JP3506617B2 - 熱分解残渣の排出方法及びその装置 - Google Patents

熱分解残渣の排出方法及びその装置

Info

Publication number
JP3506617B2
JP3506617B2 JP31483898A JP31483898A JP3506617B2 JP 3506617 B2 JP3506617 B2 JP 3506617B2 JP 31483898 A JP31483898 A JP 31483898A JP 31483898 A JP31483898 A JP 31483898A JP 3506617 B2 JP3506617 B2 JP 3506617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
residue
pyrolysis
vibrating
thermal decomposition
vibrating feeder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31483898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000140811A (ja
Inventor
大祐 鮎川
彰 田口
美久 川井
静夫 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takuma KK
Original Assignee
Takuma KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takuma KK filed Critical Takuma KK
Priority to JP31483898A priority Critical patent/JP3506617B2/ja
Publication of JP2000140811A publication Critical patent/JP2000140811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3506617B2 publication Critical patent/JP3506617B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ごみ等の廃棄
物の乾留熱分解溶融燃焼処理に利用されるものであり、
廃棄物を熱分解ドラム内で乾留熱分解して得られた熱分
解残渣を、熱分解ドラムの出口側に設けた出口チャンバ
ーから後続の冷却コンベヤや選別装置等へ安全に且つ定
量的に排出するようにした熱分解残渣の排出方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の廃棄物の乾留熱分解溶融燃
焼装置の概略系統図を示すものであり、図2に於いて、
50は廃棄物供給装置、51は熱分解ドラム、51aは
加熱ガス入口側ケーシング、51bは加熱ガス出口側ケ
ーシング、52は熱風発生炉、53は加熱ガス導管、5
4は加熱ガス循環ファン、55は出口チャンバー(分離
器)、56は熱分解ガス導管、57は溶融燃焼装置(溶
融燃焼炉)、58は溶融スラグ冷却コンベヤ、59は廃
熱ボイラ、60は集塵装置、61は排ガス浄化装置、6
2は誘引ファン、63は煙突、64は二重ダンパ、65
は冷却振動コンベヤ(水冷式)、66は冷却水配管、6
7は不活性ガス供給管、68はバケットコンベヤ、69
は選別装置、70は粉砕機、71はサイロ、72はカー
ボン残渣用導管、73は送風機である。
【0003】而して、前記乾留熱分解溶融燃焼装置に於
いて、供給装置50により熱分解ドラム51へ供給され
た廃棄物Aは、ここで熱風発生炉52からの加熱ガスK
により空気の遮断下に於いて300℃〜600℃の温度
に加熱され、熱分解ガスGと熱分解残渣Dに分解され
る。この熱分解ガスGは、水分、CO、CO2 、H2
び炭化水素を主成分とし、又、熱分解残渣Dは、カーボ
ン残渣、鉄、アルミニウム、ガラス、石、コンクリート
等の混合物である。
【0004】熱分解ドラム51内で生成された熱分解ガ
スG及び熱分解残渣Dは、熱分解ドラム51に隣接する
出口チャンバー55に導入され、ここで重力により熱分
解ガスGと熱分解残渣Dとに分離される。
【0005】前記熱分解ガスGは、熱分解ガス導管56
を経て直接溶融燃焼装置57へ導入され、又、熱分解残
渣Dは、二重ダンパ64を経て冷却振動コンベヤ65へ
導入され、ここで窒素ガス等の不活性ガス雰囲気内(低
酸素又は無酸素状態)に於いて冷却水Wにより間接冷却
され、約450℃の温度から約80℃の温度にまで下げ
られた後、バケットコンベヤ68により上方へ搬送され
て選別装置69(振動スクリーン、磁選機及びアルミニ
ウム選別機等から成る)へ送られる。
【0006】尚、出口チャンバー55と冷却振動コンベ
ヤ65との間に二重ダンパ64を設け、この二重ダンパ
64により出口チャンバー55と冷却振動コンベヤ65
との間をシールするようにしたのは、冷却振動コンベヤ
65内の低温の不活性ガスG′(窒素ガス等)が出口チ
ャンバー55及び熱分解ガス導管56へ吸引されると、
熱分解ガスG中に含まれているタールが固化し、熱分解
ガス用導管56を閉塞する虞れがあるからである。又、
熱分解残渣Dを冷却振動コンベヤ65内に於いて不活性
ガス雰囲気(低酸素又は無酸素状態)で冷却するのは、
高温(300℃〜600℃)の熱分解残渣Dの燃焼・爆
発等を防止する為である。
【0007】そして、燃焼溶融装置57へ導入された熱
分解ガスGは、ここで高温燃焼され、ガス中に含まれて
いる有機物等が完全に燃焼・分解される。溶融燃焼装置
G内で発生した燃焼排ガスG″は、引き続き廃熱ボイラ
59へ流入して熱回収された後、集塵装置60、排ガス
浄化装置61及び誘引ファン62を経てクリーンなガス
となって煙突63から大気中へ排出されて行く。
【0008】一方、選別装置69へ導入された熱分解残
渣Dは、ここで振動スクリーン、磁選機及びアルミニウ
ム選別機により鉄類、アルミニウム、瓦礫(石、コンク
リート片、ガラス片等)、カーボン残渣D′に夫々選別
処理される。
【0009】選別装置69で選別された鉄類、アルミニ
ウム及び瓦礫はバンカー(図示省略)に夫々貯留され、
又、カーボン残渣D′は、粉砕機70で約1mm以下に
粉砕されてサイロ71に貯留された後、送風機73及び
カーボン残渣用導管72により空気輸送されて溶融燃焼
装置57へ送られ、ここで熱分解ガスGと共に溶融燃焼
されて溶融スラグSとなる。この溶融スラグSは、溶融
スラグ冷却コンベヤ58により冷却されて水砕スラグと
なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の乾留
熱分解溶融燃焼装置に於いては、出口チャンバー55と
冷却振動コンベヤ65との間を二重ダンパ64でシール
しつつ出口チャンバー55内の熱分解残渣Dを冷却振動
コンベヤ65へ排出するようにしている。ところが、出
口チャンバー55内は誘引ファン62により負圧(約−
20mmH2O)に保持されている反面、選別装置69
内は大気圧となっている。その為、冷却振動コンベヤ6
5内には、その内部へ選別装置69側から空気が侵入し
て熱分解残渣Dが燃焼・爆発しないように窒素ガス等の
不活性ガスG′が封入されて居り、冷却振動コンベヤ6
5内は大気圧以上に保たれている。二重ダンパ64では
出口チャンバー55と冷却振動コンベヤ65との間を完
全にシールすることは困難となり、窒素ガス等の不活性
ガスG′が出口チャンバー55内へ吸引され、不活性ガ
スG′の消費量が大幅に増大すると云う問題があった。
【0011】又、熱分解残渣Dを出口チャンバー55か
ら二重ダンパ64を介して冷却振動コンベヤ65へ排出
するようにしている為、二重ダンパ64以降の熱分解残
渣Dの流れが脈流となっている。即ち、熱分解残渣Dが
ひとかたまりになった状態で間欠的に冷却振動コンベヤ
65へ排出され、熱分解残渣Dの排出量が大きく変動す
ることになる。その結果、冷却振動コンベヤ65による
熱分解残渣Dの冷却が不十分になる虞れがある為に予め
冷却振動コンベヤ65の冷却面積を大きくする必要があ
るうえ、選別装置69も脈流のピーク時(熱分解残渣D
の最大排出量時)を基準にして設計しなければならず、
冷却振動コンベヤ65や選別装置69が大型化する云う
問題があった。
【0012】更に、シールに二重ダンパ64を使用した
場合、熱分解残渣Dに含まれている針金等の金属製線材
類が熱分解ドラム51内で絡み合って成長すると、これ
が二重ダンパ64部で噛み込んで作動不良を起こした
り、或いは閉塞の原因にもなると云う問題があった。
【0013】本発明は、このような問題点に鑑みて為さ
れたものであり、その目的は出口チャンバーから排出さ
れる熱分解残渣を冷却コンベヤや選別装置へ定量的に排
出し、不活性ガスの消費量の低減、冷却振動コンベヤや
選別装置の小型化等を図れるようにした熱分解残渣の排
出方法及びその装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1の発明は、廃棄物を熱分解ドラム
内で乾留熱分解して熱分解ガスと熱分解残渣にし、前記
熱分解ガスと熱分解残渣とを熱分解ドラム2の出口側に
設けた出口チャンバー3内で分離し、分離した熱分解残
渣を出口チャンバー3から冷却コンベヤ7へ排出してこ
こで不活性ガス雰囲気内に於いて冷却した後、バケット
コンベヤ8により選別装置4へ排出するようにした熱分
解残渣の排出方法に於いて、出口チャンバー3と冷却コ
ンベヤ7との間に第1振動フィーダー5と振動スクリー
ン6を順次配設し、出口チャンバー3から排出された熱
分解残渣を第1振動フィーダー5の入口側に貯留して熱
分解残渣により第1振動フィーダー5の入口側をシール
しつつ前記熱分解残渣を第1振動フィーダー5から振動
スクリーン6へ定量的に排出し、次に、熱分解残渣をこ
れに含まれている金属製線材類や粗大物を振動スクリー
ン6により選別除去してから冷却コンベヤ7へ排出し、
ここで不活性ガス雰囲気内に於いて冷却したあと、当該
冷却した熱分解残渣をバケットコンベヤ8によりバケッ
トコンベヤ8と選別装置4との間に配設した第2振動フ
ィーダー9へ排出して熱分解残渣を第2振動フィーダー
9の入口側に貯留し、当該熱分解残渣により第2振動フ
ィーダー9の入口側をシールしつつ前記熱分解残渣を第
2振動フィーダー9から選別装置4へ排出すると共に、
前記第1フィーダー5及び第2振動フィーダー9の入口
側に貯留した熱分解残渣の貯留量を検出して当該検出値
に基づいて熱分解残渣の貯留量が一定量となるように両
振動フィーダー5、9を制御し、各振動フィーダー5、
9から熱分解残渣を定量的に冷却コンベヤ7及び選別装
置4へ排出して選別装置4により熱分解残渣を可燃性物
と非燃性固形物に選別するようにしたことを、発明の基
本構成とするものである。
【0015】 本発明の請求項2の発明は、廃棄物を乾
留熱分解して熱分解ガスと熱分解残渣にする熱分解ドラ
ム2の出口側に設けられて前記熱分解ガスと熱分解残渣
とを分離する出口チャンバー3に接続され、出口チャン
バー3に接続された入口側が熱分解残渣の貯留によりシ
ールされると共に熱分解残渣を定量的に排出する第1振
動フィーダー5と、第1振動フィーダー5に接続され、
熱分解残渣に含まれている金属製線材類や粗大物を選別
除去する振動スクリーン6と、振動スクリーン6に接続
され、金属製線材類や粗大物が除去された熱分解残渣を
不活性ガス雰囲気内に於いて冷却する冷却コンベヤ7
と、冷却コンベヤ7に接続されたバケットコンベヤ8
と、バケットコンベヤ8に接続され、バケットコンベヤ
8に接続された入口側が熱分解残渣の貯留によりシール
されると共に熱分解残渣を下流側の選別装置4へ定量的
に排出する第2振動フィーダー9と、前記第1振動フィ
ーダー5の入口側に設けられて第1振動フィーダー5の
入口側に於ける熱分解残渣の貯留量を検出するレベル計
16若しくは重量計と、前記第2振動フィーダー9の入
口側に設けられて第2振動フィーダー9の入口側に於け
る熱分解残渣の貯留量を検出するレベル計43若しくは
重量計と、前記各レベル計16、43若しくは重量計の
検出信号に基づいて熱分解残渣の貯留量が一定量となる
ように各振動フィーダー5、9を駆動させる第1振動フ
ィーダー5の振動機12及び第2振動フィーダー9の振
動機41とから構成され、各振動フィーダー5、9から
冷却コンベヤ7及び選別装置4へ熱分解残渣を定量的に
排出して選別装置4により熱分解残渣を可燃性物と不燃
性固形物に選別するようにしたことを、発明の基本構成
とするものである。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
に係る熱分解残渣Dの排出装置1の概略断面図を示し、
当該排出装置1は、廃棄物を乾留熱分解して熱分解ガス
Gと熱分解残渣Dにする熱分解ドラム2の出口側に設け
られて前記熱分解ガスGと熱分解残渣Dとを分離する出
口チャンバー3(分離器)と、分離された熱分解残渣D
を選別処理する選別装置4との間に配設されて居り、第
1振動フィーダー5と、振動スクリーン6と、冷却コン
ベヤ7と、バケットコンベヤ8と、第2振動フィーダー
9とを順次直列状に接続することにより構成されてい
る。
【0019】前記第1振動フィーダー5は、出口チャン
バー3から排出された熱分解残渣Dを受け取ってこれを
後続の振動スクリーン6へ定量的に排出するものであ
り、鋼板材等により断面形状が矩形の細長いボックス状
に形成されたケーシング10と、ケーシング10を固定
側部材(図示省略)に揺動自在に支持する複数の弾性支
持体11と、ケーシング10を適宜の振動力で振動させ
る振動機等の駆動部12とから構成されている。又、ケ
ーシング10は、出口チャンバー3の出口3aに蛇腹状
の可撓性ホース13を介して接続された熱分解残渣Dの
入口10aと、後続の振動スクリーン6に蛇腹状の可撓
性ホース14を介して接続された熱分解残渣Dの出口1
0bとを夫々備えている。尚、出口チャンバー3の出口
3aには、緊急時に出口チャンバー3の出口3aを閉鎖
するスライド式の緊急用ダンパ15が設けられている。
【0020】そして、第1振動フィーダー5は、ケーシ
ング10の入口10aを形成するシュート部10cに貯
留された熱分解残渣Dの貯留量を検出するレベル計16
を配設し、レベル計16からの検出信号に基づいて熱分
解残渣Dの貯留量が一定量となるように第1振動フィー
ダー5を制御し、ケーシング10の出口10bから熱分
解残渣Dを定量的に排出するようになっている。即ち、
第1振動フィーダー5は、入口10aを形成するシュー
ト部10cにレベル計16(例えばマイクロ波式レベル
センサー)を複数個取り付け、当該レベル計16により
入口10a部分の熱分解残渣Dの貯留量を検出し、この
検出信号に基づいて制御装置(図示省略)により駆動部
12を制御して振動力を調整することによって、熱分解
残渣Dの貯留量を一定範囲内に保つことができるように
なっている。その結果、熱分解残渣Dが第1振動フィー
ダー5から冷却コンベヤ7へ定量的に排出されることに
なる。
【0021】前記振動スクリーン6は、熱分解残渣Dを
これに含まれている金属製線材類(針金、棒材)や粗大
物を篩い分けにより選別除去してから後続の冷却コンベ
ヤ7へ排出するものであり、鋼板材等により断面形状が
矩形の細長いボックス状に形成されたケーシング17
と、ケーシング17に配設されて熱分解残渣Dを落下排
出させるスクリーン18(篩)と、ケーシング17を固
定側部材(図示省略)に揺動自在に支持する複数の弾性
支持体19と、ケーシング17を適宜の振動力で振動さ
せる振動機等の駆動部20とから構成されている。又、
ケーシング17は、第1振動フィーダー5の出口10b
に接続された入口17aと、後続の冷却コンベヤ7に蛇
腹状の可撓性ホース21を介して接続された熱分解残渣
Dの第1出口17bと、粗大物貯留コンテナ22に蛇腹
状の可撓性ホース23及び排出シュート24を介して接
続された金属製線材類や粗大物の第2出口17cとを夫
々備えている。尚、排出シュート24には、粗大物貯留
コンテナ22を取り外す際に第2出口17cを閉鎖する
スライド式の開閉ゲート25が設けられている。
【0022】前記冷却コンベヤ7は、振動スクリーン6
から排出された高温の熱分解残渣Dを窒素ガス等の不活
性ガス雰囲気内(低酸素又は無酸素状態)に於いて冷却
水Wにより間接冷却して所定の温度(約80℃)まで冷
却してから後続のバケットコンベヤ8へ排出するもので
あり、この冷却コンベヤ7には水冷ジャケット式振動コ
ンベヤが使用されている。即ち、冷却コンベヤ7は、鋼
板材等により断面形状が矩形の細長いボックス状に形成
されたケーシング26と、ケーシング26を固定側部材
(図示省略)に揺動自在に支持する複数の弾性支持体2
7と、ケーシング26を適宜の振動力で振動させる振動
機等の駆動部28とから構成されている。又、ケーシン
グ26は、振動スクリーン6の第1出口17bに接続さ
れた熱分解残渣Dの入口26aと、後続のバケットコン
ベヤ8に蛇腹状の可撓性ホース29を介して接続された
熱分解残渣Dの出口26bとを夫々備えている。
【0023】そして、冷却コンベヤ7は、ケーシング2
6の底壁部に設けた水冷ジャケット26c内へ熱交換器
30により冷却された冷却水Wを冷却水配管31及び冷
却水循環ポンプ32により流すことによって、熱分解残
渣Dを間接的に冷却するようになっている。又、冷却コ
ンベヤ7のケーシング26内には、不活性ガス供給管3
3から窒素ガス等の不活性ガスG′が供給されて居り、
ケーシング26内を不活性ガス雰囲気(窒素量2Nm3
/hrでO2 は1%以下)に保つようになっている。
【0024】前記バケットコンベヤ8は、冷却コンベヤ
7から排出された熱分解残渣Dを上方へ移送して後続の
第2振動フィーダー9へ排出するものであり、従来公知
の完全排出型のバケットコンベヤ8となっている。即
ち、バケットコンベヤ8は、鋼板材等により縦長のボッ
クス状に形成され、下端部に熱分解残渣Dの入口34a
を、又、上端部に熱分解残渣Dの出口34bを夫々形成
したケーシング34と、ケーシング34内の上方位置及
び下方位置に回転自在に配設された駆動スプロケット3
5及び従動スプロケット36と、両スプロケット35,
36に巻き回された無端状のチェーン37と、チェーン
37に等間隔毎に取り付けられた複数のバケット38と
から構成されて居り、各バケット38が従動スプロケッ
ト36を通過する際に熱分解残渣Dを受け入れ、又、各
バケット38が駆動スプロケット35を越える際に反転
によって熱分解残渣Dを出口34bへ放出するようにな
っている。
【0025】前記第2振動フィーダー9は、バケットコ
ンベヤ8から排出された熱分解残渣Dを受け取ってこれ
を後続の選別装置4へ定量的に排出するものであり、鋼
板材等により断面形状が矩形の細長いボックス状に形成
されたケーシング39と、ケーシング39を固定側部材
(図示省略)に揺動自在に支持する複数の弾性支持体4
0と、ケーシング39を適宜の振動力で振動させる振動
機等の駆動部41とから構成されている。又、ケーシン
グ39は、バケットコンベヤ8の出口34bに蛇腹状の
可撓性ホース42を介して接続された熱分解残渣Dの入
口39aと、後続の選別装置4に接続された熱分解残渣
Dの出口39bとを夫々備えている。
【0026】そして、第2振動フィーダー9は、ケーシ
ング39の入口39aを形成するシュート部39cに貯
留された熱分解残渣Dの貯留量を検出するレベル計43
を配設し、レベル計43からの検出信号に基づいて熱分
解残渣Dの貯留量が一定量となるように第2振動フィー
ダー9を制御し、ケーシング39の出口39bから熱分
解残渣Dを定量的に排出するようになっている。即ち、
第2振動フィーダー9は、入口39aを形成するシュー
ト部39cにレベル計43(例えばマイクロ波式レベル
センサー)を複数個取り付け、当該レベル計43により
入口39a部分の熱分解残渣Dの貯留量を検出し、この
検出信号に基づいて制御装置(図示省略)により駆動部
41を制御して振動力を調整することによって、熱分解
残渣Dの貯留量を一定範囲内に保つことができるように
なっている。その結果、熱分解残渣Dが第2振動フィー
ダー9から選別装置4へ定量的に排出されることにな
る。
【0027】次に、以上のように構成された熱分解残渣
Dの排出装置1を用いて熱分解残渣Dを排出する場合に
ついて説明する。
【0028】熱分解ドラム2内で廃棄物を乾留熱分解す
ることにより得られた熱分解ガスGと熱分解残渣Dは、
熱分解ドラム2に隣接する出口チャンバー3へ導入さ
れ、ここで重力により熱分解ガスGと熱分解残渣Dとに
分離される。前記熱分解ガスGは、熱分解ガス導管(図
示省略)を経て直接燃焼溶融装置(図示省略)内へ導入
されてここで高温燃焼され、又、熱分解残渣Dは、出口
チャンバー3の出口3aから第1振動フィーダー5のケ
ーシング10内へ落下排出される。
【0029】そして、第1振動フィーダー5の入口10
a(シュート部10c内)へ排出された熱分解残渣D
は、入口10aに一定量貯留されて出口チャンバー3と
振動スクリーン6との間をシールしつつ、ケーシング1
0の振動作用によりケーシング10内を入口10a側か
ら出口10b側へ移動して行き、出口10bから振動ス
クリーン6のケーシング17内へ落下排出される。この
とき、第1振動フィーダー5に於いては、入口10aに
配設したレベル計16により入口10aに貯留された熱
分解残渣Dの貯留量が検出され、レベル計16からの検
出信号に基づいて入口10aに貯留された熱分解残渣D
の貯留量が一定量となるように第1振動フィーダー5の
振動力が調整されている。従って、熱分解残渣Dは、第
1振動フィーダー5から振動スクリーン6へ定量的に排
出されることになる。
【0030】振動スクリーン6内へ排出された熱分解残
渣Dは、スクリーン18上で振動作用を受け、熱分解残
渣D中に含まれている金属製線材類や粗大物が選別除去
される。即ち、スクリーン18上の熱分解残渣Dは、ス
クリーン18の振動作用によりスクリーン18の目を通
過して第1出口17bから冷却コンベヤ7のケーシング
26内へ落下排出される。又、スクリーン18上に残っ
た金属製線材類や粗大物は、スクリーン18の振動作用
により入口17a側から第2出口17c側へ移動し、第
2出口17cから粗大物貯留コンテナ22内へ落下排出
される。尚、振動スクリーン6に於いては、第1振動フ
ィーダー5から熱分解残渣Dが定量的に排出されている
為、振動スクリーン6による篩い分けを良好且つ確実に
行えることになる。
【0031】冷却コンベヤ7へ排出された熱分解残渣D
は、ケーシング26の振動作用によりケーシング26内
を入口26a側から出口26b側へ移動して行く間に窒
素ガス等の不活性ガス雰囲気内(低酸素又は無酸素状
態)に於いて冷却水Wにより間接的に冷却され、出口2
6bからバケットコンベヤ8のケーシング34内へ落下
排出される。尚、熱分解残渣Dは、窒素ガス等の不活性
ガス雰囲気内(低酸素又は無酸素状態)で冷却されてい
る為、熱分解残渣Dの燃焼・爆発等が防止される。又、
冷却コンベヤ7に於いては、第1振動フィーダー5から
熱分解残渣Dが定量的に排出されている為、冷却コンベ
ヤ7上での熱分解残渣Dの流れが略均一又は一定の厚さ
になる。その結果、冷却コンベヤ7の冷却効果が上がる
ことになる。
【0032】バケットコンベヤ8内へ排出された冷却後
の熱分解残渣Dは、バケット38に入れられて上方へ搬
送された後、バケット38から出口34b側へ放出され
て第2振動フィーダー9のケーシング39内へ排出され
る。尚、バケットコンベヤ8は、金属製線材類や粗大物
が除去された後の熱分解残渣Dを搬送する為、装置自体
を小型化できる。
【0033】第2振動フィーダー9の入口39a(シュ
ート部39c内)へ排出された熱分解残渣Dは、入口3
9aに一定量貯留されて出口チャンバー3と選別装置4
との間をシールしつつ、ケーシング39の振動作用によ
りケーシング39内を入口39a側から出口39b側へ
移動して行き、出口39bから選別装置4内へ排出され
る。このとき、第2振動フィーダー9に於いては、入口
39aに配設したレベル計43により入口39aに貯留
された熱分解残渣Dの貯留量が検出され、レベル計43
からの検出信号に基づいて入口39aに貯留された熱分
解残渣Dの貯留量が一定量となるように第2振動フィー
ダー9の振動力が調整されている。従って、熱分解残渣
Dは、第2振動フィーダー9から選別装置4へ定量的に
排出されることになる。
【0034】選別装置4内へ排出された熱分解残渣D
は、ここで振動スクリーン、磁選機及びアルミニウム選
別機により鉄類、アルミニウム、瓦礫(石、コンクリー
ト片、ガラス片等)、カーボン残渣に夫々選別処理され
る。尚、選別装置4に於いては、第2振動フィーダー9
から熱分解残渣Dが定量的に排出されている為、選別装
置4を熱分解残渣Dの最大排出量時を基準にして設計す
る必要もなく、装置自体の小型化を図れる。
【0035】上記実施の形態に於いては、第1振動フィ
ーダー5及び第2振動フィーダー9の入口10a,39
aに熱分解残渣Dの貯留量を検出するレベル計16,4
3を配設し、レベル計16,43からの検出信号に基づ
いて熱分解残渣Dの貯留量が一定量となるように両振動
フィーダー5,9を制御し、両振動フィーダー5,9か
ら熱分解残渣Dを定量的に排出するようにしたが、他の
実施の形態に於いては、両振動フィーダー5,9に熱分
解残渣Dの貯留量を検出する重量計(図示省略)を配設
し、重量計からの検出信号に基づいて熱分解残渣Dの貯
留量が一定量となるように両振動フィーダー5,9を制
御し、両振動フィーダー5,9から熱分解残渣Dを定量
的に排出するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】上述の通り、本発明によれば、出口チャ
ンバーと選別装置との間に第1振動フィーダー、振動ス
クリーン、冷却コンベヤ、バケットコンベヤ及び第2振
動フィーダーを順次配設し、両振動フィーダーの入口側
に熱分解残渣を貯留して両振動フィーダーの入口側をマ
テリアルシールするようにしている為、冷却コンベヤ等
へ封入した不活性ガスの漏洩が殆ど無くなる。その結
果、不活性ガスの消費量が二重ダンパを使用した場合に
比較して約1/10になり、不活性ガスの消費量が大幅
に低減することになる。然も、不活性ガスの供給ライン
が故障しても、両振動フィーダー間の酸素濃度が低下す
ることがなく、安全性に於いても優れている。又、両振
動フィーダーの入口側に貯留された熱分解残渣の貯留量
を一定にし、両振動フィーダーから熱分解残渣を定量的
に排出するようにしている。その結果、振動スクリー
ン、冷却コンベヤ、バケットコンベヤ及び選別装置を熱
分解残渣の変動に備える為に過剰に大きな能力を有する
ものにする必要がなく、振動スクリーン、冷却コンベ
ヤ、バケットコンベヤ及び選別装置の小型化を図れる。
然も、振動スクリーンで熱分解残渣に含まれている金属
製線材類や粗大物を除去するようにしている為、冷却コ
ンベヤ以降の機器(冷却コンベヤ、バケットコンベヤ及
び選別装置)は金属製線材類や粗大物が通過することを
考慮する必要もなく、冷却コンベヤ以降の機器をより小
型化できる。更に、熱分解残渣の排出量が定量的である
為、冷却コンベヤでの冷却効果や選別装置での選別能力
の向上を図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る熱分解残渣の排出装
置の概略断面図である。
【図2】従来の廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置の概略
系統図である。
【符号の説明】
1は排出装置、2は熱分解ドラム、3は出口チャンバ
ー、4は選別装置、5は第1振動フィーダー、6は振動
スクリーン、7は冷却コンベヤ、8はバケットコンベ
ヤ、9は第2振動フィーダー、16,43はレベル計、
Dは熱分解残渣、Gは熱分解ガス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 静夫 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号 株式会社タクマ内 (56)参考文献 特開 平9−236223(JP,A) 特開 平10−122536(JP,A) 特開 平10−132235(JP,A) 特開 平10−38241(JP,A) 特開 平10−38250(JP,A) 特開 平9−257232(JP,A) 特開 昭64−49816(JP,A) 実開 平6−72985(JP,U) 実開 昭58−23682(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00,5/00 F23G 5/027

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄物を熱分解ドラム内で乾留熱分解して
    熱分解ガスと熱分解残渣にし、前記熱分解ガスと熱分解
    残渣とを熱分解ドラム(2)の出口側に設けた出口チャ
    ンバー(3)内で分離し、分離した熱分解残渣を出口チ
    ャンバー(3)から冷却コンベヤ(7)へ排出してここ
    で不活性ガス雰囲気内に於いて冷却した後、バケットコ
    ンベヤ(8)により選別装置(4)へ排出するようにし
    た熱分解残渣の排出方法に於いて、出口チャンバー
    (3)と冷却コンベヤ(7)との間に第1振動フィーダ
    ー(5)と振動スクリーン(6)を順次配設し、出口チ
    ャンバー(3)から排出された熱分解残渣を第1振動フ
    ィーダー(5)の入口側に貯留して熱分解残渣により第
    1振動フィーダー(5)の入口側をシールしつつ前記熱
    分解残渣を第1振動フィーダー(5)から振動スクリー
    ン(6)へ定量的に排出し、次に、熱分解残渣をこれに
    含まれている金属製線材類や粗大物を振動スクリーン
    (6)により選別除去してから冷却コンベヤ(7)へ排
    出し、ここで不活性ガス雰囲気内に於いて冷却したあ
    と、当該冷却した熱分解残渣をバケットコンベヤ(8)
    によりバケットコンベヤ(8)と選別装置(4)との間
    に配設した第2振動フィーダー(9)へ排出して熱分解
    残渣を第2振動フィーダー(9)の入口側に貯留し、当
    該熱分解残渣により第2振動フィーダー(9)の入口側
    をシールしつつ前記熱分解残渣を第2振動フィーダー
    (9)から選別装置(4)へ排出すると共に、前記第1
    フィーダー(5)及び第2振動フィーダー(9)の入口
    側に貯留した熱分解残渣の貯留量を検出して当該検出値
    に基づいて熱分解残渣の貯留量が一定量となるように両
    振動フィーダー(5)、(9)を制御し、各振動フィー
    ダー(5)、(9)から熱分解残渣を定量的に冷却コン
    ベヤ(7)及び選別装置(4)へ排出して選別装置
    (4)により熱分解残渣を可燃性物と非燃性固形物に選
    別するようにしたことを特徴とする熱分解残渣の排出方
    法。
  2. 【請求項2】廃棄物を乾留熱分解して熱分解ガスと熱分
    解残渣にする熱分解ドラム(2)の出口側に設けられて
    前記熱分解ガスと熱分解残渣とを分離する出口チャンバ
    ー(3)に接続され、出口チャンバー(3)に接続され
    た入口側が熱分解残渣の貯留によりシールされると共に
    熱分解残渣を定量的に排出する第1振動フィーダー
    (5)と、第1振動フィーダー(5)に接続され、熱分
    解残渣に含まれている金属製線材類や粗大物を選別除去
    する振動スクリーン(6)と、振動スクリーン(6)に
    接続され、金属製線材類や粗大物が除去された熱分解残
    渣を不活性ガス雰囲気内に於いて冷却する冷却コンベヤ
    (7)と、冷却コンベヤ(7)に接続されたバケットコ
    ンベヤ(8)と、バケットコンベヤ(8)に接続され、
    バケットコンベヤ(8)に接続された入口側が熱分解残
    渣の貯留によりシールされると共に熱分解残渣を下流側
    の選別装置(4)へ定量的に排出する第2振動フィーダ
    ー(9)と、前記第1振動フィーダー(5)の入口側に
    設けられて第1振動フィーダー(5)の入口側に於ける
    熱分解残渣の貯留量を検出するレベル計(16)若しく
    は重量計と、前記第2振動フィーダー(9)の入口側に
    設けられて第2振動フィーダー(9)の入口側に於ける
    熱分解残渣の貯留量を検出するレベル計(43)若しく
    は重量計と、前記各レベル計(16)、(43)若しく
    は重量計の検出信号に基づいて熱分解残渣の貯留量が一
    定量となるように各振動フィーダー(5)、(9)を駆
    動させる第1振動フィーダー(5)の振動機(12)及
    び第2振動フィーダー(9)の振動機(41)とから構
    成され、各振動フィーダー(5)、(9)から冷却コン
    ベヤ(7)及び選別装置(4)へ熱分解残渣を定量的に
    排出して選別装置(4)により熱分解残渣を可燃性物と
    不燃性固形物に選別する構成としたことを特徴とする熱
    分解残渣の排出装置。
JP31483898A 1998-11-05 1998-11-05 熱分解残渣の排出方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3506617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31483898A JP3506617B2 (ja) 1998-11-05 1998-11-05 熱分解残渣の排出方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31483898A JP3506617B2 (ja) 1998-11-05 1998-11-05 熱分解残渣の排出方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000140811A JP2000140811A (ja) 2000-05-23
JP3506617B2 true JP3506617B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=18058220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31483898A Expired - Fee Related JP3506617B2 (ja) 1998-11-05 1998-11-05 熱分解残渣の排出方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3506617B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102553892A (zh) * 2012-01-20 2012-07-11 宁波开诚生态技术有限公司 一种餐厨垃圾处理系统的分拣、清洗筛分、粉碎及筛选出料工艺
KR102537375B1 (ko) * 2023-01-03 2023-05-31 주식회사 씨오콤 슬러지 자동배출구조 및 이를 구비한 열분해 유화장치

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4585348B2 (ja) * 2005-03-28 2010-11-24 三井造船株式会社 廃棄物からの燃焼成分の回収、貯蔵方法および装置
AT502904B1 (de) * 2005-12-07 2008-02-15 Voest Alpine Ind Anlagen Förderanlage, anlagenverbund und verfahren zur kopplung von metallurgischen verfahren
JP5216783B2 (ja) * 2007-02-20 2013-06-19 マガルディ リチェルケ エ ブレヴェッティ ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ 重い灰の乾式回収/冷却、および未燃焼物質含有量の多い残留物の燃焼制御を行うためのプラントおよび方法
KR101150512B1 (ko) * 2009-02-06 2012-05-31 주식회사 동성에코어 열분해 카본블랙 배출장치
KR101120575B1 (ko) 2011-02-22 2012-03-09 주식회사 동성에코어 열분해 카본블랙 배출장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102553892A (zh) * 2012-01-20 2012-07-11 宁波开诚生态技术有限公司 一种餐厨垃圾处理系统的分拣、清洗筛分、粉碎及筛选出料工艺
KR102537375B1 (ko) * 2023-01-03 2023-05-31 주식회사 씨오콤 슬러지 자동배출구조 및 이를 구비한 열분해 유화장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000140811A (ja) 2000-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3929628A (en) Apparatus for reducing preconditioned garbage to a clinkerless combustible
CN108369004B (zh) 排灰系统
JP2573553B2 (ja) 流動床反応器
JP3506617B2 (ja) 熱分解残渣の排出方法及びその装置
JP2008043942A (ja) 残留物分離のための方法および装置
US4503783A (en) Furnace ash air seal
CA2333051A1 (en) Sieving device for solid material and a method for sieving solid material
CA1134208A (en) Gasification furnace
US5495948A (en) Ash melting furnace arrangement and method for supplying ash to ash melting furnace
US4534302A (en) Apparatus for burning bales of trash
US5101742A (en) Fluidized bed combustion
GB2238860A (en) Process and apparatus for incineration
US3765346A (en) Ash processing system
US7494079B1 (en) Refuse recycling plant
JP3819634B2 (ja) 熱分解残渣冷却搬送設備
JP2959899B2 (ja) 湿灰用破砕乾燥装置
JP4643242B2 (ja) 焼却灰の灰分回収システム
JP3827976B2 (ja) 灰溶融炉の前処理方法及び前処理装置
JP2005066423A (ja) 熱分解残渣分離装置
JP3940636B2 (ja) 廃棄物溶融炉の可燃性ダスト処理設備
JP3732430B2 (ja) 竪型破砕機の運転方法
JP4129191B2 (ja) 廃棄物溶融炉の可燃性ダスト吹込設備
CA1038335A (en) Vertical current separation of preconditioned garbage from heavier fractions and lighter clinkerless combustibles
CN211424395U (zh) 一种焚烧垃圾的装置
JP4392137B2 (ja) 廃棄物溶融炉の可燃性ダストの処理方法及び処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031216

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees