JP3504823B2 - 光ファイバ通信システム - Google Patents

光ファイバ通信システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ通信シ
ステムの分野に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信システムにおいては、1
つの(あるいはおそらくは複数の)所定の波長範囲内の
放射を強く抑制しながら、同時に他の波長範囲内の放射
に対して低損失を示すことが可能な部品に対する要求が
生じることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような機能を有す
る部品は市販されており、一般に、光路に挿入され固定
された多層平面状反射コーティングからなる。このよう
な部品はほとんど任意の波長範囲をフィルタリングする
ように設計可能であり、通過帯域から禁止帯域への遷移
は50nm以下であり、波長分離は約30〜55dBで
あり、付加損失は約0.5dBである。しかし、これら
の部品は一般に、製造に手間がかかり技巧を要するため
コストがかかる。すなわち、従来技術の部品の比較的良
好な特性にもかかわらず、比較的低コストで製造可能で
あるとともに素早く簡単に設置可能な同等の機能の部品
が入手可能になることが強く所望されている。本願は、
そのような部品と、その部品からなるシステムを開示す
るものである。
【0004】米国特許第4,946,250号(発行
日:1990年8月7日、発明者:F.Gonthier et a
l.)には、与えられたプロファイルの2つの離間したテ
ーパからなる光ファイバ波長フィルタが開示されてい
る。このようなフィルタは明らかに、製造が困難であ
り、非常に脆い。
【0005】J. Nishimura et al., Proceedings of IO
OC-95, paper WA 2-5, p.26には、ある波長で交差する
色屈折率を有する光学ガラスから製造された分散ファイ
バが開示されている。このファイバは、短波長では伝搬
モードがなく、ハイパスフィルタとして使用可能であ
る。
【0006】「アンドープ」したコア(すなわち、ガラ
スSiO2より高い有効屈折率を有するコア)を有する
シリカベースのシングルモード光ファイバを、「ダウン
ドープ」した内部クラッド(すなわち、ガラスシリカよ
り低い屈折率を有する)で接触包囲したものを、さらに
ガラスシリカの外部クラッドで包囲したものが知られて
おり、市販されている。これは一般に「デプレスドクラ
ッド」形ファイバと呼ばれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は特許請求の範囲
に記載したとおりである。一般的には、本発明は、光フ
ァイバ通信システムにおいて、低コストで、容易に設置
される光フィルタであって、第1波長(例えば約1.3
μm)の電磁放射(以下「放射」という。)をほぼ無損
失(例えば、損失<1dB)で伝送するとともに、第2
波長(例えば約1.55μm)の放射を大幅に減衰させ
る(例えば損失>20dB)ように選択されたものであ
る。
【0008】具体的には、光ファイバ通信システムは、
第1波長の第1放射源と、該放射の利用手段(例えば受
信器)と、第1放射源と利用手段を接続する第1光ファ
イバ伝送路とからなる。さらに、光ファイバ通信システ
ムは、第2波長の第2放射源と、第2波長の放射の利用
手段と、第2放射源と利用手段を接続する第2光ファイ
バ伝送路とを有し、第1光ファイバ伝送路の第1部分が
第2光ファイバ伝送路に含まれる。システムはさらに、
第1光ファイバ伝送路の第2部分から第2波長の放射を
ほとんど排除する光フィルタを有する。
【0009】重要な点として、光フィルタは、第1波長
の放射をほぼ無損失(例えば、損失<1dB)で伝送す
るとともに、第2波長の放射を大幅に減衰させる(例え
ば損失>20dB)ように選択された長さL(一般に≦
100m)の光ファイバからなる。理解されるように、
光ファイバは長さLにわたり軸方向にはほぼ一様であ
り、屈折率やその他のファイバ特性に関しては軸方向の
意図的な変動はない。
【0010】例えば、光ファイバは、第1波長(λ1
でのシングルモードファイバとして設計されたデプレス
ドクラッド形ファイバであり、λ1<λ2となる第2波長
(λ2)では基本モードはリーク性(すなわち、導波さ
れない)である。こうして、ファイバはローパスフィル
タとして作用する。
【0011】もう1つの例では、光ファイバは、第1お
よび第2の両方の波長におけるシングルモードまたはマ
ルチモードのファイバとして設計されることが可能であ
る。ただし、第1波長の放射よりも第2波長の放射を非
常に強く吸収するように選択されたドーパントでドープ
される。こうして、このファイバは、ドーパントの特性
に応じて、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、バン
ドパスフィルタまたはノッチフィルタとして作用するこ
とが可能である。例えば、ドーパント種はOHまたはE
rである。OHは1.38μm付近に強い吸収帯を有
し、Erは1.53μm付近に強い吸収帯を有する。吸
収種の他の例はYbであり、これは約0.98μmに吸
収ピークを有する。ホウ素や、その他の希土類元素もま
た、吸収種として利用可能性がある。
【0012】当業者には認識されるように、光ファイバ
フィルタは、通常の伝送ファイバのコストに比べて比較
的低コストで従来の方法により製造可能である。その理
由は、ファイバプリフォームの製造の際の追加コストは
一般に、数十キロメートルのファイバ(これから数百個
(あるいは数千個さえ)のファイバフィルタを作ること
ができる)にわたって拡散してしまうからである。
【0013】また、当業者には認識されるように、本発
明によるファイバフィルタは、容易に設置されるように
設計可能である。例えば、長さLの適当に被覆されたフ
ィルタファイバは、適当なファイバコネクタによりコネ
クタ化することが可能であり、その結果得られる製品
は、いわゆるファイバ「ジャンパ」の外観を有し、従来
のジャンパと同様に容易に設置可能である。もちろん、
ファイバフィルタは、例えば従来のスプライシングによ
っても設置可能である。さらに、本発明によるファイバ
フィルタは、従来のファイバジャンパが一般に置かれて
いるような環境と同様の環境に置かれるときに、ファイ
バフィルタの存在が通過波長に悪影響を与えることがな
いように設計可能である。
【0014】本発明によるファイバフィルタは、さまざ
まな光ファイバ通信システムで使用可能である。そのよ
うなシステムのうちには、単一のファイバ経路を通じて
複数の(比較的広い間隔を有する)波長の信号放射を伝
送するシステムや、ファイバ経路を(例えばOTDRを
用いて)モニタしながらトラフィックを伝送するシステ
ムや、ファイバ経路のモニタリングを有するあるいは有
しない、一方向または双方向の二重(ダイプレクス)シ
ステムがある。
【0015】従来技術の光フィルタも一般にフィルタリ
ング機能を実行するために使用可能ではあるが、その使
用には一般に高いコストと不便さが伴う。本発明によれ
ば、簡便で低コストのファイバフィルタが利用可能にな
ることにより、システムのコストも低くなるとともに、
以前には費用効率が良くないために利用可能でなかった
機能を提供するシステムが実現される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下ではシリカベースのファイバ
フィルタに関して説明する。しかし、当業者には認識さ
れるように、本発明は、非シリカベース(例えば、フッ
化ガラス)のファイバフィルタでも実施可能である。
【0017】図1に、例えば1.3μmの放射をほとん
ど減衰させることなく1.55μmの放射を抑制するロ
ーパスフィルタとして使用可能な例示的な光ファイバで
測定した屈折率プロファイルを示す。
【0018】この例のファイバは、1.3μm伝送窓に
おけるシングルモードファイバとなるように(すなわ
ち、基本モードのみを伝搬させるように)するととも
に、1.55μm伝送窓に導波モードを有しないように
(すなわち、基本モードがリークモードである)設計さ
れている。これは、基本モードの有効屈折率が、ある中
間波長で外部クラッドの屈折率と等しくなり、長波長
(1.55μmを含む)で外部クラッドの屈折率より低
く、短波長(1.3μmを含む)で高くなるように、フ
ァイバを設計することによって実現される。モードの
「有効屈折率」(neff)はβλ/2πである。ただ
し、βはモードの伝搬定数であり、λは波長である。当
業者には認識されるように、図1の屈折率プロファイル
の測定値における中央のくぼみは、ファイバプリフォー
ムを形成するために用いられた製造プロセス(MCV)
の結果であり、本発明によるファイバの要件ではない。
【0019】上記の所望の特性を有する光ファイバを設
計するために使用可能な設計手続き(一般にコンピュー
タ支援モデリングを含む)は、当業者には周知である。
そのようなファイバは一般に、コア径が4.0〜9.0
μmの範囲にあり、デプレスドクラッドの外径はコア径
の2〜4倍の範囲にあり、Δ+は0.20〜0.6%の
範囲にあり、Δ-は−0.1〜−0.6%の範囲にあ
る。ただし、Δ+=(n1−n0)/n1、Δ-=(n2−n
0)/n2であり、n1はコアの屈折率、n2はデプレスド
クラッドの屈折率、n0は外部クラッドの屈折率(一般
に、ガラスシリカの屈折率に等しい)である。さらに、
このようなファイバは、周知のドーパント(例えば、コ
アにはGe、PあるいはAl、デプレスドクラッドには
FあるいはB)を用いて周知の方法(例えば、MCV
D、OVD、VAD)によって製造可能である。本発明
の実施例では、外部クラッドの少なくとも一部は禁止波
長に比較的高い減衰を有し、非導波放射が外部クラッド
で吸収されるようにされる。
【0020】図2および図3に、10mのケーブル化さ
れていない図1のファイバにおいて、ほぼ直線上のファ
イバ(ループ半径>12インチ(30.5cm))およ
びコイル状ファイバ(ループ半径1.5インチ(3.8
cm))の場合のスペクトル損失を示す。図から分かる
ように、フィルタ特性は、幾分ループ半径への依存性を
示す。しかし、いずれの場合にも、ファイバは、130
0nmにおいて、および約1360nm(通常、130
0nm伝送窓の上限伝送波長とされる)までは観測可能
な減衰がなく、一方、1550nmでは大きく(〜55
dB)放射は減衰している。低損失と高損失の間の遷移
幅は約50nmである。この特性は、ファイバが通常の
ように(例えば、ジャンパに通常使用されているよう
に)ケーブル化された場合にもほとんど同じである。
【0021】本発明の実施に使用されるファイバは、所
望の波長における放射を吸収するドーパントでコア(お
よびおそらくはコアに隣接するクラッドも)をドーピン
グすることによって製造することも可能である。例え
ば、OHは約1.38μmに吸収ピークを有し、Erは
約1.53μmにピークを有し、Ybは約0.98μm
にピークを有する。
【0022】このようなファイバは、例えばOVD、M
CVD、VAD、溶液ドーピングあるいはゾル/ゲル法
のような周知の技術によって形成可能である。現時点で
好ましいのは溶液ドーピング法である。その理由は、こ
の方法によれば、他の方法よりもドーピングの許容範囲
が大きくなることが多いためである。例えば、S. Poole
et al., J. Lightwave Technology, LT-4(7), p.870
(1987)参照。
【0023】図4は、2つの信号波長を用いた、本発明
による光ファイバ通信システムの実施例の概略図であ
る。符号41は1.3μm送信器(すなわち、約1.3
μmの放射源)を表し、符号42は1.55μm送信器
(すなわち、約1.55μmの放射源)を表す。符号4
3は通常のWDMコンバイナを表し、符号45は通常の
WDMデマルチプレクサを表す。符号44は、ある長さ
の通常の伝送ファイバ(オプションとして、他の従来の
部品とともに、増幅器やリピータを含むことも可能であ
る)を表す。符号46は、1.3μm受信器を表し符号
47は、1.55μm受信器を表す。符号48および4
9は本発明によるファイバフィルタを表す。符号48は
ローパスフィルタ特性を有し(すなわち、1.3μmを
透過し、1.55μmを遮断する)、符号49はハイパ
スフィルタ特性を有する(すなわち、1.55μmを透
過し、1.3μmを遮断する)。
【0024】当業者には認識されるように、図4のシス
テムはさまざまな方法で変形可能である。例えば、同じ
ファイバ経路上で双方向伝送を行うように変形可能であ
る。
【0025】当業者には理解されるように、従来のWD
Mマルチプレクサは一般に、2つの波長を完全に分離す
ることはできない。従って、ファイバフィルタ48に到
達する信号は一般に少量の(しかし無視できない、例え
ば、数%の)1.55μm放射を含み、ファイバフィル
タ49に到達する信号は一般に少量の1.3μm放射を
含む。フィルタリングがなければ、システムはあまり良
くないノイズ特性を有することになる。ファイバフィル
タを設けることにより、低コストで、あまり複雑さを追
加せずに、ノイズ特性を改善することができる。
【0026】図5に、本発明のもう1つの実施例を示
す。1.3μm光ファイバ通信システム50は、別の波
長(例えば、約1.55μmまたは1.6μm)で動作
するモニタ手段(光時間領域反射測定(OTDR)法)
を有する。OTDRトランシーバ52はモニタ放射のパ
ルスを、従来の手段(例えばWDM43)によって伝送
ファイバ44に入射する。パルス間で、OTDRトラン
シーバは、反射されたモニタ放射の受信器として作用す
る。ファイバフィルタ51および53が、モニタ放射を
抑制するが1.3μmの信号放射を伝送するように設け
られる。符号54は、オプションの、モニタ放射の吸収
器を表す。
【0027】当業者には認識されるように、非侵入性モ
ニタリングは、図4および図5に概略を示したような簡
単なシステムに限定されるものではなく、少なくとも原
理的には、光増幅システムを含むほぼ任意のファイバ通
信システムに組み込むことが可能である。(光増幅シス
テムの場合、一般に、反射されるモニタ放射がアイソレ
ータをバイパスするようにされる。)本発明によるファ
イバフィルタは、複数の波長帯域の放射を伝搬するほと
んどすべての光ファイバ通信システムに設けることが可
能である。しかし、ファイバフィルタは、間隔の密な信
号チャネルを有するWDMシステムでのチャネルのフィ
ルタリングを行うことを意図するものではない。
【0028】低コストファイバフィルタが利用可能にな
ることにより、それ自体ではシステムと両立可能な性能
特性を有していないような部品の使用が可能となる。そ
の具体例の概略を図6に示す。光パワースプリッタ60
は、入力ファイバ61から2つの信号(S1およびS
2)を受信する。これらの信号は、波長が約50nm以
上離れている。パワースプリッタのパワー分割比はx:
(1−x)である。すなわち、出力ファイバ62上のパ
ワーはS1+S2の(1−x)倍であり、出力ファイバ
63上のパワーはS1+S2のx倍である。ファイバフ
ィルタ64および65は、それぞれ、S2およびS1を
含む通過帯域と、S1およびS2を含む禁止帯域を有す
る。従って、ファイバ66および67における放射は、
それぞれ、S2の(1−x)倍およびS1のx倍とな
り、結合された信号の波長分離は容易かつ安価に実現さ
れる。さらにもう1つの実施例の概略を図7に示す。W
DM70は入力ファイバ71から入力S1+S2(ほと
んど上記と同様の特性を有する)を受信する。従来のW
DMは完全に波長分離作用を実行せず、一般に低コスト
のWDMは高コストのWDMよりもその作用の実行が良
くない。従って、出力ファイバ72および73には、そ
れぞれ、S2+δS1およびS1+δS2が現れる。た
だし、記号δは、それに続く信号の比較的小部分を表
す。ファイバフィルタ74および75は、それぞれ、S
2およびS1に通過帯域を有し、S1およびS2に禁止
帯域を有する。こうして、ファイバ76および77にお
ける信号は、それぞれ、ほぼ純粋なS2およびS1とな
り、ほぼ純粋なスペクトルが比較的低コストで得られ
る。
【0029】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、簡
便で低コストのファイバフィルタが利用可能になること
により、システムのコストも低くなるとともに、以前に
は費用効率が良くないために利用可能でなかった機能を
提供する光ファイバ通信システムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のファイバフィルタで測定した屈折率プ
ロファイルの図である。
【図2】図1のファイバフィルタで、ほぼ直線上のファ
イバフィルタの場合の伝送スペクトルの図である。
【図3】図1のファイバフィルタで、きつく巻いた(ル
ープ半径1.5インチ(3.81cm))ファイバフィ
ルタの場合の伝送スペクトルの図である。
【図4】本発明による光ファイバ通信システムの実施例
の概略図である。
【図5】本発明による光ファイバ通信システムの実施例
の概略図である。
【図6】ファイバフィルタの応用例の概略図である。
【図7】ファイバフィルタの応用例の概略図である。
【符号の説明】
41 1.3μm送信器 42 1.55μm送信器 43 WDMコンバイナ 44 伝送ファイバ 45 WDMデマルチプレクサ 46 1.3μm受信器 47 1.55μm受信器 48 ファイバフィルタ 49 ファイバフィルタ 50 1.3μm光ファイバ通信システム 51 ファイバフィルタ 52 OTDRトランシーバ 53 ファイバフィルタ 54 モニタ放射吸収器 60 光パワースプリッタ 61 入力ファイバ 62 出力ファイバ 63 出力ファイバ 64 ファイバフィルタ 65 ファイバフィルタ 66 ファイバ 67 ファイバ 70 WDM 71 入力ファイバ 72 出力ファイバ 73 出力ファイバ 74 ファイバフィルタ 75 ファイバフィルタ 76 ファイバ 77 ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/08 H04B 9/00 G 10/22 K 10/24 (72)発明者 ウィリアム アルフレッド リード アメリカ合衆国,07901 ニュージャー ジー,サミット,ブラックバーン ロー ド 143 (72)発明者 ケネス リー ウォーカー アメリカ合衆国,07974 ニュージャー ジー,ニュー プロヴィデンス,セント ラル アヴェニュー 1003 (72)発明者 イアン アーサー ホワイト アメリカ合衆国,30338 ジョージア, ダンウッディー,マンハセット プレイ ス 1730 (56)参考文献 特開 平7−38531(JP,A) 特開 平6−174928(JP,A) 特開 平5−61079(JP,A) 特開 昭56−101108(JP,A) 特開 昭58−186702(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 - 6/02 G02B 6/10 - 6/22 G02B 6/28 - 6/293 H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 JICSTファイル(JOIS)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1波長λの第1電磁放射源(41)
    と、第1波長の電磁放射を利用する第1利用手段(4
    6)と、第1電磁放射源と第1利用手段を接続する第1
    光ファイバ伝送路(44,48)と、 第2波長λの第2電磁放射源(42)と、第2波長の
    電磁放射を利用する第2利用手段(47)と、第2電磁
    放射源と第2利用手段を接続し、第1光ファイバ伝送路
    の第1部分を含む第2光ファイバ伝送路(44,49)
    と、 第1光ファイバ伝送路に配置され、第1光ファイバ伝送
    路の第2部分から第2波長の電磁放射をほとんど排除す
    る光フィルタ(48)とからなる光ファイバ通信システ
    ム(40)において、 前記光フィルタは、軸方向にほぼ一様な、長さLの光フ
    ァイバからなり、前記光ファイバは、コアと、コアを接触包囲するデプレ
    スドクラッドと、デプレスドクラッドを接触包囲する外
    部クラッドと、からなり、 第1波長λ が約1.3μm、第2波長λ は約1.5
    5μmであり、 前記光ファイバは、第1波長λ の電磁放射をほとんど
    無損失で伝送し、第2波長λ における導波放射モード
    を伝搬させず、 前記光ファイバのコア径は4.0〜9.0μm、デプレ
    スドクラッドの外径は前記コア径の2〜4倍の範囲にあ
    り、前記コアの屈折率をn 、前記デプレスドクラッド
    の屈折率をn 、外部クラッドの屈折率をn として、
    Δ =(n −n )/n 、Δ =(n −n )/
    の場合、Δ は0.20〜0.6%、Δ は−0.
    1〜−0.6%の範囲にある ことを特徴とする光ファイ
    バ通信システム。
  2. 【請求項2】 外部クラッドの少なくとも一部は第2波
    長の放射を吸収するように選択されることを特徴とする
    請求項のシステム。
  3. 【請求項3】 前記コアは、第1波長の放射をほとんど
    吸収せず第2波長の放射を吸収するドーパント種を含
    み、 前記長さLの光ファイバは、λにおける損失が1dB
    より小さく、λにおける損失が20dBより大きいこ
    とを特徴とする請求項1のシステム。
  4. 【請求項4】 システムモニタ手段をさらに有し、 第1波長の放射は信号用の放射であり、第2波長の放射
    はシステムモニタ用の放射であることを特徴とする請求
    項1のシステム。
  5. 【請求項5】 前記システムモニタ手段は光時間領域反
    射測定手段であることを特徴とする請求項のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 第1波長の放射と第2波長の放射がいず
    れも信号用の放射であることを特徴とする請求項1のシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 第1光ファイバ伝送路の前記第1部分に
    おいて信号用の放射の一方向伝送が可能であることを特
    徴とする請求項システム。
  8. 【請求項8】 第1光ファイバ伝送路の前記第1部分に
    おいて信号用の放射の双方向伝送が可能であることを特
    徴とする請求項のシステム。
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