JP3499201B2 - ポートフォリオ構成システム、ポートフォリオ構成方法及びポートフォリオ構成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
ポートフォリオ構成システム、ポートフォリオ構成方法及びポートフォリオ構成プログラムを記録した記録媒体Info
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Description
となる特定金融商品に対してスタティックヘッジポジシ
ョンを実現するポートフォリオを、複数の一般金融商品
から選択して構成するためのポートフォリオ構成システ
ム、ポートフォリオ構成方法及びポートフォリオ構成プ
ログラムを記録した記録媒体に関する。
格変動リスクを伴なう金融商品を取り扱う際に、その金
融商品に対してヘッジポジションを実現する金融商品群
(ポートフォリオ)を他の金融商品から構成し、このポ
ートフォリオと共に取り扱うことによってリスクの回避
又は軽減を図るリスクヘッジ手法が用いられている。な
お、本願では、ヘッジ対象となる金融商品を特定金融商
品といい、特定金融商品に対してヘッジポジションを実
現するポートフォリオに組入れられる候補となる金融商
品を一般金融商品という。
定金融商品に対しては、ヘッジ期間中の各時点における
特定金融商品の各リスク指標値(いわゆる、デルタ値、
ガンマ値、べガ値等)を算出し、このリスク指標値に基
づいてポートフォリオに含まれる各一般金融商品の構成
比率等の見直しを行なうことによって各時点におけるヘ
ッジポジションを実現する手法が採られている。このよ
うなリスクヘッジ手法をダイナミックヘッジといい、各
時点におけるヘッジポジションをダイナミックヘッジポ
ジションという。
ヘッジポジションを実現するポートフォリオの具体的な
構成方法としては、例えば「フィナンシャルエンジニア
リング」(ジョンハル著、きんざい刊)に開示された方
法等が知られている。
ックヘッジによるリスクヘッジ手法では、各時点におい
てポートフォリオに含まれる一般金融商品の構成比率等
の見直しを行なう必要があり、取引コストが累積してい
くという問題点があった。また、一般的なダイナミック
ヘッジでは、連続的にポートフォリオの見直しを行なう
ことが想定されているが、現実には離散的に取引が行な
われるためタイムギャップが生じるという問題点もあっ
た。そのため、特定金融商品についての将来のペイオフ
の変化を見越してポートフォリオを構成し、そのポート
フォリオを保有しつづけるリスクヘッジ手法(スタティ
ックヘッジという)がコスト面等の点で有利となる。
方法では、時系列的に価格が複雑に変化する特定金融商
品に対してスタティックヘッジポジションを実現するポ
ートフォリオを構成することは困難であった。すなわ
ち、特定金融商品の価格変化が複雑であるほど、この特
定金融商品と類似した一般金融商品を選択することが困
難となるからであり、任意の特定金融商品に対してスタ
ティックヘッジポジションを実現するポートフォリオを
効率的に構成することができるシステムや方法は従来存
在しなかった。
のであり、複雑な特定金融商品に対してもスタティック
ヘッジポジションを実現するポートフォリオを効率的に
構成することが可能なポートフォリオ構成システム、ポ
ートフォリオ構成方法及びポートフォリオ構成プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
は、特定金融商品をスタティックにリスクヘッジするポ
ートフォリオデータを、複数の一般金融商品から選択し
て構成するシステムであって、前記特定金融商品のペイ
オフ分布と、前記各一般金融商品のペイオフ分布と、前
記特定金融商品のペイオフ分布を初期データとするヘッ
ジ対象ペイオフ分布と、少なくとも一つの前記一般金融
商品及びその組入比率を含んで構成されるポートフォリ
オデータとを格納するための格納手段と、前記格納手段
から読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分布と前記各一
般金融商品のペイオフ分布との相関係数を算出し、前記
各一般金融商品と当該相関係数を選択手段に送信する相
関係数算出手段と、送信された前記各一般金融商品と当
該相関係数から前記相関係数の絶対値が最も大きい前記
一般金融商品を前記ポートフォリオデータに新たに組み
入れるべき構成対象金融商品として選択し、選択された
構成対象金融商品のペイオフ分布を組入比率算出手段に
送信し、選択された構成対象金融商品を組入手段に送信
する選択手段と、送信された前記構成対象金融商品のペ
イオフ分布と前記格納手段から読み出した前記ヘッジ対
象ペイオフ分布との共分散値を算出し、前記構成対象金
融商品のペイオフ分布の分散値に対する前記共分散値の
比を前記構成対象金融商品の組入比率として算出し、前
記構成対象金融商品の組入比率を組入手段に送信する組
入比率算出手段と、前記選択手段から送信された前記構
成対象金融商品と、前記組入比率算出手段から送信され
た前記構成対象金融商品の組入比率とを前記ポートフォ
リオデータに追加して記録し、前記構成対象金融商品の
ペイオフ分布に前記組入比率を乗じた被組入ペイオフ分
布を差分分布算出手段に送信する組入手段と、送信され
た被組入ペイオフ分布と、前記格納手段から読み出した
前記ヘッジ対象ペイオフ分布との差分分布を算出し、前
記差分分布を判断手段に送信する差分分布算出手段と、
送信された差分分布が、所定の条件に達しているかどう
かを判断し、達していない場合、前記差分分布を新たな
ヘッジ対象ペイオフ分布として前記格納手段に上書きす
る判断手段を備えたことを特徴とする。また、本発明の
ポートフォリオ構成システムの別の側面は、特定金融商
品をスタティックにリスクヘッジするポートフォリオデ
ータを、複数の一般金融商品から選択して構成するシス
テムであって、前記特定金融商品のペイオフ分布と、前
記各一般金融商品のペイオフ分布と、前記特定金融商品
のペイオフ分布を初期データとするヘッジ対象ペイオフ
分布と、複数の前記一般金融商品及びその組入比率を含
んで構成されるポートフォリオデータとを格納するため
の格納手段と、前記格納手段から読み出した前記ヘッジ
対象ペイオフ分布と前記各一般金融商品のペイオフ分布
との相関係数を算出し、前記各一般金融商品と当該相関
係数を選択手段に送信する相関係数算出手段と、送信さ
れた前記各一般金融商品と当該相関係数から前記相関係
数の絶対値の順に所定の数の前記一般金融商品を前記ポ
ートフォリオデータに新たに組み入れるべき構成対象金
融商品として選択し、選択された構成対象金融商品のペ
イオフ分布を組入比率算出手段に送信し、選択された構
成対象金融商品を組入手段に送信する選択手段と、送信
された前記構成対象金融商品のペイオフ分布と前記格納
手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分布とに基
づいて次の式(10)の値を最小化させる前記構成対象
金融商品の組入比率を算出し、前記構成対象金融商品の
組入比率を組入手段に送信する組入比率算出手段と、
商品のペイオフ分布 αk(K=1、2、3・・・):前記組入比率、 前記選択手段から送信された前記構成対象金融商品と、
前記組入比率算出手段から送信された前記構成対象金融
商品の組入比率とを前記ポートフォリオデータに追加し
て記録し、各前記構成対象金融商品のペイオフ分布に対
応する前記組入比率を乗じた被組入ペイオフ分布を差分
分布算出手段に送信する組入手段と、前記格納手段から
読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分布から、前記組入
手段から送信された被組入ペイオフ分布を減じることに
よって差分分布を算出し、前記差分分布を判断手段に送
信する差分分布算出手段と、送信された差分分布が、所
定の条件に達しているかどうかを判断し、達していない
場合、前記差分分布を新たなヘッジ対象ペイオフ分布と
して前記格納手段に上書きする判断手段を備えたことを
特徴とする。
ンピュータシステムを用いて、特定金融商品をスタティ
ックにリスクヘッジするポートフォリオデータを、複数
の一般金融商品から選択して構成する方法であって、相
関係数算出手段に、前記特定金融商品のペイオフ分布
と、前記各一般金融商品のペイオフ分布と、前記特定金
融商品のペイオフ分布を初期データとするヘッジ対象ペ
イオフ分布と、少なくとも一つの前記一般金融商品及び
その組入比率を含んで構成されるポートフォリオデータ
とを格納するための格納手段から読み出した前記ヘッジ
対象ペイオフ分布と前記各一般金融商品のペイオフ分布
との相関係数を算出させ、前記各一般金融商品と当該相
関係数を選択手段に送信させる相関係数算出ステップ
と、選択手段に、送信された前記各一般金融商品と当該
相関係数から前記相関係数の絶対値が最も大きい前記一
般金融商品を前記ポートフォリオデータに新たに組み入
れるべき構成対象金融商品として選択させ、選択された
構成対象金融商品のペイオフ分布を組入比率算出手段に
送信させ、選択された構成対象金融商品を組入手段に送
信させる選択ステップと、組入比率算出手段に、送信さ
れた前記構成対象金融商品のペイオフ分布と前記格納手
段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分布との共分
散値を算出させ、前記構成対象金融商品のペイオフ分布
の分散値に対する前記共分散値の比を前記構成対象金融
商品の組入比率として算出させ、前記構成対象金融商品
の組入比率を組入手段に送信させる組入比率算出ステッ
プと、組入手段に、前記選択手段から送信された前記構
成対象金融商品と、前記組入比率算出手段から送信され
た前記構成対象金融商品の組入比率とを前記ポートフォ
リオデータに追加して記録させ、前記構成対象金融商品
のペイオフ分布に前記組入比率を乗じた被組入ペイオフ
分布を差分分布算出手段に送信させる組入ステップと、
差分分布算出手段に、送信された被組入ペイオフ分布
と、前記格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオ
フ分布との差分分布を算出させ、前記差分分布を判断手
段に送信させる差分分布算出ステップと、判断手段手段
に、送信された差分分布が、所定の条件に達しているか
どうかを判断させ、達していない場合、前記差分分布を
新たなヘッジ対象ペイオフ分布として前記格納手段に上
書きさせる判断ステップを備えたことを特徴とする。ま
た、本発明のポートフォリオ構成方法の別の側面は、コ
ンピュータシステムを用いて、特定金融商品をスタティ
ックにリスクヘッジするポートフォリオデータを、複数
の一般金融商品から選択して構成する方法であって、相
関係数算出手段に、前記特定金融商品のペイオフ分布
と、前記各一般金融商品のペイオフ分布と、前記特定金
融商品のペイオフ分布を初期データとするヘッジ対象ペ
イオフ分布と、複数の前記一般金融商品及びその組入比
率を含んで構成されるポートフォリオデータとを格納す
るための格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオ
フ分布と前記各一般金融商品のペイオフ分布との相関係
数を算出させ、前記各一般金融商品と当該相関係数を選
択手段に送信させる相関係数算出ステップと、選択手段
に、送信された前記各一般金融商品と当該相関係数から
前記相関係数の絶対値の順に所定の数の前記一般金融商
品を前記ポートフォリオデータに新たに組み入れるべき
構成対象金融商品として選択させ、選択された構成対象
金融商品のペイオフ分布を組入比率算出手段に送信さ
せ、選択された構成対象金融商品を組入手段に送信させ
る選択ステップと、組入比率算出手段に、送信された前
記構成対象金融商品のペイオフ分布と前記格納手段から
読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分布とに基づいて次
の式(10)の値を最小化させる前記構成対象金融商品
の組入比率を算出させ、前記構成対象金融商品の組入比
率を組入手段に送信させる組入比率算出ステップと、
商品のペイオフ分布 αk(K=1、2、3・・・):前記組入比率、 組入手段に、前記選択手段から送信された前記構成対象
金融商品と、前記組入比率算出手段から送信された前記
構成対象金融商品の組入比率とを前記ポートフォリオデ
ータに追加して記録させ、各前記構成対象金融商品のペ
イオフ分布に対応する前記組入比率を乗じた被組入ペイ
オフ分布を差分分布算出手段に送信させる組入ステップ
と、差分分布算出手段に、前記格納手段から読み出した
前記ヘッジ対象ペイオフ分布から、前記組入手段から送
信された被組入ペイオフ分布を減じることによって差分
分布を算出させ、前記差分分布を判断手段に送信させる
差分分布算出ステップと、判断手段に、送信された差分
分布が、所定の条件に達しているかどうかを判断させ、
達していない場合、前記差分分布を新たなヘッジ対象ペ
イオフ分布として前記格納手段に上書きさせる判断ステ
ップを備えたことを特徴とする。
ラムが、上記いずれかのポートフォリオ構成方法におけ
るステップをコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
フ分布(ここでは特定金融商品のペイオフ分布)と各一
般金融商品のペイオフ分布との相関係数が算出された
後、この相関係数に基づいてポートフォリオに組入れる
