JP3491950B2 - Oil mist separator - Google Patents
Oil mist separatorInfo
- Publication number
- JP3491950B2 JP3491950B2 JP06850394A JP6850394A JP3491950B2 JP 3491950 B2 JP3491950 B2 JP 3491950B2 JP 06850394 A JP06850394 A JP 06850394A JP 6850394 A JP6850394 A JP 6850394A JP 3491950 B2 JP3491950 B2 JP 3491950B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- oil mist
- gas
- oil
- partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Cyclones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転機械の軸受台や減
速機等に用いられる油ミスト分離器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高低圧の気・液分離器としては、
重力沈降方式、慣性衝突方式、サイクロン方式、濾過方
式、洗浄方式、静電気方式、その他(音波、熱、氷結)
の方式のものがある。回転機械の軸受台や減速機では、
一般にその内圧上昇を避けるため濾過方式をとることが
多く、また、高圧気体を用いる場合にはデミスターによ
る慣性衝突方式をとることが多い。さらに、圧力損失が
余り問題とならず分離効率に高い効率を期待しない場合
には、構造が簡単であることからサイクロン方式を採用
することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】回転機械の軸受台で
は、油ミストシールのために空気、窒素ガス又は不活性
ガスを用いることが多く、吹き込まれた気体は、その圧
力が大気圧に近いことから濾過方式による気液分離器を
通り大気中に排出される。この場合、油ミストの粒子が
大きい場合(約20μ以上)には濾材の油濡による圧損
増大が生じ、軸受台の内圧上昇によってシール部からの
油もれが生じる。この対策として濾材を荒くする方法が
とられるが、この場合には結果として気液分離が不十分
となり油滴が排出ガスと一緒に出て油もれが発生する。
【0004】一方高圧気体に採用されるサイクロン方式
では捕集効率が低いために、対策として油分離器への吹
込み流速を上げたり、タンクの底部に邪魔板を設けたり
充填物を置いたりする。その結果圧力損失が増大するこ
ととなり、また液膜が壁面からガス出口ノズルを伝って
持ち去られて再飛散することも多く、回転機械の軸受台
や減速機に採用することはできない。
【0005】本発明は、前記の問題点を解決することが
できる油ミスト分離器を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の油ミスト分離器
は、タンク、油ミストの混入した気体をタンクの内壁面
に対して角度をなしてタンク内へ導入する導入管、タン
ク内に設けられると共に互いに反対側にある開口部を有
する上下の仕切り、該下の仕切りの下方にタンクの内壁
面より突出して設けられ油滴を捕集するスクレーパー、
及び上記上の仕切りと上記タンクの頂部との間に設けら
れたフィルターを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、油ミストを混入した気体の流れ
は、導入管よりタンクの内壁面に角度をもって導入さ
れ、油滴の大きいものからその慣性衝突によりタンクの
内壁面に付着する。付着した油は気体と同じ方向に移動
するが、タンクの内壁面から突出したスクレーパーによ
って捕集されて気体より分離される。
【0008】 次いで、油ミストを混入した気体の流れ
は、互いに反対側にある開口部を有する上下の仕切りの
間を通ってタンク内を流れるために気体のタンク内の滞
留時間が長くなり、かつ、前記の気体の流れは上下の仕
切りの開口部を通過する際に加速・減速される。その後
上の仕切りと上記タンクの頂部との間に設けられたフィ
ルターを通り残った油ミストが捕集される。従って、気
体に混入したミストが肥大化して仕切りの壁面に付着
し、油が気体から分離される。
【0009】以上のようにして、本発明では気体に混入
した油ミストが効果的に気体から分離される。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図2によっ
て説明する。2は円筒状の縦型のタンクであり、その底
壁を貫通して下方から油ミストを混入した空気の導入管
1がタンク2内へ上方へ向って延びており、導入管1の
上部の出口部1aは水平方向へ約90°曲げられてお
り、かつ、同出口部1aの先端の開口はタンク2の内壁
面に対して図2に符号Xで示すように50〜70°の角
度をなしている。
【0011】タンク2内の導入管1の上方の部分には、
互いに間隔をおいてほぼ水平の2個の仕切り4が設けら
れ、同仕切り4にはタンク2の内壁面との間に開口部4
aが設けられている。下方の仕切り4の開口部4aと上
方の仕切り4の開口部は、図1に示すように、互いに反
対側にあり、仕切り4、4によってタンク2内にジグザ
グ状の通路が形成されている。
【0012】タンク2内の導入管1の先端の吹き出し位
置からタンク2の軸まわりに約180°隔たった位置に
おいてタンク2の内壁面から空気の流れ方向(図中矢印
で示す)の上流側へ向って傾斜する方向に突出し上下方
向に配置されたスクレーパー3が設けられている。同ス
クレーパー3は下方の仕切り4からタンク2の底面に至
るように配置されている。
【0013】また、タンク2の上部側壁には気体の出口
7が設けられ、上方の仕切り4とタンク2の頂壁との間
にはフィルター5が設けられている。6はタンク2の底
壁に設けられた回収油の排出口である。なお、図1及び
図2中矢印は空気の流れ方向を示す。
【0014】前記導入管1の先端からの油ミストを含む
空気の吹出し速度は、圧損を少くするために1〜3m/
sに設定されている。前記スクレーパー3のタンク2の
内壁面から突出する高さは圧損が生じないようにタンク
2の径の1/20以下になるように設定され、かつ、タ
ンク2の径は、導入管1より導入された空気の流速が1
/10程度に急減速するように導入管1の径の4倍以上
とされている。また、仕切り4の開口4aの面積は、空
気の流速が加速されるようにタンク2の断面積の2/1
0程度とされている。
【0015】以上のように構成された本実施例では、導
入管1の出口部1aの先端から油ミストを混入した空気
がタンク2の内壁面に対して50〜70°の角度Xをな
して吹き出され、該空気はタンク2の円筒状の内壁面に
沿って旋回流となって流れる。空気に混入された油ミス
トは、タンク2の内壁面と慣性衝突してタンク2の内壁
面に付着して空気の流れ方向にタンク2の内壁面に沿っ
て移動し、スクレーパー3によって捕集され、捕集され
た油ミストはスクレーパー3に沿って下方へ流れて回収
油の排出口6から排出される。
【0016】スクレーパー3によって油ミストの一部が
分離された油ミストを混入した気体は、次いで、下方の
仕切り4の開口部4aで加速された上、上下の仕切り
4、4の間を減速されて流れ、更に上方の仕切り4の開
口部4aで加速された上、上方の仕切り4の上方の部分
で減速される。このように、上下の仕切り4、4の間の
ジグザグ状の通路を空気が流れるために空気の滞留時間
が増加し、空気の流れの方向が変化し、かつ、空気の流
れは以上のように加速・減速がくり返されるために、空
気中に残った油ミストは次第に肥大化して仕切り4の壁
面に付着して回収される。
【0017】前記のように、上方の仕切り4の開口部4
aを出た空気は、フィルター5を通り、ここで残った油
ミストが捕集された上出口7から排出される。
【0018】本実施例では導入管1、タンク2及びスク
レーパー3の油分離の第1段階で50μm以上の油ミス
トのほとんどが回収される。図3は回転機械の軸受から
排出される油ミストの粒径とその粒径個数の割合及び重
量割合を示す例である。本実施例では、導入管1、タン
ク2及びスクレーパー3において50μm以上の油ミス
トのほとんどを回収しているために、この第1段階で約
80〜90%の油ミストが回収される。
【0019】また、中間の仕切り4、4で油ミストは肥
大化し加速・減速をくり返すことで回収が進み最終的に
約5〜15%の粒径15μm以下の油ミストになる。更
にフィルター5で残りの油ミストが回収され、出口7で
は粒径10μm以下の油けむりのみが排出される。
【0020】粒径15μm程度以下の油ミストは慣性力
の影響を受けず空気の流れと共に流れ、空気中に拡散し
てしまう。その結果出口7周辺に油ミストが付着する不
具合が発生することが無くなり、油もれを発生させるこ
ともない。
【0021】本実施例では、以上のように、油ミストを
混入した空気を旋回流とし、油ミストをスクレーパー
3、仕切り4及びフィルター5で捕集することによっ
て、油ミストを効果的に分離して清浄化された空気を排
出することができる。
【0022】なお、本実施例では、前記のように、導入
管1から1〜3m/sの速度で油ミストを混入した空気
をタンク2内に導入しているが、圧損が余り問題になら
ない場合には、この速度を10m/s程度に上げて油ミ
ストの慣性衝突による油ミストの分離性能を上げるよう
にすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、導入
管からタンク内へ導入された油ミストを混入した気体は
旋回流となり、気体中の油ミストはスクレーパーによっ
て捕集され、更に互いに反対側にある開口部を有する上
下の仕切りによって気体の滞留時間が増加すると共に気
体流が加速・減速されて油滴が肥大化して仕切りの壁面
に付着して捕集される。その後上の仕切りと上記タンク
の頂部との間に設けられたフィルターを通り残った油ミ
ストが捕集される。従って、本発明では、気体に混入さ
れた油ミストを効果的に気体より分離することができ
る。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an oil mist separator used for a bearing stand or a reduction gear of a rotary machine. [0002] Conventional high / low pressure gas / liquid separators include:
Gravity sedimentation method, inertial collision method, cyclone method, filtration method, washing method, electrostatic method, etc. (sound, heat, freeze)
There is a method of the method. For bearing stands and reduction gears of rotating machinery,
Generally, a filtration method is often used to avoid an increase in the internal pressure, and an inertial collision method using a demister is often used when a high-pressure gas is used. Further, when the pressure loss does not cause a serious problem and a high separation efficiency is not expected, a cyclone method is often adopted because of its simple structure. [0003] In a bearing stand of a rotating machine, air, nitrogen gas or inert gas is often used for oil mist sealing, and the pressure of the injected gas is atmospheric pressure. Is discharged to the atmosphere through a gas-liquid separator by a filtration method. In this case, when the particles of the oil mist are large (about 20 μm or more), pressure loss increases due to oil wetting of the filter medium, and oil leakage from the seal portion occurs due to an increase in the internal pressure of the bearing stand. As a countermeasure, a method of making the filter medium rough is adopted, but in this case, as a result, gas-liquid separation becomes insufficient and oil droplets come out together with the exhaust gas to cause oil leakage. On the other hand, in the cyclone system used for high-pressure gas, the collection efficiency is low. Therefore, as a countermeasure, the flow rate of the air blown into the oil separator is increased, a baffle plate is provided at the bottom of the tank, or a packing is placed. . As a result, the pressure loss increases, and the liquid film is often carried away from the wall surface along the gas outlet nozzle and scattered again, so that it cannot be used for a bearing stand or a reduction gear of a rotating machine. An object of the present invention is to provide an oil mist separator that can solve the above problems. An oil mist separator according to the present invention comprises a tank, an inlet pipe for introducing gas containing oil mist into the tank at an angle to an inner wall surface of the tank, and a tank. upper and lower partition, the lower partition of the scraper to collect the provided oil droplets protrudes from the inner wall surface of the tank downwardly having an opening at the Rutotomoni opposite sides provided within,
And between the upper partition and the top of the tank
Characterized in that it is provided with a filtered filter . In the present invention, the flow of the gas containing the oil mist is introduced at an angle from the inlet pipe to the inner wall surface of the tank, and from the large oil droplets adheres to the inner wall surface of the tank by inertial collision. . The attached oil moves in the same direction as the gas, but is collected by a scraper protruding from the inner wall surface of the tank and separated from the gas. Next, the flow of the gas containing the oil mist is passed through upper and lower partitions having openings on opposite sides .
Since the gas flows through the tank through the gap, the residence time of the gas in the tank becomes longer, and the gas flow is accelerated / decelerated when passing through the upper and lower openings. . afterwards
A filter provided between the upper partition and the top of the tank
The oil mist remaining after passing through the Luther is collected. Therefore, the mist mixed in the gas is enlarged and adheres to the wall surface of the partition, and the oil is separated from the gas. As described above, in the present invention, the oil mist mixed into the gas is effectively separated from the gas. An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Reference numeral 2 denotes a cylindrical vertical tank, through which an inlet pipe 1 for air containing oil mist penetrates the bottom wall and extends upward into the tank 2. The outlet 1a is bent about 90 ° in the horizontal direction, and the opening at the tip of the outlet 1a has an angle of 50 to 70 ° with respect to the inner wall surface of the tank 2 as shown by the symbol X in FIG. No. In a portion above the introduction pipe 1 in the tank 2,
Two substantially horizontal partitions 4 are provided at intervals from each other, and the partition 4 has an opening 4 between the partition 4 and the inner wall surface of the tank 2.
a is provided. As shown in FIG. 1, the opening 4a of the lower partition 4 and the opening of the upper partition 4 are on opposite sides, and a zigzag passage is formed in the tank 2 by the partitions 4 and 4. At a position approximately 180 ° away from the outlet of the leading end of the introduction pipe 1 in the tank 2 around the axis of the tank 2, from the inner wall surface of the tank 2 to the upstream side in the air flow direction (indicated by an arrow in the drawing). A scraper 3 is provided which protrudes in a direction inclining toward it and is arranged vertically. The scraper 3 is arranged so as to extend from the lower partition 4 to the bottom of the tank 2. A gas outlet 7 is provided on the upper side wall of the tank 2, and a filter 5 is provided between the upper partition 4 and the top wall of the tank 2. Reference numeral 6 denotes a recovery oil outlet provided on the bottom wall of the tank 2. The arrows in FIGS. 1 and 2 indicate the direction of air flow. The blowing speed of the air containing oil mist from the tip of the introduction pipe 1 is 1 to 3 m / m to reduce the pressure loss.
s. The height of the scraper 3 projecting from the inner wall surface of the tank 2 is set to be equal to or less than 1/20 of the diameter of the tank 2 so that pressure loss does not occur. The flow velocity of the air
The diameter is set to four times or more the diameter of the introduction pipe 1 so as to rapidly reduce the speed to about / 10. The area of the opening 4a of the partition 4 is 2/1 of the sectional area of the tank 2 so that the flow velocity of the air is accelerated.
It is about 0. In this embodiment constructed as described above, the air mixed with the oil mist from the tip of the outlet 1a of the introduction pipe 1 forms an angle X of 50 to 70 ° with respect to the inner wall surface of the tank 2. The air is blown out and flows as a swirling flow along the cylindrical inner wall surface of the tank 2. The oil mist mixed into the air inertia collides with the inner wall surface of the tank 2, adheres to the inner wall surface of the tank 2, moves along the inner wall surface of the tank 2 in the flow direction of the air, and is collected by the scraper 3. The collected oil mist flows downward along the scraper 3 and is discharged from the outlet 6 of the recovered oil. The gas containing the oil mist from which part of the oil mist has been separated by the scraper 3 is then accelerated by the opening 4a of the lower partition 4 and then decelerated between the upper and lower partitions 4,4. It is further accelerated at the opening 4a of the upper partition 4 and decelerated at a portion above the upper partition 4. As described above, since the air flows through the zigzag-shaped passage between the upper and lower partitions 4, 4, the residence time of the air increases, the direction of the air flow changes, and the air flow is changed as described above. Since the acceleration / deceleration is repeated, the oil mist remaining in the air gradually increases in size and adheres to the wall surface of the partition 4 and is collected. As described above, the opening 4 of the upper partition 4
The air exiting a passes through the filter 5 and is discharged from the upper outlet 7 where the remaining oil mist is collected. In this embodiment, most of the oil mist having a size of 50 μm or more is recovered in the first stage of oil separation of the introduction pipe 1, the tank 2, and the scraper 3. FIG. 3 is an example showing the particle size of the oil mist discharged from the bearing of the rotating machine, the ratio of the number of the particle size, and the weight ratio. In the present embodiment, since most of the oil mist of 50 μm or more is collected in the introduction pipe 1, the tank 2, and the scraper 3, about 80 to 90% of the oil mist is collected in the first stage. Further, the oil mist is enlarged and repeatedly accelerated and decelerated at the intermediate partitions 4 and 4, so that the oil mist is recovered and finally recovered to an oil mist of about 5 to 15% having a particle diameter of 15 μm or less. Further, the remaining oil mist is collected by the filter 5, and at the outlet 7, only the oil mist having a particle diameter of 10 μm or less is discharged. The oil mist having a particle size of about 15 μm or less flows with the flow of the air without being affected by the inertial force and diffuses into the air. As a result, the problem that the oil mist adheres around the outlet 7 does not occur, and no oil leakage occurs. In this embodiment, as described above, the air containing the oil mist is used as a swirling flow, and the oil mist is collected by the scraper 3, the partition 4, and the filter 5, so that the oil mist can be effectively separated. And clean air can be discharged. In this embodiment, as described above, the air containing the oil mist is introduced into the tank 2 from the introduction pipe 1 at a speed of 1 to 3 m / s, but the pressure loss does not cause a serious problem. In this case, it is also possible to increase the speed to about 10 m / s to improve the performance of separating the oil mist due to the inertial collision of the oil mist. As described above, in the present invention, the gas mixed with the oil mist introduced from the introduction pipe into the tank becomes a swirling flow, and the oil mist in the gas is collected by the scraper. on further having an opening on the opposite side to each other
The lower partition increases the residence time of the gas, accelerates and decelerates the gas flow, enlarges the oil droplets, adheres to the wall surfaces of the partitions, and collects them. Then the upper partition and the above tank
Oil remaining after passing through the filter
The strike is collected. Therefore, in the present invention, the oil mist mixed in the gas can be effectively separated from the gas.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る油ミスト分離器の断面
図である。
【図2】図1のII−II矢視断面図である。
【図3】回転機械の軸受からの排出ミスト分布を示す図
である。
【符号の説明】
1 導入管
1a 導入管の出口部
2 タンク
3 スクレーパー
4 仕切り
4a 仕切りの開口部
5 フィルター
6 回収油の排出口
7 気体の出口BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a sectional view of an oil mist separator according to one embodiment of the present invention. FIG. 2 is a sectional view taken along the line II-II of FIG. FIG. 3 is a diagram showing a distribution of mist discharged from a bearing of a rotating machine. [Description of Signs] 1 Inlet pipe 1a Outlet of inlet pipe 2 Tank 3 Scraper 4 Partition 4a Opening of partition 5 Filter 6 Recovered oil outlet 7 Gas outlet
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−296611(JP,A) 特開 平2−111412(JP,A) 特開 昭48−98366(JP,A) 実開 昭59−123557(JP,U) 実開 昭57−86648(JP,U) 実開 平4−14113(JP,U) 実開 平1−83412(JP,U) 実開 昭55−16856(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16N 31/02 B01D 45/12 B04C 3/00 Continuation of the front page (56) References JP-A-5-296611 (JP, A) JP-A-2-111412 (JP, A) JP-A-48-98366 (JP, A) JP-A-59-123557 (JP) , U) Japanese Utility Model Application Showa 57-86648 (JP, U) Japanese Utility Model Application 4-1113 (JP, U) Japanese Utility Model Utility Model 1-83412 (JP, U) Japanese Utility Model Application Showa 55-16856 (JP, U) (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) F16N 31/02 B01D 45/12 B04C 3/00
Claims (1)
の内壁面に対して角度をなしてタンク内へ導入する導入
管、タンク内に設けられると共に互いに反対側にある開
口部を有する上下の仕切り、該下の仕切りの下方にタン
クの内壁面より突出して設けられ油滴を捕集するスクレ
ーパー、及び上記上の仕切りと上記タンクの頂部との間
に設けられたフィルターを備えたことを特徴とする油ミ
スト分離器。(57) Patent Claims 1. A tank, inlet tube for introducing at an angle into the tank against the inner wall surface of the entrained gas tank of oil mist, Rutotomoni provided in the tank to each other Upper and lower partitions having openings on opposite sides, a scraper provided below the lower partition and protruding from the inner wall surface of the tank to collect oil droplets , and Between the partition and the top of the tank
An oil mist separator comprising a filter provided in the oil mist.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06850394A JP3491950B2 (en) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | Oil mist separator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06850394A JP3491950B2 (en) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | Oil mist separator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07280182A JPH07280182A (en) | 1995-10-27 |
JP3491950B2 true JP3491950B2 (en) | 2004-02-03 |
Family
ID=13375574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06850394A Expired - Fee Related JP3491950B2 (en) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | Oil mist separator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3491950B2 (en) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4198783B2 (en) * | 1998-05-08 | 2008-12-17 | 東芝機械株式会社 | Oil mist separator |
JP6179774B2 (en) * | 2014-02-28 | 2017-08-16 | 三菱重工業株式会社 | Demister unit and EGR system including the same |
JP6171194B1 (en) * | 2016-02-10 | 2017-08-02 | 三菱重工業株式会社 | Demister unit and EGR system |
JP6150915B1 (en) * | 2016-02-10 | 2017-06-21 | 三菱重工業株式会社 | Demister unit and EGR system |
JP6412977B2 (en) * | 2017-03-31 | 2018-10-24 | 三菱重工業株式会社 | Demister unit and EGR system |
KR200488296Y1 (en) * | 2017-07-26 | 2019-01-09 | 한전케이피에스 주식회사 | Recycle oil chamber respiratory organ device |
JP7358833B2 (en) * | 2019-08-13 | 2023-10-11 | 富士電機株式会社 | oil separation equipment |
CN111688804B (en) * | 2020-06-30 | 2023-03-21 | 长春一汽富晟德尔汽车部件有限公司 | Automobile steering power-assisted oil tank with breather valve exhaust structure |
CN112774879B (en) * | 2020-12-30 | 2022-08-30 | 东北石油大学 | Automatic vertical heterogeneous integration cyclone separation device of paraffin removal |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP06850394A patent/JP3491950B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07280182A (en) | 1995-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0102344B1 (en) | Mist separator | |
EP1068890B1 (en) | Inertial gas-liquid separator | |
US3923480A (en) | Oil separator | |
JP3491950B2 (en) | Oil mist separator | |
US3699748A (en) | Wet scrubber dust collector | |
CA1084409A (en) | Particulate collection system | |
RU2475294C2 (en) | Method of removing drops of contaminant from gas flow and rinsing chute | |
Fabian et al. | Demystifying the selection of mist eliminators | |
CN204159076U (en) | A kind of silk screen Despumation device | |
CN209997390U (en) | dust removing device | |
JPH04344495A (en) | Reactor container decompression device | |
CA1106777A (en) | Removal of undesired components from gases | |
CN1185039C (en) | Wet type dual-collecting and fume purifying apparatus | |
CN2516222Y (en) | Gas-liquid or gas-solid separation device | |
CN112121560A (en) | Dust removal device for powder making furnace vacuum pipeline and powder making furnace | |
KR100460600B1 (en) | Adhesion plate structure for impingement eliminator | |
CN205055503U (en) | Fine particles polymerization of being carried by medium fluid and device that separates with former medium fluid | |
CN106178612A (en) | The polymerization of fine particle that a kind of is carried by medium fluid the device separated with former medium fluid, system and method | |
JPH08281032A (en) | Oil mist recovery device | |
JP2546621Y2 (en) | Mist collector | |
JPH08131736A (en) | Dust collecting member consisting of porous screen | |
CN114570116B (en) | Efficient baffle plate and efficient baffle plate demister | |
RU2153916C1 (en) | Method of dust collection and dust collector | |
JP2602772Y2 (en) | Cyclone separator | |
CN217119613U (en) | Device for removing high-viscosity liquid drops in organic waste gas |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031007 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |