JP3504501B2 - データ集約方法及びセンタ装置及びデータ集約プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ集約方法及びセンタ装置及びデータ集約プログラムを格納した記憶媒体

Info

Publication number
JP3504501B2
JP3504501B2 JP21324498A JP21324498A JP3504501B2 JP 3504501 B2 JP3504501 B2 JP 3504501B2 JP 21324498 A JP21324498 A JP 21324498A JP 21324498 A JP21324498 A JP 21324498A JP 3504501 B2 JP3504501 B2 JP 3504501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
broadcast
probability value
incoming calls
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21324498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11155141A (ja
Inventor
和男 酒井
克己 岸田
智樹 渡部
剛一 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP21324498A priority Critical patent/JP3504501B2/ja
Publication of JPH11155141A publication Critical patent/JPH11155141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3504501B2 publication Critical patent/JP3504501B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ集約方法及
センタ装置及データ集約プログラムを格納した記憶
媒体に係り、特に、不特定多数の端末が保持するデータ
を公衆網を介して効率的にセンタに集約するための方法
及びセンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】TV放送のディジタル化が進みつつある
現在、CS(Communication Satellite )放送において
は既にディジタル方式でのサービスが開始されており、
BS(Broadcasting Satellite)放送や地上波放送にお
いてもディジタル化移行へのスケジュールが固まりつつ
ある。ディジタル放送に期待されるサービスとして、多
チャンネル化以外に、映像音声伝送とは異なるデータ放
送機能を活かした双方向サービスがある。
【0003】アナログ方式の従来の日本国内TV放送に
おいても、約2年前にデータ放送方式が認可になった。
この伝送方式自体は、10年以上の実績を持つTV文字
多重放送や字幕放送と同様の方式であるが、上述したよ
うな双方向サービスのパイロット的役割が期待されてお
り、TBS、フジテレビ系の"Bitcast" 等、各放送局が
独自のサービスを開始している。
【0004】このような双方向サービスにおいては、視
聴者側から放送局へのデータ集約手段として、電話網が
利用される。その場合、非常に多数の視聴者が一斉にデ
ータを送ろうすると、集約されるデータのトラヒックに
よっては、放送局側の窓口の混雑や電話網の輻輳等、多
くの問題が生じる可能性がある。従って、データ集約制
御技術が必要となる。
【0005】従来のデータ集約制御技術の一例として
は、特開平8−139806「データ集約方法及びデー
タ集約システム」がある。当該システムでは、センタか
ら制御情報としてある確率値を放送すると、端末がその
確率値を受信し、その値によって指定された確率でセン
タ向に発呼する。図14は、従来の方法を説明するため
の図である。同図において、放送センタから確率値P0
が放送されると、端末群では、生成した乱数が当該確率
値P0 以下であれば、センタに発信する。センタは、端
末群からの着信数をカウントし、発呼希望端末総数を上
記確率値とカウントした着信数から予測し、新たな確率
値P1 を設定して放送する。
【0006】このように、センタは、着信を受け付けて
端末からのデータを受信しつつ、着信数を計測し、計測
が完了した着信数と既に放送した確率値とから、発呼を
希望している残りの端末の総数を予測する。その予測発
呼希望端末総数とセンタに用意された窓口数との比率に
基づいて次回に放送すべき確率値を定め、これを放送す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、センタから制御情報を放送し、それに反応した呼が
センタに着信するまでのタイムラグが、端末がセンタに
接続してから切断するまでのサービス時間に比べて大き
い場合には、効率的なデータ集約が行えないという問題
がある。つまり、着信数の集計が完了してから制御情報
を放送したのでは、次の第2波の着信が訪れるまでの間
に、図15に斜線で示すように着呼が全くない時間帯が
生じ、この間センタ窓口が遊んでしまう。即ち、効率的
なデータ集約を行うことができない。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、タイムラグによる空白時間がなく、より新しい発呼
希望端末総数に基づいて発呼確率を算出して放送するこ
とが可能なデータ集約方法及センタ装置及データ集
約プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、多数の端末が保持するデータを公衆網を
介してセンタに集約するデータ集約方法において、確率
値と該確率値の放送回を識別するID番号とを前記セン
タから各端末に所定間隔で周期的に一斉放送し、前記確
率値と前記ID番号とを対応付けて確率値ファイルに記
録するステップと、 前記ID番号毎に、前記端末から前
記センタへの前記確率値に対する着信数を集計し、該I
D番号と集計済着信数とを対応付けて集計済着信数ファ
イルに記録するステップと、 前記集計済着信数ファイル
から、前記着信数が集計済であるID番号kを1つ定
め、該ID番号kに対応する前記確率値ファイルに記録
された確率値Pkと前記集計済着信数ファイルに記録さ
れた集計済着信数Akとから、該ID番号kを放送した
時点での発呼希望端末総数Nkを求め、該発呼希望端末
総数Nkから前記着信数Akを減算することにより、該
ID番号kに対応する放送回の次の放送回に対応するI
D番号mを放送した時点での発呼希望端末総数Nmを求
める第1予想ステップと、 前記ID番号mに対する前記
着信数が集計済であれば、該ID番号mに対応する前記
集計済着信数ファイルに記録された集計済着信数Amを
前記発呼希望端末総数Nmから減じることにより、該I
D番号mに対応する放送回の次の放送回に対応するID
番号jを放送した時点での発呼希望端末総数Njを求
め、前記ID番号mに対する前記着信数が集計済でなけ
れば、前記発呼希望端末総数Nmと該ID番号mに対応
する前記確率値ファイルに記録された確率値Pmとに基
づいて予想着信数Bmを求め、該予想着信数Bmを前記
発呼希望端末総数Nmから減じて前記ID番号jを放送
した時点での発呼希望端末総数Njを求める第2予想ス
テップと、 前記ID番号jを前記ID番号mとして前記
第2予想ステップを再度実行し、この動作を現時点の最
新の放送回に対応するID番号が前記第2予想ステップ
における前記ID番号jとなるまで繰り返し、最終的に
得られた前記発呼希望端末 総数Njを現時点の発呼希望
端末総数Niとする第3予想ステップと、 前記発呼希望
端末総数Niに基づいて次回に一斉放送する確率値を計
する確率値計算ステップと を有し、前記一斉放送の
