JP3499172B2 - スタータ - Google Patents

スタータ

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JP3499172B2
JP3499172B2 JP30452199A JP30452199A JP3499172B2 JP 3499172 B2 JP3499172 B2 JP 3499172B2 JP 30452199 A JP30452199 A JP 30452199A JP 30452199 A JP30452199 A JP 30452199A JP 3499172 B2 JP3499172 B2 JP 3499172B2
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昭 倉垣
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンを始動
するためのスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同軸型と呼ばれるスタータは、電
動機により駆動される出力軸を有し、この出力軸に同軸
にプランジャ,励磁コイル及びコアを備えた電磁スイッ
チ,オーバランニングクラッチを具備し、励磁コイルを
励磁してコア側にプランジャを吸引することにより電動
機を駆動することで、出力軸とスプライン結合されたス
ラストスプラインを有するオーバランニングクラッチを
リングギヤの方向に移動させ、オーバランニングクラッ
チに設けられたピニオンをリングギヤに噛み合わせてエ
ンジンを始動させるスタータである。
【0003】図5は特開平10−159692号公報に
示された従来の同軸型のスタータの一例を示す断面図で
ある。図5において、1Aは出力軸であり、この出力軸
1Aと同軸に、電磁スイッチ2Aや、リングギヤ50A
と噛み合うピニオン30Pを備えるオーバランニングク
ラッチ30Aや、プランジャインナ4Aとプランジャア
ウタ4Bとから成るプランジャ40Aなどが配置されて
いる。12Aは直流電動機の電機子、16Aはシャフト
(電動機軸)である。18Aはシャフト16Aの回転力
を減速して出力軸1Aに伝える減速機構である。8Aは
接点軸であり、減速機構18Aの内歯車部材17Aによ
りプランジャ40Aと略平行に支持孔17mを介して支
承されている。100はブラケット、800はプランジ
ャアウタ4Bと接点軸8Aとを連結するシフトプレート
である。また、図5の中心軸より上側は、スタータを作
動していない状態を示しており、図5の中心軸より下側
は、電磁スイッチを入れてスタータを作動させピニオン
をリングギヤに噛み合わせた状態を示している。
【0004】次に動作を説明する。尚、動作説明に際
し、図5の部分拡大図である図6も参照して説明する。
まず、イグニッションスイッチをオンして電磁スイッチ
2Aの励磁コイル2Bに電流が流れると、プランジャア
ウタ4Bが電磁スイッチ2Aの励磁コア2Cにより吸引
される。この従来のスタータでは、プランジャアウタ4
Bと接点軸8Aとがシフトプレート800を介して直結
されており、励磁コイル2Bによってプランジャアウタ
4Bが吸引移行すると同時に接点軸8Aも移行する構造
となっている。プランジャアウタ4Bとプランジャイン
ナ4A間にはバネ受け部材400を介してコイルバネ4
01が装着されており、プランジャアウタ4Bが吸引移
行を開始しても初期段階ではコイルバネ401が撓む
為、プランジャインナ4Aは静止状態を保っている。プ
ランジャインナ4Aの前方にはシフタ部材402を介し
てクラッチインナ30Bが設置されており、プランジャ
インナ4Aが静止状態を保っている間はクラッチインナ
30Bも静止状態を保っている。プランジャアウタ4B
が吸引移行を開始してしばらくすると接点軸8Aに装着
された可動接点80Aと接点室ZA内に設置された固定
接点80Bが接触する。可動接点80Aと固定接点80
Bが接触すると接点ボルト11Aを介して外部電源から
電力が供給されて電機子12Aが回転を始め、減速機構
18Aを介して出力軸1Aが回転を始めると、ヘリカル
スプライン部1Bで生じた推力によってピニオン30P
はリングギヤ50Aへ向かって移動を開始する。そし
て、ピニオン30Pとリングギヤ50Aの山と谷が一致
して噛み合う。その後、エンジンが起動すると、オーバ
ランニングクラッチ30Aの作用で出力軸1Aとピニオ
ン30Pが切り離され、ピニオン30Pが空転する。そ
して、励磁コイル2Bへの通電が停止されると、クラッ
チインナ戻しコイルばね403,1つのプランジャ戻し
コイルばね404により、ピニオン30Pがリングギヤ
50Aより離脱する。
【0005】上述の特開平10−159692号公報に
開示された従来のスタータでは、プランジャアウタ4B
と接点軸8Aとがシフトプレート800によって直結さ
れており、プランジャアウタ4Bの吸引移行に伴って接
点軸8Aも同時に移動するので、すぐに可動接点80A
と固定接点80Bが接触することになり、ピニオン30
Pの端面30Peがリングギヤ50Aの端面50Aeに
当接する前に電機子12Aが回転を始める。つまり、上
記スタータによれば、電機子12Aの駆動によりピニオ
ン30Pを回転させてからピニオン30Pをリングギヤ
50Aに噛み合わせるので、ピニオン30Pがリングギ
ヤ50Aにスムーズに噛み合わずに、ピニオン30Pと
リングギヤ50Aの噛合時における信頼性に乏しいとい
う欠点があった。
【0006】上記欠点を解消するために、本出願人の出
願(特願平11−147804号)により本願発明の前
提となるスタータが提案されている。このスタータは、
図7に示すように、電動機Mに電力を供給するために固
定接点10a,10bと接触する可動接点8eを一端側
に有する接点軸8の他端側が貫通する貫通孔7sを備え
プランジャ4に固定されたシフトプレート7と、プラン
ジャ4が電磁スイッチ2により吸引移行されるに伴って
シフトプレート7がある一定時間だけ移動したときに当
該シフトプレート7に当接して、以後プランジャ4が吸
引移行され続けることに伴うシフトプレート7の移動に
より接点軸8を移動させて可動接点8eを固定接点10
a,10bに当接させるために接点軸8の他端側に設け
られたシフトプレート当接部としてのプレート9cと、
プランジャ4の内周側に出力軸1と同軸に配置されオー
バランニングクラッチ3をリングギヤ50方向に押圧す
るための押圧力を当該オーバランニングクラッチ3に付
与する押圧手段とを備える。この押圧手段は、環状のプ
レート5a,5bとこれらの間に設けられるコイルばね
6により構成される。この構成によれば、電動機Mが駆
動する前に、上記押圧手段によりオーバランニングクラ
ッチ3が押圧されてピニオン3Pの端面3Peとリング
ギヤ50の端面50eとが当接状態となる。ピニオン3
Pの端面3Peとリングギヤ50の端面50eとが当接
状態となった後もコイルばね6に弾発力を蓄えながら、
プランジャ4は吸引されて移行する。その後、可動接点
8eが固定接点10a,10bに接触して電動機Mが駆
動する。電動機Mが駆動して出力軸1が回転すると、オ
ーバランニングクラッチ3がヘリカルスプライン1a,
3xによりゆっくりと回転するとともに、コイルばね6
に蓄えられた弾発力によりプレート5bを介してオーバ
ランニングクラッチ3が押圧され、さらにヘリカルスプ
ライン1aで生じた推力により、ピニオン3Pとリング
ギヤ50とがスムーズに確実に噛み合う。尚、9vは、
励磁コイル2aへの通電がなくなった時にシフトプレー
ト7を介してプランジャ4を元の位置に戻すための1つ
のプランジャ戻しコイルばねである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5,
6及び図7のスタータのプランジャ戻しコイルばね40
4,9vは、いずれも、電磁スイッチ2の外側、即ち、
スタータの外周側に配置されているために、スタータの
小型化が図れないという課題があった。また、プランジ
ャ戻しコイルばね404,9vは、電磁スイッチ2A,
2及びプランジャ4B(あるいは4A),4に組み付け
られるものではなく、ブラケット20A,20を取付け
るときに一緒にブラケット及びシフトプレートに組み付
けなければならないので、サブアッセンブリ単位での組
み立てが困難である。従って、スタータ組み立て時の組
み立てが容易とは言えないという課題があった。
【0008】また、図7のスタータでは、シフトプレー
ト7が、図5,6のスタータとは違って、接点軸8に固
定されていない構成において、プランジャ戻しコイルば
ね9vが出力軸1と同軸に配置されていないため、プラ
ンジャ4が傾いてしまう。従って、励磁コイル2aの吸
引力が安定しなかったり、プランジャ4が電磁スイッチ
2のケース2bなどと干渉して摩耗してしまったり、プ
ランジャ戻しコイルばね9vが座屈を起こしやすい等の
課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスタータ
は、電動機により駆動される出力軸を有し、この出力軸
に同軸にプランジャ,励磁コイル及びコアを備えた電磁
スイッチ,オーバランニングクラッチを具備し、励磁コ
イルを励磁してコア側にプランジャを吸引することによ
り電動機を駆動することで、出力軸とスプライン結合さ
れたスラストスプラインを有する上記オーバランニング
クラッチをリングギヤの方向に移動させ、オーバランニ
ングクラッチに設けられたピニオンをリングギヤに噛み
合わせてエンジンを始動させるスタータにおいて、上記
電動機に電力を供給するために固定接点と接触する可動
接点を一端側に有する接点軸の他端側が貫通する貫通孔
を備え上記プランジャの後端側に固定されたシフトプレ
ートと、上記プランジャが吸引移行されるに伴って上記
シフトプレートがある一定時間だけ移動したときに当該
シフトプレートに当接して以後プランジャが吸引移行さ
れ続けることに伴う上記シフトプレートの移動により上
記接点軸を移動させて上記可動接点を固定接点に当接さ
せるために上記接点軸の他端側に設けられたシフトプレ
ート当接部と、上記プランジャの内周側に上記出力軸と
同軸に配置され上記オーバランニングクラッチをリング
ギヤ方向に押圧するための押圧力を当該オーバランニン
グクラッチに付与する押圧手段とを備えるとともに、上
励磁コイルへの通電がなくなった時にプランジャを元
の位置に戻すためのプランジャ戻しばねを、電磁スイッ
チのコアとプランジャとの間において、あるいは、電磁
スイッチのコアに装着されるオーバランニングクラッチ
の位置を決める部材とプランジャとの間において出力軸
と同軸に配置した。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1によるスタータを図1に基づいて説明する。
図1は、実施の形態1によるスタータの構成を示す断面
図である。図1中、左側の部分は直流電動機部X、右側
の部分は作動部Y、ほぼ中央の上側の部分は接点室Zで
ある。尚、以下、適宜、図1の電動機側を後方、リング
ギヤ側を前方と呼んで説明する。また、図1中、本願の
前提となる図7のスタータと同一符号を付した部分は同
一構成部分である。
【0011】尚、本発明のスタータの特徴は、主とし
て、プランジャ戻しコイルばねの配置にあるが、このこ
とを説明する前に、まず、スタータの全体構造から説明
する。
【0012】実施の形態1によるスタータは、外壁部材
であるフロントブラケット20,センタブラケット3
0,リアブラケット40で覆われ、ほぼ弾丸状の外観を
呈している。尚、リングギヤ50が入り込む部分は開口
部となっている。内部には、直流電動機M、この直流電
動機Mで駆動される出力軸1、この出力軸1の周りに環
状の電磁スイッチ2やオーバランニングクラッチ3やプ
ランジャ(可動鉄心)4などが配置されている。即ち、
本実施の形態1によるスタータは、出力軸1と同軸に、
電磁スイッチ2やオーバランニングクラッチ3やプラン
ジャ4が配置されている同軸型のスタータである。
【0013】直流電動機Mは、周知のように、電機子1
2、この電機子12の周囲を覆うヨーク13、このヨー
ク13の内側に設けられた固定磁極13a、コンミュテ
ータ(整流子)14、ブラシ15、シャフト16などで
構成されている。電機子12は、電機子鉄心に電機子コ
イルが巻かれたもので、そのシャフト16の前方側は筒
状のコンミュテータ14の筒空間を貫通して減速機構1
8に接続されている。電機子コイルはコンミュテータ1
4に接続されている。直流電動機Mは、固定磁極の数に
より、2極機,4極機,6極機などがあるが、例えば、
6極機の直流電動機を使用する場合を例にすると、固定
磁極13aはN極,S極交互に全部で6つ設けられてい
て、コンミュテータ14に接触するブラシ15は、コン
ミュテータ14の周囲に沿って配置されている。尚、1
5aはブラシ15をコンミュテータ14に押し付けるば
ね、15hはブラシホルダである。以上のような直流電
動機Mにより出力軸1を駆動する。
【0014】作動部Yは、減速機構18、出力軸1、電
磁スイッチ2、オーバランニングクラッチ3、プランジ
ャ4などから成る。
【0015】17は内歯車部材である。これは、軸受1
yを介して出力軸1の外周に嵌められる第1筒状部17
aと、この第1筒状部17aから出力軸1の外周に対し
て直角方向に延在する中空円盤状の底板部17bと、こ
の底板部17bの外周縁より後方側に延長し、内周に内
歯車18cを有する第2筒状部17cとから構成され
る。上記減速機構18は、上記内歯車部材17の内歯車
18cと、シャフト16に設けられた太陽歯車18a
と、この太陽歯車18aの周りに配置され当該太陽歯車
18a及び内歯車18cと噛み合う複数個の遊星歯車1
8bと、この遊星歯車18b群と上記内歯車部材17の
底板部17bとの間に挿入された出力軸1のフランジ部
1Fより突出して、各遊星歯車18bを出力軸1のフラ
ンジ部1Fに連結するピン1Pとにより構成される。
尚、各遊星歯車18bの回転力は軸受1zを介して各ピ
ン1Pに伝達される。尚、出力軸1のフランジ部1Fの
中心には円溝1hが形成されており、シャフト16の前
方側先端は上記円溝1hに設けられた軸受1xを介して
回転自在に支承されている。従って、各遊星歯車18b
が太陽歯車18aの周りを公転することによりシャフト
16の回転力が減速されてピン1Pを介して出力軸1に
伝達されることになる。
【0016】また、出力軸1の中央側の一部の外周には
ヘリカルスプライン1aが形成されており、このヘリカ
ルスプライン1aが形成されている部分の外周には、ス
ラストスプライン3Aの筒部3aが対応するようにオー
バランニングクラッチ3が配置されている。尚、スラス
トスプライン3Aの筒部3aの内面には、上記ヘリカル
スプライン1aと噛み合うヘリカルスプライン3xが形
成されている。即ち、オーバランニングクラッチ3は出
力軸1にスプライン結合されている。また、電磁スイッ
チ2は、スラストスプライン3Aの筒部3aの外周側に
配置される。また、出力軸1におけるフランジ部1F側
の外周にはプランジャ4が配置されている。
【0017】上記オーバランニングクラッチ3は、上記
出力軸1の中央側の一部の外周に形成されたヘリカルス
プライン1aと噛み合うヘリカルスプライン3xが内面
に形成された筒部3aと,ローラカム3cと,このロー
ラカム3cのカム底となるフランジ部3bとから成るス
ラストスプライン3Aと、ワッシャ3eと、ピニオン3
Pと、ピニオン3Pの根元の筒部で構成されるクラッチ
インナ3yと、ローラカム3cに形成された溝3tに配
置されたクラッチローラ3r及びばね3sと、上記スラ
ストスプライン3Aのフランジ部3bとローラカム3c
とワッシャ3eの外側を覆うクラッチカバー3wとで構
成される。また、上記オーバランニングクラッチ3は、
いわゆる一方向クラッチとして作動する。尚、図3にオ
ーバランニングクラッチ3の断面図を示す。ローラカム
3cの内周の数箇所には、クラッチインナ3yの外周と
の間で狭い空間と広い空間とを形成する溝3tが形成さ
れており、これら各溝3tにそれぞれクラッチローラ3
rが配置されている。3sはクラッチローラ3rを溝3
tの狭い空間の方へ付勢するばねである。これは、直流
電動機Mにより出力軸1が駆動されると、ローラカム3
cが回転してクラッチローラ3rは溝3tの狭い空間の
方へ移動し、ローラカム3cとクラッチインナ3yとが
係合してピニオン3Pが回転し、リングギヤ50と噛み
合う。そして、リングギヤ50によりピニオン3Pが連
れ回されると、クラッチローラ3rは溝3tの広い空間
の方へ移動し、ローラカム3cとクラッチインナ3yの
係合が解除されて、オーバランニングクラッチ3はエン
ジンから切り離される。
【0018】電磁スイッチ2は、励磁コイル2aと、励
磁コイル2aを覆うスイッチケース2bと、コア2cと
から成り、上記オーバランニングクラッチ3の位置より
後方側に配置されている。コア2cは上記スラストスプ
ライン3Aのフランジ部3bと対向する中空状円盤面を
有し、スラストスプライン3Aの筒部3aの外周上に貫
通するよう配置される環状体よりなり、かつ、スラスト
スプライン3Aの筒部3a側において後方側に延長する
環状突出部2tを有する。
【0019】上記プランジャ4は、上記スイッチケース
2bの内周とスラストスプライン3Aの筒部3aとの間
を移動可能なように配置される筒体より成る。
【0020】尚、プランジャ4から出力軸1への洩れ磁
束を減らすため、次のように構成している。即ち、上記
オーバランニングクラッチ3は、上記プランジャ4が励
磁コイル2aにより励磁されていない状態においてコア
2cの環状突出部2tと対向するプランジャ4の先端4
tとの間で所定の間隔gを保ってスラストスプライン3
Aの筒部3aの一端3fが位置するように配置されてい
る。そして、非磁性材料又は低透磁率材料で形成された
筒体5で、上記所定の間隔gに対応する出力軸1の外周
を覆うようにしている。
【0021】また、上記プランジャ4の先端4tには出
力軸1方向に突出する第1係止部4xが形成されてお
り、筒体5の他端側には上記第1係止部4xに係合する
第2係止部5xが形成されている。よって、筒体5は、
一端5fが、スラストスプライン3Aの一端3fに当接
する状態に、他端側は第2係止部5xにより上記第1係
止部4xに係合された状態に配設されている。また、プ
ランジャ4の後端側の内周には、環状のプレート5aが
固定されている。そして、上記プランジャ4の内周と出
力軸1の外周との間で、かつ、プレート5aと筒体5の
第2係止部5xとの間にコイルばね6が配置されてい
る。このプレート5aは、コイルばね6に蓄えられた弾
発力を上記筒体5を介して上記オーバランニングクラッ
チ3に伝えてピニオン3Pをリングギヤ50に噛み合わ
せるための押圧プレートとして機能する。また、筒体5
は、コイルばね6に蓄えられた弾発力をオーバランニン
グクラッチ3に伝達するもの、即ち、オーバランニング
クラッチ3に対して押圧を付与する部材として機能する
ことになる。上記プレート5a,コイルばね6,筒体5
により、オーバランニングクラッチ3をリングギヤ50
方向に押圧するための押圧力を当該オーバランニングク
ラッチ3に付与する押圧手段を構成する。従って、プラ
ンジャ4は、コア2cに吸引されてコア2cの方向(前
方)に移動し、オーバランニングクラッチ3は、プラン
ジャ4の移動に伴って筒体5で押されて移動し、ピニオ
ン3Pの端面3Peがリングギヤ50の端面50eに当
接して一旦移動が停止した後に、直流電動機Mを駆動さ
せてピニオン3Pとリングギヤ50の歯の山と谷が合う
と、それまで縮んで蓄えられていたコイルばね6の弾発
力が筒体5を介してオーバランニングクラッチ3に付与
されるのでピニオン3Pがリングギヤ50に噛み合う。
【0022】8は接点軸であり、これは上記内歯車部材
17の第2筒状部17cの一部(図1では上部)に設け
られた支持孔17hにより、軸の延長方向に移動可能な
ように支持されている。尚、接点軸8は、支持孔17h
を介して作動部Yと接点室Zとにまたがるよう取付けら
れている。接点軸8の接点室Z内に位置する一端側に
は、可動接点8eが設けられている。さらにこの可動接
点8eより後方側には環状のプレート9aが接点軸8に
固定され、このプレート9aと可動接点8eとの間に
は、可動接点8aを後述する固定接点側に押圧するため
のコイルばね9bが設けられている。また、接点軸8の
作動部Y側に位置する軸の他端側には環状のプレート9
c(シフトプレート当接部)が接点軸8に固定され、こ
のプレート9cとフロントブラケット20との間には接
点軸戻しコイルばね9dが設けられている。
【0023】また、プランジャ4の後端側にはシフトプ
レート7が取付けられており、このシフトプレート7
は、図4に示すように、上下に延長する細長い板状のも
のよりなり、中央側にはプランジャ4の後端側に装着す
るための孔が形成され、上記接点軸8に対応する上部に
は貫通孔7sが形成されている。このシフトプレート7
は、係止リング7tにより、プランジャ4に固定されて
いる。
【0024】51はピニオン戻しコイルばねである。こ
れは上記ピニオン3Pがリングギヤ50に噛み合う方向
に移動するときに縮んで励磁コイル2aへの通電がなく
なった時にピニオン3Pの先端側に押圧力を与えて当該
ピニオン3Pを元の位置に戻すためのばねであり、ピニ
オン3Pの先端側に当接する如く出力軸1に同軸に取付
けられる第1ストッパ52と出力軸1の先端側において
出力軸1に同軸に取付けられる第2ストッパ53との間
で保持されている。上記各ストッパ52,53は、出力
軸1の径より若干大きな内径の筒部52a,53aと、
この筒部52a,53aの一端側において外周方向に突
出するよう形成されたフランジ部52b,53bとを有
して成るものである。上記第1ストッパ52は、フラン
ジ部52bがピニオン3Pの先端側に当接する如く配置
され、軸方向に摺動可能となっている。上記第2ストッ
パ53は、フランジ部53bが設けられていない側がピ
ニオン3Pの先端側を向くように配置され、出力軸1に
固定されたストップリング54によりスタータの前方方
向へ移動しないようになっている。上記ピニオン戻しコ
イルばね51は、上記各ストッパ52,53の筒部52
a,53aの外周側に配置され、フランジ部52b,5
3bの裏面間で挟持された状態で保持されている。
【0025】電動機部X及び接点室Zと作動部Yは、仕
切りプレート34,35を介して区画されている。ま
た、接点室Zは、接点室壁31及び接点室カバー32で
区画されている。接点室壁31には、第1固定接点10
aと第2固定接点10bが設けられる。第1固定接点1
0aは、端子ボルト11を介してバッテリに接続されて
いる。また、第2固定接点10bは、リード線を介して
+極ブラシに接続され、また、電磁スイッチ2の励磁コ
イル2aの他端に接続されている。尚、第1固定接点1
0aは、端子ボルト11がナット11aで固定されるこ
とにより頭部11tで接点室壁31に固定されている。
また、33はOリング、70a,70b,70cはパッ
キンである。
【0026】なお、シャフト16の後方端16eは軸受
60aを介してリヤブラケット40に回転自在に支承さ
れており、出力軸1の前方端1tは軸受60eを介して
フロントブラケット20の先端20t側に支承されてい
る。41は、直流電動機部Xと作動部Yを、リヤブラケ
ット40とフロントブラケット20で挟み込んで固定す
るためのボルトである。
【0027】次に、本発明の主な特徴であるプランジャ
戻しコイルばねの配置について説明する。6Rは、励磁
コイル2aへの通電がなくなった時にプランジャ4を元
の位置に戻すためのプランジャ戻しコイルばねである。
プランジャ戻しコイルばね6Rは、コア2cの環状突出
部2tの内周側に形成された座2kとプランジャ4の先
端4tにもうけられた第1係止部4xの前側に形成され
た座4kとの間において出力軸1と同軸に配置されてい
る。言い換えれば、プランジャ戻しコイルばね6Rは、
オーバランニングクラッチ3に対して押圧を付与する部
材としての筒体5の外周側において、プランジャ4とコ
ア2cとの間に挟まれるように出力軸1と同軸に配置さ
れている。
【0028】次に動作を説明する。イグニッションスイ
ッチをオンして、電磁スイッチ2の励磁コイル2aに電
流が流れると、プランジャ4がコア2c側に向かって吸
引され、これにより、プレート5aがコイルばね6を押
し、これに伴って筒体5がスラストスプライン3Aを押
圧して、オーバランニングクラッチ3をリングギヤ50
の方向に押し出す。これにより、オーバランニングクラ
ッチ3に設けられたピニオン3Pの端面3Peとリング
ギヤ50の端面50eとが当接するので、オーバランニ
ングクラッチ3の前方への移動は一旦中断するが、プラ
ンジャ4の内周側に設けられているプレート5aがコイ
ルばね6を撓ませながら、プランジャ4は更に吸引され
移動を続行する。そして、シフトプレート7も前方に移
動してシフトプレート当接部としてのプレート9cに接
触する。この状態の後も、プランジャ4は吸引され続け
るため、接点軸8に固定されたプレート9cがシフトプ
レート7に押されて接点軸8も前方へ移動する。これに
より、接点軸8の可動接点8eが第1,第2固定接点1
0a,10bと接触すると、バッテリからの電力が供給
されて電機子12が回転を始める。尚、プランジャ4が
完全に吸引されてその先端4t側がコア2cに接触する
状態になるまで接点軸8は移動する。この時、プレート
9aによりコイルばね9bが圧縮され、これにより、可
動接点8eは押圧されて第1,第2固定接点10a,1
0bとの接触が保たれる。電機子12が回転を始める
と、その回転力は減速機構18を介して減速されて出力
軸1に伝わり、出力軸1とスプライン結合されたオーバ
ランニングクラッチ3、更にはピニオン3Pへと及ぶ。
そして、ピニオン3Pがゆっくりと回転してピニオン3
Pの歯の山と谷がリングギヤの歯の谷と山に一致する
と、撓んだ状態のコイルばね6のばね力(弾発力)によ
って筒体5及びピニオン3Pが前方に押し出され、ピニ
オン3Pがリングギヤ50に完全に噛み合う。これによ
り、リングギヤ50に連結されたクランクシャフトが回
転するので、エンジンが始動する。
【0029】エンジンが始動してイグニッションスイッ
チを切ると、励磁コイル2aにより発生していた起磁力
が無くなるので、それまでコア2c側へ吸引されていた
プランジャ4はプランジャ戻しコイルばね6Rのばね力
によって減速機構18側へ戻される(元の位置に戻され
る)。同時にオーバランニングクラッチ3及びピニオン
3Pも、それまで圧縮されていたピニオン戻しコイルば
ね51のばね力によって、第1ストッパ52を介して後
方へ戻される。
【0030】本実施の形態1によれば、プランジャ戻し
コイルばね6Rを、電磁スイッチ2のコア2cとプラン
ジャ4との間において出力軸1と同軸に配置したので、
スタータの外径を小さくでき、スタータの小型化が図れ
る。また、プランジャ戻しコイルばね6Rは、予め電磁
スイッチ2とプランジャ4に組み付けておくことがで
き、このようなサブアッセンブリ単位で出力軸1に組み
付けることができるので、サブアッセンブリ単位での組
み立てができて、スタータ組み立て時の組み立てが容易
となる。また、本願の前提となる図7や本実施の形態1
のように、ピニオン30Pとリングギヤ50Aの噛合時
における信頼性を高めるために、シフトプレート7が接
点軸8に固定されていない構成において、プランジャ4
が傾くようなことがなくなる。従って、励磁コイル2a
の吸引力が安定し、また、プランジャ4の摩耗も防止で
き、プランジャ戻しコイルばね6Rの座屈もなくなるの
で、プランジャ戻しコイルばね6Rの耐久性も向上す
る。
【0031】実施の形態2.図2に示すように、図1の
構成より出力軸1から若干離れるようにコア2Xを形成
し、このコア2Xの内周を超えてオーバランニングクラ
ッチ3の筒部3aと平行な筒部70Xを備えるオーバラ
ンニングクラッチ3の位置を決める部材70を設け、プ
ランジャ4の先端4t側の座4kと位置決め部材70の
筒部70Xの外周側の座70kとでプランジャ戻しコイ
ルばね6Rの両端を保持するような態様にプランジャ戻
しコイルばね6Rを配置してもよい。すなわち、プラン
ジャ戻しコイルばね6Rを、電磁スイッチ2のコア2X
とオーバランニングクラッチ3の間に設けられる位置決
め部材70と,プランジャ4との間において出力軸1と
同軸に配置しても、上記実施の形態1と同様な効果が得
られる。
【0032】尚、実施の形態1,2のような筒体5の代
わりに、図7のように、オーバランニングクラッチ3に
対して押圧を付与する環状のプレート5bを設けたよう
な構成においても、実施の形態1,2のようにプランジ
ャ戻しコイルばね6Rを配することにより実施の形態
1,2と同様な効果が得られる。また、プランジャ戻し
コイルばね6Rとして、非磁性材料又は低透磁率材料で
形成されたコイルばねを用いれば、コア2c,2Xから
出力軸1への磁束漏れを防止でき、プランジャ4に対す
る吸引力不足を改善できる。特に、非磁性材料又は低透
磁率材料で形成されていない筒体5を用いる場合、ある
いは、図7のようなプレート5bを用いる場合などに特
に効果がある。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、従来
の図5,6や本願の前提となる図7に示す構成のスター
タに比べて、スタータの小型化を図ることができ、スタ
ータの組み立てが容易となる。加えて、図7に示す構成
のスタータと比較すると、励磁コイルの吸引力を安定さ
せることができ、プランジャの摩耗を防止でき、プラン
ジャ戻しばねの耐久性を向上させることができるように
なる。また、プランジャ戻しばねとして、非磁性材料又
は低透磁率材料で形成されたコイルばねを用いることに
より、プランジャに対する吸引力不足を改善できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるスタータの全
体構造を示す断面図である。
【図2】 実施の形態2によるスタータの全体構造を示
す断面図である。
【図3】 オーバランニングクラッチの断面図である。
【図4】 プランジャとシフトプレートの斜視図であ
る。
【図5】 従来の一例であるスタータの全体構造を示す
断面図である。
【図6】 図5の部分拡大図である。
【図7】 本願の前提となるスタータの全体構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 出力軸、2 電磁スイッチ、2a 励磁コイル、2
c コア、3 オーバランニングクラッチ、3P ピニ
オン、4 プランジャ、50 リングギヤ、6R プラ
ンジャ戻しコイルばね、7 シフトプレート、8 接点
軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉垣 昭 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 久本 基 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 小林 武弘 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−30534(JP,A) 特開 平10−318105(JP,A) 特開 平10−252620(JP,A) 特開 平1−208565(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02N 15/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機により駆動される出力軸を有し、
    この出力軸に同軸にプランジャ,励磁コイル及びコアを
    備えた電磁スイッチ,オーバランニングクラッチを具備
    し、励磁コイルを励磁してコア側にプランジャを吸引す
    ることにより電動機を駆動することで、出力軸とスプラ
    イン結合されたスラストスプラインを有する上記オーバ
    ランニングクラッチをリングギヤの方向に移動させ、オ
    ーバランニングクラッチに設けられたピニオンをリング
    ギヤに噛み合わせてエンジンを始動させるスタータにお
    いて、上記電動機に電力を供給するために固定接点と接触する
    可動接点を一端側に有する接点軸の他端側が貫通する貫
    通孔を備え上記プランジャの後端側に固定されたシフト
    プレートと、上記プランジャが吸引移行されるに伴って
    上記シフトプレートがある一定時間だけ移動したときに
    当該シフトプレートに当接して以後プランジャが吸引移
    行され続けることに伴う上記シフトプレートの移動によ
    り上記接点軸を移動させて上記可動接点を固定接点に当
    接させるために上記接点軸の他端側に設けられたシフト
    プレート当接部と、上記プランジャの内周側に上記出力
    軸と同軸に配置され上記オーバランニングクラッチをリ
    ングギヤ方向に押圧するための押圧力を当該オーバラン
    ニングクラッチに付与する押圧手段とを備えるととも
    に、 上記励磁コイルへの通電がなくなった時に上記プランジ
    ャを元の位置に戻すためのプランジャ戻しばね、上記
    電磁スイッチのコアと上記プランジャとの間において上
    記出力軸と同軸に配置されたことを特徴とするスター
    タ。
  2. 【請求項2】 電動機により駆動される出力軸を有し、
    この出力軸に同軸にプランジャ,励磁コイル及びコアを
    備えた電磁スイッチ,オーバランニングクラッチを具備
    し、励磁コイルを励磁してコア側にプランジャを吸引す
    ることにより電動機を駆動することで、出力軸とスプラ
    イン結合されたスラストスプラインを有する上記オーバ
    ランニングクラッチをリングギヤの方向に移動させ、オ
    ーバランニングクラッチに設けられたピニオンをリング
    ギヤに噛み合わせてエンジンを始動させるスタータにお
    いて、上記電動機に電力を供給するために固定接点と接触する
    可動接点を一端側に有 する接点軸の他端側が貫通する貫
    通孔を備え上記プランジャの後端側に固定されたシフト
    プレートと、上記プランジャが吸引移行されるに伴って
    上記シフトプレートがある一定時間だけ移動したときに
    当該シフトプレートに当接して以後プランジャが吸引移
    行され続けることに伴う上記シフトプレートの移動によ
    り上記接点軸を移動させて上記可動接点を固定接点に当
    接させるために上記接点軸の他端側に設けられたシフト
    プレート当接部と、上記プランジャの内周側に上記出力
    軸と同軸に配置され上記オーバランニングクラッチをリ
    ングギヤ方向に押圧するための押圧力を当該オーバラン
    ニングクラッチに付与する押圧手段とを備えるととも
    に、 上記励磁コイルへの通電がなくなった時に上記プランジ
    ャを元の位置に戻すためのプランジャ戻しばね、上記
    電磁スイッチのコアと上記オーバランニングクラッチの
    間に設けられる部材と上記プランジャとの間において上
    記出力軸と同軸に配置されたことを特徴とするスター
    タ。
  3. 【請求項3】 上記プランジャ戻しばねとして、非磁性
    材料又は低透磁率材料で形成されたコイルばねを用いた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスター
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