JP3501995B2 - 放射性廃棄物固化用モルタル充填装置 - Google Patents

放射性廃棄物固化用モルタル充填装置

Info

Publication number
JP3501995B2
JP3501995B2 JP35558399A JP35558399A JP3501995B2 JP 3501995 B2 JP3501995 B2 JP 3501995B2 JP 35558399 A JP35558399 A JP 35558399A JP 35558399 A JP35558399 A JP 35558399A JP 3501995 B2 JP3501995 B2 JP 3501995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mortar
pipe
radiation
injection pipe
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35558399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001174589A (ja
Inventor
吉昭 大貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINSEIGIKEN ENGINEERING CO., LTD.
Original Assignee
SHINSEIGIKEN ENGINEERING CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINSEIGIKEN ENGINEERING CO., LTD. filed Critical SHINSEIGIKEN ENGINEERING CO., LTD.
Priority to JP35558399A priority Critical patent/JP3501995B2/ja
Publication of JP2001174589A publication Critical patent/JP2001174589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3501995B2 publication Critical patent/JP3501995B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所やそ
の関連施設のような原子力施設内で生じた低レベル放射
性廃棄物をドラム缶のような容器に収容してモルタルで
固化する処理に係り、より詳しくは、放射性廃棄物を容
れた容器に固化用モルタルを充填するための装置、その
運転方法およびその洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所やその関連施設のような原
子力施設では、放射性物質を管理するため放射線管理区
域が設けられており、斯る放射線管理区域は耐震強度上
の要求および放射線遮蔽性能上の要求から厚さ約1メー
トルもの厚いコンクリートの遮蔽壁で外界から遮蔽され
ている。原子力施設では、その稼働に伴って固体状又は
液体状の種々の低レベル放射性廃棄物が発生するが、生
じた放射性廃棄物は当該施設の放射線管理区域内におい
て所定の箇所に集められ、ドラム缶のような容器に収容
してモルタルで固化した上で、外部の恒久的な貯蔵保管
施設に向けて搬出される。モルタルによる放射性廃棄物
の固化は、バッチ式のモルタル混練機を備えたモルタル
プラント(バッチャー・プラント)でモルタルを調整混
練し、調整したモルタルをモルタル圧送ポンプによりモ
ルタル輸送管を介して放射線管理区域内のモルタル充填
ステーションに輸送し、放射性廃棄物を収容したドラム
缶にモルタルを充填することにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の原子力施設にお
いては、放射性廃棄物固化用のモルタル・バッチャー・
プラントはコンクリートの遮蔽壁で画定された放射線管
理区域内に設置されている。放射性廃棄物固化用モルタ
ルはバッチャー・プラントのモルタル混練機でセメント
と骨材(砂)と混和剤と水を混練することにより調整さ
れるが、サイロにセメントや骨材を導入したりモルタル
混練機にセメントや骨材を装入する際には粉塵が発生す
る。こうして放射線管理区域内で発生した粉塵は、放射
能汚染されたものとみなし、放射線管理区域外への飛散
を防止すると共に、回収して放射性廃棄物として処理し
なければならない。このため、モルタル・バッチャー・
プラントが設置された建屋は気密に形成してあると共
に、その内部には負圧が印加してあり、建屋の外部から
内部に向かって常に空気を真空吸引することにより外界
へ粉塵が飛散するのを防止するようになっている。ま
た、こうして真空吸引された粉塵の浮遊する空気は、高
性能フィルター(HEPAフィルター)や活性炭フィルター
で粉塵を除去した上でなければ大気に放出することがで
きない。従って、従来の放射性廃棄物固化用モルタル・
バッチャー・プラントの問題点は、コンクリートの厚い
壁で構築され真空吸引のなされた大がかりな建屋を必要
とすると共に、粉塵の浮遊する空気の処理に多大な経費
と操作を要することである。
【0004】また、放射線管理区域内への出入りには防
護服の着用を要すると共に、コンクリートの遮蔽壁およ
