JP3498030B2 - マスク検査方法 - Google Patents

マスク検査方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
製造プロセスに使用されるフォトマスクやレチクル、電
子線散乱型マスクなどのマスクにおけるパターン欠陥を
検査する方法に関するもので、特に、透過電子線を用い
て散乱型マスクのパターン欠陥を検査するマスク検査方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、散乱型マスク(以下、単にマスク
とあるのは散乱型マスクを指す)におけるパターン欠損
やパターン上への異物付着などの検査には、光学的な検
査ではなく電子線による検査が行なわれており、その手
段として透過型電子顕微鏡(TEM)または反射電子に
よる検出手法が用いられている。
【0003】この従来の検査手法について図を用いて説
明すると、図8は、透過型電子顕微鏡によるマスクパタ
ーン検査装置の構成図であり、また、図9は、反射電子
による検査手法の説明図である。
【0004】透過型電子顕微鏡によるマスクパターン検
査装置は、図8に示すように、電子線6を放出する電子
銃4と、電磁レンズ5と、被検査体である散乱型マスク
1を透過した電子線のうち屈折角度の大きいものを阻止
するためのCuホイル7と、透過した電子線を検出する
半導体検出器を用いた欠陥検査用装置8などから構成さ
れている。
【0005】また、被検査体である散乱型マスク1は、
一般にメンブレン部2と散乱体部3とからなり、メンブ
レン部2は、窒化ケイ素(SiN)や炭化ケイ素(Si
C)などの薄膜であり、原子番号の小さい材質を用い
る。また、パターンを形成する散乱体部3は、重金属な
どの密度および原子番号が大きい材質を用いる。
【0006】このような透過型電子顕微鏡による検査に
おいては、まず、被検査体である散乱型マスク1を装置
内にセットし、電子銃4より電子線6を照射し、マスク
1を透過した電子線6のコントラストを半導体検出器で
ある欠陥検査用装置8で検出することによって、マスク
パターンの段差および欠陥を検出している。このときの
検出には半導体検出器を用いているが、この半導体検出
器は単数(1個)が設置されているに過ぎない。そのた
め、測定時には半導体検出器を固定し、マスクを最小
2.5nm単位で移動させることによって透過電子によ
る信号のコントラストを検出している。
【0007】このように透過型電子顕微鏡では、検査装
置である電子線露光装置とは別に欠陥検査用の装置が必
要になり、装置導入にコストがかかり、また、装置間に
マスクを移動する必要があるためスループットが制限さ
れる。さらに、マスクをナノメートルオーダーで細かく
スキャンしてコントラストを見積もるため、スループッ
トが制限されてしまう。
【0008】一方、反射電子による検出手法では、図9
に示すように、マスク表面に電子線を入射させ、反射電
子あるいは二次電子による信号をアンプ15で増幅する
ことによって、メンブレン部や散乱体部からなるマスク
表面の物性に起因するコントラストの差を検出してい
る。しかし、膜厚の変動など、電子の透過特性に影響を
与えるマスク欠陥は検出することができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、散
乱型マスクの欠陥検査の際、マスク表面の影響しか考慮
できない反射電子や二次電子の代わりに、膜厚によりエ
ネルギー減衰の割合が異なる透過電子を用いることによ
って、膜厚などの影響を考慮することができるように
し、また、被検査マスクの装置間移動をなくすことによ
って検出時間のロスをなくすとともに、ナノメートルオ
ーダーの精細なマスクスキャンを不要とすることによっ
て、スループットの改善を図ることを目的としたマスク
検査方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のマスク検査方法
は、電子銃から照射される電子線を散乱型マスクを透過
させてウエハ上にマスクパターンを描画する電子線露光
装置を使用し、被検査マスクとなる前記散乱型マスクの
直上に電気的に開閉する多数の小開口を有する開閉可能
アパーチャを設置し、また、前記散乱型マスクの直下に
は、このマスクを透過した電子線の電流値を検出する電
流測定装置を設置し、あらかじめコンピュータに入力さ
れたマスクパターンデータから計算される開口率と前記
電子線の電流値とを比較して前記散乱型マスクのパター
ン欠陥を検出することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、前記開閉可能アパーチャ
の所望領域の開口に電圧を印加し、この所望領域の開口
を透過しさらに前記散乱型マスクを透過した電子線の電
流値と、前記マスクパターンデータから計算される開口
率とを比較してマスクパターン欠陥を検出することを特
徴とし、また、前記マスクパターンデータはあらかじめ
欠陥検査を行なう小領域に分割され、また、小領域の大
きさは前記開閉可能アパーチャの開口と同一の大きさに
設定されてコンピュータに入力されていることを特徴と
し、また、前記コンピュータは被検査マスク上の欠陥検
査を行なう領域を指定し、その領域に対応する前記開閉
可能アパーチャの開口に印加する電圧を調節し、電子線
の開口に対する透過/非透過を設定することを特徴とす
る。
【0012】また、本発明は、無欠陥のマスクを使用し
て前記開口率と電流値との関係をあらかじめ基準値とし
てコンピュータに入力し、前記電流値が基準値に比べ高
い場合はマスクパターンに抜けがあり、低い場合は付着
物があると判定することを特徴とする。
【0013】また、本発明に用いる前記開閉可能アパー
チャおよび電流測定装置は、前記電子線露光装置に対し
着脱自在とし、マスク欠陥検査を行なうときのみ前記電
子線露光装置に装着することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明のマスク検査方法に
ついて、その実施の形態を図面を用いて説明する。図1
は、本発明に使用する電子線(EB)露光装置の光学系
配置図で、散乱型マスク1を用いてウエハ13上に電子
線6を照射する電子線露光装置を示している。そして、
通常の電子線露光を行なうときは、開閉可能アパーチャ
10及び電流測定装置11は外して行ない、マスク検査
を行なうときに、電子線露光装置内に装填して使用す
る。
【0015】まず、通常の電子線露光方法について説明
する。電子銃4から放出された電子線6は、電磁レンズ
5で集束され、ブランキングアパーチャ9を経て散乱型
マスク1に入射する。散乱型マスク1は、一般にメンブ
レン部2と散乱体部3からなり、メンブレン部2は薄膜
であり原子番号の小さい材質を用いる。また、散乱体部
3は密度および原子番号が大きい材質を用いる。
【0016】このメンブレン部2および散乱体部3を透
過する電子は、メンブレン部2では比較的小角度の散乱
を示すが、散乱体部3では大角度の散乱を起こし、大角
度に散乱された電子は、後方焦平面アパーチャ12によ
り阻止される。そのほか、散乱型マスク1は、材質の原
子番号、密度、膜厚などの差を利用して電子のコントラ
ストを得ることができる。そして、後方焦平面アパーチ
ャ12を透過した電子のコントラストによってウエハ1
3の露光を行なう。
【0017】次に、この電子線露光装置を用いて散乱型
マスク1の検査を行なう場合について説明する。マスク
検査を行なう場合は、図1に示すように、散乱型マスク
1の直上に、開閉可能アパーチャ10を配置する。この
開閉可能なアパーチャ10は、図2の平面図に示すよう
に多数の小さな開口14が形成されており、マスクの欠
陥検査を行なうときのみ光学系に挿入される。その具体
的な構造については、この後の実施の形態における動作
説明の所で詳述する。
【0018】また、上述の開閉可能アパーチャ10の配
置とともに、散乱型マスク1の直下には電流測定装置1
1を配置する。この電流測定装置11は、図3の説明図
に示すように、逆バイアスをかけた半導体やコンデンサ
ーなどに電子が入射したときに発生する電荷の移動をア
ンプ15で増幅し、電流を測定する装置である。
【0019】次に、本発明における実施の形態の動作に
ついて説明する。まず、図1に示すような散乱電子を用
いた電子線露光装置において、多数の小さな矩形開口を
持つ開閉可能アパーチャ10を照射光学系に配置する。
この開閉可能アパーチャ10は散乱型マスク1の直上に
配置され、図2に示すようにサブミクロンオーダーの多
数の小さな開口14を持つ。また、この開閉可能アパー
チャ10は、外部の制御系から指示された部分の小開口
14に電圧を印加する事によって磁界を発生させ、開口
14を通過しようとする電子を阻止する機能を備えてい
る。
【0020】この開閉可能アパーチャの詳細な構造につ
いて、図面を参照して説明する。図4は開閉可能アパー
チャの部分断面図、図5はその上面図である。なお、多
数の小開口を有し電気的に開閉可能なアパーチャについ
ては、参考文献として、Jpn.J.Appl.Phy
s Vol.32(1993)6012、がある。
【0021】まず、図4に示すように、開閉可能アパー
チャ10は、支持体となるSi基板16の上にボロンド
ープ層17が形成され、その上にSiO2膜18が形成
され、さらにその上に配線19が形成され、上面を絶縁
膜20で被覆している。そして、これら積層されたボロ
ンドープ層17、SiO2膜18、絶縁膜20を貫通す
る1μm以下の多数の小さな開口14が、エッチングに
より形成されている。開口14の形状は矩形に限らず円
形でもよい。
【0022】また、磁界発生の電極となる金属製プレー
ト21が絶縁膜20から露出して形成され、この金属製
プレート21は、図5に示すように、開口14を挟むよ
うにして各開口ごとに1対が設けられ、それぞれ配線1
9に接続されている。この1対の電極間に電圧を印加
し、開口内に磁界を発生させることによって電子線の通
過を阻止したり、また、通過させたりすることができ
る。
【0023】このように、本発明に使用する開閉可能ア
パーチャは、電気的に開口を開閉させることによって、
電子線の通過および遮断を行なう事ができるアパーチャ
である。したがって、この開閉可能アパーチャを用いて
マスクの欠陥検査を行なうときには、所望の部分の開口
に電圧を印加することによって、この開口部を電子が透
過できるようにすることが可能である。
【0024】次に、図1に示すように、開閉可能アパー
チャ10を透過した電子線6は、散乱型マスク1上に入
射される。このとき、本発明に使用する装置は、通常の
電子線露光装置(散乱型を含む)と同一の機構を利用し
ているため、散乱型マスク1上に入射された電子線6
は、このマスク1によってある角度散乱され、マスク1
のメンブレン部2と散乱体部3とでは散乱角に差が生じ
る。そのため、マスク1の下部ではメンブレン部2と散
乱体部3による電子のコントラストが発生する。
【0025】このコントラストを、マスク1の直下に置
いたビーム電流測定装置11を用いて検出する。この検
出された電流値とマスクパターンデータから計算される
開口率を比較して、パターン欠陥を検出する。ここで、
マスクパターンデータとは、マスクと同一パターンを持
つパターンデータのことであり、開口率とは、マスク上
で検出する面積に対するパターン面積の割合をいう。
【0026】このパターン欠陥を検出するアルゴリズム
を、図を用いて以下に説明する。図6は本発明に使用す
る検査装置の構成図であり、電子線露光装置23とコン
ピュータ22とから構成されている。電子線露光装置2
3の構成は、図1で示したのと同様であるのでここでは
省略する。また、図7は本発明のマスク検査方法におい
て、コンピュータで比較処理を行なうためのフロー図で
ある。
【0027】以下、図6および図7を参照しながら説明
する。マスクパターンデータはあらかじめ小領域(メッ
シュ)に分割され、コンピュータ22内のメモリに蓄え
られている。小領域(メッシュ)の大きさは、開閉可能
アパーチャ10の開口14と同一面積の大きさに設定さ
れている。コンピュータ22は欠陥検査を行なうマスク
上の領域を指定(座標指示)し、その領域の開閉可能ア
パーチャ10における開口14の印加電圧を調節し、電
子の透過/非透過の領域を定める。
【0028】それと同時に電子を透過させる領域のマス
クパターンデータを開口位置情報として処理し、開口率
を計算する。この開口率と散乱型マスク1を透過して電
流測定装置11に入射した電流値とを比較すると、白欠
陥(マスク上の散乱体部の抜け部分)がある部分では
「基準値」に比べて電流値が高くなり、黒欠陥(マスク
上で過剰に散乱体部が付着した部分)がある部分では
「基準値」に比べて電流値が低くなるため、欠陥を検出
することが可能となる。
【0029】そして、一つの領域のマスク欠陥検出が終
了したら次の領域に進み、最終領域の欠陥検出が終了す
るまで上記の操作を繰り返し、マスク全領域の欠陥検査
を終了する。
【0030】なお、この開口率と電流値との比較を行な
う場合、電流測定装置の測定誤差を考慮に入れ、(「基
準値」±測定誤差)を超える電流値を検出した場合の
み、マスクの欠陥に起因する値であるとみなす。「基準
値」は、検査の前に別の方法で欠陥が無いことが分かっ
ているマスクを用い、開口率と電流値との関係をあらか
じめ規格化しておくことで導出される。
【0031】以上述べてきたように、本発明の実施の形
態では、使用する開閉可能アパーチャにおける開口の開
閉には電気的な手法を用いてきたが、必ずしも電気的手
法を用いる必要はなく、例えば複数のアパーチャを機械
的にスキャンさせることによって、開口/非開口を決定
する手法を用いてもよい。
【0032】また、本発明を適用することによって、被
検査マスクとして、よりメリットの大きい散乱型マスク
の検査方法について述べてきたが、透過型マスクについ
ても適用できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、マスク欠陥検査の際、
表面の影響しか考慮できない反射電子(二次電子)の代
わりに、膜厚によりエネルギー減衰の割合が異なる透過
電子を用いたことによって、外観検査が不可能な電子散
乱に寄与する値(マスク膜厚等)の影響を考慮すること
ができるようになり、電子の透過特性に影響を与えるマ
スク欠陥の検出が可能となる。
【0034】また、露光装置内に開閉可能アパーチャお
よび電流測定装置を入れるようにしたため、同一露光装
置で描画と欠陥検査の両方を行なうことが可能となり、
検査装置にマスクを移動するのに要する検査時間のロス
をなくすことができる。
【0035】また、マスクを透過し電流測定装置に入射
した電流値とマスクパターンデータから求められる開口
率との関係からマスク欠陥を検出するようにしたため、
一定面積内のマスク欠陥を一括して検査できるようにな
り、ナノメートルオーダーの精細なマスクスキャンが不
用となってスループットの改善に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する電子線露光装置の光学系配置
図である。
【図2】本発明に使用する開閉可能アパーチャの平面図
である。
【図3】本発明に使用する電流測定装置の説明図であ
る。
【図4】本発明に使用する開閉可能アパーチャの部分断
面図である。
【図5】図4の上面図である。
【図6】本発明に使用するマスク検査装置の構成図であ
る。
【図7】本発明のマスク検査方法を示すフロー図であ
る。
【図8】従来のマスク検査装置の構成図である。
【図9】従来の電流測定装置の説明図である。
【符号の説明】
1 散乱型マスク 2 メンブレン部 3 散乱体部 4 電子銃 5 電磁レンズ 6 電子線 7 Cuホイル 8 欠陥検査用装置 9 ブランキングアパーチャ 10 開閉可能アパーチャ 11 電流測定装置 12 後方焦平面アパーチャ 13 ウエハ 14 開口 15 アンプ 16 Si基板 17 ボロンドープ層 18 SiO2膜 19 配線 20 絶縁膜 21 金属製プレート 22 コンピュータ 23 電子線露光装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子銃から照射される電子線を散乱型マ
    スクを透過させてウエハ上にマスクパターンを描画する
    電子線露光装置を使用し、被検査マスクとなる前記散乱
    型マスクの直上に電気的に開閉する多数の小開口を有す
    る開閉可能アパーチャを設置し、また、前記散乱型マス
    クの直下には、このマスクを透過した電子線の電流値を
    検出する電流測定装置を設置し、あらかじめコンピュー
    タに入力されたマスクパターンデータから計算される開
    口率と前記電子線の電流値とを比較して前記散乱型マス
    クのパターン欠陥を検出することを特徴とするマスク検
    査方法。
  2. 【請求項2】 前記開閉可能アパーチャの所望領域の開
    口に電圧を印加し、この所望領域の開口を透過しさらに
    前記散乱型マスクを透過した電子線の電流値と、前記マ
    スクパターンデータから計算される開口率とを比較して
    マスクパターン欠陥を検出することを特徴とする請求項
    1記載のマスク検査方法。
  3. 【請求項3】 前記マスクパターンデータはあらかじめ
    欠陥検査を行なう小領域に分割され、また、小領域の大
    きさは前記開閉可能アパーチャの開口と同一の大きさに
    設定されてコンピュータに入力されていることを特徴と
    する請求項1記載のマスク検査方法。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータは被検査マスク上の欠
    陥検査を行なう領域を指定し、その領域に対応する前記
    開閉可能アパーチャの開口に印加する電圧を調節し、電
    子線の開口に対する透過/非透過を設定することを特徴
    とする請求項1記載のマスク検査方法。
  5. 【請求項5】 無欠陥のマスクを使用して前記開口率と
    電流値との関係をあらかじめ基準値としてコンピュータ
    に入力し、前記電流値が基準値に比べ高い場合はマスク
    パターンに抜けがあり、低い場合は付着物があると判定
    することを特徴とする請求項1記載のマスク検査方法。
  6. 【請求項6】 前記開閉可能アパーチャおよび電流測定
    装置は、前記電子線露光装置に対し着脱自在とし、マス
    ク欠陥検査を行なうときのみ前記電子線露光装置に装着
    することを特徴とする請求項1記載のマスク検査方法。
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