JP3506271B2 - ガラス破砕装置 - Google Patents

ガラス破砕装置

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JP3506271B2
JP3506271B2 JP19322594A JP19322594A JP3506271B2 JP 3506271 B2 JP3506271 B2 JP 3506271B2 JP 19322594 A JP19322594 A JP 19322594A JP 19322594 A JP19322594 A JP 19322594A JP 3506271 B2 JP3506271 B2 JP 3506271B2
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    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C19/00Other disintegrating devices or methods
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にはガラスを細
かく砕く装置に関し、さらに詳細にはガラスを細かい粒
子に破砕する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス製の、容器、ボトル、窓、風防、
その他を処置し再利用することが多くの都市、更には、
小さな地域社会においてさえも問題になってきている。
多くの都市では、経済的で且つ環境上からも安全な廃棄
場は見つけることが困難になってきている。これらのガ
ラス製品のあるものは再利用可能になってきているが、
多くは、供給過剰であるが故に山積みされている。
【0003】従来より、よりコンパクトに処理するため
のガラス製品の破砕装置が多く提案されている。ボトル
の破砕装置が米国特許第3,713,596号(発明者
であるWilliam D. Hoffman;1973年1月30日発
行)に開示されている。このHoffmanの装置は、ガラス
粒子を砕き、その粒子に回転するオーガを有するテーパ
状の領域を通して力を加えることによりさらに小さな破
片に砕くものである。また、ボトルの他の破砕装置が米
国特許第5,076,505号(発明者RichardJ. Petr
ocy;191年12月31日発行)に開示されている。P
etrocyの装置は、容器をシュートに落とし、ハウジング
に覆われた破砕用のハンマーが回転する通路に通すよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの装置は、より
効率的に貯蔵し処理するという目的のために、ガラスを
より小さな大きさに打ち砕くものであるが、出来上がっ
たガラスは単純に廃物でしかない。なぜならば、これら
の装置によってできたガラス破片は、大き過ぎ、大きさ
に統一性が欠け、また尖鋭過ぎるエッジと平滑過ぎる表
面を有し、また、コンクリートやアスファルトのような
混合物のための充填材に使われるガラス粒子としては必
要な多孔性に欠けるという問題を有する。従って、上記
の装置によって製造されたガラス製品は用途が限定さ
れ、あるいは有用性が無いというものであった。
【0005】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、例えば容器、ボトル、風防、
その他等のガラス廃物を種々の目的で再利用できるガラ
スの集合物に破砕するガラス破砕装置を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するために、本発明は廃棄されたガラス物をガラ
スの集合物に破砕する装置であって、側壁構造と上部開
口部と下部開口部と前記下部開口部の下に装着された脱
着可能な受容部とを有するハウジングであって、上部開
口部は廃棄ガラス物を投入するためのアクセスを有した
ハウジングと、ハウジング内の上部開口部の下側に設け
られ、ガラスを破砕するための複数のブレードを有する
回転ポッパーと、ポッパーから作動距離に装着して配置
され、ガラス物をより小さな破片に破砕するために、ガ
ラス物を回転ポッパーのブレードに導くための少なくと
も2つのポッパ案内ブレードと、ポッパーの下側にハウ
ジングに装着して設けられ、外面に複数のブレードを有
し半径方向に伸びるシリンダを有する回転破砕器であっ
て、ポッパーから出てくるガラスをさらに小さな破片に
剪断するための少なくとも2つのカッティングブレード
と互いに共動する回転破砕機と、破砕機の下側において
ハウジングに装着して設けられ、回転ティンとスクリー
ンとを有した剪断機であって、回転ティンが、破砕機を
出るガラスをスクリーンと共動して剪断するように回転
シャフトから伸びているように設けられた剪断機と、剪
断機のスクリーンの下側においてハウジングの下部開口
部位置に於て装着して設けられ、スクリーンを通して落
ちてくる剪断されたガラス破片をキャッチする受容部と
を具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】この結果物としてのガラスの集合物は、多くの
製品の充填物として、あるいは砂の代替物として、ある
いは他の目的で使用可能なように、小さく且つ大きさが
均一で且つ表面構造を有した粒子から構成されるように
なる。
【0008】
【実施例】本発明の好適な実施例のガラス破砕器は、ガ
ラスを投入するための入力シュートを有する矩形のハウ
ジングと、そのガラスを初期的に破砕するポッパと、そ
のガラスをさらに小さな破片に裁断する裁断器と、その
ガラス片をガラスの集合物に剪断する剪断器とを具備す
る。
【0009】図1を参照して、瓶や車両用風防等のよう
なガラスをガラス集合体に剪断するガラス剪断装置1が
示されている。ガラス集合体は、外形が十分に小さく均
一であり、かつ砂の代替品として使用可能な充填剤とし
て他の使用目的にも使用可能な表面状態を備える粒体で
ある。
【0010】図1において、この装置1は回りを囲んだ
ハウジングである筐体7であって、側壁3、5と上方開
口部2とガラスホルダー94を下方に取り付けた不図示
の下方開口部とを有している。この筐体7は4本の脚体
のベーススタンド92により支えられており、運転中に
おけるバランスと安定性を確保している。
【0011】この筐体7は、矩形のシートメタルから形
成することができる。図2に示したように、このような
シートメタルは3箇所の異なる領域であって、投入(ポ
ッパー)領域100と、粉砕(ブレーカー)領域102
と、剪断領域104を形成するように延長した通路を形
成するように構成されている。これらの領域の間には分
離部材は設けられていない。破砕されたガラスは各領域
に設けられた構成部材と相互作用しつつ、1つの領域か
ら次ぎの領域に落下する。
【0012】筐体の上方開口部2は入り口のシュートと
して機能して、ガラスの投入を行うものである。この開
口部2から投入されたガラスは投入領域100に落下し
て、ポッパー4と触れることになる。
【0013】このポッパー4は、ガラスが触れると破砕
を行う回転刃32の組みを具備している。より詳しく
は、このポッパー4は、図4に示したように、扇状に広
がるグループ39であって、回転軸30からお互いに等
しい距離だけ離れた部位に固定されている。各回転刃3
2は、図3に示したように、第1端部31に向けて約9
0度の角度で、外側に曲げられて、リップ38を形成す
る一方、第2端部33に向けて約90度の角度で内側に
曲げることで、リップ36を形成し、さらに、軸体30
が挿入固定されて、回転刃32が固定されるようにした
孔部34が設けられている。
【0014】ここで、扇状に広がるグループ39に配設
される複数の回転刃は、図4に図示のように、4つのグ
ループに配設されている。各4枚の扇状に広がるグルー
プ39に設けられた各刃32は、相互に2つの断面形状
であって第1端部31と第2端部が等しい距離離れるよ
うに設けられている。図10は、上記の上方開口部の平
面図であって、扇状に広がるグループの刃の相対関係を
示したものである。図4によれば、各断面形状は2つの
刃32であって、8分の1インチの熱間圧延鋼からな
り、刃32が他よりも上方に位置していることが示され
ている。扇状に広がるグループの4つの刃39はリップ
38に対して等しい距離離れて設けられている。
【0015】図1に図示のように、第1端部40と不図
示の第2端部とを有する軸体39は、上記の4枚の刃3
9を備えた複数の扇状に広がるグループの中心位部位を
貫通して設けられており、ポッパー4を構成している。
この軸体30は、さらに筐体7を貫通しており、第1端
部40が側壁5に形成された孔部を通過して、中心に孔
部を有したプーリ88まで延設されている。このプーリ
88は軸体30に固定される。軸体30の第1端部40