び多重障壁の存在などによりアクセスに制約を受けるの
で、モルタル混練機やモルタル圧送ポンプなどの装置の
点検・修理には困難が伴う。さらに、原子力施設では、
放射線管理区域内に搬入された物質は汚染されたものと
みなし、一律に放射性廃棄物として処理しなければなら
ないが、モルタル・バッチャー・プラントが放射線管理
区域内に設置されていると、モルタル混練機やモルタル
圧送ポンプなどの消耗部品や交換部品も放射性廃棄物と
して処理しなければならない。
【0005】従来の放射性廃棄物固化用モルタル・バッ
チャー・プラントの他の重要な問題点は、洗浄水の処理
に関連するものである。即ち、使用後には、モルタル混
練ユニットのモルタル混練機やモルタル圧送ポンプやモ
ルタル輸送管やモルタル注入管に付着し或いは残留する
モルタルが固化するのを防止するため、それらを水で洗
浄することによりモルタルを除去しておかねばならな
い。これには大量の水を必要とする。使用済みの洗浄水
も、また、放射能汚染されているものとみなし、放射性
廃棄物として処理しなければならない。従来の原子力施
設では、この使用済み洗浄水の全量を放射線管理区域内
で処理していたので、多大な経費と工数を要していた。
【0006】本発明の目的は、放射性廃棄物固化用モル
タル・バッチャー・プラントで発生した粉塵の浮遊する
空気を放射能汚染物として処理する必要のない放射性廃
棄物固化用モルタル充填装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、放射性廃棄物固化用モルタル・バッ
チャー・プラントの構成要素へのアクセスが容易で、そ
の消耗部品や交換部品を放射性廃棄物として処理する必
要のない放射性廃棄物固化用モルタル充填装置を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、放射性廃棄物固化
用モルタル・バッチャー・プラントの構成要素やモルタ
ル輸送管などを洗浄するための洗浄水の処理量を最小限
に低減することの可能な放射性廃棄物固化用モルタル充
填装置およびその洗浄方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点において
は、本発明は原子力施設の放射線管理区域内において放
射性廃棄物を固化するべく放射性廃棄物を収容した容器
にモルタルを充填するための充填装置を提供するもの
で、この装置は、モルタル混練機とモルタル圧送ポンプ
とを備えたモルタル混練ユニットを放射線管理区域外の
放射線非管理区域に設置し、このモルタル混練ユニット
から発して放射線管理区域を通ってモルタル混練ユニッ
トに帰還するモルタル輸送用循環管路を形成し、廃棄物
容器へのモルタル注入管を前記循環管路のうち放射線管
理区域内に位置する区間に接続したことを特徴とするも
のである。
【0008】この装置では、放射性廃棄物固化用モルタ
ルは放射線非管理区域に設置されたモルタル混練ユニッ
トで調整され、モルタル輸送用管路によって放射線管理
区域内のモルタル充填ステーションに輸送され、モルタ
ル注入管から容器に充填される。このように、本発明に
よれば、モルタル混練ユニットは放射線非管理区域に設
置されているので、セメントや骨材のような材料の搬入
時や装入時に発生した粉塵は放射能汚染されるおそれが
ない。従って、斯る粉塵を含有する空気は放射能汚染物
質として特別の処理をする必要がなく、通常の脱塵処理
を施すだけで大気に放出することができる。
【0009】また、モルタル混練ユニットは放射線非管
理区域に設置されているので、モルタル混練機やモルタ
ル圧送ポンプへ容易にアクセスすることができる。さら
に、モルタル混練ユニットを放射線非管理区域に設置し
たことにより、その消耗部品や交換部品を放射性廃棄物
として特別に処理することなく、通常の廃棄物として普
通に処理することができる。
【0010】好ましい実施態様においては、放射線管理
区域内に設けられた複数のモルタル充填ステーションに
モルタルを供給するため、前記循環管路のうち放射線管
理区域内に位置する区間に複数のモルタル注入管を接続
する。
【0011】このように、モルタル混練ユニットを放射
線管理区域外の放射線非管理区域に設置すると、放射線
非管理区域に設けたモルタル混練機と放射線管理区域に
設けたモルタル充填ステーションとの間の距離が長くな
ることが考えられる。その結果、或る容器の充填と次の
容器の充填との間の時間間隔が空くことにより、モルタ
ル輸送管内でモルタルが静止している時間が長くなる
と、モルタル輸送管内でセメントと骨材(砂)が分離す
ることによりモルタルが不均質になり、モルタルの強度
が不充分となるおそれがある。
【0012】そこで、本発明の他の観点においては、本
発明は、本発明のモルタル充填装置を用いて放射性廃棄
物容器にモルタルを充填する方法を提供するもので、こ
の方法は、モルタル混練機で混練されたモルタルをモル
タル輸送循環管路内に循環させながら、循環管路内を流
動するモルタルをモルタル注入管に分配することを特徴
としている。このようにすれば、モルタルは循環管路内
を流動せられると共にモルタル混練機で常に混練される
ので、モルタル混練機とモルタル充填ステーションとの
間の距離が長い場合でも、セメントと骨材(砂)の分離
が有効に防止される。
【0013】本発明の他の観点においては、本発明は、
本発明のモルタル充填装置を使用後に洗浄する方法を提
