JP3504308B2 - Adjusting the paper feed capacity of the paper feed roll for electronic copiers - Google Patents

Adjusting the paper feed capacity of the paper feed roll for electronic copiers

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、一度電子複写機内を通
過しシリコーンオイルの付着した紙に対する給紙ロール
の紙送り能力を調整する方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般にゴムロール材料として、イソプレ
ンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、1,2−ポ
リブタジエンゴム(1,2−BR)、スチレン−ブタジ
エンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、ニト
リルゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン
−プロピレンゴム(EPM、EPDM)、クロロスルホ
ン化ポリエチレン(CSM)、アクリルゴム(ACM、
ANN)、エピクロルヒドリンゴム(CO、ECO)、
多硫化ゴム(T)、ウレタンゴム(U)、フッ素ゴム
(FKM、FZ)、シリコーンゴム(Q)、ポリノルボ
ルネンゴム等の種々のゴム材料を挙げることができる。
給紙用ゴムロールに要求されるのは、確実に紙を送ると
いう給紙能力である。そのため現在まで給紙能力の指標
となる紙との摩擦係数の高いエチレン−プロピレンゴ
ム、ポリノルボルネンゴムを主に使用し、給紙の信頼性
を得てきた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】電子複写機内では、現
像部を通過した、トナーの乗った紙を一対の加熱ロール
のニップ部にてはさむトナー定着という行程がある。こ
こでは、主に溶融したトナーが定着ロールへ融着するこ
とにより紙がロールに巻き付いてしまうという現象が起
こる。現在はこれを防止するために定着ロール表面には
絶えず一定量のシリコーンオイルが供給されている。こ
のため結果的に紙の表面にもシリコーンオイルが転写し
てしまうことになる。ところで近年、電子複写機には両
面コピーや自動給紙装置などの機構が急速に普及してき
ている。これらの機構中では一度定着部を通過した紙を
搬送することになるので、表面にシリコーンオイルが付
着している紙をロールで送らなければならない。しか
し、このような紙を一般の合成ゴム製ロールで給紙しよ
うとすると、シリコーンオイルによってスリップ障害を
起こしてしまい、正常に給紙することができない。ま
た、近年普及してきたカラーコピーでは、トナー発色の
ため定着ロールの温度がさらに高く、トナー粘着が強い
ため、シリコーンオイルの塗布量も白黒コピーのものと
比べて多くなっている。このように特にカラーコピーの
場合について従来のエチレン−プロピレンゴム、ポリノ
ルボルネンゴムを使用しても、経時的に安定した紙送り
能力に欠けるという問題があった。しかも、給紙ロール
といっても「自動原稿送り部」「手差し給紙部」「両面
コピートレー部」「普通トレー部」等、様々な使われ方
があり、シリコーンオイル塗布紙を送稿する確率もそれ
ぞれ違い、要求されるシリコーンオイル塗布紙の給紙能
力もまちまちである。このような要求に合わせた微妙な
調整を行う方法が求められていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決し、要求される給紙能力に応じかつ経時的に安定
した給紙能力をロールに付与するため、シリコーンオイ
ルをロール材料中に吸収させることによりシリコーンオ
イルがロール表面に蓄積するのを防ぐようにするとの方
針のもと、シリコーンゴムについて種々検討した結果、
その架橋度を調整することにより目的が達成できること
を見出して本発明に至った。 【0005】すなわち本発明は上記の課題を解決したも
のであり、本発明は、給紙ロール用シリコーンゴム材料
において、0〜0.5mol%のビニル基を含有したオ
ルガノポリシロキサン生ゴム100重量部に、補強性シ
リカ20〜60重量部を配合した配合物をあらかじめ調
整しておき、これに0〜0.5mol%のビニル基を含
有したオルガノポリシロキサン生ゴム100〜200重
量部を混合し、平均ビニル基含有量を0.05〜0.2
mol%に調整することにより、給紙ロール用シリコー
ンゴムのシリコーンオイル塗布紙の給紙能力を調整する
法に関するものである。 【0006】前記のように、給紙ロールに要求されるシ
リコーンオイル塗布紙の給紙能力もまちまちであるが、
それに細かく対応するのに、従来のように補強性シリカ
充填前のオルガノポリシロキサン生ゴムにおいて、加硫
にあずかるビニル基の量(ビニル基の密度)を調整した
のでは、各々の場合に充填剤を入れなければならず、製
造が非常に手間のかかるものとなってしまう。また、要
求に合わせた微妙な調整も不可能である。これに対し、
本発明によればこの製造上の問題が解決されているの
で、要求に合わせた調整が可能である。 【0007】以下に本発明について詳細に説明する。本
発明においては、使用するビニル基含有オルガノポリシ
ロキサン生ゴムは、ビニル基の含有量(ビニル基の密
度)が全側鎖有機基中0〜0.5mol%であることを
特徴とする。さらに本発明の特徴は配合物を2種に分け
て、その混合によりビニル基の密度を調整することであ
るが、より好ましいビニル基密度は、いずれか一方が
0.2〜0.5mol%、もう一方が0〜0.2mol
%である。どちらかに補強性シリカが添加されるが、高
ビニル基密度の方、低ビニル基密度の方いずれでも任意
である。混合後得られる配合物の平均ビニル基密度はそ
の混合比により0.05〜0.2mol%に設定するの
であるが、さらに好ましくは0.07〜0.2mol%
の範囲である。0.05mol%より少ないと圧縮歪み
特性が悪くなると同時に摩擦係数が低下し、0.2mo
l%より多いとシリコーンオイル吸収能力が不足するか
らである。 【0008】本発明において、一方の配合物に添加する
補強性シリカ充填剤は公知のものを使用できるが、配合
量としてはビニル基含有オルガノポリシロキサン生ゴム
100重量部に対して20〜60重量部とするのが好ま
しく、シリカの種類としては好ましくは煙霧質シリカで
ある。煙霧質シリカを使うことにより湿式シリカを使っ
たものより摩擦係数が上がることが知られているからで
ある。補強性シリカ充填剤を配合した上記ビニル基含有
オルガノポリシロキサン生ゴムにさらにビニル基含有オ
ルガノポリシロキサン生ゴムを配合する際、混合後得ら
れる配合物の補強性シリカ配合量が10〜20重量部と
なるように調整することが好ましい。その配合量が10
重量部より少ないと、摩擦係数および強度の低下が給紙
ロールとしての一般的な範囲をはずれるようになり、2
0重量部を超えて配合するとゴムの硬度が上り、定荷重
でのニップ幅が小さくなり、給紙能力が低下してくるた
めである。また、この補強性シリカ充填剤の混合に関し
ては、ビニル基含有オルガノポリシロキサン生ゴム中へ
の分散を良くするため公知の分散剤などを添加すること
も任意である。 【0009】本発明においてはシリコーンゴム組成物を
硬化させるための硬化剤(加硫剤)として有機過酸化
物、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、ビス−2,4
−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジ
メチル−2,5−ビス−t−ブチルパーオキシヘキサン
等を用いることができるが、より好ましくは非アシル系
有機過酸化物である。非アシル系有機過酸化物を用いる
ことにより、圧縮歪み特性の良いロールが得られるとと
もに、紙との摩擦係数も大きくなる傾向があるからであ
る。この有機過酸化物の添加量は十分な加硫ゴムの物性
を得るための適量であればよいが、通常は前記のビニル
基含有オルガノポリシロキサン生ゴム100重量部に対
して0.3〜2重量部の範囲である。 【0010】本発明におけるシリコーンゴム配合物のコ
ンパウンディング方法としては、まず、前記のビニル基
含有オルガノポリシロキサン生ゴム、補強性シリカ充填
剤および必要に応じ添加される分散剤を均一に混合して
組成物とする。混合するための方法は公知のシリコーン
ゴムコンパウンドの製造方法でよく、例えば、加圧ニー
ダー、バンバリーミキサー、ミキシングロール、プラネ
タリーミキサー等で均一に混練すればよい。得られた組
成物にさらに所定のビニル基含有オルガノポリシロキサ
ン生ゴムをミキシングロール等で混合して、所望の平均
ビニル基密度に調整すればよい。硬化剤の有機過酸化物
は成形加工の直前に通常のミキシングロールを用いて均
一に混練すればよい。また、この混練に際しては、前記
組成物へ顔料を添加することにより自由に着色すること
が可能である。 【0011】次に、上記の配合物を芯体の外周部へ加圧
加熱により成形するが、その方法としては、加圧加熱に
より硬化可能な方法、例えばプレス成形法、射出成形
法、トランスファー成形法等によればよい。また、必要
に応じて150〜250℃、1〜24時間の熱気加硫で
二次加硫して有機過酸化物の分解残渣や低分子シロキサ
ンを除去するとよい。さらに、これらの成形方法を適用
するにあたって、あらかじめ金型内にロールの芯体をセ
ットしておいてその外周部へ組成物を一体成形したり、
組成物のみをあらかじめ成形しておいてロール芯体へ圧
入、接着する方法等、適宜選択することができる。ま
た、ロール形状の仕上げとして、通常の円筒研削盤等を
用いて表面を研磨加工することも可能である。 【0012】 【実施例】次に本発明の実施例を挙げる。 (実施例1)両末端がトリメチルシリル基で封鎖された
側鎖ビニル基含有量が0、0.5mol%の2種類のジ
メチルポリシロキサン生ゴムをミキシングロールにて混
合し、その混合比により全体としてのビニル基含有量が
0.21mol%になるようにジメチルポリシロキサン
生ゴムを調整した。このジメチルポリシロキサン生ゴム
100重量部に煙霧質シリカ30重量部と適量の分散剤
を加えてニーダーにて混練した。上記で得られた組成物
100重量部に対し、やはり上記と同様の方法により調
整した、ビニル基含有量が0.21、0.13、0.0
5、0、0mol%のジメチルポリシロキサン生ゴムを
それぞれ100、100、100、133、203重量
部添加し、ミキシングロールにて均一に混練した。さら
に加硫剤として2,5−ジメチル−2,5−ビス−t−
ブチルパーオキシヘキサン0.8重量部を同じくミキシ
ングロールにて加え、通常の方法により均一に混練して
組成物とした。 【0013】これを2本ロールにて0.6mmの厚みに
分出しし、0.5mmの厚みの金枠を有する金型内に充
填し、加熱加圧硬化し、0.5mm厚みのシート状成形
品を得た。得られた成形品を二次加硫後、幅30mm、
長さ80mmにカットして短冊状の試験片を作製した。
この試験片にジメチルシリコーンオイル(300cS)
を0.60mg/cm2 塗布し、塗布後の経過時間と摩
擦係数の関係を調べたところ図1のグラフの様になっ
た。また、上記の各組成物についてJIS K6301
に従い加硫後の諸物性を調べたところ表1に示す結果が
得られた。 【0014】(実施例2)実施例1で得られた各組成物
を、円筒状に加工したキャビティーを有する金型内に充
填し加熱加圧硬化した後、円筒研削盤にて表面研磨し、
内径9mmφ、外径20mmφの円筒状成形品を得た。
これを外径10mmφのステンレス製シャフトに圧入し
ロールサンプルを得た。これらのロールサンプルの摩擦
係数を測定した結果を表1に示す。 【0015】 【表1】 【0016】 【発明の効果】本発明の給紙能力調整方法によれば、シ
リコーンオイル吸収能の多様な要求特性に対応し、なお
かつ摩擦係数とのバランスのとれた給紙ロールを容易に
得ることができる。また、シリコーンゴムは、紫外線、
オゾン、高温、低温等の環境に対する安定性が高く、こ
のようにして得られた給紙ロールは耐環境性にもすぐれ
ており、本発明の産業上の利用価値は高い。
BACKGROUND OF THE INVENTION [0001] BACKGROUND OF THE INVENTION This invention relates to how to adjust the paper feed capacity sheet feed roller for adhering paper passed through the silicone oil once electronic copier It is. [0002] In general, rubber roll materials are isoprene rubber (IR), butadiene rubber (BR), 1,2-polybutadiene rubber (1,2-BR), styrene-butadiene rubber (SBR), chloroprene rubber ( CR), nitrile rubber (NBR), butyl rubber (IIR), ethylene-propylene rubber (EPM, EPDM), chlorosulfonated polyethylene (CSM), acrylic rubber (ACM,
ANN), epichlorohydrin rubber (CO, ECO),
Various rubber materials such as polysulfide rubber (T), urethane rubber (U), fluorine rubber (FKM, FZ), silicone rubber (Q), and polynorbornene rubber can be used.
What is required of the rubber roll for paper feeding is a paper feeding ability for reliably feeding paper. Therefore, to date, ethylene-propylene rubber and polynorbornene rubber, which have a high coefficient of friction with paper, which is an index of paper feeding ability, have been mainly used to obtain paper feeding reliability. [0003] In an electronic copying machine, there is a process of toner fixing in which a paper on which toner has passed, which has passed through a developing unit, is sandwiched between nip portions of a pair of heating rolls. Here, a phenomenon occurs in which the paper is wound around the roll mainly due to the fusion of the fused toner to the fixing roll. At present, a fixed amount of silicone oil is constantly supplied to the surface of the fixing roll to prevent this. As a result, the silicone oil is transferred to the surface of the paper. In recent years, mechanisms such as double-sided copying and an automatic paper feeder have been rapidly spread in electronic copying machines. In these mechanisms, the paper once passed through the fixing unit is conveyed, so that the paper with the silicone oil adhered to the surface must be fed by a roll. However, if such paper is fed by a general synthetic rubber roll, slip failure occurs due to silicone oil, and the paper cannot be fed normally. Further, in a color copy that has become widespread in recent years, the temperature of a fixing roll is further increased due to toner coloration, and the toner adhesion is strong. Therefore, the amount of silicone oil applied is larger than that of a black and white copy. As described above, especially in the case of color copying, even if the conventional ethylene-propylene rubber or polynorbornene rubber is used, there is a problem that the paper feeding ability is not stable over time. In addition, there are various types of paper feed rolls, such as "automatic document feeder", "manual feeder", "double-sided copy tray", and "normal tray". The probabilities are also different, and the required paper feed capacity of the silicone oil-coated paper varies. There has been a demand for a method of making fine adjustments to meet such requirements. SUMMARY OF THE INVENTION The present inventors have solved the above-mentioned problems, and in order to provide a roll with a stable paper feed ability with time according to the required paper feed capacity, a silicone oil As a result of various studies on silicone rubber, based on the policy of preventing silicone oil from accumulating on the roll surface by absorbing
It has been found that the object can be achieved by adjusting the degree of crosslinking, and the present invention has been accomplished. That is, the present invention has solved the above-mentioned problems, and the present invention relates to a silicone rubber material for a paper feed roll containing 100 parts by weight of an organic polysiloxane raw rubber containing 0 to 0.5 mol% of a vinyl group. A blend containing 20 to 60 parts by weight of reinforcing silica is prepared in advance, and 100 to 200 parts by weight of an organopolysiloxane raw rubber having a vinyl group content of 0 to 0.5 mol% is mixed with the mixture to obtain an average vinyl. Group content 0.05-0.2
By adjusting the mol%, it relates to <br/> how to adjust the feeding ability of the silicone oil coated paper of the silicone rubber sheet feed roller. [0006] As described above, the feeding ability of the silicone oil-coated paper required for the feeding roll is also different.
In order to cope with this, the amount of vinyl groups (density of vinyl groups) involved in vulcanization was adjusted in the conventional organopolysiloxane raw rubber before filling with reinforcing silica. Must be included, making the production very laborious. Also, it is impossible to make subtle adjustments to meet the demands. In contrast,
According to the invention, this manufacturing problem has been solved, so that adjustments can be made to meet the requirements. Hereinafter, the present invention will be described in detail. In the present invention, the vinyl group-containing organopolysiloxane raw rubber to be used is characterized in that the content of vinyl groups (density of vinyl groups) is 0 to 0.5 mol% in all side chain organic groups. Further, a feature of the present invention is that the composition is divided into two types, and the density of the vinyl group is adjusted by mixing the two types. More preferably, the density of the vinyl group is 0.2 to 0.5 mol%. The other is 0-0.2mol
%. Reinforcing silica is added to either of them, but either of a high vinyl group density and a low vinyl group density is optional. The average vinyl group density of the blend obtained after the mixing is set at 0.05 to 0.2 mol% depending on the mixing ratio, and more preferably 0.07 to 0.2 mol%.
Range. If the amount is less than 0.05 mol%, the compression strain characteristics deteriorate, and at the same time, the friction coefficient decreases.
If the amount is more than 1%, the silicone oil absorbing ability becomes insufficient. In the present invention, as the reinforcing silica filler to be added to one of the compounds, known ones can be used, but the compounding amount is 20 to 60 parts by weight based on 100 parts by weight of the vinyl group-containing organopolysiloxane raw rubber. It is preferable that the type of silica is fumed silica. This is because it is known that the use of fumed silica increases the coefficient of friction as compared with those using wet silica. When further blending the vinyl group-containing organopolysiloxane raw rubber with the above-mentioned vinyl group-containing organopolysiloxane raw rubber blended with a reinforcing silica filler, the amount of the reinforcing silica compounded in the blend obtained after mixing is 10 to 20 parts by weight. It is preferable to adjust as follows. The compounding amount is 10
When the amount is less than the weight part, the reduction of the coefficient of friction and the strength is out of the general range as the paper feed roll,
If the amount exceeds 0 parts by weight, the hardness of the rubber increases, the nip width under a constant load decreases, and the paper feeding ability decreases. Regarding the mixing of the reinforcing silica filler, it is also optional to add a known dispersant or the like in order to improve the dispersion in the vinyl group-containing organopolysiloxane raw rubber. In the present invention, an organic peroxide such as benzoyl peroxide, bis-2,4 is used as a curing agent (vulcanizing agent) for curing the silicone rubber composition.
-Dichlorobenzoyl peroxide, dicumyl peroxide, di-t-butyl peroxide, 2,5-dimethyl-2,5-bis-t-butylperoxyhexane, etc., and more preferably non-acyl It is a system organic peroxide. This is because by using a non-acyl organic peroxide, a roll having good compression strain characteristics can be obtained, and the coefficient of friction with paper tends to increase. The amount of the organic peroxide to be added may be an appropriate amount for obtaining sufficient physical properties of the vulcanized rubber, but is usually 0.3 to 2 parts by weight based on 100 parts by weight of the vinyl group-containing organopolysiloxane raw rubber. Part range. In the compounding method of the silicone rubber compound according to the present invention, first, the above-mentioned organopolysiloxane raw rubber having a vinyl group, a reinforcing silica filler and a dispersing agent which is added as required are mixed uniformly. Things. The method for mixing may be a known method for producing a silicone rubber compound, and may be, for example, uniformly kneaded with a pressure kneader, a Banbury mixer, a mixing roll, a planetary mixer, or the like. A predetermined vinyl group-containing organopolysiloxane raw rubber may be further mixed with the obtained composition with a mixing roll or the like to adjust the composition to a desired average vinyl group density. The organic peroxide as a curing agent may be uniformly kneaded using a normal mixing roll immediately before molding. In addition, at the time of this kneading, it is possible to freely color by adding a pigment to the composition. Next, the above compound is molded into the outer peripheral portion of the core by heating under pressure. The method is a method which can be cured by heating under pressure, such as press molding, injection molding, transfer molding. A method may be used. If necessary, secondary vulcanization may be carried out by hot air vulcanization at 150 to 250 ° C. for 1 to 24 hours to remove organic peroxide decomposition residues and low molecular siloxane. Furthermore, when applying these molding methods, the core of the roll is set in a mold in advance, and the composition is integrally molded on the outer periphery thereof,
A method in which only the composition is molded in advance and then pressed into and adhered to the roll core can be appropriately selected. Further, as the finish of the roll shape, the surface can be polished by using an ordinary cylindrical grinder or the like. Next, embodiments of the present invention will be described. (Example 1) Two types of dimethylpolysiloxane raw rubbers having a side chain vinyl group content of 0 and 0.5 mol%, both ends of which are blocked with a trimethylsilyl group, were mixed with a mixing roll, and the mixing ratio as a whole was determined. The dimethylpolysiloxane raw rubber was adjusted so that the vinyl group content was 0.21 mol%. To 100 parts by weight of the dimethylpolysiloxane raw rubber, 30 parts by weight of fumed silica and an appropriate amount of a dispersant were added and kneaded with a kneader. To 100 parts by weight of the composition obtained above, a vinyl group content of 0.21, 0.13, 0.0
5, 0, and 0 mol% of dimethylpolysiloxane raw rubber were added in 100, 100, 100, 133, and 203 parts by weight, respectively, and kneaded uniformly with a mixing roll. Further, as a vulcanizing agent, 2,5-dimethyl-2,5-bis-t-
0.8 parts by weight of butyl peroxyhexane was similarly added with a mixing roll, and the mixture was uniformly kneaded by a usual method to obtain a composition. [0013] This is divided into 0.6 mm thickness by two rolls, filled in a mold having a 0.5 mm thick metal frame, and cured by heating and pressing to form a 0.5 mm thick sheet. A molded product was obtained. After secondary vulcanization of the obtained molded product, width 30mm,
It was cut into a length of 80 mm to produce a strip-shaped test piece.
Dimethyl silicone oil (300 cS)
Was applied at 0.60 mg / cm 2 , and the relationship between the elapsed time after application and the friction coefficient was examined. The result was as shown in the graph of FIG. In addition, JIS K6301 was used for each of the above compositions.
The properties shown in Table 1 were obtained by examining the physical properties after vulcanization according to the above. Example 2 Each of the compositions obtained in Example 1 was filled in a mold having a cavity processed into a cylindrical shape, cured by heating and pressure, and then polished with a cylindrical grinder. ,
A cylindrical molded product having an inner diameter of 9 mmφ and an outer diameter of 20 mmφ was obtained.
This was pressed into a stainless steel shaft having an outer diameter of 10 mm to obtain a roll sample. Table 1 shows the results of measuring the coefficient of friction of these roll samples. [Table 1] According to the method for adjusting the paper feeding capacity of the present invention, it is possible to easily obtain a paper feeding roll which meets various required characteristics of silicone oil absorption capacity and is well balanced with a friction coefficient. Can be. Also, silicone rubber is
The paper feed roll thus obtained has high stability against the environment such as ozone, high temperature and low temperature, and also has excellent environmental resistance, and thus the present invention has high industrial value.

【図面の簡単な説明】 【図1】実施例1における試験片のジメチルシリコーン
オイル塗布後の経過時間と摩擦係数の関係を示すグラフ
である。
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a graph showing the relationship between the elapsed time after application of dimethyl silicone oil to a test piece and the friction coefficient in Example 1.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 利次 埼玉県児玉郡神川町大字元原字豊原300 −5 信越ポリマー株式会社 児玉工場 内 (72)発明者 池田 昌弘 埼玉県児玉郡神川町大字元原字豊原300 −5 信越ポリマー株式会社 児玉工場 内 (56)参考文献 特開 昭61−238075(JP,A) 特開 平3−192036(JP,A) 特開 平7−125101(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 31/00 B65H 5/06 B65H 27/00 F16C 13/00 G03G 15/00 510 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuing on the front page (72) Inventor Toshikasa Kasahara 300-5 Toyohara, Motohara, Kagawa, Kodama-gun, Saitama Prefecture Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. 300-5 Motohara Toyohara Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Kodama Plant (56) Reference JP-A-61-238075 (JP, A) JP-A-3-192036 (JP, A) JP-A-7-125101 (JP, A) A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) B29D 31/00 B65H 5/06 B65H 27/00 F16C 13/00 G03G 15/00 510

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 給紙ロール用シリコーンゴム材料におい
て、0〜0.5mol%のビニル基を含有したオルガノ
ポリシロキサン生ゴム100重量部に、補強性シリカ2
0〜60重量部を配合した配合物をあらかじめ調整して
おき、これに0〜0.5mol%のビニル基を含有した
オルガノポリシロキサン生ゴム100〜200重量部を
混合し、平均ビニル基含有量を0.05〜0.2mol
%に調整することを特徴とする給紙ロール用シリコーン
ゴムのシリコーンオイル塗布紙の給紙能力を調整する方
法。
(57) [Claim 1] In a silicone rubber material for a paper feed roll, reinforcing silica 2 is added to 100 parts by weight of an organopolysiloxane raw rubber containing 0 to 0.5 mol% of a vinyl group.
A composition containing 0 to 60 parts by weight is prepared in advance, and 100 to 200 parts by weight of an organopolysiloxane raw rubber containing a vinyl group of 0 to 0.5 mol% is mixed with the mixture to adjust the average vinyl group content. 0.05-0.2mol
%. A method for adjusting the feeding capacity of the silicone oil-coated paper of the silicone rubber for the feeding roll, wherein the feeding rate is adjusted to%.
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