JP3497180B2 - 信号伝送装置 - Google Patents

信号伝送装置

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JP3497180B2
JP3497180B2 JP27468891A JP27468891A JP3497180B2 JP 3497180 B2 JP3497180 B2 JP 3497180B2 JP 27468891 A JP27468891 A JP 27468891A JP 27468891 A JP27468891 A JP 27468891A JP 3497180 B2 JP3497180 B2 JP 3497180B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図2) 作用(図2) 実施例 (1)実施例の構成(図1〜図3) (2)実施例の動作 (3)実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果 【0002】 【産業上の利用分野】本発明は信号伝送装置に関し、例
えば監視用テレビジヨンカメラに適用し得る。 【0003】 【従来の技術】従来、監視用テレビジヨンカメラにおい
ては、例えば中央の監視装置から出力される同期信号に
同期して動作するようになされている。 【0004】このためこの種の監視用テレビジヨンカメ
ラにおいては、終端抵抗の両端電位差を検出することに
より、1本の同軸ケーブルを用いて同期信号及びビデオ
信号を双方向で伝送し得るようになされたものが提案さ
れている(特開平 3-58535号公報)。 【0005】この方法によれば、同軸ケーブルを1本設
置するだけでテレビジヨンカメラ及び監視装置間を接続
し得、その分ケーブルの設置作業を簡略化することがで
きる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の監視
用テレビジヨンカメラにおいては、同期信号の他にテレ
ビジヨンカメラをパン、チルト、ズーミング等する制御
データを伝送する必要がある。さらに当該テレビジヨン
カメラの位置情報等をテレビジヨンカメラ側から監視装
置に伝送する必要がある。 【0007】このとき別途制御データ伝送用のケーブル
を用いることなく、同軸ケーブルで同時に伝送すること
ができれば、便利であると考えられる。 【0008】このうちテレビジヨンカメラから監視装置
にデータを伝送する場合、当該テレビジヨンカメラから
送出するビデオ信号を基準にしてデータを伝送し得る。
例えば当該ビデオ信号の垂直帰線区間にデータを重畳し
て伝送することにより、監視装置側においては当該ビデ
オ信号を基準にして、伝送されたデータを再生すること
ができる。 【0009】これに対して監視装置側から伝送するデー
タにおいては、監視装置側から同期信号を伝送する場
合、当該同期信号を基準にしてデータを伝送し得る。す
なわちビデオ信号に重畳して伝送する場合と同様に、当
該同期信号の垂直帰線区間にデータを重畳して伝送する
ことにより、テレビジヨンカメラにおいては、当該同期
信号を基準にして伝送されたデータを再生することがで
きる。 【0010】ところがこの種の監視用テレビジヨンカメ
ラにおいては、同期信号を伝送しない場合もある。この
場合監視装置側においては、制御信号を送出する基準の
信号がテレビジヨンカメラから伝送されたビデオ信号だ
けになる。 【0011】従つて当該ビデオ信号を基準にして監視装
置側からデータを伝送したとしても、テレビジヨンカメ
ラ側においては、同軸ケーブルの長さに応じて遅延時間
が変化することにより、結局当該制御データを再生し得
ない。このため監視装置側から同期信号を伝送しない場
合は、制御データを伝送することが困難な問題があつ
た。 【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で伝送路の影響を受けることなく受信装
置及び映像装置間の双方向伝送を実現できる信号伝送装
置を提案しようとするものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、映像装置12から出力された映像
信号SV2を受信する受信装置8と映像装置12とが1
本の伝送路10につながつており、当該伝送路10を介
して受信装置8及び映像装置12間で双方向伝送させる
ようになされた信号伝送装置1において、受信装置8側
では、受信した映像信号SV2から同期信号SYNC2
を分離する第1の分離手段26、28、38、42、5
0、52と、第1の分離手段26、28、38、42、
50、52 により出力された同期信号SYNC2を基
準として、当該同期信号SYNC2に基づく垂直ブラン
キング期間内の所定の複数パルス位置に同期させるため
の第1のクロツク信号を生成する第1のクロツク生成手
段26と、第1のクロツク信号を基準として、映像装置
12自体及び又は当該映像装置12内部での制御及び又
は調整に必要な付加データDC1を複数パルス位置に重
畳する重畳手段30、34と、重畳手段30、34より
出力された重畳信号を伝送路10を介して映像装置12
に送出する重畳信号送出手段36とを設けるようにし
た。一方、映像装置12側では、受信装置8に送信した
同期信号SYNC2を基準として、予め第1のクロツク
信号と同一周波数でなる第2のクロツク信号を生成して
おく第2のクロツク生成手段82と、受信装置8から受
信した重畳信号から同期信号SYNC2を分離する第2
の分離手段と、第2の分離手段により出力された同期信
号SYNC2(SYNC3)を基準として、第2のクロ
ツク信号に同期させて重畳信号から複数パルス位置に重
畳されている付加データDC1を抽出する抽出手段6
2、64、66、68、70、80、82とを設けるよ
うにした。 【0014】 【作用】受信装置8において、映像装置12から受信し
た映像信号SV2から分離した同期信号SYNC2を基
準として、当該同期信号SYNC2に基づく垂直ブラン
キング期間内の所定の複数パルス位置に同期させるため
の第1のクロツク信号を生成し、第1のクロツク信号を
基準として、映像装置12自体及び又は当該映像装置1
2内部での制御及び又は調整に必要な付加データDC1
を複数パルス位置に重畳する一方、映像装置12におい
て、予め受信装置8に送信した同期信号SYNC2を基
準とする第1のクロツク信号と同一周波数でなる第2の
クロツク信号を生成しておき、受信装置8から得られた
重畳信号から分離した同期信号SYNC2(SYNC
3)を基準として、第2のクロツク信号に同期させて当
該重畳信号から複数パルス位置に重畳されている付加デ
ータDC1を抽出するようにすれば、付加データDC1
のデータ量が所定量以下であれば第1のクロツク信号に
対する第2のクロツク信号の位相遅れが生じた場合でも
当該付加データDC1の抽出が十分可能となるため、外
部同期をかけない場合でも、確実に映像装置12に対し
て付加データDC1を伝送することができる。 【0015】 【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。 【0016】(1)実施例の構成 図1において、1は全体として監視システムを示し、テ
レビジヨンカメラ2から出力されるビデオ信号SV1を
モニタ装置4でモニタする。このとき当該監視システム
1においては、必要に応じて同期信号発生器6で発生し
た同期信号EXT−SYNCを制御装置8に受け、同軸
ケーブル10を介して当該同期信号EXT−SYNCを
信号処理装置12に伝送し、これによりテレビジヨンカ
メラ2を当該同期信号EXT−SYNCに同期して駆動
する。 【0017】さらにテレビジヨンカメラ2から出力され
るビデオ信号SV1を信号処理装置12を介して制御装
置8に伝送し、ここで当該ビデオ信号SV2を再現して
モニタ装置4に出力する。これにより当該監視システム
1においては、1本の同軸ケーブル10を用いて、同期
信号EXT−SYNC及びビデオ信号SVを双方向で伝
送し得るようになされている。 【0018】このとき制御装置8においては、所定の制
御データを同期信号に重畳して同軸ケーブル10に送出
し、これにより当該テレビジヨンカメラ2をパン、チル
ト、ズーミングし得るようになされている。これと逆に
信号処理装置12は、テレビジヨンカメラ2の向き等を
表す制御データをビデオ信号SVに重畳して伝送し、こ
れにより当該監視システム1においては、テレビジヨン
カメラ2を制御して所望の被写体を監視し得るようにな
されている。 【0019】すなわち図2に示すように、制御装置8に
おいては、同期信号EXT−SYNCを終端抵抗20で
終端した後、コンデンサ22を介して同期分離回路24
に受け、これにより複合同期信号SYNC1を生成す
る。 【0020】制御回路26は、テレビジヨンカメラ2に
外部同期をかけるとき、同期分離回路24から出力され
る複合同期信号SYNC1を選択入力し、当該同期信号
SYNC1を基準にして制御データ送出用の基準信号を
出力する。これに対してテレビジヨンカメラ2に外部同
期をかけないとき、制御回路26は、同期分離回路28
から出力される複合同期信号SYNC2を取り込み、こ
れにより当該複合同期信号SYNC2を基準にして制御
データ送出用の基準信号を生成する。 【0021】さらに制御回路26は、複合同期信号SY
NC2を基準にして伝送対象から到来する制御データ取
り込み用のクロツク信号を生成し、当該クロツク信号を
中央処理ユニツト(CPU)30に出力する。 【0022】CPU30は、所定の操作子の操作に応動
してパン、チルト等の制御データDC1を生成すると共
に、制御回路26の基準信号を基準にして当該制御デー
タDC1を出力する。 【0023】すなわち図3に示すように、制御回路26
が選択入力した複合同期信号SYNC1又はSYNC2
に同期して、奇数フイールドにおいては10ラインから19
ライン(図3(A))、偶数フイールドにおいては 273
ラインから 282ライン(図3(B))の間、制御データ
DC1を出力する。さらにCPU30は、選択回路32
の接点を切り換え制御し、テレビジヨンカメラ2に外部
同期をかけるとき、同期信号EXT−SYNCから生成
された複合同期信号SYNC1を加算回路34に選択出
力し、これにより当該複合同期信号SYNC1に制御デ
ータDC1を重畳する。 【0024】これに対してテレビジヨンカメラ2に外部
同期をかけないとき、同期分離回路28で生成された複
合同期信号SYNC2を選択して加算回路34に出力
し、これにより当該複合同期信号SYNC2に制御デー
タDC1を重畳する。これにより当該制御装置8におい
ては、加算回路34の出力信号を増幅回路36、抵抗3
8、コンデンサ40を順次介して同軸ケーブル10に送
出し、テレビジヨンカメラ2に外部同期をかけるとき、
同期信号EXT−SYNCから生成された複合同期信号
SYNC1に制御データDC1を重畳して送出するのに
対し、テレビジヨンカメラ2に外部同期をかけないと
き、同期分離回路28で生成された複合同期信号SYN
C2に制御データDC1を重畳して送出する。 【0025】重畳分離回路42は、同軸ケーブル10を
介して伝送されたビデオ信号SV2を分離した後、増幅
回路44、抵抗46、コンデンサ48を順次介してモニ
タ装置4に出力する。ここで当該ビデオ信号SV2は、
特開平 3-58535号公報に開示のように、コンデンサ50
及び52を介して、同軸ケーブルの特性インピーダンス
と同一抵抗値に選定された抵抗38の両端電圧を検出す
ることにより、当該両端端子電圧の電位差に基づいて分
離される。 【0026】すなわち当該制御装置8から送出される複
合同期信号においては、コンデンサ50側の端子電圧の
方がコンデンサ52側の端子電圧より高いのに対し、ビ
デオ信号SVにおいては、これとは逆にコンデンサ52
側の端子電圧の方がコンデンサ50側の端子電圧より高
く、これにより両端端子電圧を減算処理してビデオ信号
SVを分離することができる。これにより当該監視シス
テム1においては、1本の同軸ケーブルを用いて、双方
向で信号を伝送し得るようになされ、モニタ装置4を介
してテレビジヨンカメラ2の映像をモニタし得るように
なされている。 【0027】さらに重畳分離回路42は、当該ビデオ信
号SV2の垂直同期信号を基準にして、奇数フイールド
においては10ラインから19ライン、偶数フイールドにお
いては 273ラインから 282ラインを検出し、当該ライン
の水平同期信号を基準にしてゲートを開閉することによ
り、ビデオ信号SV2に重畳されて伝送された制御デー
タDC2を取り込む。さらに重畳分離回路42は、取り
込んだ制御データDC2をCPU30に出力し、これに
より信号処理装置12から送出した制御データDC2を
受信するようになされている。 【0028】かくして制御装置8でビデオ信号SV2を
基準にして制御データDC2を取り込むことにより、信
号処理装置12においては、予め設定された所定のタイ
ミングで当該ビデオ信号SV2に制御データDC2を重
畳するだけで、同軸ケーブル10の長さが変化した場合
でも、制御装置8側で当該制御データDC2を確実に受
信することができる。さらに、このように信号処理装置
12側から送出されるビデオ信号SV2を基準にして制
御データDC2を伝送することにより、テレビジヨンカ
メラ2の外部同期の有無にかかわらず、確実に制御デー
タDC2を受信することができる。 【0029】同期分離回路28は、重畳分離回路42か
ら出力されるビデオ信号SV2を入力し、当該ビデオ信
号SV2から同期信号SYNC2を分離する。これによ
り制御装置8においては、テレビジヨンカメラ2に外部
同期をかける場合、同期信号発生器6で生成された同期
信号EXT−SYNCを基準にして同期信号SYNC1
を送出すると共に、当該同期信号SYNC1を基準にし
て制御データDC1を送出するのに対し、テレビジヨン
カメラ2に外部同期をかけない場合、伝送対象から到来
したビデオ信号SV2を基準にして同期信号SYNC2
を送出すると共に、当該同期信号SYNC2を基準にし
て制御データDC1を出力する。 【0030】これにより当該制御装置8においては、テ
レビジヨンカメラ2に外部同期を書けない場合も、制御
データDC1送出の基準信号となる同期信号SYNC2
を信号処理装置12に送出するようになされている。こ
れにより信号処理装置12においては、外部同期の有無
にかかわらず、制御装置8から到来する同期信号を基準
にして制御データDC1を検出することができる。 【0031】すなわち信号処理装置12においては、コ
ンデンサ60を介して、同軸ケーブル10の特性インピ
ーダンスと抵抗値の等しい終端抵抗62に同軸ケーブル
10の出力信号を受け、コンデンサ64及び66を介し
て当該終端抵抗62の両端電圧を重畳分離回路68に取
り込む。ここで重畳分離回路68は、重畳分離回路42
と同一の手法を用いて、制御装置8から伝送された同期
信号SYNC1、SYNC2を分離する。 【0032】さらに重畳分離回路68は、当該同期信号
SYNC1、SYNC2を基準にしてゲートを開閉する
ことにより、奇数フイールドにおいては10〜19ライン、
偶数フイールドにおいては 273〜 282ラインに重畳され
た制御データDC1を取り込む。かくして外部同期の有
無にかかわらず同期信号を伝送し、当該同期信号を基準
にして制御データDC1を伝送することにより、当該監
視システムにおいては確実に制御データDC1を伝送す
ることができる。 【0033】かくして信号処理装置12において、重畳
分離回路68は、取り込んだ制御データDC1を中央処
理ユニツト70に出力し、これによりテレビジヨンカメ
ラ2を必要に応じてパン、チルト等し得るようになされ
ている。スイツチ回路72は、テレビジヨンカメラ2に
外部同期をかける場合、オン状態に切り換わり、重畳分
離回路68で分離した同期信号SYNC1を増幅回路7
4、終端抵抗76、コンデンサ78を順次介してテレビ
ジヨンカメラ2に出力する。 【0034】これによりテレビジヨンカメラ2は、当該
同期信号SYNC1を基準にして被写体を撮像し、その
結果当該同期信号SYNC1に同期したビデオ信号SV
1を生成する。 【0035】同期分離回路80は、重畳分離回路68で
分離された同期信号SYNC1、SYNC2を受け、当
該複合同期信号SYNC3を制御回路82に出力する。
これにより制御回路82は、伝送対象から到来する同期
信号を基準にして制御データ取り込み用のクロツク信号
を生成し、当該クロツク信号を中央処理ユニツト(CP
U)70に出力する。さらに制御回路82は、同期分離
回路84から出力される複合同期信号SYNC4を基準
にして制御データDC2送出用の基準信号を生成し、当
該基準信号をCPU70に出力する。 【0036】すなわち同期分離回路84においては、テ
レビジヨンカメラ2から出力されるビデオ信号SV1を
終端抵抗86、コンデンサ88を介して受け、当該ビデ
オ信号SV1から複合同期信号SYNC4を生成する。
これにより外部同期の有無にかかわらず、制御回路82
においては、当該信号処理装置12から送出するビデオ
信号SV1を基準にして制御データDC2送出用の基準
信号を生成し、当該基準信号に基づいてCPU70で制
御データDC2が送出される。 【0037】加算回路90は、ビデオ信号SV1及び制
御データDC2を加算した後、増幅回路92を介して終
端抵抗62に出力し、これによりビデオ信号SV1に制
御データDC2を重畳して送出する。かくして外部同期
の有無にかかわらず、信号処理装置12において、当該
信号処理装置12から送出するビデオ信号SV1を基準
にして制御データDC2を重畳することにより、制御装
置8においては、当該ビデオ信号SV1を基準にして簡
易に制御データDC2を受信することができる。 【0038】従つて1本の伝送路を使つてビデオ信号及
び同期信号を双方向で伝送し得ると共に、必要に応じて
制御データを双方向で伝送し得、その分簡易な構成で当
該監視システム1の使い勝手を向上することができる。 【0039】(2)実施例の動作 以上の構成において、テレビジヨンカメラ2に外部同期
をかける場合、同期信号発生器6で生成された同期信号
EXT−SYNCが同期分離回路24に入力され、ここ
で複合同期信号SYNC1が生成された後、当該複合同
期信号SYNC1が加算回路34を介して同軸ケーブル
10に出力される。さらに複合同期信号SYNC1は、
制御回路26に入力され、ここで当該複合同期信号SY
NC1を基準にして制御データDC1送出用の基準信号
が生成され、当該基準信号を基準にしてCPU30から
制御データDC1が送出される。 【0040】これにより外部同期をかける場合、同期信
号SYNC1が信号処理装置12に送出されると共に、
当該同期信号SYNC1を基準にして制御データDC1
が送出される。当該同期信号SYNC1及び制御データ
DC1は、重畳分離回路68で分離された後、スイツチ
回路72を介してテレビジヨンカメラ2に出力され、こ
れによりテレビジヨンカメラ2を外部同期化することが
できる。 【0041】さらに当該同期信号SYNC1は、同期分
離回路80に出力され、ここで当該同期信号SYNC1
に同期して同期信号SYNC3が生成され、制御回路8
2で当該同期信号SYNC3を基準にして制御データD
C1受信用のクロツク信号が生成される。これに対して
制御データDC1においては、重畳分離回路68で分離
された後、CPU70に出力され、ここで制御回路82
で生成された受信用クロツク信号を基準にして受信され
る。これにより制御装置8から送出した制御データDC
1を受信することができる。 【0042】これに対してテレビジヨンカメラ2から出
力されるビデオ信号SV1は、加算回路90を介して同
軸ケーブル10に出力される。このとき当該ビデオ信号
SV1においては、同期分離回路84で同期信号SYN
C4が分離された後、当該同期信号SYNC4を基準に
して制御データDC2送出用基準信号が生成され、当該
基準信号を基準にしてCPU70から制御データDC2
が送出される。これにより信号処理装置12は、ビデオ
信号SV1を基準にして制御データDC2を重畳して伝
送する。 【0043】当該ビデオ信号SV1は、重畳分離回路4
2で分離された後、増幅回路44を介してモニタ装置4
に出力され、これによりテレビジヨンカメラ2の映像を
監視装置側でモニタすることができる。さらに当該ビデ
オ信号SV2は、同期分離回路28で同期信号SYNC
2が分離され、当該同期信号SYNC2を基準にして制
御回路26で制御データDC2読み出し用のクロツク信
号が生成される。 【0044】これに対して制御データDC2において
は、重畳分離回路42で分離された後、読み出し用クロ
ツク信号を基準にしてCPU30で受信され、これに信
号処理装置12から送出された制御データDC2を受信
することができる。これに対してテレビジヨンカメラ2
に外部同期をかけない場合、テレビジヨンカメラ2から
出力されるビデオ信号SV1が加算回路90、増幅回路
92を介して同軸ケーブル10に出力される。このとき
当該ビデオ信号SV1においては、同期分離回路84で
同期信号SYNC4が分離され、当該同期信号SYNC
4を基準にして制御データDC2が送出される。 【0045】当該ビデオ信号SV1は、重畳分離回路4
2で分離された後、モニタ装置4に出力され、さらに同
期分離回路28で同期信号SYNC2が分離される。こ
れにより外部同期をかけない場合、当該同期信号SYN
C2を基準にして制御データDC2を受信すると共に、
当該同期信号SYNC2が選択回路32を介して同軸ケ
ーブル10に送出される。 【0046】さらにこのとき制御データDC1において
は、当該同期信号SYNC2を基準にして同軸ケーブル
10に出力され、信号処理装置12においては、当該同
期信号SYNC3が同期分離回路80で検出されること
により、当該同期信号SYNC3を基準にして制御デー
タDC1を受信することができる。 【0047】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、外部同期をかけない場合、テレビ
ジヨンカメラ2側から到来するビデオ信号SV1を基準
にして同期信号を生成し、当該同期信号をテレビジヨン
カメラ2側に送出すると共に、当該同期信号を基準にし
て制御データDC1を出力することにより、外部同期を
かけない場合でも、当該同期信号を基準にして確実に制
御データDC1を送受信することができる。 【0048】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、垂直帰線区間に制御デー
タを割り当てて伝送する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、要はビデオ信号と制御データを重畳し
て伝送する場合等に広く適用することができる。 【0049】さらに上述の実施例においては、テレビジ
ヨンカメラ2から出力されるビデオ信号をモニタ装置4
でモニタする場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えばカメラコントロールユニツト(CCU)と
接続してビデオ信号を伝送する場合等に広く適用するこ
とができる。 【0050】さらに上述の実施例においては、テレビジ
ヨンカメラ2をパン、チルト等制御する制御データを伝
送する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば監視システムに関する保安用のデータを伝送する
場合、さらには保安用のデータ以外の種々のデータを伝
送する場合に広く適用することができる。 【0051】 【発明の効果】上述のように本発明によれば、1本の伝
送路を介して受信装置及び映像装置で双方向伝送させる
信号伝送装置において、受信装置は、映像装置から受信
した映像信号から分離した同期信号を基準として、当該
同期信号に基づく垂直ブランキング期間内の所定の複数
パルス位置に同期させるための第1のクロツク信号を生
成し、第1のクロツク信号を基準として、映像装置自体
及び又は当該映像装置内部での制御及び又は調整に必要
な付加データを複数パルス位置に重畳する一方、映像装
置は、予め受信装置に送信した同期信号を基準とする第
1のクロツク信号と同一周波数でなる第2のクロツク信
号を生成しておき、受信装置から得られた重畳信号から
分離した同期信号を基準として、第2のクロツク信号に
同期させて当該重畳信号から複数パルス位置に重畳され
ている付加データを抽出することにより、付加データの
データ量が所定量以下であれば第1のクロツク信号に対
する第2のクロツク信号の位相遅れが生じた場合でも当
該付加データの抽出が十分可能となるため、外部同期を
かけない場合でも、確実に映像装置に対して付加データ
を伝送することができ、かくして簡易な構成で伝送路の
影響を受けることなく受信装置及び映像装置間の双方向
伝送を実現できる信号伝送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例による監視システムの全体構
成を示すブロツク図である。 【図2】その詳細構成を示すブロツク図である。 【図3】その動作の説明に供する信号波形図である。 【符号の説明】 1……監視システム、2……テレビジヨンカメラ、4…
…モニタ装置、6……同期信号発生器、8……制御装
置、10……同軸ケーブル、12……信号処理装置、2
4、28、80、84……同期分離回路、26、82…
…制御回路、42、68……重畳分離回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】映像装置から出力された映像信号を受信す
    る受信装置と上記映像装置とが1本の伝送路につながつ
    ており、当該伝送路を介して上記受信装置及び上記映像
    装置間で双方向伝送させるようになされた信号伝送装置
    において、 上記受信装置側では、 受信した上記映像信号から同期信号を分離する第1の
    離手段と、上記第1の分離手段により出力された同期信号を基準と
    して、当該同期信号に基づく垂直ブランキング期間内の
    所定の複数パルス位置に同期させるための第1のクロツ
    ク信号を生成する第1のクロツク生成手段と、 上記第1のクロツク信号を基準として、上記映像装置自
    体及び又は当該映像装置内部での制御及び又は調整に必
    要な付加データを上記複数パルス位置に重畳する重畳手
    段と、 上記重畳手段より出力された重畳信号を上記伝送路を介
    して上記映像装置に送出する重畳信号送出手段とを具
    え、 上記映像装置側では、上記受信装置に送信した上記同期信号を基準として、予
    め上記第1のクロツク信号と同一周波数でなる第2のク
    ロツク信号を生成しておく第2のクロツク生成手段と、 上記受信装置から受信した上記重畳信号から上記同期信
    号を分離する第2の分離手段と、 上記第2の分離手段により出力された同期信号を基準と
    して、上記第2のクロツク信号に同期させて上記重畳信
    号から上記複数パルス位置に重畳されている上記付加デ
    ータを抽出する抽出手段と を具えるようにしたことを特
    徴とする信号伝送装置。
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