JP3492914B2 - 無線呼出方式並び無線呼出方式における中央局、基地局及び無線呼出端末 - Google Patents

無線呼出方式並び無線呼出方式における中央局、基地局及び無線呼出端末

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JP3492914B2 JP13202498A JP13202498A JP3492914B2 JP 3492914 B2 JP3492914 B2 JP 3492914B2 JP 13202498 A JP13202498 A JP 13202498A JP 13202498 A JP13202498 A JP 13202498A JP 3492914 B2 JP3492914 B2 JP 3492914B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波無線、誘導
電磁界、赤外線等の無線を利用した無線呼出方式並び無
線呼出方式における中央局、基地局及び無線呼出端末に
関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、従来の双方向無線呼出方式の構
成例を示す。電話端末/コンピュータ1から無線呼出端
末5を呼出すには、電話端末/コンピュータ1より、そ
の無線呼出端末5の電話番号、及びメッセージがある場
合はこのメッセージを入力する。この呼出情報は、通信
網2を介して中央局3に入力される。中央局3では、中
央局処理装置6により、この呼出情報を受け付け、受け
付けた電話番号より、この呼出情報と加入情報メモリ7
に予め記憶されている加入情報を照合し、呼び出す無線
呼出端末5が正規の加入者であるか否かを確認する。表
1に加入情報メモリの記憶例を示す。
【0003】
【表1】
【0004】ここでは、無線呼出端末を識別するためア
ドレスが8ビットで構成されている例を示す。該メモリ
7には電話番号とアドレスが対応して記憶されている。
端末5が正規加入者である場合、中央局処理装置6は受
け付けた呼出情報の番号の代わりに、該端末5を識別す
るためのアドレス情報を付加して呼出要求を作成する。
ここで、加入情報メモリ7には、受け付けた電話番号と
アドレスの対応が記憶され、呼び出す無線呼出端末5が
正規加入者である場合、中央局処理装置6はアドレスを
参照することが可能となる。中央局処理装置6は、該呼
出要求を再送バッファ8に蓄積しタイマTrを開始すると
共に、他の複数の呼出要求とまとめて呼出信号列に符号
化し(他の呼出要求が存在しない場合は、一つの呼出要
求を呼出信号列に符号化する)、n個の基地局4−1〜
4−nへ送出する。図2 に中央局処理装置6の構成例を
示す。該装置6は、受付部61、符号化部62 、分配・
集約部63及びn個の回線終端器64−1〜64−nか
らなる。図1の加入情報メモリ7及び再送バッファ8
は、受付部61に接続されている。
【0005】図1の基地局4−1〜4−nは送信装置9
及び受信装置10から構成されるものである。この送信
装置9は中央局から送出された呼出信号列を無線信号
(電波)に変換し、それぞれの無線ゾーン(11−1〜
11−n)に送信する。また、受信装置10は、無線呼
出端末5が送信した無線信号を受信し中央局に送出す
る。
【0006】図1の無線呼出端末5は、基地局4−1〜
4−nから送信された無線信号を受信し、自己への呼出
信号を検出した場合、無線呼出端末5の携帯者に呼び出
されたことを鳴音等で通知する。ここで、無線呼出端末
5は該端末中のメモリに予め自己のアドレスが記憶さ
れ、該アドレスと受信した呼出信号列中における呼出信
号のアドレスを照合することにより、自己への呼出信号
を検出する。自己への呼出があったことを検出した無線
呼出端末5は、上記のように鳴音等で通知すると共に、
受信した呼出信号に含まれるアドレスを含む応答信号を
無線信号として基地局に送信する。
【0007】無線呼出端末の近くに位置する基地局4−
1〜4−nは、上述のように無線呼出端末5が送信した
応答信号である無線信号を受信し、該応答信号による呼
出信号の受信結果を中央局に送出する。中央処理装置6
は該受信結果より、該応答信号に対応する呼出信号が無
線呼出端末の正しく受信できたことが確認できたと判断
した場合、タイマTrを停止すると共に該呼出信号に対応
する再送バッファ8に蓄積した呼出要求を消去する。ま
た、該応答信号に対応する呼出信号が無線呼出用端末5
に正しく受信できなかったと判断した場合、又は該応答
信号が基地局4−1〜4−nにおいて正しく受信されず
タイマTrがタイムアウトした場合は、該応答信号又は該
タイマTrに対応する呼出要求を再送用バッファ8から出
力させて再度符号化し、基地局を介して無線呼出端末に
送信する。ここで、最大送信回数を規定し、これを越え
る送信となる場合に送信を停止することも可能である。
上述した中央処理装置6の動作例を図3のフローチャー
トに示す。
【0008】これにより、無線呼出端末5が基地局4−
1〜4−nの間近に位置するときは、基地局4−1〜4
−nからの呼出信号の送信回数は一回程度となり、ビル
の谷間等の受信電波強度が弱いところに位置するときは
数回程度となる。従って、無線呼出用端末5は受信電波
の強度と無関係に安定した呼出信号の受信品質を得るこ
とが可能となる。
【0009】ここで、中央処理装置6が呼出要求を符号
化した呼出信号列の構成例を図4に示す。これは社団法
人電波産業会による高度無線呼出システム標準規格RCR
STD−43A に基づくものである。呼出信号列は図4
(a)に示すように信号長TfのフレームをL個接続し
た周期のTのフレーム列から構成され、そのj番目のフ
レームは、図4(b)に示すように、周期信号、アドレ
スフィールド、ベクトルフィールド及びメッセージフィ
ールドから構成される。更に、該フレームにはkj個の
呼出信号が存在することにすると、図4(c)に示すよ
うに、アドレスフィールドにはkj個のアドレスが、ベ
クトルフィールドにはkj個のベクトルが、メッセージ
フィールドにはkj個のメッセージが存在することにな
る。ここで、一つの呼出信号は、一つのアドレスと、こ
れに対応する一つのベクトルと、更にこれに対応する一
つのメッセージから構成される。ここで、ベクトルはア
ドレスとメッセージを結び付ける信号であり、ベクトル
iはアドレスiに対するメッセージi(i=l 〜kj)
の起点と終点を示す。無線呼出用端末5は、L個のフレ
ームの中の予め割り当てられた一つ又は複数のフレーム
の受信期間のみ受信状態となり、該フレームを受信す
る。これは間欠受信方式と呼ばれるものであり、無線呼
出端末における電池寿命の長時間化を図るものである。
【0010】図5に無線呼出端末が送信する応答信号の
構成例を示す。すなわち、無線呼出端末5は、受信部2
0、制御部21、メモリ部22、スピーカー部23、駆
動部24、表示部25及び送信部26を具備している。
受信部20は基地局から送信された呼出信号列の内、自
己に割り当てられたフレームのみを受信する。制御部2
1は、該フレーム中におけるそれぞれの呼出信号のアド
レスと、メモリ部22に予め記憶されている自己のアド
レスを比較することにより、自己宛の呼出信号であるか
否かを検出する。表2、3にメモリ部22に予め記憶さ
れている自己のアドレスの例を示す。
【0011】
【表2】
【0012】
【表3】
【0013】自己宛への呼出信号が検出された場合、制
御部21はスピーカ部23から呼出音を出力して、無線
呼出端末の携帯者に呼出が生じたことを通知する。ま
た、該呼出信号にメッセージが付加されている場合に
は、駆動部24を介してそのメッセージを表示部25に
表示する。更にこの場合、制御部21は応答信号を送信
部26へ出力する。このとき、受信した自己宛への呼出
信号を正しく受信した場合は、応答信号中の再送要求識
別子を「受信確認」とするが、受信した呼出信号中に誤
りを検出した場合は応答信号中の再送要求識別子を「再
送要求」とする。更に、送信部26は、該応答信号を無
線信号(電波)変換して、基地局に送信する。図7に以
上説明した制御部21における動作のフローチャートを
示す。
【0014】ところで、呼出しには一つの無線呼出用端
末に対するものと、複数の無線呼出用端末からなるグル
ープに対するものがある。前者は個人宛に呼出しを行う
もの又は情報を送信するもの(以降、「個別呼出し」と
いう)であり、後者は同一の情報を複数の人(グルー
プ)に送信するもの(以降、「同報呼出し」という)で
あり、具体的には天気予報・ニュース等の情報を送信す
るものがある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同報呼出し
を、上述した図1のシステムで実現するには、電話端末
/コンピュータ1から同一の呼出しを配信する人数分に
相当する回数だけ実行する必要があり、電話端末/コン
ピュータ1と中央局3間の通信トラヒックが増加すると
共に、これに伴う通信コストも増加するという問題があ
った。更に、基地局4−1〜4−nと無線呼出用端末5
間のトラヒックも増加するという問題があり、この結
果、周波数の有効利用が図れなくなるという問題があっ
た。
【0016】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、周波数の有効利用を図りこと及び呼出信号の伝送
効率の向上を図ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、個別呼出し及び同報呼出しを有する無線呼出方式
において、前記個別呼出しは、無線呼出端末からの応答
信号に基づいて再送制御を行い、前記同報呼出しは、再
送制御を行わず、複数回数に亘って呼出信号を送出する
ことを特徴とする無線呼出方式である。
【0018】請求項1記載の発明によれば、個別呼出し
は、無線呼出端末からの応答信号に基づいて再送制御を
行い、同報呼出しは一つの呼出しグループに対して一つ
のアドレスを割り付けて再送制御を行わず、固定回数の
複数回送信を行うこととし、該アドレスを一つの同報呼
出しグループ内の複数の無線呼出用端末に記憶させるこ
とにより、同一の呼出しを配信する無線呼出用端末部分
に相当する回数だけ実行する必要がなくなる。これによ
り、電話端末/コンピュータと中央局の通信トラヒック
が低下するため、これに伴う通信コストの低廉が可能と
なる。また、基地局と無線呼出用端末間のトラヒックも
低下するため、周波数の有効利用を図ることも可能とな
る。更に、個別呼出しと同報呼出しの両者の高品質伝送
も可能である。
【0019】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の無線呼出方式において、前記個別呼出しは、全て、
無線呼出端末からの応答信号に基づいて再送制御を行う
代わりに、一部の個別呼出しは、再送制御を行わず、複
数回数に亘って呼出信号を送出することを特徴とする無
線呼出方式である。請求項2記載の発明によれば、一部
の個別呼出しは、再送制御を行わず、複数回数に亘って
呼出信号を送出することにより、多様な無線呼出サービ
スを提供することが可能となる。
【0020】請求項3に記載された発明は、呼出アドレ
スと該呼出アドレスを送信する基地局を各アドレス毎に
対応付け、無線呼出信号は、該呼出アドレスに対応付け
られた基地局から送出することを特徴とする無線呼出方
式である。請求項3記載の発明によれば、呼出アドレス
と該呼出アドレスを送信する基地局を各アドレス毎に対
応付け、無線呼出信号は、該呼出アドレスに対応付けら
れた基地局から送出することにより、送信する無線ゾー
ンは限定され、不要な無線ゾーンに呼出信号を送信する
必要がなく、個別呼出し及びグループ呼出しの両者に対
して、基地局から送信する周波数の有効利用が可能とな
る。
【0021】請求項4に記載された発明は、基地局は、
基地局識別情報を付加した無線呼出信号を送出して無線
呼出端末を呼出し、呼出された無線呼出端末は、受信し
た無線呼出信号中の前記基地局識別情報と自己の識別情
報を含む応答信号を作成し、該応答信号を基地局に送信
することを特徴とする無線呼出方式である。請求項4記
載の発明によれば、基地局識別情報を付加した無線呼出
信号を送出して無線呼出端末を呼出し、呼出された無線
呼出端末は、受信した無線呼出信号中の前記基地局識別
情報と自己の識別情報を含む応答信号を作成し、該応答
信号を基地局に送信することにより、再送制御を行う呼
出しに対応する送信する無線ゾーンは更に限定され、不
要な無線ゾーンに呼出信号を送信する必要がなくなり、
基地局から送信する周波数のさらなる有効利用が可能と
なる。また、簡単な構成で無線呼出端末の位置登録が実
現できる。
【0022】請求項5に記載された発明は、無線呼出方
式における中央局において、中央局処理装置、加入情報
メモリ、再送バッファ、固定回数送信バッファ及び符号
化部とを具備し、前記加入情報メモリは、加入毎のアド
レスと該アドレス毎に再送制御の有無を示す伝送制御情
報を記憶し、前記中央局処理装置は、通信網を介して呼
び出し要求者からの呼出情報を受け付け、前記加入情報
メモリを参照して、該呼出情報にアドレスを付加して呼
出要求を作成し、更に、前記伝送制御情報を参照して再
送制御を行う呼出要求は、再送バッファに蓄積し、再送
制御を行わない呼出要求は固定回数送信バッファに蓄積
し、前記符号化部は、前記再送バッファ及び前記固定回
数送信バッファに蓄積された呼出要求を呼出信号に符号
化し、該呼出信号を基地局に送出することを特徴とする
無線呼出方式における中央局である。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1又は2に
記載された発明に対応した周波数の有効利用を図り、呼
出信号の伝送効率が向上した無線呼出方式に適した中央
局を規定するものである。請求項6に記載された発明
は、前記加入情報メモリは、更に各呼出アドレス毎に対
応した送信する基地局を示す送信基地局情報を記憶し、
前記符号化部は、各基地局に対応して設けられ、前記送
信基地局情報を参照して、呼出アドレスに対応した符号
化部により符号化された呼出信号は、呼出アドレスに対
応した基地局へ送出することを特徴とする請求項5記載
の無線呼出方式における中央局である。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項3に記載さ
れた発明に対応した周波数の有効利用を図り、呼出信号
の伝送効率が向上した無線呼出方式に適した中央局を規
定するものである 請求項7に記載された発明は、前記中央局は、更に基地
局識別情報メモリを具備し、該基地局識別情報メモリ
は、基地局毎に予め定められた異なる基地局識別情報を
記憶し、前記送信基地局に対応した前記符号化部は、該
送信基地局の識別情報を符号化し、再送制御を行う伝送
制御情報を記憶している無線呼出端末からの基地局識別
情報と自己の識別情報を含む応答信号を受信し、前記送
信基地局で受信した無線呼出端末の自己識別情報と該基
地局識別情報により、前記加入情報メモリ中の呼出アド
レスに対応した前記送信基地局情報を書き換えることを
特徴とする請求項6記載の無線呼出方式における中央局
である。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項4記載の発
明に対応した、無線呼出端末の位置登録が可能な、周波
数の有効利用を図り、呼出信号の伝送効率が向上した無
線呼出方式に適した中央局を規定するものである 請求項8に記載された発明は、無線呼出方式における基
地局は、送信装置及び受信装置を具備し、前記送信装置
は、請求項5ないし7いずれか一項記載の中央局が送出
した呼出信号を受けて、前記呼出信号を無線信号に変換
して送信し、前記受信装置は、無線呼出端末が送出した
応答信号を受信して、中央局に送出することを特徴とす
る無線呼出方式における基地局である。
【0026】請求項8記載の発明は、無線呼出端末の位
置登録が可能な、周波数の有効利用を図り、呼出信号の
伝送効率が向上した無線呼出方式に適した基地局を規定
するものである 請求項9に記載された発明は、無線呼出方式における無
線呼出端末は、受信部、送信部及び伝送制御情報記憶手
段を具備し、前記伝送制御情報記憶手段は、受信するア
ドレスと該アドレスに対応した再送制御の有無を記憶
し、前記受信部は、基地局からの無線呼出信号を受信
し、自己宛の呼出信号を検出し、該検出した呼出信号が
再送制御を行うか否かを前記伝送制御情報記憶手段に基
づいて判断し、送信部は、前記受信した呼出信号が再送
制御を行う場合のみ、受信した無線呼出信号が正しく受
信できたか否かを応答信号として、基地局に送信するこ
とを特徴とする無線呼出方式における無線呼出端末。
【0027】請求項9記載の発明は、請求項1ないし3
記載の発明に対応した周波数の有効利用を図り、呼出信
号の伝送効率が向上した無線呼出方式に適した無線呼出
端末を規定するものである 請求項10に記載された発明は、無線呼出方式における
無線呼出端末は、受信部、送信部及び基地局識別情報記
憶手段とを具備し、前記受信部は、基地局が送信した基
地局を識別する情報を受信し、前記基地局識別情報記憶
手段は、該検出した呼出信号中の基地局識別情報を記憶
し、送信部は、受信した呼出信号中の前記基地局識別情
報と記憶している前記基地局識別情報とが異なるとき
に、前記基地局識別情報と自己の識別情報を応答信号と
して、基地局に送信することを特徴とする無線呼出方式
における無線呼出端末である。
【0028】請求項10記載の発明は、請求項4に記載
された発明に対応した、無線呼出端末の位置登録が可能
な、呼出信号の伝送効率が向上した無線呼出方式に適し
た無線呼出端末を規定するものである
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。 (発明の特徴)本発明では中央局中の加入情報メモリに
再送制御を行うか否かを示す伝送制御情報をアドレス毎
にに記憶すると共に、中央局に従来の再送バッファに加
えて、固定回数送信バッファを具備し、中央局処理装置
は呼出し要求を前記加入情報メモリの中の情報を基に再
送制御を行うか否かを判断し、個別呼出しの呼出要求を
再送バッファに蓄積し、同報呼出しの呼出し要求を固定
回数送信用バッファに蓄積する処理を行い、個別呼出し
は再送制御を行うが、同報呼出しは一つの呼出グループ
に対して一つの電話番号又はアドレスを割り付けて再送
制御を行わず、固定回数の複数回送信を行い、無線呼出
端末は、受信する呼出信号のアドレスと該アドレスに対
応した再送制御の有無を示す伝送制御情報を記憶し、必
要に応じて、位置登録情報、再送要求等の応答信号を基
地局に送信する。 (実施例1)図8に本発明の第一実施例である双方向無
線呼出し方式の構成例を示す。図1に示した従来の構成
例に加えて、中央局3に固定回数送信用バッファ12を
具備すると共に、加入情報メモリ7に伝送制御情報を記
憶することを特徴とする。また、図9に本実施例におけ
る中央処理装置6の構成例を示す。固定回数送信用バッ
ファ12は受付部61に接続されている。
【0030】表4に加入情報メモリ7が記憶する情報の
例を示す。
【0031】
【表4】
【0032】該メモリ7には、電話番号とアドレス及び
伝送制御情報が対応して記憶されている。ここで、伝送
制御情報中に、再送制御を行う呼出しか、固定回数送信
制御を行う呼出しかが記憶されている。この例では、電
話番号03−1234−0001(すなわちアドレス0
0000001)は個別呼出しであり、再送制御を行う
が、電話番号03−1234−0002(すなわちアド
レス00000010は同報呼出しであり固定回数送信
制御を行うものである。
【0033】中央処理装置6の動作例を図10のフロー
チャートに示す。斜線部分は、特に、従来の処理と異な
るところを示す(以下同じ)。中央処理装置6は、通信
網2より受け付けた呼出し情報が正規加入者であること
を判断すると(S30〜S32)、加入情報メモリ7に
記憶されている伝送制御情報より、再送制御を行う呼出
しか、固定回数送信制御を行う呼出しかを判断する(S
33、S34)。再送制御を行う場合は、従来と同様に
作成した呼出し要求を再送バッファ8に蓄積し、従来と
同様の処理を行う(S35〜)。また、固定回数送信制
御を行う場合は、一旦、固定回数送信用バッファ12に
蓄積し(S40)、予め規定されている送信回数(m
回)の符号化を行い、基地局へ送信する(S41)。
【0034】一方、無線呼出用端末の構成例は従来の構
成例である図6と同様であるが、メモリ部22には表
5、6に示すように、自己のアドレスに伝送制御情報が
対応するように記憶されている。
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】ここで、伝送制御情報中に、再送制御を行
う呼出しか、固定回数送信制御を行う呼出しかが記憶さ
れている。無線呼出端末中の制御部21の動作例を図1
1のフローチャートに示す。自己宛への呼出し要求を検
出したら、メモリ部22に記憶されている伝送制御情報
より、再送制御を行う呼出信号か、固定回数送信制御を
行う呼出信号か判断する(S62)。再送制御を行う場
合(S67〜)、従来と同様に応答信号を送信部26へ
出力するが、固定回数送信制御を行う場合は(S63
〜)、m回受信する自己宛への呼出信号が正しく受信し
たとき、無線呼出端末の携帯者に呼び出されたことを鳴
音等により通知するのみで、応答信号を作成し送信部2
6へ出力することはしない。これにより、再送制御を行
わず、固定回数送信制御を行う場合であっても、無線呼
出用端末は自己宛てへの同一の呼出信号をm回受信する
ため、高品質受信を実現できる。すなわち、呼出信号を
一回受信するときの誤り率をPe(0≦Pe≦1)とする
と、m回受信するときの誤り率はPem で与えられる。こ
こで、Pe》Pem であるから、同一信号を複数回送信する
ことにより誤り率が低下(伝送品質が向上)することが
わかる。
【0038】ここで、基地局から送信される呼出信号列
及び無線呼出用端末から送信される応答信号は、従来例
と同じものが適用可能であるため、説明は省略する。上
述したことから、一つの双方向無線呼出しシステムにお
いて、再送制御を行う呼出しと、固定回数の複数回送信
を行う呼出しが共存できることがわかる。個別呼出しは
再送制御を行うが、同報呼出しは一つの呼出しグループ
に対して一つの電話番号(アドレス)を割り付けて再送
制御を行わず、固定回数の複数回送信を行うこととし、
該アドレスを一つの同報呼出しグループ内の複数の無線
呼出用端末に記憶させることにより、同一の呼出しを配
信する無線呼出用端末部分に相当する回数だけ実行する
必要がなくなる。これにより、電話端末/コンピュータ
1と中央局3の通信トラヒックが低下するため、これに
伴う通信コストの低廉が可能となる。また、基地局4−
1〜4−nと無線呼出用端末5間のトラヒックも低下す
るため、周波数の有効利用を図ることも可能となる。更
に、個別呼出しと同報呼出しの両者の高品質伝送も可能
である。
【0039】(実施例2)本発明における第2の実施例
である双方向無線呼出し方式の構成例は、図8に示した
第1の実施例の構成例と同じである。しかし、加入情報
メモリ7に、更に送信基地局情報を記憶する点及び基地
局毎に符号化する点で第1の実施例とは異なる。
【0040】表7に加入情報メモリ7が記憶する情報の
例を示す。
【0041】
【表7】
【0042】該加入者メモリ7には、電話番号とアドレ
ス、伝送制御情報及び送信基地局情報が対応して記憶さ
れている。ここで、送信基地局情報中に、送信する基地
局が記憶されている。この例では、電話番号03−12
34−0001(すなわちアドレス00000001)
は個別呼出しであり、再送制御を行うと共に基地局4−
1からのみ送信するものである。電話番号03−123
4−0002(すなわちアドレス00000010)は
同報呼出しであり、固定回数送信制御を行うと共に全て
の基地局(すなわち基地局4−1〜4−nの全て)から
送信するものである。
【0043】また、図12に本実施例における中央局処
理装置6の構成例を示す。受付部61から基地局毎に出
力された呼出し要求は、n個の各基地局に対応する符号
化部62−1〜62−nでそれぞれ呼出信号に符号化さ
れて、n個の各基地局に対応する回線終端器64−1〜
64−nを介して各基地局に出力される。また、各基地
局から受信される応答信号の受信結果は集約部65によ
り集約された後、受付部61に入力される。
【0044】中央局処理装置6の動作例を図13のフロ
ーチャートに示す。中央局処理装置6は、通信網より受
付けた呼出し情報が正規の加入者であることを判断する
と(S82)、加入情報メモリ7に記憶されている伝送
制御情報より、再送制御を行う呼出しか、固定回数送信
制御を行う呼出しかを判断する(S84)。再送制御を
行う場合は(S85〜)、従来と同様に作成した呼出し
要求を再送用バッファ8に蓄積し、従来と同様な処理を
行う。また、固定回数送信制御を行う場合は(S90
〜)、一旦、該呼出信号を固定回数送信用バッファ11
に蓄積し(S90)、予め規定されている送信回数(m
回)の符号化を行い、基地各に送信する(S91)。
【0045】一方、無線呼出用端末の構成例は従来の構
成例である図6と同様であると共に、その構成要素中の
制御部21の動作は、実施例1の動作と同一である。上
述したことにより、実施例1に比べて、送信する無線ゾ
ーンは限定され、不要な無線ゾーンに呼出信号を送信す
る必要がなく、個別呼出し及びグループ呼出しの両者に
対して、基地局から送信する電波(周波数)の有効利用
が可能となる。 (実施例3)図14 に、本発明の第3の実施例である双
方向無線呼出し方式の構成例を示す。図7に示した第1
の実施例の構成例に加えて、中央局3に基地局識別情報
メモリ13を具備する。また、図15 に本実施例におけ
る中央処理装置6の構成例を示す。基地局識別情報メモ
リ13は符号化部62−1から62−nに接続されてい
る。
【0046】表8に基地局識別情報メモリ13が記憶す
る情報の例を示す。
【0047】
【表8】
【0048】前記基地局識別情報メモリ13には、基地
局と基地局識別情報が対応して記憶されている。この例
では、基地局4−1の基地局識別情報は1,基地局4−
2の基地局識別情報は2と記憶されている。また、図1
5に本実施例における中央局処理装置6の構成例を示
す。図12と比較すると、基地局識別情報メモリ13は
符号化部62−1〜62−nに接続されている。基地局
識別情報は対応する基地局への符号化部において、呼出
信号と共に符号化された後、n個の各基地局に対応する
回線終端器64−1〜64−nを介して各基地局に出力
される。
【0049】図16は、図4に示した呼出信号例におい
て、基地局識別信号を符号化する例である。この例で
は、全ての無線呼出端末に対して共通である基地局識別
情報通知用アドレス(アドレス1)を一つ定義し、これ
に対応するメッセージ中(メッセージ1)に基地局識別
情報を挿入している。一方、図17に本実施例における
無線呼出端末の構成例を示す。図6に示す構成と比較し
て、バッファ27を有する。バッファ27は、現在の無
線呼出端末の位置情報を記憶するものであり、具体的に
は受信した基地局識別情報を記憶する。
【0050】図18は、無線呼出端末が送信する信号の
構成例を示す。この信号は、同期信号、端末ID信号、
信号識別子及び応答情報からなる。信号識別子IDは、
この信号が位置登録信号か応答信号か、すなわち応答情
報中に従来の再送要求識別子を含むか位置登録情報を含
むかを識別する。本実施例における中央局処理装置6の
動作例を図19のフローチャートに示す。中央局処理装
置6は、基地局より位置登録信号の結果を受信したこと
を判断すると、該信号が正しく受信されているときは、
該信号の内容である応答情報中の位置登録情報を基に加
入情報メモリ7中の送信基地情報を、加入者(アドレ
ス)毎に書き換える。ここで、他の処理は、実施例2と
同一であるため、説明は省略する。
【0051】また、本実施における制御部21の動作例
を図20のフローチャートに示す。制御部21は、基地
局識別情報通知を正しく受信したとき、バッファ27中
に現在記憶されている基地局識別情報と、該受信した基
地局識別情報とを比較する(S143)。その結果、異
なる場合は(S144〜)、該受信した基地局識別情報
により、バッファ27中の基地局識別情報を書換えると
共に、該受信した基地局識別情報を応答情報中に含む位
置登録信号を基地局へ送信する。ここで、他の処理は実
施例2と同一であるため、説明は省略する。
【0052】上述したことより、実施例2に比べて、再
送制御を行う呼出しに対応する送信する無線ゾーンは更
に限定され、不要な無線ゾーンに呼出信号を送信する必
要がなくなり(再送制御を行う場合、呼び出される無線
呼出端末が存在しない無線ゾーンに対しても呼出信号を
送信することはない)、基地局から送信する電波(周波
数)のさらなる有効利用が可能となる。
【0053】上記の実施例1〜3では、個別呼出しの全
てに対して再送制御を行うこととしたが、いくつかの個
別呼出しに対して固定回数の複数回送信を行い、再送制
御を行わないこととしても良い。また、一つの無線呼出
用端末には再送制御を行う呼出しのアドレスか固定回数
送信制御を行う呼出しのアドレスのいづれか一方のみを
有する該端末としたが、一つの無線呼出用端末に複数の
アドレスを記憶させ、受信した呼出しのアドレス毎に、
送信制御をする否かを判断することも可能である。
【0054】一方、実施例1〜3では中央局には、再送
バッファと固定回数送信バッファの2つがあるとした
が、一つのバッファで実現することも可能である。更
に、実施例3では、基地局情報メモリも併せて一つのバ
ッファで実現することも可能である。
【0055】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、個別呼出しは、無線呼出端末からの応答信
号に基づいて再送制御を行い、同報呼出しは一つの呼出
しグループに対して一つのアドレスを割り付けて再送制
御を行わず、固定回数の複数回送信を行うこととし、該
アドレスを一つの同報呼出しグループ内の複数の無線呼
出用端末に記憶させることにより、同一の呼出しを配信
する無線呼出用端末部分に相当する回数だけ実行する必
要がなくなる。これにより、電話端末/コンピュータと
中央局の通信トラヒックが低下するため、これに伴う通
信コストの低廉が可能となる。また、基地局と無線呼出
用端末間のトラヒックも低下するため、周波数の有効利
用を図ることも可能となる。更に、個別呼出しと同報呼
出しの両者の高品質伝送も可能である。
【0056】請求項2記載の発明によれば、一部の個別
呼出しは、再送制御を行わず、複数回数に亘って呼出信
号を送出することにより、多様な無線呼出サービスを提
供することが可能となる。請求項3記載の発明によれ
ば、呼出アドレスと該呼出アドレスを送信する基地局を
各アドレス毎に対応付け、無線呼出信号は、該呼出アド
レスに対応付けられた基地局から送出することにより、
送信する無線ゾーンは限定され、不要な無線ゾーンに呼
出信号を送信する必要がなく、個別呼出し及びグループ
呼出しの両者に対して、基地局から送信する周波数の有
効利用が可能となる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、基地局識別
情報を付加した無線呼出信号を送出して無線呼出端末を
呼出し、呼出された無線呼出端末は、受信した無線呼出
信号中の前記基地局識別情報と自己の識別情報を含む応
答信号を作成し、該応答信号を基地局に送信することに
より、再送制御を行う呼出しに対応する送信する無線ゾ
ーンは更に限定され、不要な無線ゾーンに呼出信号を送
信する必要がなくなり、基地局から送信する周波数のさ
らなる有効利用が可能となる。また、簡単な構成で無線
呼出端末の位置登録が実現できる。
【0058】請求項5記載の発明によれば、請求項1又
は2に記載された発明に対応した周波数の有効利用を図
り、呼出信号の伝送効率が向上した無線呼出方式に適し
た中央局を提供することができる。請求項6記載の発明
によれば、請求項3に記載された発明に対応した周波数
の有効利用を図り、呼出信号の伝送効率が向上した無線
呼出方式に適した中央局を提供することができる 請求項7記載の発明によれば、請求項4記載の発明に対
応した、無線呼出端末の位置登録が可能な、周波数の有
効利用を図り、呼出信号の伝送効率が向上した無線呼出
方式に適した中央局を提供することができる 請求項8記載の発明によれば、無線呼出端末の位置登録
が可能な、周波数の有効利用を図り、呼出信号の伝送効
率が向上した無線呼出方式に適した基地局を提供するこ
とができる。
【0059】請求項9記載の発明によれば、請求項1な
いし3記載の発明に記載された発明に対応した周波数の
有効利用を図り、呼出信号の伝送効率が向上した無線呼
出方式に適した無線呼出端末を提供することができる。
局に送信することを特徴とする無線呼出方式における無
線呼出端末である。請求項10記載の発明によれば、請
求項4に記載された発明に対応した呼出信号の伝送効率
が向上した無線呼出方式に適した無線呼出端末を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の双方向無線呼出方式の構成例を説明する
ための図である。
【図2】中央局処理装置の構成例を説明するための図で
ある。
【図3】中央局処理装置の動作例を説明するための図で
ある。
【図4】呼出信号の構成例を説明するための図である。
【図5】無線呼出端末が送出する応答信号の構成例を説
明するための図である。
【図6】無線呼出端末の構成例(その1)を説明するた
めの図である。
【図7】無線呼出端末の制御部の動作のフローチャート
(その1)である。
【図8】第1の実施例の双方向無線呼出方式の構成例を
説明するための図である。
【図9】中央処理装置の構成例(その1)を示す図であ
る。
【図10】中央局処理装置の動作のフローチャート(そ
の1)である。
【図11】無線呼出端末の制御部の動作のフローチャー
ト(その2)である。
【図12】中央局処理装置の構成例(その2)を示す図
である。
【図13】中央局処理装置の動作のフローチャート(そ
の2)である。
【図14】第3の実施例の双方向無線呼出方式の構成例
を説明するための図である。
【図15】中央処理装置の構成例(その3)を示す図で
ある。
【図16】基地局識別信号を符号化する例を説明するた
めの図である。
【図17】無線呼出端末の構成例(その2)を説明する
ための図である。
【図18】無線呼出端末が送信する信号の構成例を説明
するための図である。
【図19】中央局処理装置の動作のフローチャート(そ
の3)である。
【図20】無線呼出端末の制御部の動作のフローチャー
ト(その3)である。
【符号の説明】
1 電話端末・コンピュータ 2 通信網 3 中央局 4 基地局 5 無線呼出端末 6 中央局処理装置 7 加入情報メモリ 8 再送バッファ 9 送信装置 10 受信装置 11 無線ゾーン 20 受信部 21 送信部 22 メモリ 27 バッファ 61 受付部 62 符号化部 63、65 分配・集約部 64 回線終端器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−284075(JP,A) 特開 平9−284204(JP,A) 特開 平7−250380(JP,A) 特開 平9−289673(JP,A) 特開 平10−13879(JP,A) 特開 平8−97767(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】別呼出しは、無線呼出端末からの応答
    信号に基づいて再送制御を行い、同報呼出しは、再送制
    御を行わず、複数回数に亘って呼出信号を送出する無線
    呼出方式であって、 前記個別呼出しは、全て、無線呼出端末からの応答信号
    に基づいて再送制御を行う代わりに、一部の個別 呼出し
    は、再送制御を行わず、複数回数に亘って呼出信号を送
    出することを特徴とする無線呼出方式。
  2. 【請求項2】 呼出アドレスと該呼出アドレスを送信す
    る基地局を各アドレス毎に対応付け、無線呼出信号は、
    該呼出アドレスに対応付けられた基地局から送出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線呼出方式。
  3. 【請求項3】 無線呼出方式における中央局において、
    中央局処理装置、加入情報メモリ、再送バッファ、固定
    回数送信バッファ及び符号化部とを具備し、前記加入情
    報メモリは、加入毎のアドレスと該アドレス毎に再送制
    御の有無を示す伝送制御情報を記憶し、前記中央局処理
    装置は、通信網を介して呼び出し要求者からの呼出情報
    を受け付け、前記加入情報メモリを参照して、該呼出情
    報にアドレスを付加して呼出要求を作成し、更に、前記
    伝送制御情報を参照して再送制御を行う呼出要求は、再
    送バッファに蓄積し、再送制御を行わない呼出要求は固
    定回数送信バッファに蓄積し、前記符号化部は、前記再
    送バッファ及び前記固定回数送信バッファに蓄積された
    呼出要求を呼出信号に符号化し、該呼出信号を基地局に
    送出することを特徴とする無線呼出方式における中央
    局。
  4. 【請求項4】 前記加入情報メモリは、更に各呼出アド
    レス毎に対応した送信する基地局を示す送信基地局情報
    を記憶し、前記符号化部は、各基地局に対応して設けら
    れ、前記送信基地局情報を参照して、呼出アドレスに対
    応した符号化部により符号化された呼出信号は、呼出ア
    ドレスに対応した基地局へ送出することを特徴とする請
    求項3記載の無線呼出方式における中央局。
  5. 【請求項5】 中央局は、更に基地局識別情報メモリを
    具備し、該基地局識別情報メモリは、基地局毎に予め定
    められた異なる基地局識別情報を記憶し、前記送信基地
    局に対応した前記符号化部は、該送信基地局の識別情報
    を符号化し、再送制御を行う伝送制御情報を記憶してい
    る無線呼出端末からの基地局識別情報と自己の識別情報
    を含む応答信号を受信し、前記送信基地局で受信した無
    線呼出端末の自己識別情報と該基地局識別情報により、
    前記加入情報メモリ中の呼出アドレスに対応した前記送
    信基地局情報を書き換えることを特徴とする請求項4記
    載の無線呼出方式における中央局。
  6. 【請求項6】 無線呼出方式における基地局は、送信装
    置及び受信装置を具備し、前記送信装置は、請求項3な
    いし5いずれか一項記載の中央局が送出した呼出信号を
    受けて、前記呼出信号を無線信号に変換して送信し、前
    記受信装置は、無線呼出端末が送出した応答信号を受信
    して、中央局に送出することを特徴とする無線呼出方式
    における基地局。
  7. 【請求項7】 無線呼出方式における無線呼出端末は、
    受信部、送信部及び伝送制御情報記憶手段を具備し、前
    記伝送制御情報記憶手段は、受信するアドレスと該アド
    レスに対応した再送制御の有無を記憶し、前記受信部
    は、基地局からの無線呼出信号を受信し、自己宛の呼出
    信号を検出し、該検出した呼出信号が再送制御を行うか
    否かを前記伝送制御情報記憶手段に基づいて判断し、送
    信部は、前記受信した呼出信号が再送制御を行う場合の
    み、受信した無線呼出信号が正しく受信できたか否かを
    応答信号として、基地局に送信することを特徴とする無
    線呼出方式における無線呼出端末。
  8. 【請求項8】 基地局識別情報記憶手段を具備し、前記
    受信部は、基地局が送信した基地局を識別する情報を受
    信し、前記基地局識別情報記憶手段は、該検出した呼出
    信号中の基地局識別情報を記憶し、送信部は、受信した
    呼出信号中の前記基地局識別情報と記憶している前記基
    地局識別情報とが異なるときに、前記基地局識別情報と
    自己の識別情報を応答信号として、基地局に送信するこ
    とを特徴とする請求項7記載の無線呼出方式における無
    線呼出端末。
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