JP3508252B2 - サイン認識装置 - Google Patents

サイン認識装置

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JP3508252B2
JP3508252B2 JP29655294A JP29655294A JP3508252B2 JP 3508252 B2 JP3508252 B2 JP 3508252B2 JP 29655294 A JP29655294 A JP 29655294A JP 29655294 A JP29655294 A JP 29655294A JP 3508252 B2 JP3508252 B2 JP 3508252B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遺伝的アルゴリズムを
用いたサイン認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、手書サインの照合システムに対す
る潜在的なニーズが高まっている。手書サインの認識は
ゆらぎをもつパターンの認識であり、認識率の高いシス
テムの実現が困難となっている。図14に、この種のサ
イン認識装置の一例を示す。サイン認識装置は、図14
に示されるように、大きく分けて、入力された手書サイ
ンデータからサインの個人性特徴と思われる要素を抽出
する前処理部と、その抽出された結果をニューラルネッ
ト等によって学習および認識を行う認識ネットワークと
から構成されている。そして、上記前処理部は、その入
力する装置の違いにより、オフラインによるサイン認識
とオンラインによるサイン認識とがある。
【0003】オフラインサイン認識の場合、イメージス
キャナ等で実現された入力装置101aと、この入力装
置101aからの出力に基づいてストローク密度を検出
する前処理手段102aと、認識ネットワーク103
と、出力手段104とから構成されるものであり、これ
は文献「ファジイネットによるオフラインサイン認識の
基礎的研究」(電気学会論文誌 VOL.113-C NO.7 1993,
7 月号)に詳しく紹介されている。一方、オンラインサ
イン認識の場合、ディジタイザ等で実現された入力装置
101bと、サインのスペクトルを検出する前処理手段
102bと、認識ネットワーク103と、出力手段10
4とから構成されるものであり、これは文献「ファジイ
ネットによるサイン認識の基礎的研究」第8回ファジイ
システムシンポジウム講演論文集に紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
方式では、認識ネットワークにデータを入力する前処理
の段階で、サインデータからいくつの特徴を、そしてど
のような特徴を認識に利用すればよいのか事前に認識す
るものでなく、ある程度限定された個人性特徴しか抽出
することができないというのが現状である。したがっ
て、多くの試行錯誤を行っても、個人性特徴の獲得によ
る認識率の向上、サイン認識支援などの目的には必ずし
も十分なものではない。すなわち、オフラインサイン認
識ならば、サイン全体のストローク密度を検出する、あ
るいは、オンラインサイン認識ならば、P型フーリエ変
換を行ってスペクトル密度を検出するといったように、
前処理の段階において、抽出したデータが筆者の個人性
特徴であるかは不明であって、また、各個人々によって
異なる特徴部分を抽出するというものではなかった。
【0005】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、生物の進化を工学的に模擬した遺伝的ア
ルゴリズムを用いて、サインデータの個人性特徴を抽出
する手法を採用し、サインデータからいくつの特徴を、
そしてどのような特徴を認識に利用すればよいのか事前
に把握することを可能にし、認識精度を向上させたサイ
ン認識装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、図1
及び図2に示されるように、手書により書き込まれたサ
インを入力し、この入力に応じた信号を出力する入力手
段(201)と、この入力手段から出力される信号を所
定のタイミングで抽出し、この抽出した信号から複数の
特徴部分を示すデータを生成する特徴データ生成手段
(203)と、この特徴データ生成手段にて生成された
前記複数の特徴部分を示すデータを特徴の種類ごとに入
力し、入力値に対して出力値の変化が少なくなる特性の
メンバーシップ関数にて入力したデータのゆらぎを吸収
させる複数の独立したゆらぎ吸収手段(301n)と、
この複数の独立したゆらぎ吸収手段によってゆらぎが吸
収されたデータを、その特徴の種類ごとに前記所定のタ
イミングで通過もしくは遮断させる複数の独立したスイ
ッチ手段(Lsi、Ssi、θsi、Csi)と、この
複数の独立したスイッチ手段を通過したデータを入力
し、その入力したデータと学習時に登録したデータとを
比較することで、入力したデータを評価する評価手段
(302、303)と、前記所定のタイミングを設定す
ると共に、前記複数の独立したスイッチの通過もしくは
遮断の組み合わせパターンを前記所定にタイミングに対
応させて設定し、この設定に応じて前記複数の独立した
スイッチを動作させ、この動作状態における前記評価手
段の評価を取り込み、この取り込んだ評価が良好な前記
組み合わせパターンを探索する探索手段(205)と、
この探索手段が探索した前記組み合わせパターン、この
組み合わせパターンに対応した前記所定のタイミング、
および前記メンバーシップ関数とを記憶する記憶手段
(206)と、を採用するものである。
【0007】また、前記探索手段は、図7に示されるよ
うに、所定数の前記組み合わせパターンを設定し(S4
00〜S430)、この設定した前記所定数の組み合わ
せパターンの中から、前記評価手段の評価が低い組み合
わせパターンを所定の割合だけ削除し(S440)、さ
らに、前記設定した所定数の組み合わせパターンの中か
ら、前記評価手段の評価が高い組み合わせパターンを複
数個コピーして取り出し(S450)、この複数個コピ
ーして取り出した組み合わせパターンを前記スイッチ手
段の特徴の種類を一致させながら、前記通過もしくは遮
断させるかの情報を交差させ、新たな組み合わせパター
ンを生成し(S460)、この生成された新たな組み合
わせパターンを前記所定の割合だけ削除した部分に補充
する(S470)ことを特徴とする。
【0008】さらに、前記探索手段は、所定数の前記組
み合わせパターンを設定し(S400〜S430)、こ
の設定した前記所定数の組み合わせパターンのうち、各
々の組み合わせパターンに対して、所定の確率で前記ス
イッチ手段の通過もしくは遮断させるかの情報を反転さ
せ、かつ前記組み合わせパターンに対応した前記所定の
タイミングを所定の範囲内で変化させる(S480)こ
とを特徴とする。
【0009】
【作用および発明の効果】上記構成により、入力手段に
て、手書により書き込まれたサインを入力し、この入力
に応じた信号を出力する。特徴データ生成手段にて、上
記入力手段から出力される信号を所定のタイミングで抽
出し、この抽出した信号から複数の特徴部分を示すデー
タを生成する。そして、複数の独立したゆらぎ吸収手段
にて、上記特徴データ生成手段からのデータを特徴の種
類ごとに入力し、入力値に対して出力値の変化が少なく
なる特性のメンバーシップ関数にて入力したデータのゆ
らぎを吸収させ出力する。ここで、複数の独立したスイ
ッチ手段にて、ゆらぎ吸収手段でゆらぎが吸収されたデ
ータを、その特徴の種類ごとに上記所定のタイミングで
通過もしくは遮断させる。さらに、評価手段にて、スイ
ッチ手段を通過したデータと学習時に登録したデータ
を比較することで、入力したデータを評価する。このと
き、探索手段においては、上記所定のタイミングを設定
すると共に、上記スイッチ手段の通過もしくは遮断の組
み合わせパターンを上記所定のタイミングに対応させて
設定する。また、この設定に応じてスイッチ手段を動作
させ、この動作状態における評価手段からの評価を取り
込む。そして、この取り込んだ評価の値と上記組み合わ
せパターンとを対応させ、評価手段による評価が良好な
組み合わせパターンを探索する。記憶手段にて、探索手
段が探索した上記組み合わせパターンと、この組み合わ
せパターンに対応した所定のタイミング、およびメンバ
ーシップ関数とを記憶する。
【0010】すなわち、入力されたサインから特徴とな
る複数のデータを生成し、この生成された複数のデータ
から、どのデータを使うか使わないかをスイッチ手段に
て選択する。このとき、スイッチの通過、遮断の組み合
わせパターンは、探索手段にて設定されており、また、
この設定された組み合わせパターンにおける評価結果か
ら、どのパターンがサイン認識に適しているか探索す
る。そのため、次回に入力されてくるサインに対して
は、事前にどのような特徴データを認識に利用すれば良
いのかが把握でき、その特徴データを入力することか
ら、認識性能を向上させることができるという優れた効
果がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。この実施例では、本発明をオンラインサインに
よるサイン認識に適用した場合について説明する。図1
は本発明の一実施例を表す構成図である。
【0012】図1において、サイン認識装置は、大きく
分けて、筆者によって書き込まれた手書サインを2次元