供するもので、この方法は、モルタル輸送循環管路内に
洗浄水を循環させながらモルタル輸送循環管路とモルタ
ル混練機を洗浄し、この洗浄水を放射線管理区域外の放
射線非管理区域内で回収・処理し、次いで、モルタル輸
送循環管路を介してモルタル注入管に洗浄水を供給する
ことによりモルタル注入管を洗浄し、モルタル注入管の
洗浄に使用した洗浄水を放射線管理区域内において回収
・処理することを特徴とするものである。
【0014】この方法においては、モルタル輸送循環管
路とモルタル混練機の洗浄には必要なだけの充分な量の
洗浄水を使用することができる。モルタル輸送循環管路
とモルタル混練機の洗浄に使用するこの洗浄水は、モル
タル輸送循環管路内を循環するだけであって、放射能汚
染されることがないので、放射線管理区域外の放射線非
管理区域内で回収し、通常の廃水として処理することが
できる。従って、放射能汚染されたものとみなされ、放
射能汚染廃水としての固有の処理をしなければならない
のは、モルタル注入管の洗浄に使用し放射線管理区域内
で回収される洗浄水のみである。モルタル注入管のみの
洗浄には僅かな量の洗浄水で足りるので、放射能汚染廃
水として処理しなければならない洗浄水の量は最小限と
なる。
【0015】他の実施態様においては、本発明の放射性
廃棄物固化用モルタル充填装置は、モルタル混練機とモ
ルタル圧送ポンプとを備えたモルタル混練ユニットを放
射線管理区域外の放射線非管理区域に設置し、このモル
タル混練ユニットから発して放射線管理区域内を通って
モルタル混練ユニットに帰還する循環管路を形成し、モ
ルタル注入管を前記循環管路のうち放射線管理区域内に
位置する区間に接続することにより前記循環管路を介し
て送られて来たモルタルを放射線管理区域内に置かれた
廃棄物容器に前記モルタル注入管から注入しうるように
なし、洗浄水供給源を放射線非管理区域に設置し、前記
洗浄水供給源を洗浄水供給管により前記モルタル注入管
の途中に接続することによりモルタル注入管および循環
管路に洗浄水を供給しうるようにしたことを特徴とする
ものである。この実施態様においても、粉塵の浮遊する
空気の特別な処理が不要となり、装置の構成要素へのア
クセスが容易になり、消耗部品や交換部品の処理が容易
になるという効果がある。
【0016】この実施態様に係るモルタル充填装置にお
いても、モルタル混練機で混練されたモルタルを循環管
路内に循環させながら、循環管路内を流動するモルタル
をモルタル注入管に分配することにより、セメントと骨
材の分離を防止することができる。
【0017】この実施態様に係るモルタル充填装置を使
用後に洗浄するに際しては、洗浄水供給管からの洗浄水
を当該洗浄水供給管とモルタル注入管との合流部よりも
上流のモルタル注入管および循環管路に逆流させること
によりこの合流部よりも上流のモルタル注入管および循
環管路(およびモルタル混練機)を洗浄し、使用済みの
洗浄水を放射線管理区域外の放射線非管理区域内で回収
・処理し、前記洗浄の前又は後に、洗浄水供給管からの
洗浄水を合流部よりも下流のモルタル注入管に供給する
ことにより合流部よりも下流のモルタル注入管を洗浄
し、斯く合流部よりも下流のモルタル注入管の洗浄に使
用した洗浄水を放射線管理区域内において回収・処理す
ることができる。この洗浄方法によれば、放射線管理区
域内で回収するのは合流部よりも下流のモルタル注入管
の洗浄に使用した洗浄水のみであるので、放射能汚染廃
水として処理しなければならない洗浄水の量を一層低減
することができる。
【0018】好ましくは、洗浄水供給管とモルタル注入
管との合流部よりも上流のモルタル注入管および循環管
路を洗浄した後、循環管路にスポンジを圧入し通過させ
ることにより前記循環管路の内壁に付着したモルタルを
除去する。
【0019】更に他の実施態様においては、本発明の放
射性廃棄物固化用モルタル充填装置は、モルタル混練機
とモルタル圧送ポンプとを備えたモルタル混練ユニット
を放射線管理区域外の放射線非管理区域に設置し、この
モルタル混練ユニットからのモルタル輸送管を放射線管
理区域内に導入して、放射線管理区域内に置かれた廃棄
物容器にモルタルを注入しうるようになし、洗浄水供給
源を放射線管理区域外の放射線非管理区域に設置し、こ
の洗浄水供給源からの洗浄水供給管を放射線管理区域内
に導入して、モルタル輸送管のうち放射線管理区域内に
位置する区間に接続することにより、放射線管理区域内
においてモルタル輸送管に洗浄水を供給しうるようにし
たことを特徴とするものである。
【0020】この実施態様に係るモルタル充填装置を使
用後に洗浄するに際しては、洗浄水供給管からの洗浄水
を当該洗浄水供給管とモルタル輸送管との合流部よりも
上流のモルタル輸送管に逆流させることにより前記合流
部よりも上流のモルタル輸送管(およびモルタル混練
機)を洗浄し、使用済みの洗浄水を放射線管理区域外の
放射線非管理区域内で回収・処理する。また、洗浄水供
給管からの洗浄水を前記合流部よりも下流のモルタル輸
送管に供給することにより合流部よりも下流のモルタル
輸送管を洗浄し、斯く合流部よりも下流のモルタル輸送
管の洗浄に使用した洗浄水のみを放射線管理区域内にお
いて回収・処理する。
【0021】このように洗浄水供給管とモルタル輸送管
との合流部よりも上流のモルタル輸送管の洗浄に使用し
た洗浄水は、放射能汚染されることがないので、放射線
管理区域外の放射線非管理区域内で回収し、通常の廃水
として処理することができる。合流部よりも下流のモル
タル輸送管の洗浄に使用され放射線管理区域内で回収し
た洗浄水のみを放射能汚染廃水として処理すれば足り
る。
【0022】本発明の上記特徴や効果並びに他の特徴や
効果は以下の実施例の記載につれて更に明らかにする。
【0023】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の放射性
廃棄物固化用モルタル充填装置の第1実施例を示す。図
1を参照するに、原子力施設の建物10は法規制に適合
する規格の厚いコンクリート遮蔽壁12で形成され、建
物の内部が放射線管理区域となり、外部は放射線非管理
区域となっている。モルタル充填装置14は、屋外(放
射線非管理区域)に設置されたモルタル混練ユニット
(モルタル・バッチャー・プラント)16を有する。図
示した実施例では、モルタル充填ステーション18はこ
の建物10の地下2階に設置してあるが、他の任意の階
に設置することができる。
【0024】モルタル混練ユニット16からはモルタル
輸送用循環管路(以下、モルタル輸送管とも言う)20
が延長しており、このモルタル輸送管20は建物10の
壁や床を貫通して地下2階のモルタル充填ステーション
18まで引き込まれている。このモルタル輸送管20
は、モルタル混練ユニット16から出て、建物10の内
部のモルタル充填ステーション18の上方を通って、建
物10の外のモルタル混練ユニット16に帰還してい
る。
【0025】図示した実施例では、地下2階には2つの
モルタル充填ステーション18が設けてあり、同時に2
つのドラム缶にモルタルを充填できるようになっている
が、勿論、モルタル充填ステーションは1カ所だけに設
けてもよいし、2カ所以上に設けてもよい。各モルタル
充填ステーション18においては、低レベル放射性廃棄
物を収容したドラム缶22はコンベヤ24で移動される
ようになっている。各モルタル充填ステーション18に
おいて、そこに臨むモルタル輸送管20にはドラム缶2
2にモルタルを充填するためのモルタル注入管26が接
続してある。
【0026】図2を参照するに、モルタル混練ユニット
16は、モータ28で駆動される撹拌インペラー30を
備えたモルタル混練機32と、粉体材料ホッパー34
と、混和剤タンク36と、水タンク38とで構成するこ
とができる。粉体材料ホッパー34はセメントと骨材
(砂)とを予め混合したプレミックスを収容するように
なっているが、セメントと骨材の各々について各別にホ
ッパーを設けてもよい。ホッパー34には空気輸送管4
0(図1)を介してプレミックスを装入することができ
る。或いは、フレキシブル・コンテナー・バッグを用い
てプレミックスを搬送してもよい。ホッパー34はモー
タ42によって駆動されるスクリューフィーダ44を有
し、フィーダ44から切り出されたプレミックスはバル
ブ46付きの供給管48を介してモルタル混練機32の
混練槽50に供給される。
【0027】混和剤タンク36はモルタルに添加すべき
混和剤を収容するもので、バルブ52付きの供給管54
を有する。水タンク38内の水は渦巻きポンプのような
ポンプ56を備えた供給管58を介して混練槽50に供
給されるようになっている。
【0028】モルタル輸送管20の上流端は混練槽50
の底部に接続してあり、このモルタル輸送管20にはモ
ルタル圧送ポンプ60が配置してある。モルタル圧送ポ
ンプ60は従来型のチューブポンプからなり、モルタル
混練機32で混練されたモルタルを圧送してモルタル輸
送管20に循環させることができる。
【0029】モルタル輸送管20のうち、地下2階のモ
ルタル充填ステーション18に臨む区間20Aには、三
方弁62を介してモルタル注入管26が接続してある。
夫々のモルタル注入管26は開閉弁64を備えている。
三方弁62の下流においてモルタル輸送管20には開閉
弁66が設けてある。使用済みの洗浄水を処理するた
め、モルタル圧送ポンプ60の下流においてモルタル輸
送管20には三方弁68が設けてあり、この三方弁68
には排水管70が接続してある。この排水管70はフィ
ルタープレス72に接続することができる。フィルター
プレス72の濾過水は濾過水タンク74に回収され、ポ
ンプ76により水タンク38に送られる。
【0030】次に、このモルタル充填装置14の作動と
使用後の洗浄方法を説明する。1バッチ当たり例えば2
〜3本のドラム缶に放射性廃棄物固化用モルタルを充填
するためには、モルタル混練機32では例えば1バッチ
200〜300リッターのモルタルを調整すればよい。モルタ
ルは、セメントと骨材と混和剤と水を混練することによ
り形成される。セメントの比重と粒径に近い比重と粒径
を有する岩石微細粉を骨材として使用すれば、セメント
と骨材の分離を効果的に抑制することができる。
【0031】原子力施設内で生成した低レベル放射性廃
棄物はドラム缶に入れてモルタル充填ステーション18
に逐次持ち込まれる。モルタルを充填すべきドラム缶2
2がモルタル注入管26の下に持ち来されると、開閉弁
66を閉じ、モルタル圧送ポンプ60を所望時間だけ作
動させ、いづれか一方若しくは双方の開閉弁64を開け
ることにより、所望量のモルタルをドラム缶に充填す
る。或いは、モルタルの充填は、開閉弁66を開け、モ
ルタル圧送ポンプ60を連続運転することにより、モル
タル輸送管20にモルタルを循環させながら行うことも
できる。この場合には、モルタルは絶えず混練されるの
