JP3497819B2 - Vehicle ventilator - Google Patents
Vehicle ventilatorInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の車室内に
空気を吹き出すためのベンチレータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両のインストルメントパネル等には、
新鮮な外気や、空調された最適温度の空気を車室内スペ
ースに吹き出すためのベンチレータが設けられている。
この種のベンチレータとしては、例えば特開平10−1
09533号公報で知られているように、出口に風向制
御部が設けられた送風可能な筒形のケースの内部に、回
動軸により回動自在なシャッタバルブが配置された構造
になっている。シャッタバルブの周縁に形成された溝部
には、リング状に形成されたシールの内側端が挿入さ
れ、その外側端は溝部から外部へ突出した状態になって
いる。
【0003】このシャッタバルブは、任意の角度に回動
させることにより風量調整可能であると共に、最大に回
動させてシャッタバルブの両端部におけるシールを、ケ
ースの対向する内面に当接させて、ケースを全閉状態に
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のベンチレータにあっては、シャッタバルブが
全閉寸前の位置に制御されている時に、シールの先端と
ケースの内面との隙間が狭くなるため、そこを通過する
空気の流速が増し、その空気の圧力により、シャッタバ
ルブのシールが溝部から引き出されて振動し、異音を発
生させるおそれがある。
【0005】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、シールの振動による異音の発
生を防止することができる車両用ベンチレータを提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送風可能な筒形のケースの内部に風量調整用のシャッタ
バルブを回動軸により回動自在に配置し、該シャッタバ
ルブに形成された無端的な周縁に形成された溝部にリン
グ状に形成されたシールの内側部を挿入すると共に、該
シールの外側部を溝部から外部へ突出させた状態とし、
シャッタバルブの回動時にシャッタバルブの両端部にお
けるシールをケースの対向する内面に当接させて、ケー
スを全閉状態にする車両用ベンチレータであって、前記
シャッタバルブの溝部内の一方側の内壁には、前記シー
ルに係合して該シールが溝部から引き出されるのを防止
する突起状の係止手段を、シャッタバルブと一体的に形
成し、前記シャッタバルブの溝部内の突起に対向する他
方側の内壁には、シールを露出させる窓部を形成し、窓
部から露出するシールの内側部には、内側部の端末から
部分的に延長されたツマミ部を形成すると共に、溝部の
底部に該ツマミ部を収納する凹部を形成したことを特徴
とする。
【0007】 請求項1記載の発明によれば、無端的な
周縁を有するシャッタバルブの溝部内に形成した突起状
の係止手段であって、該突起をシールに食い込ませる状
態で係合させることにより、シールが外側へ引き出され
るのを防止すると共にシールが無端的な周縁によって保
持されることができるため、シャッタバルブが全閉寸前
の位置に制御された場合でも、シールが振動せず、異音
が発生しない。また、係止手段がシャッタバルブと一体
形成されているため、部品点数の増加を招くことがな
い。更に、窓部からシールの内側部を溝部内に引っ張っ
て突起と係合させる作業が行い易くなると共に、係合後
の状態を窓部から確認することができる。シールの内側
部にツマミ部が形成されているため、窓部からシールの
内側部を溝部内に引っ張って突起と係合させる作業が、
更に行い易くなる。また、突起と係合させる作業後は、
ツマミ部が溝部の底部に形成された凹部内に収納される
ため、ツマミ部がバタついて、シートと突起との係合状
態に影響を及ぼすようなことはない。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0021】図1〜図6は、この発明の一実施形態を示
す図である。図1は、この実施形態に係るベンチレータ
1の全体図を示している。このベンチレータ1は、図示
せぬ自動車のインストルメントパネルに設置されてい
る。
【0022】図2は、ベンチレータ1の分解斜視図を示
している。符号2はケースで、送風可能な角筒形状をし
ており、後端開口に接続された図示せぬダクトより運ば
れた新鮮な外気、或いは空調された空気A(図6)を、
前端開口2aに向けて送風することができる。ケース2
の前端開口2aには、フィニッシャ3が取付けられ、そ
こに「風向制御部」としての横ルーバ4と縦ルーバ5が
取付けられている。ケース2の上部には、サイドデフケ
ース6が取付けられている。前記フィニッシャ3は、前
記インストルメントパネルと面一状をなす。
【0023】ケース2の前端開口2aの下面のピン7
は、縦ルーバ5を制御するダイヤル8がスペーサ9とビ
ス10により取付けられいてる。ダイヤル8のフォーク
11に縦ルーバ5のピン12が係合して制御される。
【0024】ケース2の側面に形成されたボス部13、
14に、別のダイヤル15とリンク16がそれぞれスペ
ーサ9とビス10により取付けられる。このダイヤル1
5とリンク16は、ギア15a、16aで連動してい
る。リンク16の後端には、長孔17が形成され、そこ
にレバー18の突起19が係合している。リンク16の
ギア16a付近に形成されたピン20は、横ルーバ4の
孔21に係合し、レバー18の突起19に対する長孔1
7の余裕の範囲で回動して横ルーバ4を制御する。
【0025】レバー18の角ピン22は、ケース2の孔
部23に挿入され、ケース2内に設けられたシャッタバ
ルブ24の「回動軸」としての角孔25に挿入されてい
る。シャッタバルブ24の他端は、図示せぬ円形ピンで
回動自在にケース2に軸支されている。
【0026】シャッタバルブ24は、概略長方形をして
おり、無端的な周縁の頂部に溝部26が形成されてい
る。そして、この溝部26内に角リング状のスポンジ製
のシール27が挿入されている。このシール27は、内
側部だけが溝部26に挿入され、外側部は溝部26から
外側へ突出している。
【0027】溝部26の角孔側の内壁には、上側に2
つ、下側に1つの突起28が「係止手段」として形成さ
れている。この突起28は、外側が傾斜面で内側が垂直
面になっている。この突起28は、シール27に対応位
置に形成された開口29内に係合している。
【0028】溝部26における突起28に対向する側に
は、溝部26内のシール27を露出させる窓部30が形
成されている。この窓部30から露出するシール27の
内側部には、その端末中央部から部分的に延長されたツ
マミ部31が形成されている。また、窓部30内におけ
る溝部26の底部には、そのツマミ部31を収納する凹
部32が形成されている。前記窓部30は、シャッタバ
ルブ24の周縁を除く位置に形成されている。
【0029】シール27をシャッタバルブ24の溝部2
6に挿入する際には、窓部30からツマミ部31を引っ
張ることにより、シール27の開口29を突起28に対
して容易に係合させることができる。突起28の外側が
傾斜面になっているため、シール27を溝部26内に引
き込む作業は容易である。また、窓部30があるため、
係合後の突起28と開口29の状態も確認できる。
【0030】このシール27は、上下対称形状でなく、
多少形状が異なるが、シャッタバルブ24の両端部にお
いて突起28の数が異なっており、それに対応してシー
ル27における開口29の数も異なっているため、シャ
ッタバルブ24に対するシール27の誤組付けを防止で
きる。また、シャッタバルブ24の「回動軸」としての
角孔25の位置も、シャッタバルブ24の中心でなく、
両端への長さが異なっており、上下方向が決められてい
るものであるが、この場合も、シール27をシャッタバ
ルブ24に予め取付けた時点で、その窓部30から露出
した突起28及び開口29の数から、上下を認識するこ
とができるため、シャッタバルブ24のケース2に対す
る誤組付けも防止できる。
【0031】シール27が取付けられたシャッタバルブ
24は、ダイヤル15を操作することにより、任意の角
度で停止させて風量を調整することもできるし、ダイヤ
ル15を最大に回して、図6のように、シャッタバルブ
24の両端のシール27をケース2の上下の内面に当接
させることにより、ケース2を全閉状態にして、送風を
停止させることもできる。
【0032】尚、シャッタバルブ24が全閉寸前の位置
では、シール27の先端とケース2の内面との隙間が狭
くなるため、特に、風下側(図6の左側)からケース2
の内面に対して当接する下側のシール27に対しては、
そこを通過する空気の圧力により、溝部26から外側へ
引き抜く方向へ力が作用するが、この実施形態では、シ
ール27の開口29に突起28を係合させているため、
シール27が外側へ引き出されることはない。そのた
め、シャッタバルブ24が全閉寸前の位置に制御された
場合でも、シール27が振動せず、異音が発生しない。
上側の突起28も、上側においてシール27の溝部26
からの抜け出しを防止しているが、上側のシール27に
は、下側のシール27のような引き抜き方向への大きな
力は作用しない。
【0033】突起28と開口29の係合は、突起28が
開口29内にしっかりと係合していると共に、シャッタ
バルブ24の下端部における溝部26には、風上側に位
置する方の内壁に突起28が形成されているため、シー
ル27が風下側からケース2の内面に当接した際に、そ
の反力により、シール27の内側部が突起28側に押し
付けられ、シール27と突起28との係合力が増し、シ
ール27が外側へ引き出されるのがより確実に防止され
ることになる。しかも、シール27は、シャッタバルブ
24の無端的な周縁によって保持されてなるので、振動
はより確実に防止されることになる。
【0034】また、振動が防止されるのは、シール27
の外側部だけでなく、ツマミ部31も凹部32内に収納
されているため、バタつきが防止される。また、シール
27が外側へ引き出されるのを防止する「係止手段」と
しての突起28が、シャッタバルブ24の溝部26内に
一体形成されているため、部品点数の増加を招くことは
ない。
【0035】尚、この実施形態では、シャッタバルブ2
4の両端部においてそれぞれ形成される突起28の数を
異ならせたが、図7に示すシャッタバルブ33のように
同じ数にしても良い。
【0036】また、シャッタバルブ24の両側に突起2
8を形成する例を示したが、シール27が風上側から当
接する上側の突起28は省略しても良い。更に、シール
27に開口29を形成し、その開口29に突起28を係
合させるようにしたが、開口29を形成せずに、突起2
8をシール27に対して直接食い込ませるように係合さ
せても良い。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、シャッタバルブの溝
部内に形成した係止手段により、シールが外側へ引き出
されるのを防止することができるため、シャッタバルブ
が全閉寸前の位置に制御された場合でも、シールが振動
せず、異音が発生しない。また、係止手段がシャッタバ
ルブと一体形成されているため、部品点数の増加を招く
ことがない。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a ventilator for blowing air into a vehicle cabin. [0002] Vehicle instrument panels and the like include:
A ventilator is provided for blowing fresh outside air or air-conditioned air at an optimum temperature into the vehicle interior space.
As this type of ventilator, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-1
As known from Japanese Patent Application Publication No. 09533, a shutter valve that is rotatable by a rotation shaft is disposed inside a blowable cylindrical case provided with a wind direction control unit at an outlet. . An inner end of a ring-shaped seal is inserted into a groove formed on a peripheral edge of the shutter valve, and an outer end of the seal projects outside from the groove. [0003] The shutter valve can adjust the air volume by rotating it to an arbitrary angle, and can rotate the shutter valve to the maximum so that the seals at both ends of the shutter valve abut against the opposing inner surfaces of the case. The case can be fully closed. [0004] However, in such a conventional ventilator, when the shutter valve is controlled to a position just before fully closed, a gap between the tip of the seal and the inner surface of the case is provided. , The flow velocity of the air passing therethrough increases, and the pressure of the air may cause the shutter valve seal to be pulled out of the groove and vibrate, thereby generating abnormal noise. The present invention has been made by paying attention to such a conventional technique, and provides a vehicle ventilator capable of preventing generation of abnormal noise due to vibration of a seal. Means for Solving the Problems The invention according to claim 1 is:
A shutter valve for air volume adjustment is rotatably arranged inside a cylindrical case capable of blowing air by a rotation shaft, and is formed in a ring shape in a groove formed in an endless peripheral edge formed in the shutter valve. While inserting the inner part of the seal, the outer part of the seal is projected from the groove to the outside,
What is claimed is: 1. A vehicle ventilator in which seals at both ends of a shutter valve abut on opposing inner surfaces of a case when a shutter valve is rotated to completely close the case, wherein an inner wall on one side in a groove of the shutter valve is provided. the, the seal engaged with the sea <br/> Le is a projection-like latching means for preventing from being withdrawn from the groove, formed in the shutter valve integrally, within the groove of the shutter valve Others facing the protrusion
On the inner wall on one side, a window is formed to expose the seal,
The inner part of the seal exposed from the part, from the terminal of the inner part
While forming the knob part which is extended partially,
A concave portion for accommodating the knob portion is formed in a bottom portion . According to the first aspect of the present invention, the projection formed in the groove of the shutter valve having an endless peripheral edge.
A locking means, like for bite into the projections on the seal
In this state, the seal can be prevented from being pulled out, and the seal can be held by the endless peripheral edge. Therefore, even when the shutter valve is controlled to a position just before the fully closed position, the seal can be prevented. Does not vibrate and no noise is generated. Further, since the locking means is formed integrally with the shutter valve, the number of parts does not increase. Pull the inside of the seal from the window into the groove.
Work to engage with the projection
Can be checked from the window. Inside the seal
Since the knob part is formed in the part, the seal from the window part
Work to pull the inner part into the groove and engage with the protrusion,
It becomes easier to perform. After the work to engage with the projection,
The knob is housed in the recess formed at the bottom of the groove
As a result, the knob part is fluttered and the seat
It does not affect your condition. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. Preferred embodiments will be described with reference to the drawings. FIGS. 1 to 6 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 shows an overall view of a ventilator 1 according to this embodiment. The ventilator 1 is installed on an instrument panel of an automobile (not shown). FIG. 2 is an exploded perspective view of the ventilator 1. Reference numeral 2 denotes a case, which has a rectangular tube shape capable of blowing air, and supplies fresh outside air or air-conditioned air A (FIG. 6) carried from a duct (not shown) connected to the rear end opening.
Air can be blown toward the front end opening 2a. Case 2
A finisher 3 is attached to the front end opening 2a, and a horizontal louver 4 and a vertical louver 5 as "wind direction control units" are attached thereto. A side differential case 6 is attached to an upper portion of the case 2. The finisher 3 is flush with the instrument panel. Pin 7 on the lower surface of front end opening 2a of case 2
Has a dial 8 for controlling the vertical louver 5 attached by a spacer 9 and a screw 10. The pin 12 of the vertical louver 5 is engaged with the fork 11 of the dial 8 and controlled. A boss 13 formed on the side surface of the case 2
At 14, another dial 15 and link 16 are attached by spacers 9 and screws 10, respectively. This dial 1
The link 5 and the link 16 are linked by gears 15a and 16a. A long hole 17 is formed at the rear end of the link 16, and the projection 19 of the lever 18 is engaged therewith. The pin 20 formed near the gear 16 a of the link 16 engages with the hole 21 of the lateral louver 4, and
7 to control the lateral louver 4 by rotating within a margin. The square pin 22 of the lever 18 is inserted into a hole 23 of the case 2, and is inserted into a square hole 25 as a “rotation axis” of a shutter valve 24 provided in the case 2. The other end of the shutter valve 24 is rotatably supported by the case 2 by a circular pin (not shown). The shutter valve 24 has a substantially rectangular shape, and has a groove 26 at the top of an endless peripheral edge. A square ring-shaped sponge seal 27 is inserted into the groove 26. In the seal 27, only the inner portion is inserted into the groove portion 26, and the outer portion protrudes outward from the groove portion 26. The inner wall of the groove 26 on the square hole side has two
On the lower side, one projection 28 is formed as a "locking means". The projection 28 has an inclined surface on the outside and a vertical surface on the inside. The projection 28 is engaged with an opening 29 formed at a position corresponding to the seal 27. On the side of the groove 26 facing the projection 28, a window 30 for exposing the seal 27 in the groove 26 is formed. On the inner side of the seal 27 exposed from the window 30, a knob 31 partially extended from the center of the terminal is formed. At the bottom of the groove 26 in the window 30, a recess 32 for accommodating the knob 31 is formed. The window 30 is formed at a position other than the periphery of the shutter valve 24. The seal 27 is attached to the groove 2 of the shutter valve 24.
At the time of insertion into 6, the opening 29 of the seal 27 can be easily engaged with the projection 28 by pulling the knob 31 from the window 30. Since the outside of the projection 28 is an inclined surface, the operation of pulling the seal 27 into the groove 26 is easy. In addition, because there is window 30,
The state of the projection 28 and the opening 29 after the engagement can also be confirmed. The seal 27 is not vertically symmetrical.
Although the shape is slightly different, the number of projections 28 at both ends of the shutter valve 24 is different, and the number of openings 29 in the seal 27 is correspondingly different. Can be prevented. Further, the position of the square hole 25 as the “rotation axis” of the shutter valve 24 is not the center of the shutter valve 24,
Although the lengths at both ends are different and the vertical direction is determined, also in this case, when the seal 27 is attached to the shutter valve 24 in advance, the projection 28 and the opening exposed from the window 30 are provided. Since the upper and lower sides can be recognized from the number 29, erroneous assembly of the shutter valve 24 to the case 2 can be prevented. The shutter valve 24 to which the seal 27 is attached can be stopped at an arbitrary angle by operating the dial 15 to adjust the air volume, or by turning the dial 15 to the maximum, as shown in FIG. In addition, by bringing the seals 27 at both ends of the shutter valve 24 into contact with the upper and lower inner surfaces of the case 2, the case 2 can be fully closed and the air blowing can be stopped. When the shutter valve 24 is at a position just before being fully closed, the gap between the tip of the seal 27 and the inner surface of the case 2 is narrowed.
For the lower seal 27 abutting against the inner surface of
Due to the pressure of the air passing therethrough, a force acts in a direction of pulling out from the groove portion 26, but in this embodiment, since the projection 28 is engaged with the opening 29 of the seal 27,
The seal 27 is not pulled out. Therefore, even when the shutter valve 24 is controlled to a position just before the fully closing, the seal 27 does not vibrate and no abnormal noise is generated.
The upper protrusion 28 also has a groove 26 on the seal 27 on the upper side.
The upper seal 27 is not subjected to a large force in the pulling-out direction like the lower seal 27. The engagement between the projection 28 and the opening 29 is such that the projection 28 is firmly engaged in the opening 29, and the groove 26 at the lower end of the shutter valve 24 has an inner wall located on the windward side. Since the projection 28 is formed, when the seal 27 comes into contact with the inner surface of the case 2 from the leeward side, the inner portion of the seal 27 is pressed against the projection 28 by the reaction force, and the seal 27 and the projection 28 Is increased, and the seal 27 is more reliably prevented from being pulled out. In addition, since the seal 27 is held by the endless periphery of the shutter valve 24, vibration is more reliably prevented. The vibration is prevented by the seal 27.
Since not only the outer part but also the knob part 31 is housed in the concave part 32, fluttering is prevented. In addition, since the protrusion 28 as a “locking means” for preventing the seal 27 from being pulled out is formed integrally with the groove 26 of the shutter valve 24, the number of components does not increase. In this embodiment, the shutter valve 2
Although the number of projections 28 formed at both end portions of the four is different, the number may be the same as the shutter valve 33 shown in FIG. The projections 2 are provided on both sides of the shutter valve 24.
Although the example in which the seal 8 is formed is shown, the upper protrusion 28 with which the seal 27 contacts from the windward side may be omitted. Further, an opening 29 is formed in the seal 27, and the projection 28 is engaged with the opening 29. However, without forming the opening 29, the projection 2
8 may be directly engaged with the seal 27 so as to bite. According to the present invention, the seal can be prevented from being pulled out by the locking means formed in the groove of the shutter valve. , The seal does not vibrate and no abnormal noise is generated. Further, since the locking means is formed integrally with the shutter valve, the number of parts does not increase.
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るベンチレータを示
す斜視図。
【図2】図1のベンチレータの分解斜視図。
【図3】図2のシャッタバルブの斜視図。
【図4】図3のシャッタバルブの分解斜視図。
【図5】図3中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図6】図1のベンチレータにおける全閉状態のシャッ
タバルブを示す断面図。
【図7】シャッタバルブの変形例を示す図3相当斜視
図。
【符号の説明】
1 ベンチレータ
2 ケース
24 シャッタバルブ
25 角孔(回動軸)
26 溝部
27 シール
28 突起
29 開口
30 窓部
31 ツマミ部
32 凹部BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view showing a ventilator according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an exploded perspective view of the ventilator of FIG. FIG. 3 is a perspective view of the shutter valve of FIG. 2; FIG. 4 is an exploded perspective view of the shutter valve of FIG. 3; FIG. 5 is a sectional view taken along the line SA-SA shown in FIG. 3; FIG. 6 is a sectional view showing a shutter valve in a fully closed state in the ventilator of FIG. 1; FIG. 7 is a perspective view corresponding to FIG. 3, showing a modified example of the shutter valve. [Description of Signs] 1 Ventilator 2 Case 24 Shutter valve 25 Square hole (rotating shaft) 26 Groove 27 Seal 28 Projection 29 Opening 30 Window 31 Knob 32 Depression
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34 Continuation of front page (58) Field surveyed (Int.Cl. 7 , DB name) B60H 1/34
Claims (1)
用のシャッタバルブを回動軸により回動自在に配置し、
該シャッタバルブに形成された無端的な周縁に形成され
た溝部にリング状に形成されたシールの内側部を挿入す
ると共に、該シールの外側部を溝部から外部へ突出させ
た状態とし、シャッタバルブの回動時にシャッタバルブ
の両端部におけるシールをケースの対向する内面に当接
させて、ケースを全閉状態にする車両用ベンチレータで
あって、 前記シャッタバルブの溝部内の一方側の内壁には、前記
シールに係合して該シールが溝部から引き出されるのを
防止する突起状の係止手段を、シャッタバルブと一体的
に形成し、前記シャッタバルブの溝部内の突起に対向する他方側の
内壁には、シールを露出させる窓部を形成し、 窓部から露出するシールの内側部には、内側部の端末か
ら部分的に延長されたツマミ部を形成すると共に、溝部
の底部に該ツマミ部を収納する凹部を形成した ことを特
徴とする車両用ベンチレータ。(57) [Claim 1] A shutter valve for air volume adjustment is rotatably arranged around a rotation shaft inside a cylindrical case capable of blowing air,
Inserting the inner part of a ring-shaped seal into a groove formed on an endless peripheral edge formed in the shutter valve, and making the outer part of the seal protrude to the outside from the groove, A seal at both ends of the shutter valve at the time of rotation of the shutter valve is brought into contact with the opposing inner surface of the case to fully close the case, wherein the shutter valve has an inner wall on one side in a groove portion. , facing said protruding locking means for preventing engages the <br/> sealing of the seal is withdrawn from the groove, is formed integrally with the shutter valve, the the projection of the groove of the shutter valve To the other side
A window is formed on the inner wall to expose the seal, and the inner portion of the seal exposed from the window is
Form a knob that is partially extended from
A concave portion for accommodating the knob portion is formed in a bottom portion of the vehicle ventilator.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000387744A JP3497819B2 (en) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | Vehicle ventilator |
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JP2000387744A JP3497819B2 (en) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | Vehicle ventilator |
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