平面上の点列データとして取出す入力手段201(タブ
レット、ディジタイザ等)と、この入力手段201から
の点列データを所定の演算処理に基づいて、その結果を
出力するマイクロコンピュータ208と、マイクロコン
ピュータ208からの出力を図示しない外部機器に出力
する出力手段207とから構成されている。また、上記
マイクロコンピュータ208は、その各演算処理をブロ
ック図で表した場合、図1に示されるように、サイン自
動生成手段202、データ抽出手段203、認識ネット
ワーク手段204、探索手段205、記憶手段206か
ら構成されており、その詳細を以下に説明する。
【0013】まず、サイン自動生成手段202は、図1
に示されるように、乱数を発生する乱数発生手段202
aと、発生した乱数のゆらぎの幅を制限させるフィルタ
手段202bと、入力手段201からの点列データとフ
ィルタ手段202bからの乱数とを掛け合わせる乗算手
段202cとから構成されている。このような構成とし
た結果、サイン自動生成手段202においては、フィル
タ手段202bの選択幅によって、例えば、乗算手段2
02cにおける出力が入力に対して5%以内の変化に抑
えた場合、あるいは20〜50パーセントの間で変化さ
せた場合を設定すれば、5%以内のときは筆者の点列デ
ータ(正例)、20〜50%の間のときは筆者のサイン
をまねた偽の点列データ(負例)として、複数の正例
(筆者のサイン)、負例(偽のサイン)のデータを自動
生成することができる。なお、50パーセント以上の乱
数は、明らかに異なるデータを生成するため使用しな
い。
【0014】また、データ抽出手段203は、上述のよ
うに生成された正例、負例の点列データを入力し、この
入力した正例、負例の点列データを時間によって、例え
ば256個の点列データとしてそれぞれ正規化する。そ
して、この正規化した点列データから任意の線分を抽出
し、例えば、4種類のデータ〔長さ(Li)、傾き(S
i)、最大角度(θi)、曲がり(Ci)〕を演算によ
って算出する。なお、このデータ抽出手段203におけ
る正規化及びデータ抽出の仕方については、後から詳細
に説明する。
【0015】次に、認識ネットワーク手段204は、図
2に示されるように、入力部に台形型のメンバーシップ
関数301n(n=1,2,・・・,m;本実施例では
n=1,2,3,4)を備え、さらに、スイッチLsi
、Ssi 、θsi 、Csi 、掛算器302、出力部に
評価関数303が設けられた構成である。なお、上記メ
ンバーシップ関数301nは、データ抽出手段204か
ら出力された4種類のデータのゆらぎを吸収し、スイッ
チLsi 、Ssi 、θsi 、Csi に出力するものであ
り、スイッチLsi 、Ssi 、θsi 、Csi は、掛算
手段302に入力するべきデータを選択するものであ
る。また、掛算器302は、上記スイッチを介して入力
されたデータを掛け合わせ、その掛け合わせた値を評価
関数303に出力するものであり、評価関数303は所
定の演算式に基づいて演算を行い、この演算結果に応じ
て、その結果を出力するかどうかを評価するものであ
る。なお、メンバーシップ関数による評価、スイッチの
選択、評価関数による評価については、後から詳細に説
明する。
【0016】さらに、探索手段205は、スイッチ(L
si 、Ssi 、θsi 、Csi )のON,OFFパター
ンの組み合わせ、およびそのパターンに対応する点列デ
ータ数の情報(Npi)を1つの遺伝子座とし、また、
サイン1つ分の抽出位置に対応したスイッチ(Lsi 、
Ssi 、θsi 、Csi )のON,OFFパターンの組
み合わせ、およびその点列データ数の情報(Npi)を
染色体として、認識ネットワーク手段204の評価結果
に基づき、遺伝的アルゴリズムを用いることで、評価結
果が最も良好な染色体を決定するものである。つまり、
探索手段205は、認識ネットワーク手段204の評価
結果に基づいて、抽出位置に対応した最も良好なスイッ
チ(Lsi 、Ssi 、θsi 、Csi )のON,OFF
パターンの組み合わせを決定するものであって、この決
定により、例えば、1番目の線分は4種類のデータ〔長
さ(Li)、傾き(Si)、最大角度(θi)、曲がり
(Ci)〕のうち、どれを使うか使わないかを決める手
段である。なお、この探索手段205における遺伝的ア
ルゴリズムについては、後から詳細に説明する。
【0017】次に、以上のように構成されたサイン認識
装置の動作を説明する。ここで、サイン認識装置におい
て、その動作には、大きく分けて2つの作業がある。1
つはサインを登録するための学習モードであり、もう1
つは登録されたサインと登録後に入力されたサインとが
同一人物のサインであるか否かを識別する認識モードで
ある。
【0018】〔学習モード〕まず、学習モードについ
て、その全体的な動作を図3に示すフローチャートに基
づき説明する。なお、このフローチャートは、図1に示
すマイクロコンピュータ208の処理動作を示す。ステ
ップ100においては、サインを登録希望するユーザ
が、例えば、本装置に接続されたキーボード等の入力機
器(図示せず)を使用し、学習モード・認識モードのい
ずれか一方を選択することで、この選択に応じた信号が
入力され、この信号に基づいて、学習モードであればス
テップ110に移行し、認識モードであればステップ2
10に移行する。
【0019】ステップ110においては、学習モードに
移行したことに応じて、登録希望するユーザに表示器等
(図示せず)を利用してIDコード(登録コード)の入
力要求を行い、ユーザからのIDコード入力によって、
これから入力される予定の手書サインのIDコードを設
定する。ステップ120においては、筆者に対して手書
サインの書き込み要求を行い、ユーザが入力手段201
(タブレット、ディジタイザ等)にサインを書き込むこ
とによって、入力手段201からは2次元平面上の点列
データが出力され、これを入力する。
【0020】ステップ130においては、サイン自動生
成手段202によって、入力手段201から出力された
点列データと、フィルタ手段202bを介して乱数発生
手段202aから出力された乱数データとを掛け合せ、
筆者によって入力された点列データから複数の正例(筆
者のサイン)、負例(偽のサイン)の点列データを自動
生成する。
【0021】ステップ140においては、データ抽出手
段203によって、サイン自動生成手段202からの点
列データを正規化し、正規化した点列データから任意の
線分を抽出し、例えば、4種類のデータ〔長さ(L
i)、傾き(Si)、最大角度(θi)、曲がり(C
i)〕を演算によって生成する。なお、このステップ1
40の処理の詳細は後から説明する。
【0022】ステップ150においては、認識ネットワ
ーク手段204によって上記4種類のデータ〔長さ(L
i)、傾き(Si)、最大角度(θi)、曲がり(C
i)〕の評価を行うと共に、この評価に応じて、探索手
段205によって各スイッチ(Lsi 、Ssi 、θsi
、Csi )のON,OFFパターンの組み合わせ、及
びメンバーシップ関数301nの設定を行い、遺伝的ア
ルゴリズムに基づいて、各スイッチのON,OFFパタ
ーンの組み合わせが、最も良好な設定を決定する。な
お、このステップ140の処理についても、その詳細は
後から説明する。
【0023】ステップ160においては、記憶手段20
6によって、探索手段205で決定された最も良好な、
スイッチ(Lsi 、Ssi 、θsi 、Csi )のON,
OFFパターンの組み合わせ、および点列データ数の情
報(Npi)を、IDコードと対応させて記憶する。以
上で学習モードにおける処理動作は終了する。
【0024】ここで、ステップ140の詳細な動作につ
いて、図4に示すフローチャートに基づき説明する。な
お、このフローチャートはマイクロコンピュータ208
におけるデータ抽出手段203の処理動作を示す。ステ
ップ300においては、サイン自動生成手段202から
の点列データを取り込む。このとき、点列データには、
正例(筆者のサイン)、負例(偽のサイン)の2種類の
データがあるので、フラグを付けておき、このフラグに
よって管理する。
【0025】ステップ310においては、取り込んだ点
列データを時間によって、例えば、256個の点列デー
タ(Xj,Yj,j=1,2,・・・256)として正規化
する。なお、この時間により256個の点列データとし
て正規化するのは、サインを書くスピードがその時々に
おいて、例えば、1つのサインから得られるデータ数
が、早く書かれた場合には200個、遅く書かれた場合
には300個というように異なってしまう、そのため、
この書くスピードに関係なく常に一定の点列データを得
るという目的から時間により正規化がなされている。す
なわち、得られるデータ数が、所定数よりも多い場合に
はデータを間引き、所定数よりも少ない場合には近辺の
データに応じて補うというかたちで、常に一定のデータ
数を得ている。ただし、ストロークとストロークの間に
点が補間されないように、ストロークの終点と次のスト
ロークの始点との時間的差はないものとする。
【0026】ステップ320においては、図5に示すよ
うに、正規化された点列データから任意の点(始点Pst
i )を選択し、ステップ330においては、任意の長さ
(点列データ数Npi)の線分(終点Pedi )(i=1,2, ・
・・,n) を設定する。ここでいう任意とは、まったくラ
ンダムに選択されるということである。なお、図5は
「わたなべ」の「べ」の字の頂点付近の点列データが選
択された場合を示し、始点Pst2 を含む4つの点列デー
タが選択された例である。
【0027】ステップ340においては、選択された線
分から4種類のデータを演算により算出する。すなわ
ち、1:長さ(Li)、2:傾き(Si)、3:最大角
度(θi)、4:曲がり(Ci)の4つのデータを得
る。各データの意味は、次のとおりである。長さLiは
点列データが時間により正規化されているのでその部分
を書く速さにも相当する。また、長さは各点列間の長さ
の平均値をLdot とするとNpi×Ldot が0.5となる
ようにする。すなわち実際の長さをLaiとすると
【0028】
【数1】 Li=Lai×0.5/(Npi×Ldot) とした。(1) 式により、サインを書く全体的なスピード
の変化を吸収できる。なお、0.5を掛けるのは後のメ
ンバーシップ関数の表示の都合によるだけである。傾き
Siはその線分の始点(Psti )と終点(Pedi )を結
ぶ直線li と水平線とのなす角度である。最大角度θi
は線分の中で最も鋭い角度である。曲がりCi は図5の
斜線部の面積とする。ただし、この面積は直線li を底
辺とする直角2等辺三角形の面積により正規化する。
【0029】ステップ350においては、線分の始点
(Psti )と終点(Pedi )とが異なるストローク上に
ある場合、図6に示すように、分断された線分の長い方
の線分データをそのサンプル点でのデータとして、デー
タの補正を行う。ただし、長さLiは分断された各線分
の合計の長さである。次に、ステップ150の詳細な動
作について、図7に示すフローチャートに基づき説明す
る。なお、このフローチャートはマイクロコンピュータ
208における認識ネットワーク手段204、探索手段
205の処理動作を示す。
【0030】ステップ400においては、ステップ14
0にて抽出された4種類のデータをそれぞれ遺伝子とみ
たて、この遺伝子のうち、どれを評価の対称として使う
か、また、どれを評価の対称として使わないかを設定す
るための情報として遺伝子座を設定する。すなわち、こ
の遺伝子座とは、認識ネットワーク手段204に構成さ
れるスイッチ(Lsi 、Ssi 、θsi 、Csi )のO
N,OFFパターンの組み合わせ情報のことである。な
お、この遺伝子座はサインの抽出点の始点Psti と、そ
こから終点Pedi までの点列データ数Npiの情報も含ん
でいる。そして、こうして設定された遺伝子座は、ステ
ップ140にて抽出された線分1つ分の情報であるた
め、サイン1つ分の数に相当する遺伝子座、つまり、染
色体を設定する。すなわち、染色体とは、図8に示され
るように、1つのサインから抽出されるn個分の線分に
相当するスイッチ(Lsi 、Ssi 、θsi 、Csi )
のON,OFFパターンの組み合わせ情報、およびその
情報の抽出位置を含む情報のことである。なお、具体的
には、ある染色体が(10,(5,1,0,0,1),25,(10,0,1,1,
1), ・・・)であれば、サイン点列の先頭より10番目
の点から5個分の点列の線分の長さと曲がりのデータ
を、25番目の点から10個分の点列の線分の傾きと最
大角度と曲がりのデータを抽出して評価の対称に使うこ
とを意味している。
【0031】ステップ410においては、認識ネットワ
ーク手段204の入力部に構成された台形型メンバーシ
ップ関数301nの設定を行う。なお、メンバーシップ
関数301nの設定は、任意の3つのサインデータ(正
例)を基本サインとして、これから得られる各データに
ついて、それぞれの最大値と最小値を幅Wとし、その台
をW+Wy(W+0.5)とした。また、メンバーシッ
プ関数をこのような形に設定するのは、入力に対する出
力の感度の低い部分を設けることによって、同じ筆者に
よるサインでも、その都度微妙に異なるため、この微妙
に異なるサインの揺らぎを吸収させることにある。すな
わち、入力値が幅Wの区間にない場合は、その出力値が
低下し、ある所定値よりも低い場合には、その入力値に
対する出力値を採用しなくなる。そのため、同じ筆者に
よるサインでも、その都度微妙に異なるため、この微妙
に異なるサインの揺らぎを吸収させることができる。ま
た、台形型メンバーシップ関数301nは、図9に示す
ように、遺伝子座ごとにその設定がなされる。
【0032】ステップ420においては、各メンバーシ
ップ関数301nによってデータ抽出手段203にて抽
出されたデータに各グレード値を掛け合わせ、さらにス
イッチを介して掛算器302に出力し、掛算器302に
よって各メンバーシップ関数301nからの出力をすべ
て掛け合わせる。さらに、この掛け合わせた値を線分1
つのデータとして、サイン1つ分の数に相当するすべて
の線分のデータを生成し、評価関数303によって掛算
器302にて生成されたデータの評価を行う。ここで、
各メンバーシップ関数301nと掛算器302との間に
はスイッチ(Lsi 、Ssi 、θsi 、Csi )が構成
されており、このスイッチは、そのON,OFFパター
ンの組み合わせがステップ400にて設定された染色体
の情報に対応している。そのため、評価関数303の評
価は、染色体の適応度を示し、スイッチのON,OFF
パターンの組み合わせの評価を示すものとなる。なお、
適応度を評価する評価関数は、認識ネットワークの正し
い出力値tiを正例は1、負例は0とし、実際の出力値
oiとの差の絶対値を用いて次式(2) により求めた。こ
こでm1,m2はそれぞれ正例・負例の評価用のサイン
の数を示す。
【0033】
【数2】
【0034】また、染色体の適応度の評価は、その出力
値が例えば0.8以上の場合を正例、0.4以下を負例
とし、0.4〜0.8の範囲を判定不能とし、評価とし
ての結果として使用しない。ステップ430において
は、探索手段205にて、適応度評価された染色体が所
定数あるか否かの判定を行い、所定数あると判定される
までステップ400〜430の動作を繰り返す。つま
り、この処理によって、遺伝的アゴリズムでいう染色体
の増殖がなされる。なお、本実施例においては、上記染
色体の数は、例えば、50個に設定されている。
【0035】ステップ440においては、上記所定数の
染色体の中から適応度が低い染色体をPc%(例えば、
20%)削除する。言い換えれば、スイッチ(Lsi 、
Ssi 、θsi 、Csi )のON,OFFパターンの組
み合わせ評価が、良好なものだけを残し、悪いものを削
除するということである。これは、遺伝的アルゴリズム
でいう淘汰に相当する。
【0036】ステップ450においては、上記所定数の
染色体の中から適応度が高い2個の染色体を選択し、そ
の選択した染色体をコピーする。ステップ460におい
ては、図10に示されるように、そのコピーした2個の
染色体を遺伝子座のレベルで交差させる。つまり、スイ
ッチ(Lsi 、Ssi 、θsi 、Csi )のON,OF
Fパターンの組み合わせのうち、ほぼ同じ位置の線分に
対応する情報を交換することで、新しい2つのON,O
FFパターンの情報を生成することになる。なお、交差
は任意の遺伝子座を選択するものとする。
【0037】ステップ470においては、ステップ44
0の処理にて削除したPc%の染色体の代わりに、ステ
ップ460の処理にて生成された新しい2つの染色体を
補充する。また、削除した分の補充が終了したと判定す
るまで、コピー、交差、補充の処理(ステップ450〜
470)を繰り返す。なお、ステップ450〜470に
おいて、一度用いた染色体は同一世代では2度と選択さ
れないように、染色体にフラグを付けて管理されてい
る。
【0038】ステップ480においては、遺伝子座の情
報に突然変異の操作を行う。これは、エリートの染色体
を除く、全ての染色体に対して確率Pmut %(例えば、
10%)でランダムに施す。その際、抽出点の始点Pst
i は1度に変化できる幅を限定し、a→a+Δaと変更
した。また、点列データ数Npiについては、その整数値
がcであったとすると、c→c’とし、上限を定めて変
更する。本実施例では始点Psti を上限Δamax =12
とし、点列データ数Npiの上限cmax =12とし、その
範囲内の整数値を一様な乱数で選定する。また、各スイ
ッチ(Lsi 、Ssi 、θsi 、Csi )は、そのO
N,OFFパターンの組み合わせをランダムに反転させ
た。
【0039】ステップ490においては、上述のように
突然変異の操作まで行った染色体、つまり、一連の処理
により設定された遺伝子座データに基づいて、ステップ
420の処理同様、評価関数303にて適応度の評価を
行う。ステップ500においては、ステップ440〜4
90までの処理を所定回数(例えば、300回)行った
と判定するまで、繰り返し処理する。つまり、この処理
によって、遺伝的アルゴリズムでいう300世代までの
演算が行われたことになる。
【0040】以上のようにして得られた、最も適応度の
高い染色体、つまり、各スイッチ(Lsi 、Ssi 、θ
si 、Csi )のON,OFFパターンの組み合わせ及
びそのパターンにおける点列データの抽出位置は、手書
サインを書き込んだユーザの個人性特徴を最も良くあら
わした情報となる。こうして、得られた代表例を図11
に示す。ここでサイン中に示されている数字は、遺伝子
座の情報に対応している。この事例から得られること
は、例えば、1番目の線分からは「さんずい」の一番下
のストロークの曲がりがとても小さいことが特徴である
ことがわかる。つまり、書き込まれたサインからどの部
分のどのデータがサイン認識に適しているかが判別でき
るようになる。
【0041】なお、図13には遺伝的アルゴリズムによ
る効果を示す。縦軸は認識性能F(適応度)、横軸は世
代数である。図13に示されるように、交差のみでは初
期世代の染色体の組み合わせの範囲内で適応度が上昇し
ていくが、染色体が一様化した段階でそれ以上の改善は
行われない。また、突然変異のみの場合では適応度が前
世代にわたって順調に上昇していく様子が見て取れる。
そして、交差と突然変異とにより適応度の改善は最も早
く進むことが明らかである。
【0042】〔認識モード〕次に、認識モードについ
て、その動作を図3に示すフローチャートに基づき説明
する。ステップ100にて認識モードが設定されると、
ステップ210に移行し、ステップ210においては、
表示器等(図示せず)によって入力希望するユーザにI
Dコード(登録コード)の入力要求を行い、ユーザが入
力したIDコードを取り込む。なお、ここで入力された
登録コードは、学習モードで登録されたものと同じID
コードとする。
【0043】ステップ220においては、取り込んだI
Dコードに基いて、学習モードにて記憶された染色体デ
ータ〔各スイッチ(Lsi 、Ssi 、θsi 、Csi )
のON,OFFパターンの組み合わせ、およびそのパタ
ーンにおける点列データの抽出位置(Npi)〕を記憶
手段206から取り込む。ステップ230においては、
取り込んだ染色体データに基づいて、認識ネットワーク
手段204における各スイッチ(Lsi 、Ssi 、θs
i 、Csi )とメンバーシップ関数301nとを設定す
る。
【0044】ステップ240においては、筆者に対して
手書サインの書き込み要求を行い、ユーザが入力手段2
01にサインを書き込むことによって、入力手段201
からは2次元平面上の点列データが出力され、これを入
力する。ステップ250においては、入力手段201か
らの点列データは、サイン自動生成手段202を迂回し
て、データ抽出手段203に入力され、データ抽出手段
203によって、サインの特徴である1:長さ(L
i)、2:傾き(Si)、3:最大角度(θi)、4:
曲がり(Ci)の4つのデータが学習モードと同様に抽
出される。
【0045】ステップ260においては、認識ネットワ
ーク手段204によって、データ抽出手段203で抽出
されたデータの評価を行う。このとき、認識ネットワー
ク手段204は、すでに登録コードに対応した遺伝子座
データがスイッチとして設定されているため、入力され
たデータが学習時に登録したデータに対応していれば、
その出力は1に近い値となり、その出力が判断基準以上
の大きさであれば、正例として判定する。なぜなら、メ
ンバーシップ関数301nによって、真のサインであれ
ばそのグレード値は1になるか、1以下のそれに近い値
となり、各メンバーシップ関数301nの全ての積をと
るため出力は同様に1になるか、1以下のそれに近い値
をとることになるためである。一方、偽りのサイン(負
例)の場合は、正例の場合と逆で、認識ネットワーク手
段204の出力が小さい時(本実施例では0.5以下を
負例、0.5〜0.7の範囲を判定不能)に、負例とし
て判定する。なお、図12には図11の場合と同じ染色
体が負例サインにおいて抽出する各線分を示しており、
この例から判るように、正例における番号1の線分は、
負例において異なった所を示しているということであ
り、サインが一致していないことを示している。
【0046】ステップ270においては、以上のように
して認識ネットワーク手段204で評価、判定された結
果を出力手段207に出力する。これによって、手書サ
インを入力したユーザの真偽の結果やその度合い等が表
示され、認識モードの処理を終了する。なお、本実施例
においては、入力手段201としてタブレット、ディジ
タイザ等のオンライン認識による構成を採用したが、こ
れに限るものではなく、例えば、スキャナ等を用いるこ
とで、オフライン認識による構成を採用してもよい。さ
らに、本実施例では、線分データを用いて個人性特徴を
表したが、これに限るものではなく、例えば、スペクト
ル強度、ストローク密度といった個人性特徴をデータと
して採用してもよい。
【0047】また、メンバーシップ関数301nは台形
である必要はなく、入力の揺らぎを吸収できるような形
状のメンバーシップ関数であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表す構成図である。
【図2】図1に示す認識ネットワークの詳細な構成図で
ある。
【図3】上記一実施例における動作を表すフローチャー
トである。
【図4】図3に示すデータ抽出処理の詳細なフローチャ
ートである。
【図5】線分データの説明図である。
【図6】分離した線分データの説明図である。
【図7】図3に示す遺伝子操作及び評価の詳細なフロー
チャートである。
【図8】染色体の構成図である。
【図9】メンバーシップ関数を示す図である。
【図10】遺伝的アルゴリズムの説明図である。
【図11】染色体が決定したサインデータの一事例(正
例)である。
【図12】染色体が決定したサインデータの一事例(負
例)である。
【図13】遺伝子の世代進化における適応度のグラフで
ある。
【図14】従来のサイン認識装置を表す構成図である。
【符号の説明】
201 入力手段 202 サイン自動生成手段 203 データ抽出手段 204 認識ネットワーク手段 205 探索手段 207 出力手段 301n メンバーシップ関数 Lsi 、Ssi 、θsi 、Csi スイッチ手段 302 掛算器 303 評価関数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楊 旭華 愛知県名古屋市昭和区前山町1−14 ド ーミトリ前山B101 (56)参考文献 特開 昭63−255761(JP,A) 特開 平4−326006(JP,A) 特開 平5−143738(JP,A) 特開 平5−165969(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 570

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書により書き込まれたサインを入力
    し、この入力に応じた信号を出力する入力手段と、 この入力手段から出力される信号を所定のタイミングで
    抽出し、この抽出した信号から複数の特徴部分を示すデ
    ータを生成する特徴データ生成手段と、 この特徴データ生成手段にて生成された前記複数の特徴
    部分を示すデータを特徴の種類ごとに入力し、入力値に
    対して出力値の変化が少なくなる特性のメンバーシップ
    関数にて入力したデータのゆらぎを吸収させる複数の独
    立したゆらぎ吸収手段と、 この複数の独立したゆらぎ吸収手段によってゆらぎが吸
    収されたデータを、その特徴の種類ごとに前記所定のタ
    イミングで通過もしくは遮断させる複数の独立したスイ
    ッチ手段と、 この複数の独立したスイッチ手段を通過したデータを入
    力し、その入力したデータと学習時に登録したデータ
    を比較することで、入力したデータを評価する評価手段
    と、 前記所定のタイミングを設定すると共に、前記複数の独
    立したスイッチの通過もしくは遮断の組み合わせパター
    ンを前記所定のタイミングに対応させて設定し、この設
    定に応じて前記複数の独立したスイッチを動作させ、こ
    の動作状態における前記評価手段の評価を取り込み、こ
    の取り込んだ評価が良好な前記組み合わせパターンを探
    索する探索手段と、 この探索手段が探索した前記組み合わせパターン、この
    組み合わせパターンに対応した前記所定のタイミング、
    および前記メンバーシップ関数とを記憶する記憶手段
    と、 を備えたことを特徴とするサイン認識装置。
  2. 【請求項2】 前記探索手段は、 所定数の前記組み合わせパターンを設定し、 この設定した前記所定数の組み合わせパターンの中か
    ら、前記評価手段の評価が低い組み合わせパターンを所
    定の割合だけ削除し、 さらに、前記設定した所定数の組み合わせパターンの中
    から、前記評価手段の評価が高い組み合わせパターンを
    複数個コピーして取り出し、 この複数個コピーして取り出した組み合わせパターンを
    前記スイッチ手段の特徴の種類を一致させながら、前記
    通過もしくは遮断させるかの情報を交差させ、新たな組
    み合わせパターンを生成し、 この生成された新たな組み合わせパターンを前記所定の
    割合だけ削除した部分に補充することを特徴とする請求
    項1記載のサイン認識装置。
  3. 【請求項3】 前記探索手段は、 所定数の前記組み合わせパターンを設定し、 この設定した前記所定数の組み合わせパターンのうち、
    各々の組み合わせパターンに対して、所定の確率で前記
    スイッチ手段の通過もしくは遮断させるかの情報を反転
    させ、かつ前記組み合わせパターンに対応した前記所定
    のタイミングを所定の範囲内で変化させることを特徴と
    する請求項1記載のサイン認識装置。
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