JP3497689B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3497689B2
JP3497689B2 JP06123697A JP6123697A JP3497689B2 JP 3497689 B2 JP3497689 B2 JP 3497689B2 JP 06123697 A JP06123697 A JP 06123697A JP 6123697 A JP6123697 A JP 6123697A JP 3497689 B2 JP3497689 B2 JP 3497689B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インタフェースシステ
ム、例えばキーボードインタフェースシステムに接続さ
れ、その一部の電源がインタフェースシステムに接続さ
れる上位装置から供給されるととも他の外部電源からも
電源供給を受ける、2つの電源系統を持つ情報処理装置
及び情報処理システムに関する。ここで、本明細書では
以下キーボードインタフェースに接続されたバーコード
読取装置を対象として説明を行なうが、本発明の適用分
野はこれに限定されることなく、この他の種類で、複数
の電源系統を持ち、接続された装置との間で通信を実行
するような装置に対しても適用可能であることは言うま
でもない。
【0002】
【従来の技術】従来より、バーコードを用いた情報入力
を行なうために、パーソナルコンピュータなどにバーコ
ード読取装置を接続するシステムが広く用いられてい
る。ここで、バーコード読取装置として所謂タッチ式の
バーコード読取装置が存在している。
【0003】バーコード読取装置は一般的に、バーコー
ドを照明し、バーコードから反射する照明光の一部を受
光することによりバーコードの読取を行なっている。タ
ッチ式読取装置の場合には、装置内に光源としてLED
を備えており、また受光素子として二次元のCCDなど
が用いられる。タッチ式読取装置を用いる場合には、操
作者はバーコードに読取装置の読取窓を接触させる。こ
れにより、バーコードがLEDから発せられた光により
照明され、バーコードからの反射光を受光することで読
取がおこわれる。
【0004】タッチ式読取装置は、光線を走査するため
の機構などがなく構造が簡単であるため、重量が軽く扱
いやすい点、価格が比較的安い点などが特徴として上げ
られる。また、タッチ式読取装置では、装置内部に読み
取られたバーコードデータを復調する復調手段や機械的
な駆動を伴う機構がなく、その分消費電力が小さいとい
う特徴も持つ。このような特徴を持つため、タッチ式の
読取装置は比較的多く使用されている。
【0005】図6は、このようなバーコード読取装置
を、パーソナルコンピュータとキーボードとの間に接続
したシステム構成を図示したものであり、特に相互の信
号送受信と電源供給に関する部分が図示されている。図
6において11はパーソナルコンピュータ、12はキー
ボード、13はバーコード読取装置をそれぞれ示す。ま
た、それぞれの内部には動作を制御するための制御部1
1a、12a、13aがそれぞれ備えられる。
【0006】パーソナルコンピュータ11、バーコード
読取装置13並びにキーボード12は、インタフェース
ケーブル14により接続されている。インタフェースケ
ーブル14の内部にはデータを送受信するための伝送ラ
イン14bと、電源をパーソナルコンピュータ11から
キーボード12に供給するための電源ライン14aとが
備えられている。
【0007】それぞれの制御部11a、12a、13a
の入力端及び出力端には、インタフェースケーブルの伝
送線14bが接続されている。また、各制御部11a、
12a、13aの出力端にはドライバが備えられる。図
6のシステムでは、キーボード12を動作させるための
電源は、電源線14a介してパーソナルコンピュータ1
1から供給される。また、タッチ式のバーコード読取装
置13の消費電力が小さいことから、図6のシステムで
は、バーコード読取装置13を動作させるための電源
は、パーソナルコンピュータ11の電源VPCからキーボ
ード12に供給される電源電圧の一部を、電源線4aを
介して供給される。
【0008】そして、キーボード12からキーの押下に
応じて入力された信号や、バーコード読取装置13から
入力されたバーコードデータが、パーソナルコンピュー
タ11に対して伝送線を介して送信されるとともに、パ
ーソナルコンピュータ11からの指示が伝送線を介して
キーボード12やバーコード読取装置13に対して送信
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年処理の
効率化を図るため、バーコード読取装置のバーコード入
力処理の高性能化が求められている。例えば、高い性能
を持つバーコード読取装置として、読取装置内に回転多
面鏡などの走査手段を持つ装置が存在する。この走査手
段は、ステッピングモータなどを駆動源として回転駆動
される。また、例えば回転多面鏡の各面には、鏡が設け
られており、レーザダイオードなどの光源から出射され
る光線をこの鏡で反射して、走査線を発生させる。
【0010】また、タッチ式読取装置の場合には、バー
コードデータの復調処理はパーソナルコンピュータなど
の上位の装置で行なわれていた。しかし、パーソナルコ
ンピュータ側でバーコードデータの復調処理を行なわな
ければならないとなると、パーソナルコンピュータ側の
処理の負荷が高くなってしまう。そのため、バーコード
読取装置内に復調回路を設け、バーコード読取装置側で
バーコードデータの復調処理を行なう形態の装置も用い
られている。この場合、パーソナルコンピュータでの処
理の負荷を低減することができる。
【0011】このように、バーコード読取装置の高性能
化に伴い、バーコード読取装置の消費電力も次第に大き
くなってきている。そのため、図6のようにパーソナル
コンピュータからバーコード読取装置の電源を供給する
形態では、パーソナルコンピュータ側の電源の負荷が増
大してしまい、バーコード読取装置を動作させるのに充
分な電力を供給することができなくなってしまう。
【0012】そのため、バーコード読取装置を動作させ
る電源は、バーコード読取装置の外部に接続される、パ
ーソナルコンピュータ以外の電源を別個に設ける必要が
でてくる。外部電源の例としては、例えばACアダプタ
等が考えられる。このように、バーコード読取装置の電
源を外部から供給することで、電源容量の面では問題が
なくなる。しかし、これに伴い以下のような問題が生じ
る可能性がある。
【0013】バーコード読取装置やパーソナルコンピュ
ータなどでは、主に消費電力が少ないということを理由
にして、CMOS(相補型金属酸化膜半導体)回路が用
いられるようになってきている。そして、CMOS回路
では、所謂ラッチアップという現象が生じる。図7は、
一般的なCMOS回路の回路図である。CMOS回路で
は、nMOS回路とpMOS回路とが、ドレインを共通
にして接続される回路構成が取られている。図7に図示
される回路の場合には、電源電圧としてVDDが与えられ
る。また、入力信号はVIN、出力信号はVOUT である。
【0014】具体的なCMOS回路の動作原理は周知で
あるため、詳細説明は省略するが、CMOS回路では消
費電力が非常に小さいというメリットがあり、多く使用
されるようになってきている。ここで、図7に図示され
るCMOS回路において、入力信号電圧VINが動作電圧
VDDに比して大きい場合、ラッチアップと呼ばれる現象
が生じる。
【0015】図8は、CMOS回路の構造を示した図面
であり、図7の回路に対応したものとなっている。CM
OS回路では、寄生p−n−pバイポーラトランジスタ
α1と、寄生n−p−nバイポーラトランジスタα2と
が構成されたような状態となっている(図示破線部
分)。従って、これらの2つのトランジスタにより、図
示破線部分があたかもサイリスタを構成しているとみる
ことができる。そして、入力電圧などの関係から上記の
サイリスタが動作を開始してしまうと、電流がVDDから
接地端子まで流れっぱなしとなる現象を生じる。これを
ラッチアップとよび、これを解消するためには一旦電源
電圧を落とさなければならない。また、場合によっては
過大な電流が流れることにより回路破壊を引き起こす恐
れがある。ここで、パーソナルコンピュータあるいはバ
ーコード読取装置の一方の装置に電源が供給され、他方
には電源が供給されず、且つ伝送線から信号が送出され
た場合、電源が投入されていない側の装置内に設けられ
たCMOS回路に、ラッチアップが生じる。
【0016】例えば、図9でパーソナルコンピュータ1
1側に電源が供給されており、パーコード読取装置13
に電源が供給されていない状態を考える。この場合、A
Cアダプタ15からは電圧が供給されないため、制御部
13aに供給される電圧は0Vである。一方、パーソナ
ルコンピュータ11から伝送線14bを介して信号が出
力された場合、信号の高レベルが+5Vだとすると、制
御部13aの入力端に+5Vが印加されることとなる。
従って、制御部13aの電源電圧よりも制御部13aに
入力する信号の電圧の方が高いという結果を招き、これ
を原因として制御部13aにラッチアップを引き起こす
という問題が生じる。
【0017】ここで、図6に図示したように、バーコー
ド読取装置13の動作用電源をパーソナルコンピュータ
11から供給するような場合には、パーソナルコンピュ
ータ11とバーコード読取装置13との電源VPCのオン
/オフは連動しており、ラッチアップの問題は少なくな
る。しかし、この場合には電源容量の問題を生じるた
め、ラッチアップの解決とはなり難く、2系統の電源を
用いるような装置では、ラッチアップが発生することを
避けることが難しかった。
【0018】そこで、本発明は複数系統の電源を使用し
ている装置あるいはシステムにおいて、CMOS回路の
ラッチアップなどの問題が生じない電源制御回路および
情報処理装置を実現することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部に接続さ
れた電源より動作用電源電圧が供給されるとともに、伝
送線を介して他装置に接続され、伝送線を介して他装置
との間で情報の送受信を行なう情報処理装置において、
伝送線に接続され他装置との間に介在し、伝送線を介し
た情報の送受信動作の切替えを行なう回線切替回路を備
えるとともに、回線切替回路は他装置から電源電圧が供
給され、外部電源からは電源電圧が供給されない情報処
理装置であることを特徴とする。
【0020】このような構成により、情報処理装置内に
設けられたCMOS回路のラッチアップなどの問題点を
解決することが可能となる。また、外部電源から前記情
報処理装置の制御回路に供給される電源電圧が通電され
る電源線と、伝送線との間に接続される保護回路を備え
ることを特徴とし、特に保護回路は、伝送線から電源線
の方向には導通し、電源線から伝送線の方向には導通し
ない素子を使用することを特徴とする。
【0021】更に、回線切替回路はアナログスイッチで
あることを特徴とする。一方、本発明はまた、互いに送
受信される情報を伝送する情報伝送線を介して接続され
る、少なくとも第一の装置と第二の装置とを備え、第一
の装置には第一の電源から電源電圧が供給され、第二の
装置には第一の電源とは異なる第二の電源から電源電圧
が供給されるとともに、第一の装置あるいは第二の装置
の少なくとも一方に、情報伝送線に接続され伝送線を介
した情報送受信動作の切替えを行なう回線切替回路を設
け、回線切替回路には該回線切替装置が備えられた装置
に対向する装置に電源電圧を供給する電源よりその電源
電圧が供給されるように構成した情報処理システムであ
ることを特徴とする。
【0022】
【実施の形態】図1は、本発明の一実施形態による、バ
ーコード読取装置を使用したパーソナルコンピュータを
図示した図面である。図において、1はパーソナルコン
ピュータであり、インタフェースケーブル4を介してキ
ーボード2が接続されている。パーソナルコンピュータ
1とキーボード2とを接続するインタフェースケーブル
4は、その中間部分Aが二股となっており、この位置に
バーコード読取装置3が接続される。
【0023】図1に図示されるバーコード読取装置3に
は把手Bが備えられており、操作者は把手Bを把持して
手持ちによりバーコードを読み取ることができる。手持
ちによりバーコードを読み取る場合には、第一の読取窓
Cをバーコードに接触させてバーコードを読み取る。つ
まり、この形態では、図1のバーコード読取装置3は所
謂タッチ式バーコード読取装置として使用されることに
なる。
【0024】一方、図1に図示されるバーコード読取装
置では、把手Bを図示しないスタンドにセットすること
により、机や各種のカウンタなどの上にバーコード読取
を設置することができる。このような形態では、操作者
はバーコード読取装置の第二の読取窓Dの前を、バーコ
ードが付された物品を通過させる。このように、図1に
図示されたバーコード読取装置3は、異なった2つの読
取形態に使用することができる。
【0025】図1に図示されたバーコード読取装置3の
内部には、光源としてレーザダイオードなどが備えられ
ており、またレーザ光源から出射されたレーザ光を走査
するための走査手段も備えられる。走査手段としては、
一般的には回転多面鏡やガルバノミラーなどが使用され
る。例えば回転多面鏡を使用する場合、これをステッピ
ングモータなどを用いて回転駆動する。回転駆動される
回転多面鏡の各面には鏡が設けられ、これにレーザ光源
からのレーザ光が反射され、走査線が生成される。
【0026】図1に図示されるバーコード読取装置3の
内部には、この他にバーコードからの反射光を受光する
受光手段(フォトダイオードなど)や、受光手段から出
力される信号(受光光量に応じた大きさを持つ)に基づ
いてバーコード復調の処理を行なう復調手段などが設け
られる。これらのバーコード読取装置3の各部に電力を
供給するために、図1に図示されたバーコード読取装置
3の外部にはACアダプタが接続される。
【0027】これに対して、キーボード2を動作させる
ための電力は、パーソナルコンピュータ1本体からイン
タフェースケーブル4を介して供給される。図2は、本
実施形態によるキーボード2・パーソナルコンピュータ
1並びにバーコード読取装置3の、特に互いのデータ送
受信と電力供給に関連する部分を図示した図面である。
図2において、4はインタフェースケーブルであり、そ
の内部には電源用ライン4aと信号用ライン4bとが設
けられている。
【0028】パーソナルコンピュータ1の内部には、そ
の動作を制御するための制御部1aが備えられる。な
お、制御部1aはCMOSの集積回路などにより構成さ
れる。同様に、キーボード2の内部にもその動作を制御
するための制御部2aが設けられる。キーボード2内部
の制御部2aも、CMOSのICが使用される。また、
バーコード読取装置3の内部にも、バーコードの読取動
作などを制御するための制御部3aが設けられ、これも
前述した制御部1a、2aと同様にCMOSのICが使
用される。
【0029】CMOSのICは消費電力が小さいこと、
ある程度動作電圧に変動が生じたとしても比較的安定し
て動作させることができることなどの理由により多く使
用されるようになっている。それぞれの制御部1a、2
a、3aは、インタフェースケーブル4の信号線4bに
接続される。制御部1a、2a、3aの出力端にはま
た、ドライバが接続されている。
【0030】バーコード読取装置3には、ACアダプタ
5が外部電源として接続されている。バーコード読取装
置3の制御部3aには、このACアダプタ5から電源線
3dを介して電源(VSCN )が供給されている。また、
図示しないレーザ光源、ステッピングモータなどに対し
ても、このACアダプタ5から電源が供給される。ま
た、パーソナルコンピュータ1の制御部1aには、電源
電圧VPCが供給されている。キーボード2の電源も、イ
ンタフェースケーブル4の電源線4aを介して、電源電
圧VPCが供給され、キーボード2が動作可能となる。
【0031】バーコードリーダ3の内部には、キーボー
ドインタフェース回路部(KB I/F)3bが備えら
れている。キーボードインタフェース回路部3bは、イ
ンタフェーステーブルの信号線4bに接続されており、
インタフェースケーブル4を介した信号の送受信の切替
えを行なう。キーボードインタフェース回路3bは更
に、インタフェースケーブルの電源線4aにも接続さ
れ、電源電圧VPCが与えられている。従って、キーボー
ドインタフェース回路部3bの動作用電源は、パーソナ
ルコンピュータ1本体から供給される。CMOS回路は
低消費電力などの長所があるため広く用いられている
が、既に述べた通りCMOS回路にはラッチアップとい
う問題が生じる。
【0032】本実施形態の場合には、以下の作用により
CMOS回路でのラッチアップの発生を防止している。
第一に、パーソナルコンピュータ1に電源が投入され、
バーコード読取装置3には電源が投入されていないケー
スを考える。図は、このような状態を図示した図面で
ある。この状態で、パーソナルコンピュータ1からバー
コード読取装置3に対して信号が送出され、信号レベル
が高レベルとなった場合、パーソナルコンピュータから
電源が供給されているキーボードインタフェース部は動
作中であるため、この信号は当然バーコード読取装置3
の制御部3aに入力される。
【0033】従来は、制御部の電源電圧よりも入力信号
の電圧の方が高いため、ラッチアップが発生していた。
しかし、本実施例の場合にはラッチアップを生じないた
めの措置が取られている。インタフェースケーブル4の
信号線4bとACアダプタ5に接続された電源ライン3
dとの間に、本実施形態では保護回路3cが接続されて
いる。この保護回路3cは、例えば図に図示されたシ
ョットキーバリアダイオード(SBD)を用いることが
できる。この保護回路3cの働きにより、信号線4bに
加えられた信号の一部が、バーコード読取装置3の制御
部3aに印加される。
【0034】ここで、図に図示されるように、パーソ
ナルコンピュータ1から送出される信号レベルを+5V
とした場合、ショットキーバリアダイオードではおよそ
0.3Vの電圧降下が発生する。そのため、バーコード
読取装置3の制御部3aに対してはおよそ4.7ボルト
の電圧がVSCN として印加されることとなる。制御部3
に直接入力する信号の電圧はおよそ5Vであるため、
VSCN の方が保護回路3cによる電圧降下分(0.3
V)だけ小さいが、この程度の電圧差であれば、CMO
S回路にラッチアップを生じさせないことができる。
【0035】このように、制御部3bに入力する信号の
一部分を制御部に対して動作電圧の代わりに印加するこ
とで、CMOS回路のラッチアップを防止することが可
能となる。第二に、バーコード読取装置3に先に電源が
投入され、パーソナルコンピュータ1側には電源が供給
されていないケースを考える。この場合には、パーソナ
ルコンピュータ1本体から電源が投入されるキーボード
インタフェース回路部3bは、パーソナルコンピュータ
1側では電源が投入されていないために動作せず、オー
プンした状態となっている。従って、仮にバーコードリ
ーダ3側の信号レベルが高レベルとなったとしても、こ
の信号はパーソナルコンピュータあるいはキーボード内
部の制御部には入力されない。従って、パーソナルコン
ピュータ1/キーボード2内に設けられた制御部1
はラッチアップを起こさない。
【0036】仮にキーボードインターフェース回路部3
bが動作可能な状態となっているとすると、バーコード
読取装置3の制御部3aから出力される信号はパーソナ
ルコンピュータ1の制御部1a、あるいはキーボード2
の制御部2aに伝送されてしまうため、これらの制御部
でラッチアップが生じる可能性が非常に高くなる。な
お、ショットキーバリアダイオードでは、順方向には電
流を流すが、逆方向には電流を流さない性質があるた
め、バーコード読取装置3に電源が投入されているがパ
ーソナルコンピュータ1には電源が投入されていないよ
うなケースであっても、電源電圧VSCN がパーソナルコ
ンピュータ1に信号線4bを介して印加されるというこ
とはない。
【0037】なお、図ではキーボードインタフェース
回路部の部分に、アナログスイッチが備えられている。
このアナログスイッチは、例えばCMOS回路から構成
されている。また、アナログスイッチに変えて通常のト
ランジスタを用いるようにしてもよい。ここで、比較の
ためにバーコード読取装置13の全体にACアダプタ1
5から電源が供給されており、且つバーコード読取装置
13から信号が出力されるケースを考える。図5は、そ
の状態を示している。
【0038】この場合、ACアダプタ15によりバーコ
ード読取装置13の制御部13aのみならず、キーボー
ドインタフェース回路部13bにも電源が供給されてい
るため、キーボードインタフェース回路部13bは動作
可能な状態となる。そのために、パーソナルコンピュー
タ11の制御部11aにはバーコード読取装置13から
の信号が入力できる状態にある。
【0039】ここで、パーソナルコンピュータ11内部
の電源VPCが投入されていない場合は、パーソナルコン
ピュータ11の制御部11a動作用の電圧は0Vであ
り、制御部11aへ入力されるバーコード読取装置13
からの信号のレベルの方が高くなってしまう。従って、
図5に図示されるような電源供給を行なっていると、パ
ーソナルコンピュータ11側の制御部11aにラッチア
ップが生じる可能性がある。
【0040】一方、本実施形態の場合には、既に説明し
た通りパーコード読取装置3から信号が出力され、且つ
パーソナルコンピュータ1側の電源が投入されていない
状態にあったとしても、パーソナルコンピュータ1側の
制御部1aにはラッチアップは生じない。このように、
本実施形態によれば、CMOS回路にラッチアップが生
じる可能性を、従来よりも低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による、バーコード読取装
置を用いたシステム。
【図2】一実施形態によるパーソナルコンピュータ・バ
ーコード読取装置並びにキーボードの接続関係を示す図
面。
【図3】一実施形態によるバーコード読取装置の更に詳
細な構成を示す図面。
【図4】バーコード読取装置に電源が供給されず、パー
ソナルコンピュータに電源が供給された場合の動作を説
明した図面。
【図5】バーコード読取装置全体に、ACアダプタから
電源が供給されている場合の動作を示す図面。
【図6】従来のバーコード読取装置とパーソナルコンピ
ュータ、キーボードとの接続関係の一例を示す図面。
【図7】CMOS回路の一例。
【図8】CMOS回路のラッチアップを説明する図面。
【図9】従来の問題点を説明する図面。
フロントページの続き (72)発明者 川合 弘晃 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 渡辺 光雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 伊藤 元彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−282364(JP,A) 特開 平6−332591(JP,A) 特開 平4−101258(JP,A) 実開 平1−147429(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/26 - 1/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部に接続された電源より動作用電源
    電圧が供給されるとともに、伝送線を介して他装置に接
    続され、前記伝送線を介して前記他装置との間で情報の
    送受信を行なう情報処理装置において、 前記伝送線に接続され、前記他装置との間に介在し、前
    記他装置から信号が送出され、前記外部に接続された電
    源からは電源電圧が供給されない場合に前記情報処理装
    置でのラッチアップを防止し、また、前記他装置から信
    号が送出されず、前記外部に接続された電源から電源電
    圧が供給される場合に前記他装置でのラッチアップを防
    止するように構成された回路を備えることを特徴とす
    る、情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置において、 前記外部電源から前記情報処理装置の制御回路に供給さ
    れる電源電圧が通電される電源線と、前記伝送線との間
    に接続される保護回路を備えることを特徴とする、請求
    項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記保護回路は、前記伝送線から前記
    電源線の方向には導通し、前記電源線から前記伝送線の
    方向には導通しない素子であることを特徴とする、請求
    項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回線切替回路は、アナログスイッ
    チであることを特徴とする、請求項1乃至3記載の情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 互いに送受信される情報を伝送する伝
    送線を介して接続される、少なくとも第一の装置と第二
    の装置とを備え、 前記第一の装置には第一の電源から電源電圧が供給さ
    れ、 前記第二の装置には、前記第一の電源とは異なる第二の
    電源から電源電圧が供給されるとともに、 前記第一の装置に、前記伝送線に接続され、前記第二の
    装置との間に介在し、前記第二の装置から信号が送出さ
    れ、前記第一の電源からは電源電圧が供給されない場合
    に前記第一の装置でのラッチアップを防止し、また、前
    記第二の装置から信号が送出されず、前記第一の電源か
    ら電源電圧が供給される場合に前記第二の装置でのラッ
    チアップを防止するように構成された回路を備えること
    を特徴とする、情報処理システム。
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