JP3501634B2 - 特徴量抽出方法、特徴抽出装置、画像判別方法、画像判別装置、及び記憶媒体 - Google Patents
特徴量抽出方法、特徴抽出装置、画像判別方法、画像判別装置、及び記憶媒体Info
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Description
抽出する特徴量抽出方法及び特徴量抽出装置に関し、特
に、放射線胸部画像等において、その画像処理条件を決
定するための特徴量や、肺正面や肺側面等の撮影体位を
判別するための特徴量を抽出する特徴量抽出方法及び特
徴量抽出装置に関するものである。また、本発明は、画
像から抽出された特徴量を用いて、その画像のカテゴリ
を自動的に判別する画像判別方法及び画像判別装置に関
し、特に、放射線胸部画像等において、肺領域のプロフ
ァイルの形状的特徴から肺正面や肺側面等の撮影体位を
判別する画像判別方法及び画像判別装置に関するもので
ある。また、本発明は、上記特徴量抽出方法や画像判別
方法を実施するための処理ステップをコンピュータが読
出可能に格納した記憶媒体に関するものである。
り、例えば、放射線胸部画像をディジタル化し、そのデ
ィジタル画像に画像処理を行って、CRT等に表示す
る、或いは、プリント出力することが行われている。
的に応じて撮影体位が異なるのが一般的である。例え
ば、目的に応じて、肺正面からの撮影や肺側面からの撮
影等、撮影体位が異なる。また、撮影体位毎に、その画
像の濃度分布も異なり、注目領域の濃度分布の幅も異な
る。このため、表示出力やプリント出力等のための画像
処理も、各撮影体位毎に異なる処理を行うのが通常であ
る。したがって、画像処理を行う際には、撮影体位に適
した処理を行うために、撮影体位を装置(画像処理装
置)に入力することが必要となる。しかしながら、画像
処理を行う度に撮影体位を逐一入力する作業は、大変な
労力を要し、また、入力ミスが生じやすい。
の特徴量を用いて、撮影体位を自動的に判別する自動判
別方法がある。この自動判別方法は、特公平6−775
0号等に記載されているように、画像の累積ヒストグラ
ムを作成し、この累積ヒストグラムの略中央部分の変化
率の値に基づいて、画像のカテゴリを判別する方法であ
る。
るために、画像から特定の特徴量を抽出し、また、画像
処理条件を決定するために、体内濃度値の最大値や最少
値等の特徴量を用いる自動判別方法もある。このような
自動判別方法での特徴量抽出方法としては、例えば、図
11に示すような、画像全体の濃度値ヒストグラム(図
中の実線A)を作成し、その形状から最大値及び最小値
を求める方法がある。或いは、特開平5−7578号等
に記載されているような、2値化のためのしきい値を変
更しながらラベリング処理を行って領域を算出し、特定
条件下の該領域から最大値及び最少値を算出する方法が
ある。
た特公平6−7750号等に記載の従来の自動判別方法
では、画像のカテゴリを判別するためのパラメータが予
め固定されており、一定条件下で撮影した画像でない
と、その画像のカテゴリの判別ができなかった。また、
この方法では、累積ヒストグラムの略中央部分の変化率
の値に基づいて、画像のカテゴリを判別するため、濃度
値の最大値と最少値間の幅が変化した場合、判別精度が
低下する、という問題があった。さらに、この方法で
は、撮影条件等を変更する場合、画像のカテゴリを判別
するためのパラメータも変更する必要があり、この変更
は熟練した技術が必要であった。したがって、容易にパ
ラメータを変更できない、という問題があった。
ラムを作成して特徴量を抽出する従来の特徴量抽出方法
では、上記図11の濃度値ヒストグラムは、体内濃度値
の分布(図中の点線a)と、す抜け領域及びす抜け領域
と一定幅で接する体内領域の濃度値の分布(図中の点線
b)との足しあわせになっており、形状から求まる最大
濃度値maxと、実際の体内領域の最大濃度値max2
とは異なる、という問題があった。また、特開平5−7
578号等に記載の従来の特徴量抽出方法では、2値化
のためのしきい値を変更しながらラベリング処理を行っ
て逐次的に処理を行うため、非効率的であり、その処理
時間がかかる、という問題があった。したがって、この
ような問題のある従来の特徴量抽出方法を自動判別方法
に用いた場合、判別精度が低下することは言うまでもな
い。
ために成されたもので、画像の特徴量を高精度且つ効率
的に抽出することができる特徴量抽出方法、画像の撮影
体位を正確に判別することができる画像判別方法、及び
上記上記特徴量抽出方法や画像判別方法を実施するため
の処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した記
憶媒体を提供することを目的とする。また、本発明は、
画像の特徴量を高精度且つ効率的に抽出する特徴量抽出
装置、及び画像の撮影体位を正確に判別する画像判別装
置を提供することを目的とする。
第1の発明は、対象画像から特徴量を抽出する特徴量抽
出方法であって、上記対象画像からす抜け領域及び該す
抜け領域に接する領域を所定幅内で削除するす抜け削除
ステップと、上記抜け削除ステップで削除されなかった
領域から画像濃度値の最高値及び該最高値の座標を算出
する最高値算出ステップと、上記最高値算出ステップで
算出された最高値及び該最高値の座標を用いて上記特徴
量を算出する特徴量算出ステップとを含むことを特徴と
する。
上記特徴量算出ステップは、上記最高値算出ステップで
算出された最高値の座標を通る画像濃度値のプロファイ
ルを作成するプロファイル作成ステップと、上記プロフ
ァイル作成ステップで作成されたプロファイルから凹部
を算出する凹部算出ステップと、上記凹部算出ステップ
で算出された凹部から画像濃度値の最低値及び該最低値
の座標を算出する最低値算出ステップとを含むことを特
徴とする。
上記最高値算出ステップは、所定濃度値以上の画素の座
標の重心を上記最高値の座標とし、該座標上の濃度値を
上記最高値とするステップを含むことを特徴とする。
上記特徴量算出ステップは、上記最高値算出ステップで
算出された最高値の座標を通る画像濃度値のプロファイ
ルを作成するプロファイル作成ステップと、上記プロフ
ァイル作成ステップで作成されたプロファイルを距離軸
に対して所定間隔に分割し、その分割点上の濃度値及び
該濃度値の距離軸に対する変化量を算出する変化量算出
ステップとを含むことを特徴とする。
上記変化量算出ステップは、上記プロファイル上です抜
け領域及び該す抜け領域に所定幅で接する領域を除く領
域の幅を正規化し、その正規化した領域のプロファイル
を距離軸に対して所定間隔に分割するステップを含むこ
とを特徴とする。
する特徴量抽出方法であって、上記対象画像の所定領域
を横切るプロファイルを作成するプロファイル作成ステ
ップと、上記プロファイル作成ステップで作成されたプ
ロファイルを距離軸に対して所定間隔で分割し、その分
割点上の濃度値及び該濃度値の距離軸に対する変化量を
算出して上記特徴量とする特徴量算出ステップとを含む
ことを特徴とする。
おいて、上記対象画像は平滑化された画像であることを
特徴とする。
する特徴量抽出装置であって、上記対象画像からす抜け
領域及び該す抜け領域に接する領域を所定幅内で削除す
るす抜け削除手段と、上記抜け削除手段で削除されなか
った領域から画像濃度値の最高値及び該最高値の座標を
算出する最高値算出手段と、上記最高値算出手段で算出
された最高値及び該最高値の座標を用いて上記特徴量を
算出する特徴量算出手段とを備えることを特徴とする。
上記特徴量算出手段は、上記最高値算出手段で算出され
た最高値の座標を通る画像濃度値のプロファイルを作成
するプロファイル作成手段と、上記プロファイル作成手
段で作成されたプロファイルから凹部を算出する凹部算
出手段と、上記凹部算出手段で算出された凹部から画像
濃度値の最低値及び該最低値の座標を算出する最低値算
出手段とを含むことを特徴とする。
て、上記最高値算出手段は、所定濃度値以上の画素の座
標の重心を上記最高値の座標とし、該座標上の濃度値を
上記最高値とする手段を含むことを特徴とする。
て、上記特徴量算出手段は、上記最高値算出手段で算出
された最高値の座標を通る画像濃度値のプロファイルを
作成するプロファイル作成手段と、上記プロファイル作
成手段で作成されたプロファイルを距離軸に対して所定
間隔に分割し、その分割点上の濃度値及び該濃度値の距
離軸に対する変化量を算出する変化量算出手段とを含む
ことを特徴とする。
て、上記変化量算出手段は、上記プロファイル上です抜
け領域及び該す抜け領域に所定幅で接する領域を除く領
域の幅を正規化し、その正規化した領域のプロファイル
を距離軸に対して所定間隔に分割する手段を含むことを
特徴とする。
出する特徴量抽出装置であって、上記対象画像の所定領
域を横切るプロファイルを作成するプロファイル作成手
段と、上記プロファイル作成手段で作成されたプロファ
イルを距離軸に対して所定間隔で分割し、その分割点上
の濃度値及び該濃度値の距離軸に対する変化量を算出し
て上記特徴量とする特徴量算出手段とを備えることを特
徴とする。
明において、上記対象画像は平滑化された画像であるこ
とを特徴とする。
記載の特徴量抽出方法により、対象画像から抽出した特
徴量を用いて、該対象画像の撮影体位を判別することを
特徴とする。
徴量を用いて、該対象画像の撮影体位を判別する画像判
別方法であって、上記対象画像からす抜け領域及び該す
抜け領域に接する領域を所定幅内で削除するす抜け削除
ステップと、上記抜け削除ステップで削除されなかった
領域から画像濃度値の最高値及び該最高値の座標を算出
する最高値算出ステップと、上記最高値算出ステップで
算出された最高値の座標を通る画像濃度値のプロファイ
ルを作成するプロファイル作成ステップと、上記プロフ
ァイル作成ステップで作成されたプロファイルから凹部
を算出する凹部算出ステップと、上記凹部算出ステップ
の算出結果に基づいて上記対象画像の撮影体位を判別す
る第1の判別ステップとを含むことを特徴とする。
て、上記第1の判別ステップの判別結果に基づいて、上
記凹部算出ステップで算出された凹部から画像濃度値の
最低値及び該最低値の座標を算出する最低値算出ステッ
プと、上記最低値算出ステップで算出された最低値と、
該最低値の座標から所定距離に存在する上記プロファイ
ル上の画像濃度値とを比較する濃度値比較ステップと、
上記濃度値比較ステップの比較結果に基づいて上記対象
画像の撮影体位を判別する第2の判別ステップとを含む
ことを特徴とする。
発明において、上記対象画像は平滑化された画像である
ことを特徴とする。
に記載の特徴量抽出装置により、対象画像から抽出した
特徴量を用いて、該対象画像の撮影体位を判別すること
を特徴とする。
徴量を用いて、該対象画像の撮影体位を判別する画像判
別装置であって、上記対象画像からす抜け領域及び該す
抜け領域に接する領域を所定幅内で削除するす抜け削除
手段と、上記抜け削除手段で削除されなかった領域から
画像濃度値の最高値及び該最高値の座標を算出する最高
値算出手段と、上記最高値算出手段で算出された最高値
の座標を通る画像濃度値のプロファイルを作成するプロ
ファイル作成手段と、上記プロファイル作成手段で作成
されたプロファイルから凹部を算出する凹部算出手段
と、上記凹部算出手段の算出結果に基づいて上記対象画
像の撮影体位を判別する第1の判別手段とを備えること
を特徴とする。
て、上記第1の判別手段の判別結果に基づいて、上記凹
部算出手段で算出された凹部から画像濃度値の最低値及
び該最低値の座標を算出する最低値算出手段と、上記最
低値算出手段で算出された最低値と、該最低値の座標か
ら所定距離に存在する上記プロファイル上の画像濃度値
とを比較する濃度値比較手段と、上記濃度値比較手段の
比較結果に基づいて上記対象画像の撮影体位を判別する
第2の判別手段とを備えることを特徴とする。
発明において、上記対象画像は平滑化された画像である
ことを特徴とする。
記載の特徴量抽出方法の処理ステップ、又は、請求項1
5〜18の何れかに記載の画像判別方法の処理ステップ
をコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体であるこ
とを特徴とする。
て図面を用いて説明する。
る。
1に示すような画像判別装置100により実施され、こ
の画像判別装置100は、本発明に係る画像判別装置を
適用したものでもある。
1に示すように、特徴量抽出部110と、特徴量抽出部
110の出力が供給される画像判別部120と、特徴量
抽出部110及び画像判別部120を各々制御する制御
部130と、制御部130からアクセスされるプグラム
メモリ140とを備えている。
2に示すようなフローチャートに従った処理プログラム
が予め格納されており、この処理プログラムが制御部1
30により読み出され実行されることで、特徴量抽出部
110及び画像判別部120の後述する動作制御が行わ
れる。
すように、入力された画像データ(ここでは、図4に示
すような放射線胸部画像データf(x,y)とする)か
らす抜け領域(上記図4の斜線部分)及びす抜け領域と
一定幅で接する体領域を削除するす抜け削除回路111
と、す抜け削除回路111にて削除されなかった領域か
ら濃度値の最高値とその座標を算出する最高値算出回路
112と、最高値算出回路112で算出された濃度値の
最高値の座標を通るプロファイルを作成するプロファイ
ル作成回路113と、プロファイル作成回路113で作
成されたプロファイルから凹部領域を算出する凹部算出
回路114と、凹部算出回路114で算出された凹部領
域から濃度値の最低値とその座標を算出する最低値算出
回路115とを備えている。また、画像判別部120
は、凹部算出回路114で算出された凹部領域から撮影
体位を判別する第1の判定回路121と、最低値算出回
路115で算出された濃度値の最低値の座標から一定距
離にある上記プロファイル上の画像の濃度値を比較する
度値比較回路122と、濃度値比較回路122の比較結
果から撮影体位を判別する第2の判定回路123とを備
えている。
の特徴量抽出部110により実施され、この特徴量抽出
部110は、本発明に係る特徴量抽出装置を適用したも
のでもある。また、上記図2の処理プログラムが格納さ
れたプログラムメモリ140は、本発明に係る記憶媒体
を適用したものである。
グラムメモリ140に格納された上記図2の処理プログ
ラムが、制御部130により読み出され実行されると、
以下のように動作する。
た画像データf(x,y)において、照射領域内のす抜
け領域と、す抜け領域と一定幅で接する体領域とを、例
えば、0画素で置き換える(ステップS201)。具体
的には、入力された画像データf(x,y)に対して、
う。この式(1)において、”f1(x,y)”は、画
像データf(x,y)から、す抜け領域と、す抜け領域
と一定幅で接する体領域とを削除した後の画像データを
示す。また、”sgn(x,y)”は、実験等により定
められた定数Th1、体領域を削除する幅を決定する定
数d1,d2を持って、
除回路111で得られた画像データf1(x,y)にお
いて、濃度値の最高値maxとその座標を算出する(ス
テップS202)。
高値算出回路112で算出された濃度値の最高値max
の座標を通り、例えば、体側に垂直方向のプロファイル
を作成する(ステップS203)。尚、ここでは、上記
図4に示すように、最高値maxを通る横軸a方向のプ
ロファイルを作成するものとする。
ル作成回路113で作成されたプロファイルから凹部領
域を算出する(ステップS204)。具体的には、
る。この式(3)において、”y1”は、最高値算出回
路112で算出された濃度値の最高値のy軸上の座標位
置を示し、”d”は、実験等により定められた定数を示
す。
算出回路114にて凹部領域が算出されたか否かを判別
し(ステップS205)、その判別結果により、凹部領
域が算出されなかった場合、入力された画像データf
(x,y)は撮影体位が「肺側面」の画像データである
と判定し(ステップS206)、本処理を終了する。一
方、凹部領域が算出された場合、後述のステップS20
7に進む。
生成された標準的なプロファイルを示したものであり、
同図(b)は、肺側面の画像から生成された標準的なプ
ロファイルを示したものである。これらの図に示すよう
に、放射線胸部画像において、標準的なプロファイルで
は、凹部領域の有無を判定することで、撮影体位が「肺
正面」であるか「肺側面」であるかを判定することがで
きる。すなわち、凹部算出回路114にて凹部領域が算
出された場合には、撮影体位が「肺正面」であり、そう
でなかった場合には、撮影体位が「肺側面」であると判
定することができる。しかしながら、「肺側面」につい
ては、例えば、上記図4(c)に示すように、凹部領域
が存在する場合あり、凹部の有無だけでは誤判定が生じ
る場合がある。そこで、上述のステップS205で、凹
部領域が算出された場合には、単純に撮影体位が「肺正
面」であるとは判定せずに、次のステップS207に進
む。
域が算出された場合、先ず、最低値算出回路115は、
凹部算出回路114で算出された凹部領域から濃度値の
最低値とその座標を算出する。これにより、例えば、上
記図4では、最高値maxを通る横軸a内の縦隔内a’
の最低値とその座標が算出される(ステップS20
7)。
出回路115で算出された濃度値の最低値と、該最低値
の座標から一定距離d1離れた上記プロファイル上の濃
度値とを比較する(ステップS208)。
比較回路122の比較結果(比較値)と、実験等により
定められた定数Th2とを用いて、撮影体位を判定する
(ステップS209)。例えば、
た画像データf(x,y)は撮影体位が「肺正面」の画
像データであると判定し(ステップS210)、本処理
を終了する。一方、上記式(4)満たなかった場合に
は、入力された画像データf(x,y)は撮影体位が
「肺側面」の画像データであると判定し(ステップS2
06)、本処理を終了する。
判定は、上記式(4)を用いて行う、すなわち濃度値の
比を用いて行うようにしたが、これに限らず、濃度値の
差を用いるようにしてもよい。例えば、
が「肺正面」であると判定し、そうでない場合には、撮
影体位が「肺側面」であると判定する。
は、す抜け領域と、す抜け領域に接する一定幅の体内領
域を削除するように構成したことにより、体内領域の最
大濃度値を、短時間で精度よく安定して抽出することが
できる。また、体内領域の濃度値の最大値を通るプロフ
ァイルの形状から、撮影体位を判定するように構成した
ことにより、撮影条件の変化等の影響を受けることな
く、短時間で精度良く、撮影体位を判定することができ
る。さらに、凹部領域の濃度値を算出するように構成し
たことにより、安定して、精度良く、且つ短時間で、最
高濃度値と同一水平軸内の縦隔内の最低濃度値を算出す
ることができる。さらにまた、濃度値比較回路122の
比較結果を用いて、第2の判定回路123で撮影体位を
判定するように構成したことにより、肺側面で撮影した
画像のプロファイルにて凹部領域が存在する場合でも、
撮影体位が肺正面であると誤判定されることはない。し
たがって、精度良く撮影体位を判定することができる。
る。
した最高値算出回路112において、す抜け領域、及び
す抜け領域と一定幅で接する領域を削除した画像から濃
度値の最高値とその座標を算出する際、累計ヒストグラ
ムを用いて、一定濃度値以上の画素の重心を最高値及び
その座標とする。
ば、図6に示すようなフローチャートに従った処理プロ
グラムが実行されることで、以下のように動作する。
ラムメモリ140に予め格納されており、制御部130
により読み出さ実行されるものでる。また、この処理プ
ログラムが格納されたプログラムメモリ140は、本発
明に係る記憶媒体を適用したものである。
た画像(す抜け領域、及びす抜け領域と一定幅で接する
領域を削除した画像)の累計ヒストグラムを作成する
(ステップS301)。
ストグラム上において、実験等により定められた定数T
h3以上の画素を抽出する(ステップS302)。
の重心を算出し(ステップS303)、その重心点の座
標、及びその濃度値を、後段のプロファイル作成回路1
13に対して出力する最高濃度値の座標、及び最高濃度
値とする(ステップS304)。
は、累計ヒストグラムを用い、一定濃度値(Th3)以
上の重心を、プロファイル作成回路113で用いる最高
濃度値の座標及び最高濃度値とするように構成したこと
により、ノイズを除去することができ、安定した特徴量
を得ることができる。
心を算出した後(ステップS303)、更に、その重心
を通るプロファイルを平滑化し、その平滑化したプロフ
ァイルから、プロファイル作成回路113で用いる最高
濃度値の座標及び最高濃度値を得るようにしてもよい。
ように、上述したようにしてステップS301〜ステッ
プS302の処理が行われ、ステップS303にて、ス
テップS302で抽出した画素の重心が算出される。そ
こで、ステップS303で算出された重心の座標を通る
プロファイルを平滑化する(ステップS401)。ここ
での平滑化には、例えば、濃度平均、一定領域内の中間
値、グレイスケールモルフォロジ等を用いる。そして、
ステップS401で平滑化したプロファイル上の最高濃
度値及びその座標を、後段のプロファイル作成回路11
3に対して出力する最高濃度値の座標、及び最高濃度値
とする(ステップS304)。
イズの影響を受けることなく、安定して精度良く特徴量
を算出することができる。
る。
の実施の形態における特徴量抽出部110及び画像判別
部120を、例えば、図8に示すような構成とする。
れた画像データf(x,y)からす抜け領域及びす抜け
領域と一定幅で接する体領域を削除するす抜け削除回路
511と、す抜け削除回路511にて削除されなかった
領域から濃度値の最高値とその座標を算出する最高値算
出回路512と、最高値算出回路512で算出された濃
度値の最高値の座標を通るプロファイルを作成するプロ
ファイル作成回路513と、プロファイル作成回路51
3で作成されたプロファイルから特徴量を得る抽出回路
514とを備えている。また、画像判別部120は、抽
出回路514で得られた特徴量から撮影体位を判別する
判定回路521を備えている。
ば、図9に示すようなフローチャートに従った処理プロ
グラムがプログラムメモリ140に予め格納されてお
り、この処理プログラムが制御部130により読み出さ
れ実行される。したがって、上記図8の構成の特徴量抽
出部110及び画像判別部120は、プログラムメモリ
140に格納された上記図9の処理プログラムが制御部
130により読み出され実行されることで、以下のよう
に動作する。
たプログラムメモリ140は、本発明に係る記憶媒体を
適用したものである。
す抜け削除回路111と同様に、入力された画像データ
f(x,y)から、す抜け領域と、す抜け領域と一定幅
で接する体領域とを削除する(ステップS601)。
最高値算出回路112と同様に、す抜け削除回路511
で削除されなかった画像領域から、濃度値の最高値ma
xとその座標を算出する(ステップS602)。
高値算出回路512で算出された濃度値の最高値max
の座標を通る、例えば、図10に示すように、肺内領域
を横軸a方向に横切るプロファイルと、肺内領域を縦軸
b方向に横切るプロファイルとを作成する(ステップS
603)。
成回路513で作成プロファイルかを均等に分割し、そ
の分割点上の濃度値X0 ,X1 ,・・・,Xn と、分割
点上の濃度値X0 ,X1 ,・・・,Xn の変化量Y0 ,
Y1 ,・・・,Yn とを、特徴量として得る(ステップ
S604)。
4で得られた特徴量を用いて、例えば、ニューラルネッ
ト、判別分析、或いは、回帰分析等を行うことで、入力
された画像データf(x,y)の撮影体位を判定する
(ステップS605)。
は、肺内領域を横切るプロファイルから特徴量を得るよ
うに構成したことにより、撮影体位の判別精度を向上さ
せることができる。また、体内領域の最高濃度値max
を横切るプロファイルから特徴量を得るように構成した
ことにより、肺領域の抽出を行う必要がなく、短時間で
安定した特徴量を得ることができる。
際、例えば、プロファイル上で濃度値が”0”でない領
域幅を正規化し、その正規化した領域を均等に分割して
特徴量を抽出するようにしてもよい。これにより、体格
のばらつきを吸収することができ、より精度の高い判別
できる特徴量を得ることができる。
施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェ
アのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム
或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピ
ュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読みだして実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶
媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した
各実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログ
ラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成すること
となる。
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。
ムコードを実行することにより、上述した第1〜第3の
実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログ
ラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動して
いるOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって上述した第1〜第3の実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ば、対象画像(例えば、肺正面や肺側面等の撮影体位で
撮影して得られた放射線画像)から、す抜け領域と、該
す抜け領域に接する所定幅の領域とを削除し、削除され
なかった画像領域の最高濃度値を算出するように構成し
たことにより、計算時間のかかるラベリング処理等を行
うことなく、安定して精度よく、且つ短時間に、上記画
像領域内の最高濃度値を得ることができる。したがっ
て、上記最高濃度値から特徴量を高精度且つ効率的に得
ることができる。また、この特徴量を用いて、対象画像
の撮影体位等を高精度に判別することができる。
いて、上記最高濃度値の座標を通るプロファイルを作成
し、そのプロファイルの凹部を算出するように構成した
ことにより、プロファイルの形状(凹部の有無等)を特
徴量として用いて、対象画像の撮影体位等を判別するこ
とができる。また、この場合、撮影条件の変化等の影響
を受けることなく、短時間で精度よく、その判別を行う
ことができる。また、プロファイルの凹部の最低濃度値
を算出するように構成したことにより、上記最高濃度値
と同軸上の画像領域内の最低濃度値を安定して精度よく
得ることができる。この最低濃度値を上記プロファイル
の形状と共に特徴量として用いることで、対象画像の撮
影体位の判別等の誤判別を防ぐことができ、より精度の
高い判別を行うことができる。
いて、所定濃度値以上の画素の重心を上記最高濃度値と
するように構成したことにより、ノイズの影響を受ける
ことなく、精度よく上記最高濃度値を得ることができ
る。
いて、最高濃度値を横切るプロファイルから特徴量(変
化量)を得るように構成したことにより、撮影体位を判
別するため等の有効な特徴量を得ることができる。
いて、正規化した領域のプロファイルから特徴量を得る
ように構成したことにより、被写体のばらつきの影響を
除去し、より精度よく撮影体位の判別等に有効な特徴量
を得ることができる。
ロファイルから特徴量(変化量)を得るように構成した
ことにより、撮影体位を判別するため等の有効な特徴量
を、高精度且つ効率的に得ることができる。
発明において、ノイズの影響を受けることなく、特徴量
を得ることができる。
肺正面や肺側面等の撮影体位で撮影して得られた放射線
画像)から、す抜け領域と、該す抜け領域に接する所定
幅の領域とを削除し、削除されなかった画像領域の最高
濃度値を算出するように構成したことにより、計算時間
のかかるラベリング処理等を行うことなく、安定して精
度よく、且つ短時間に、上記画像領域内の最高濃度値を
得ることができる。したがって、上記最高濃度値から特
徴量を高精度且つ効率的に得ることができる。また、こ
の特徴量を用いて、対象画像の撮影体位等を高精度に判
別することができる。
いて、上記最高濃度値の座標を通るプロファイルを作成
し、そのプロファイルの凹部を算出するように構成した
ことにより、プロファイルの形状(凹部の有無等)を特
徴量として用いて、対象画像の撮影体位等を判別するこ
とができる。また、この場合、撮影条件の変化等の影響
を受けることなく、短時間で精度よく、その判別を行う
ことができる。また、プロファイルの凹部の最低濃度値
を算出するように構成したことにより、上記最高濃度値
と同軸上の画像領域内の最低濃度値を安定して精度よく
得ることができる。この最低濃度値を上記プロファイル
の形状と共に特徴量として用いることで、対象画像の撮
影体位の判別等の誤判別を防ぐことができ、より精度の
高い判別を行うことができる。
おいて、所定濃度値以上の画素の重心を上記最高濃度値
とするように構成したことにより、ノイズの影響を受け
ることなく、精度よく上記最高濃度値を得ることができ
る。
おいて、最高濃度値を横切るプロファイルから特徴量
(変化量)を得るように構成したことにより、撮影体位
を判別するため等の有効な特徴量を得ることができる。
において、正規化した領域のプロファイルから特徴量を
得るように構成したことにより、被写体のばらつきの影
響を除去し、より精度よく撮影体位の判別等に有効な特
徴量を得ることができる。
プロファイルから特徴量(変化量)を得るように構成し
たことにより、撮影体位を判別するため等の有効な特徴
量を、高精度且つ効率的に得ることができる。
3の発明において、ノイズの影響を受けることなく、特
徴量を得ることができる。
に抽出された特徴量を用いることができるため、画像の
撮影体位を精度よく正確に判別することができる。
ば、肺正面や肺側面等の撮影体位で撮影して得られた放
射線画像)から、す抜け領域と、該す抜け領域に接する
所定幅の領域とを削除し、削除されなかった画像領域の
最高濃度値を算出し、該最高濃度値の座標を通るプロフ
ァイルを作成し、そのプロファイルの凹部を算出するよ
うに構成したことにより、計算時間のかかるラベリング
処理等を行うことなく、安定して精度よく、且つ短時間
に、上記画像領域内の最高濃度値を得ることができ、こ
の最高濃度値から得られたプロファイルの形状(凹部の
有無等)を特徴量として用いて、対象画像の撮影体位を
正確に判別することができる。また、撮影条件の変化等
の影響を受けることなく、その判別を行うことができ
る。
において、プロファイルの凹部の最低濃度値を算出する
ように構成したことにより、上記最高濃度値と同軸上の
画像領域内の最低濃度値を安定して精度よく得ることが
できる。この最低濃度値を上記プロファイルの形状と共
に特徴量として用いることで、対象画像の撮影体位の判
別の誤判別を防ぐことができ、より精度の高い判別を行
うことができる。
16の発明において、ノイズの影響を受けることなく、
特徴量を得ることができ、この特徴量を用いて、高精度
な撮影体位の判別を行うことができる。
に抽出された特徴量を用いることができるため、画像の
撮影体位を精度よく正確に判別することができる。
ば、肺正面や肺側面等の撮影体位で撮影して得られた放
射線画像)から、す抜け領域と、該す抜け領域に接する
所定幅の領域とを削除し、削除されなかった画像領域の
最高濃度値を算出し、該最高濃度値の座標を通るプロフ
ァイルを作成し、そのプロファイルの凹部を算出するよ
うに構成したことにより、計算時間のかかるラベリング
処理等を行うことなく、安定して精度よく、且つ短時間
に、上記画像領域内の最高濃度値を得ることができ、こ
の最高濃度値から得られたプロファイルの形状(凹部の
有無等)を特徴量として用いて、対象画像の撮影体位を
正確に判別することができる。また、撮影条件の変化等
の影響を受けることなく、その判別を行うことができ
る。
において、プロファイルの凹部の最低濃度値を算出する
ように構成したことにより、上記最高濃度値と同軸上の
画像領域内の最低濃度値を安定して精度よく得ることが
できる。この最低濃度値を上記プロファイルの形状と共
に特徴量として用いることで、対象画像の撮影体位の判
別の誤判別を防ぐことができ、より精度の高い判別を行
うことができる。
20の発明において、ノイズの影響を受けることなく、
特徴量を得ることができ、この特徴量を用いて、高精度
な撮影体位の判別を行うことができる。
れかに記載の特徴量抽出方法の処理ステップ、又は、請
求項15〜18の何れかに記載の画像判別方法の処理ス
テップを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供
給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はC
PUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコー
ドを読みだして実行できるように構成したことにより、
画像の特徴量を高精度且つ効率的に抽出するシステムや
装置、又は、画像の撮影体位を正確に判別するシステム
や装置を提供することができる。
判別装置を適用した画像判別装置の構成を示すブロック
図である。
を説明するためのフローチャートである。
部の詳細な構成を示すブロック図である。
例を説明するための図である。
像におけるプロファイルを説明するための図である。
で実行される処理プログラムを説明するためのフローチ
ャートである。
組み込まれた場合を説明するためのフローチャートであ
る。
の特徴量抽出部及び画像判別部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
を説明するためのフローチャートである。
するための図である。
ある。
Claims (23)
- 【請求項1】 対象画像から特徴量を抽出する特徴量抽
出方法であって、 上記対象画像からす抜け領域及び該す抜け領域に接する
領域を所定幅内で削除するす抜け削除ステップと、 上記抜け削除ステップで削除されなかった領域から画像
濃度値の最高値及び該最高値の座標を算出する最高値算
出ステップと、 上記最高値算出ステップで算出された最高値及び該最高
値の座標を用いて上記特徴量を算出する特徴量算出ステ
ップとを含むことを特徴とする特徴量抽出方法。 - 【請求項2】 上記特徴量算出ステップは、 上記最高値算出ステップで算出された最高値の座標を通
る画像濃度値のプロファイルを作成するプロファイル作
成ステップと、 上記プロファイル作成ステップで作成されたプロファイ
ルから凹部を算出する凹部算出ステップと、 上記凹部算出ステップで算出された凹部から画像濃度値
の最低値及び該最低値の座標を算出する最低値算出ステ
ップとを含むことを特徴とする請求項1記載の特徴量抽
出方法。 - 【請求項3】 上記最高値算出ステップは、所定濃度値
以上の画素の座標の重心を上記最高値の座標とし、該座
標上の濃度値を上記最高値とするステップを含むことを
特徴とする請求項1記載の特徴量抽出方法。 - 【請求項4】 上記特徴量算出ステップは、 上記最高値算出ステップで算出された最高値の座標を通
る画像濃度値のプロファイルを作成するプロファイル作
成ステップと、 上記プロファイル作成ステップで作成されたプロファイ
ルを距離軸に対して所定間隔に分割し、その分割点上の
濃度値及び該濃度値の距離軸に対する変化量を算出する
変化量算出ステップとを含むことを特徴とする請求項1
記載の特徴量抽出方法。 - 【請求項5】 上記変化量算出ステップは、上記プロフ
ァイル上です抜け領域及び該す抜け領域に所定幅で接す
る領域を除く領域の幅を正規化し、その正規化した領域
のプロファイルを距離軸に対して所定間隔に分割するス
テップを含むことを特徴とする請求項4記載の特徴量抽
出方法。 - 【請求項6】 対象画像から特徴量を抽出する特徴量抽
出方法であって、 上記対象画像の所定領域を横切るプロファイルを作成す
るプロファイル作成ステップと、 上記プロファイル作成ステップで作成されたプロファイ
ルを距離軸に対して所定間隔で分割し、その分割点上の
濃度値及び該濃度値の距離軸に対する変化量を算出して
上記特徴量とする特徴量算出ステップとを含むことを特
徴とする特徴量抽出方法。 - 【請求項7】 上記対象画像は平滑化された画像である
ことを特徴とする請求項1又は6に記載の特徴量抽出方
法。 - 【請求項8】 対象画像から特徴量を抽出する特徴量抽
出装置であって、 上記対象画像からす抜け領域及び該す抜け領域に接する
領域を所定幅内で削除するす抜け削除手段と、 上記抜け削除手段で削除されなかった領域から画像濃度
値の最高値及び該最高値の座標を算出する最高値算出手
段と、 上記最高値算出手段で算出された最高値及び該最高値の
座標を用いて上記特徴量を算出する特徴量算出手段とを
備えることを特徴とする特徴量抽出装置。 - 【請求項9】 上記特徴量算出手段は、 上記最高値算出手段で算出された最高値の座標を通る画
像濃度値のプロファイルを作成するプロファイル作成手
段と、 上記プロファイル作成手段で作成されたプロファイルか
ら凹部を算出する凹部算出手段と、 上記凹部算出手段で算出された凹部から画像濃度値の最
低値及び該最低値の座標を算出する最低値算出手段とを
含むことを特徴とする請求項8記載の特徴量抽出装置。 - 【請求項10】 上記最高値算出手段は、所定濃度値以
上の画素の座標の重心を上記最高値の座標とし、該座標
上の濃度値を上記最高値とする手段を含むことを特徴と
する請求項8記載の特徴量抽出装置。 - 【請求項11】 上記特徴量算出手段は、上記最高値算
出手段で算出された最高値の座標を通る画像濃度値のプ
ロファイルを作成するプロファイル作成手段と、 上記プロファイル作成手段で作成されたプロファイルを
距離軸に対して所定間隔に分割し、その分割点上の濃度
値及び該濃度値の距離軸に対する変化量を算出する変化
量算出手段とを含むことを特徴とする請求項8記載の特
徴量抽出装置。 - 【請求項12】 上記変化量算出手段は、上記プロファ
イル上です抜け領域及び該す抜け領域に所定幅で接する
領域を除く領域の幅を正規化し、その正規化した領域の
プロファイルを距離軸に対して所定間隔に分割する手段
を含むことを特徴とする請求項11記載の特徴量抽出装
置。 - 【請求項13】 対象画像から特徴量を抽出する特徴量
抽出装置であって、 上記対象画像の所定領域を横切るプロファイルを作成す
るプロファイル作成手段と、 上記プロファイル作成手段で作成されたプロファイルを
距離軸に対して所定間隔で分割し、その分割点上の濃度
値及び該濃度値の距離軸に対する変化量を算出して上記
特徴量とする特徴量算出手段とを備えることを特徴とす
る特徴量抽出装置。 - 【請求項14】 上記対象画像は平滑化された画像であ
ることを特徴とする請求項8又は13に記載の特徴量抽
出装置。 - 【請求項15】 請求項1〜7の何れかに記載の特徴量
抽出方法により、対象画像から抽出した特徴量を用い
て、該対象画像の撮影体位を判別することを特徴とする
画像判別方法。 - 【請求項16】 対象画像から抽出した特徴量を用い
て、該対象画像の撮影体位を判別する画像判別方法であ
って、 上記対象画像からす抜け領域及び該す抜け領域に接する
領域を所定幅内で削除するす抜け削除ステップと、 上記抜け削除ステップで削除されなかった領域から画像
濃度値の最高値及び該最高値の座標を算出する最高値算
出ステップと、 上記最高値算出ステップで算出された最高値の座標を通
る画像濃度値のプロファイルを作成するプロファイル作
成ステップと、 上記プロファイル作成ステップで作成されたプロファイ
ルから凹部を算出する凹部算出ステップと、 上記凹部算出ステップの算出結果に基づいて上記対象画
像の撮影体位を判別する第1の判別ステップとを含むこ
とを特徴とする画像判別方法。 - 【請求項17】 上記第1の判別ステップの判別結果に
基づいて、上記凹部算出ステップで算出された凹部から
画像濃度値の最低値及び該最低値の座標を算出する最低
値算出ステップと、 上記最低値算出ステップで算出された最低値と、該最低
値の座標から所定距離に存在する上記プロファイル上の
画像濃度値とを比較する濃度値比較ステップと、 上記濃度値比較ステップの比較結果に基づいて上記対象
画像の撮影体位を判別する第2の判別ステップとを含む
ことを特徴とする請求項16記載の画像判別方法。 - 【請求項18】 上記対象画像は平滑化された画像であ
ることを特徴とする請求項15又は16に記載の画像判
別方法。 - 【請求項19】 請求項8〜14の何れかに記載の特徴
量抽出装置により、対象画像から抽出した特徴量を用い
て、該対象画像の撮影体位を判別することを特徴とする
画像判別装置。 - 【請求項20】 対象画像から抽出した特徴量を用い
て、該対象画像の撮影体位を判別する画像判別装置であ
って、 上記対象画像からす抜け領域及び該す抜け領域に接する
領域を所定幅内で削除するす抜け削除手段と、 上記抜け削除手段で削除されなかった領域から画像濃度
値の最高値及び該最高値の座標を算出する最高値算出手
段と、 上記最高値算出手段で算出された最高値の座標を通る画
像濃度値のプロファイルを作成するプロファイル作成手
段と、 上記プロファイル作成手段で作成されたプロファイルか
ら凹部を算出する凹部算出手段と、 上記凹部算出手段の算出結果に基づいて上記対象画像の
撮影体位を判別する第1の判別手段とを備えることを特
徴とする画像判別装置。 - 【請求項21】 上記第1の判別手段の判別結果に基づ
いて、上記凹部算出手段で算出された凹部から画像濃度
値の最低値及び該最低値の座標を算出する最低値算出手
段と、 上記最低値算出手段で算出された最低値と、該最低値の
座標から所定距離に存在する上記プロファイル上の画像
濃度値とを比較する濃度値比較手段と、 上記濃度値比較手段の比較結果に基づいて上記対象画像
の撮影体位を判別する第2の判別手段とを備えることを
特徴とする請求項20記載の画像判別装置。 - 【請求項22】 上記対象画像は平滑化された画像であ
ることを特徴とする請求項19又は20に記載の画像判
別装置。 - 【請求項23】 請求項1〜7の何れかに記載の特徴量
抽出方法の処理ステップ、又は、請求項15〜18の何
れかに記載の画像判別方法の処理ステップをコンピュー
タが読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US09/152,873 US6594380B2 (en) | 1997-09-22 | 1998-09-14 | Image discrimination apparatus and image discrimination method |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25689597A JP3501634B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 特徴量抽出方法、特徴抽出装置、画像判別方法、画像判別装置、及び記憶媒体 |
Publications (2)
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Family
ID=17298899
Family Applications (1)
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JP25689597A Expired - Fee Related JP3501634B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 特徴量抽出方法、特徴抽出装置、画像判別方法、画像判別装置、及び記憶媒体 |
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---|---|
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US7359541B2 (en) | 2000-04-28 | 2008-04-15 | Konica Corporation | Radiation image processing apparatus |
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JP4669160B2 (ja) * | 2001-06-22 | 2011-04-13 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム |
JP5701556B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2015-04-15 | 富士フイルムRiファーマ株式会社 | 画像処理装置、方法及びコンピュータプログラム |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP25689597A patent/JP3501634B2/ja not_active Expired - Fee Related
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