べき構成対象金融商品が選択される。そして、構成対象
金融商品の組入比率が算出された後、その組入比率で構
成対象金融商品が組入れられてポートフォリオが構成さ
れる。すなわち、相関係数に基づき類似性が高いと判断
される一般金融商品が選択され、その一般金融商品が適
切な組入比率でポートフォリオに組入れられることにな
る。従って、複雑な特定金融商品に対してもスタティッ
クヘッジポジションを実現するポートフォリオを効率的
に構成することが可能になる。
て、ポートフォリオに含まれる構成対象金融商品を、組
入比率と共に出力する出力手段をさらに備えることも好
ましい。
て、コンピュータシステムから、ポートフォリオに含ま
れる構成対象金融商品を、組入比率と共に出力する出力
ステップをさらに備えることも好ましい。
を記録した記録媒体において、コンピュータシステム
に、ポートフォリオに含まれる構成対象金融商品を、組
入比率と共に出力する出力処理をさらに実行させること
も好ましい。
ートフォリオに含めるべき構成対象金融商品とその組入
比率とを容易に視認することが可能になる。
は、前記特定金融商品及び前記複数の一般金融商品のペ
イオフ分布を、当該特定金融商品及び当該各一般金融商
品の価値変化に影響を与える複数組の市場変数を用いた
独立試行計算を行なうことにより算出するペイオフ分布
算出手段をさらに備えることも好ましい。
コンピュータシステム内において、特定金融商品及び複
数の一般金融商品のペイオフ分布を、当該特定金融商品
及び当該各一般金融商品の価値変化に影響を与える複数
組の市場変数を用いた独立試行計算を行なうことにより
算出するペイオフ分布算出ステップをさらに備えること
も好ましい。
を記録した記録媒体では、コンピュータシステムに、特
定金融商品及び複数の一般金融商品のペイオフ分布を、
当該特定金融商品及び当該各一般金融商品の価値変化に
影響を与える複数組の市場変数を用いた独立試行計算を
行なうことにより算出するペイオフ分布算出処理をさら
に実行させることも好ましい。
る価値変化の程度を示すペイオフ分布を求めるための解
析解を得ることが難しいものも多い。そのため、特定金
融商品及び一般金融商品の価値変化に影響を与える複数
組の市場変数を用いた独立試行計算(いわゆるモンテカ
ルロシミュレーション)を行なうことにより特定金融商
品及び一般金融商品のペイオフ分布を算出すれば、解析
解を得ることが難しい複雑な金融商品のペイオフ分布を
得ることが可能になる。
おいて、上記相関係数算出手段は、ヘッジ対象ペイオフ
分布θCV及び各一般金融商品のペイオフ分布θEを用
い、相関係数γを上記(1)式により算出することも好
ましい。
て、上記相関係数算出ステップでは、ヘッジ対象ペイオ
フ分布θCV及び各一般金融商品のペイオフ分布θEを用
い、相関係数γを上記(2)式により算出することも好
ましい。
を記録した記録媒体において、上記相関係数算出処理で
は、コンピュータシステムに、ヘッジ対象ペイオフ分布
θCV及び各一般金融商品のペイオフ分布θEを用い、相
関係数γを、
れば、ヘッジ対象ペイオフ分布と一般金融商品のペイオ
フ分布との相関性を高精度に導き出すことができ、スタ
ティックヘッジポジションを実現するポートフォリオを
より効率的に構成することが可能になる。
て、上記選択手段は、相関係数の絶対値に基づいて、構
成対象金融商品を選択することも好ましい。
て、上記選択ステップでは、相関係数の絶対値に基づい
て、構成対象金融商品を選択することも好ましい。
を記録した記録媒体において、上記選択処理では、コン
ピュータシステムに、相関係数の絶対値に基づいて、構
成対象金融商品を選択させることも好ましい。
異なっていても売り買いについて逆の操作を行なう(例
えば、特定金融商品が「買い」なら一般金融商品を「売
り」とする)ことによりリスクを相殺することが可能で
ある。従って、相関係数の絶対値に基づいて構成対象金
融商品を選択すれば、選択の幅が広がり、スタティック
ヘッジポジションを実現するポートフォリオをより効率
的に構成することが可能になる。
は、上記組入手段によって組入れられた構成対象金融商
品のペイオフ分布、及び、上記組入比率算出手段によっ
て算出された当該構成対象金融商品の組入比率に基づく
ヘッジ用ペイオフ分布を、ヘッジ対象ペイオフ分布から
減じた差分分布を算出する差分分布算出手段をさらに備
え、差分分布を新たなヘッジ対象ペイオフ分布とし、上
記選択手段による選択作業、上記組入比率算出手段によ
る組入比率算出作業、及び、上記組入手段による前記ポ
ートフォリオへの組入作業を再度実行することも好まし
い。
コンピュータシステム内において、上記組入ステップに
おいて組入れられた構成対象金融商品のペイオフ分布、
及び、上記組入比率算出ステップにおいて算出された当
該構成対象金融商品の組入比率に基づくヘッジ用ペイオ
フ分布を、ヘッジ対象ペイオフ分布から減じた差分分布
を算出する差分分布算出ステップをさらに備え、コンピ
ュータシステム内において、差分分布を新たなヘッジ対
象ペイオフ分布とし、上記選択ステップ、上記組入比率
算出ステップ、及び、上記組入ステップを再度実行する
ことも好ましい。
を記録した記録媒体では、コンピュータシステムに、上
記組入処理において組入れられた構成対象金融商品のペ
イオフ分布、及び、上記組入比率算出処理において算出
された当該構成対象金融商品の組入比率に基づくヘッジ
用ペイオフ分布を、ヘッジ対象ペイオフ分布から減じた
差分分布を算出する差分分布算出処理をさらに備え、コ
ンピュータシステムに、差分分布を新たなヘッジ対象ペ
イオフ分布とさせ、選択処理、組入比率算出処理、及
び、組入処理を再度実行させることも好ましい。
のペイオフ分布及び組入比率を用いて求めた差分分布を
新たなヘッジ対象ペイオフ分布として一般金融商品の組
入れを繰り返し行なえば、より高精度のスタティックヘ
ッジポジションを実現するポートフォリオを構成するこ
とが可能になる。なお、一旦ポートフォリオに組入れら
れた一般金融商品も、次回以降の組入れ対象として扱う
こともより好ましい。このようにすれば、組入れを繰り
返すごとに一般金融商品の選択の幅が狭まるという弊害
を除去できる。
を繰り返し行なうポートフォリオ構成システムでは、差
分分布が所定の条件に達したことを感知して、上記選択
手段による選択作業、上記組入比率算出手段による組入
比率算出作業、及び、上記組入手段によるポートフォリ
オへの組入作業を終了させる判断手段をさらに備えるこ
とも好ましい。
を繰り返し行なうポートフォリオ構成方法では、コンピ
ュータシステム内において、差分分布が所定の条件に達
したことを感知して、上記選択ステップ、上記組入比率
算出ステップ、及び、上記組入ステップを終了させる判
断ステップをさらに備えることも好ましい。
を繰り返し行なうポートフォリオ構成プログラムを記録
した記録媒体では、コンピュータシステムに、差分分布
が所定の条件に達したことを感知して、上記選択処理、
上記組入比率算出処理、及び、上記組入処理を終了させ
る判断処理をさらに実行させることも好ましい。
条件に達したことを感知してポートフォリオへの組入れ
を終了させれば、必要以上の計算処理を行なうことな
く、所望の精度のスタティックヘッジポジションを実現
するポートフォリオを構成することが可能になる。
本発明に係るポートフォリオ構成システム、ポートフォ
リオ構成方法、及び、ポートフォリオ構成プログラムを
記録した記録媒体の好適な実施形態について詳細に説明
する。なお、図面の説明において、同一又は相当要素に
は同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
係るポートフォリオ構成システムの構成について説明す
る。このポートフォリオ構成システム1は、入力部11
と、ペイオフ分布算出部13と、格納部15と、演算部
2と、出力部33とを備える。また、演算部2は、相関
係数算出部17と、選択部19と、組入比率算出部21
と、組入部23と、差分分布算出部25と、判断部27
とを備える。
信号線を介して接続されており、特定金融商品及び一般
金融商品を特徴付ける金融商品データ等の入力を受け付
け、ペイオフ分布算出部13に送信することが可能にな
っている。この入力部11としては、例えばキーボード
が用いられる。
信号線を介して接続されており、入力部11から送信さ
れた金融商品データ等に基づきモンテカルロシミュレー
ションを用いて特定金融商品及び各一般金融商品のペイ
オフ分布を算出し、その算出結果を含む情報信号を格納
部15に送信することが可能になっている。なお、ペイ
オフ分布を求めるための解析解が既知である一般金融商
品については、入力部11から送信された金融商品デー
タ等に基づき解析解を用いてペイオフ分布を算出するこ
とも可能になっている。また、格納部15は、ペイオフ
分布算出部13から送信された特定金融商品及び各一般
金融商品のペイオフ分布を格納することが可能になって
いる。
線を介して接続されており、格納部15に格納された特
定金融商品のペイオフ分布(ヘッジ対象ペイオフ分布)
及び各一般金融商品のペイオフ分布を読み出すことが可
能になっている。また、選択部19とも信号線を介して
接続されており、ヘッジ対象ペイオフ分布と各一般金融
商品のペイオフ分布との相関係数を算出し、この相関係
数を含む情報信号を選択部19に送信することが可能に
なっている。さらに、判断部27とも信号線を介して接
続されており、判断部27から送信された差分分布を新
たなヘッジ対象ペイオフ分布として、このヘッジ対象ペ
イオフ分布と各一般金融商品のペイオフ分布との相関係
数を算出することも可能になっている。
信されたヘッジ対象ペイオフ分布と各一般金融商品のペ
イオフ分布との相関係数に基づいて、複数の一般金融商
品からポートフォリオに組入れるべき構成対象金融商品
を選択することが可能になっている。また、組入比率算
出部21及び組入部23とそれぞれ信号線を介して接続
されており、ヘッジ対象ペイオフ分布及び選択した構成
対象金融商品のペイオフ分布を含む情報信号を送信する
ことが可能になっている。
信されたヘッジ対象ペイオフ分布及び選択された構成対
象金融商品のペイオフ分布に基づいて、その構成対象金
融商品の組入比率を算出することが可能になっている。
また、組入部23と信号線を介して接続されており、算
出した構成対象金融商品の組入比率を含む情報信号を組
入部23に送信することが可能になっている。
ヘッジ対象ペイオフ分布及び選択された構成対象金融商
品のペイオフ分布、並びに、組入比率算出部21から送
信された構成対象金融商品の組入比率に基づき、構成対
象金融商品を組入れてポートフォリオを構成することが
可能になっている。また、差分分布算出部25と信号線
を介して接続されており、ヘッジ対象ペイオフ分布及び
構成したポートフォリオに含まれる構成対象金融商品の
ペイオフ分布を含む情報信号を差分分布算出部25に送
信することが可能になっている。
信されたヘッジ対象ペイオフ分布及び構成対象金融商品
のペイオフ分布及び組入比率を受け、その構成対象金融
商品のペイオフ分布及び組入比率に基づきヘッジ用ペイ
オフ分布を算出し、これをヘッジ対象ペイオフ分布から
減ずることにより差分分布を算出することが可能になっ
ている。また、判断部27と信号線を介して接続されて
おり、ポートフォリオに含まれる構成対象金融商品及び
算出した差分分布を含む情報信号を判断部27に送信す
ることが可能になっている。
信された差分分布が所定の条件に達したか否か(例え
ば、差分分布の分散が所定の値以下になったか否か)を
判断することが可能になっている。このとき、差分分布
が所定の条件に達していないと判断した場合には、その
差分分布を相関係数算出部17に送信することが可能に
なっている。また、出力部33と信号線を介して接続さ
れており、差分分布が所定の条件に達したと判断した場
合には、ポートフォリオに含まれる構成対象金融商品を
含む情報信号を出力部33に送信することが可能になっ
ている。
ポートフォリオに含まれる構成対象金融商品に関する情
報信号を受信し、構成対象金融商品とその組入比率とを
表形式等として画像表示又は印字により出力することが
可能になっている。この出力部33としては、例えばデ
ィスプレイやプリンタ等が用いられる。
成プログラムを記録した記録媒体には、キーボード等の
入力手段とディスプレイやプリンタ等の出力手段とを含
む汎用のコンピュータシステムに、上記ポートフォリオ
構成システム1の各要素と同等な機能を持たせるための
プログラムが記録されている。従って、このポートフォ
リオ構成プログラムをコンピュータシステムに読み込ま
せることにより、上記ポートフォリオ構成システム1と
同等のシステムが形成される。より具体的には、例えば
コンピュータシステムに含まれるCPUが、上記ポート
フォリオ構成システム1における各算出部、選択部1
9、組入部23及び判断部27等の機能を果たし、例え
ばハードディスクメモリが格納部15等の機能を果たす
ことになる。また、キーボード等の入力手段がポートフ
ォリオ構成システム1における入力部11等の機能を果
たし、ディスプレイやプリンタ等の出力手段が出力部3
3等の機能を果たすことになる。
ながら、本実施形態に係るポートフォリオ構成システム
1の動作(ポートフォリオ構成方法)について説明す
る。なお、本実施形態では、リスクヘッジ対象となる特
定金融商品をエイジアンオプションAとし、このエイジ
アンオプションAに対してスタティックヘッジポジショ
ンを実現するポートフォリオを構成する候補となる複数
の一般金融商品としてヨーロピアンオプションE1〜EN
を用いる例について説明する。
及び各一般金融商品の金融商品データが入力される(ス
テップ1、以下S1のように略す)。金融商品データと
は、各金融商品を特徴付けるデータのことであり、オプ
ションであれば満期日や行使価格等が該当する。また、
入力部11を用いて、特定金融商品及び各一般金融商品
の価値変化に影響を与える市場変数条件が入力される。
市場変数とは、ペイオフ分布を算出する際の変数となる
ものであり、金利、株価及び為替レート等が該当する。
市場変数条件とは、これら市場変数の採り得る範囲等を
決定付ける条件を示す。
れた後、ペイオフ分布算出部13において、金融商品デ
ータ及び市場変数条件に基づくモンテカルロシミュレー
ションが行なわれ、特定金融商品及び各一般金融商品の
ペイオフ分布が算出される(S2)。すなわち、モンテ
カルロシミュレーションでは、各試行ごとに市場変数条
件に基づいてランダムな市場変数を発生させ、その市場
変数に対応する特定金融商品及び各一般金融商品の価値
が金融商品データに基づき算出される。こうした独立試
行を所定回数(例えば10万回)行なうことにより、特
定金融商品及び各一般金融商品の価値変化分布が形成さ
れ、これがペイオフ分布として算出されることになる。
このようにして算出された特定金融商品及び各一般金融
商品のペイオフ分布は格納部15に格納される(S
3)。
われる。この演算処理では、相関係数の算出処理(S
4)、構成対象金融商品の選択処理(S5)、組入比率
の算出処理(S6)、ポートフォリオへの組入処理(S
7)及び差分分布の算出処理(S8)が繰り返し行なわ
れ、構成対象金融商品がポートフォリオに順次組入れら
れる。以下、これらの演算処理について詳細に説明する
(なお、特に明示しない限り、n−1回の演算処理が既
に行なわれた後にn回目の演算処理を行なう場合につい
て説明する)。
象となる分布関数(ヘッジ対象ペイオフ分布θCV)及び
各一般金融商品のペイオフ分布θEが読み出される。な
お、このヘッジ対象ペイオフ分布の初期値(最初の演算
処理における値)としては、格納部15に格納された特
定金融商品のペイオフ分布θAが代入される。すなわ
ち、
示し、以下の各式において同様に用いる)。また、n回
目(2回目以降)の演算処理では、前回(すなわちn−
1回目)の演算処理の際に差分分布算出部25において
算出された差分分布がヘッジ対象ペイオフ分布として代
入されることになる。
出されたヘッジ対象ペイオフ分布θ CVと、一般金融商品
Ejのペイオフ分布θE、jとの相関係数γjが、
(5)式は、
いて算出されたヘッジ対象ペイオフ分布と各一般金融商
品のペイオフ分布との相関係数を参照することにより、
相関係数の絶対値が最も高い一般金融商品が1つ選択さ
れ、そのペイオフ分布がn回目の演算処理における構成
対象金融商品のペイオフ分布とされる(S5)。すなわ
ち、
いて選択された構成対象金融商品の組入比率αnが、
分布と構成対象金融商品のペイオフ分布との相関係数が
負値である場合には、特定金融商品とその構成対象金融
商品とが売り買いについて逆の操作を行なう(例えば、
特定金融商品が「買い」なら一般金融商品を「売り」と
する)ことによりリスクを相殺できることを意味するの
で、ここで算出される組入比率αnも負値とされる。
された構成対象金融商品が、組入比率算出部21におい
て算出された組入比率で組入れられ、前回(n−1回
目)の演算処理までに既に組入れられた構成対象金融商
品とあわせてポートフォリオが構成される(S7)。
対象金融商品のペイオフ分布からその平均値を減じ、組
入比率を乗じたもの(本願ではヘッジ用ペイオフ分布と
いう)を、ヘッジ対象ペイオフ分布から減じることによ
って、次回(n+1回目)の演算処理においてヘッジ対
象ペイオフ分布となるべき差分分布が算出される(S
8)。この算出処理を具体的に記述すると、
いて算出された差分分布が所定の条件に達したか否かが
判断される(S9)。この判断処理は、今回までの演算
処理により構成されたポートフォリオが所望の精度のス
タティックヘッジポジションを実現するか否かを判断す
るものであり、具体的には、差分分布の分散が所定の値
以下になったか否か等が判断されることになる。この判
断部27において、差分分布が所定の条件に達していな
い(上記の例でいえば、差分分布の分散が所定の値以下
になっていない)と判断された場合には、今回までの演
算処理により構成されたポートフォリオが所望の精度の
スタティックヘッジポジションを実現できていないとし
て、S4〜S8の演算処理が再度行なわれることにな
る。このとき、相関係数算出部17では、今回の演算処
理において算出した差分分布が、次回のヘッジ対象ペイ
オフ分布として読み出される。
定の条件に達した(上記の例でいえば、差分分布の分散
が所定の値以下になった)と判断された場合には、今回
までの演算処理により構成されたポートフォリオが所望
の精度のスタティックヘッジポジションを実現できたと
して、演算処理を終了する。この判断を受けた出力部3
3では、例えば図3に示すように、ポートフォリオを構
成する構成対象金融商品とその組入比率とを含む結果情
報が表形式等で出力される(S11)。
ば、相関係数に基づき類似性が高いと判断される一般金
融商品が選択され、その一般金融商品が適切な組入比率
でポートフォリオに組入れられることになる。また、こ
うした演算処理が、所望の精度のスタティックヘッジポ
ジションを実現できるまで繰り返されることになる。従
って、特定金融商品に対してスタティックヘッジポジシ
ョンを実現するポートフォリオを効率的に構成すること
ができる。
ステム、ポートフォリオ構成方法、及び、ポートフォリ
オ構成プログラムを記録した記録媒体は、上記実施形態
に記載の態様に限定されるものではなく、他の条件等に
応じて種々の変形態様をとることが可能である。例え
ば、上記実施形態では、特定金融商品をエイジアンオプ
ションとし、一般金融商品をヨーロピアンオプションと
する例を挙げたが、他の金融商品を用いることもでき
る。
ミュレーションを用いて特定金融商品及び一般金融商品
のペイオフ分布を算出する例を中心に説明したが、解析
解が既知である一般金融商品については、ペイオフ分布
算出部13において解析解を用いてペイオフ分布を算出
することもできる。なお、解析解が既知でない一般金融
商品については、上記実施形態に示したようにモンテカ
ルロシミュレーションを用いてペイオフ分布が算出され
ることになる。
返すごとに構成対象金融商品を1つずつ組入れる例につ
いて説明したが、複数の構成対象金融商品を同時に組入
れることとしてもよい。例えば、m個の構成対象金融商
品を同時に組入れることとする場合、各構成対象金融商