で、モルタル混練ユニット16とモルタル充填ステーシ
ョン18との間の距離が長い場合でもセメントと骨材の
分離を有効に防止することができる。
【0032】1バッチ(若しくは所定バッチ数)のモル
タルのドラム缶への充填が終わると、モルタル混練機3
2の混練槽50とモルタル輸送管20とモルタル注入管
26を洗浄する。このため、先ずポンプ56を作動させ
て水タンク38からモルタル混練機32の混練槽50に
例えば200〜300リッターの洗浄水を注入する。次に、イ
ンペラー30を作動させて水を撹拌することにより混練
槽50を洗浄すると共に、必要に応じて洗浄ガンにより
混練槽50の側壁を洗浄する。また、開閉弁66を開
き、モルタル注入管26の開閉弁64を閉じた状態で、
モルタル圧送ポンプ60を作動させることにより、洗浄
水をモルタル輸送管20に循環させ、モルタル輸送管2
0を洗浄する。好ましくは、モルタル輸送管20の内径
よりも大きな外径を有するスポンジ塊を人手によりモル
タル輸送管20の入り口に圧入し、このスポンジ塊をモ
ルタル圧送ポンプ60により洗浄水と共にモルタル輸送
管20の全長を通過させることにより、モルタル輸送管
20の内壁に付着したモルタルをスポンジ塊によってこ
そぎ落とす。
【0033】こうして混練槽50とモルタル輸送管20
の洗浄が終わると、三方弁68を切り換えることにより
排水管70をモルタル輸送管20に接続し、混練槽50
内の使用済み洗浄水をフィルタープレス72に送って、
固形分を濾過し、濾過水を濾過水タンク74に回収す
る。固形分(ケーキ)は適宜処理され、濾過水タンク7
4内の濾過水はポンプ76により水タンク38に送られ
る。洗浄水はモルタル輸送管20内を循環する間に放射
能汚染されることがないので、フィルタープレス72の
ケーキは非放射性廃棄物として処理することができる。
【0034】最後に、少量の洗浄水を混練槽50に入
れ、モルタル輸送管20の開閉弁66を閉じ、モルタル
注入管26の開閉弁64を開いた状態で、モルタル圧送
ポンプ60を作動させることにより、洗浄水をモルタル
注入管26に送ってモルタル注入管26を洗浄する。使
用済みの洗浄水は放射線管理区域内において使用済み洗
浄水受けドラム缶78に回収する。このドラム缶78に
回収した使用済み洗浄水は、放射能汚染されているもの
とみなし、汚染物質として処理しなければならない。混
練槽50とモルタル輸送管20の洗浄に例えば200〜300
リッターの洗浄水を要するのに対し、モルタル注入管2
6は僅かに例えば10〜20リッターの洗浄水で洗浄するこ
とができる。従って、本発明の方法によれば、モルタル
注入管26の洗浄に使用したこの洗浄水のみを放射能汚
染物質として処理すればよいので、放射能汚染物質とし
て処理しなければならない使用済み洗浄水の量を大幅に
低減することができる。
【0035】放射線非管理区域に配置されたモルタル混
練機32と管理区域に配置されたモルタル充填ステーシ
ョン18との間を循環するモルタル輸送管20は、建物
の壁や床を貫通させてあり、恒久的に使用しなければな
らない。従って、残留するモルタルが固化しないように
モルタル輸送管20は充分に洗浄しなければならない
が、本発明によればモルタル輸送管20の洗浄水は放射
能汚染されることがなく、放射線非管理区域で回収処理
されるので、必要な充分な量の洗浄水で洗浄することが
でき、完璧に洗浄することができる。これに対して、モ
ルタル充填ステーション18のモルタル注入管26は三
方弁62を介してモルタル輸送管20に接続されている
ので、必要に応じて何時でも三方弁62から取り外して
モルタル輸送管20とは別個に単独で交換可能である。
モルタル注入管26は短いので、容易に廃棄処分するこ
とができる。
【0036】図3には本発明の放射性廃棄物固化用モル
タル充填装置の第2実施例を示す。図3において、図1
および図2に示した構成要素と共通する構成要素は同じ
参照番号で示し、重複する説明は省略する。図3を参照
しながら相違点のみ説明するに、この第2実施例では、
ポンプ80と開閉弁82を備えた洗浄水供給管84が水
タンク38から引き出してあり、この洗浄水供給管84
の下流端はモルタル注入管26の途中に接続してある。
モルタル輸送管20のうちモルタル圧送ポンプ60より
も上流の区間には、開閉弁86と三方弁88が設けてあ
る。この三方弁88は、管内洗浄用スポンジ塊をモルタ
ル輸送管20内に導入する手段として使用されるもので
ある。三方弁62の上流において、モルタル輸送管20
の区間20Aには開閉弁90が設けてある。
【0037】この第2実施例に係るモルタル充填装置1
4においては、放射性廃棄物を収容したドラム缶22へ
のモルタル充填は、開閉弁66および82を閉じた状態
でモルタル圧送ポンプ60を作動させることにより行う
ことができる。或いは、第1実施例のように、開閉弁6
6を開けてモルタル輸送管20にモルタルを循環させな
がら行ってもよい。
【0038】混練機で調整した1バッチ又は複数バッチ
のモルタルを一連のドラム缶22に充填した後には、混
練槽50とモルタル輸送管20とモルタル注入管26を
洗浄する。これらの洗浄は種々の手順で行うことができ
るが、その一例を以下に述べる。先ず、開閉弁64およ
び66を閉じ、開閉弁86および90および82を開け
た状態で、モルタル圧送ポンプ60を逆転させる。モル
タル圧送ポンプ60の逆転に伴い、水タンク38内の水
