路として機
能する。上記ディスプレイ110、入力キー120、赤
外線通信機構、スピーカ、電極制御機構は、インタフェ
ース54を介してCPU51と接続されている。入力キ
ー120の操作により生成される入力データや、電極制
御機構が生成する後述の電位差についてのデータや、赤
外線通信機構を介して他の携帯ゲーム装置から受け付け
たデータは、インタフェース54を介してCPU51に
入力されるようになっている。また、CPU51が生成
したディスプレイ110表示用の画像情報、スピーカか
ら出力する音のデータ、他の携帯ゲーム装置に送るデー
タはそれぞれ、インタフェース54を介してディスプレ
イ110、スピーカ、赤外線通信機構に出力されるよう
になっている。ディスプレイ110は、この情報に基づ
く表示を行い、スピーカはこの情報に基づく音の出力を
行い、赤外線通信機構はこの情報に基づく赤外線通信を
行うようになっている。
【0023】この携帯装置では、電源を入れたり、所定
のリセット動作を行わせることなどを契機に上述のプロ
グラムをCPU51が実行することで、図5に示したよ
うな機能ブロックがその内部に生成される。この携帯装
置は、入力受け付け部310と制御部320を備えてい
る。
【0024】入力受け付け部310は、入力キー12
0、電極制御機構、赤外線通信機構から入力されるデー
タを受け付け、その内容を解析した上で、それを制御部
320へと伝える機能を有する。制御部320は、本発
明における制御手段及びゲーム実行手段の機能を併有す
るものであり、携帯装置全体を制御するものである。静
電気についての警告をユーザに通知する処理や、後述す
る占いゲームを実行する機能を有している。ディスプレ
イ110、スピーカ、赤外線通信機構、電極制御機構
は、この制御部320による制御下で以下の動作を行
う。
【0025】制御部320は、その内部に、主制御部3
21、警報部322、ゲーム実行部323、音データ記
録部324、出力音データ生成部325、画像データ記
録部326、画像データ生成部327、赤外線通信機構
制御部328、及び電極制御機構制御部329を備えて
構成される。
【0026】主制御部321は、制御部320内の制御
を行うものであり、警報部322、ゲーム実行部32
3、出力音データ生成部325、画像データ生成部32
7、赤外線通信機構制御部328、及び電極制御機構制
御部329は、その制御下で以下の処理を行う。主制御
部321は、例えば、この携帯ゲーム装置で実行されて
いるモードの制御(この携帯ゲーム装置で実行されるモ
ードは、以下に説明するように、管理モード、警報モー
ド、ゲームモードの3種類がある。)のそれぞれを制御
する。管理モードは、主制御部321自体が実行する。
他方、警報モードは警報部322が、ゲームモードはゲ
ーム実行部がそれぞれ実行するようになっており、主制
御部321は、これら両モードが実行される際、警報部
322、ゲーム実行部323にそれを行わせるような制
御を行う。この携帯ゲーム装置では、後述のように、必
要に応じて赤外線通信を行う場合がある。主制御部32
1は、赤外線通信を赤外線通信機構制御部328に行わ
せるための命令を生成し、これを赤外線通信機構制御部
328に送り、赤外線通信機構制御部328に赤外線通
信の制御を行わせる機能も有している。この携帯ゲーム
装置は、また、必要に応じて第1電極130と第2電極
140とを導通させたり、導通を切ったりという導通の
ON・OFF制御を行う場合がある。主制御部321
は、かかるON・OFF制御を電極制御機構制御部33
9に行わせるための命令を生成し、これを電極制御機構
制御部339に送り、電極制御機構制御部339にかか
る制御を行わせるよう機能を有している。
【0027】警報部322は、静電気の発生についての
注意をユーザに促すための処理についての制御を行うも
のである。警報部322は、警報モード選択時に主制御
部321から受け付けた警報モード実行についての命令
に基づいて動作する。警報部322は、電極制御機構制
御部329から、入力受け付け部310を介して受け付
けた第1電極130及び第2電極140の間の電位差に
ついてのデータに基づいて、所定の警報を発生させるか
否かの判断を行うようになっている。そして、警報を発
生させるとなった場合には、その旨の情報を、出力音デ
ータ生成部325及び画像データ生成部327に送るよ
うになっている。
【0028】ゲーム実行部323は、ゲームを実行する
ものである。ゲーム実行部323は、ゲームモード選択
時に主制御部321から受け付けたゲームモード実行の
命令に基づいて動作する。ゲーム実行部323は、電極
制御機構制御部329から入力受け付け部310を介し
て受け付けた第1電極130及び第2電極140の間の
電位差についてのデータや、赤外線通信機構及び入力受
け付け部310を介して他の携帯ゲーム装置から受け付
けたデータに基づいて、所定のゲームを実行するように
なっている。そして、ゲームを実行した結果に基づく効
果音をスピーカに出力させ、ゲームを実行した結果に基
づく画像をディスプレイ110に表示させるための、音
及び画像を特定する情報を、出力音データ生成部325
及び画像データ生成部327にそれぞれ送るようになっ
ている。ゲーム実行部323が実行するゲームは、どの
ようなものでも構わない。この実施形態では、占いゲー
ムを含むゲームを実行するものとなっている。より詳細
には、運勢の良し悪しを占う運勢占いゲームと、この携
帯ゲーム装置を身に付けたユーザとそのユーザ以外の人
との相性を占う相性占いゲームと、この携帯ゲーム装置
をつけた2人のユーザの勝敗を決定する静電バトルゲー
ムという3種類ゲームを実行するようになっている。こ
れら、3つのゲームについての詳細は後述する。尚、静
電バトルゲームが実行される場合、赤外線通信機構が他
の携帯ゲーム装置の赤外線通信機構と通信を行う。
【0029】音データ記録部324は、スピーカから出
力されるべき音のデータを記録するものである。出力音
データ生成部325は、主制御部321、警報部32
2、ゲーム実行部323のいずれかからの命令に従い、
所定の音をスピーカから出力させるための出力音データ
を生成し、これをスピーカに送るようなものとされてい
る。これを受け付けたスピーカは、出力音データに応じ
た音を出力する。出力音データ生成部325は、主制御
部321、警報部322、ゲーム実行部323から受け
付けた命令に応じて音データ記録部324から所定の音
データを読み出し、これを出力音データにする。
【0030】画像データ記録部326には、ディスプレ
イ110に表示されるべき画像のデータが記録されてい
る。この実施形態において、ディスプレイ110には所
定のキャラクタが表示される場合があるので、そのキャ
ラクタの画像についてのデータを含む画像のデータが画
像データ記録部326には各種記録されている。ディス
プレイ110に表示される画像は、動画、静止画の別を
問わない。いずれにせよ、画像表示のために必要な情報
が画像データ記録部326に記録される。画像データ生
成部327は、主制御部321、警報部322、ゲーム
実行部323のいずれかからの命令に従い、所定の画像
をディスプレイ110に表示させるための画像データを
生成し、これをディスプレイ110に送るようにされて
いる。これを受け付けたディスプレイ110は、受け付
けた画像データに応じた画像を表示する。画像データ生
成部327は、主制御部321、警報部322、ゲーム
実行部323から受け付けた命令に応じて画像データ記
録部326から所定の画像データを読み出し、これをデ
ィスプレイ110に送るようになっている。
【0031】赤外線通信機構制御部328は、上述した
赤外線通信機構を制御するものである。赤外線通信機構
制御部328は、主制御部321からの命令に従い、所
定のデータを赤外線通信機構に送り、これを他の携帯ゲ
ーム装置の赤外線通信機構に送信させる。電極制御機構
制御部329は、電極制御機構を制御するものである。
具体的には、第1電極130と第2電極140との導通
のON・OFF制御を電極制御機構に行わせるためのデ
ータを生成し、これを電極制御機構に送るようになって
いる。電極制御機構は、第1電極130と第2電極との
間の電位差を測定する場合もあるが、電極制御機構制御
部329は、その測定を電極制御機構に行わせるための
データを生成し、これを電極制御機構に送る機能も有し
ている。
【0032】この携帯ゲーム装置の使用方法及び動作
を、以下説明する。
【0033】この携帯ゲーム装置は、上述のように、そ
のバンド200によりユーザの腕に取り付けた状態で用
いられる。このとき、第1電極130は、ユーザの腕に
接触した状態を保つようになっている。この携帯ゲーム
装置は、電源をONするか、リセット処理を行った後の
初期状態では、上記3つのモードのうちの管理モードを
自動的に選択するようになっている。ユーザは、入力キ
ー120を適宜操作することにより、モードの選択を行
い、携帯ゲーム装置に所望の処理を実行させる。モード
の切り換えは、以下のように行う。これら3つのモード
は、図6で示したようにループを形成している。入力キ
ー120のうちモード選択に関するものを操作すると、
その旨の情報は、入力受け付け部310を介して、主制
御部321に入力される。この状態で、モードが仮選択
された状態となる。仮選択が行われると、主制御部32
1は、モード選択を行うために入力された上述の情報に
応じて、現在仮選択されているモードを示す画像をディ
スプレイ110に表示させるための指示を画像データ生
成部327に送る。これを受け付けた画像データ生成部
327は、生成した画像データをディスプレイ110に
送信し、これを受け付けたディスプレイは現時点で仮選
択されたモードを示す画像が映し出す。ユーザは、この
画像を見て、現時点で仮選択されているモードがどのモ
ードかを把握する。ユーザは、仮選択されたモードが所
望のモードとなっているときに、入力キー120のうち
モード決定に関するキーを操作する。この情報が、主制
御部321へと送られると、仮選択されていたモードが
実行すべきモードとして正式に決定される。尚、以上の
過程で、入力キー120が操作された場合等、所定の効
果音が必要な場合には、主制御部321はスピーカから
所定の効果音を出力させるための命令を出力音データ生
成部325へと送る。出力音データ生成部325がこれ
に応じて生成した出力音データは、スピーカへと送られ
る。これを受け付けたスピーカからは所定の効果音が出
力されることになる。
【0034】選択された各モードで実行される処理は以
下のようなものである。
【0035】≪管理モードが選択された場合≫管理モー
ドでは、時刻合わせや、カレンダーの日付合わせ、効果
音の音量調節などを行うことができる。これらの各処理
は、ユーザが入力キー120を操作することによって入
力され、入力受け付け部310を介して受け付けられる
データに基づいて、主制御部321が行う。
【0036】≪警報モードが選択された場合≫警報モー
ドでは、静電気についての注意をユーザに促すための以
下の処理が行われる。警報モードが選択されると、主制
御部321は、その旨の情報を警報部322へと伝え
る。この情報を受け付けた警報部322は、以下の処理
を実行する。警報モードを実行するには、静電電位を測
定するための基準電位(0点と捉えることもできる。)
の決定がなされる。基準電位は、どのように定めても良
いが、この携帯ゲーム装置では、第2電極の電位を基準
電位とするようになっている。これには限られないが、
この携帯ゲーム装置では、第1電極130と導通させた
状態でアースのとれた所定の導体に接触させた際の第2
電極140の電位を、基準電位として用いることとして
いる。アースのとれた状態の電位を基準電位とする趣旨
である。基準電位の決定は、具体的には、以下のように
行われる。警報モードの実行を通知した主制御部321
は、電極制御機構制御部329にその旨の情報を通知す
る。電極制御機構制御部329は、これを受けて、電極
制御機構に、第1電極130と第2電極140との間を
導通させるよう指示する。この情報を受け付けた電極制
御機構は、第1電極130と第2電極140との間を導
通させる。このとき、第1電極130と第2電極140
とが導通されていることを、ユーザに、例えば画像で示
しても良い。この状態でユーザは、第2電極140を、
金属製のドアノブなどのアースのとれた導体に接触さ
せ、ユーザの体からに帯電していた電荷を外部に逃が
す。この処理が終了すると、主制御部321は、第1電
極130と第2電極140との間の導通を断つ。この処
理も、主制御部321の命令を受けた電極制御機構制御
部329から送られた情報に基づいて、電極制御機構が
行う。この状態での第2電極140の電位(即ち、ユー
ザの肌の電位。)が、基準電位となる。
【0037】基準電位が定められた後、警報モードが実
行されている間は、ユーザの肌に当接している第1電極
130と第2電極140との間の電位差が、電極制御機
構により常に監視される。この電位差についての情報
は、所定のタイミング(例えば、毎秒、毎分、或いはユ
ーザの入力キー120の操作があった場合等。)で入力
受け付け部310を介して警報部322に入力される。
警報部322は、予め定められた基準電位差についての
データを保持しており、第1電極130と第2電極14
0との間の電位差が基準電位差を超えたか否かを、電位
差についての情報を受け付ける度に判定する。基準電位
差は、どのように定められていても構わないが、この実
施形態では、1500〜2000Vの範囲内に決定され
ている。この程度の電位差に至り、ユーザがアースのと
れた導体に触れた場合、第2電極140を介さずに放電
が生じると、ユーザが痛みを感じる可能性が大きくな
る。この実施形態では、痛みを伴う第2電極140を介
さない放電が生じる可能性が高まったことをユーザに通
知することで、第2電極140からの放電をユーザに行
わせ、これにより静電気の放電に基づく痛みをユーザが
避けられるようにしている。電極制御機構から受け付け
た第1電極130と第2電極140との間の電位差が、
上記基準電位差を超えたと判定した場合、警報部322
は、ユーザに静電気についての注意を促すための警報を
行う旨の決定を行う。この決定についての情報は、出力
音データ生成部325、及び画像データ生成部327へ
と送られる。出力音データ生成部325及び画像データ
生成部327は、所定の出力音データ及び画像データを
それぞれ生成し、それらをそれぞれスピーカ及びディス
プレイ110に送る。これにより、スピーカからはユー
ザに静電気についての注意を促すための音が出力され、
ディスプレイ110にはユーザに静電気についての注意
を促すための画像が表示されることとなる。上述のよう
に、ディスプレイ110に表示される画像はどのような
ものであっても構わない。この実施形態では、警報モー
ドが実行される場合には、所定のキャラクタの画像がデ
ィスプレイに表示される。この実施形態で、警報部32
2が警報の発生を決定した場合には、このキャラクタの
表情を泣き顔に変化させる等の画像の変化が行われるよ
うになっており、これを見たユーザは、静電気について
の注意を受け取ることになる。
【0038】上述のユーザに静電気についての注意を促
すための警報に気付いたユーザは、早めに、第2電極1
40を導体に接触させ、身体に溜まった電荷を外部に逃
がせばよい。そうすることにより、第2電極140を介
さないで行われる、場合によってはスパークを伴うよう
な、痛みを感じる放電の発生を防げることになる。尚、
この放電を行う場合には、第1電極130と第2電極1
40との間の導通が確保されていなければならない。第
2電極140と第1電極130の導通をONとするため
の制御は、例えば入力キー120からユーザが入力した
放電を行う旨の情報に基づいて、上述の場合と同様に、
主制御部321の制御下にある電極制御機構制御部32
9によって制御される電極制御機構が行う。
【0039】尚、この例では、一の基準電位差に基づい
て、ユーザに静電気についての注意を促す場合の例につ
いて説明した。しかしながら、基準電位差は一つのみに
限定されるものではない。例えば、基準電位差を上述の
電位差の他に、第2電極140を介さない放電がされて
もユーザが痛みを感じない範囲(上述の1500〜20
00Vよりも低電位。)に設定しておいて、第1電極1
30と第2電極140の電位差がこれを超えた場合に、
例えば、上述の場合と異なる態様の警報をユーザに発す
るようにすることも可能である。また、複数の基準電位
差のすべてを、電位差と基準電位差とが一致している場
合に、第2電極140を介さない放電が生じるとユーザ
が痛みを感じる範囲に定めておくこともできる。基準電
位差を複数設ける場合の例を、図8(A)、(B)に示
す。図8(A)、(B)のいずれの場合も、基準電位差
を3つとすると共に、それを低電位差側(第1基準電位
差)から高電位差側(第3基準電位差)に複数配置する
場合の例である。図8(A)は、複数の基準電位差のう
ちの第1基準電位差が、電位差が当該基準電位差と一致
しているときに、第2電極140を介さない放電がされ
てもユーザが痛みを感じない範囲に設定されると共に、
第2基準電位差及び第3基準電位差が、第2電極140
を介さない放電がなされるとユーザが痛みを感じる範囲
に設定された例である。図8(B)は、複数の基準電位
差のすべてが、電位差が当該基準電位差と一致している
ときに、第2電極140を介さない放電がなされるとユ
ーザが痛みを感じる範囲に設定された例である。基準電
位差を2以上設けることで、電位差が増大していく間に
南戸もユーザに警報を与えること、また、警報を、異な
る態様でユーザに注意を促すようなものにすることも可
能である。更に、現時点における第1電極130及び第
2電極140の電位差をディスプレイ110にリアルタ
イムで表示することも可能である。この処理は、警報部
332に行わせることができる。
【0040】≪ゲームモードが選択された場合≫ゲーム
モードが選択された場合、ゲーム実行部323が、以下
の処理を実行する。ゲームモードが選択されると、ゲー
ムモードで実行可能な上述の3つのゲーム、即ち、運勢
占いゲーム、相性占いゲーム、静電バトルゲームのいず
れを実行するかという選択がまずなされる。このとき、
ディスプレイ110には、かかるゲームの選択をユーザ
に促す画像が表示される。この処理は、主御部321が
行う。具体的には、上述の画像をディスプレイ110に
表示させるための指示を主制御部321から受け付けた
画像データ生成部327が生成した、ゲームの選択をユ
ーザに促すための画像についての画像データをディスプ
レイ110が受け付けることにより、ディスプレイ11
0に上述の画像が表示される。この画像を見ながら、ユ
ーザは、入力キー120を操作し、いずれのゲームを選
択するのかということについての情報の入力を行う。こ
の情報は、入力受け付け部310を介してゲーム実行部
323に伝えられる。ゲーム実行部323は、この指示
に基づいたゲームを実行することになる。尚、ゲームの
選択の際に実行される具体的処理は、例えば、モード選
択の場合と同様に、仮選択、本選択の過程を含むものも
のとすることができる。
【0041】<運勢占いゲーム>運勢占いゲームは、例
えば以下のようなものとすることができる。運勢占いゲ
ームを選択したユーザは、入力キー120の中の所定の
ものを押す。これにより、その時点におけるユーザの運
勢がディスプレイに表示される。このときの運勢の判定
は、例えば、以下のように行われる。この実施形態にお
けるゲーム実行部323は、第2電極140からスパー
クを伴う放電がなされた日時乃至時間を、所定の回数分
記録する図示を省略の履歴記録部に記録している。そし
て、ゲーム実行部323は、所定回数のスパークを伴う
放電が過去に行われるに必要とされた時間のデータに基
づいて、運勢を判定するようになっている。この実施形
態では、所定回数のスパークを伴う放電が過去に行われ
るに必要とされた時間が長ければ長いほど、その時点に
おける運勢が良いと判定されるようになっている。ゲー
ム実行部323が運勢を判定したら、その結果について
の情報が出力音データ生成部325及び画像データ生成
部327へと送られる。この情報に基づいて、出力音デ
ータ生成部325及び画像データ生成部327は、所定
の出力音データ乃至画像データをそれぞれ生成し、その
データをスピーカ乃至ディスプレイ110へと送る。こ
れにより、スピーカは判定されたユーザの運勢に応じた
音を発し、ディスプレイ110は判定されたユーザの運
勢に応じた画像を表示する。尚、ディスプレイに表示さ
れる画像には、所定のキャラクタの画像が含まれていて
もよい。この場合には、例えば、運勢が良ければキャラ
クタの表情が笑顔に、運勢が悪ければキャラクタの表情
が悲しそうにというように、画像を変化させるようにす
る。勿論、運勢を表示するための文字(大吉、中吉、
吉、小吉、或いは最高、普通、最低といった文字。)情
報のみを上記画像として表示することも可能である。
尚、運勢の判定は、他の規則に従って行うこともでき
る。例えば、過去1日といった所定時間あたりに生じた
スパークを伴う放電の回数を所定の記録媒体に記録して
おき、その回数が所定の回数より多い場合に、その回数
が所定の回数より少ない場合よりも運勢が悪いと判定す
るように判定を行ってもよい。この場合には、上述の履
歴記録部に、過去の所定時間に行われたスパークを伴う
放電の回数を記録しておくようにすれば対処できる。
【0042】<相性占いゲーム>相性占いゲームは、例
えば以下のようなものとすることができる。まず、相性
占いゲームが選択されると、第1電極130と第2電極
140との導通がなされる。この導通は、例えば、相性
占いゲームを選択したユーザが、入力キー120の中の
所定のものを押すことによりなされる。この状態で、携
帯ゲーム装置を身に付けているユーザとは別のユーザ
(携帯ゲーム装置を身に付けているユーザと相性占いを
行う他のユーザ)が、例えば指先で第2電極に触れる
(図3参照)。このとき、電極制御機構は、第1電極1
30と第2電極140との電位差を測定する。この測定
された電位差についての情報に基づいて、携帯ゲームを
身に付けているユーザと他のユーザとの相性についての
相性占いが実行される。そして、その結果である両者の
相性がディスプレイに表示される。この実施形態では、
両ユーザの相性は、以下のように判定される。第2電極
に他のユーザが触れると、上述のように、電極制御機構
が、第1電極130と第2電極140との間の電位差を
測定する。この電位差についてのデータは、入力受け付
け部310を介してゲーム実行部323へと送られる。
これを受けたゲーム実行部323は、この電位差が、予
め定めた所定の電位差よりも小さいときに、その所定の
電位差よりも測定された電位差が大きいときよりも両者
の相性が良いと判定する。両ユーザの肌の電位が近いほ
ど、両者の相性が良いと判定するようにしたものであ
る。もっとも、他の規則にしたがって行うことも可能で
ある。例えば、他のユーザが第2電極140に触れた場
合に、第2電極140と他のユーザの肌の間でスパーク
が生じるような放電が生じた場合に、両者の相性が悪い
と判定することができる。ゲーム実行部323がユーザ
と他のユーザとの相性を判定したら、その結果について
の情報が出力音データ生成部325及び画像データ生成
部327へと送られる。これ基づいて出力音データ生成
部325及び画像データ生成部327は、所定の出力音
データ乃至画像データをそれぞれ生成すし、それをスピ
ーカ乃至ディスプレイ110へと送る。これにより、ス
ピーカは判定された両ユーザの相性に応じた音を発し、
ディスプレイ110は判定された両ユーザの相性に応じ
た画像を表示する。尚、ディスプレイに表示される画像
には、所定のキャラクタの画像が含まれていてもよい。
この場合には、例えば、両者の相性が良ければ、ハート
マークの数を多く、両者の相性が悪ければハートマーク
の数を少なく表示するといったように画像を変化させる
という演出を行うことが可能である。生物であるキャラ
クタの表情を変化させるような画像の表示を行っても良
い。
【0043】<電撃バトルゲーム>電撃バトルゲーム
は、例えば以下のようなものとすることができる。電撃
バトルゲームは、この実施形態に係る携帯ゲーム装置を
身に付けたユーザが2人存在し、且つその2人が共に、
電撃バトルゲームを選択した状態にあることが実行の前
提となる。電撃バトルゲームを2人のユーザが選択して
いるとき、両ユーザは、入力キー120の中の所定のも
のを押す。これにより、第1電極130と第2電極14
0との間の電位差が電極制御手段にて測定され、そのデ
ータが赤外線通信機構を介して、両携帯ゲーム装置の間
で交換される(図7)。ゲーム実行部323は、このデ
ータに基づいて2人のユーザの勝敗を決定する電撃バト
ルゲームを実行する。そして、その結果である両者の勝
ち負けが、双方の携帯ゲーム装置のディスプレイに表示
される。この場合、一方のゲーム装置は勝ちを示す画像
を、他方のゲーム装置は負けを示す画像をそれぞれその
ディスプレイ110に表示する。この実施形態では、両
ユーザの勝敗は、以下のように判定される。第1電極1
30と第2電極140との間の電位差が電極制御手段に
て測定されると、この電位差についてのデータは、ゲー
ム実行部323へと送られる。ゲーム実行部323は、
この電位差についてのデータを、赤外線通信機構制御部
328へと送る。赤外線通信機構制御部328は、主制
御部321の制御下で赤外線通信機構制御部328に赤
外線による通信を実行させる。このとき、赤外線通信機
構は、ゲーム実行部323から受け付けた上記電位差に
ついての情報を、他方の携帯ゲーム装置の赤外線通信機
構と交換する。他方の赤外線通信機構と電位差について
のデータの交換をした赤外線通信機構は、受け付けたそ
のデータをゲーム実行部323へ送る。ゲーム実行部3
23は、その携帯ゲーム装置で先に測定されていた上述
の電位差と、他方の携帯ゲーム装置から受け付けた電位
差とを対比し、その携帯ゲーム装置が勝ったか、負けた
かということについての判定を行う。これには限られな
いが、この実施形態では、自機で測定した電位差が他方
の携帯ゲーム装置で測定された電位差よりも大きい場合
に勝ちと、自機で測定した電位差が他方の携帯ゲーム装
置で測定された電位差よりも小さい場合に負けと、それ
ぞれ判定するようになっている。他の規則にしたがった
判定方法を、上述の方法に代えて採用することもでき
る。例えば、上記電位差の絶対値が大きい方が勝ち、他
方が負けと判手するようにすることもできる。ゲーム実
行部323が上述の勝ち負けについての判定を行った
ら、その結果についての情報が出力音データ生成部32
5及び画像データ生成部327へと送られる。これ基づ
いて出力音データ生成部325及び画像データ生成部3
27はそれぞれ、所定の出力音データ乃至画像データを
生成し、それをスピーカ乃至ディスプレイ110へと送
る。これにより、スピーカは判定された勝ち、負けとい
う結果に応じた音を発し、ディスプレイ110は判定さ
れた結果に応じた画像を表示する。尚、ディスプレイに
表示される画像には、所定のキャラクタの画像が含まれ
ていてもよい。この実施携帯では、例えば、その携帯ゲ
ーム装置が勝った場合であれば、勝ちという文字と、喜
んでいるキャラクタの画像を、その携帯ゲーム装置が負
けた場合であれば、負けという文字と、悲しんでいるキ
ャラクタの画像をそれぞれ表示するといったように画像
を変化させるという演出を行うことが可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明による携帯装置乃至携帯ゲーム装
置は以上のようなものなので、静電気の放電による痛み
を避けられるものとなり、ものによっては静電気を楽し
めるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による携帯ゲーム装置の概
観を示す斜視図。
【図2】図1で示した携帯ゲーム装置が有する筐体の裏
側を示す図。
【図3】図1で示した携帯ゲーム装置の仕様状態の一例
を示す図。
【図4】図1で示した携帯ゲーム装置の内部構成を示す
回路図。
【図5】図1で示した携帯ゲーム装置の内部に形成され
る機能ブロックを説明するためのブロック図。
【図6】図1で示した携帯ゲーム装置で実行されるモー
ド選択の処理を概念的に説明する図。
【図7】図1で示した携帯ゲーム装置の仕様状態の他の
例を示す図。
【図8】図1で示した携帯ゲーム装置で用いられる基準
電位差の設定の仕方を概念的に示す図。
【符号の説明】
100 筐体 110 ディスプレイ 120 入力キー 130 第1電極 140 第2電極 200 バンド 310 入力受け付け部 320 制御部 321 主制御部 322 警報部 323 ゲーム実行部 325 出力音データ生成部 327 画像データ生成部 328 赤外線通信機構制御部 329 電極制御機構制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 9/24 A63F 13/00 - 13/12 G06F 3/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの肌の所定部位に当接させる第1
    電極と、 前記第1電極を介して検出されたユーザの肌の所定部位
    の電位と、所定の基準電位とを比較して、両者の間の電
    位差を検出する静電電位検出手段と、 前記静電電位検出手段の検出した前記電位差が、予め定
    めた基準電位差を超えているか否かを判定する判定手段
    と、 前記電位差が予め定めた基準電位差を超えていると前記
    判定手段が判定したときに、静電気に関する注意をユー
    ザに促すための警報手段と、前記第1電極と導通可能な第2電極と、 を備えており、 前記第2電極を前記第1電極と導通させた状態で所定の
    導体に接触させることで、前記第1電極及び第2電極を
    介して、前記ユーザの肌から前記導体へと放電を行える
    ように構成されているとともに、 前記第2電極は、前記放電を行うときにスパークが生じ
    ない程度にその抵抗値が大きくされているか、又は前記
    放電を行うときにスパークが生じない程度に前記第1電
    極との間における抵抗を大きくするための抵抗器を有し
    ている、 携帯装置。
  2. 【請求項2】 前記警報手段は、 所定の画像を表示する表示手段と、 該表示手段に表示される画像を制御するものであり、且
    つ前記電位差が前記基準電位差を超えていると前記判定
    手段が判定した場合に、前記画像を変化させるようにさ
    れている画像制御手段とを含んでおり、 前記画像の変化により、静電気に関する注意をユーザに
    促すように構成されている、 請求項1記載の携帯装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段には、所定のキャラクタが
    表示されるようになっており、前記画像制御手段は前記
    電位差が前記基準電位差を超えていると前記判定手段が
    判定した場合に、前記キャラクタを変化させるように構
    成されている、 請求項2記載の携帯装置。
  4. 【請求項4】 前記警報手段は、 所定の音を出力する音出力手段と、 該音出力手段から出力される音を制御するものであり、
    且つ前記電位差が前記基準電位差を超えていると前記判
    定手段が判定した場合に、前記音を変化させるようにさ
    れている音制御手段とを含んでおり、 前記音の変化により、静電気に関する注意をユーザに促
    すように構成されている、 請求項1記載の携帯装置。
  5. 【請求項5】 前記基準電位は、前記放電を行わせた直
    後のユーザの肌の電位とされるようになっている、 請求項記載の携帯装置。
  6. 【請求項6】 前記基準電位は、前記第2電極をアース
    のとられた所定の導体に接触させて前記放電を行わせた
    場合の当該アースの電位とされるようになっている、 請求項記載の携帯装置。
  7. 【請求項7】 前記基準電位差は、前記電位差が当該基
    準電位差であるときに、前記ユーザの肌から前記第2電
    極を介さずに放電が行われるとスパークを伴う放電が生
    じる範囲内に定められている、 請求項記載の携帯装置。
  8. 【請求項8】 前記基準電位差は、低電位差側から高電
    位差側にわたって複数設けられていると共に、前記電位
    差が、最も低電位差側の基準電位差を超えているとき
    に、前記ユーザの肌から前記第2電極を介さずに放電が
    行われるとスパークを伴う放電が生じる範囲に定められ
    ている、 請求項記載の携帯装置。
  9. 【請求項9】 前記基準電位差は、1500〜2000
    Vの間に入るようにされてなる、 請求項記載の携帯装置。
  10. 【請求項10】 前記第1電極をユーザの肌の所定部位
    に当接させた状態で、前記携帯装置を、前記ユーザの身
    体の所定の部位に固定する固定手段を備えて構成され
    る、 請求項1記載の携帯装置。
  11. 【請求項11】 前記第1電極、前記静電電位検出手
    段、前記判定手段、及び前記警報手段を収める筐体を備
    えており、前記固定手段は、前記筐体をユーザの腕に腕
    時計のような状態で固定するバンドとされてなる、 請求項10記載の携帯装置。
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