JP3507051B2 - シャッターの自動閉鎖装置 - Google Patents

シャッターの自動閉鎖装置

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JP3507051B2
JP3507051B2 JP2001299476A JP2001299476A JP3507051B2 JP 3507051 B2 JP3507051 B2 JP 3507051B2 JP 2001299476 A JP2001299476 A JP 2001299476A JP 2001299476 A JP2001299476 A JP 2001299476A JP 3507051 B2 JP3507051 B2 JP 3507051B2
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support shaft
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lever
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富彦 橋本
広司 梶原
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新生精機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の開口部など
に設けられるシャッターの自動閉鎖装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の開口部などに設けられる
電動シャッターにおいては、開閉機の上面に自動閉鎖装
置が取り付けられている。この自動閉鎖装置は、火災が
発生した場合に熱や煙などをセンサが感知した時そのセ
ンサの信号に基づいてソレノイドが作動してシャッター
開閉機のブレーキレバーを解除側に操作することによ
り、シャッターカーテンを自重により降下させ、防火・
防煙を図るようになっている。また自動閉鎖装置は、手
動による遠隔操作によってもブレーキレバーを解除側に
操作し、シャッターカーテンを自重により降下させ得る
ようになっている。
【0003】この種の自動閉鎖装置としては、例えば特
開平9−324590号公報に開示され、図13にも示
すように、1本の操作ワイヤaのみを用いて、遠隔手動
操作によるブレーキ解除の操作と、ブレーキ解除後に元
の状態に戻すための復帰操作とを行い得るようにしたも
のが知られている。この自動閉鎖装置は、ケースbの互
いに対向する2つの側壁b1,b2間に架設された第1
支軸cと、この第1支軸cの外周に嵌合されかつブレー
キレバーdを解除側に操作する作動位置と制動側に戻す
非作動位置との間で摺動可能に設けられた第1スライド
ピースeと、上記第1支軸cの外周に配置されかつ第1
スライドピースeを作動位置に位置付けるように付勢す
る第1のコイルばねfと、上記第1支軸cと平行にケー
スbの2つの側壁b1、b2間に架設された第2支軸g
と、この第2支軸gの外周に嵌合されかつ右側の側壁b
1寄りの第1位置と左側の側壁b2寄りの第2位置との
間で摺動可能に設けられた第2スライドピースhと、上
記第2支軸gの外周に配置されかつ第2スライドピース
hを第1スライドピースeと同方向につまり第2位置に
位置付けるように付勢する第2のコイルばねiと、一端
が上記第2スライドピースhに連結され、第2のコイル
ばねiの付勢力に抗して第2スライドピースhを第1位
置に位置付けるための操作ワイヤaと、上記第2スライ
ドピースhに支軸j回りに揺動可能に支持されかつ上記
第1スライドピースeに形成した係合部e1と係合する
フック部k1を有するロックプレートkと、上記第1支
軸c及び第2支軸gと直交する方向にプランジャーm1
を向けてケースb上に固定されたソレノイドmと、この
ソレノイドmのプランジャーm1に固定されかつ上記ロ
ックプレートkに形成した長孔nに挿入された係合ピン
oとを備えている。
【0004】上記操作ワイヤaの他端は、操作し易い場
所に設けられた操作ボックスに接続される。そして、図
