JP3506988B2 - 竪型ローラミルの制御方法及び制御装置並びに記録媒体 - Google Patents
竪型ローラミルの制御方法及び制御装置並びに記録媒体Info
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Description
って竪型ローラミルを制御する竪型ローラミルの制御方
法及び制御装置並びに記録媒体に関する。
リンカ等を粉砕する竪型ローラミル(以下、ミル)であ
る。このミルにおいて、原料供給部9から粉砕部2の中
心に供給された原料は、回転テーブル3及び粉砕ローラ
4によって粉砕される。この粉砕された原料は、熱ガス
等の上昇気流と共にミルケーシング1内上方の分級機5
に吹き上げられ、粗粉と細粉とに分級される。この分級
により、粗粉は粉砕部2に戻され、細粉は導出管8から
ガス流と共に系外に搬出される。なお、制御装置10
は、ミルの動作設定のための装置である。
上げる方法の1つとして、原料を吸入する圧力と原料を
排出する圧力との差(以下、ミル差圧)を大きくする方
法がある。ミル差圧が大きくなると、ミル内の空気の流
速が増し、粉体の移動速度が上がるので、ミルの処理能
力は上がる。しかし、ミル差圧が大きくなりすぎると、
粗粉も細粉と一緒に排出されてしまう。なお、ミル差圧
は、ミルに供給する原料の量によって制御される。ま
た、ミルが排出した細粉を集塵するのに電気集塵機を用
いた場合、導出管8の出口温度(以下、ミル出口ガス温
度)が上がりすぎると、電気集塵機は運転不能となるた
め、ミルが排出した細粉は、集塵できなくなってしま
う。なお、ミル出口ガス温度は、ミル内に散水される水
の量(以下、ミル散水量)によって制御される。
環量が最適値を過度に過ぎた場合、従来は、オペレータ
が計器等を監視しながら、定常状態まで手動にて回復さ
せていた。
において、ミル差圧とミル散水量は、互いに影響を及ぼ
し合う。そのため、竪型ローラミルの制御は、この相互
の影響も考慮して行うことが望ましいが、相互の影響を
考慮した場合、制御系の設計が難しくなる。そこで、従
来は、ミル差圧とミル散水量が相互に及ぼす影響を考慮
していなかった。そのため、正確な制御が行えず、竪型
ローラミル内部を循環する原料の量が多くなりすぎた
り、少なくなりすぎることもあった。
の量が多くなりすぎると、ミルを駆動しているモータが
停止することがあり、ミル内の循環量が少なくなりすぎ
た場合、振動異常を起こす場合がある。いずれの場合に
おいても、竪型ローラミルは、停止となり、非定常な状
態となる。そこで、従来は、この非定常な状態を避ける
ために、ある程度ミルの能力を落として制御を行ってい
た。しかし、そのような制御は、能力ロスに繋がること
もあった。
ものであり、その目的は、竪型ローラミルを処理能力が
最大になるミル差圧とミル散水量で制御する竪型ローラ
ミルの制御方法及び制御装置並びに記録媒体を提供する
ことにある。さらに、異常動作を起こした時には、迅速
に異常への対応処理を行う竪型ローラミルの制御方法及
び制御装置並びに記録媒体を提供することにある。
に、本発明の竪型ローラミルの制御方法は、2以上の変
数のうち少なくとも1つの変数を、竪型ローラミル内に
原料を吸入する圧力と原料を排出する圧力との差、前記
竪型ローラミルに供給する電力、前記竪型ローラミルの
排出口のガス温度、前記竪型ローラミルに散水する水の
量、前記竪型ローラミルの振動値のいずれかとし、この
2以上の変数によって前記竪型ローラミルの処理能力が
最大になるように制御する竪型ローラミルの制御方法で
あって、前記変数間の相互関係を調べる第1の処理と、
前記第1の処理で調べた前記変数間の相互関係より、線
形計画法を用いて、前記竪型ローラミルの処理能力が最
大になる場合の前記変数の値を算出する第2の処理と、
前記変数値を前記第2の処理で算出した値に制御する第
3の処理と、を有することを特徴とする。上記の方法と
することによって、制御変数の値を、線形計画法による
適切な値とすることができるので、ミル能力が最大にな
る運転が可能となり、電力コストが下がり、オペレータ
の負荷が激減される。
方法において、前記第2の処理で算出した前記変数の値
に基づいて、前記竪型ローラミル内に供給する原料の供
給量及び前記水の量を制御することを特徴とする。
方法において、前記電力の値及び前記振動値に異常があ
るか否かを判定し、前記電力の値及び前記振動値のいず
れかに異常があった場合に、新たな原料の供給量及び水
の量を算出し、原料の供給量及び水の量を制御すること
を特徴とする。
2以上の変数のうち少なくとも1つの変数を、竪型ロー
ラミル内に原料を吸入する圧力と原料を排出する圧力と
の差、前記竪型ローラミルに供給する電力、前記竪型ロ
ーラミルの排出口のガス温度、前記竪型ローラミルに散
水する水の量、前記竪型ローラミルの振動値のいずれか
とし、この2以上の変数によって前記竪型ローラミルの
処理能力が最大になるように制御する竪型ローラミルの
制御装置であって、入力されたデータを解析し、線形計
画法を用いて、前記竪型ローラミルの処理能力が最大に
なる場合の前記変数の値を算出するデータ解析手段と、
前記変数の値を前記データ解析手段により算出した値に
制御する変数制御手段と、を有することを特徴とする。
ラミルの制御装置の機能を実現するためのプログラムを
記録する記録媒体であって、前記プログラムは、入力さ
れたデータを解析し、線形計画法を用いて、前記竪型ロ
ーラミルの処理能力が最大になる場合の前記変数の値を
算出する機能と、前記変数の値を前記算出した値に制御
する機能と、を有することを特徴とする。
る竪型ローラミルの制御方法の流れを示すフローチャー
トである。以下の説明において、X1はミルに供給する
原料の量によって制御されるミル差圧、X2はミルに供
給する電力(以下、ミル電力)、X3は散水量により制
御されるミル出口ガス温度、X4はミル散水量、X5は
ミルの振動値(以下、ミル振動)である。以下、この図
を用いて説明する。なお、本実施形態では、散水量X4
の初期値が、制御装置によって固定値とされている。ま
た、ミル散水量X4が固定値となっている本実施形態で
は、ミル散水量X4によって制御されているミル出口ガ
ス温度X3も固定値となっている。
データをとり、以下に示すX1〜X5の相関を表す式
(1)〜(3)におけるa11〜a35,b1〜b3を算出す
る。なお、ここで、式(1)〜(3)は、ミル差圧,ミ
ル電力,ミル出口ガス温度と各変数の関係を相関法を用
いて定型化したものである。また、a11〜a35のうち、
式(1)〜(3)中で相関が低いものについては、値を
0として近似することができる。また、本実施形態の場
合、変数をX1〜X5の5つとしているが、それ以上でも
よい。 a11X1+a12X2+a13X3+a14X4+a15X5=b1 …(1) a21X1+a22X2+a23X3+a24X4+a25X5=b2 …(2) a31X1+a32X2+a33X3+a34X4+a35X5=b3 …(3)
b1〜b3は、得られたデータから統計的に算出されたも
のである。従って、式(1)〜(3)が常に成り立つと
は限らない。そこで、ステップS110では、式(1)
〜(3)の右辺に幅を持たせるために、ε1〜ε3を決
め、以下のような不等式(4)〜(9)を立てる。な
お、ε1〜ε3の値は、例えば、それぞれb1〜b3に対し
て所定の割合となる値である。 a11X1+a12X2+a13X3+a14X4+a15X5≦b1+ε1 …(4) a11X1+a12X2+a13X3+a14X4+a15X5≧b1−ε1 …(5) a21X1+a22X2+a23X3+a24X4+a25X5≦b2+ε2 …(6) a21X1+a22X2+a23X3+a24X4+a25X5≧b2−ε2 …(7) a31X1+a32X2+a33X3+a34X4+a35X5≦b3+ε3 …(8) a31X1+a32X2+a33X3+a34X4+a35X5≧b3−ε3 …(9)
うにX1〜X5の範囲を決める。なお、上述したように、
本実施形態では、ミル出口ガス温度X3,ミル散水量X4
が、固定値であるので式(12),(13)は、等式と
なる。また、X1,X2,X5の範囲は、ミルが正常な動
作をする範囲とする。 b4≦X1≦b5 …(10) b6≦X2≦b7 …(11) X3=b8 …(12) X4=b9 …(13) b10≦X5≦b11 …(14)
4)を用いて、線形計画法により、以下の式(15)で
表されるミルの処理能力Zを最大にするX1〜X5を算出
する。 Z=C1X1+C2X2+C3X3+C4X4+C5X5 …(15) 但し、 C1:ミル差圧X1が1増えた場合に変化するミル能力の
変化量(定数) C2:ミル電力X2が1増えた場合に変化するミル能力の
変化量(定数) C3:ミル出口ガス温度X3が1増えた場合に変化するミ
ル能力の変化量(定数) C4:ミル散水量X4が1増えた場合に変化するミル能力
の変化量(定数) C5:ミル振動X5が1増えた場合に変化するミル能力の
変化量(定数) また、C1〜C5は、制御対象となる粉砕機により決定で
きる値である。以上の方法によって、ミルの処理能力が
最大になる場合のミル差圧X1が算出できる。ステップ
S140では、算出したX1に基づいて、原料の供給
量、また、固定値X4に基づいて散水量を制御する。
制御を行う制御装置が行っても良い。図4は、この時の
制御装置の構成を示すブロック図である。この図におい
て、符号41は、入力されたデータを解析するデータ解
析部である。符号42は、原料の供給量を制御する原料
供給量制御部である。符号43は、散水量を制御する散
水量制御部である。符号44は、ミル電力が所定の値か
否かを判断する電力判断部である。符号45は、ミル振
動が所定の値か否かを判断する振動判断部である。
図1を参照しながら説明する。ステップS100では、
オペレータ等によって前述した各種データが制御装置4
0に入力されると、データ解析部41がそれを解析し、
式(1)〜(3)におけるa11〜a35,b1〜b3を算出
する。ステップS110及びステップS120におい
て、ε1〜ε3,X1〜X5の範囲,C1〜C5が入力される
と、データ解析部41は、線形計画法を用いて、ミルの
処理能力Zを最大にするX1〜X5を算出する(ステップ
S130)。さらに、原料供給量制御部42及び散水量
制御部43は、算出したX1〜X5に基づいて、原料の供
給量及び散水量を制御する(ステップS140)。
で算出したミル差圧,ミル散水量でミルを制御している
時に、制御装置40が行うミルの異常をチェックする処
理(以下、チェック処理)の流れを示すフローチャート
である。ミルの運転に異常が生じた場合、ミル電力や、
ミル振動などに変化が生じる。そこで、このチェック処
理では、ミル電力及びミル振動についてチェックを行
い、その状態に応じて、原料の供給量やミル散水量を制
御する。以下、このチェック処理について、図2を参照
しながら説明する。なお、このチェック処理は、数十秒
毎に行われる。
が、ミル電力が上限値b7付近の所定の値以上か否かを
判断し、YESの場合、ミル電力が異常であると判断
し、ステップS210に進む。ステップS210では、
データ解析部41が、ミル電力の値から、算出式等を用
いて、新たな原料供給量及びミル散水量を算出し、ステ
ップS212に進む。なお、この新たな原料供給量は、
ミル電力の異常が検出される前に比べて、少ない量であ
る。これにより、ミル内部の粉砕部に供給される原料の
量が減り、ミルの電力負荷が小さくなるので、ミル電力
は下がる。また、新たなミル散水量も、ミル電力の異常
が検出される前に比べて、少ない量である。これは、原
料供給量が増加したことにより、ミル出口ガス温度が低
下するのを防ぐためである。
42が、原料供給量を、ステップS210で算出した量
に制御し、散水量制御部43が、ミル散水量を、ステッ
プS210で算出した量に制御する。これらの制御が終
わると、ステップS214に進み、電力判断部44は、
ミル電力が上限値b7付近の所定の値以下か否かを判断
する。ステップS214においてNOの場合、ステップ
S212に進み、ミル電力が上限値b7付近の所定の値
以下になるまでこれを繰り返す。
ステップS216に進み、ステップS212における原
料供給量を基にして、ミル差圧X1の範囲を決めると共
に,ステップS212におけるミル散水量を基にして、
散水量X4の範囲を決めなおし、再度、線形計画法を用
いて、ミルの処理能力Zが最大になるX1〜X5を算出
し、ステップS218に進む。ステップS218では、
ノイズを除去するために、原料供給量制御部42及び散
水量制御部43に入力する信号をローパスフィルタにか
け、算出したX1〜X5に基づいて、原料の供給量及び散
水量を制御する。
ステップS220に進み、振動判断部45が、ミル振動
X5が上限値b11付近の所定の値か否かを判断する。ス
テップS220において、YESの場合、ミル振動が異
常だと判断し、ステップS230に進む。ステップS2
30では、データ解析部41が、ミル振動の値から、算
出式等を用いて、新たな原料供給量及びミル散水量を算
出し、ステップS232に進む。なお、この新たな原料
供給量は、ミル電力の異常が検出される前に比べて、少
ない量である。これにより、ミル内部の粉砕部に供給さ
れる原料の量が減り粉砕量が減るので、ミル振動が小さ
くなる。また、新たなミル散水量は、ミル電力の異常が
検出される前に比べて、多い量である。これは、ミル内
部の粉砕部における摩擦力を減らすことによって、ミル
振動を減らす。
42が、原料供給量を、ステップS230で算出した量
に制御し、散水量制御部43が、ミル散水量を、ステッ
プS230で算出した量に制御する。これらの制御が終
わると、ステップS234に進み、振動判断部45は、
ミル振動が上限値b11付近の所定の値以下か否かを判断
する。ステップS234においてNOの場合、ステップ
S232に進み、ミル振動が上限値b11付近の所定の値
以下になるまでこれを繰り返す。
ステップS236に進み、ステップS232における原
料供給量を基にして、ミル差圧X1の範囲を決めると共
に,ステップS232におけるミル散水量を基にして、
散水量X4の範囲を決めなおし、再度、線形計画法を用
いて、ミルの処理能力Zが最大になるX1〜X5を算出
し、ステップS238に進む。ステップS238では、
ノイズを除去するために、原料供給量制御部42及び散
水量制御部43に入力する信号をローパスフィルタにか
け、算出したX1〜X5に基づいて、原料の供給量及び散
水量を制御する。また、本実施形態では、制御変数はミ
ル差圧、ミル散水量の2つであるが、制御変数は、何で
あってもよく、また、その数はいくつであってもよい。
ログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録
して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ
ータシステムに読み込ませ、実行することにより運転管
理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシ
ステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含む
ものとする。
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、R
OM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステ
ムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをい
う。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」と
は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通
信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバや
クライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性
メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持
しているものも含むものとする。
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。
一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前
述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されて
いるプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわ
ゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
て詳述してきたが、この発明には、上述した実施形態の
みならず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計,変
更等も勿論含まれる。
変数間の相互関係を調べる第1の処理と、第1の処理で
調べた前記変数間の相互関係より、線形計画法を用い
て、前記竪型ローラミルの処理能力が最大になる場合の
変数の値を算出する第2の処理と、変数値を第2の処理
で算出した値に制御する第3の処理とを設けたので、ミ
ル能力が最大になる運転が可能となる効果、電力コスト
が下がる効果、オペレータの負荷が激減され自動化率が
向上する効果が得られる。
動値に異常があるか否かを判定し、前記電力の値及び前
記振動値のいずれかに異常があった場合に、新たな原料
の供給量及び水の量を算出し、原料の供給量及び水の量
を制御するので、竪型ローラミルの運転に異常が生じた
場合に、迅速な処理ができる効果が得られる。
方法の流れを示すフローチャートである。
フローチャートである。
図である。
装置の構成を示すブロック図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 2以上の変数のうち少なくとも1つの変
数を、竪型ローラミル内に原料を吸入する圧力と原料を
排出する圧力との差、前記竪型ローラミルに供給する電
力、前記竪型ローラミルの排出口のガス温度、前記竪型
ローラミルに散水する水の量、前記竪型ローラミルの振
動値のいずれかとし、この2以上の変数によって前記竪
型ローラミルの処理能力が最大になるように制御する竪
型ローラミルの制御方法であって、 前記変数間の相互関係を調べる第1の処理と、 前記第1の処理で調べた前記変数間の相互関係より、線
形計画法を用いて、前記竪型ローラミルの処理能力が最
大になる場合の前記変数の値を算出する第2の処理と、 前記変数値を前記第2の処理で算出した値に制御する第
3の処理と、 を有することを特徴とする竪型ローラミルの制御方法。 - 【請求項2】 前記第2の処理で算出した前記変数の値
に基づいて、前記竪型ローラミル内に供給する原料の供
給量及び前記水の量を制御することを特徴とする請求項
1記載の竪型ローラミルの制御方法。 - 【請求項3】 前記電力の値及び前記振動値に異常があ
るか否かを判定し、前記電力の値及び前記振動値のいず
れかに異常があった場合に、新たな原料の供給量及び水
の量を算出し、原料の供給量及び水の量を制御すること
を特徴とする請求項1または2記載の竪型ローラミルの
制御方法。 - 【請求項4】 2以上の変数のうち少なくとも1つの変
数を、竪型ローラミル内に原料を吸入する圧力と原料を
排出する圧力との差、前記竪型ローラミルに供給する電
力、前記竪型ローラミルの排出口のガス温度、前記竪型
ローラミルに散水する水の量、前記竪型ローラミルの振
動値のいずれかとし、この2以上の変数によって前記竪
型ローラミルの処理能力が最大になるように制御する竪
型ローラミルの制御装置であって、 入力されたデータを解析し、線形計画法を用いて、前記
竪型ローラミルの処理能力が最大になる場合の前記変数
の値を算出するデータ解析手段と、 前記変数の値を前記データ解析手段により算出した値に
制御する変数制御手段と、 を有することを特徴とする竪型ローラミルの制御装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の竪型ローラミルの制御装
置の機能を実現するためのプログラムを記録する記録媒
体であって、 前記プログラムは、 入力されたデータを解析し、線形計画法を用いて、前記
竪型ローラミルの処理能力が最大になる場合の前記変数
の値を算出する機能と、 前記変数の値を前記算出した値に制御する機能と、 を有することを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002932A JP3506988B2 (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 竪型ローラミルの制御方法及び制御装置並びに記録媒体 |
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JP2001190973A JP2001190973A (ja) | 2001-07-17 |
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