JP3504914B2 - ディーゼルエンジンの窒素酸化物削減装置および窒素ガス発生装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンの窒素酸化物削減装置および窒素ガス発生装置Info
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Description
気中の窒素濃度を調整することにより排気中の窒素酸化
物の削減を図るようにしたディーゼルエンジンの窒素酸
化物削減装置および窒素ガス発生装置に関す。より詳し
くは、窒素ガス発生装置を混合器の上部に取り付け混合
器の中の空気と窒素ガス発生装置から出る窒素を混ぜて
窒素濃度を上げてやることにより酸化を防ぐ装置に関す
るものである。
ーゼルエンジンから放出される排気ガスに起因する大気
汚染を抑制するための規制は年々厳しくなる傾向にあ
る。特に、特殊自動車における建設機械や産業機械等に
用いられている大型のディーゼルエンジンにおいても、
厳しい規制がかけられようとしている。
ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる窒素酸化物
の削減を図るために、今まで種々の提案がなされてい
る。
流させることにより、燃焼温度を下げ、窒素酸化物の生
成を抑制する、いわゆる排気還流装置が広く知られてい
る。
示されているように、酸素分離作用をもつ酸素選択透過
壁を有するセパレータと、該セパレータの酸素選択透過
壁を介して酸素濃度の高い空気を吸引する装置と、部分
負荷時に酸素選択透過壁上流の酸素濃度の低い空気を機
関に吸入する手段とを備え、運転条件に応じて吸入空気
中の酸素濃度を調整することにより、機関の部分負荷時
において燃焼を抑制させ、生成される窒素酸化物を低減
するようにしたディーゼル機関の吸気装置が提案されて
いる。
うとする装置も提案されている。
来技術の中、排気還流装置にあっては、排気そのものを
吸気中に導入するものであり、排気中に含まれる微粒子
や酸化硫黄等が機関に吸入され、これらの物質は潤滑油
を劣化させ且つ機関の摺動部の磨耗を助長する原因とな
ることから、機関の耐久性や燃焼性を考慮すると、燃焼
時における窒素酸化物の生成を十分に抑制するに足る量
の排気還流を行うことには問題があった。その結果とし
て、かかる排気還流装置を備えたディーゼル機関におい
て、現在、規制に充分に適合したものは未だに存在しな
い。
示されたディーゼル機関の吸気装置にあっては、セパレ
ータの酸素選択透過壁を介して酸素濃度の高い空気を吸
引ポンプにより吸引し、酸素選択透過壁上流の、酸素が
分離された酸素濃度の低い空気を機関に吸入するように
していることから、排気そのものを吸気中に導入するも
のではなく、排気還流装置のような問題はない。
富化膜などから形成されるとされる酸素選択透過壁の酸
素分子透過孔はミクロン単位のオーダであり、真空を利
用した吸引ポンプにより酸素を吸引するといっても、酸
素分子の透過抵抗が大きいこと、および、真空すなわち
負圧を利用した吸引ポンプによっては十分な圧力差が得
られないことから、窒素酸化物の生成を抑制するに足る
十分な量の酸素濃度の低い吸入空気を、吸入通路の一部
の短いセパレータの距離で瞬時に得ることは実質的にで
きず、この結果、エンジンの出力の低下を伴わずに窒素
酸化物の生成を抑制するに足る十分な量の酸素濃度の低
い吸入空気を燃焼室に導入することは実質的に不可能で
あり、実用性に乏しいという問題を有している。従っ
て、この方式によっても規制値を満たすことは出来ない
こと明らかである。
分ではなく、現在規制値をクリアしたものは実用化され
ていない。
し、ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる窒素酸
化物の削減を図り、規制に適合することのできるディー
ゼルエンジンの窒素酸化物削減装置を提供することにあ
る。
ゼルエンジンの窒素酸化物削減装置に用いるに好適な窒
素ガス発生装置を提供することにある。
の燃焼室に入って窒素酸化物となれば取り除くことは不
可能に近いため、窒素が燃焼室に入る前に考え出された
装置である。
る空気穴が開けてありこの空気中の窒素の濃度を上げる
ために窒素ガス発生装置を取り付け窒素を混合器に入れ
て空気穴の反対側をエンジンの吸気口に取り付け燃焼室
に多くの窒素を送り込み酸化を防ぎ窒素その物を排出さ
せる働きをする。
化物削減装置である。
の一形態になるディーゼルエンジンの窒素酸化物削減装
置は、ディーゼルエンジンの吸気通路に混合器を設け、
該混合器に窒素ガス発生装置から吸入空気量に対し所定
濃度以上の加圧窒素ガスを所定量供給するように構成し
たことを特徴とする。
混合器に、窒素ガス発生装置から吸入空気量に対し所定
濃度以上の加圧窒素ガスを所定量供給するようにしたの
で、従来の排気還流や負圧を利用して酸素濃度の低い空
気を機関に吸入する方式とは異なり、清浄な窒素ガスを
充分な量供給することを可能とし、窒素酸化物の排出を
規制値以下に低減することができたのである。
圧力で窒素ガスが充填された窒素ガスボンベまたはps
a式窒素ガス発生器であってもよい。
ルエンジンとは異なり、発電用等に利用される据え置き
型のエンジンに対して効果的である。
縮するコンプレッサと、圧縮空気を所定圧で蓄圧する第
一の蓄圧タンクと、該第一の蓄圧タンクから供給された
圧縮空気から酸素を選択的に透過させて分離し所定濃度
以上の窒素ガスを排出する複数の中空糸膜を有する膜ユ
ニットを備える窒素ガス発生器とを含むことが好まし
い。
されるコンプレッサを利用して、所定濃度以上の窒素ガ
スを得ることができるので、車両に搭載されたディーゼ
ルエンジンに対して効果的である。
の蓄圧タンクの上流に逆止弁を、前記第一の蓄圧タンク
と前記窒素ガス発生器との間に開閉弁を備えることが好
ましい。
プレッサの停止時にあっても、所定圧の圧縮空気を第一
の蓄圧タンクに蓄えることができるので、再始動時にお
いて、速やかに圧縮空気ひいては窒素ガスを得ることが
できる。
ニットの下流の出口側に、排出する窒素ガスの圧力と流
量とを調整する圧力流量調整手段を備えるものであって
もよい。
ッサまたは膜ユニットの固体差による、排出する窒素ガ
スの圧力と流量との変動を所望の値に調整することが可
能となり、実用上有利である。
前記窒素ガス発生器の下流に減圧弁を備えるものであっ
てもよい。
流に減圧弁を備えることから、窒素ガス発生器内の圧力
を所定圧に維持しつつ所定の窒素ガス流量を得ることが
できる。
前記窒素ガス発生器から供給される窒素ガスを所定圧で
蓄圧する第二の蓄圧タンクと、その下流の減圧弁とを含
むことが好ましい。
に窒素ガスを所定圧で蓄圧することができるので、エン
ジンの負荷の変動等があっても所定量の窒素ガスを安定
して供給することができる。
素ガス発生器と前記第二の蓄圧タンクとの間に逆止弁
を、前記減圧弁と前記混合器との間に開閉弁を備えるこ
とが好ましい。
プレッサの停止時にあっても、所定圧の窒素ガスを第二
の蓄圧タンクに蓄えることができるので、再始動時にお
いて、速やかに窒素ガスをエンジンに供給することがで
きる。
器との間に流量制御弁を備えてもよい。
の変動に合わせて、窒素ガス流量を制御できるので、運
転状態に応じて適切に供給できると共に、一定量供給す
るのに比べ窒素ガスを無駄に使用することが防止され得
る。
該黒煙除去装置には、前記窒素ガス発生装置の窒素ガス
発生器から、分離された酸素が供給されるように構成し
てもよい。
特別な加熱装置を必要とすることなく、効果的に黒煙を
除去できる。
は、空気を圧縮するコンプレッサと、圧縮空気を所定圧
で蓄圧する第一の蓄圧タンクと、該第一の蓄圧タンクか
ら供給された圧縮空気から酸素を選択的に透過させて分
離し所定濃度以上の窒素ガスを排出する複数の中空糸膜
を有する膜ユニットを備える窒素ガス発生器とを含むこ
とを特徴とする。
することにより随時に所定濃度以上の窒素ガスを得るこ
とができるので、車載用として効果的である。
止弁を、前記第一の蓄圧タンクと前記窒素ガス発生器と
の間に開閉弁を備えることが好ましい。
にあっても、所定圧の圧縮空気を第一の蓄圧タンクに蓄
えることができるので、再始動時において、速やかに圧
縮空気ひいては窒素ガスを得ることができる。
ットの下流の出口側に、排出する窒素ガスの圧力と流量
とを調整する圧力流量調整手段を備えてもよい。
膜ユニットの固体差による、排出する窒素ガスの圧力と
流量との変動を所望の値に調整することが可能となり、
実用上有利である。
弁を備えてもよい。
圧力を所定圧に維持しつつ所定の窒素ガス流量を得るこ
とができる。
る窒素ガスを所定圧で蓄圧する第二の蓄圧タンクと、そ
の下流の減圧弁とを含むことが好ましい。
に窒素ガスを所定圧で蓄圧することができるので、必要
に応じて、所定量の窒素ガスを安定して供給することが
できる。
クとの間に逆止弁を、前記減圧弁と前記混合器との間に
開閉弁を備えることがさらに好ましい。
にあっても、所定圧の窒素ガスを第二の蓄圧タンクに蓄
えることができるので、再始動時において、速やかに窒
素ガスを供給することができる。
添付図面を参照して説明する。
図であり、1はエンジン本体、2はエンジンの吸気口、
3はエンジンの吸気口2に連通された混合器、4は混合
器の空気口、5は混合器3に連通された窒素ガス発生装
置、6はエンジンの排出口である。
置を組込んだディーゼルエンジンシステム100を、よ
り具体的に示すブロック図であり、110はエンジン本
体、120はエンジンの吸気通路112に設けられた混
合器、130は混合器120に後述の通路151を介し
て接続された窒素ガス発生装置である。
近傍にエアクリーナ114が設けられ、吸気マニフォル
ド116を介してエンジン本体110に連通されてい
る。なお、混合器120は、図に示すように、ターボチ
ャージャを備えるエンジンにおいてはそのコンプレッサ
118上流に設けるのが、既存のエンジンに本発明を適
用する場合に便宜である。
30は、主に、圧縮空気発生装置として圧縮空気を発生
させるコンプレッサ132、コンプレッサ132により
圧縮された圧縮空気を蓄える第一の蓄圧タンク135、
第一の蓄圧タンク135から所定圧の圧縮空気が供給さ
れて窒素ガスを発生する窒素ガス発生器140、および
発生した窒素ガスを蓄える第二の蓄圧タンク150を備
えている。
2の入口にはエアクリーナ131が設けられ、コンプレ
ッサ132と第一の蓄圧タンク135との間の通路13
3には第一の蓄圧タンク135からの逆流を防止する逆
止弁134が設けられている。なお、136は第一の蓄
圧タンク135に設けられた安全弁であり、第一の蓄圧
タンク135内の圧力が所定圧を越えたときに開放す
る。さらに、第一の蓄圧タンク135と窒素ガス発生器
140との間の通路137には開閉弁138および水抜
きフィルタ139が設けられている。開閉弁138は、
第一の蓄圧タンク135内の圧力が所定圧を越えたとき
に開く圧力応答弁として構成するか、または、エンジン
の始動等に対応して開く電磁弁として構成してもよい。
水抜きフィルタ139は、通路137を通る圧縮空気中
の水分を除去するためのものであり、所定の運転時間毎
に交換可能に構成されている。
の第二の蓄圧タンク150との間の通路148には、第
二の蓄圧タンク150からの逆流を防止する逆止弁14
9が設けられている。第二の蓄圧タンク150は通路1
51を介して前述の混合器120に連通可能とされ、通
路151には減圧弁152および開閉弁153が設けら
れている。減圧弁152は第二の蓄圧タンク150に蓄
えられている加圧窒素ガスを所定の圧力にまで減圧し、
開閉弁153はエンジンの作動中にのみ開き、所定圧力
の加圧窒素ガスを混合器120に供給するためのもので
ある。このために、開閉弁153は圧力作動弁として構
成され、窒素ガス発生器140より上流の圧力をパイロ
ット圧として受けるべく、通路154を介して通路13
7の圧力が導入されている。
下流で混合器120の上流に、流量制御弁155が設け
られている。この流量制御弁155は、エンジン本体1
10の気筒毎に配置されている燃料噴射装置111と共
に、エンジン出力制御装置、例えば、アクセルペダル1
05の踏み込み量に応じてその開度が制御される。但
し、発電用の据え置き型エンジンや建設機械用エンジン
の一部等で、エンジンの吸入空気量が余り変動しないエ
ンジンにおいては、所定濃度以上の窒素ガスを所定量供
給すればよいので、この流量制御弁は省略することもで
きる。
フォルド162を介してエンジン本体110に連通さ
れ、途中に、ターボチャージャのタービン164、黒煙
除去装置166およびマフラー168が設けられてい
る。黒煙除去装置166には、後で詳述するが、窒素ガ
ス発生器140から通路169を介して分離された酸素
が供給される。
たギアボックスであり、本実施の形態においては、動力
取出し機構(PTO)を備えており、コンプレッサ13
2を駆動可能とされている。なお、コンプレッサ132
は他の駆動源、例えば電動モータ等により駆動されても
よい。また、コンプレッサ132の形式は特定の形式の
ものに限定されないが、スクリュウコンプレッサを用い
ると、その始動後瞬時に第一の蓄圧タンク135内に所
定圧の圧縮空気を得ることが可能で、安定した圧力で圧
縮空気を送ることができるので好ましい。トラック等は
ギアボックス170の周辺にスペースの余裕があるの
で、コンプレッサ132は、第一の蓄圧タンク135と
共にギアボックス170の上等に固定して設置され得
る。
器140の構成を詳細に説明する。窒素ガス発生器14
0は、一辺の長さが、例えば、約135mmの断面略四
角状で、全体の長さが、例えば、約1000mmの本体
ケース141、本体ケース141の内部に設けられ、本
体部の直径が、例えば、約100mmの断面略円筒状
で、全体の長さが、例えば、約900mmの膜ユニット
ケース142を備えている。
部142aに複数本の高分子の中空糸膜の束からなる膜
ユニット143が、膜ユニット143の入口端には入口
空間142bを、出口端には出口空間142cを形成す
るように収容されている。さらに、膜ユニットケース1
42は、入口空間142bに連通し本体筒部142aよ
り小径に形成された入口筒部142dを備え、入口筒部
142dは本体ケース141の端壁の入口開口141a
を通り、適宜な接続部材を介して通路137に接続され
ている。膜ユニットケース142の本体筒部142aの
周壁に開口する連通口に連結された連通筒142eは、
本体ケース141を貫通して、前述の通路169に接続
されている。
間142cの出口端には、本体ケース141の端壁に固
設された筒状隔壁144が連結され、窒素ガスの本体ケ
ース141内への漏洩を防止すると共に、膜ユニットケ
ース142を本体ケース141に固定している。そし
て、筒状隔壁144内には、膜ユニットケース142の
出口空間142cの出口142fの開口面積を調節する
板状の調整部材145が設けられている。
壁に螺合されたボルト(本例では3本)146に支持さ
れ、ボルトのねじ込み量を変えることにより、その位
置、すなわち、出口空間142cの出口142fの開口
面積が調整される。なお、本体ケース141の端壁の開
口141bには前述の通路148が接続されている。
0は、いわゆる膜式と称されるものであり、高分子の薄
膜における、分子間の透過性の違いを利用する方式であ
る。可動部分がほとんどなく、コンパクト性およびメイ
ンテナンス性に優れるので、車両へ搭載するのに適して
いる。高分子の薄膜は、高分子の中空糸膜として形成さ
れ、その内外面の圧力差を利用して酸素を外部に透過さ
せ、内部に窒素のみを選択分別する。本実施の形態にお
いては、高分子の薄膜が複数本の高分子の中空糸膜の束
からなる膜ユニット143として構成され、酸素はこの
膜ユニット143の外部に透過され、本体筒部142a
の周壁に開口する連通口に連結された連通筒142eお
よび通路169を介して黒煙除去装置166に供給され
る。そして、選択分別された窒素ガスのみが膜ユニット
ケース142の出口空間142cの出口142fを通っ
て、第二の蓄圧タンク150に送られる。
上述の膜式の窒素ガス発生器140を用いる代わりに、
液体窒素タンクを含む窒素ガスボンベやpsa(pre
ssure swing adsorption)を用
いることも可能である。
性の違い、あるいは分子サイズの違いを利用して必要な
成分のみを取出す方式であり、二つの吸着剤容器を用
い、これに加圧空気が供給され、一方の吸着剤容器の吸
着量が飽和状態になったとき他方の吸着剤容器に切換え
られるようになっている。そして、この飽和状態になっ
た吸着剤容器が減圧されると吸着剤(通常、molec
ular seiving carbonが用いられ
る)に吸着されていた窒素ガスが再生され利用可能とな
る。
は、それ特有の問題があり、用途が制限される。すなわ
ち、窒素ガスボンベの場合は、発生量や使用時間の制限
があることから、車両用には不向きであるが、定置式の
エンジンの場合には利用可能である。また、psaは最
高99.99%までの高純度の窒素ガスの発生が可能で
あるが、所定流量の窒素ガスを確保するには大きなサイ
ズの容器を必要とし、また、振動に対する耐久性が充分
でないことから、これも車両用には不向きであるが、定
置式のエンジンの場合には利用可能である。
ン合金(例えば、チタンとアルミニウムの合金)を微細
な通路網を含むように球状に丸めて形成したチタン合金
玉を複数個内蔵する耐熱性容器から構成され、この容器
内に通路169を介して酸素が供給される。チタン合金
は蓄熱特性を有するので、この容器を排気ガスが通過す
るのみでも、排気ガス温度は上昇する。例えば、アイド
リング状態でのエンジンからの排気ガス温度は約200
°C程度であるが、排気ガスがこの容器を通過するとき
に約350°Cとなる。ここで、本実施の形態における
黒煙除去装置166には、酸素が供給されているので、
排気ガス温度は約500°C程度にまで上昇され、黒煙
中の微粒子が燃焼し、黒煙の排出が大幅に低減される。
用を説明する。
い、周知の方式でエンジン本体110に空気および燃料
が供給され、エンジンの回転が開始すると、同時に、コ
ンプレッサ132も駆動され所定圧(例えば、784k
Pa)の圧縮空気が第一の蓄圧タンク135に蓄えられ
る。なお、再始動の場合には既に圧縮空気が第一の蓄圧
タンク135に蓄えられている。
圧縮空気は、開状態にある開閉弁138を通り窒素ガス
発生器140に導入され、その膜ユニット143におい
て窒素と酸素とが分離される。酸素が分離された所定濃
度の窒素ガスは逆止弁149を介して第二の蓄圧タンク
150に所定圧(例えば、686kPa)で蓄えられ、
減圧弁152でもって所定圧(例えば、490kPa)
に減圧され、開状態にある開閉弁153と流量制御弁1
55とを通り混合器120に送られる。
フィルタ114を介して導入されている吸入空気と混合
され、ターボチャージャのコンプレッサ118で加圧さ
れて、エンジン本体110に供給される。なお、窒素ガ
ス発生器140において分離された酸素は、前述の通
り、通路169を介して黒煙除去装置166に供給され
る。
32も停止されることになるが、この場合には開閉弁1
38が閉じられるので、逆止弁134の作用とあいまっ
て、所定圧の圧縮空気が第一の蓄圧タンク135に蓄え
られた状態となる。また、第二の蓄圧タンク150にお
いては、開閉弁138が閉じられることに伴い、それよ
り下流の通路137の圧力をパイロット圧としている開
閉弁153も閉じられるので、逆止弁149の作用とあ
いまって、同様に、所定圧の加圧窒素ガスが第二の蓄圧
タンク150に蓄えられた状態となる。従って、この後
の再始動の際には、直ちに、所定量の窒素ガスが第二の
蓄圧タンク150から供給され、吸入空気に混合され
る。
めに必要な窒素ガス量は、実験によると、酸素と窒素と
の割合が21:79である通常の吸入空気(大気)に対
し、所定量の窒素ガスを供給することによりエンジン燃
焼室内における酸素と窒素との割合が概ね17:83程
度になるようにすることが好ましいことが判明してい
る。このために必要な窒素ガス量、すなわち、所定の窒
素ガス量は、エンジンの排気容積、回転数、負荷および
過給機の有無等に応じて変動するものであるが、窒素ガ
スの濃度を約90%以上とした場合、排気容積5000
cc程度で過給機付きのエンジンにおいては、吸入空気
量が最少のアイドル時から吸入空気量が最大となる高回
転、高負荷時において、毎分当り100〜500リット
ル程度である。なお、排気容積が小さいエンジンにおい
ては、当然に、この必要な窒素ガス量は少なくなるが、
建設機械等のエンジンは大きなトルクを必要とするの
で、概して、大型である。
気エンジンの場合には、エンジンの排気容積と回転数と
により決まる吸入空気量を1とするとき、これに対して
約0.05の割合となる窒素ガス量である。また、過給
機付きエンジンの場合には、無負荷時においては、自然
吸気エンジンの場合とほぼ同じ割合で窒素ガス量を供給
すればよく、負荷の増大時においては、過給による吸入
空気量の増大を考慮して、割合は小さくなるが、絶対量
を増やすようにすればよい。因みに、排気容積5000
cc程度の過給機付きエンジンにおいては、上述の吸入
空気量が最大となる高回転、高負荷(2200rpm、
100%負荷)時における窒素ガス量が、毎分当り50
0リットル程度である。
にエンジンで必要とされるこの窒素ガス量を確保するた
めには、窒素ガス発生装置130において所定の濃度の
窒素ガスが得られること、および、この得られた所定の
濃度の窒素ガスをエンジンの運転状態に見合って、上述
の如き所定量を供給できることが重要である。
ために、本発明の実施の一形態では、窒素ガス発生器1
40に供給する圧縮空気の圧力を約784kPa(8気
圧)と高めにし、そして、調整部材145を設けること
により膜ユニットケース142の出口空間142cの出
口142fの開口面積を調節し、膜ユニットケース14
2の出口圧が約490kPa程度に維持されるようにし
ている。但し、調整部材145は固定式レギュレータで
あるため、エンジンによる固体差、エンジンの種類によ
る必要窒素ガス量の違いに応じて調節される必要があ
る。
トケース142の出口直後に、調整部材145の代わり
に減圧弁152を設け、膜ユニットケース142の出口
圧が約490kPa程度に維持されるようにしている。
しかし、この調整部材145の代わりに減圧弁152を
設ける実施の形態は、調整部材145を設ける実施の形
態と同様に、膜ユニットケース142の出口付近におけ
る損失による圧力低下のために、出口付近において膜ユ
ニット143の酸素分離性能が低下することから、高い
濃度の窒素ガスを得るのに好ましいとはいえない。濃度
が低い分、余分な流量が必要となるからである。
ニットケース142の出口と減圧弁152との間に、第
二の蓄圧タンク150を設け、この第二の蓄圧タンク1
50が約686kPa程度に維持されるようにすること
により、膜ユニット143内の圧力を酸素分離による
0.490kPa程度の圧力低下に留め、酸素分離性能
を向上させて、より高い濃度の窒素ガスを得るようにし
ている。
をエンジンの運転状態に見合って、所定量供給するため
に、本発明では、加圧された窒素ガスが用いられてお
り、実施の形態では、減圧弁152により、490kP
a程度に減圧された窒素ガスが前述のように、混合器1
20に供給される。
いない場合との比較実験結果を以下に示す。
D34-TEI,排気量:5861cc、ターボチャー
ジャ付き)を用い、濃度約89%の窒素ガスを毎分当り
100リットル供給した。窒素酸化物の削減率は表1の
通りである。
D34-TEI,排気量:5861cc、ターボチャー
ジャ付き)を用い、濃度約98.5%の窒素ガスを毎分
当り100リットル供給した。窒素酸化物の削減率は表
2の通りである。
D1,排気量:4100cc、ターボチャージャ付き)
を用い、濃度約93%の窒素ガスを毎分当り220リッ
トル供給した。窒素酸化物の削減率は表2の通りであ
る。
業株式会社で行った。
890cc、直噴・直列6気筒、ターボチャージャおよ
びインタークーラ付き)を用い、実験例4)について
は、濃度約90%の窒素ガスを毎分当り110リット
ル、実験例5)については、濃度約91.5%の窒素ガ
スを毎分当り120リットル、および、実験例6)につ
いては、濃度約95%の窒素ガスを毎分当り350リッ
トル供給し、8モードの測定を財団法人日本自動車研究
所において行った。実験例4)ないし実験例6)におい
て、本発明装置を用いた場合と用いない場合とにおける
窒素酸化物の排出量の変化を、図4ないし図6のグラフ
にそれぞれ示す。これらのグラフにおいて、折れ線Aが
装置を用いない場合を、折れ線Bが装置を用いた場合を
それぞれ示し、括弧内に各モード番号における削減率を
記す。
6)における8モードでの平均削減率を表4に示す。
ゼルエンジンシステムを、より具体的に示すブロック図
である。
素ガス発生器の実施の一形態を示す断面図である。
して、8モードの測定結果を示すグラフである。
して、8モードの測定結果を示すグラフである。
して、8モードの測定結果を示すグラフである。
Claims (10)
- 【請求項1】 ディーゼルエンジンの吸気通路に混合器
を設け、該混合器に窒素ガス発生装置から吸入空気量に
対し所定濃度以上の加圧窒素ガスを所定割合となる量供
給するように構成したディーゼルエンジンの窒素酸化物
削減装置であって、 前記窒素ガス発生装置は、空気を圧縮するコンプレッサ
と、圧縮空気を所定圧で蓄圧する第一の蓄圧タンクと、
該第一の蓄圧タンクから供給された圧縮空気から酸素を
選択的に透過させて分離し所定濃度以上の窒素ガスを排
出する複数の中空糸膜を有する膜ユニットを備える窒素
ガス発生器と、前記窒素ガス発生器から供給される窒素
ガスを所定圧で蓄圧する第二の蓄圧タンクと、該第二の
蓄圧タンクの下流の減圧弁と、該減圧弁の下流で前記窒
素ガス発生器の上流の圧力をパイロット圧として作動す
る開閉弁とを備えることを特徴とするディーゼルエンジ
ンの窒素酸化物削減装置。 - 【請求項2】 前記窒素ガス発生装置は、前記第一の蓄
圧タンクの上流および前記窒素ガス発生器と前記第二の
蓄圧タンクとの間にそれぞれ逆止弁を備えることを特徴
とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの窒素酸化
物削減装置。 - 【請求項3】 さらに、前記窒素ガス発生装置と前記混
合器との間に流量制御弁を備えることを特徴とする請求
項1または2に記載のディーゼルエンジンの窒素酸化物
削減装置。 - 【請求項4】 さらに、排気通路に黒煙除去装置を備
え、該黒煙除去装置には、前記窒素ガス発生装置の窒素
ガス発生器から、分離された酸素が供給されるように構
成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいず
れかに記載のディーゼルエンジンの窒素酸化物削減装
置。 - 【請求項5】 ディーゼルエンジンの吸気通路に混合器
を設け、該混合器に窒素ガス発生装置から吸入空気量に
対し所定濃度以上の加圧窒素ガスを所定割合となる量供
給するように構成したディーゼルエンジンの窒素酸化物
削減装置であって、 前記窒素ガス発生装置は、空気を圧縮するコンプレッサ
と、圧縮空気を所定圧で蓄圧する第一の蓄圧タンクと、
該第一の蓄圧タンクから供給された圧縮空気から酸素を
選択的に透過させて分離し所定濃度以上の窒素ガスを排
出する複数の中空糸膜を有する膜ユニットおよび該膜ユ
ニットの下流の出口側に、出口の開口面積を調整すべく
ボルトに支持された板状の調整部材が設けられた窒素ガ
ス発生器と、該窒素ガス発生器の下流で該窒素ガス発生
器の上流の圧力をパイロット圧として作動する開閉弁と
を備えることを特徴とするディーゼルエンジンの窒素酸
化物削減装置。 - 【請求項6】 前記窒素ガス発生装置は、前記第一の蓄
圧タンクの上流および前記窒素ガス発生器と前記開閉弁
との間にそれぞれ逆止弁を備えることを特徴とする請求
項5に記載のディーゼルエンジンの窒素酸化物削減装
置。 - 【請求項7】 さらに、前記窒素ガス発生装置と前記混
合器との間に流量制御弁を備えることを特徴とする請求
項5または6に記載のディーゼルエンジンの窒素酸化物
削減装置。 - 【請求項8】 さらに、排気通路に黒煙除去装置を備
え、該黒煙除去装置には、前記窒素ガス発生装置の窒素
ガス発生器から、分離された酸素が供給されるように構
成されていることを特徴とする請求項5ないし7のいず
れかに記載のディーゼルエンジンの窒素酸化物削減装
置。 - 【請求項9】 空気を圧縮するコンプレッサと、圧縮空
気を所定圧で蓄圧する第一の蓄圧タンクと、該第一の蓄
圧タンクから供給された圧縮空気から酸素を選択的に透
過させて分離し所定濃度以上の窒素ガスを排出する複数
の中空糸膜を有する膜ユニットを備える窒素ガス発生器
であって、前記膜ユニットの下流の出口側に、出口の開
口面積を調整すべくボルトに支持された板状の調整部材
が設けられた窒素ガス発生器とを備えることを特徴とす
る窒素ガス発生装置。 - 【請求項10】 前記第一の蓄圧タンクの圧力が約78
4kPa、前記膜ユニットの出口圧が約490kPaに
維持されることを特徴とする請求項9に記載の窒素ガス
発生装置。
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JP2000224642A JP3504914B2 (ja) | 1999-07-26 | 2000-07-25 | ディーゼルエンジンの窒素酸化物削減装置および窒素ガス発生装置 |
EP01103371A EP1176291A3 (en) | 2000-07-25 | 2001-02-13 | Nitrogen oxide reducing system for diesel engine and nitrogen gas generating device |
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JP11-210979 | 1999-07-26 | ||
JP21097999 | 1999-07-26 | ||
JP2000224642A JP3504914B2 (ja) | 1999-07-26 | 2000-07-25 | ディーゼルエンジンの窒素酸化物削減装置および窒素ガス発生装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001098949A JP2001098949A (ja) | 2001-04-10 |
JP3504914B2 true JP3504914B2 (ja) | 2004-03-08 |
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Family Applications (1)
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KR102334648B1 (ko) * | 2015-07-15 | 2021-12-03 | 삼성중공업 주식회사 | 동력발생장치 |
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