13に示す状態から、この操作ボックス内の例えば操作
ボタンを押して操作ワイヤaを緊張状態から緩めると第
2スライドピースhが第2のコイルばねiの付勢力によ
り第2支軸gに沿って左側の第2位置に移動し、それと
同時に第1スライドピースeも第1のコイルばねfの付
勢力により第1支軸cに沿って左側の作動位置に移動す
ることにより、ブレーキレバーdが解除側に操作され
る。このブレーキ解除の後、操作ボックス内の例えば操
作レバーによって操作ワイヤaを引張ると第2スライド
ピースh及び第1スライドピースeがそれぞれ第2支軸
g及び第1支軸cに沿って右側に移動して元の状態に戻
る。また、図13に示す状態から、火災時の熱や煙を感
知するセンサの信号に基づいてソレノイドmが作動して
プランジャーm1を引き込むとロックプレートkが支軸
j回りに時計方向に回動して、ロックプレートkのフッ
ク部k1と第1スライドピースeの係合部e1との係合
が外れ、第1スライドピースeが第1のコイルばねfの
付勢力により第1支軸cに沿って左側の作動位置に移動
することにより、操作ボックスの操作ボタンを押したと
きと同様にブレーキレバーdが解除側に操作される。こ
の状態から元の状態に戻すときには、先ず、操作ボック
スの操作ボタンを押して操作ワイヤaを一旦緩め、第2
スライドピースhを第2位置に移動させてロックプレー
トkのフック部k1を第1スライドピースeの係合部e
1に係合させた後、操作ボックスの操作レバーによって
操作ワイヤaを引張ることにより元の状態に戻すことが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
自動閉鎖装置では、プランジャーm1の軸方向に長いソ
レノイドmを支軸c,gと直交する状態でケースb上に
固定しているため、ケースb自体が支軸c,gの方向よ
りもこれと直交する方向に2倍ほど長くなる。このた
め、図14に示すように、シャッター開閉機pの上面に
自動閉鎖装置のケースbを、支軸c,gの方向つまりス
ライドピースe,hの摺動方向をブレーキレバーdの操
作方向であるシャッター開閉機pの軸方向と一致させた
状態で取り付ける場合、ケースbがシャッター開閉機p
の上側で開閉機pよりも側方に突出する。その際、図1
4に仮想線で示すようにケースbを内部寄りに突出させ
て取り付けると巻き取りドラムqに巻き取られるシャッ
ターカーテンの巻き径rと干渉することになるので、ケ
ースbは、図14に実線で示すように外部寄りに突出し
て取り付けられるが、この場合、シャッターケースs
を、図14に示す通常のものよりも大きくしなければな
らないという問題がある。尚、図14中、tは巻き取り
ドラムqに連結されたドラムスプロットであって、この
ドラムスプロケットtは開閉機p側のアウトプットスプ
ロケットuからローラチェーンvを介して動力を受けて
回転する。
【0006】上記例示の公報には、自動閉鎖装置のケー
スbをシャッター開閉機pの下面に取り付けることが開
示されている。しかし、この場合にも、シャッター開閉
機pの下方に自動閉鎖装置を配置するためのスペースを
確保しなければならないため、シャッターケースsを大
きくする必要がある。また、自動閉鎖装置のメンテナン
ス時には上向きで作業を行わなければならないという問
題もある。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その課題とするところは、1本の操作ワイヤのみ
を用いてブレーキ解除操作と復帰操作とを行い得るよう
にするに当たり、ソレノイド(詳しくはそのプランジャ
ーの動作方向)をブレーキレバーの操作方向と平行に配
置することにより、ケースのブレーキレバー操作方向と
直交する方向の長さを短くして小型化を有効に図り得る
シャッターの自動閉鎖装置を提供せんとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、ブレーキレバーを解除側に
操作してシャッターカーテンを自重により降下させるシ
ャッターの自動閉鎖装置として、ケース内の一方向で上
記ブレーキレバーを解除側に操作する作動位置と制動側
に戻す非作動位置との間に移動可能に設けられたフック