は洗浄水供給管84の方に吸い込まれ、洗浄水供給管8
4とモルタル注入管26との合流部92を通って合流部
92より上流のモルタル注入管26に流入し、三方弁6
2よりも上流のモルタル輸送管20を逆方向に通過し
て、混練槽50に流入する。モルタル圧送ポンプ60の
逆転は、水タンク38から混練槽50内に例えば200〜3
00リッターの洗浄水が注入されるまで行う。このように
モルタル圧送ポンプ60を逆転させながら水タンク38
内の洗浄水を洗浄水供給管84を介して吸い込んでモル
タル輸送管20を逆流させて混練槽50に送ることによ
り、合流部92よりも上流のモルタル注入管26と、三
方弁62よりも上流のモルタル輸送管20の内部が洗浄
される。混練槽50内に或る程度の量の洗浄水が注入さ
れた段階で、インペラー30を回転を開始させ、水を撹
拌することにより混練槽50を洗浄することができる。
【0039】この第2実施例においても、モルタル輸送
管20の内壁に付着したモルタルはスポンジ塊を通過さ
せることによってこそぎ落とすのが好ましい。この第2
実施例においては、モルタル輸送管20の途中には3つ
のポートと1つの内部通路を有する三方弁88が設けて
あり、モルタル輸送管20へのスポンジ塊の挿入はこの
三方弁88を利用して行うことができる。このため、三
方弁88の弁体を回すことによりその内部通路を第3ポ
ートに整列させ、モルタル輸送管20の内径よりも大き
な外径を有するスポンジ塊を第3ポートから内部通路に
圧入する。次に、三方弁88の弁体を回してその内部通
路をモルタル輸送管20に整列させ、開閉弁86、9
0、66を開き、モルタル注入管26をモルタル輸送管
20から遮断する位置に三方弁62を回した状態で、モ
ルタル圧送ポンプ60を正転させると、スポンジ塊は三
方弁88よりも下流のモルタル輸送管20内を通過し、
その内壁に付着したモルタルをこそぎ落とす。モルタル
輸送管20を通過したスポンジ塊は混練槽50内で回収
する。
【0040】同様にして、三方弁88からモルタル輸送
管20の途中にスポンジ塊を挿入し、モルタル圧送ポン
プ60を逆転させることにより、三方弁88よりも上流
のモルタル輸送管20内にスポンジ塊を通過させ、それ
らの内部に付着したモルタルを除去することができる。
或いは、他のやり方として、三方弁88よりも上流のモ
ルタル輸送管20の清掃は、水流の作用によって行うこ
ともできる。この場合には、先ず、開閉弁86を閉じた
状態でモルタル圧送ポンプ60を正転させることによ
り、開閉弁86とモルタル圧送ポンプ60との間のモル
タル輸送管20内に真空を発生させる。次に、開閉弁8
6を一気に開くと、真空の作用により混練槽50内の水
は輸送管20内に急激に流入し、三方弁88よりも上流
のモルタル輸送管20の内壁に付着したモルタルを洗い
流す。
【0041】このようにしてモルタル輸送管20の洗浄
が終わると、必要に応じて洗浄ガン(図示せず)により
混練槽50の側壁を洗浄する。混練槽50内に溜まった
使用済みの洗浄水は、第1実施例と同様に、フィルター
プレス72に送られ、放射線非管理区域で処理される。
【0042】前述した洗浄では、モルタル注入管26の
うち、洗浄水供給管84とモルタル注入管26との合流
部92よりも下流の区間は洗浄されない。そこで、この
区間の洗浄は別途実施しなければならない。合流部92
よりも下流のモルタル注入管26の洗浄は、前述したモ
ルタル輸送管20の洗浄の前又は後に行うことができ
る。合流部92よりも下流のモルタル注入管26を洗浄
するためには、モルタル注入管26がモルタル輸送管2
0から遮断される位置に三方弁62を切り換え、開閉弁
82および64を開いた状態で、ポンプ80を作動さ
せ、水タンク38内の洗浄水を洗浄水供給管84を介し
て合流部92よりも下流のモルタル注入管26に圧送す
る。
【0043】合流部92よりも下流のモルタル注入管2
6の区間の長さは短いので、この区間の洗浄は極く僅か
の洗浄水で行うことができる。使用済みの洗浄水は洗浄
水受けドラム缶78に回収する。このドラム缶78に回
収した使用済み洗浄水は、放射能汚染されているものと
みなし、放射線管理区域内において汚染物質として処理
される。前述したように、合流部92よりも下流のモル
タル注入管26の区間の長さは短かく、僅かの水で洗浄
することができるので、この第2実施例では、放射線管
理区域内での使用済みの洗浄水の処理量は最小限とな
る。
【0044】図4には本発明の放射性廃棄物固化用モル
タル充填装置の第3実施例を示す。図4において、図1
から図3に示した構成要素と共通する構成要素は同じ参
照番号で示し、重複する説明は省略する。相違点のみ説
明するに、図4に示した第3実施例では、モルタル輸送
管20は、放射線非管理区域内に位置する混練槽50か
ら放射線管理区域内に位置するモルタル充填ステーショ
ン18の開閉弁90まで一方向的に敷設してあり、モル
タル充填ステーション18からの戻り管路は備えていな
い。充填ステーション18の開閉弁90には開閉弁64
を備えたモルタル注入管26が接続してあり、このモル
タル注入管26にはポンプ80とスポンジ挿入用の三方
弁88と開閉弁82を備えた洗浄水供給管84が接続し
てある。
【0045】この第3実施例においては、ドラム缶22
へのモルタル充填は、開閉弁82を閉じた状態でモルタ
ル圧送ポンプ60を間欠的に作動させることにより行
う。使用後の洗浄に際しては、先ず、開閉弁64を閉じ
た状態でモルタル圧送ポンプ60を逆転させることによ
り、水タンク38内の水を洗浄水供給管84を介してモ
ルタル輸送管20に逆方向に通過させ、合流部92より
も上流のモルタル注入管26とモルタル輸送管20を洗
浄する。次に、三方弁88から洗浄水供給管84の途中
にスポンジ塊を挿入し、モルタル圧送ポンプ60を逆転
させることにより、合流部92よりも上流のモルタル注
入管26とモルタル輸送管20を通ってスポンジ塊を通
過させ、それらの内部に付着したモルタルを除去する。
前述した実施例と同様に、混練槽50を洗浄した後、使
用済みの洗浄水を放射線非管理区域内でフィルタープレ
ス72などで処理する。
【0046】モルタル注入管26のうち、合流部92よ
りも下流の区間は、モルタル輸送管20の洗浄の前又は
後に洗浄することができる。このため、開閉弁90を閉
じ、開閉弁82および64を開いた状態で、ポンプ80
を作動させ、水タンク38内の洗浄水を洗浄水供給管8
4を介して合流部92よりも下流のモルタル注入管26
に圧送する。使用済みの洗浄水は洗浄水受けドラム缶7
8に回収し、放射線管理区域内において汚染物質として
処理する。
【0047】以上には本発明の特定の実施例を記載した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の修
正や変更を施すことができる。例えば、管路の各区間の
洗浄の順序は適宜変更することができる。また、前述し
た洗浄水の使用量は非限定的な例示であって、配管の内
径や長さなどに応じて適宜増減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る放射性廃棄物固化用
モルタル充填装置を設置した原子力施設の模式的断面図
である。
【図2】図1に示したモルタル充填装置の系統図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例に係るモルタル充填装置の
系統図である。
【図4】本発明の第3実施例に係るモルタル充填装置の
系統図である。
【符号の説明】
10: 原子力施設の建物 12: コンクリート遮蔽壁 14: モルタル充填装置 16: モルタル混練ユニット 18: モルタル充填ステーション 20: モルタル輸送管 26: モルタル注入管 32: モルタル混練機 38: 洗浄水供給源(水タンク) 50: 混練機の混練槽 60: モルタル圧送ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21F 9/16 G21F 9/30 B09B 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子力施設の放射線管理区域内に設けら
    れたモルタル充填ステーションにおいて放射性廃棄物を
    固化するべく放射性廃棄物を収容した容器にモルタルを
    充填するための装置であって: モルタル混練機とモルタル圧送ポンプとを備えたモルタ
    ル混練ユニットを放射線管理区域外の放射線非管理区域
    に設置し、 前記モルタル混練ユニットから発して放射線管理区域
    に設けられたモルタル充填ステーションを経由してモル
    タル混練ユニットに帰還するモルタル輸送用循環管路を
    形成し、 廃棄物容器へのモルタル注入管を前記循環管路のうち放
    射線管理区域内のモルタル充填ステーションに位置する
    区間に接続してなり、 放射性廃棄物を収容した容器にモルタルを充填するにあ
    たり、モルタル混練機で混練されたモルタルをモルタル
    輸送循環管路内に循環させながらモルタル注入管に分配
    し、 使用後に管路を洗浄するにあたり、モルタル輸送循環管
    路内に洗浄水を循環させながらモルタル輸送循環管路と
    モルタル混練機を洗浄し、この洗浄水を放射線管理区域
    外の放射線非管理区域内で回収・処理し、 次いで、モルタル輸送循環管路を介してモルタル注入管
    に洗浄水を供給することによりモルタル注入管を洗浄
    し、モルタル注入管の洗浄に使用した洗浄水を放射線管
    理区域内において回収・処理するようにしたことを特徴
    とする 放射性廃棄物固化用モルタル充填装置。
  2. 【請求項2】 洗浄水供給源を放射線非管理区域に設置
    し、前記洗浄水供給源を洗浄水供給管により前記モルタ
    ル注入管の途中に接続することにより、モルタル注入管
    および循環管路に洗浄水を供給しうるようになし、 使用後にモルタル充填装置を洗浄するにあたり、前記洗
    浄水供給管からの洗浄水を当該洗浄水供給管とモルタル
    注入管との合流部よりも上流のモルタル注入管および循
    環管路に逆流させることにより前記合流部よりも上流の
    モルタル注入管および循環管路を洗浄し、使用済みの洗
    浄水を放射線管理区域外の放射線非管理区域内で回収・
    処理し、 前記洗浄の前又は後に、前記洗浄水供給管からの洗浄水
    を前記合流部よりも下流のモルタル注入管に供給するこ
    とにより合流部よりも下流のモルタル注入管を洗浄し、
    斯く合流部よりも下流のモルタル注入管の洗浄に使用し
    た洗浄水を放射線管理区域内において回収・処理するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に基づくモルタル充
    填装置。
  3. 【請求項3】 前記合流部よりも上流のモルタル注入管
    および循環管路を洗浄した後、前記循環管路にスポンジ
    を圧入し通過させることにより前記循環管路の内壁に付
    着したモルタルを除去するようにしたことを特徴とする
    請求項2に基づくモルタル充填装置。
JP35558399A 1999-12-15 1999-12-15 放射性廃棄物固化用モルタル充填装置 Expired - Fee Related JP3501995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35558399A JP3501995B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 放射性廃棄物固化用モルタル充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35558399A JP3501995B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 放射性廃棄物固化用モルタル充填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001174589A JP2001174589A (ja) 2001-06-29
JP3501995B2 true JP3501995B2 (ja) 2004-03-02

Family

ID=18444729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35558399A Expired - Fee Related JP3501995B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 放射性廃棄物固化用モルタル充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3501995B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2933077B1 (fr) * 2008-06-26 2010-06-18 Commissariat Energie Atomique Systeme d'introduction de mortier dans un conteneur
JP6755634B1 (ja) * 2020-04-27 2020-09-16 株式会社ヒノデ開発 モルタル又はコンクリート吹付工法及び吹付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001174589A (ja) 2001-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101625332B1 (ko) 음식물류 폐기물 감량화 처리기기를 이용한 쓰레기 자동집하 장치
CN108655163A (zh) 一种污染土壤处理装置
JP3501995B2 (ja) 放射性廃棄物固化用モルタル充填装置
KR102230365B1 (ko) 고압수에 의한 이송배관 세척이 가능한 토양세척시스템
CN215143340U (zh) 一种土壤治理用加药装置
KR101845493B1 (ko) 원자력 시설에서 발생되는 방사성 금속폐기물을 절단하기 위한 장치
JP2017203767A (ja) 放射性セシウムで汚染された焼却灰を除染する移動型システム
KR19990081873A (ko) 방사능 오염된 물질 세정방법
RU2301468C1 (ru) Устройство для цементирования пропиткой мелкодисперсных радиоактивных и токсичных отходов
CN208628102U (zh) 一种污染土壤处理装置
JPH0263590A (ja) 石綿屑回収固形化処理方法及び装置
CN109731833A (zh) 一种混炼机清洗系统及其清洗方法
CN206219411U (zh) 一种含油污泥预处理设备
JPH10274696A (ja) 放射性廃棄物の処理方法及びその処理装置
JPH05317610A (ja) スラッジの吸い上げ装置及びそれを用いたシステム
JP6243171B2 (ja) 建設汚泥の処理方法
CN217780921U (zh) 一种地下水修复装置
JP5972126B2 (ja) スクラップ処理システム及びスクラップ処理方法
KR102230364B1 (ko) 에어에 의한 이송배관 세척이 가능한 토양세척시스템
CN216950284U (zh) 一种钻井施工用可移动式泥浆罐
CN221235364U (zh) 一种建筑施工用污水处理设备
CN214516727U (zh) 一种淋洗去除土壤重金属复合污染物的装置
CN217139590U (zh) 零排放废料处理系统
KR102518138B1 (ko) 차량형 연약지반 토양 개량장치
CN208288656U (zh) 一种飞灰稳定化处理系统

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031203

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees