JP3497124B2 - データ採集システム - Google Patents

データ採集システム

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JP3497124B2
JP3497124B2 JP2000303131A JP2000303131A JP3497124B2 JP 3497124 B2 JP3497124 B2 JP 3497124B2 JP 2000303131 A JP2000303131 A JP 2000303131A JP 2000303131 A JP2000303131 A JP 2000303131A JP 3497124 B2 JP3497124 B2 JP 3497124B2
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/40Data acquisition and logging
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B5/00Electrically-operated educational appliances
    • G09B5/06Electrically-operated educational appliances with both visual and audible presentation of the material to be studied

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  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昆虫や植物等が生
息する場所に於て、採集者が昆虫や植物等を実際に採集
するのではなくそれらの生態データを採集することがで
きる、データ採集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、学校の野外学習や夏休みの宿題
作り等では、森林や草原や河原のような自然環境の中へ
出掛けて昆虫採集や植物採集を行う場合があり、採集し
た昆虫や植物を持ち帰り昆虫図鑑や植物図鑑にて調べて
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は自然保護の気運が高まり、このように大勢の人々が昆
虫や植物を採集することは生態系や自然環境の破壊に繋
がるとの懸念があった。また、採集した昆虫や植物を腐
食させないよう標本にすることが素人では難しく、捨て
てしまうということや、図鑑にて調べても見分けがつき
難く分からないということもあった。
【0004】そこで、本発明の目的は、生態系や自然環
境を破壊することなく実際の自然環境の中で昆虫や植物
等の生態データを採集し学習することができるデータ採
システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るデータ採集システムは、自然公園や
植物園等の施設である採集エリア内に於て、昆虫や植物
等の各自然物の採集地点に設置され、所定の識別信号を
発信する複数個の識別信号発信用送信装置を備えた発信
手段と、上記自然物の採集者が上記採集エリア内を携帯
可能な携帯採集手段とを、具備し、該携帯採集手段は、
上記発信手段の識別信号発信用送信装置から発信された
上記識別信号を受信可能な採集用受信装置と、上記採集
エリア内に生息する上記自然物の生態データが記憶され
ているデータメモリーと、上記採集者によって押圧可能
な採集ボタンと、上記採集者が上記採集地点を探索し該
採集ボタンを押圧して該当する上記発信手段からの上記
識別信号を上記採集用受信装置にて受信すると該識別信
号に対応する生態データが上記データメモリーから出力
されて映像化される画像表示装置とを、具備する。
【0006】また、本発明に係るデータ採集システム
は、自然公園や植物園等の施設である採集エリア内に於
て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点に設置され、所
定の識別信号を発信する複数個の識別信号発信用送信装
置を備えた発信手段と、上記自然物の採集者が上記採集
エリア内を携帯可能な携帯採集手段とを、具備し、該携
帯採集手段は、上記発信手段の識別信号発信用送信装置
から発信された上記識別信号を受信可能な採集用受信装
置と、上記採集エリア内に生息する上記自然物の生態デ
ータが記憶されているデータメモリーと、上記採集者に
よって押圧可能な採集ボタンと、上記採集者が上記採集
地点を探索し該採集ボタンを押圧して該当する上記発信
手段からの上記識別信号を上記採集用受信装置にて受信
すると該識別信号に対応する生態データが上記データメ
モリーから出力されて音声化される音声装置とを、具備
する。
【0007】また、自然公園や植物園等の施設である採
集エリア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点
に設置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信
号発信用送信装置を備えた発信手段と、上記自然物の採
集者が上記採集エリア内を携帯可能な携帯採集手段と
を、具備し、該携帯採集手段は、上記発信手段の識別信
号発信用送信装置から発信された上記識別信号を受信可
能な採集用受信装置と、上記採集エリア内に生息する上
記自然物の生態データが記憶されているデータメモリー
と、上記採集者によって押圧可能な採集ボタンと、上記
採集者が上記採集地点を探索し該採集ボタンを押圧して
該当する上記発信手段からの上記識別信号を上記採集用
受信装置にて受信すると該識別信号に対応する生態デー
タが上記データメモリーから出力されて映像化される画
像表示装置とを、具備し、さらに、上記携帯採集手段
は、上記採集ボタンを押圧して採集された上記識別信号
を記憶するよう構成されている。
【0008】また、自然公園や植物園等の施設である採
集エリア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点
に設置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信
号発信用送信装置を備 えた発信手段と、上記自然物の採
集者が上記採集エリア内を携帯可能な携帯採集手段と
を、具備し、該携帯採集手段は、上記発信手段の識別信
号発信用送信装置から発信された上記識別信号を受信可
能な採集用受信装置と、上記採集エリア内に生息する上
記自然物の生態データが記憶されているデータメモリー
と、上記採集者によって押圧可能な採集ボタンと、上記
採集者が上記採集地点を探索し該採集ボタンを押圧して
該当する上記発信手段からの上記識別信号を上記採集用
受信装置にて受信すると該識別信号に対応する生態デー
タが上記データメモリーから出力されて音声化される音
声装置とを、具備し、さらに、上記携帯採集手段は、上
記採集ボタンを押圧して採集された上記識別信号を記憶
するよう構成されている。
【0009】また、自然公園や植物園等の施設である採
集エリア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点
に設置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信
号発信用送信装置を備えた発信手段と、上記採集エリア
を出るところに設置された出力手段と、上記発信手段の
識別信号発信用送信装置から発信された上記識別信号を
受信可能な採集用受信装置と、上記採集エリア内に生息
する上記自然物の生態データが記憶されているデータメ
モリーと、上記自然物の採集者によって押圧可能な採集
ボタンと、上記採集者が上記採集地点を探索し該採集ボ
タンを押圧して該当する上記発信手段からの上記識別信
号を上記採集用受信装置にて受信すると該識別信号に対
応する生態データが上記データメモリーから出力されて
映像化される画像表示装置とを、備えると共に、上記採
集者が上記採集エリア内を携帯可能な携帯採集手段と、
を具備し、さらに、上記携帯採集手段は、上記採集ボタ
ンを押圧して採集された上記識別信号を記憶するように
構成され、しかも、上記出力手段は、該携帯採集手段に
記憶されて蓄積した該識別信号に対応する生態データ
を、結果用紙としてプリントアウト及び/又は記憶媒体
に記憶して出力するよう構成されている。
【0010】また、自然公園や植物園等の施設である採
集エリア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点
に設置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信
号発信用送信装置を備えた発信手段と、上記採集エリア
を出るところに設置された出力手段と、上記発信手段の
識別信号発信用送信装置から発信された上記識別信号を
受信可能な採集用受信装置と、上記採集エリア内に生息
する上記自然物の生態データが記憶されているデータメ
モリーと、上記自然物の採集者によって押圧可能な採集
ボタンと、上記採集者が上記採集地点を探索し該採集ボ
タンを押圧して該当する上記発信手段からの上記識別信
号を上記採集用受信装置にて受信すると該識別信号に対
応する生態データが上記データメモリーから出力されて
音声化される音声装置とを、備えると共に、上記採集者
が上記採集エリア内を携帯可能な携帯採集手段と、を具
備し、さらに、上記携帯採集手段は、上記採集ボタンを
押圧して採集された上記識別信号を記憶するよう構成さ
れ、しかも、上記出力手段は、該携帯採集手段に記憶さ
れ蓄積した該識別信号に対応する生態データを、結果用
紙としてプリントアウト及び/又は記憶媒体に記憶して
出力するよう構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0012】図1に示すように、本発明に係るデータ採
システムは、例えば、国や県や市町村が管理する自然
公園や植物園等の施設に於て、昆虫や植物等の自然物の
採集地点を探索し、これらの自然物を実際に採集するの
ではなく、自然物の生態データを採集するものである。
【0013】具体的に説明すると、図1は、自然公園や
植物園などの採集エリアの一例を簡略化して示し、この
採集エリアには、例えば、川40や池(又は沼)41、密集
して生息する植物の地域42、河原の周辺に生息する植物
の地域43、花壇等に用いられる草花の地域44、川に点在
する岩の地域45、森の中に生息する植物の地域46、池41
に生息する植物の地域47、原っぱに生息する植物の地域
48等があり、これらの地域42,43,44, 45, 46, 47, 48
を散策できる道49が設けられている。また、30はこの採
集エリアに入るときに通過する入力ブースであり、31は
採集エリアを出るときに通過する出力ブースである。
【0014】しかして、本発明のデータ採集方法では、
このような採集エリア内に於て、所定の識別信号を発信
する複数個の発信手段1…を、昆虫や植物等の各自然物
の採集地点に設置する。このとき、採集地点は、(上述
の)密集して生息する植物の地域42(例えば草むらの
中)、河原の周辺に生息する植物の地域43(例えば草む
らの中)、花壇等に用いられる草花の地域44(例えば草
花の陰)、川に点在する岩の地域45(例えば岩陰)、森
の中に生息する植物の地域46(例えば木の幹や枝や根
元)、池41に生息する植物の地域47(例えば水辺)、原
っぱに生息する植物の地域48(地面)とされており、各
地域42,43,44, 45, 46, 47, 48毎に複数個の発信手段
1…が設置される。なお、円形や楕円形の線にて大まか
に上記各地域を現している。
【0015】図3に示すように、この発信手段1は、I
D発信用の送信装置2と、この送信装置2を制御する制
御装置3と、接近情報発信用の送信装置4と、この送信
装置4を制御する制御装置5と、電源(電池)6と、を
備える小型のものであり、例えば虫の形に形成されてい
る。ID発信用の送信装置2は識別信号(例えば赤外線
等の光)を発信する装置であり、接近情報発信用の送信
装置4は接近情報信号を発信する装置である。
【0016】また、図1と図2に示すように、入力ブー
ス30には入力手段7が設置される。この入力手段7は、
制御装置8を備え、入力装置9と画像表示装置10と音声
装置11と送受信装置12とが、制御装置8に各々接続され
ている。入力装置9は入力操作を行うレバーやボタン等
を有する装置であり、画像表示装置10は入力項目の表示
を行う装置である。音声装置11は各状況に応じた効果音
を出す装置であり、送受信装置12は(後述する)携帯採
集手段19との通信を行う装置である。そして、制御装置
8は、コンピュータ機器で構成され、各種データの処理
や周辺装置の制御・管理を行う装置である。
【0017】また、図1と図4に示すように、出力ブー
ス31には出力手段13が設置される。この出力手段13は、
制御装置14を備え、出力装置15と画像表示装置16と音声
装置17と送受信装置18とが、制御装置14に各々接続され
ている。出力装置15はプリンタ及び用紙カセットで構成
され、採集結果をプリントアウトする装置である。画像
表示装置16は各種指示及び演出画像の表示を行う装置で
ある。音声装置17は各状況に応じた効果音を出す装置で
あり、送受信装置18は携帯採集手段19との通信を行う装
置である。そして、制御装置14は、コンピュータ機器で
構成され、出力データの処理や周辺装置の制御・管理を
行う装置である。
【0018】また、図1と図2に示すように、本発明の
データ採集システムでは、発信手段1から発信された識
別信号を受信可能な携帯採集手段19が使用される。この
携帯採集手段19は、制御装置20を備え、データメモリー
21と画像表示装置22と音声装置23と採集ボタン24と確認
ボタン25と採集用の受信装置26と接近情報確認用の受信
装置27と送受信装置28と電源(バッテリー)29とが、制
御装置20に各々接続されている。そして、この携帯採集
手段19の外観形状は、例えば吊り紐を有する網籠型に形
成されており、自然物の採集者は、この携帯採集手段19
を(例えば首に吊るして)携帯しつつ採集エリア内の各
発信手段1…が設置された採集地点を探索することとな
る(図6参照)。
【0019】携帯採集手段19に於て、画像表示装置22
は、発信手段1が近いと知らせる画像や採集したもの
(採集した自然物の生態データ)の画像を表示する装置
であり、取り逃がした時の画像や現在の状況(採集した
ものの情報や経過時間等)も表示することができる。ま
た、音声装置23は昆虫の鳴き声や発信音等の音源及びス
ピーカー等を有し、各状況に応じた音声や効果音等を出
す装置である。データメモリー21は個人成績データや画
像データを記憶する装置である。また、採集ボタン24は
受信した発信手段1からの識別信号を記憶するための操
作ボタンであり、確認ボタン25は採集状況や経過時間等
を表示させる時に押すボタンである。また、採集用の受
信装置26は、発信手段1からの識別信号を受信するため
の装置であり、受信範囲が狭角に設定されている。接近
情報確認用の受信装置27は、接近時に発信手段1から発
信された接近情報信号を受信するための装置である。ま
た、送受信装置28は入力時・出力時に入力手段7・出力
手段13との通信を行う装置である。そして、制御装置20
は、コンピュータ機器で構成され、これら周辺機器の制
御・管理を行う装置である。
【0020】ところで、上記データメモリー21には、採
集エリア内の採集地点に生息する多数の自然物(昆虫や
植物等)の生態データが記憶されている。この自然物の
生態データとは、各採集地点に生息する各自然物に関す
る情報である。具体的には、イヌムギやオオバコやツユ
クサやシロツメクサなど密集して生息する植物に関する
情報や、この地域42に生息するバッタやコオロギやスズ
ムシ等の昆虫に関する情報がある。また、ヨシなど河原
の周辺に生息する植物に関する情報や、この地域43に生
息するバッタやカマキリやトンボ等の昆虫に関する情報
がある。また、チューリップやパンジーなど花壇等に用
いられる草花に関する情報や、この地域44に生息するチ
ョウやハチ等の昆虫や蜘蛛に関する情報がある。また、
カゲロウやトビゲラ等の幼虫など川に点在する岩陰に生
息する昆虫に関する情報がある。また、クヌギやクリ等
の樹木やキノコなど森の中に生息する植物に関する情報
や、この地域46に生息するカブトムシやクワガタやオオ
ムラサキやセミ等の昆虫や蜘蛛に関する情報がある。ま
た、ヒシやガマなど池41に生息する植物に関する情報
や、この地域47に生息するタガメやゲンゴロウやミズカ
マキリ等の昆虫に関する情報がある。また、レンゲやタ
ンポポや菜の花など原っぱに生息する植物に関する情報
や、この地域48に生息するチョウやアリ等の昆虫に関す
る情報がある。
【0021】しかして、このデータ採集方法では、図1
と図5に示すように、先ず、自然物の各採集者M(採集
エリアへの入園者)は、入力ブース30に入り、入力手段
7に各種データ(氏名・生年月日・希望のコース等)を
入力する。このとき、希望のコースとは、本実施の形態
では、昆虫コースと植物コースのうち希望する方であ
り、この場合昆虫コースを選択したとする。そして、図
2で説明したように、入力手段7(送受信装置12)から
携帯採集手段19(送受信装置28)へ上記各種データを送
信し、データメモリー21に記憶させる(図2参照)。
【0022】その後、図1と図6に示すように、採集者
Mは、自らの知識と携帯採集手段19を用いて、各発信手
段1…が設置されている採集地点を探索していく。つま
り、(図1の)点線の矢印の如く、上述した各地域42,
43,44, 45, 46, 47, 48を順に歩いて回り、各地域の採
集地点(昆虫の居そうな場所)を探す。そして、その場
所に発信手段1が設置されていれば携帯採集手段19(音
声装置23)から昆虫(例えばセミ)の鳴き声が聞こえて
くる。そして、採集者Mが採集地点(発信手段1)に近
づくにつれて昆虫の鳴き声が大きくなり、居場所を特定
していくことができる。このとき、図3(イ)に示すよ
うに、発信手段1の送信装置4から接近情報信号が発信
されており、この接近情報信号を携帯採集手段19の受信
装置27にて受信すると共に、制御装置20にて接近情報信
号の強弱(あるいは受信距離)を判断し、接近情報信号
の強弱(あるいは受信距離)に応じた音量で昆虫の鳴き
声を発生させるよう制御装置20が音声装置23を制御して
いる。なお、鳴かない昆虫(例えばカブトムシ)の場合
は、携帯採集手段19から例えば「ピー」という発信音が
出て、採集地点に近づくにつれて発信音の間隔が短くな
り、採集地点(発信手段1)を特定することができるよ
うに構成する。
【0023】そして、図1と図3(ロ)と図7に示すよ
うに、発信手段1が設置されている採集地点の方へ携帯
採集手段19を向けて、発信手段1の送信装置2からの識
別信号を携帯採集手段19の受信装置26にて受信すること
により、この識別信号に対応する生態データが携帯採集
手段19の画像表示装置22にて映像化及び/又は音声装置
23にて音声化される。このとき、例えば、昆虫の鳴き声
が最大となったときに、識別信号が携帯採集手段19にて
受信されるように設定する。そして、受信した状態に於
て、受信直後から所定秒間以内に採集ボタン24を押すこ
とにより、生態データがデータメモリー21に記憶され
る。即ち、図8(イ)に示すように、生態データの採集
に成功した場合は、携帯採集手段19にて採集成功用の映
像や音声が出力される。例えば、昆虫及び採集成功を讃
える映像や生態説明の声が出力される。一方、識別信号
を携帯採集手段19にて受信したものの、受信直後から所
定秒間以内に採集ボタン24を押さなかった場合は、図8
(ロ)に示すように、生態データの採集に失敗し、採集
失敗用の映像や効果音が携帯採集手段19から出力され
る。例えば、昆虫が飛び去る映像や失敗の効果音が出力
される。なお、携帯採集手段19の受信範囲は狭角に設定
されているので、この範囲に識別信号が入らなかった場
合は、採集ボタン24を押しても生態データを採集するこ
とはできない。
【0024】このように、採集者Mは、昆虫を取り逃が
さないようにする如く、タイミングを見計らって採集ボ
タン24を押し、実際に昆虫を採集する代わりに昆虫の生
態データを採集する。生態データの採集に成功すれば、
昆虫を虫籠に入れる代わりにその生態データが携帯採集
手段19に記憶され、採集に失敗すれば生態データは記憶
されない。なお、一度生態データの採集に失敗すると、
同じ場所ではその生態データは記憶されないように設定
したり、同じ生態データは重複して記憶されないよう設
定するのが、好ましい。
【0025】このようにして、1つ目の地域(密集して
生息する植物の地域42)に於て、1つ以上の生態データ
を採集して切り上げれば(あるいは全くデータを採集で
きずに諦めれば)、次の地域(河原の周辺に生息する植
物の地域43)へ向かい、上述と同様にして生態データを
採集していく。このように順に各地域を回ってその採集
地点の昆虫の生態データを採集していく。採集された生
態データは携帯採集手段19に記憶蓄積されると共に、確
認ボタン25を押すことにより画像表示装置22にていつで
もチェックすることができる。
【0026】その後、図1と図4と図9に示すように、
採集者Mは、全ての地域を回れば出力ブース31に入り、
携帯採集手段19に記憶蓄積した識別信号に対応する生態
データを出力手段13に送信する。即ち、携帯採集手段19
の送受信装置28から出力手段13の送受信装置18に、識別
信号に対応する生態データが送信される。そして、出力
手段13の出力装置15から上記生態データが(標本状に整
理された)結果用紙32としてプリントアウトされる。こ
の結果用紙32には、図10に示すように、例えば、昆虫の
カラー写真、名称、大きさ、生息場所と姿が見える時期
などの情報や、採集者の氏名、採集日、採集場所、採集
結果やコメント等が印刷され、採集者がどれだけの昆虫
(生態データ)を採集したか一覧することができると共
に、持ち帰って標本箱の代わりとして記録保存すること
ができる。
【0027】ところで、本発明のデータ採集方法は、昆
虫の生態データを採集するだけではなく、ゲーム性を付
加することもできる。即ち、発信手段1から発信した識
別信号を携帯採集手段19にて受信し記憶することにより
ポイントが加算され、データ採集終了後に合計ポイント
がプリントアウトされるようにしても良い。この場合、
例えば、携帯採集手段19のデータメモリー21に記憶され
ている各生態データに予め所定の点数を設定する。例え
ば、見慣れた昆虫は低い点数に、珍しい昆虫は高い点数
に設定する。なお、携帯採集手段19の画面上に累計ポイ
ントを表示するようにしても良い。また、携帯採集手段
19にタイマーを設け、タイマー設定時間内のみ識別信号
を受信できるようにするのも良い。このようにすれば、
制限時間内に複数の採集者がポイントを競って生態デー
タを採集することができる。
【0028】次に、植物の生態データを採集する場合、
発信手段1は各地域42,43,44, 45, 46, 47, 48の各植
物の近傍位置に設置され、採集者が各地域を回って発信
手段1から発信される識別信号を携帯採集手段19にて受
信することにより、その識別信号に対応する生態データ
(植物の画像や名称や生態等の説明)が携帯採集手段19
から映像や音声にて出力されかつ記憶される。そして、
携帯採集手段19にて採集した(記憶蓄積した)生態デー
タを、出力手段13にて結果用紙としてプリントアウトす
れば良い。このようにすれば、実際の植物は花が咲いて
いなかったり、枯れていたりしても、映像により確認し
たり楽しむことができる。
【0029】ところで、採集後に昆虫や植物等の自然物
の生態データを出力手段13にてプリントアウトすること
を述べたが、これに限らず、出力手段13にて生態データ
を記憶媒体(例えばCD−RやCD−RW等)に記憶
し、採集者が自宅のパソコンで視聴できるようにしても
良い。あるいは、結果用紙と記憶媒体の両方あるいは選
択して持ち帰れるようにしても良い。
【0030】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、図2と図4では、入力手段7から携帯採
集手段19へデータを無線で送信し、携帯採集手段19から
出力手段へデータを無線で送信するように説明したが、
この方法以外にも、ケーブルを介して有線でデータ送信
したり、あるいは記憶媒体(例えばカード)にてデータ
をやり取りするようにしても良い。この場合携帯採集手
段19及び出力手段の送受信装置12,28は、カードに記憶
されたデータを読み取るデータ読取装置とされる。
【0031】本発明は上述の如く所定の識別信号を発信
する複数個の発信手段1を、採集エリア内に於て昆虫や
植物等の各自然物の採集地点に設置し、かつ、該発信手
段1から発信された上記識別信号を受信可能であると共
に上記採集エリア内の上記採集地点に生息する上記自然
物の生態データが記憶されている携帯採集手段 19 を上記
自然物の各採集者Mに携帯させ、該採集者Mが、採集エ
リア内の上記各発信手段1の設置された採集地点を探索
し、該当する発信手段1に携帯採集手段 19 を向けて上記
信号を受信することにより、該信号に対応する生態デー
タが携帯採集手段 19 にて映像化及び/又は音声化され、
さらに記憶されるようにしたので、昆虫や植物等の自然
物が多く生息する自然環境に於て、実際に自然物を採集
する代わりに自然物の生態データを採集するため、自然
環境や生態系を保護しつつ楽しく健康的に学習すること
ができる。また、採集した生態データは携帯採集手段 19
にて映像化及び/又は音声化されるので、その場で昆虫
や植物等の映像を見たり、昆虫の鳴き声を聞いたり、生
態説明等を視聴することができ、単に採集するだけの場
合に比べて興味や関心や好奇心が喚起されると共に、理
解し易くなって知識が深まり強く印象に残すことができ
る。
【0032】また、採集エリアを自然公園や植物園等の
施設とすることにより、採集地点の自然物(植物等)の
手入れや管理が十分かつ容易に行うことができると共
に、発信手段1の採集地点への設置及び管理を容易に行
うことができる。また、採集地点に生息する自然物(昆
虫や植物等)の確認が容易となり、各採集地点に対応す
る多数の自然物の生息データの作成が容易となる。
【0033】また、携帯採集手段 19 の受信範囲の指向性
を狭角に設定すると共に、携帯採集手段 19 が採集ボタン
24 を有し、発信手段1からの識別信号を携帯採集手段 19
にて受信した状態に於て、受信直後から所定秒間以内に
上記採集ボタン 24 を押したときのみ上記信号を記憶する
ように設定したことによって、実際に昆虫を捕るような
感覚で生態データを採集することができる。
【0034】また、携帯採集手段 19 に記憶蓄積した識別
信号に対応する生態データを、出力手段 13 にてプリント
アウト及び/又は記憶媒体に記憶すれば採集した自然物
の生態データを、結果用紙 32 としてプリントアウト及び
/又は記憶媒体(CD−RやCD−RW等)に記憶して
持ち帰ることができ、学習用の資料として利用や保管す
ることができる。また、そのデータを繰り返し見ること
ができるので、知識をより一層深めることができる。
【0035】また、発信手段1から発信した識別信号を
携帯採集手段 19 にて受信し記憶することによりポイント
が加算され、データ採集終了後に合計ポイントがプリン
トアウトされるようにすれば、複数人の採集者が、ゲー
ム感覚で楽しく競い合って自然物の生息データを採集す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、以下のよう
な著大な効果を奏する。
【0037】(請求項1,2,3,4,5又は6によれ
ば、)昆虫や植物等の自然物が多く生息する自然環境に
於て、実際に自然物を採集する代わりに自然物の生態デ
ータを採集するため、自然環境や生態系を保護しつつ楽
しく健康的に学習することができる。また、採集した生
態データは携帯採集手段19にて映像化、又は、音声化さ
れるので、その場で昆虫や植物等の映像を見たり、昆虫
の鳴き声を聞いたり、生態説明等を視聴することがで
き、単に採集するだけの場合に比べて興味や関心や好奇
心が喚起されると共に、理解し易くなって知識が深まり
強く印象に残すことができる。
【0038】さらに、採集エリアを自然公園や植物園等
の施設とすることにより、採集地点の自然物(植物等)
の手入れや管理が十分かつ容易に行うことができると共
に、発信手段1の採集地点への設置及び管理を容易に行
うことができる。また、採集地点に生息する自然物(昆
虫や植物等)の確認が容易となり、各採集地点に対応す
る多数の自然物の生息データの作成が容易となる。
【0039】(請求項5又は6によれば、)採集した自
然物の生態データを、結果用紙32としてプリントアウト
及び/又は記憶媒体(CD−RやCD−RW等)に記憶
して持ち帰ることができ、学習用の資料として利用や保
管することができる。また、そのデータを繰り返し見る
ことができるので、知識をより一層深めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ採集システムを説明する説
明図である。
【図2】入力手段及び携帯採集手段の構成を説明しかつ
データ送信状況を説明するブロック図である。
【図3】発信手段の構成を説明しかつ携帯採集手段によ
る識別信号の受信状況を説明するブロック図である。
【図4】出力手段の構成を説明しかつ携帯採集手段から
のデータ送信状況を説明するブロック図である。
【図5】入力ブースにおける採集者の操作行動を示す説
明図である。
【図6】採集者が採集地点に接近する状態を示す説明図
である。
【図7】生態データを採集している状態を示す説明図で
ある。
【図8】生態データの採集に成功した場合及び失敗した
場合に携帯採集手段に表示される画像を示す説明図であ
る。
【図9】出力ブースにおける採集者の操作行動を示す説
明図である。
【図10】出力手段にてプリントアウトした結果用紙を
示す図である。
【符号の説明】
1 発信手段2 送信装置 13 出力手段 19 携帯採集手段21 データメモリー 22 画像表示装置 23 音声装置 24 採集ボタン26 受信装置 32 結果用紙 M 採集者

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自然公園や植物園等の施設である採集エ
    リア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点に設
    置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信号発
    信用送信装置(2)を備えた発信手段(1)と、 上記自然物の採集者(M)が上記採集エリア内を携帯可
    能な携帯採集手段( 19 )とを、具備し、 該携帯採集手段( 19 )は、上記発信手段(1)の識別信
    号発信用送信装置(2)から発信された上記識別信号を
    受信可能な採集用受信装置( 26 )と、上記採集エリア内
    に生息する上記自然物の生態データが記憶されているデ
    ータメモリー( 21 )と、上記採集者(M)によって押圧
    可能な採集ボタン( 24 )と、上記採集者(M)が上記採
    集地点を探索し該採集ボタン( 24 )を押圧して該当する
    上記発信手段(1)からの上記識別信号を上記採集用受
    信装置( 26 )にて受信すると該識別信号に対応する生態
    データが上記データメモリー( 21 )から出力されて映像
    化される画像表示装置( 22 )とを、具備することを特徴
    とするデータ採集システム。
  2. 【請求項2】 自然公園や植物園等の施設である採集エ
    リア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点に設
    置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信号発
    信用送信装置(2)を備えた発信手段(1)と、 上記自然物の採集者(M)が上記採集エリア内を携帯可
    能な携帯採集手段( 19 )とを、具備し、 該携帯採集手段( 19 )は、上記発信手段(1)の識別信
    号発信用送信装置(2)から発信された上記識別信号を
    受信可能な採集用受信装置( 26 )と、上記採集エリア内
    に生息する上記自然物の生態データが記憶されているデ
    ータメモリー( 21 )と、上記採集者(M)によって押圧
    可能な採集ボタン( 24 )と、上記採集者(M)が上記採
    集地点を探索し該採集ボタン( 24 )を押圧して該当する
    上記発信手段(1)からの上記識別信号を上記採集用受
    信装置( 26 )にて受信すると該識別信号に対応する生態
    データが上記データメモリー( 21 )から出力されて音声
    化される音声装置( 23 )とを、具備することを特徴とす
    るデータ採集システム。
  3. 【請求項3】 自然公園や植物園等の施設である採集エ
    リア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点に設
    置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信号発
    信用送信装置(2)を備えた発信手段(1)と、 上記自然物の採集者(M)が上記採集エリア内を携帯可
    能な携帯採集手段( 19 )とを、具備し、 該携帯採集手段( 19 )は、上記発信手段(1)の識別信
    号発信用送信装置(2)から発信された上記識別信号を
    受信可能な採集用受信装置( 26 )と、上記採集エリア内
    に生息する上記自然物の生態データが記憶されているデ
    ータメモリー( 21 )と、上記採集者(M)によって押圧
    可能な採集ボタン( 24 )と、上記採集者(M)が上記採
    集地点を探索し該採集ボタン( 24 )を押圧して該当する
    上記発信手段(1)からの上記識別信号を上記採集用受
    信装置( 26 )にて受信すると該識別信号に対応する生態
    データが上記データメモリー( 21 )から出力されて映像
    化される画像表示装置( 22 )とを、具備し、 さらに、上記携帯採集手段( 19 )は、上記採集ボタン
    24 )を押圧して採集された上記識別信号を記憶するよ
    う構成されていることを特徴とするデータ採集システ
    ム。
  4. 【請求項4】 自然公園や植物園等の施設である採集エ
    リア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点に設
    置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信号発
    信用送信装置(2)を備えた発信手段(1)と、 上記自然物の採集者(M)が上記採集エリア内を携帯可
    能な携帯採集手段( 19 )とを、具備し、 該携帯採集手段( 19 )は、上記発信手段(1)の識別信
    号発信用送信装置(2)から発信された上記識別信号を
    受信可能な採集用受信装置( 26 )と、上記採集エリア内
    に生息す る上記自然物の生態データが記憶されているデ
    ータメモリー( 21 )と、上記採集者(M)によって押圧
    可能な採集ボタン( 24 )と、上記採集者(M)が上記採
    集地点を探索し該採集ボタン( 24 )を押圧して該当する
    上記発信手段(1)からの上記識別信号を上記採集用受
    信装置( 26 )にて受信すると該識別信号に対応する生態
    データが上記データメモリー( 21 )から出力されて音声
    化される音声装置( 23 )とを、具備し、 さらに、上記携帯採集手段( 19 )は、上記採集ボタン
    24 )を押圧して採集された上記識別信号を記憶するよ
    う構成されていることを特徴とするデータ採集システ
    ム。
  5. 【請求項5】 自然公園や植物園等の施設である採集エ
    リア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点に設
    置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信号発
    信用送信装置(2)を備えた発信手段(1)と、 上記採集エリアを出るところに設置された出力手段( 1
    3 )と、 上記発信手段(1)の識別信号発信用送信装置(2)か
    ら発信された上記識別信号を受信可能な採集用受信装置
    26 )と、上記採集エリア内に生息する上記自然物の生
    態データが記憶されているデータメモリー( 21 )と、上
    記自然物の採集者(M)によって押圧可能な採集ボタン
    24 )と、上記採集者(M)が上記採集地点を探索し該
    採集ボタン( 24 )を押圧して該当する上記発信手段
    (1)からの上記識別信号を上記採集用受信装置( 26
    にて受信すると該識別信号に対応する生態データが上記
    データメモリー( 21 )から出力されて映像化される画像
    表示装置( 22 )とを、備えると共に、上記採集者(M)
    が上記採集エリア内を携帯可能な携帯採集手段( 19
    と、 を具備し、さらに、上記携帯採集手段( 19 )は、上記採
    集ボタン( 24 )を押圧して採集された上記識別信号を記
    憶するように構成され、しかも、上記出力手段( 13
    は、該携帯採集手段( 19 )に記憶されて蓄積した該識別
    信号に対応する生態データを、結果用紙( 32 )としてプ
    リントアウト及び/又は記憶媒体に記憶して出力するよ
    う構成されていることを特徴とするデータ採集システ
    ム。
  6. 【請求項6】 自然公園や植物園等の施設である採集エ
    リア内に於て、昆虫や植物等の各自然物の採集地点に設
    置され、所定の識別信号を発信する複数個の識別信号発
    信用送信装置(2)を備えた発信手段(1)と、 上記採集エリアを出るところに設置された出力手段( 1
    3 )と、 上記発信手段(1)の識別信号発信用送信装置(2)か
    ら発信された上記識別信号を受信可能な採集用受信装置
    26 )と、上記採集エリア内に生息する上記自然物の生
    態データが記憶されているデータメモリー( 21 )と、上
    記自然物の採集者(M)によって押圧可能な採集ボタン
    24 )と、上記採集者(M)が上記採集地点を探索し該
    採集ボタン( 24 )を押圧して該当する上記発信手段
    (1)からの上記識別信号を上記採集用受信装置( 26
    にて受信すると該識別信号に対応する生態データが上記
    データメモリー( 21 )から出力されて音声化される音声
    装置( 23 )とを、備えると共に、上記採集者(M)が上
    記採集エリア内を携帯可能な携帯採集手段( 19 )と、 を具備し、さらに、上記携帯採集手段( 19 )は、上記採
    集ボタン( 24 )を押圧して採集された上記識別信号を記
    憶するよう構成され、しかも、上記出力手段( 13 )は、
    該携帯採集手段( 19 )に記憶され蓄積した該識別信号に
    対応する生態データを、結果用紙( 32 )としてプリント
    アウト及び/又は記憶媒体に記憶して出力するよう構成
    されていることを特徴とするデータ採集システム。
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