品の組入比率αkは、ヘッジ対象ペイオフ分布θCVの分
散(下記(10)式参照)を最小化させるm元連立一次
方程式の解として計算できる。
が所定の値以下になることを判断条件として用いたが、
これに限定されるものではない。例えば、ポートフォリ
オに組入れるべき一般金融商品の上限個数を予め設定し
ておき、その上限個数分の一般金融商品が組入れられた
ことにより演算処理を終了することとしてもよい。ま
た、判断条件を入力する入力手段を設け、ポートフォリ
オの構成を行なうたびに判断条件を変更できるようにし
てもよい。
ム、ポートフォリオ構成方法及びポートフォリオ構成プ
ログラムを記録した記録媒体によれば、相関係数に基づ
きヘッジ対象ペイオフ分布(差分分布)と類似性が高い
と判断される一般金融商品が選択され、その一般金融商
品が適切な組入比率でポートフォリオに組み入れられる
ことになるため、複雑な特定金融商品に対してもスタテ
ィックヘッジポジションを実現するポートフォリオを効
率的に構成することが可能になる。
フォリオに含めるべき構成対象金融商品とその組入比率
とを容易に視認することが可能になる。
値変化に影響を与える複数組の市場変数を用いた独立試
行計算を行なうことにより特定金融商品及び一般金融商
品のペイオフ分布を算出すれば、解析解を得ることが難
しい複雑な金融商品のペイオフ分布を得ることが可能に
なる。
出すれば、ヘッジ対象ペイオフ分布と一般金融商品のペ
イオフ分布との相関性を高精度に導き出すことができ、
スタティックヘッジポジションを実現するポートフォリ
オをより効率的に構成することが可能になる。
象金融商品を選択することによって、選択の幅が広が
り、スタティックヘッジポジションを実現するポートフ
ォリオをより効率的に構成することが可能になる。
び組入比率を用いて求めた差分分布を新たなヘッジ対象
ペイオフ分布として一般金融商品の組入れを繰り返し行
なうことによって、より高精度のスタティックヘッジポ
ジションを実現するポートフォリオを構成することが可
能になる。
を感知してポートフォリオへの組入れを終了させること
によって、必要以上の計算処理を行なうことなく、所望
の精度のスタティックヘッジポジションを実現するポー
トフォリオを構成することが可能になる。
の構成を示すブロック図である。
の動作(ポートフォリオ構成方法)を説明するフローチ
ャートである。
の出力例を示す図表である。
入力部、13…ペイオフ分布算出部、15…格納部、1
7…相関係数算出部、19…選択部、21…組入比率算
出部、23…組入部、25…差分分布算出部、27…判
断部、33…出力部
Claims (14)
- 【請求項1】 特定金融商品をスタティックにリスクヘ
ッジするポートフォリオデータを、複数の一般金融商品
から選択して構成するシステムであって、 前記特定金融商品のペイオフ分布と、前記各一般金融商
品のペイオフ分布と、前記特定金融商品のペイオフ分布
を初期データとするヘッジ対象ペイオフ分布と、少なく
とも一つの前記一般金融商品及びその組入比率を含んで
構成されるポートフォリオデータとを格納するための格
納手段と、 前記格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分
布と前記各一般金融商品のペイオフ分布との相関係数を
算出し、前記各一般金融商品と当該相関係数を選択手段
に送信する相関係数算出手段と、 送信された前記各一般金融商品と当該相関係数から前記
相関係数の絶対値が最も大きい前記一般金融商品を前記
ポートフォリオデータに新たに組み入れるべき構成対象
金融商品として選択し、選択された構成対象金融商品の
ペイオフ分布を組入比率算出手段に送信し、選択された
構成対象金融商品を組入手段に送信する選択手段と、 送信された前記構成対象金融商品のペイオフ分布と前記
格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分布と
の共分散値を算出し、前記構成対象金融商品のペイオフ
分布の分散値に対する前記共分散値の比を前記構成対象
金融商品の組入比率として算出し、前記構成対象金融商
品の組入比率を組入手段に送信する組入比率算出手段
と、 前記選択手段から送信された前記構成対象金融商品と、
前記組入比率算出手段から送信された前記構成対象金融
商品の組入比率とを前記ポートフォリオデータに追加し
て記録し、前記構成対象金融商品のペイオフ分布に前記
組入比率を乗じた被組入ペイオフ分布を差分分布算出手
段に送信する組入手段と、 送信された被組入ペイオフ分布と、前記格納手段から読
み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分布との差分分布を算
出し、前記差分分布を判断手段に送信する差分分布算出
手段と、 送信された差分分布が、所定の条件に達しているかどう
かを判断し、達していない場合、前記差分分布を新たな
ヘッジ対象ペイオフ分布として前記格納手段に上書きす
る判断手段を備えたことを特徴とするポートフォリオ構
成システム。 - 【請求項2】 前記ポートフォリオデータに含まれる前
記構成対象金融商品を、前記組入比率と共に出力する出
力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載
のポートフォリオ構成システム。 - 【請求項3】 前記相関係数算出手段は、前記ヘッジ対
象ペイオフ分布θCV及び前記各一般金融商品のペイオフ
分布θEを用い、前記相関係数γを、 【数1】 により算出することを特徴とする請求項1又は2に記載
のポートフォリオ構成システム。 - 【請求項4】 前記所定の条件が、前記差分分布の分散
値が所定の値以下になったことであることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載のポートフォリオ構成シ
ステム。 - 【請求項5】 前記所定の条件が、前記ポートフォリオ
データに組み入れた前記構成対象金融商品の数が予め設
定された上限個数に達したことであることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載のポートフォリオ構成シ
ステム。 - 【請求項6】 特定金融商品をスタティックにリスクヘ
ッジするポートフォリオデータを、複数の一般金融商品
から選択して構成するシステムであって、 前記特定金融商品のペイオフ分布と、前記各一般金融商
品のペイオフ分布と、前記特定金融商品のペイオフ分布
を初期データとするヘッジ対象ペイオフ分布と、複数の
前記一般金融商品及びその組入比率を含んで構成される
ポートフォリオデータとを格納するための格納手段と、 前記格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分
布と前記各一般金融商品のペイオフ分布との相関係数を
算出し、前記各一般金融商品と当該相関係数を選択手段
に送信する相関係数算出手段と、 送信された前記各一般金融商品と当該相関係数から前記
相関係数の絶対値の順に所定の数の前記一般金融商品を
前記ポートフォリオデータに新たに組み入れるべき構成
対象金融商品として選択し、選択された構成対象金融商
品のペイオフ分布を組入比率算出手段に送信し、選択さ
れた構成対象金融商品を組入手段に送信する選択手段
と、 送信された前記構成対象金融商品のペイオフ分布と前記
格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分布と
に基づいて次の式(10)の値を最小化させる前記構成
対象金融商品の組入比率を算出し、前記構成対象金融商
品の組入比率を組入手段に送信する組入比率算出手段
と、 【数11】 ただし、 θA:前記ヘッジ対象ペイオフ分布 θE ( K )(K=1、2、3・・・):前記構成対象金融
商品のペイオフ分布 αk(K=1、2、3・・・):前記組入比率、 前記選択手段から送信された前記構成対象金融商品と、
前記組入比率算出手段から送信された前記構成対象金融
商品の組入比率とを前記ポートフォリオデータに追加し
て記録し、各前記構成対象金融商品のペイオフ分布に対
応する前記組入比率を乗じた被組入ペイオフ分布を差分
分布算出手段に送信する組入手段と、 前記格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオフ分
布から、前記組入手段から送信された被組入ペイオフ分
布を減じることによって差分分布を算出し、前記差分分
布を判断手段に送信する差分分布算出手段と、 送信された差分分布が、所定の条件に達しているかどう
かを判断し、達していない場合、前記差分分布を新たな
ヘッジ対象ペイオフ分布として前記格納手段に上書きす
る判断手段を備えたことを特徴とするポートフォリオ構
成システム。 - 【請求項7】 コンピュータシステムを用いて、特定金
融商品をスタティックにリスクヘッジするポートフォリ
オデータを、複数の一般金融商品から選択して構成する
方法であって、 相関係数算出手段に、前記特定金融商品のペイオフ分布
と、前記各一般金融商品のペイオフ分布と、前記特定金
融商品のペイオフ分布を初期データとするヘッジ対象ペ
イオフ分布と、少なくとも一つの前記一般金融商品及び
その組入比率を含んで構成されるポートフォリオデータ
とを格納するための格納手段から読み出した前記ヘッジ
対象ペイオフ分布と前記各一般金融商品のペイオフ分布
との相関係数を算出させ、前記各一般金融商品と当該相
関係数を選択手段に送信させる相関係数算出ステップ
と、 選択手段に、送信された前記各一般金融商品と当該相関
係数から前記相関係数の絶対値が最も大きい前記一般金
融商品を前記ポートフォリオデータに新たに組み入れる
べき構成対象金融商品として選択させ、選択された構成
対象金融商品のペイオフ分布を組入比率算出手段に送信
させ、選択された構成対象金融商品を組入手段に送信さ
せる選択ステップと、 組入比率算出手段に、送信された前記構成対象金融商品
のペイオフ分布と前記格納手段から読み出した前記ヘッ
ジ対象ペイオフ分布との共分散値を算出させ、前記構成
対象金融商品のペイオフ分布の分散値に対する前記共分
散値の比を前記構成対象金融商品の組入比率として算出
させ、前記構成対象金融商品の組入比率を組入手段に送
信させる組入比率算出ステップと、 組入手段に、前記選択手段から送信された前記構成対象
金融商品と、前記組入比率算出手段から送信された前記
構成対象金融商品の組入比率とを前記ポートフォリオデ
ータに追加して記録させ、前記構成対象金融商品のペイ
オフ分布に前記組入比率を乗じた被組入ペイオフ分布を
差分分布算出手段に送信させる組入ステップと、 差分分布算出手段に、送信された被組入ペイオフ分布
と、前記格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオ
フ分布との差分分布を算出させ、前記差分分布を判断手
段に送信させる差分分布算出ステップと、 判断手段手段に、送信された差分分布が、所定の条件に
達しているかどうかを判断させ、達していない場合、前
記差分分布を新たなヘッジ対象ペイオフ分布として前記
格納手段に上書きさせる判断ステップを備えたことを特
徴とするポートフォリオ構成方法。 - 【請求項8】 出力手段に、前記ポートフォリオデータ
に含まれる前記構成対象金融商品を、前記組入比率と共
に出力させる出力ステップをさらに備えることを特徴と
する請求項7に記載のポートフォリオ構成方法。 - 【請求項9】 前記相関係数算出ステップでは、前記ヘ
ッジ対象ペイオフ分布θCV及び前記各一般金融商品のペ
イオフ分布θEを用い、前記相関係数γを、 【数2】 により算出することを特徴とする請求項7又は8に記載
のポートフォリオ構成方法。 - 【請求項10】 前記所定の条件が、前記差分分布の分
散値が所定の値以下になったことであることを特徴とす
る請求項7ないし9のいずれか1項に記載のポートフォ
リオ構成方法。 - 【請求項11】 前記所定の条件が、前記ポートフォリ
オデータに組み入れた前記構成対象金融商品の数が予め
設定された上限個数に達したことであることを特徴とす
る請求項7ないし9のいずれか1項に記載のポートフォ
リオ構成方法。 - 【請求項12】 コンピュータシステムを用いて、特定
金融商品をスタティックにリスクヘッジするポートフォ
リオデータを、複数の一般金融商品から選択して構成す
る方法であって、 相関係数算出手段に、前記特定金融商品のペイオフ分布
と、前記各一般金融商品のペイオフ分布と、前記特定金
融商品のペイオフ分布を初期データとするヘッジ対象ペ
イオフ分布と、複数の前記一般金融商品及びその組入比
率を含んで構成されるポートフォリオデータとを格納す
るための格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオ
フ分布と前記各一般金融商品のペイオフ分布との相関係
数を算出させ、前記各一般金融商品と当該相関係数を選
択手段に送信させる相関係数算出ステップと、 選択手段に、送信された前記各一般金融商品と当該相関
係数から前記相関係数の絶対値の順に所定の数の前記一
般金融商品を前記ポートフォリオデータに新たに組み入
れるべき構成対象金融商品として選択させ、選択された
構成対象金融商品のペイオフ分布を組入比率算出手段に
送信させ、選択された構成対象金融商品を組入手段に送
信させる選択ステップと、 組入比率算出手段に、送信された前記構成対象金融商品
のペイオフ分布と前記格納手段から読み出した前記ヘッ
ジ対象ペイオフ分布とに基づいて次の式(10)の値を
最小化させる前記構成対象金融商品の組入比率を算出さ
せ、前記構成対象金融商品の組入比率を組入手段に送信
させる組入比率算出ステップと、 【数12】 ただし、 θA:前記ヘッジ対象ペイオフ分布 θE ( K )(K=1、2、3・・・):前記構成対象金融
商品のペイオフ分布 αk(K=1、2、3・・・):前記組入比率、 組入手段に、前記選択手段から送信された前記構成対象
金融商品と、前記組入比率算出手段から送信された前記
構成対象金融商品の組入比率とを前記ポートフォリオデ
ータに追加して記録させ、各前記構成対象金融商品のペ
イオフ分布に対応する前記組入比率を乗じた被組入ペイ
オフ分布を差分分布算出手段に送信させる組入ステップ
と、 差分分布算出手段に、前記格納手段から読み出した前記
ヘッジ対象ペイオフ分布から、前記組入手段から送信さ
れた被組入ペイオフ分布を減じることによって差分分布
を算出させ、前記差分分布を判断手段に送信させる差分
分布算出ステップと、 判断手段に、送信された差分分布が、所定の条件に達し
ているかどうかを判断させ、達していない場合、前記差
分分布を新たなヘッジ対象ペイオフ分布として前記格納
手段に上書きさせる判断ステップを備えたことを特徴と
するポートフォリオ構成方法。 - 【請求項13】 コンピュータに、特定金融商品をスタ
ティックにリスクヘッジするポートフォリオデータを、
複数の一般金融商品から選択して構成させるプログラム
を記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であ
って、 前記プログラムが、 相関係数算出手段に、前記特定金融商品のペイオフ分布
と、前記各一般金融商品のペイオフ分布と、前記特定金
融商品のペイオフ分布を初期データとするヘッジ対象ペ
イオフ分布と、少なくとも一つの前記一般金融商品及び
その組入比率を含んで構成されるポートフォリオデータ
とを格納するための格納手段から読み出した前記ヘッジ
対象ペイオフ分布と前記各一般金融商品のペイオフ分布
との相関係数を算出させ、前記各一般金融商品と当該相
関係数を選択手段に送信させる相関係数算出モジュール
と、 選択手段に、送信された前記各一般金融商品と当該相関
係数から前記相関係数の絶対値が最も大きい前記一般金
融商品を前記ポートフォリオデータに新たに組み入れる
べき構成対象金融商品として選択させ、選択された構成
対象金融商品のペイオフ分布を組入比率算出手段に送信
させ、選択された構成対象金融商品を組入手段に送信さ
せる選択モジュールと、 組入比率算出手段に、送信された前記構成対象金融商品
のペイオフ分布と前記格納手段から読み出した前記ヘッ
ジ対象ペイオフ分布との共分散値を算出させ、前記構成
対象金融商品のペイオフ分布の分散値に対する前記共分
散値の比を前記構成対象金融商品の組入比率として算出
させ、前記構成対象金融商品の組入比率を組入手段に送
信させる組入比率算出モジュールと、 組入手段に、前記選択手段から送信された前記構成対象
金融商品と、前記組入比率算出手段から送信された前記
構成対象金融商品の組入比率とを前記ポートフォリオデ
ータに追加して記録させ、前記構成対象金融商品のペイ
オフ分布に前記組入比率を乗じた被組入ペイオフ分布を
差分分布算出手段に送信させる組入モジュールと、 差分分布算出手段に、送信された被組入ペイオフ分布
と、前記格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオ
フ分布との差分分布を算出させ、前記差分分布を判断手
段に送信させる差分分布算出モジュールと、 判断手段に、送信された差分分布が、所定の条件に達し
ているかどうかを判断させ、達していない場合、前記差
分分布を新たなヘッジ対象ペイオフ分布として前記格納
手段に上書きさせる判断モジュールを備えたことを特徴
とする記録媒体。 - 【請求項14】 コンピュータに、特定金融商品をスタ
ティックにリスクヘッジするポートフォリオデータを、
複数の一般金融商品から選択して構成させるプログラム
を記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であ
って、 前記プログラムが、 相関係数算出手段に、前記特定金融商品のペイオフ分布
と、前記各一般金融商品のペイオフ分布と、前記特定金
融商品のペイオフ分布を初期データとするヘッジ対象ペ
イオフ分布と、複数の前記一般金融商品及びその組入比
率を含んで構成されるポートフォリオデータとを格納す
るための格納手段から読み出した前記ヘッジ対象ペイオ
フ分布と前記各一般金融商品のペイオフ分布との相関係
数を算出させ、前記各一般金融商品と当該相関係数を選
択手段に送信させる相関係数算出モジュールと、 選択手段に、送信された前記各一般金融商品と当該相関
係数から前記相関係数の絶対値の順に所定の数の前記一
般金融商品を前記ポートフォリオデータに新たに組み入
れるべき構成対象金融商品として選択させ、選択された
構成対象金融商品のペイオフ分布を組入比率算出手段に
送信させ、選択された構成対象金融商品を組入手段に送
信させる選択モジュールと、 組入比率算出手段に、送信された前記構成対象金融商品
のペイオフ分布と前記格納手段から読み出した前記ヘッ
ジ対象ペイオフ分布とに基づいて次の式(10)の値を
最小化させる前記構成対象金融商品の組入比率を算出さ
せ、前記構成対象金融商品の組入比率を組入手段に送信
させる組入比率算出モジュールと、 【数13】 ただし、 θA:前記ヘッジ対象ペイオフ分布 θE ( K )(K=1、2、3・・・):前記構成対象金融
商品のペイオフ分布 αk(K=1、2、3・・・):前記組入比率、 組入手段に、前記選択手段から送信された前記構成対象
金融商品と、前記組入比率算出手段から送信された前記
構成対象金融商品の組入比率とを前記ポートフォリオデ
ータに追加して記録させ、各前記構成対象金融商品のペ
イオフ分布に対応する前記組入比率を乗じた被組入ペイ
オフ分布を差分分布算出手段に送信させる組入モジュー
ルと、 差分分布算出手段に、前記格納手段から読み出した前記
ヘッジ対象ペイオフ分布から、前記組入手段から送信さ
れた被組入ペイオフ分布を減じることによって差分分布
を算出させ、前記差分分布を判断手段に送信させる差分
分布算出モジュールと、 判断手段に、送信された差分分布が、所定の条件に達し
ているかどうかを判断させ、達していない場合、前記差
分分布を新たなヘッジ対象ペイオフ分布として前記格納
手段に上書きさせる判断モジュールを備えたことを特徴
とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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