部を有する第1部材と、この第1部材を作動位置に位置
付けるように付勢する第1のばねと、上記第1部材の移
動方向と同方向で第1の位置と第2の位置との間に移動
可能に設けられた第2部材と、この第2部材を第2の位
置に位置付けるように付勢する第2のばねと、一端が上
記第2部材に連結され、第2のばねの付勢力に抗して第
2部材を第1の位置に位置付けるための操作ワイヤと、
一端が上記第2部材に回動可能に連結され、他端に上記
第1部材のフック部と係合可能な係合部を有する回動部
材と、この回動部材を係合部が第1部材のフック部と係
合する状態に保持するように付勢する第3のばねと、プ
ランジャーの動作方向が上記第1部材及び第2部材の移
動方向と平行な状態で第2部材に近接して配置されたソ
レノイドと、ケースに支軸回りに回動可能に設けられ、
一端が上記ソレノイドのプランジャーに連係され、他端
に当接部を有し、上記第2部材が操作ワイヤによって第
1の位置に位置付けられている状態で上記ソレノイドを
作動させた時支軸回りに回動して当接部が回動部材に当
接し、この回動部材を第3のばねの付勢力に抗して第1
部材のフック部との係合状態を解除する方向に回動させ
るレバーとを備える構成とする。
【0009】この構成では、操作ワイヤが緊張状態にあ
るときには、第1部材はブレーキレバーを制動側に戻す
非作動位置に、第2部材は第1の位置にそれぞれ位置
し、回動部材は、第3のばねの付勢力により係合部が第
1部材のフック部に係合する状態に保持される。この状
態から操作ワイヤを、その他端が接続される操作ボック
スの操作ボタンの押し操作などによって緩めると第2部
材が第2のばねの付勢力により第2の位置に移動し、そ
れと同時に第1部材も第1のばねの付勢力により作動位
置に移動することにより、ブレーキレバーが解除側に操
作される。このブレーキ解除の後、操作ボックスの操作
レバーなどによって操作ワイヤを引張ると第1部材及び
第2部材がそれぞれ元の位置にまで移動する。また、操
作ワイヤの緊張状態からソレノイドが作動するとレバー
が支軸回りに回動してレバーの当接部が回動部材に当接
し、この回動部材が第3のばねの付勢力に抗して回動し
て回動部材の係合部と第1部材のフック部との係合が外
れ、第1部材が第1のばねの付勢力により作動位置に移
動することにより、ブレーキレバーが解除側に操作され
る。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載のシ
ャッターの自動閉鎖装置において、上記回動部材を、互
いに対向する2つの壁面部を連結部で連結して構成する
とともに、この回動部材の一端では2つの壁面部間に第
2部材を挟んだ状態で支軸を介して連結し、回動部材の
他端では2つの壁面部間に係合部を構成する係合ローラ
を支軸を介して回転自在に支持する構成とする。この構
成では、第2部材と第1部材との間で操作ワイヤからの
引張力を伝達する回動部材が、第2部材を挟む2つの壁
面部を連結部で連結してなるため、引張力の伝達を確実
に行うことができる。また、第1部材のフック部と係合
する回動部材の係合部は、この2つの壁面部間に回転自
在に支持された係合ローラにより構成されているため、
引張力の伝達を確実に行いながら、フック部との係合及
びその離脱を円滑に行うことができる。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項2記載のシ
ャッターの自動閉鎖装置において、上記第3のばねを、
第2部材と回動部材との連結箇所の支軸に装着されたね
じりコイルばねによって構成し、かつこのねじりコイル
ばねを、第2部材と回動部材の各壁面部との間にそれぞ
れコイル部を有する構成とする。この構成では、1つの
ねじりコイルばねにより、回動部材を付勢するばねとし
ての機能の他に、支軸の外周でかつ第2部材と回動部材
の各壁面部との間の隙間を満たすスペーサーとしての機
能が発揮されることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
自動閉鎖装置を備えた電動シャッターAを示し、この電
動シャッターAは、建物の出入り口を開閉するシャッタ
ー本体としての金属製のシャッターカーテン1と、出入
り口の上縁に沿って取り付けられたシャッターケース2
と、出入り口の左右両側に沿って取り付けられた左右一
対のガイド部材3,3と、上記シャッターケース2内に
回転自在に支持された巻き取りドラム4と、シャッター
ケース2内に配置されかつ巻き取りドラム4を回転駆動
する開閉機5とを備え、開閉機5の作動により巻き取り
ドラム4にシャッターカーテン1を巻き取り、あるいは
巻き取りドラム4からシャッターカーテン1をガイド部
材3,3により両端をガイドした状態で送り出すことに
より、出入り口を自動開閉するように構成されている。
【0013】上記シャッターケース2の側板2aは、図
2に詳示するように、矩形状に形成され、この側板2a
の中央部には巻き取りドラム4の一端が回転自在に支持
されているとともに、側板2aの下部外寄りの偶角部に
は開閉機5が取り付けられている。この開閉機5は、シ
ャッターケース側板2aに近い側にアウトプットスプロ
ケット6を有し、このスプロケット6、ローラチェーン
7及びドラムスプロケット8を介して巻き取りドラム4
を回転駆動するようになっている。尚、図2中、Dは巻
き取りドラム4に巻き取られるシャッターカーテンの巻
き径である。
【0014】上記開閉機5のブレーキケース側の上面に
は、図3及び図4に詳示するように、自動閉鎖装置10
がブラケット11を介して取り付けられている。この自
動閉鎖装置10は、開閉機5のブレーキレバー12(詳
しくはその一端に固定したボルト13)を後述する作動
プレート20で解除側に押圧操作してシャッターカーテ
ン1を自重により降下させるものであり、自動閉鎖装置
10からは1本の操作ワイヤ14が導出され、この操作
ワイヤ14は、出入り口近傍で操作し易い高さ位置の壁
面に設けた操作ボックス15に接続されている。この操
作ボックス15には、図示していないが、開閉機5の作
動を電気的に操作する操作スイッチ(詳しくは開、閉、
停止の3つのスイッチ)と、操作ワイヤ14を緩めて自
動閉鎖装置10を介してブレーキレバー12を解除側に
操作するための緊急用操作ボタンと、操作ワイヤ14を
引張って自動閉鎖装置10を元の状態に戻す復帰操作の
ための操作レバーとが設けられている。
【0015】上記自動閉鎖装置10は、図5及び図6に
も示すように、ブラケット11に固定された下ケース1
7とカバー18とからなる箱型のケース19を備えてお
り、下ケース17の互いに対向する2つの側壁17a,
17b間には第1部材としての作動プレート20がその
長手方向に摺動可能に架設されている。この作動プレー
ト20には下ケース17の一方の側壁17bに対応して
リミットプレート21が固定されているとともに、作動
プレート20の側壁17bからケース19外に延出する
端部には直角に折り曲がるアングル部20aが形成さ
れ、このアングル部20aにはボルト22がねじ込んで
固定されており、作動プレート20は、ボルト22の頭
部22aがブレーキレバー12を押圧して解除側に操作
しかつリミットプレート21が下ケース17の側壁17
bの内面に当接する作動位置と、ボルト22の頭部22
aがブレーキレバー12から離れてブレーキレバー12
を制動側に戻しかつボルト22の軸部22bが下ケース
17の側壁17bの外面に当接する非作動位置との間で
摺動可能に設けられている。
【0016】上記作動プレート20の外周には作動プレ
ート20を作動位置に位置付けるように常時付勢する第
1の圧縮コイルばね23が装着されているとともに、作
動プレート20のストッパープレート21固定箇所近傍
にはその摺動方向と略直交する方向に突出するフック部
20bが形成されている。このフック部20bの突出す
る側の作動プレート20の側方にはこれと平行に第2部
材としての復帰レバー24が配置されており、この復帰
レバー24は、下ケース17の一方の側壁17aと下ケ
ース17に固定した支持プレート25との間にその長手
方向つまり作動プレート20の摺動方向と同方向に摺動
可能に架設されている。復帰レバー24には上記操作ワ
イヤ14の一端がワイヤクランプ26及びワイヤガイド
部材27を介して連結されているとともに、復帰レバー
24の外周にはワイヤガイド部材27と下ケース17の
側壁17aとの間に第2の圧縮コイルばね28が装着さ
れている。そして、復帰レバー24は、操作ワイヤ14
により引張られて図示の第1の位置と、第2の圧縮コイ
ルばね28により付勢されてワイヤガイド部材27が支
持プレート25に当接する第2の位置との間で摺動する
ようになっており、第2の圧縮コイルばね28は、この
復帰レバー24を第2の位置に位置付けるように常時付
勢するものであり、また操作ワイヤ14は、この第2の
圧縮コイルばね28の付勢力に抗して復帰レバー24を
第1の位置に位置付けるためのものである。
【0017】上記復帰レバー24の支持プレート25側
の端部には回動部材30の一端が支軸31を介して回動
可能に連結されている。この回動部材30は、図7及び
図8に詳示するように、互いに対向する2つの側壁部3
0a,30bを連結部30cで連結してなり、下側の側
壁部30bの一端は上側の側壁部30aよりも長く形成
されている。回動部材30の一端部には2つの側壁部3
0a,30b間に復帰レバー24の端部が挟まれた状態
で支軸31を介して連結されており、回動部材30の他
端部には上記作動プレート20のフック部20bと係合
可能な係合部としての係合ローラ32が支軸33を介し
て回転自在に支持されている。上記支軸31には、回動
部材30をその係合ローラ32が作動プレート20のフ
ック部20bと係合する状態に保持するように常時付勢
する第3のばねとしてのねじりコイルばね34が装着さ
れており、このねじりコイルばね34は、図9に拡大詳
示するように2つのコイル部34a,34aを有するも
ので、各コイル部34aをそれぞれ復帰レバー24と回
動部材30の各側壁部30a,30bとの間に介在させ
て装着されている。
【0018】さらに、上記下ケース17には、復帰レバ
ー24の作動プレート20と反対側の側方近傍にソレノ
イド35がそのプランジャー35aの動作方向を復帰レ
バー24及び作動プレート20の長手方向つまり摺動方
向と平行にした状態で配置されているとともに、このソ
レノイド35のプランジャー35aの動作を回動部材3
0に伝達するためのソレノイドレバー36が支軸37
(図7参照)回りに回動可能に支持されている。上記ソ
レノイド35は、励磁によりプランジャー35aを本体
35b側に引き込むものであり、プランジャー35aの
先端部にはアングル部材38が装着されている。
【0019】上記ソレノイドレバー36は、図10に詳
示するように、略L字状に形成され、その中央部が復帰
レバー24と回動部材30との連結部である支軸31の
下方で支軸37を介して下ケース17に支持されてい
る。このソレノイドレバー36の一端は、プランジャー
35a先端のアングル部材38に係合されており、ソレ
ノイドレバー36の他端部には上方に略直角に折り曲げ
てなる当接部36aが形成されている。そして、ソレノ
イドレバー36は、復帰レバー24が操作ワイヤ14に
よって第1の位置に位置付けられている状態で上記ソレ
ノイド35を励磁した時支軸37回りに図5で反時計方
向に回動して当接部36aが回動部材30の下側の側壁
部30bの端面に当接し、この回動部材30をねじりコ
イルばね34の付勢力に抗して作動プレート20のフッ
ク部20bとの係合状態を解除する方向に回動させるよ
うになっている。
【0020】尚、図5及び図6中、40はソレノイド3
5の消磁時にソレノイドレバー36を元の状態に戻すた
めの引張コイルばね、41は作動プレート20が非作動
位置にあることを検知するマイクロスイッチである。
【0021】次に、上記自動閉鎖装置10の作動を図
5、図11及び図12を参照しながら説明する。今、操
作ワイヤ14が緊張状態にあるときには、図5に示すよ
うに、作動プレート20はブレーキレバー12と離れて
ブレーキレバー12を制動側に戻す非作動位置にあり、
復帰レバー24は操作ワイヤ14に引張られて下ケース
17の側壁17a寄りの第1の位置にある。また回動部
材30は、ねじりコイルばね34の付勢力により係合ロ
ーラ32が作動プレート20のフック部20bに係合す
る状態に保持されており、ソレノイド35は消磁状態に
ある。
【0022】そして、このような状態から操作ボックス
15の緊急用操作ボタンを押して操作ワイヤ14を緩め
たときには、図12に示すように、復帰レバー24が第
2の圧縮コイルばね28の付勢力により支持プレート2
5寄りの第2の位置に移動し、それと同時に作動プレー
ト20も第1の圧縮コイルばね23の付勢力により作動
位置に移動し、この作動プレート20のアングル部20
a側のボルト22がブレーキレバー12を押圧して解除
側に操作することにより、開閉機5のブレーキが解除さ
れ、シャッターカーテン1が自重により降下することに
なる。このブレーキの解除後、操作ボックス15の操作
レバーによって操作ワイヤ14を引張ると復帰レバー2
4及び作動プレート20がそれぞれ元の位置にまで移動
し、ブレーキレバー12は制動側に戻される。尚、この
とき、ソレノイド35は消磁状態のままであり、ソレノ
イドレバー36は引張コイルばね40により当接部36
aが回動部材30の下側の側壁部30bの端面から離れ
た状態にあり、このソレノイドレバー36の中央部つま
り支軸37の上方を復帰レバー24及び回動部材30が
移動する。
【0023】また、操作ワイヤ14の緊張状態から火災
時の熱や煙を感知するセンサからの信号に基づいてソレ
ノイド35が励磁してプランジャー35aの引き込みを
したときには、図11に示すように、ソレノイドレバー
36が支軸37回りに反時計方向に回動してソレノイド
レバー36の当接部36aが回動部材30の下側の側壁
部30bの端面に当接し、この回動部材30がねじりコ
イルばね34の付勢力に抗して支軸31回りに反時計方
向に回動して回動部材30の係合ローラ32と作動プレ
ート20のフック部20bとの係合が外れ、作動プレー
ト20が第1の圧縮コイルばね23の付勢力により作動
位置に移動することにより、上述の緊急用操作ボタンを
押したときと同じくブレーキレバー12が解除側に操作
される。尚、ソレノイド35は、センサの信号に基づい
て一旦励磁した後は消磁し、ソレノイドレバー36は引
張コイルばね40により支軸37回りに時計方向に回動
して元の状態に戻る。
【0024】この状態から元の状態に戻すときには、先
ず、操作ボックス15の緊急用操作ボタンを押して操作
ワイヤ14を一旦緩め、復帰レバー24を第2の圧縮コ
イルばね28の付勢力により支持プレート25寄りの第
2の位置に移動させる。その際、回動部材30の係合ロ
ーラ32は作動プレート20のフック部20bに係合
し、この状態がねじりコイルばね34によって保持され
る(図12に示す状態)。しかる後、操作ボックス15
の操作レバーによって操作ワイヤ14を引張ると元の状
態に戻ることになる。
【0025】このように、本実施形態の自動閉鎖装置1
0においては、ソレノイド35の作動による自動的なブ
レーキ解除と手動遠隔操作によるブレーキ解除とを行う
ことができるとともに、1本の操作ワイヤ14を用いる
だけで手動遠隔操作時のブレーキ解除操作と復帰操作と
を行うことができるので、操作性などを高めることがで
きる。その上、ソレノイド35を復帰レバー24の作動
プレート20と反対側の側方近傍にプランジャー35a
の動作方向を復帰レバー24及び作動プレート20の移
動方向ないしブレーキレバー12の操作方向と平行にし
た状態で配置したことにより、ケース19のブレーキレ
バー操作方向と直交する方向の長さを可及的に短くする
ことができる。このため、図2に示す如く自動閉鎖装置
10を開閉機5の上面に取り付けた場合でもケース19
がシャッターカーテンの巻き径Dと干渉することはな
く、またシャッターケース2を大きくする必要もなく、
その小型化を図ることができる。
【0026】また、操作ワイヤ14からの引張力を復帰
レバー24と作動プレート20との間で伝達する回動部
材30は、復帰レバー24を挟む2つの壁面部30a,
30bを連結部30cで連結してなり、また作動プレー
ト20のフック部20bと係合する回動部材30の係合
部は、2つの壁面部30a,30b間に回転自在に支持
された係合ローラ32により構成されているため、引張
力の伝達を確実に行うことができるとともに、係合部3
2とフック部20bとの係合及びその離脱を円滑に行う
ことができ、作動の信頼性を高めることができる。
【0027】さらに、上記回動部材30と復帰レバー2
4との連結部である支軸31の外周に装着された1つの
ねじりコイルばね34は、回動部材30の係合ローラ3
2が作動プレート20のフック部20bと係合する状態
に保持するように回動部材30を常時付勢するばねとし
ての機能の他に、復帰レバー24と回動部材30の各壁
面部30a.30bとの間にそれぞれ介在される2つの
コイル部34a,34aを有し、その両隙間を満たすス
ペーサーとしての機能を兼備しているため、その分部品
点数を少なくすることができ、自動閉鎖装置10の小型
化などに寄与することができる。
【0028】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、その他種々の実施形態を包含するものであ
る。例えば、上記実施形態では、下ケース17の側壁1
7a,17b間に架設した第1部材としての作動プレー
ト20、及び下ケース17の側壁17aと支持プレート
25との間に架設した第2部材としての復帰レバー24
がそれぞれ長手方向に摺動可能につまり移動可能に設け
られた場合について述べたが、本発明は、図13に示す
従来技術のように、ケースbの側壁b1,b2間に第1
支軸c及び第2支軸dをそれぞれ架設し、この第1支軸
c上に第1部材としての第1スライドピースeを摺動可
能に装着するとともに、第2支軸d上に第2部材として
の第2スライドピースhを摺動可能に装着する場合など
にも同様に適用することができる。
【0029】また、本発明は、上記実施形態の如く電動
シャッターの自動閉鎖装置に限らず、火災時にのみ自重
降下レバーとしてのブレーキレバーを解除側に操作して
シャッターカーテンを自重により降下させる防火・防炎
用シャッターの自動閉鎖装置などにも同様に適用できる
のは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明におけるシャッタ
ーの自動閉鎖装置によれば、1本の操作ワイヤを用いる
だけで手動遠隔操作によるブレーキ解除操作と復帰操作
とを行うことができる上、ソレノイドをブレーキレバー
の操作方向と平行に配置したことにより、装置ケースの
ブレーキレバー操作方向と直交する方向の長さを可及的
に短くすることができ、装置自体の小型化ひいてはシャ
ッターケースの小型化を図ることができる。
【0031】特に、請求項2に係る発明では、操作ワイ
ヤからの引張力を第1部材と第2部材との間で伝達する
回動部材が、第2部材を挟む2つの壁面部を連結部で連
結してなり、また第1部材のフック部と係合する回動部
材の係合部は、2つの壁面部間に回転自在に支持された
係合ローラにより構成されているため、引張力の伝達を
確実に行うことができるとともに、係合部とフック部と
の係合及びその離脱を円滑に行うことができ、作動の信
頼性を高めることができるという効果をも奏する。
【0032】また、請求項3に係る発明では、1つのね
じりコイルばねが回動部材を付勢するばねの機能と、支
軸の外周でかつ第2部材と回動部材の各壁面部との間の
隙間を満たすスペーサーの機能とを兼備しているため、
その分部品点数を少なくすることができ、装置の小型化
などに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す電動シャッターの全体
構成図である。
【図2】図1のX−X線における拡大断面図である。
【図3】図1の自動閉鎖装置の配置箇所の拡大図であ
る。
【図4】自動閉鎖装置の操作ワイヤ導入側より見た正面
図である。
【図5】自動閉鎖装置のケースカバーを取り外して見た
自動閉鎖装置の作動前の状態を示す平面図である。
【図6】自動閉鎖装置のケースカバーの一部を切除して
見た側面図である。
【図7】図5のY−Y線における拡大断面図である。
【図8】自動閉鎖装置の一構成部材である回動部材を示
し,(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図
である。
【図9】自動閉鎖装置の一構成部材であるねじりコイル
ばねを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図10】自動閉鎖装置の一構成部材であるソレノイド
レバーを示し,(a)は平面図、(b)は側面図であ
る。
【図11】自動閉鎖装置のソレノイド作動時の状態を示
す図5相当図である。
【図12】自動閉鎖装置の作動後の状態を示す図5相当
図である。
【図13】従来例の自動閉鎖装置の構成を示す図であ
る。
【図14】同じく従来例を説明するための図2相当図で
ある。
【符号の説明】
A 電動シャッター 1 シャッターカーテン 10 自動閉鎖装置 12 ブレーキレバー 14 操作ワイヤ 19 ケース 20 作動プレート(第1部材) 20b フック部 23 第1の圧縮コイルばね 24 復帰レバー(第2部材) 28 第2の圧縮コイルばね 30 回動部材 30a,30b 側壁部 30c 連結部 31,33,37 支軸 32 係合ローラ(係合部) 34 ねじりコイルばね(第3のばね) 34a コイル部 35 ソレノイド 35a プランジャー 36 ソレノイドレバー 36a 当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−280846(JP,A) 実開 昭57−52965(JP,U) 実開 昭53−142775(JP,U) 実開 平3−5550(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/74 E06B 9/82

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキレバーを解除側に操作してシャ
    ッターカーテンを自重により降下させるシャッターの自
    動閉鎖装置であって、 ケース内の一方向で上記ブレーキレバーを解除側に操作
    する作動位置と制動側に戻す非作動位置との間に移動可
    能に設けられたフック部を有する第1部材と、 この第1部材を作動位置に位置付けるように付勢する第
    1のばねと、 上記第1部材の移動方向と同方向で第1の位置と第2の
    位置との間に移動可能に設けられた第2部材と、 この第2部材を第2の位置に位置付けるように付勢する
    第2のばねと、 一端が上記第2部材に連結され、第2のばねの付勢力に
    抗して第2部材を第1の位置に位置付けるための操作ワ
    イヤと、 一端が上記第2部材に回動可能に連結され、他端に上記
    第1部材のフック部と係合可能な係合部を有する回動部
    材と、 この回動部材を係合部が第1部材のフック部と係合する
    状態に保持するように付勢する第3のばねと、 プランジャーの動作方向が上記第1部材及び第2部材の
    移動方向と平行な状態で第2部材に近接して配置された
    ソレノイドと、 ケースに支軸回りに回動可能に設けられ、一端が上記ソ
    レノイドのプランジャーに連係され、他端に当接部を有
    し、上記第2部材が操作ワイヤによって第1の位置に位
    置付けられている状態で上記ソレノイドを作動させた時
    支軸回りに回動して当接部が回動部材に当接し、この回
    動部材を第3のばねの付勢力に抗して第1部材のフック
    部との係合状態を解除する方向に回動させるレバーとを
    備えたことを特徴とするシャッターの自動閉鎖装置。
  2. 【請求項2】 上記回動部材は、互いに対向する2つの
    壁面部を連結部で連結してなり、この回動部材の一端に
    は2つの壁面部間に第2部材が挟まれた状態で支軸を介
    して連結され、回動部材の他端には2つの壁面部間に係
    合部を構成する係合ローラが支軸を介して回転自在に支
    持されている請求項1記載のシャッターの自動閉鎖装
    置。
  3. 【請求項3】 上記第3のばねは、第2部材と回動部材
    との連結箇所の支軸に装着されたねじりコイルばねから
    なり、このねじりコイルばねは、第2部材と回動部材の
    各壁面部との間にそれぞれコイル部を有している請求項
    2記載のシャッターの自動閉鎖装置。
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