はさらに筐体7に取り付けられたカバー90を貫通して
いる。また、軸体30の第2端部は筐体7の不図示の対
向面に設けられた側壁5を貫通している。この第2端部
は、筐体7の不図示の対向面に設けられた側壁5に取り
付けられたボール軸受ブロックに取り付けられている。
この不図示のボール軸受ブロックは軸体30の自由回転
運動を可能にしている。
【0016】1本のベルト86は、第1モータ82のク
ランク軸74に固定されたプーリ84と、軸体30に固
定されたプーリ88に掛けられている。この第1モータ
82と、プーリ84はガードカバー90の下方に位置し
ている。
【0017】図2に示されたように、ポッパー領域10
0には、図1に示された筐体を横切るようにして案内刃
10、12が設けられており、破砕されたガラスが破砕
機6が位置している破砕領域に102に確実に通過落下
するように構成されている。案内刃10と12は、回転
するポッパー4によりシュートと上方開口部2とを介し
てガラス破片が飛び散ることを防止する役割を有してお
り、破砕機6が配設されている破砕領域102に確実に
落下するようにしている。この第1の案内刃12は、ガ
ラス破片を捉える部材としても機能し、約6ミリメータ
の大きさのガラス破片のみを、ポッパー4の刃32と案
内刃32の間で形成される間隙部分から下方に通過させ
るようにしている。このために案内刃10と12は高炭
素鋼から形成されている。このようにして破砕されたガ
ラスは、開口部14を介して破砕領域に到達する。
【0018】破砕領域102は、図2に図示のように、
ポッパー領域100の下方に位置しているが、破砕機6
と、4つの切断刃18、20、18a、20aとから構
成されている。つまり、図5に図示のように、この破砕
機6は、ラジアル方向に延設される複数の刃5を外周面
56に備える回転円筒体から構成される。この破砕機6
の刃50は互いに頂点が接合されるようにラジアル方向
に延設される2まいの高炭素鋼材シート52、54から
形成される。
【0019】この破砕機6は軸芯方向に延設される軸体
46を有している。図1に図示のように、軸体46は第
1端部48と不図示の第2端部を有している。この軸体
46の第1端部48は筐体7の側壁5に形成された孔を
貫通する一方、プーリ78を貫通している。第1端部4
8は、ベルト86と80と、破砕機6とポッパー4を駆
動するモータ82とを保護するガードカバー90を貫通
している。
【0020】ベルト80は、第1モータ82のクランク
軸に固定されているプーリ84とプーリ78に掛けられ
ている。このベルト80は、ポッパー4を出て破砕機6
の破砕領域102に落下したガラスに作用する破砕機6
の回転を行う。
【0021】この軸体46の不図示の第2端部は、不図
示の筐体7の側壁5の対応側に穿設された孔部を通過し
ており、側壁5に取り付けられたボール軸受ブロックに
取り付けられている。この不図示のボール軸受ブロック
は軸体46の自由回転運動を可能にしている。
【0022】図2と図5に示したように、破砕機6が反
時計回りに回転している時に、高炭素鋼からなる刃50
は、切断刃18と20と作用してポッパー領域100か
ら出たガラスの剪断を行う。これらの刃50は、切断刃
18から所定量離れて設けられて第1剪断間隙22であ
って、ガラスを約6ミリメートルかそれ以下のサイズに
まで剪断する間隙を形成している。特に、破砕機の刃5
0と切断刃18の間の距離は好ましくは、約6ミリメー
トル(4分の1インチ)が良い。この刃50は、さら
に、切断刃18と20と作用してポッパー領域100か
ら出たガラスの剪断を行う。これらの刃50は、切断刃
20から所定量離れて設けられて第2剪断間隙24であ
って、ガラスを約3ミリメートルかそれ以下のサイズに
まで剪断する間隙を形成している。特に、破砕機の刃5
0と切断刃20の間の距離は好ましくは、約3ミリメー
トル(8分の1インチ)が良い。切断刃18aと20a
は、さらに破砕機6が反時計方向に回転する動作によ
り、破砕領域102からガラスが上方に飛散することを
防止する機能を備えている。
【0023】また、破砕機が時計回転方向に回転してい
る時には、切断刃18aと、20aは切断刃18と20
と同様に機能する。切断刃18aと20aとは上記の切
断刃18と20が破砕機6と相互作用する動作をそのま
ま反映して破砕機6に対して動作する。破砕機の刃50
と切断刃18aと20aは、第1の剪断間隙22aと第
2の剪断間隙24aとを形成するような相互位置関係に
される。
【0024】破砕機6を時計方向と反時計方向の両方向
に回転できる機能は重要であって、刃50の最大限の利
用を可能にしている。上述したように、各刃50は破砕
機6の外周面56上に2枚の板部材52、54をラジア
ル方向に延設して互いに接合している。この構成によ
り、刃50の板部材52、54の両側面をガラス剪断に
使用でき、破砕機の寿命を2倍にできる。ガラスはかな
り固い物質である結果、刃50は時間経過とともに磨耗
するが、破砕機は正逆回転できるので交換時間と維持費
用が削減できる。
【0025】次に、約3ミリメートル(8分の1イン
チ)あるいはそれ以下に剪断されたガラスは、破砕領域
102の第2剪断間隙24または24aを出てから、2
台の剪断機8からなる剪断領域104に落下する。各剪
断機8はスクリーン62と、回転する先鋭刃(TIN
E)68であって、図1においてパネルを取り外して示
したものが設けられている。この先鋭刃68とスクリー
ン62から構成される剪断機8は、剪断間隙24または
24aから落下するガラスに作用して、ガラス粒体を平
均サイズの0.75ミリメートルまで剪断する。図9の
写真において、ミリスケールとの比較で示した。しかし
ながら、当業者であれば、自明なように剪断される粒子
体のサイズは剪断スクリーンの孔径により決まるもので
ある。このように、平均粒子体のサイズは可変でき本発
明の範疇から逸脱しない範囲でより大きくしたり、また
より小さくすることができる。ちなみに、このスクリー
ン62は、4.5ミリメートル(3/16インチ)の板
厚で、高炭素鋼から形成されている。
【0026】図6及び図7に図示のように、先鋭刃68
と各剪断機8は、複数の先鋭刃68を外側に向けて備え
た軸体64を備えたものである。先鋭刃68は、図6に
図示のように、列状に配設されており、全部で4列分の
先鋭刃60は、図7に図示の断面形状を有するように軸
体64から延設されている。しかしながら、当業者であ
れば、本発明の範疇から逸脱しない範囲で、軸体52か
ら先鋭刃60を無数の別の構成で設けることが分かると
思慮する。先鋭刃は、高炭素鋼から形成されている。
【0027】先鋭刃68の軸体64は、第1端部70と
不図示の第2端部を有しており、筐体7の側壁に形成さ
れた孔部を通過するように設けられている。第1端部7
0は、側壁3を貫通して、この側壁に設けられた軸受ブ
ロック94により軸支されて回動自在にされている。こ
の軸受ブロック94と側壁3の反対側には、不図示の側
壁であって軸体64の第2端部を貫通する孔部が形成さ
れている。この軸体の第2端部はさらに延設されて軸芯
において孔部を形成した不図示のプーリに固定されてい
る。1本のベルトは、このプーリに掛けられる一方、第
2モータのクランク軸に固定されたプーリにも掛けるよ
うにしている。この第2モータは2本のベルトをそのク
ランク軸において掛けるようにして、2機の剪断機8を
回動できるようにしている。この第2モータと、ベル
トと、プーリは不図示のガードカバーの下方に夫々配設
されている。
【0028】図7と図8に図示のように、先鋭刃60は
スクリーン62から動作距離72離れて位置しており、
回転時においてガラス粒体をより小さな粒子に剪断し
て、ガラス集合体を産出可能にしている。この剪断方法
によれば、図8に示したように、スクリーン孔66によ
り決定されるサイズに剪断され、孔66を通過して剪断
ガラスホルダー94に落下する。
【0029】ガラス粒体が装置1のポッパー100と、
破砕機102と、剪断機104の各領域を通過する際
に、ガラス粒子体は回転するポッパー刃32と、破砕刃
50と先鋭刃60により常時叩かれる。このようにし
て、常時叩かれることで、塊(デボット)が作られ、ま
た各粒子体が鋭利になることが防止される。さらに重要
なことは、以上の工程を経ることにより最終ガラス集合
体が多孔体にできるので、多目的に使用できる点であ
る。
【0030】ガラス集合体の一使用例としては、砂に替
わる安価な代替品が挙げられる。また、砂にとってかわ
るべき種々の機能をガラス集合体は備えている。特に、
ガラス集合体はサンドブラストの砂の代替品、レンガ工
事乃至しっくい塗り工事のモルタル用、さらにはブロッ
ク、コンクリートブロック、コンクリート排水パイプ、
コンクリート製道路、道路用のチップシールであって、
熱い液状タールが約6ミリメートルの集合体の上に敷設
されるアスファルト道路や、サンドペーパや磨き粉に含
まれる「砂塵」としての添加物や、パイプの回りに設け
られる「浸出防止」材料や、地下室の床材や、湖の岸
や、水乃至他の液体が通過しない場所や、滑り易い道に
おいて「氷グリップ」を確保する目的や、こけら板のス
レートの代替品としての利用や、平らな屋根のブラスト
としての利用や、再溶融してガラス製品を製造する利用
や、建造物の充填材をグレードアップする等の利用があ
る。ガラス集合体が、「氷グリップ」として利用される
場合には、牽引力を確保できるのみならず、透明性と反
射性により、太陽光が通過するようにできるので、早期
の融解を促進する効果がある。
【0031】以上のように製造されるガラス集合体の重
要な特性の1つは、粒子体のサイズが均一であり、また
表面が多孔質体である点である。特に、95%のガラス
粒子体が同一のサイズであって、このガラス集合体が使
用される製品の均一性も確保できることが確認された。
【0032】上述した実施例によれば、産業上の利用に
ついて開示されており、時間当たり所望のトン数のガラ
ス集合体が、ポッパー、破砕機、先鋭刃体の運転速度に
応じて処理生成される。このように、本発明において重
要な点は、ガラスが筐体7の上方開口部2の投入口から
投入されるフィードレートにある。
【0033】一般的に、このフィードレートはポッパー
4と、破砕機6と、剪断機8の先鋭刃の機構68の回転
数により決定される。このような回転速度は、剪断機8
のスクリーン62の孔部66の大きさに依存している。
より細かい粒子体が望まれる場合には、処理時間は長く
なる。したがって、筐体7の上方開口部2の投入口から
投入されるガラスの投入速度は、スクリーン62と孔部
66のサイズと、粒子体が剪断される速度により決定さ
れる。
【0034】先鋭刃機構68の回転速度により、破砕機
6とポッパー4の回転速度が決定される。すべての状況
下において、破砕機6の回転速度は、先鋭刃機構68の
回転速度より遅く設定されて、ポッパー4の回転速度は
破砕機6と同じ速度に設定されるが、これは第1モータ
82からともにベルト駆動されるためである。
【0035】上記の産業機器としての利用から、図示し
ない個人用の使用も可能である。この場合には、剪断装
置は上記の構成と略同様の構成を具備してなり、ポッパ
ー4もしくはポッパー領域102を削除できる。
【0036】家庭用の装置としては、側壁を備えた筐体
に収容される構成であって、上部開口部と下方開口部と
を具備して、上方開口部には取り外し可能なホールディ
ングパンであって下方開口部をカバーでき、剪断された
ガラス集合体を収容するものが設けられる。また、上方
開口部には投入口を閉じるとともに、飛散する危険なガ
ラス片を防御するドアが設けられる。
【0037】瓶や、ジャーや、他のガラス製品を家庭用
装置に投入する場合には、ガラスは最初に破砕機4に接
触する。このために破砕機4は、上方開口部を覆うドア
が閉じた状態または所定位置に無い状態では起動しない
ようにしている。ドアを閉じると、装置の起動がなされ
て、ガラスが粉砕され、ポッパー領域100において粉
砕が行なわれない点を除いて上記の説明の工業用装置と
略同様に粉砕される。より、具体的には、ガラスは上述
した破砕領域102と剪断領域104の2段階において
粉砕される。この家庭用装置の破砕領域では、上述した
第1剪断間隙を形成する第1切断刃と破砕機の相互作用
があり、ガラスは6ミリメータのサイズに剪断される。
ガラスが第1剪断間隙から出ると、破砕機と第2の剪断
縁部ににより形成される第2剪断間隙に作用して3ミリ
メートルのサイズにまで剪断される。この破砕領域の第
2剪断間隙を出ると、剪断されたガラス粒子体は剪断装
置のスクリーン上に落下する。この剪断装置は、図6と
図7に示したように先鋭刃と剪断スクリーンから構成さ
れる。このスクリーンに落下したガラスは、図8におい
て示したように剪断スクリーンと、先鋭刃機構の相互作
用により剪断される。剪断されたガラスは支持パン上に
落下して、簡単に回収でき処理するなり、上記の種々の
方法で利用される。
【0038】以上説明のガラス剪断装置は、上記実施例
に限定されず、特許請求の範囲に規定される種々の構成
がある。
【0039】
【発明の効果】以上説明した本発明のガラス破砕装置
は、ガラスの廃物を価値あるものに変換し、そのような
廃物を廃棄場から除去することができる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のガラス剪断機の被いを除去した部分を
示す外観斜視図。
【図2】実施例の、ポッパーと破砕機と剪断機との互い
の位置関係を示す図。
【図3】ポッパーブレードの幅方向における垂直断面
図。
【図4】ポッパーを構成する複数のブレードの、互いの
位置関係を示す平面図。
【図5】破砕機の側面を示し、カッティング刃の破砕機
に対する位置関係を示す図。
【図6】剪断機の垂直断面図。
【図7】剪断機の、スクリーンに対する位置関係を示す
側面図。
【図8】細かく剪断されたガラス粒子を生成するため
の、ガラス並びにスクリーンの穴と共動する剪断機のテ
ィン(先鋭刃)を示す図。
【図9】本発明の装置並びに方法によって実際に生成さ
れたガラスを示す写真図。
【図10】ポッパを構成するブレードとガラスが投入さ
れるシュートとを示す剪断器の平面図。
【符号の説明】
1…ガラス破砕装置、2…上方開口部、4…ポッパー
(第1回転破砕機)、6…扇状のグループ(第2回転破
砕機)、7…筐体、10…案内刃、12…案内刃、14
…間隙、18…切断刃、20…切断刃、50…刃、60
…先鋭刃(ティン、tines)、62…スクリーン、
66…孔部、100…ポッパー領域、102…破砕領
域、104…剪断領域である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−56051(JP,A) 実開 昭51−134870(JP,U) 実開 昭62−35643(JP,U) 実開 平4−53456(JP,U) 米国特許3655138(US,A) 米国特許4205794(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 21/00 B02C 18/14 B02C 18/18 B02C 19/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄ガラス物をガラス粒子の集合物に破
    砕するガラス破砕装置であって、 側壁構造と上部開口部と下部開口部と、該下部開口部の
    下方に装着される脱着可能な受容部とを有してなり、前
    記上部開口部において廃棄ガラス物を投入するためのア
    クセス部を有したハウジングと、 該ハウジング内の前記上部開口部の下側に配設され、廃
    棄ガラス物を破砕するための複数の刃部を有する第1回
    転破砕機と、 該回転破砕機から所定距離分離間して配置されて、廃棄
    ガラス物をより小さな破片に破砕するために、廃棄ガラ
    ス物を前記回転破砕機の前記刃部に導くための少なくと
    も2つの案内刃部と、 前記回転破砕機の下側において前記ハウジングに装着し
    て設けられ、外面に複数の刃部を有してなりかつ半径方
    向に伸びる円筒体を有する第2回転破砕機であって、前
    記第1回転破砕機から出てくるガラスをさらに小さな破
    片に剪断する少なくとも2つの刃部と互いに共動する前
    記第2回転破砕機と、 該第2回転破砕機の下側において前記ハウジングに装着
    して設けられ、回転先鋭刃(tines)と無数の孔部
    を有してなるスクリーンとを有した剪断機であって、前
    記回転先鋭刃が、前記第2回転破砕機を出たガラスを前
    記スクリーンと共動して剪断するように回転軸体から伸
    びるように設けられる前記剪断機と、 該剪断機の前記スクリーンの下側において前記ハウジン
    グの前記下部開口部位置に装着して設けられ、前記スク
    リーンを通して落ちてくる剪断されたガラス破片を受け
    取る前記受容部と、 を具備することを特徴とするガラス破砕装置。
  2. 【請求項2】 前記第1回転破砕機の前記刃部の各々
    は、所定角度で内側に向けて第1端部に向けて曲げら
    れ、所定角度で外側に向けて曲げられていることを特徴
    とする請求項1に記載のガラス破砕装置。
  3. 【請求項3】 前記第2回転破砕機の前記刃部の各々
    は、前記円筒体の外面に設けられて、外側方向に伸びて
    おり、さらに、前記円筒体の前記外面から外側に半径方
    向において収束するまで伸びる2つの平らなシート部材
    によって形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載のガラス破砕装置。
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