JP3496383B2 - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP3496383B2
JP3496383B2 JP02009496A JP2009496A JP3496383B2 JP 3496383 B2 JP3496383 B2 JP 3496383B2 JP 02009496 A JP02009496 A JP 02009496A JP 2009496 A JP2009496 A JP 2009496A JP 3496383 B2 JP3496383 B2 JP 3496383B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の通信装置か
ら他方の通信装置に電力供給を行ないつつ、各装置間で
非接触にデータ通信を行なう通信システムに使用される
データ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、駐車場,遊技場等の各種施設
への入・退場者や、生産工場,配送センタ等で搬送ライ
ンを流れる物品等の所定の個体に、識別用のIDコード
を記憶した通信機能を有するメモリカード(個人用のI
Dカード,物品用のタグ等)を付与すると共に、個体の
通過経路(入・退場ゲート,搬送ライン近傍等)に、メ
モリカードとデータ通信可能な通信装置を設け、この通
信装置を介してメモリカードに対してデータの書込み・
読出しを行なうことにより、通過経路を通過する個体を
識別して、入・退場制限,物品の搬送先の切り換え等の
所定の管理動作を自動で行なうようにした、個体識別・
管理用の通信システムが知られている。
【0003】また、この種の通信システムでは、メモリ
カード側にバッテリ等の電源装置を設けると、メモリカ
ードの重量が増加し、使い勝手が悪くなるため、一般
に、メモリカードに対してデータの書込み・読出しを行
なう通信装置側に、メモリカードへの電力供給機能を持
たせ、通信装置によりメモリカードに電源供給を行ない
つつ、通信装置−カード間でのデータ通信を行なうよう
にされている。つまり、この種の通信システムでは、通
信装置側から、搬送波を送信データにて変調(振幅変
調,周波数変調,位相変調等)した送信信号を送信し、
メモリカード側にて、受信信号を整流して自己の動作電
力を生成することにより、メモリカードのバッテリレス
化を図るようにしている。
【0004】ところが、この種の通信システムにおい
て、高速通信を行なうには、搬送波の周波数を高くする
必要があり、逆に、メモリカードへの供給電力を確保す
るには、搬送波の周波数を低くする必要があることか
ら、通信装置からメモリカードへのデータ送信を一つの
搬送波にて行なうようにすると、メモリカードへの電力
供給と通信の高速化とを両立できなくなる、といった問
題があった。
【0005】つまり、このような通信システムを、法律
上の許認可が不要な通信設備として実現するには、電波
法による規定値を満足する必要がある。そして、この規
定値は、現行法上、誘導通信設備機器の場合、λ/2π
(λ:波長,π:円周率)の地点での電界強度を15μ
V/m以下にする必要がある。従って、通信装置とメモ
リカードとの通信距離を長くして、メモリカードへの供
給電力を確保するには、搬送波の周波数を低くする必要
がある。しかし、通信速度は、搬送波の周波数に比例す
るため、通信の高速化を図るには、搬送波の周波数を高
くしなければならない。この結果、通信装置側からメモ
リカードに対してデータと電力とを一つの搬送波にて伝
送するように構成すると、メモリカードへの電力供給と
通信の高速化とを両立することができなくなるのであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、こうした問題
は、例えば、特開昭62−212589号公報に開示さ
れているように、メモリカードへの電力供給には、デー
タ送信用の搬送波とは異なる搬送波を用いるようにすれ
ば解決できる。つまり、上記公報に開示されているよう
に電力供給とデータ送信とを互いに異なる周波数の搬送
波を用いて行なうようにし、更に、メモリカードへの電
力供給には、電力供給可能な距離を長くするために低周
波の搬送波を用い、データ通信には、高速通信を実現可
能な高周波の搬送波を用いるようにするのである。
【0007】ところが、このように構成した場合、通信
装置側からメモリカードへのデータ送信自体は高速に行
なうことができるものの、この送信信号を受けるメモリ
カード側でデータの復調を良好に行なうことができず、
データの伝送精度が低下するという問題が発生する。
【0008】つまり、受信信号からデータを復調するに
は、その受信信号の振幅・周波数・位相等の変化を検出
する必要があり、その検出を正確に行なうには、受信信
号(換言すればデータ)に同期した基準クロックを用い
