JP3493852B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP3493852B2
JP3493852B2 JP31176995A JP31176995A JP3493852B2 JP 3493852 B2 JP3493852 B2 JP 3493852B2 JP 31176995 A JP31176995 A JP 31176995A JP 31176995 A JP31176995 A JP 31176995A JP 3493852 B2 JP3493852 B2 JP 3493852B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は照明装置に関するも
のであり、更に詳しくは、地震或いは停電などが発生し
た場合に、自動的にランプ負荷を点灯させる照明装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る第1従来例として、停電時
に自動的にランプ負荷を点灯させる照明装置として非常
灯があり、そのブロック構成図を図7に示す。
【0003】この非常灯は、通常時は交流電源Vacか
らの電力供給によりランプ負荷3を点灯させると共に二
次電池2を充電し、交流電源Vacからの電力供給がな
くなる停電時は、二次電池2からの電力供給によりラン
プ負荷3を点灯させるものである。
【0004】本構成では、交流電源Vacの両端には、
壁スイッチS1及び点検スイッチS2を介して常時点灯
用のAC点灯回路4が接続されると共に、点検スイッチ
S2を介して交流電源Vacの有無を検出する電源検出
回路5と二次電池2を充電する充電回路6とが接続され
ている。AC点灯回路4の出力端にはリレーS3を介し
てランプ負荷3が接続されている。充電回路6の出力端
には、二次電池2と、停電時に二次電池2からの電力供
給によりランプ負荷3を点灯させるDC点灯回路7とが
接続されており、DC点灯回路7の出力端にはリレーS
3を介してランプ負荷3が接続されている。また電源検
出回路5からの出力信号は、DC点灯回路7とリレーS
3とに入力される。
【0005】次に動作を簡単に説明する。まず、通常時
つまり交流電源Vacからの電力供給が有る場合は、電
源検出回路5でそれを検出し、その出力信号によりDC
点灯回路7を停止すると共に、リレーS3をa側接片に
接続する。したがって、壁スイッチS1がオンの場合
は、AC点灯回路4によりランプ負荷3が点灯し、壁ス
イッチS1がオフの場合は、AC点灯回路4には交流電
源Vacからの電力供給がない為にランプ負荷3は消灯
となる。また、充電回路6により二次電池2が充電され
る。次に、停電時つまり交流電源Vacからの電力供給
がなくなる場合は、壁スイッチS1,点検スイッチS2
の状態に関わらず、AC点灯回路4に交流電源Vacか
らの電力供給がない為にAC点灯回路4は停止すると共
に、充電回路6も停止する。そして、電源検出回路5に
より停電を検出し、電源検出回路5の出力信号によりD
C点灯回路7を駆動すると共に、リレーS3をb側接片
に接続させる。よって、二次電源2を電源としてDC点
灯回路7を駆動させることによりリレーS3を介してラ
ンプ負荷3を点灯させることができる。更に、交流電源
Vacからの電力供給が有る場合でも、点検スイッチS
2をオフして交流電源Vacを遮断することにより停電
と同じ状態が得られ、非常点灯動作を確認することが可
能となる。
【0006】この様に構成したことにより、交流電源V
acからの電力供給が有る場合は、つまり通常時は、壁
スイッチS1によりランプ負荷3を点灯/消灯させるこ
とができ、交流電源Vacからの電力供給が無い場合
は、つまり停電時には、二次電池2によりランプ負荷3
を自動的に点灯させて停電時での明かりを得て、停電時
での安全を確保することができる。
【0007】本発明に係る第2従来例として、地震発生
時に自動的にランプ負荷を点灯させる照明装置があり、
そのブロック構成図を図8に示す。
【0008】本構成では、交流電源Vacの両端に、点
灯スイッチS4を介してランプ負荷ILが接続されてお
り、点灯スイッチ4をオンオフすることによりランプ負
荷ILを点灯/消灯させることができる。また、交流電
源Vacの両端には制御回路13が接続されており、制
御回路13は、所定以上の震度に反応する感震部14の
信号により、点灯スイッチS4と並列接続されているリ
レーS5を制御する。
【0009】通常時ではリレーS5はオフ状態となって
おり、ランプ負荷ILは点灯スイッチS4の操作により
点灯/消灯を切り替える。所定以上の震度の地震が発生
すると、それを感震部14により検出し、感震部14の
出力信号を受けた制御回路13では、タイマーを動作さ
せて予め定められた所定時間だけリレーS5をオンさせ
る。リレーS5がオンすることにより、点灯スイッチS
4のオンオフの状態に関わらず、ランプ負荷ILは交流
電源Vacからの電力供給により点灯する。予め定めら
れた所定時間の経過後は、制御回路13により自動的に
リレーS5をオフさせる。
【0010】この様に構成したことにより、所定以上の
震度の地震が発生すると、タイマーで定められた所定時
間だけ自動的にランプ負荷ILが点灯するので、地震発
生時での明かりを得て、安全を確保することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1従来
例と第2従来例との両者の機能を合わせ持つ照明装置を
考えた場合、以下に示す様な問題点が生じる。
【0012】停電時は二次電池2からの電力供給により
ランプ負荷3を点灯させるため、二次電池2の限られた
電気容量でより長時間ランプ負荷3を点灯させるには、
ランプ負荷3の光出力を小さくする必要がある。一方、
地震または停電などの災害発生時には、一般に避難行動
や安全確認などを要求されることが多く、またパニック
状態を抑えて安心感を与えるためにも、より明るい環境
が必要になると共に、その点灯時間を少しでも長く継続
させることが必要となる。この両者の要求を満足するに
は、停電時でのランプ負荷3の光出力を小さくすること
により、二次電池2の消費電気容量を低く抑え、点灯で
きる時間を伸ばす手段が考えられるが、この手段では、
地震または停電などの災害発生時には、安全を確保する
のに充分な光出力が得られにくくなってしまう。
【0013】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
のでその目的とするところは、地震或いは停電などの災
害発生時に、自動的にランプ負荷を点灯させて安全を確
保することが可能であると共に、地震或いは停電などの
各々の場合に応じて光出力を調整し、限られた電気容量
を有する二次電池を効果的に使用することが可能な照明
装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の発明によれば、交流電源の通常時
にランプ負荷を常時点灯させるAC点灯回路と、交流電
源の通常時に充電される二次電池と、交流電源の遮断時
には二次電池により電力供給されてランプ負荷を非常点
灯させるDC点灯回路とを備える照明装置に於いて、所
定以上の震度の地震発生時にはランプ負荷を一定時間点
灯させると共に、交流電源遮断時と地震発生時と地震発
生且つ交流電源遮断時との各モードに応じて、ランプ負
荷の出力を可変することを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明によれば、地震あるい
は交流電源遮断の少なくとも一方が発生した直後に於け
るランプ負荷の光出力は、 (地震発生且つ交流電源遮断時の光出力)>(交流電源
遮断時のみの光出力) とすることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明によれば、地震あるい
は交流電源遮断の少なくとも一方が発生した直後に於け
るランプ負荷の光出力は、 (地震発生時のみの光出力)≧(地震発生且つ交流電源
遮断時の光出力)>(交流電源遮断時のみの光出力) とすることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明によれば、地震あるい
は交流電源遮断の少なくとも一方が発生してから一定時
間経過後に於けるランプ負荷の光出力は、(地震発生且
つ交流電源遮断時の光出力)を、(交流電源遮断時のみ
の光出力)よりも低いレベルまで低下させることを特徴
とする。
【0018】請求項5記載の発明によれば、地震あるい
は交流電源遮断の少なくとも一方が発生した直後に於け
るランプ負荷の光出力は、 (地震発生且つ交流電源遮断時の光出力)>(地震発生
時のみの光出力)>(交流電源遮断時のみの光出力) とすることを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明によれば、地震あるい
は交流電源遮断の少なくとも一方が発生してから一定時
間経過後に於けるランプ負荷の光出力は、(地震発生且
つ交流電源遮断時の光出力)を、(交流電源遮断時のみ
の光出力)よりも低いレベルまで低下させることを特徴
とする。
【0020】請求項7記載の発明によれば、地震発生且
つ交流電源遮断時のランプ負荷の光出力は、連続的に低
下するものであることを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明によれば、地震発生且
つ交流電源遮断時のランプ負荷の光出力は、段階的に低
下するものであることを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明によれば、地震発生且
つ交流電源遮断時のランプ負荷の光出力は、瞬時に低下
するものであることを特徴とする。
【0023】請求項10記載の発明によれば、AC点灯
回路は、第1〜第3の端子部を有する引掛シーリングも
しくは引掛ローゼットの第1及び第2の端子部間に接続
されるものであり、二次電池及びDC点灯回路は、第2
及び第3の端子部間に接続されるものであると共に、第
1の端子部と交流電源の一端との間に、片切り構造の壁
スイッチを設けたことを特徴とする。
【0024】
【実施の形態】本発明は、地震或いは停電などが発生し
た場合に、自動的にランプ負荷を点灯させて安全を確保
することが目的であり、自動点灯時の光出力を地震検知
直後は少なくとも停電時のみの場合より大きくすること
を特徴とするものである。以下に、本発明に係る実施の
形態を示す。
【0025】(実施の形態1)本発明に係る第1の実施
の形態のブロック構成図を図1に示す。
【0026】図7に示した第1従来例と異なる点は、壁
スイッチS1の代わりに接片c〜eを有する点灯スイッ
チS6と、充電回路6の出力端に並列接続された制御回
路13と、所定以上の震度に反応する感震部14と、点
検スイッチS2,点灯スイッチS6のd接片を介して交
流電源Vacの両端に並列接続されたランプ負荷IL
と、点灯スイッチS6の両端に並列接続されたリレーS
7とを設けたと共に、電源検出回路5及び感震部14の
出力信号を受けた制御回路13によりリレーS3,S
7,DC点灯回路7を制御する様に構成したことであ
り、その他の第1従来例と同一構成には同一符号を付す
ことにより説明を省略する。
【0027】次に動作を簡単に説明する。通常時つまり
交流電源Vacからの電力供給が有る場合は、電源検出
回路5でそれを検出し、その出力信号を制御回路13に
送信し、制御回路13によりDC点灯回路7を停止する
と共に、リレーS3をa側接片に接続する。停電時つま
り交流電源Vacからの電力供給がなくなる場合は、A
C点灯回路4に交流電源Vacからの電力供給がない為
にAC点灯回路4は停止すると共に、充電回路6も停止
する。そして、電源検出回路5により停電を検出し、電
源検出回路5の出力信号を制御回路13に送信し、制御
回路13によりDC点灯回路7を駆動すると共に、リレ
ーS3をb側接片に接続させる。よって、二次電源2を
電源としてDC点灯回路7を駆動させることによりリレ
ーS3を介してランプ負荷3を点灯させることができ
る。
【0028】通常時では、リレーS7はオフ状態となっ
ており、所定以上の震度の地震が発生すると、それを感
震部14により検出し、感震部14の出力信号を受けた
制御回路13では、タイマーを動作させて予め定められ
た所定時間だけリレーS7をオンさせる。リレーS7が
オンすることにより、点灯スイッチS6のモードに関わ
らず、交流電源VacからAC点灯回路4へ電力供給を
行う。予め定められた所定時間の経過後は、制御回路1
3により自動的にリレーS7をオフさせる。
【0029】ここで、図2に地震の発生の有無と停電の
発生の有無との組合せを示す。図中のDの領域は、停電
の発生が無くつまり交流電源Vacからの電力供給が有
り、地震の発生が無い「常時」状態である。これに対
し、図中のA,B,Cの領域は、地震の発生もしくは停
電の発生が有る状態であり、Aは地震のみ発生、Bは地
震と停電とが発生、Cは停電のみ発生(以下、一般停電
という)した状態である。このうち、B,Cの領域で
は、停電の発生のため、二次電池2からの電力供給によ
り負荷点灯を行う。
【0030】本実施の形態では、A,B,C領域での光
出力Ao,Bo,Coの関係を、 Ao>Bo>Co・・・・・・・・・・(1) とする。この様に地震発生時の光出力Ao,Boを、一
般停電時の光出力Coに対して大きくすることにより、
地震発生時の明かりを確保して安全確保を優先すると共
に、一方、停電発生のみの時は、光出力Coを小さくす
ることにより二次電池2の消費電力を抑えて停電時のラ
ンプ負荷の点灯時間の確保を優先する。また、A領域で
は、交流電源Vacからの電力供給が可能であるため、
常時点灯時と同じ出力を得ることができるのに対し、B
領域では、二次電池2からの電力供給になるので、ラン
プ負荷の点灯時間を考慮して、A領域とB領域との関係
を式(1)に示すようにした。
【0031】この様に構成したことにより、停電又は地
震が発生していない一般時(以下、常時という)は、点
灯スイッチS6の切り替えでランプ負荷3の点灯/IL
点灯/消灯と点灯モードの切替えができ、地震発生時に
は、点灯スイッチS6の状態に関わらず、リレーS7が
オンしている所定時間だけランプ負荷3を点灯させるこ
とができ、停電時には、二次電池2を電源としてランプ
負荷3を点灯させることができる。つまり、地震発生時
には、光出力を大きくして安全確保を優先させ、停電時
には、光出力を小さくして二次電池2の消費を少なくし
て点灯時間を優先させるので、安全性を確保した上で二
次電池2による点灯時間をより長くすることが可能にな
り、地震及び停電時の明かりを確保して安全を確保する
ことができる。
【0032】(実施の形態2)本発明に係る第2の実施
の形態を以下に示す。
【0033】本実施の形態に係るブロック構成図は図7
に示すものと同一であり、第1の実施の形態と異なる点
は、地震発生時或いは停電発生時による自動点灯直後で
の、ランプ負荷の光出力を式(1)に示す様にし、その
後、B領域の光出力BoをC領域の光出力Co以下まで
低下させるとことであり、その一特性図を図3に示す。
なお、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付す
ことにより説明を省略する。
【0034】つまり、地震発生且つ停電発生状態である
B領域では、避難行動及び安全確認などが最も要求さ
れ、より長時間ランプ負荷を点灯させることが必要なモ
ードであるので、地震発生且つ停電発生直後は、ランプ
負荷の光出力を式(1)に示す様に大きくとって安全性
を向上させ、その後は安全性を確保した上で光出力をC
領域の光出力Co以下まで低下して二次電池2による点
灯時間をより長くする。ここで、光出力Boは、図3に
示す様に地震発生且つ停電発生直後のX1から一定時間
経過後のX2へと、連続的に且つ徐々に低下させている
が、これは人間の目の慣れを利用して、人間がその変化
による暗さを感じることをある程度防ぐ効果がある。
【0035】尚、この光出力Boの変化は、図3に示す
様に連続的な低下でなくても良く、例えば数段階に分け
て徐々に低下させても良い。また人間の目の慣れを利用
して人間が暗さを感じることをある程度防ぐ効果は低減
されるが、点灯時間をより確保する為に、地震発生且つ
停電発生後の光出力BoをX1からX2へと瞬時に切り
替えてる様にしても良い。
【0036】(実施の形態3)本発明に係る第3の実施
の形態のブロック構成図を図4に示す。
【0037】図1に示した第1の実施の形態と異なる点
は、リレーS3,点灯スイッチS6,リレーS7,ラン
プ負荷IL,AC点灯回路4を省略し、充電回路6の代
わりに、交流電源Vacを降圧して直流電圧に変換し、
制御回路13及びDC点灯回路7に電力供給すると共に
二次電池2を充電する降圧コンバータ15を設け、制御
回路13を制御する点灯スイッチS8を新たに設けたこ
とであり、その他の第1の実施の形態と同一構成には同
一符号を付すことにより説明を省略する。
【0038】本実施の形態では、常時は点灯スイッチS
8によって、ランプ負荷3の点灯/消灯を切り替え、地
震発生時には、点灯スイッチS8の状態に関わらず、あ
らかじめ設定された所定時間だけランプ負荷3を点灯さ
せ、また停電発生時でも、点灯スイッチS8の状態に関
わらずランプ負荷3を点灯させる。また、図2に示す
A,B,C領域での光出力Ao,Bo,Coの関係を、
地震発生或いは停電発生直後は、 Bo>Ao>Co・・・・・・・・・・(2) とし、一定時間経過後は Ao>Co>Bo・・・・・・・・・・(3) として、地震発生且つ停電発生直後は、ランプ負荷の光
出力を式(2)に示す様に大きくとって安全性を向上さ
せ、その後は安全性を確保した上で光出力をC領域の光
出力Co以下まで低下して二次電池2による点灯時間を
より長くする。
【0039】尚、上記実施の形態では、A領域での光出
力Aoは常時点灯時の光出力と略同一であったが、本実
施例においてはランプ負荷3の光出力は任意に設定でき
るため、A領域での光出力Aoは常時点灯時より大きく
ても小さくても構わない。
【0040】また、上記第1〜第3の実施の形態に於け
る、ランプ負荷3及びランプ負荷ILの各々の種類(蛍
光灯,白熱灯etc)は限定されることはなく、また、
負荷の数も何灯でも良い。地震発生及び停電発生により
点灯する負荷も1灯以上であれば何灯でもよく、地震発
生及び停電発生の各々で点灯する負荷は、同一負荷でも
互いに異なる負荷であってもよい。更に、地震発生及び
停電発生によってランプ負荷が自動的に点灯した後に、
例えば外部操作により、消灯或いは光出力レベルを変化
させるなどが可能な機能を設けてもよい。
【0041】(実施の形態4)常時は一般照明として使
用できると共に、地震及び停電発生時にランプ負荷を自
動的に点灯させる照明装置を、特に住宅用照明器具とし
て使用する場合に於いては、予め天井などの取付部に引
掛シーリングや引掛ローゼットという形で配線された配
線器具に取り付けることになる。更に、この様な天井な
どの取付部に取り付けられた照明器具の点灯/消灯を壁
スイッチで操作できるものがある。壁スイッチは、交流
電源Vacの両端を遮断する両切り或いは一端を遮断す
る片切りにより照明器具を点灯/消灯を行うものである
から、図1に示した第1の実施の形態の回路に壁スイッ
チを用いた場合、壁スイッチはVacの両端であるi又
はj部に挿入されることになる。この壁スイッチをオフ
することにより、交流電源Vacが遮断されて停電と同
じ状態になると共に、この間は二次電池2を充電するこ
とができず、且つランプ負荷3を自動的に二次電池2に
より点灯させてしまう、という問題点が生じる。
【0042】この様な問題点を解決して常時の点灯/消
灯を操作する為には、本発明に係る第4の実施の形態に
於けるブロック構成図(図5)に示す様に3線配線とす
る必要がある。
【0043】本ブロック構成は、図1に示すブロック構
成図に壁スイッチS10を付加したものであり、図中点
線内の部分が照明器具を示し、点線外の部分が配線部を
示し、両者は接点f,g,hにて接続されており、壁ス
イッチS10がオンの場合及び地震,停電発生時は図1
に示すブロック構成図と同様の動作を行う。また常時に
於いて壁スイッチS10がオフの場合は、交流電源Va
cから電源検出回路5,充電回路6に電力供給しつつ、
交流電源VacからAC点灯回路4,ランプ負荷ILへ
の電力供給のみを遮断できるので、全消灯することがで
きる。
【0044】(実施の形態5)上記第4の実施の形態で
示した3線配線を用いた照明器具の場合、一般に使用さ
れている引掛シーリングや引掛ローゼットは使用できな
いので、専用の配線及び引掛シーリングや引掛ローゼッ
トを使用しなければならず、2線式と3線式との間で照
明器具を取り替える時、配線及び引掛シーリングや引掛
ローゼットまで交換する手間が生じてしまう、という問
題点が生じる。
【0045】この様な問題点を解決してする為には、本
発明に係る第5の実施の形態に於ける模式的構成図(図
6)の様な配線及び引掛シーリングや引掛ローゼットを
用いることが考えられる。本構成は、交流電源Vacの
出力端に壁スイッチS10を設けた壁スイッチセット1
0を接続し、壁スイッチセット10より3線で出力さ
れ、その出力線の各々は、引掛ローゼットもしくは引掛
シーリング(以下、引掛シーリングと呼ぶ。)11の第
1〜第3の端子部(以下端子部と呼ぶ。)a〜cに接続
されて構成される。この引掛シーリング11の端子部
a,bは従来のものと同形状とする。そして壁スイッチ
S10がオンの場合は、端子部a,b間には交流電源V
acから電力供給し、壁スイッチS10がオフの時には
端子部a,b間には交流電源Vacから電力供給され
ず、一方、端子部b,c間には、壁スイッチS10の状
態に関わらず交流電源Vacから電力供給されている。
この端子部a,b,cの各々に、図5に示す接点f,
h,gの各々を接続することにより、2線式と3線式と
の両方の照明器具に使用可能な引掛シーリング11を提
供することができる。
【0046】ここで端子部a,bは、従来のものと同形
状とするが、端子部c点は、図6に示す様に、引掛シー
リング11の略中心に設けても、端子部a,bと同円周
上或いはその内側,外側に設けても構わない。但し、端
子部c点が引掛シーリング11の略中心部にある場合
は、端子部a,b点に図5に示す接点f,h点が互いに
逆に接続されることが考えられるので、図6に示す様
に、端子部c点の形状を左右非対称とすることにより、
接点f,h点が互いに逆に接続されることを不可とする
ような構造にしなければならない。
【0047】この様に構成したことにより、2線式と3
線式とのどちらの照明器具にも使用することができる引
掛ローゼットもしくは引掛シーリングを提供することが
できる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、自動的に
ランプ負荷を点灯させて安全を確保することが可能であ
ると共に、地震或いは停電などの各々の場合に応じて光
出力を調整し、限られた電気容量を有する二次電池を効
果的に使用することが可能な照明装置を提供できる。
【0049】請求項2から請求項5に記載の発明によれ
ば、自動的にランプ負荷を点灯させて安全を確保するこ
とが可能であると共に、地震発生且つ交流電源遮断時の
光出力を大きくして安全確保を優先させ、安全性を確保
した上で二次電池による点灯時間をより長くすることが
可能になり、限られた電気容量を有する二次電池を効果
的に使用することが可能な照明装置を提供できる。
【0050】請求項6から請求項8に記載の発明によれ
ば、自動的にランプ負荷を点灯させて安全を確保するこ
とが可能であると共に、地震発生且つ交流電源遮断時の
光出力を大きくして安全確保を優先させ、安全性を確保
した上で二次電池による点灯時間をより長くすることが
可能になり、限られた電気容量を有する二次電池を効果
的に使用することが可能で、人間の目の慣れを利用し
て、人間がその変化による暗さを感じることをある程度
防ぐことが可能な照明装置を提供できる。
【0051】請求項9記載の発明によれば、自動的にラ
ンプ負荷を点灯させて安全を確保することが可能である
と共に、地震発生且つ交流電源遮断時の光出力を大きく
して安全確保を優先させ、安全性を確保した上で二次電
池による点灯時間を更に長くすることが可能になり、限
られた電気容量を有する二次電池を効果的に使用するこ
とが可能な照明装置を提供できる。
【0052】請求項10記載の発明によれば、自動的に
ランプ負荷を点灯させて安全を確保することが可能であ
ると共に、地震或いは停電などの各々の場合に応じて光
出力を調整し、限られた電気容量を有する二次電池を効
果的に使用することが可能で、2線式と3線式とを併用
できる引掛シーリングもしくは引掛ローゼットに接続可
能な照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態を示すブロック
構成図である。
【図2】地震の発生の有無と停電の発生の有無との組合
せを示す一覧図である。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態を示す一特性図
である。
【図4】本発明に係る第3の実施の形態を示すブロック
構成図である。
【図5】本発明に係る第4の実施の形態を示すブロック
構成図である。
【図6】本発明に係る第5の実施の形態を示す模式構成
図である。
【図7】本発明に係る第1従来例を示すブロック構成図
である。
【図8】本発明に係る第2従来例を示すブロック構成図
である。
【符号の説明】
2 二次電池 3,IL ランプ負荷 4 AC点灯回路 7 DC点灯回路 11 引掛シーリングもしくは引掛ローゼット Vac 交流電源 S スイッチ S10 壁スイッチ a〜c 端子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 9/02 F21S 9/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源の通常時にランプ負荷を常時点
    灯させるAC点灯回路と、交流電源の通常時に充電され
    る二次電池と、交流電源の遮断時には前記二次電池によ
    り電力供給されて前記ランプ負荷を非常点灯させるDC
    点灯回路とを備える照明装置に於いて、 所定以上の震度の地震発生時には前記ランプ負荷を一定
    時間点灯させると共に、 交流電源遮断時と地震発生時と地震発生且つ交流電源遮
    断時との各モードに応じて、前記ランプ負荷の出力を可
    変することを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 地震あるいは交流電源遮断の少なくとも
    一方が発生した直後に於ける前記ランプ負荷の光出力
    は、 (地震発生且つ交流電源遮断時の光出力)>(交流電源
    遮断時のみの光出力) とすることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 地震あるいは交流電源遮断の少なくとも
    一方が発生した直後に於ける前記ランプ負荷の光出力
    は、 (地震発生時のみの光出力)≧(地震発生且つ交流電源
    遮断時の光出力)>(交流電源遮断時のみの光出力) とすることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 地震あるいは交流電源遮断の少なくとも
    一方が発生してから一定時間経過後に於ける前記ランプ
    負荷の光出力は、 (地震発生且つ交流電源遮断時の光出力)を、(交流電
    源遮断時のみの光出力)よりも低いレベルまで低下させ
    ることを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 地震あるいは交流電源遮断の少なくとも
    一方が発生した直後に於ける前記ランプ負荷の光出力
    は、 (地震発生且つ交流電源遮断時の光出力)>(地震発生
    時のみの光出力)>(交流電源遮断時のみの光出力) とすることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 地震あるいは交流電源遮断の少なくとも
    一方が発生してから一定時間経過後に於ける前記ランプ
    負荷の光出力は、 (地震発生且つ交流電源遮断時の光出力)を、(交流電
    源遮断時のみの光出力)よりも低いレベルまで低下させ
    ることを特徴とする請求項5記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 地震発生且つ交流電源遮断時の前記ラン
    プ負荷の光出力は、連続的に低下するものであることを
    特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の照
    明装置。
  8. 【請求項8】 地震発生且つ交流電源遮断時の前記ラン
    プ負荷の光出力は、段階的に低下するものであることを
    特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の照
    明装置。
  9. 【請求項9】 地震発生且つ交流電源遮断時の前記ラン
    プ負荷の光出力は、瞬時に低下するものであることを特
    徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の照明
    装置。
  10. 【請求項10】 前記AC点灯回路は、第1〜第3の端
    子部を有する引掛シーリングもしくは引掛ローゼットの
    前記第1及び第2の端子部間に接続されるものであり、
    前記二次電池及び前記DC点灯回路は、前記第2及び第
    3の端子部間に接続されるものであると共に、 前記第1の端子部と交流電源の一端との間に、片切り構
    造の壁スイッチを設けたことを特徴とする請求項1記載
    の照明装置。
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