を、確率値放送から該確率値に対する前記端末か
らの着信までの時間よりも短く設定するデータ集約方法
を基本方法として提供する。本方法によれば、過去の統
計データ等を利用して確率値放送の周期を適宜設定する
ことにより、タイムラグによる空白時間がなく、より新
しい発呼希望端末総数に基づいて発呼確率を算出して放
送することが可能となる。
【0010】記方法によれば、過去に放送したID
号に対応するデータを利用することにより、空白時間が
なく、しかも最新の発呼希望端末総数に基づいて発呼確
率を算出し、放送することが可能になる。
【0011】上記ID番号を使用する方法において、
記第1予想ステップにおいて、 前記集計済着信数Ak
前記センタの呼受付窓口の受付可能定数を超えて溢れて
いる場合に、前記ID番号kに対応する放送回から更に
放送回を遡って窓口が溢れ状態となっている溢れ連続数
をカウントし、前記溢れ連続数が大きいほど、前記発呼
希望端末総数Nkを大きく見積もるようにしても良い。
この場合、窓口が一杯になるID番号が連続して発生す
ると、その連続回数に応じて発呼希望端末総数の見積も
り値が増大するので、放送する発呼確率値が下がり、発
呼希望端末総数の急激な増加に対する素早い対応が可能
となる。その効果は特に、放送周期が短いときに顕著で
ある。
【0012】また、前記第1予想ステップにおいて、前
記着信数が集計済であるID番号kを複数定め、 それぞ
れのID番号kに対し、前記第2予想ステップと前記第
3予想ステップとにより前記発呼希望端末総数Niを求
め、 前記確率値計算ステップにおいて、前記複数の発呼
希望端末総数Niの平均値に基づいて次回に一斉放送す
る確率値を計算するようにしても良い。この場合、少数
の着信数となることに起因する統計的なバラツキを抑え
ることができ、偶発的な発呼希望端末総数の変動の影響
を抑え、実際の発呼希望端末の増減傾向を反映した的確
な制御を行うことができる。
【0013】また、前記第1予想ステップにおいて、前
記着信数が集計済であるID番号kを複数定め、 それぞ
れのID番号kに対し、前記第2予想ステップと前記第
3予想ステップとにより前記発呼希望端末総数Niを求
め、 前記確率値計算ステップにおいて、前記複数の発呼
希望端末総数Niを対応する前記ID番号kが示す放送
回の順序で並べ、これらを外延補間することによって次
回に一斉放送する確率値を計算するようにしても良い。
この場合、これまでの発呼希望端末総数の時間的変動か
ら現時点の発呼希望端末総数を的確に予測できるという
効果がある。
【0014】また、本発明は、多数の端末が保持するデ
ータを公衆網を介してセンタに集約するデータ集約シス
テムにおいて前記センタ側に設けられるセンタ装置であ
って、 確率値と該確率値の放送回を識別するID番号と
を各端末に所定間隔で周期的に一斉放送する放送手段
と、前記確率値と前記ID番号とを対応付けて確率値フ
ァイルに記録する手段と、 前記ID番号毎に、前記端末
から前記センタへの前記確率値に対する着信数を集計
し、該ID番号と集計済着信数とを対応付けて集計済着
信数ファイルに記録する手段と、 前記集計済着信数ファ
イルから、前記着信数が集計済であるID番号kを1つ
定め、該ID番号kに対応する前記確率値ファイルに記
録された確率値Pkと前記集計済着信数ファイルに記録
された集計済着信数Akとから、該ID番号kを放送し
た時点での発呼希望端末総数Nkを求め、該発呼希望端
末総数Nkから前記着信数Akを減算することにより、
該ID番号kに対応する放送回の次の放送回に対応する
ID番号mを放送した時点での発呼希望端末総数Nmを
求める第1予想手段と、 前記ID番号mに対する前記着
信数が集計済であれば、該ID番号mに対応する前記集
計済着信数ファイルに記録された集計済着信数Amを前
記発呼希望端末総数Nmから減じることにより、該ID
番号mに対応する放送回の次の放送回に対応するID番
号jを放送した時点での発呼希望端末総数Njを求め、
前記ID番号mに対する前記着信数が集計済でなけれ
ば、前記発呼希望端末総数Nmと該ID番号mに対応す
る前記確率値ファイルに記録された確率値Pmとに基づ
いて予想着信数Bmを求め、該予想着信数Bmを前記発
呼希望端末総数Nmから減じて前記ID番号jを放送し
た時点での発呼希望端末総数Njを求める第2予想手段
と、 前記ID番号jを前記ID番号mとして前記第2予
想手段による予想動作を再度実行させ、この再実行動作
を現時点の最新の放送回に対応するID番号が該予想動
作における前記ID番号jとなるまで繰り返し行い、最
終的に得られた前記 発呼希望端末総数Njを現時点の発
呼希望端末総数Niとする第3予想手段と、 前記発呼希
望端末総数Niに基づいて次回に一斉放送する確率値を
計算する確率値計算手段とを有し、前記一斉放送の周期
を、確率値放送から該確率値に対する前記端末から
の着信までの時間よりも短く設定するセンタ装置を提供
する。
【0015】
【0016】
【0017】更に、本発明は、多数の端末が保持するデ
ータを公衆網を介してセンタに集約するためのデータ集
約プロセスを前記センタ側に実行させるためのプログラ
ムを格納したコンピュータ読み取り可能な記億媒体であ
って、確率値と該確率値の放送回を識別するID番号と
を前記センタから各端末に所定間隔で周期的に一斉放送
する放送ステップと、 前記確率値と前記ID番号とを対
応付けて確率値ファイルに記録するステップと、 前記I
D番号毎に、前記端末から前記センタへの前記確率値に
対する着信数を集計し、該ID番号と集計済着信数とを
対応付けて集計済着信数ファイルに記録するステップ
と、 前記集計済着信数ファイルから、前記着信数が集計
済であるID番号kを1つ定め、該ID番号kに対応す
る前記確率値ファイルに記録された確率値Pkと前記集
計済着信数ファイルに記録された集計済着信数Akとか
ら、該ID番号kを放送した時点での発呼希望端末総数
Nkを求め、該発呼希望端末総数Nkから前記着信数A
kを減算することにより、該ID番号kに対応する放送
回の次の放送回に対応するID番号mを放送した時点で
の発呼希望端末総数Nmを求める第1予想ステップと、
前記ID番号mに対する前記着信数が集計済であれば、
該ID番号mに対応する前記集計済着信数ファイルに記
録された集計済着信数Amを前記発呼希望端末総数Nm
から減じることにより、該ID番号mに対応する放送回
の次の放送回に対応するID番号jを放送した時点での
発呼希望端末総数Njを求め、前記ID番号mに対する
前記着信数が集計済でなければ、前記発呼希望端末総数
Nmと該ID番号mに対応する前記確率値ファイルに記
録された確率値Pmとに基づいて予想着信数Bmを求
め、該予想着信数Bmを前記発呼希望端末総数Nmから
減じて前記ID番号jを放送した時点での発呼希望端末
総数Njを求める第2予想ステップと、 前記ID番号j
を前記ID番号mとして前記第2予想ステップを再度実
行し、この動作を現時点の最新の放送回に対応するID
番号が前記第2予想ステップに おける前記ID番号jと
なるまで繰り返し、最終的に得られた前記発呼希望端末
総数Njを現時点の発呼希望端末総数Niとする第3予
想ステップと、 前記発呼希望端末総数Niに基づいて次
回に一斉放送する確率値を計算する確率値計算ステップ
を有し、前記放送ステップでは、前記一斉放送の周期
を、確率値放送から該確率値に対する前記端末から
の着信までの時間よりも短く設定するデータ集約プログ
ラムを格納した憶媒体も提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の基本思想は、発呼希望端
末総数を正確に推定し、(システムの能力を表す)セン
タ窓口数/発呼希望端末総数を次回放送する発呼確率値
として求め、着信数を常にシステムの能力ぎりぎりのレ
ベルに維持することで、データ集約効率の向上と話中状
態の抑制(更には、網輻輳の回避)とを両立させること
である。従って、発呼希望端末総数はできる限り正確に
把握することが望ましく、確率値とともにID番号を使
用することが好ましい。
【0019】図1は、ID番号を使用する場合の方法の
原理を説明するための図である。図1において、センタ
から各端末に周期的に放送する制御情報として、確率値
の他に各制御情報に対応付けした通し番号としてのID
番号を放送し(ステップS1)、前記確率値を前記ID
番号と対応付けてセンタ内に記録する(ステップS
2)。各端末は、前記確率値とID番号とを受信し(ス
テップS3)、該確率値に応じて設定された確率に基づ
いてその回に発呼するか否かを決定し(ステップS
4)、発呼する場合には、端末データと共に、受信した
ID番号もセンタに通知する(ステップS5)。センタ
は、端末から着信した呼に対し、該呼に対応する端末デ
ータを受信し(ステップS6)、ID番号毎に着信数を
集計し(ステップS7)、集計後、該ID番号に対応付
けて集計済着信数を記録する(ステップS8)。そし
て、集計済のID番号に対しては、放送した確率値と集
計済着信数を(ステップS9)、集計が済んでいないI
D番号に対しては、放送した確率値を(ステップS1
0)利用して、これらの各ID番号に関連する情報の少
なくとも一部を使って、現時点の発呼希望端末総数を予
測し(ステップS11)、該発呼希望端末総数に基づい
て次回に放送する確率値を計算して(ステップS12)
放送する(ステップS13)。
【0020】図2は、本発明の実施形態例としてのセン
タ装置を含むデータ集約システムの構成を示す。また、
図3は、同データ集約システム内のセンタ装置の構成を
示す。図3に示すセンタ装置100は、ID番号放送部
110、確率値ファイル120、着信数集計部130、
集計済着信数ファイル140、発呼希望端末総数予測部
150、確率値計算部160及び受信部170より構成
される。
【0021】ID番号放送部110は、周期的に放送す
る制御情報として、確率値計算部160から順次算出さ
れる確率値と各制御情報に対応付けした(即ち、各確率
値に対応した)通し番号のID番号とを放送する。ま
た、各々の放送における確率値とID番号の組を、確率
値ファイル120に通知する。確率値ファイル120に
は、ID番号放送部110が放送した確率値を上記ID
値と対応付けたデータを格納する。より詳細には、ある
ID番号に対する確率値がPの時に、 P_table[ID]= P となるように管理したテーブルであり、確率値を放送す
る毎にインクリメントされるIDに対し、要素"P_table
[ID]" に当該確率値を記録する。各要素の初期値は0で
ある。
【0022】受信部170は、端末装置200から着信
した呼に対応する端末データを受信する。着信数集計部
130は、受信部170で受信した端末データについ
て、ID毎に着信数を集計し、当該IDに対応付けて集
計済着信数を集計済着信数ファイル140に記録する。
【0023】集計済着信数ファイル140には、着信数
集計部130で集計された集計済着信数を格納する。よ
り詳細には、あるID番号に対する着信数がAの時に、 A_table[ID]= A となるように管理したテーブルであり、着信がある毎に
端末から通知されたIDに対し、要素"A_table[ID]" の
値をインクリメントする。各要素の初期値は0である。
【0024】発呼希望端末総数予測部150は、確率値
ファイル120及び集計済着信数ファイル140にアク
セスして現時点での発呼希望端末総数を予測し、確率値
計算部160に伝える。即ち、集計済着信数ファイル1
40に集計済のIDがある場合には放送した確率値と集
計済着信数を利用して、集計が済んでいないIDに対し
ては放送した確率値を利用して、これら各IDに関連す
る情報の全てまたは一部を用いて、現時点の発呼希望端
末総数を予測する。確率値計算部160は、発呼希望端
末総数予測部150から受け取る発呼希望端末総数に基
づいて、次回に端末装置200に放送する確率値を計算
し、その結果をID番号放送部110に通知する。
【0025】図4は、同データ集約システムにおける端
末装置200の構成を示す。図中、受信部210はセン
タ装置から送信される確率値及びID番号を受信する。
発呼判定部220は、受信部210で受信した該確率値
によって指定された確に基づき、その回に発呼するか否
かを決定する。送信部230は、発呼判定部22から発
呼を指令されると、端末データと上記受信したID番号
とをセンタ装置100に送信する。
【0026】次に、同実施形態におけるシステムの一連
の動作を、図5のシーケンスチャートを参照して説明す
る。 ステップS101) センタ装置100のID番号放送
部110は、周期的に放送する制御情報として、確率値
と各制御情報に対応付けした通し番号としてのID番号
とを端末装置200に放送する。 ステップS102) さらに、ID番号放送部110
は、端末装置200に放送した確率値をID値と対応付
けて確率値ファイル120に格納する。 ステップS103) 端末装置200の受信部210
は、センタ装置100から確率値とID番号とを受信す
る。発呼判定部220は、0〜1の乱数Rを生成し、受
信部210から確率値PとID番号とを受け取り、乱数
Rと確率値Pとを比較する。そして、比較結果が「R≦
P」ならば発呼し、「R>P」ならば発呼を見送ると判
定し、発呼する場合にはID番号と判定結果を送信部2
30に通知する。
【0027】ステップS104) 発呼する場合には、
送信部230は、端末データと共に、受信したID番号
をセンタ装置100に通知する。 ステップS105) センタ装置100の受信部170
は、端末装置200から着信した呼を検出して、対応す
る端末データを受信し、ID番号を抽出し、その結果を
着信数集計部130に通知する。そして、全データ受信
後、呼を切断する。
【0028】ステップS106) 着信数集計部130
は、呼の検出通知があると、集計済着信数ファイル14
0中に記録されている、上記IDに該当する A_table[I
D]の値を1インクリメントする。 ステップS107) 発呼希望端末総数予測部150
は、集計済のID番号に対しては、放送した確率値と計
測済着信数を利用し、また、集計が済んでいないID番
号に対しては、放送した確率値を利用して、これら各I
D番号に関連する情報の全てまたは一部を使って、現時
点の発呼希望端末総数を予測する。具体例は後述する。 ステップS108) 確率値計算部160は、該発呼希
望端末総数に基づいて、次回に放送する確率値を計算す
る。発呼希望端末総数をNT、同システムにおいて予め
定められた、センタ装置100の呼受付可能な窓口数を
NRとすると、確率値Pn=NR/NTとなる。これに
より、ID番号放送部110は、当該確率値を端末装置
200に放送する。
【0029】センタ装置100は、発呼確率値を端末装
置200群に放送すると共に、放送毎にインクリメント
して、発呼制御IDを放送する。端末装置200は、受
信した発呼確率値に基づいて確率的に発呼し、センタ装
置100に接続した時に、発呼制御IDをセンタ装置1
00に通知する。センタ装置100は、ID毎に発呼確
率と着信数を管理する。
【0030】各IDに対応する各端末からの反応呼は、
厳密に同時にセンタ装置100へは着信せず、端末装置
200の個体差や通過するネットワーク特性などの偶然
的要因、あるいは時間差を生じるように制御するなどの
意図的な要因などにより、ある時間的なばらつき分布を
持って着信してくる。厳密には、最後の呼の着信まで計
測しないとそのIDに対する正確な着信数を知ることが
できないが、着信の分散特性に関する分布が予め既知の
場合は、必ずしも最後の着信まで待たなくとも、大方の
着信数は把握できる。これを利用することにより、より
最新までのデータを利用できる。
【0031】図6は、本実施形態例における発呼希望端
末総数の算出例を説明するための図である。センタ装置
100の発呼希望端末総数予測部150は、これらのI
Dの中で、既に着信数の計測が完了したIDに対し、そ
のIDに対応する発呼確率値と着信数を基にして、発呼
希望端末総数の予測を行う。これは、あくまでもそのI
Dを放送した時点の予測発呼希望端末総数であるので、
そのID以降のIDに対して、既に着信済の着信数及び
着信すると予測される着信数を減じて補正を行い、現時
点の発呼希望端末総数を予測する。
【0032】同図の例では、矢印Aで示す時点におい
て、ID=7の発呼確率を計算するために利用できる情
報は、ID=4以前の発呼確率と着信数との対応とID
=5〜6の放送済発呼確率値であり、これらを用いて発
呼希望端末総数を見積もる。つまり、着信計測済のID
に対しては、そのIDを放送した時点の予測発呼希望端
末総数から当該IDに対する実際の着信数を減じて一つ
先のIDを放送した時点の予測発呼希望端末総数を予測
し、着信計測が完了していないIDに対しては、当該I
Dを放送した時点の予測発呼希望端末総数とそのIDに
対して放送した発呼確率値とから予想される着信数を減
じて、一つ先のIDを放送した時点の発呼希望端末総数
を予測する。このようにして、現在のIDを放送する時
点、つまり、現在の発呼希望端末総数を予測する。これ
が、着信計測済のIDを起点として、現時点の発呼希望
端末総数を予測する方法である。
【0033】図7は、本実施形態例におけるID=7の
発呼希望端末総数の見積方法を説明するための図であ
る。同図の例では、ID=3を起点として予測する場合
について説明する。発呼希望端末総数Nは、以下の通り
である。例えば、N3は、ID=3の時点の発呼希望端
末総数を示す。ID=3の時点の発呼希望端末総数の見
積は、 N3=A3(着信数)/P3(発呼確率) となる。ID=3に対して既に着信済の分を減じると、 N4=max(N3−A3,0) となる。ID=4に対して既に着信済の分を減じると、
5=max(N4−A4,0)となる。 ID=5に対して着信すると予想される分を減じると、
放送センタ側の呼受付可能窓口数も用いて、 N6=max(N5−min(N5×P5,窓口数),0) となる。ID=6に対して着信すると予想される分を減
じると、 N7=max(N6−min(N6×P6,窓口数),0) となる。
【0034】図8は、本発明の一実施形態例である、起
点とするIDに対する反応呼が窓口一杯だったときの該
起点IDに関する放送時点の発呼希望端末総数の見積方
法を説明するための図である。図8(A)は、反応呼が
窓口一杯にならなかったIDの予測端末総数が0でない
場合を示し、図8(B)は、窓口一杯にならなかったI
Dの予測端末総数が0の場合を示している。各図におい
て、数字1〜7は各ID、斜線は、各IDの窓口に対す
る着信数を模式的に示したものである。
【0035】また、図9は、上記見積方法を実行する処
理の流れを示すフローチャートである。以下、これらの
図に基づいて説明する。起点とすべきIDの着信数が窓
口一杯であった時は、そのIDから遡った窓口一杯にな
った連続回数をカウントし、窓口が一杯にならなかった
IDを放送した時点の予測発呼希望端末総数を算出す
る。
【0036】図8(A)において、この予測端末数が0
より大きいので、その予測発呼希望端末総数に、定数D
(>1)を連続数の回数だけ乗じて(ここでは3回)、
起点となるIDを放送する時点の発呼希望端末総数を算
出する。図8(B)においては、破線矢印で示すように
この予測端末数が0であるので、これに定数(>1)を
何回乗じても0にしかならないので、代わりに窓口一杯
に成りはじめたIDに対する(窓口数/発呼確率)に連
続数の回数だけ(ここでも3回)定数D(>1)を乗じ
て起点となるIDを放送する時点の発呼希望端末数を算
出する。
【0037】起点から現時点のIDまでの補正処理を、
図10のフローチャートに示す。ここで、図10中の
は、図9中のから処理が継続することを示す。また、
確率値計算部160における次回発呼確率を、着信数を
計測済の最近のIDに対する発呼確率値と着信数を使っ
て計算することは、時間をずらして複数のデータ集約シ
ステムを運用することと、補正の有無を除けば本質的に
同じである。
【0038】次に、放送間隔の短縮化について説明す
る。図11は、本発明の一実施形態例である、センタ窓
口の複数の小窓ロヘの分割による放送間隔の短縮化を説
明するための図である。放送間隔を短くするとより細い
間隔で発呼確率とその反応呼の着信数の対応を把握する
ことができるので、発呼希望端末総数の時間的変動を素
早く察知して、それに追随することができる。通常は、
図11(A)に示すように各端末がセンタ装置100に
呼接続して切断するまでのサービス時間を放送間隔とす
るが、図11(B)に示すように窓口をNグループ(こ
こでは3グループ)の小窓口に分け、各小窓口に順番に
各IDに対する反応呼が着信するようにすれば、放送間
隔をN分の1まで小さくすることができる。
【0039】ところで、本実施形態例とは異なるが、仮
に、各小窓口に対して別々の電話の代表番号を割り当て
た場合には、小窓口を溢れた呼は呼損となり、これをセ
ンタはカウントすることができない。図12は、本発明
の一実施形態例である、小窓口を溢れた分の繰り込み処
理による小窓口溢れの判定を説明するための図である。
複数の小窓口からなる全体の窓口に対して1つの代表番
号を組むと、小窓口が少々溢れても全体の窓口として溢
れない場合には、(着信数/発呼確率値)によりそのI
Dに対する着信数を見積もることができるという効果が
ある。但し、小窓口については溢れたが全体の窓口に関
して溢れずに済んだあるIDの呼は、当該サービス時間
の間、窓口を塞ぎ、次のIDに対する呼の着信を阻害す
るようにする。阻害されて呼損になった呼は、当然セン
タではカウントすることができない。従って、図12
(A)のID1,4,7の場合のように、予想規模の数
倍(図では2倍)の着信があると、実際には、連続的に
小窓口を溢れる呼が発生しているにも関わらず、センタ
では、着信数が0(図12(A)のID3,6,9)あ
るいは小窓口未満(図12(A)のID2,5,8)と
なって、誤って計測されてしまう。連続的に小窓口を溢
れていると見なされなければ、発呼確率は素早く減衰し
ない。
【0040】これを避けるには、小窓口を越える着信数
がセンタで計測されていた場合に、その超過分を次回の
IDに繰り込み、その状態で小窓口を越えているかどう
かを判定すると効果的である。このようにすることによ
り、図12(B)に示すように、連続的な小窓口溢れを
明確に把握することができる。そして、窓口を溢れてい
ないと見なされた場合には、繰り込み分の含まれない純
粋なそのIDに対する着信数を使って当該IDの放送時
点の発呼希望端末総数を予測する。
【0041】但し、あまり小窓口を小さくすると、各I
Dに対する反応呼数の見込み値が小さくなり、統計的な
ばらつきが大きくなる。そこで、着信数計測の完了した
複数の最近のIDを起点として見積もった発呼希望端末
総数の平均を最終的な発呼希望端末総数として採用する
と効果がある。これは、図13に示すように、幾つかの
IDを起点として発呼希望端末総数を求め、さらに、そ
の平均値を求めることによりN7 (ID=7の時点の発
呼希望端末総数)が得られる。これは、最近の一定期間
の移動平均を利用することに相当し、偶発的な変動によ
る影響を極力抑えて、時系列的な変化の傾向を的確に捉
えることが可能となる。
【0042】また、複数の最近のIDに対して平均では
なく、外延補間を用いると、過去の発呼希望端末総数の
変化の傾向から、現在の発呼希望端末総数を的確に予側
することが可能である。例えば、複数のID、ID1〜
IDkを起点として算出された予測発呼希望端末総数を
N1〜Nkとし、これらを使って外延補間をする方法を
以下に説明する。
【0043】2次元座標上に、上記データに基づくk個
の点 (ID1,N1),(ID2,N2),…,(IDk,
Nk) をプロットし、直線「f=a・x+b」が上記k個の点
に最もフィットするような係数aと定数bの値を「最小
2乗法」で求める。これらa,bの値が算出されると、
次に放送するIDjに対する予測端末数Njは、 Nj=a・IDj+b によって算出することができる。この例では直線(1次
式)にあてはめて外延補間を行ったが、同様にして、 ・2次元曲線(2次式f=a・x2+b・x+c) ・3次元直線(3次式f=a・x3+b・x2+c・x+
d) を利用した補間も可能である。即ち、n個のIDに対す
る予測端末総数を用いて多項式に当てはめ、外延補間を
行う場合、理論上は1〜(n−1)次式へのあてはめが
可能であるが、現実的には1次式から3次式程度で十分
である。
【0044】なお、上記の実施形態例は、図3のセンタ
装置100の構成に基づいて説明しているが、この例に
限定されることなく、センタ装置100の着信数集計部
130、発呼希望端末総数予測部150、確率値計算部
160をソフトウェアとして構築し、それらを当該セン
タ装置に接続されるディスク装置や、フロッピーディス
クやCD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、適
宜インストールすることにより汎用的に利用することが
可能である。なお、本発明は、上記の実施形態例に限定
されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が
可能である。
【0045】
【発明の効果】従来、特に反応タイムラグが大きい場合
には、効率的なデータ収集を行うことができないという
問題があったが、本発明によれば、過去の統計データ等
を利用して確率値放送の周期を適宜設定することによ
り、タイムラグによる空白時間がなく、より新しい発呼
希望端末総数に基づいて発呼確率を算出して放送するこ
とが可能となる。また、過去に放送したID番号に対応
するデータを利用することにより、空白時間がなく、し
かも最新の発呼希望端末総数に基づいて発呼確率を算出
し、放送することが可能になる。
【0046】ID番号の利用により、より詳細には以下
のような効果が得られる。・各端末(モデム装置、回線
を含む)が発呼を決定し、発呼してセンタに接続するま
での時間には、回線の種類(パルスかトーンか、または
PBX収容か公衆網直結か)やモデルの機種差等による
固体差がある。係る差によるデータ送出遅延量のバラツ
キに起因して、着信数集計処理において、ある確率値に
対する反応呼が別の確率値に対するものとしてカウント
されてしまう可能性があるが、ID番号を使用すること
により防止できる。・発呼確率の放送頻度を例えばN倍
に上げると、個々の発呼確率を1/N倍にすることにな
り、サンプル数(反応呼)も1/Nになるため、データ
送出遅延量が一様分布しなくなり、発呼希望端末総数の
予測に誤差が生じる恐れがあるが、ID番号使用により
防止できる。
【0047】また、窓口が一杯になるID番号が連続し
て発生すると、その連続回数に応じて発呼希望端末総数
の見積もり値が増大するようにすれば、放送する発呼確
率値が下がり、発呼希望端末総数の急激な増加に対する
素早い対応が可能となる。その効果は特に、放送間隔が
短いときに顕著である。また、着信数が集計済の複数の
ID番号を起点として予測した複数の発呼希望端末総数
の平均を使うと、少数の着信数となることに起因する統
計的なバラツキを抑えることができ、偶発的な発呼希望
端末総数の変動の影響を抑え、実際の発呼希望端末の増
減傾向を反映した的確な制御を行うことができる。ま
た、着信数が集計済の複数のID番号を起点として予測
した複数の発呼希望端末総数を外延補間すると、これま
での発呼希望端末総数の時間的変動から現時点の発呼希
望端末総数を的確に予測できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の典型的方法を説明するための図であ
る。
【図2】 本発明の実施形態例によるデータ集約システ
ムの構成図である。
【図3】 同実施形態例のデータ集約システムにおける
センタ装置の構成図である。
【図4】 同実施形態例のデータ集約システムにおける
端末装置の構成図である。
【図5】 同実施形態例のデータ集約方法の動作を示す
シーケンスチャートである。
【図6】 同実施形態例における発呼希望端末総数の算
出例を説明するための図である。
【図7】 同実施形態例におけるID=7の発呼希望端
末総数の見積方法を説明するための図である。
【図8】 本発明の一実施形態例である、起点とするI
Dに対する反応呼が窓口一杯だったときの起点IDの放
送時点の発呼希望端末総数の見積方法を説明するための
図である。
【図9】 起点とするIDに対する反応呼が窓口一杯だ
ったときの該起点IDに関する放送時点の発呼希望端末
総数の見積処理のフローチャートである。
【図10】 図9の処理に続く、起点から現時点までの
発呼希望端末総数の補正処理のフローチャートである。
【図11】 本発明の一実施形態例である、センタ窓口
の小窓ロヘの分割による放送間隔の短縮化を説明するた
めの図である。
【図12】 本発明の一実施形態例である、小窓口を溢
れた分の繰り込みによる小窓ロ溢れの判定を説明するた
めの図である。
【図13】 本発明の一実施形態例である、幾つかのI
Dを起点とした発呼希望端末総数の平均化を説明するた
めの図である。
【図14】 従来のデータ集約方法を説明するための図
である。
【図15】 タイムラグがサービス時間に比べて大きい
場合に、従来方法を適用した場合の集約の様子を説明す
るための図である。
【符号の説明】
100 センタ装置 110 ID番号放送部 120 確率値ファイル 130 着信数集計部 140 集計済着信数ファイル 150 発呼希望端末総数予測部 160 確率値計算部 170 受信部 200 端末装置 210 受信部 220 発呼判定部 230 送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 剛一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−139806(JP,A) 酒井和男(外2名),放送と通信の結 合サービスにおけるデータ集約技術,電 子情報通信学会1996年通信ソサイエティ 大会講演論文集2,日本,社団法人 電 子情報通信学会,1996年 8月30日,B −693,p.177 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/16 - 7/173 H04M 3/38 H04M 3/42 H04M 11/00

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の端末が保持するデータを公衆網を
    介してセンタに集約するデータ集約方法において、確率値と該確率値の放送回を識別するID番号とを前記
    センタから各端末に所定間隔で周期的に一斉放送し、前
    記確率値と前記ID番号とを対応付けて確率値ファイル
    に記録するステップと、 前記ID番号毎に、前記端末から前記センタへの前記確
    率値に対する着信数を集計し、該ID番号と集計済着信
    数とを対応付けて集計済着信数ファイルに記録するステ
    ップと、 前記集計済着信数ファイルから、前記着信数が集計済で
    あるID番号kを1つ定め、該ID番号kに対応する前
    記確率値ファイルに記録された確率値Pkと前記集計済
    着信数ファイルに記録された集計済着信数Akとから、
    該ID番号kを放送した時点での発呼希望端末総数Nk
    を求め、該発呼希望端末総数Nkから前記着信数Akを
    減算することにより、該ID番号kに対応する放送回の
    次の放送回に対応するID番号mを放送した時点での発
    呼希望端末総数Nmを求める第1予想ステップと、 前記ID番号mに対する前記着信数が集計済であれば、
    該ID番号mに対応する前記集計済着信数ファイルに記
    録された集計済着信数Amを前記発呼希望端末総数Nm
    から減じることにより、該ID番号mに対応する放送回
    の次の放送回に対応するID番号jを放送した時点での
    発呼希望端末総数Njを求め、前記ID番号mに対する
    前記着信数が集計済でなければ、前記発呼希望端末総数
    Nmと該ID番号mに対応する前記確率値ファイルに記
    録された確率値Pmとに基づいて予想着信数Bmを求
    め、該予想着信数Bmを前記発呼希望端末総数Nmから
    減じて前記ID番号jを放送した時点での発呼希望端末
    総数Njを求める第2予想ステップと、 前記ID番号jを前記ID番号mとして前記第2予想ス
    テップを再度実行し、この動作を現時点の最新の放送回
    に対応するID番号が前記第2予想ステップにおける前
    記ID番号jとなるまで繰り返し、最終的に得られた前
    記発呼希望端末総数Njを現時点の発呼希望端末総数N
    iとする第3予想ステップと、 前記 発呼希望端末総数Niに基づいて次回に一斉放送す
    る確率値を計算する確率値計算ステップと を有し、前記
    一斉放送の周期を、確率値放送から該確率値に対す
    る前記端末からの着信までの時間よりも短く設定するデ
    ータ集約方法。
  2. 【請求項2】 前記第1予想ステップにおいて、 前記集計済着信数Ak が前記センタの呼受付窓口の受付
    可能定数を超えて溢れている場合に、前記ID番号kに
    対応する放送回から更に放送回を遡って窓口が溢れ状態
    となっている溢れ連続数をカウントし、 前記溢れ連続数が大きいほど、前記発呼希望端末総数
    を大きく見積もる請求項記載のデータ集約方法。
  3. 【請求項3】 前記第1予想ステップにおいて、前記着
    信数が集計済であるID番号kを複数定め、 それぞれのID番号kに対し、前記第2予想ステップと
    前記第3予想ステップとにより前記発呼希望端末総数N
    iを求め、 前記確率値計算ステップにおいて、前記複数の発呼希望
    端末総数Niの平均値に基づいて次回に一斉放送する確
    率値を計算する 請求項1または2記載のデータ集約方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第1予想ステップにおいて、前記着
    信数が集計済であるID番号kを複数定め、 それぞれのID番号kに対し、前記第2予想ステップと
    前記第3予想ステップとにより前記発呼希望端末総数N
    iを求め、 前記確率値計算ステップにおいて、前記複数の発呼希望
    端末総数Niを対応する前記ID番号kが示す放送回の
    順序で並べ、これらを外延補間することによって次回に
    一斉放送する確率値を計算する 請求項1または2記載の
    データ集約方法。
  5. 【請求項5】 前記センタの呼受付窓口を複数の小窓口
    に分け、各ID番号に対する前記端末からの着信を各小
    窓口に順番に着信するようにした請求項記載のデータ
    集約方法。
  6. 【請求項6】 あるID番号に対する前記端末からの着
    信数が対応する前記小窓口の付可能定数を越えた場
    合、この超過分を該ID番号の次に記録された次の放送
    回に対応するID番号に対する着信数に繰り込み、この
    繰り込み分の着信数と前記次の放送回に対応するID番
    号に対する着信数の和が対応する前記小窓口の受付可能
    定数を越えた場合には、該次の放送回に対応するID番
    号も小窓口が一杯になったと見なし、該次の放送回に対
    応するID番号において超過した着信数は、該次の放送
    回に対応するID番号の次に記録されたID番号に対す
    る着信数に繰り込む請求項5記載のデータ集約方法。
  7. 【請求項7】 あるID番号に対する複数の前記端末か
    らの反応呼の時間的なばらつきの分布の情報に基づい
    て、当該ID番号に対する前記端末からの着信が全て終
    了しない時点でそれ以降の着信数を予想し、該予想着信
    数を当該ID番号に対する最終的な着信数とする請求項
    記載のデータ集約方法。
  8. 【請求項8】 前記第2予想ステップにおいて、前記予
    想着信数Bmが前記センタの呼受付窓口の受付可能定数
    を超えている場合、記予想着信数Bmの値は前記受付
    可能定数とみなす請求項1記載のデータ集約方法。
  9. 【請求項9】 多数の端末が保持するデータを公衆網を
    介してセンタに集約するデータ集約システムにおいて前
    記センタ側に設けられるセンタ装置であって、確率値と該確率値の放送回を識別するID番号とを各端
    末に所定間隔で周期的に一斉 放送する放送手段と、前記確率値と前記ID番号とを対応付けて確率値ファイ
    ルに記録する手段と、 前記ID番号毎に、前記端末から前記センタへの前記確
    率値に対する着信数を集計し、該ID番号と集計済着信
    数とを対応付けて集計済着信数ファイルに記録する手段
    と、 前記集計済着信数ファイルから、前記着信数が集計済で
    あるID番号kを1つ定め、該ID番号kに対応する前
    記確率値ファイルに記録された確率値Pkと前記集計済
    着信数ファイルに記録された集計済着信数Akとから、
    該ID番号kを放送した時点での発呼希望端末総数Nk
    を求め、該発呼希望端末総数Nkから前記着信数Akを
    減算することにより、該ID番号kに対応する放送回の
    次の放送回に対応するID番号mを放送した時点での発
    呼希望端末総数Nmを求める第1予想手段と、 前記ID番号mに対する前記着信数が集計済であれば、
    該ID番号mに対応する前記集計済着信数ファイルに記
    録された集計済着信数Amを前記発呼希望端末総数Nm
    から減じることにより、該ID番号mに対応する放送回
    の次の放送回に対応するID番号jを放送した時点での
    発呼希望端末総数Njを求め、前記ID番号mに対する
    前記着信数が集計済でなければ、前記発呼希望端末総数
    Nmと該ID番号mに対応する前記確率値ファイルに記
    録された確率値Pmとに基づいて予想着信数Bmを求
    め、該予想着信数Bmを前記発呼希望端末総数Nmから
    減じて前記ID番号jを放送した時点での発呼希望端末
    総数Njを求める第2予想手段と、 前記ID番号jを前記ID番号mとして前記第2予想手
    段による予想動作を再度実行させ、この再実行動作を現
    時点の最新の放送回に対応するID番号が該予想動作に
    おける前記ID番号jとなるまで繰り返し行い、最終的
    に得られた前記発呼希望端末総数Njを現時点の発呼希
    望端末総数Niとする第3予想手段と、 前記 発呼希望端末総数Niに基づいて次回に一斉放送す
    る確率値を計算する確率値計算手段とを有し、前記一斉
    放送の周期を、確率値放送から該確率値に対する前
    記端末からの着信までの時間よりも短く設定するセンタ
    装置
  10. 【請求項10】 前記第1予想手段は、前記集計済着信数Ak が前記センタの呼受付窓口の受付
    可能定数を超えて溢れている場合に、前記ID番号kに
    対応する放送回から更に放送回を遡って窓口が溢れ状態
    となっている溢れ連続数をカウントし、前記溢れ連続数
    が大きいほど、前記発呼希望端末総数Nkを大きく見積
    もる見積手段を含む請求項記載のセンタ装置
  11. 【請求項11】 前記第1予想手段は、前記着信数が集
    計済であるID番号kを複数定め、 それぞれのID番号kに対し、前記第2予想手段と前記
    第3予想手段とにより前記発呼希望端末総数Niを求
    め、 前記確率値計算手段は、前記複数の発呼希望端末総数N
    iの平均値に基づいて次回に一斉放送する確率値を計算
    する 請求項9または10記載のセンタ装置
  12. 【請求項12】 前記第1予想手段は、前記着信数が集
    計済であるID番号kを複数定め、 それぞれのID番号kに対し、前記第2予想手段と前記
    第3予想手段とにより前記発呼希望端末総数Niを求
    め、 前記確率値計算計算手段は、前記複数の発呼希望端末総
    数Niを対応する前記ID番号kが示す放送回の順序で
    並べ、これらを外延補間することによって次回に一斉放
    送する確率値を計算する 請求項9または10記載のセン
    タ装置
  13. 【請求項13】 前記センタの呼受付窓口を複数の小窓
    口に分け、各ID番号に対する前記端末からの着信を各
    小窓口に順番に着信するようにする窓口分割手段を含む
    請求項記載のセンタ装置
  14. 【請求項14】 前記窓口分割手段は、 あるID番号に対する前記端末からの着信数が対応する
    前記小窓口の付可能定数を越えた場合、この超過分を
    該ID番号の次に記録された次の放送回に対応するID
    番号に対する着信数に繰り込み、この繰り込み分の着信
    数と前記次の放送回に対応するID番号に対する着信数
    の和が対応する前記小窓口の受付可能定数を越えた場合
    には、該次の放送回に対応するID番号も小窓口が一杯
    になったと見なし、該次の放送回に対応するID番号に
    おいて超過した着信数は、該次の放送回に対応するID
    番号の次に記録されたID番号に対する着信数に繰り込
    む手段を含む請求項13記載のセンタ装置。
  15. 【請求項15】 あるID番号に対する複数の前記端末
    からの反応呼の時間的なばらつきの分布の情報に基づい
    て、当該ID番号に対する前記端末からの着信が全て終
    了しない時点でそれ以降の着信数を予想し、該予想着信
    数を当該ID番号に対する最終的な着信数とする最終着
    信数取得手段を含む請求項記載のセンタ装置
  16. 【請求項16】 前記予想着信数Bmが前記センタの呼
    受付窓口の受付可能定数を超えている場合、前記第2予
    想手段は、記予想着信数Bmの値は前記受付可能定数
    とみなす請求項9記載のセンタ装置。
  17. 【請求項17】 多数の端末が保持するデータを公衆網
    を介してセンタに集約するためのデータ集約プロセスを
    前記センタ側に実行させるためのプログラムを格納した
    コンピュータ読み取り可能な記億媒体であって、確率値と該確率値の放送回を識別するID番号とを前記
    センタから各端末に所定間隔で周期的に一斉放送する放
    送ステップと、 前記確率値と前記ID番号とを対応付けて確率値ファイ
    ルに記録するステップと、 前記ID番号毎に、前記端末から前記センタへの前記確
    率値に対する着信数を集計し、該ID番号と集計済着信
    数とを対応付けて集計済着信数ファイルに記録するステ
    ップと、 前記集計済着信数ファイルから、前記着信数が集計済で
    あるID番号kを1つ定め、該ID番号kに対応する前
    記確率値ファイルに記録された確率値Pkと前記集計済
    着信数ファイルに記録された集計済着信数Akとから、
    該ID番号kを放送した時点での発呼希望端末総数Nk
    を求め、該発呼希望端末総数Nkから前記着信数Akを
    減算することにより、該ID番号kに対応する放送回の
    次の放送回に対応するID番号mを放送した時点での発
    呼希望端末総数Nmを求める第1予想ステップと、 前記ID番号mに対する前記着信数が集計済であれば、
    該ID番号mに対応する前記集計済着信数ファイルに記
    録された集計済着信数Amを前記発呼希望端末総数Nm
    から減じることにより、該ID番号mに対応する放送回
    の次の放送回に対応するID番号jを放送した時点での
    発呼希望端末総数Njを求め、前記ID番号mに対する
    前記着信数が集計済でなければ、前記発呼希望端末総数
    Nmと該ID番号mに対応する前記確率値ファイルに記
    録された確率値Pmとに基づいて予想着信数Bmを求
    め、該予想着信数Bmを前記発呼希望端末総数Nmから
    減じて前記ID番号jを放送した時点での発呼希望端末
    総数Njを求める第2予想ステップと、 前記ID番号jを前記ID番号mとして前記第2予想ス
    テップを再度実行し、この動作を現時点の最新の放送回
    に対応するID番号が前記第2予想ステップにおける前
    記ID番号jとなるまで繰り返し、最終的に得られた前
    記発呼希望端末総数Njを現時点の発呼希望端末総数N
    iとする第3予想ステップと、 前記 発呼希望端末総数Niに基づいて次回に一斉放送す
    る確率値を計算する確率値計算ステップとを有し、前記
    放送ステップでは、前記一斉放送の周期を、確率値
    放送から該確率値に対する前記端末からの着信までの時
    間よりも短く設定するデータ集約プログラムを格納した
    記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記プログラムの前記第1予想ステッ
    プにおいて、 前記集計済着信数Akが前記センタの呼受付窓口の受付
    可能定数を超えて溢れている場合に、前記ID番号kに
    対応する放送回から更に放送回を遡って窓口が溢れ状態
    となっている溢れ連続数をカウントし、 前記溢れ連続数が大きいほど、前記発呼希望端末総数N
    kを大きく見積もる請求項17記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記プログラムにおいて、 前記第1予想ステップにおいて、前記着信数が集計済で
    あるID番号kを複数定め、 それぞれのID番号kに対し、前記第2予想ステップと
    前記第3予想ステップとにより前記発呼希望端末総数N
    iを求め、 前記確率値計算ステップにおいて、前記複数の発呼希望
    端末総数Niの平均値に基づいて次回に一斉放送する確
    率値を計算する請求項17または18記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記プログラムにおいて、 前記第1予想ステップにおいて、前記着信数が集計済で
    あるID番号kを複数定め、 それぞれのID番号kに対し、前記第2予想ステップと
    前記第3予想ステップとにより前記発呼希望端末総数N
    iを求め、 前記確率値計算ステップにおいて、前記複数の発呼希望
    端末総数Niを対応する前記ID番号kが示す放送回の
    順序で並べ、これらを外延補間することによって次回に
    一斉放送する確率値を計算する請求項17または18記
    載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記プログラムの前記第2予想ステッ
    プにおいて、前記予想着信数Bmが前記センタの呼受付
    窓口の受付可能定数を超えている場合、記予想着信数
    Bmの値は前記受付可能定数とみなす請求項17記載の
    記憶媒体。
JP21324498A 1997-07-30 1998-07-28 データ集約方法及びセンタ装置及びデータ集約プログラムを格納した記憶媒体 Expired - Lifetime JP3504501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21324498A JP3504501B2 (ja) 1997-07-30 1998-07-28 データ集約方法及びセンタ装置及びデータ集約プログラムを格納した記憶媒体

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20506197 1997-07-30
JP25723897 1997-09-22
JP9-205061 1997-09-22
JP9-257238 1997-09-22
JP21324498A JP3504501B2 (ja) 1997-07-30 1998-07-28 データ集約方法及びセンタ装置及びデータ集約プログラムを格納した記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11155141A JPH11155141A (ja) 1999-06-08
JP3504501B2 true JP3504501B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=27328450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21324498A Expired - Lifetime JP3504501B2 (ja) 1997-07-30 1998-07-28 データ集約方法及びセンタ装置及びデータ集約プログラムを格納した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3504501B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050138667A1 (en) * 2003-12-22 2005-06-23 Alain Delpuch Method and system to control a return path to a source system in an interactive television environment
EP1686807A1 (fr) * 2005-01-27 2006-08-02 Nagra France Sarl Méthode de répartition de la charge d'un centre de gestion transmettant des informations à un grand nombre d'unités d'utilisateur
US8893210B2 (en) 2010-08-20 2014-11-18 Sony Corporation Server load balancing for interactive television
US8918801B2 (en) * 2010-08-30 2014-12-23 Sony Corporation Transmission apparatus, transmission method, reception apparatus, reception method, program, and broadcasting system

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
酒井和男(外2名),放送と通信の結合サービスにおけるデータ集約技術,電子情報通信学会1996年通信ソサイエティ大会講演論文集2,日本,社団法人 電子情報通信学会,1996年 8月30日,B−693,p.177

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11155141A (ja) 1999-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6532235B1 (en) Method and tool for calculating impact of voice traffic on fast packet networks
US5828737A (en) Communications service billing based on bandwidth use
US6779037B1 (en) Method of obtaining optimum use of a shared transmission medium for multimedia traffic
CA2064406C (en) Dynamic pricing method and apparatus for communication systems
US5640445A (en) Outbound call pacing method which statistically matches the number of calls dialed to the number of available operators
US10028098B2 (en) Categorized location identification based on historical locations of a user device
EP1463244B1 (en) Self-tuning statistical resource allocation for multipoint network events
EP0660610A1 (en) Method and system for sizing interactive video delivery systems
JPH07193661A (ja) テレフォン・マーケティング複合体管理システム
JP2001503946A (ja) 料金レートの選択的一斉送信
Gelman et al. Analysis of resource sharing in information providing services
US8774031B1 (en) Network capacity forecasting and maintenance
JP3504501B2 (ja) データ集約方法及びセンタ装置及びデータ集約プログラムを格納した記憶媒体
Guskova et al. Study of the effect of repeated requests for quality of customer service in digital radio communication networks of railway transport
JP3089316B2 (ja) データ集約方法及びデータ集約システム
US6047052A (en) Data collection method and system with shorter control interval
CN113949741B (zh) 一种调度方法、调度装置、电子设备及存储介质
CN113300910B (zh) 获取使用速率的方法和系统、终端、接入点、mec服务器
CN111818473B (zh) 一种实现流量话单精准切片的方法及系统
US8737220B2 (en) Systems for providing feedback to sending entities
EP0577177B1 (en) Telecommunications network with automatic calculation of a polling time -instants table
US9942713B1 (en) Tracking large numbers of wireless terminals while regulating location requests
US10142787B1 (en) Tracking large numbers of wireless terminals based on predicting when to issue location requests
RU2610686C1 (ru) Способ адаптивной передачи информации по каналу связи в реальном времени и система для его осуществления
CN107087273B (zh) 一种小区减容的方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term