ることが望ましいが、特開昭62−212589号公報
に開示された装置では、こうした基準クロックを通信装
置側からメモリカードに供給できず、従ってメモリカー
ド側では、自らが生成した内部クロック等を用いてデー
タを復調しなければならない。このため、通信装置側か
らのデータ送信に用いる搬送波の周波数を高くすればす
るほど、メモリカード側でのデータの復調精度が低下し
てしまう。
【0009】従って、上記特開昭62−212589号
公報に開示された技術を利用して、メモリカードへの電
力供給及びデータ通信を異なる周波数の搬送波にて行な
うようにしても、正確なデータ通信を実現するには、メ
モリカード側でデータを正確に復調し得る比較的低周波
の搬送波を用いてデータ送信を行なう必要があり、メモ
リカードに電力供給可能な距離を長くして、通信速度を
向上するといったことはできない。
【0010】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、一方の通信装置から他方の通信装置に対して電力
供給を行なうことにより、これら各装置間でのデータ通
信を実現する通信システムにおいて、一方の通信装置か
ら他方の通信装置への電力供給が可能な通信距離を長く
でき、しかも、正確なデータ通信を高速に行なうことが
できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載のデータ通信装置では、第
1搬送波発生手段が、通信相手である外部装置に対して
電力及び基準クロックを供給するための所定周波数の第
1搬送波を発生し、第1送信手段が、その第1搬送波を
アンテナを介して外部装置に送信する。また、第2搬送
波発生手段が、第1搬送波よりも周波数が高い第2搬送
波を発生し、変調手段が、第2搬送波を外部装置に送信
すべき送信データにて変調し、同期手段が、送信データ
又は変調手段による変調後の送信信号を第1搬送波と同
期させる。そして、第2送信手段が、変調手段にて変調
され同期手段により第1搬送波と同期がとられた送信信
号を、アンテナを介して外部装置に送信する。
【0012】即ち、請求項1に記載のデータ通信装置で
は、第1送信手段から周波数の低い第1搬送波を送信す
ることにより、前述の電波法による規定を満足しつつ外
部装置に動作電力を供給可能な通信距離を長くし、ま
た、第2送信手段から周波数の高い第2搬送波を送信デ
ータにて変調した送信信号を送信することにより、外部
装置に対してデータを高速に送信できるようにする。そ
して、前述のように、データ送信のための第2搬送波を
単に高周波にしただけでは、外部装置側でのデータの復
調精度が低下し、結局、通信速度を高めることができな
くなるので、送信データ又は変調後の送信信号を第1搬
送波と同期させ、外部装置側で、この送信信号を復調す
る際には、第1搬送波に同期した復調用の基準クロック
を生成することにより、データを正確に復調できるよう
にする。
【0013】 従って、本発明(請求項1)のデータ通
信装置によれば、外部装置との距離が長くなっても外部
装置を動作させることができ、しかも、外部装置との間
のデータ通信を、通信精度を確保しつつ高速に行なうこ
とができるようになる。なお、電力供給用の第1搬送波
の周波数としては、現行法及び他のシステムによる電波
の利用状況(具体的にはAMラジオの放送帯域等)を考
慮すると、請求項5に記載のように、概ね100kHz
〜550kHzの範囲に設定すればよい。
【0014】そして、データは、この第1搬送波に同期
して送信されることから、第1搬送波の周波数をf0 と
すれば、その通信速度は、f0 /n(n:正の整数1,
2,3,…)となり、100kbps又はそれ以上の通
信速度を実現できるので、従来コンピュータ間のデータ
伝送で実現されている通信速度(数kbps)に比べ
て、通信速度を極めて高くすることができる。
【0015】 また、データ送信用の第2搬送波として
は、データ1ビット当たりに10サイクル程度或はそれ
以上のサイクル数となる周波数が好ましく、その周波数
が高ければ高いほど、通信精度を向上できることから、
第1搬送波を上記のように設定した場合には、請求項5
に記載のように、概ね1MHz以上の周波数にすること
が好ましい。
【0016】次に、請求項2に記載のデータ通信装置で
は、第2搬送波発生手段が発振器から構成され、第1搬
送波発生手段が、発振器からの信号を分周する分周器か
ら構成される。従って、第1搬送波及び第2搬送波を発
生するために2つの発振器を使用する必要がなく、装置
構成を簡素化することができる。
【0017】また請求項3に記載のデータ通信装置で
は、少なくとも第1送信手段が、コイル・コンデンサの
共振回路からなる共振アンテナを介して、第1搬送波を
送信する。これは、送信信号となる第2搬送波について
は、例えば波長の極めて短いマイクロ波にすれば、送信
用のアンテナにも小型のものを使用できるが、電力供給
用の第1搬送波には、通信距離を長くするために波長の
長い低周波を使用しなければならず、一般に使用されて
いるアンテナ(例えば半波長アンテナ等)を利用する
と、装置が極めて大きくなってしまうからである。つま
り、本発明では、少なくとも第1搬送波を送信するアン
テナに、コンデンサとコイルとからなる共振アンテナを
利用することにより、このアンテナ,延いては装置全体
を小型化できるようにしているのである。
【0018】なお、当然のことながら、送信信号(第2
搬送波)を送信するアンテナにもコンデンサとコイルと
からなる共振アンテナを利用するようにすれば、第2搬
送波の周波数が比較的低い場合であっても、装置を小型
化することができる。また次に、請求項4に記載のデー
タ通信装置では、第1送信手段及び第2送信手段が、コ
イルからなるコイルアンテナを共用して第1搬送波及び
送信信号を各々送信する。つまり、第1搬送波及び送信
信号(第2搬送波)を送信するアンテナの小型化を図
り、しかもその送信アンテナを、一つのアンテナにて実
現するには、第1搬送波と第2搬送波との周波数が異な
ることから、請求項3に記載の装置の共振アンテナを利
用することができない。そこで、本発明では、第1搬送
波及び送信信号(第2搬送波)を送信するための送信ア
ンテナとして、共振アンテナに比べて送信利得は劣るも
のの、異なる周波数の信号を同時に送信可能なコイルア
ンテナを利用することにより、この送信アンテナを一つ
のアンテナにて実現できるようにしている。従って、本
発明によれば、請求項3に記載のものに比べて、装置を
より小型化することができる。
【0019】 一方、請求項6に記載のデータ通信装置
は、上述の請求項1〜請求項5いずれか記載のデータ通
信装置から電力供給を受けて、該装置との間でデータ通
信を行なうデータ通信装置(従来技術の項にて説明した
IDカード,タグ等のメモリカードに相当する)であ
る。
【0020】 そして、本発明(請求項6)の装置で
は、第1搬送波受信手段が、上記第1送信手段からの第
1搬送波を受信し、整流手段が、その受信された第1搬
送波を整流して動作用の電力を生成すると共に、クロッ
ク発生手段が、その受信された第1搬送波から基準クロ
ックを生成する。また、この装置では、受信・復調手段
が、上記第2送信手段からの送信信号をアンテナを介し
て受信し、その受信した受信信号とクロック発生手段に
て生成された基準クロックとにより、データを復調す
る。
【0021】 この結果、本発明(請求項6)のデータ
通信装置によれば、請求項1〜請求項5に記載のデータ
通信装置からの送信データを、第1搬送波(延いては受
信信号)に同期した基準クロックを用いて正確に復調す
ることができ、請求項1〜請求項5に記載の装置と組み
合せることにより、一方の通信装置から他方の通信装置
に電力供給を行ないつつ、各装置間にてデータ通信を高
速且つ高精度に実行し得る通信システムを構築すること
が可能になる。
【0022】 なお、本発明(請求項6)のデータ通信
装置は、IDカード,タグ等のメモリカードとして使用
されるものであり、その小型化が要求されることから、
請求項7に記載のように、第1搬送波を受信する受信手
段には、コイル・コンデンサの共振回路からなる共振ア
ンテナを介して第1搬送波を受信するように構成するこ
とが望ましい。
【0023】 また、上記のように、IDカード,タグ
等のメモリカードと、これを付与した個体の移動等を管
理する管理装置との間でデータ通信を行なう通信システ
ムを構築する際には、管理装置側の通信装置(つまり他
の通信装置への電力供給機能を有する請求項1〜請求項
に記載のデータ通信装置)からデータを送信するだけ
でなく、メモリカード(つまり他の通信装置から電力供
給を受けて動作する請求項6,請求項7に記載のデータ
通信装置)側からもデータを送信できるようにすること
が望ましい。つまり、管理装置側からメモリカードへの
データの書込みだけでなく、メモリカードからのデータ
の読出しも行なえるようにすることが望ましい。
【0024】 そして、このためには、上記請求項1〜
請求項5いずれか記載のデータ通信装置には、請求項8
に記載のように、更に、外部装置からの送信信号をアン
テナを介して受信し、外部装置からの送信データを復調
する外部データ受信・復調手段を設け、上記請求項6又
は請求項7に記載のデータ通信装置には、請求項9に記
載のように、更に、復調手段にて復調された受信データ
に応じて所定の送信データを生成する送信データ生成手
段と、この送信データ生成手段にて生成された送信デー
タにて所定の搬送波を変調し、その変調後の送信信号を
アンテナを介して送信するデータ変調・送信手段とを設
けるようにすればよい。
【0025】つまり、このようにすれば、第1搬送波の
送信により通信相手に電力供給を行なうデータ通信装置
(通信装置A)側からのデータ要求によって、電力供給
を受けるデータ通信装置(通信装置B)側から自己のデ
ータを送信させ、この送信データを通信装置A側にて受
信し、復調することができるようになり、通信装置Aに
接続された管理装置等にて、その復調データに基づき通
信装置Bを認識して、通信装置Bに対する所定の処理動
作を実行できるようになる。
【0026】そして、この場合、通信装置B側では、通
信装置Aから供給された基準クロックにて送信データを
生成でき、通信装置A側では、その基準クロックにてデ
ータを復調できるため、通信装置Bから通信装置Aへの
データ通信をも正確に実行できるようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図1は、生産工場や配送センタ等で搬送ラ
インを流れる物品を管理するための通信システムにおい
て使用される一対のデータ通信装置の構成を表わす概略
構成図である。
【0028】図1に示す如く、本実施例の通信システム
は、物品管理用の管理装置2に接続されたデータ読取装
置10と、搬送ラインを流れる物品に各々取り付けら
れ、物品識別用のコードが予め記憶されたタグ30とか
ら構成される。そして、データ読取装置10及びタグ3
0は、夫々、非接触にてデータ授受を行なう通信機能を
有し、しかも、データ読取装置10は、タグ30に対し
て非接触にて動作電力を供給する電力供給機能を有す
る。
【0029】 即ち、データ読取装置10は、通信相手
に電力供給可能な請求項1〜請求項5,請求項8に記載
のデータ通信装置に対応するものであり、所定周波数f
0 (100kHz〜550kHz程度:本実施例では1
53.6kHz)の正弦波信号SC0を発生する第1搬送
波発生手段としての発振器12と、この発振器12が発
生する正弦波信号SC0よりも周波数が高い所定周波数f
1 (1MHz以上:本実施例では8MHz)の正弦波信
号SC0を発生する第2搬送波発生手段としての発振器1
4と、発振器12からの出力信号(第1搬送波)SC0を
送信アンテナA1を介してタグ30に送信する第1送信
手段としての送信器16と、管理装置2にて生成された
送信データDX を受け、この送信データDX を発振器1
2からの出力信号SC0に同期させる同期手段としての同
期回路18と、同期回路18により発振器12からの出
力信号SC0と同期させた送信データDX にて発振器14
からの出力信号(第2搬送波)SC1を振幅変調する変調
手段としての変調回路20と、この変調回路20にて振
幅変調された信号SX1を送信アンテナA2を介してタグ
30に送信する第2送信手段としての送信器22と、を
備えている。
【0030】また、データ読取装置10には、タグ30
からの送信信号を受信アンテナA3を介して受信する受
信器24と、この受信器24からの受信信号SR2を発振
器12の出力(第1搬送波)SC0と同期した基準クロッ
クを用いて復調する復調回路26と、が備えられ、この
復調回路26にて復調したタグ30からの送信データ,
つまり受信データDR を、管理装置2に入力する。
【0031】 なお、受信器24及び復調回路26は、
本発明(請求項8)の外部データ受信・復調手段に相当
する。また、上記送信アンテナA1,A2及び受信アン
テナA3は、夫々、コンデンサとコイルとの共振を利用
して電波を送信又は受信する共振アンテナから構成され
ている。
【0032】 一方、タグ30は、データ読取装置10
から送信アンテナA1を介して送信されてくる送信信号
にて動作電力を生成し、データ読取装置10との間でデ
ータ通信を行なう、請求項6,請求項7,請求項9に記
載のデータ通信装置に対応するものである。そして、こ
のタグ30には、データ読取装置10の送信アンテナA
1からの送信信号を受信する第1搬送波受信手段として
の受信アンテナB1と、この受信アンテナB1にて受信
されたデータ読取装置10からの送信信号(第1搬送
波)を整流して動作用の電力(電圧Vo)を生成する整
流手段としての整流回路32と、同じく受信アンテナB
1にて受信されたデータ読取装置10からの送信信号を
受け、例えばこの信号のゼロクロス点を検出することに
より、送信信号と同期した基準クロックCKを生成する
クロック生成手段としてのクロック生成回路34と、デ
ータ読取装置10の送信アンテナA2からの送信信号を
受信アンテナB2を介して受信し、その受信信号SRT1
をクロック生成回路34にて生成された基準クロックC
Kを用いて復調する、受信・復調手段としての復調回路
36とが備えられている。
【0033】またタグ30には、復調回路36にて復調
されたデータ読取装置10からの送信データ、つまり受
信データDRTを受け、この受信データDRTに対応した予
め設定された処理動作を行なう、マイクロコンピュータ
からなる制御回路40が備えられている。この制御回路
40は、クロック生成回路34にて生成された基準クロ
ックCKにて動作するようにされており、受信データD
RTに応じて、メモリ42からのデータの読出し、書込
み、タグ動作の制御等を行ない、必要に応じて、メモリ
42から読み出したタグ30固有のIDコード等の所定
の送信データDXTを基準クロックCKに同期して順次出
力する。
【0034】そして、タグ30には、この制御回路40
から出力される送信データDXTにより、図示しない発振
器にて生成した少なくとも基準クロックCKよりも周波
数の高い所定周波数f2 の搬送波を変調し、変調後の信
号をデータ読取装置10に対する応答信号として、送信
アンテナB3を介してデータ読取装置10に送信する、
データ変調・送信手段としての変調回路38が備えられ
ている。
【0035】なお、タグ30に設けられた送信アンテナ
B3及び受信アンテナB1,B2は、夫々、データ読取
装置10側の送信アンテナA1,A2及び受信アンテナ
A3と同様、コンデンサとコイルとの共振を利用して電
波を送信又は受信する共振アンテナから構成されてい
る。
【0036】以上のように構成された本実施例の物品管
理用通信システムでは、図2(a)に示す如く、まず、
データ読取装置10が、送信アンテナA1から、タグ3
0に電力供給を行なうための周波数f0 の搬送波SC0を
常時送信すると共に、送信アンテナA2から、タグ30
からIDデータ等を読み出すための送信信号SX1を周期
的に送信する。この送信信号SX1は、変調回路20によ
り管理装置2からの送信データDX を周波数f1 (f1
>f0 )の搬送波SC1にて振幅変調した信号であるが、
送信データDX は、変調回路20への入力前に、同期回
路18により、送信アンテナA1から送信する搬送波S
C0と同期がとられていることから、送信信号SX1は、常
に搬送波SC0と同期することになる。
【0037】そして、タグ30が、データ読取装置10
近傍の電力供給可能な通信エリア内に入ると、受信アン
テナB1が、データ読取装置10から送信されたきた搬
送波SCOを受信し、タグ30内の整流回路32が、この
受信した搬送波SCOを整流することにより自らの動作電
力(電源電圧Vo)を生成して、タグ30の内部回路を
起動する。すると、クロック生成回路34が、その受信
した搬送波SCOに同期した動作用の基準クロック(図に
示すタグ・クロック)CKを生成する。またタグ30側
では、受信アンテナB2が、データ読取装置10からの
送信信号SX1を受信し、復調回路36が、その受信信号
SRT1を、基準クロックCKを用いて(図では基準クロ
ックCKの立下がりタイミングで)復調することによ
り、データ読取装置10からの送信データ(タグ・受信
データ)DRTを生成する。
【0038】このため、本実施例の通信システムによれ
ば、タグ30が付与された物品がデータ読取装置10近
傍の通信エリアに入ったときに、タグ30側で、データ
読取装置10からの送信信号SX1を、その信号の変調前
のデータと同期した基準クロックCKにて復調すること
ができ、その通信速度が高くても、データの復調精度を
向上できる。また、データ読取装置10からタグ30へ
の電力供給には、比較的低周波(周波数f0 )の搬送波
SC0を用い、λ/2πの地点での電界強度を15μV/
m以下にするといった誘導通信設備機器における現行法
上の規定を満足しつつ、データ読取装置10とタグ30
との通信距離を長くする(換言すればタグ30がデータ
読取装置10からの電力供給を受けて動作可能な通信エ
リアを広くする)ことができ、しかも、データ読取装置
10からタグ30へのデータ送信には、電力供給用の搬
送波SC0よりも周波数の高い(周波数f1 )の搬送波S
C1を用いることから、電力供給用の搬送波SC0に同期し
た送信データDX を、データ送信用の送信信号として良
好に変調することができ、これによっても、タグ30側
でのデータの復調精度を向上することができる。
【0039】従って、本実施例によれば、データ読取装
置10からタグ30への電力供給可能な通信距離を長く
し、しかも、これら装置間のデータ通信を、通信精度を
確保しつつ高速に行なうようにすることができる。また
次に、上記のようにタグ30がデータ読取装置10から
電源供給を受けて、データ読取装置10からの送信デー
タを復調すると、その復調後の受信データDRTは、制御
回路40に入力される。そして、制御回路40では、前
述したように、この受信データDRTに応じて、データ読
取装置10に対して送信すべきデータ(IDコード等)
をメモリ42から読み出すと共に、その読み出した送信
データDXTを基準クロックCKに同期して出力する。
【0040】すると、図2(b)に示す如く、タグ30
内では、変調回路38が、この送信データDXTに従い周
波数f2 (f2 >f0 )の搬送波を変調して送信アンテ
ナB3から送信し、データ読取装置10側では、この送
信信号SXT2 を受信アンテナA3を介して受信する。そ
して、データ読取装置10内では、この受信アンテナA
3からの受信信号SR2を、復調回路26にて復調し、そ
の復調後の受信データDR を管理装置2に転送する。
【0041】従って、本実施例の通信システムによれ
ば、データ読取装置10側で、タグ30(延いてはタグ
30が付与された物品)の固有のデータを読み取ること
ができ、搬送ラインを流れる物品の個数やその物品の搬
送先等の管理を自動で行なうことができる。そして、こ
うしたタグからデータ読取装置10へのデータ送信の場
合にも、そのデータは、データ読取装置10側から送信
した搬送波SC0に同期した基準クロックCKにて生成さ
れることから、データ読取装置10側では、この搬送波
SC0に同期して受信信号SR2を復調することにより、タ
グ30からの送信データを高精度に復調することが可能
になり、タグ30からデータ読取装置10へのデータ通
信も、高速且つ高精度に行なうことができるようにな
る。
【0042】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上記実施例に限定されることはなく、種
々の態様をとることができる。そこで次に、データ読取
装置10の他の構成例を図3〜図7に、タグ30の他の
構成例を図8に、夫々示し、図1に示したものとの違い
を各々説明する。
【0043】まず、図3はデータ読取装置10の第2の
構成例を表わす。図3に示す如く、このデータ読取装置
10−2は、図1に示したデータ読取装置10におい
て、同期回路18を変調回路20の前段に設けていたの
に対し、同期回路18を変調回路20の後段に設け、こ
の同期回路18にて、変調回路20にて変調された送信
信号を、電力供給用の搬送波SC0に同期させて、送信器
22に入力するように構成したものである。そして、デ
ータ読取装置10をこのように構成しても、送信信号の
振幅変化を、電力供給用の搬送波SC0に同期させること
ができるため、タグ30側で、データ読取装置10−2
からの送信信号SX1を正確に復調することができ、図1
に示した実施例と同様の効果を得ることができる。
【0044】次に、図4はデータ読取装置10の第3の
構成例を表わす。図4に示す如く、このデータ読取装置
10−3は、図1に示したデータ読取装置10におい
て、電力供給用の搬送波SCOと、データ送信用の搬送波
SC1とを、夫々、専用の発振器12,14を用いて生成
するようにしたのに対し、搬送波生成用の発振器には、
周波数の高いデータ送信用の搬送波SC1(周波数f1 )
を生成する発振器14のみを使用し、この発振器14か
らの搬送波SC1を分周器28にて分周することにより、
電力供給用の搬送波SC0(周波数f0 )を生成するよう
に構成したものである。そして、このように構成した場
合、2種の搬送波SC0,SC1を生成するのに、2つの発
振器を使用する必用がなく、一つの発振器と分周器とで
実現できるため、図1に示したデータ読取装置10に比
べて、安価に構成することができるようになる。
【0045】また次に、図5はデータ読取装置10の第
4の構成例を表わす。図5に示す如く、このデータ読取
装置10−4は、管理装置2内で送信データDX を生成
するCPU2aの動作クロックを発生する発振器2bか
らの信号(管理装置2の動作クロック)を、そのまま電
力供給用の搬送波SC0としてタグ30に送信するように
構成することにより、図1に示したデータ読取装置10
から、発振器12及び同期回路18を排除したものであ
る。つまり、管理装置2において、CPU2aは、発振
器2bが発生する動作クロックにて送信データDX を生
成するため、この動作クロックを電力供給用の搬送波S
C0としてタグ30に送信するようにすれば、管理装置2
から出力される送信データDX は、常に搬送波SC0と同
期することになり、データ読取装置10−4内に別途同
期回路18を設けることなく、本発明を実現することが
できるようになるのである。なお、この場合、管理装置
2内の発振器2bが第1搬送波発生手段として機能し、
管理装置2内のCPU2aが同期手段として機能するこ
とになる。
【0046】また、図6はデータ読取装置10の第5の
構成例を表わす。図6に示す如く、このデータ読取装置
10−5は、図1に示したデータ読取装置10におい
て、第1送信手段及び第2送信手段としての送信器1
6,22を、夫々、専用の送信アンテナA1,A2を用
いて、搬送波SC0或は送信信号SX1を送信するように構
成したのに対し、各送信器16,22の出力を、コイル
アンテナからなる一つの送信アンテナA12に接続する
ことにより、各送信器16,22がこの送信アンテナA
12を共用して搬送波SC0及び送信信号SX1を送信する
ように構成したものである。従って、このデータ読取装
置10−5によれば、アンテナを二つにすることがで
き、装置構成を簡素化して、装置の小型・軽量化を図る
ことができると共に、安価に実現できるようになる。な
お、送信アンテナA12にコイルアンテナを用いるの
は、搬送波SC0と送信信号SX1(換言すれば搬送波SC
1)との周波数が異なり、前述の実施例のように、コン
デンサとコイルとの共振を利用した共振アンテナを利用
することはできないためである。
【0047】また次に、図7はデータ読取装置10の第
6の構成例を表わす。図7に示す如く、このデータ読取
装置10−6は、図1に示したデータ読取装置10にお
いて、タグ30からの送信信号を受信する受信アンテナ
A3を、送信アンテナA1,A2とは別体で構成してい
たのに対し、データ送信用の送信器22の出力と、タグ
30からのデータ受信用の受信器24の入力とを、夫
々、コンデンサとコイルとの共振を利用して電波を送受
信可能な共振アンテナからなる一つの送受信アンテナA
23に接続することにより、タグ30とのデータの送受
信を、この送受信アンテナA23を共用して実行できる
ように構成したものである。従って、このデータ読取装
置10−6においても、アンテナを二つにすることがで
き、装置構成を簡素化して、装置の小型・軽量化を図る
ことができると共に、安価に実現できるようになる。な
お、このようにデータ送受信に一つの送受信アンテナA
23を用いる場合、タグ30からのデータ送信にも、搬
送波SC1と同じ周波数f1 の搬送波を用いるようにする
必要はある。
【0048】一方、図8はタグ30の第2の構成例を表
わす。図8に示す如く、このタグ30−2は、図1に示
したタグ30において、データ読取装置10からの送信
信号SX1を受信する受信アンテナB2と、データDXTを
送信する送信アンテナB3とを、各々別体で構成してい
たのに対し、データ受信用の復調回路36とデータ送信
用の変調回路38とを、共振アンテナからなる一つの送
受信アンテナB23に接続することにより、データ読取
装置10とのデータの送受信を、この送受信アンテナB
23を共用して実行できるように構成したものである。
従って、このタグ30においては、アンテナを二つにす
ることができ、装置構成を簡素化して、装置の小型・軽
量化を図ることができると共に、安価に実現できるよう
になる。なお、このようにデータ送受信に一つの送受信
アンテナB23を用いる場合、変調回路38にてデータ
の変調に使用する搬送波を、データ読取装置10側にて
データの変調に使用する搬送波SC1と同じ周波数f1 に
する必要はある。
【0049】このように、本発明は、データ読取装置1
0とタグ30とから構成される通信システムを構成する
に当たって、データ読取装置10を、図1及び図3〜図
7に例示したように種々の構成にて実現することがで
き、また、タグ30を、図1及び図8に例示したように
種々の構成にて実現することができる。そして、これら
各装置は、上記各図にて説明した特徴部分を互いに組み
合せることにより、より多くの態様をとることができ、
また、データ読取装置10とタグ30との組み合せに
も、種々変更することができる。
【0050】なお、上記実施例では、搬送ライン等を移
動する物品を管理するためのデータ読取装置10とタグ
30とからなる物品間利用の通信システムを例にとり説
明したが、本発明は、各種施設への入・退場者等を管理
する入・退場管理用のシステム等、一方の通信装置から
他方の通信装置に対して電力供給を行ないつつ、各装置
間でデータ通信を行なう、非接触式通信方式の通信シス
テムであれば、あらゆる通信システムに適用できるのは
いうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の通信システムにおいて使用されるデ
ータ読取装置及びタグの構成を表わす概略構成図であ
る。
【図2】 データ読取装置とタグとの間で行なわれる通
信動作を説明するタイムチャートである。
【図3】 データ読取装置の第2の構成例を表わす構成
図である。
【図4】 データ読取装置の第3の構成例を表わす構成
図である。
【図5】 データ読取装置の第4の構成例を表わす構成
図である。
【図6】 データ読取装置の第5の構成例を表わす構成
図である。
【図7】 データ読取装置の第6の構成例を表わす構成
図である。
【図8】 タグの第2の構成例を表わす構成図である。
【符号の説明】
2…管理装置 2a…CPU 2b…発振器 10…データ読取装置 12,14…発振器 1
6,22…送信器 18…同期回路 20…変調回路 24…受信器
26…復調回路 28…分周器 30…タグ 32…整流回路 3
4…クロック生成回路 36…復調回路 38…変調回路 40…制御回路
42…メモリ A1,A2,A12,B3…送信アンテナ A3,B1,B2…受信アンテナ A23,B23…
送受信アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/59 B42D 15/10 521 G06K 17/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する個体に付与され通信機能を有す
    る外部装置に対して、電力供給を行いつつ、該装置との
    間でデータ通信を行なうデータ通信装置であって、 前記外部装置に対して電力及び基準クロックを供給する
    ための所定周波数の第1搬送波を発生する第1搬送波発
    生手段と、 該第1搬送波発生手段が発生した第1搬送波をアンテナ
    を介して前記外部装置に送信する第1送信手段と、 前記第1搬送波よりも周波数が高い第2搬送波を発生す
    る第2搬送波発生手段と、 前記第2搬送波を前記外部装置に送信すべき送信データ
    にて変調する変調手段と、 前記送信データ又は前記変調手段による変調後の送信信
    号を、前記第1搬送波と同期させる同期手段と、 前記変調手段にて変調され前記同期手段により前記第1
    搬送波と同期がとられた送信信号をアンテナを介して前
    記外部装置に送信する第2送信手段と、 を備えたことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第2搬送波発生手段は、発振器から
    なり、前記第1搬送波発生手段は、該発振器からの信号
    を分周する分周器からなることを特徴とする請求項1に
    記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記第1送信手段は、コイル
    ・コンデンサの共振回路からなる共振アンテナを介し
    て、前記第1搬送波を送信することを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記第1送信手段及び前記第2送信手段
    は、コイルからなるコイルアンテナを共用して、前記第
    1搬送波及び前記送信信号を各々送信することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記第1搬送波の周波数は100kHz
    〜550kHzの範囲内に設定され、前記第2搬送波の
    周波数は1MHz以上に設定されていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項4の何れかに記載のデータ通信装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5いずれか記載のデー
    タ通信装置から電力供給を受けて、該装置との間でデー
    タ通信を行なうデータ通信装置であって、 前記第1送信手段から送信された第1搬送波を受信する
    第1搬送波受信手段と、 該第1搬送波受信手段にて受信された第1搬送波を整流
    して動作用の電力を生成する整流手段と、 前記第1搬送波受信手段にて受信された第1搬送波から
    基準クロックを生成するクロック発生手段と、 前記第2送信手段からの送信信号をアンテナを介して受
    信し、該受信した受信信号と前記クロック発生手段にて
    生成された基準クロックとによりデータを復調する受信
    ・復調手段と、 を備えたことを特徴とするデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記第1搬送波受信手段は、コイル・コ
    ンデンサの共振回路からなる共振アンテナを介して、前
    記第1搬送波を受信することを特徴とする請求項6に記
    載のデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項5いずれか記載のデー
    タ通信装置において、更に、前記外部装置からの送信信
    号をアンテナを介して受信し、前記外部装置からの送信
    データを復調する外部データ受信・復調手段を備えたこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のデータ通信装置から電
    力供給を受けて、該装置との間でデータ通信を行なうデ
    ータ通信装置であって、 前記請求項6又は請求項7に記載のデータ通信装置に、
    更に、 前記復調手段にて復調された受信データに応じて所定の
    送信データを生成する送信データ生成手段と、 該送信データ生成手段にて生成された送信データにて所
    定の搬送波を変調し、該変調後の送信信号をアンテナを
    介して送信するデータ変調・送信手段と、 を設けたことを特徴とするデータ通信装置。
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