JP3490402B2 - 電気−熱変換方式のインクジェットプリントヘッド - Google Patents
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Description
ントヘッドにかかり,特に発熱ヒータが凹型の半球形に
構成された電気−熱変換方式のインクジェットプリント
ヘッドに関する。
は,印刷用インクの微少な液滴(droplet)を記
録用紙上の所望の位置に吐き出させて所定色相の画像に
印刷する装置である。
ンク吐き出し方式としては,熱源を用いてインクにバブ
ル(bubble)を発生させてこの力でインクを吐き
出させる電気−熱変換方式(electro−ther
mal transducer)と,圧電体を用いて圧
電体の変形により生ずるインクの体積変化によりインク
を吐き出させる電気−機械変換方式(electro−
mechanical transducer)があ
る。
出しメカニズムをより詳しく説明すれば次の通りであ
る。抵抗発熱体より成ったヒータに電源を印加すると,
ヒータ表面に隣接したインクは400℃で瞬間加熱され
る。この際ヒータ表面から生成されたバブルは成長し
て,その体積膨張によりインクが充満されたインクチャ
ンバ内部に圧力を加える。これによりノズル付近にあっ
たインクがノズルを通じてインクチャンバの外へ吐き出
される。
に開示された従来の電気−熱変換方式インクジェットプ
リントヘッド構造の一例を示した切開斜視図であり,図
13は図12に示されたプリントヘッドのインク液滴吐
き出し過程を説明するための断面図である。
の電気−熱変換方式のインクジェットプリントヘッド
は,基板10と,その基板10上に設けられてインク1
9が充填されるインクチャンバ13を形成する隔壁部材
12と,チャンバ13内に設けられる発熱ヒータ14
と,インク液滴19'が吐き出されるノズル16が形成
されたノズルプレート11を含んでいる。
通じてインク19が充填され,チャンバ13と連通され
たノズル16内にも毛細管現象によりインク19が充填
される。
流が供給されると,ヒータ13が発熱されながらチャン
バ13内に充填されたインク19内にバブル18が形成
される。その後,このバブル18は継続的に膨張し,こ
れによりチャンバ13内に充填されたインク19に圧力
が加えられ,ノズル16を通じて外部へインク液滴1
9'を押し出す。さらにその後,インク供給流路15を
通じてインク19が吸入されながらチャンバ13に再び
インク19が充填される。
ェットプリントヘッドは次のような問題点がある。まず
第1に,発熱ヒータが平板状に形成されており,インク
と接触される面積が比較的狭いのでバブル発生量が少な
い。これによりバブルの膨張によるインクチャンバ内の
圧力上昇が遅くなるのでインク液滴の吐き出し駆動周波
数が遅いだけではなく,バブルの膨張エネルギーが分散
されてインク液滴の吐き出しエネルギーが小さくなり得
る。これはプリント速度を遅くし,消耗電力を不要に浪
費する結果を生む。
の片側にのみ形成されているため,インクがインクチャ
ンバに再び充填される時間が長くなって結果的にプリン
ト速度が遅くなる。
途の装置が備えられないので,インクチャンバ内の圧力
上昇によるインク液滴の吐き出し時に,インクがノズル
の反対方向へ,即ちインク供給流路を通じて逆流する現
象が発生できる。これはインク液滴の吐き出しエネルギ
ーを落とし,隣接した他のノズルとの干渉を発生させて
印刷品質を低下させる。
号に開示された従来の電気−熱変換方式インクジェット
プリントヘッド構造の,他の例を示したインク吐き出し
部の断面図である。
通するインクチャンバ23の上端部にはノズル26が備
えられ,その反対側の下端部にはインク引き込み口25
が備えられる。そしてノズル26の周囲に多様な形態で
配置されたヒータ24が備えられてインクチャンバ23
内に充填されたインク29を加熱してバブル28を生成
させる。
よりチャンバ23内に充填されたインク29に圧力が加
えられてノズル26を通じて外部にインク液滴29'を
押し出す。その後,インク引き込み口25を通じてイン
ク29が吸入されながらインクチャンバ23に再びイン
ク29が充填される。
来のインクジェットプリントヘッドも,発熱ヒータがイ
ンクチャンバの片側にのみ備えられているという点,イ
ンクチャンバの形状によりバブルの膨張エネルギーが上
下で分散されるという点,そしてインクの逆流を防止す
るための別途の装置が備えられないという点等により前
述した図12及び図13のインクジェットプリントヘッ
ドでと類似した問題点を有している。
けられているため,ノズル部位が加熱されてノズル表面
にインクが焼き付くことによりノズルが詰まるので,イ
ンク液滴の吐き出し不良現象が発生する問題点もある。
人は,韓国特許出願第10−2000−0022260
号(2000年4月26日)を通じて改善された構造の
インクジェットプリントヘッドを提案したことがある。
0022260号に開示されたインクジェットプリント
ヘッドのうち一つを示した平面図であり,図16はイン
ク液滴吐き出し過程を説明するための断面図である。
ンウエハから得られる基板30の表面側には,大略半球
形で形成されてインク39の充填されるインクチャンバ
33が備えられている。
3に対応するノズル(又はオリフィス)36が形成さ
れ,そしてノズル36の周囲を取り囲まれてインクチャ
ンバ33の上方に位置する環状又はオメガ形のヒータ3
4が備えられている,ノズルプレート31が設けられて
いる。ここでヒータ34の両端はノズルプレート31の
上面に形成されており,電流供給のための電極37に連
結されている。
インクチャンネル35がノズルプレート31の下部の基
板30上に形成されている。このような構造のインクジ
ェットプリントヘッドは上記の環状又はオメガ形のヒー
タによりドーナツ形バブル38を発生させる。
39の逆流が防止できるため,隣接した他のノズルとの
干渉を避けられる。また,インクチャンバ33とインク
チャンネル35との連結部位に形成された係止爪(図示
せず)も,インク39の逆流を防止する効果をもたらす
ようになっている。
その面積が広いので加熱と冷却が早く,それによりバブ
ル38の生成から消滅に至る所要時間が短くなるため高
い駆動周波数を有し得る。
た前述したインクジェットプリントヘッドでも,ヒータ
が平板状に形成されており,インクと直接接触しないと
いう点で消耗電力の効率が満足しない点がある。又,イ
ンク供給流路(インクチャンネル)がインクチャンバの
一側にのみ形成されていることによるプリント速度の低
下問題も,完全に解決できなくなっている。
な問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的
は,特にバブル生成のためヒータに供給されるエネルギ
ーを効率的に使用できるように,発熱ヒータの形状が凹
型の半球形に改善された電気−熱変換方式のインクジェ
ットプリントヘッドを提供することである。
本発明によれば,インクの吐出しが成されるノズルが備
えられたノズルプレートと,ノズルプレートを支え,そ
の上面にはノズルに対向して凹型の3次元状の表面を有
したヒータが備えられた基板と,基板の上面に備えられ
てヒータと電気的に連結され,ヒータに電流を印加する
電極と,ノズルプレートの底面とヒータの表面との間に
形成された空間であってインクが充填されるインクチャ
ンバと,インクチャンバと連通されるようにノズルプレ
ートと基板との間に形成され,インクチャンバ内にイン
クを供給するためのインク供給流路とを備えた電気−熱
変換方式のインクジェットプリントヘッドが提供され
る。
り,単位面積当たりの発熱量が実質的に均一なことが望
ましい。これはヒータの凹型の表面全体で均一なバブル
の生成及び成長を可能にする。
いる。このようなヒータの形状は,ヒータの表面から生
成されるバブルの膨張エネルギーがノズル側へ集中され
るようにしてエネルギー効率を向上させる。
た実質的に半球形より成るものでもよい。このようなヒ
ータの形状は,前述したようにエネルギー効率を向上さ
せるだけではなく,フランジ部位で生成されるバブルに
よりインクの逆流が防止される。
全体に連設されることが望ましい。従って,インク液滴
の吐き出し後にインクチャンバ内へインクが迅速に充填
できるため,吐き出し駆動周波数が高くなる。
の底面に所定深さで形成でき,又は基板の上面に所定深
さで形成されることもできる。これらは,エキシマレー
ザ加工,エッチングおよび薄膜工程などを用いて形成が
可能である。
ら本発明に係るインクジェットプリントヘッドの望まし
い実施の形態を詳細に説明する。しかし,下記に例示さ
れる実施例は本発明の範囲を限定するものではなく,本
発明をこの技術分野で通常の知識を持つ者に十分に説明
するため提供されるものである。図面で同一な参照符号
は同一な構成要素を指し,図面上で各構成要素の大きさ
は,説明の明瞭性を記すため便宜上誇張されている場合
があり得る。
の実施形態にかかるインクジェットプリントヘッドを示
した平面図であり,図2は図1に表示されたA−A線に
沿ったインクジェットプリントヘッドの断面図である。
の形態にかかる電気−熱変換方式のインクジェットプリ
ントヘッドは,少なくとも1つのノズル160が備えら
れたノズルプレート110と,ノズルプレート110を
支える基板100を含む。
ンクの吐き出しが成される。基板100の上面には,ノ
ズル160各々に対応するヒータ140が備えられる。
ヒータ140はノズル160に対向して凹型の3次元状
の表面を有する。ヒータ140は,望ましくは実質的に
半球形より成っている。
気的に連結されてヒータ140に電流を印加する電極1
70が形成される。ノズルプレート110の底面とヒー
タ140の表面との間に形成された空間はインクが充填
される所であって,インクチャンバ130である。従っ
て,インクはヒータ140の表面と直接接触する。
には,インクチャンバ130内にインクを供給するため
のインク供給流路150が形成される。ノズルプレート
110と基板100との間に備えられるスペーサ(sp
acer)155により,インク供給流路150の高さ
が維持される。
るようにノズルプレート110の底面に所定深さで形成
でき,又は基板100の上面に所定深さで形成されるこ
ともできる。又,インク供給流路150は,インクチャ
ンバ130の周囲全体に連設される。これは,インク液
滴の吐き出し後にインクチャンバ130内にインクが迅
速に充填できるようにするためである。
を区分するように形成される。即ち,ノズルプレート1
10の底面,又は基板100の上面の中,インク供給流
路150が形成されない残存部分がスペーサ155より
成る。インク供給流路150とスペーサ155とは多様
な形態で配置でき,図1はその一例を示した。
ク貯蔵庫からインク供給流路150にインクを供給する
ためのマニホールド(図示せず)が備えられる。マニホ
ールドはインク貯蔵庫と連通されている。
るビアホ−ル(via Hole)が備えられる。イン
ク貯蔵庫の位置と形状により,マニホールドとビアホ−
ルとは共に備えられるか,又は一つのみ備えられること
もできる。
圧によりヒータを通じて流れる電流の,流れ経路を説明
するための図面である。図3に示すように,前述したよ
うな半球形のヒータ140は,その中心を基準に対向す
る位置に各々電極170と連結されるX点とY点とを有
する。両側電極170に電圧が印加されると,ヒータ1
40を通じて電流が流れる。
成されるX−C−Y経路及びX−D−Y経路,ヒータ1
40の底面に形成されるX−E−Y経路,そしてヒータ
140の任意の中間部位表面に形成されるX−F−Y経
路及びX−G−Y経路に沿って流れる。
より成っているので,経路は全て半円を描くことにな
り,その距離が同一である。
たような構成を有する本実施の形態にかかるインクジェ
ットプリントヘッドのインク液滴吐き出し過程を説明す
る。先ず,図4に示すように,インク供給流路150を
通じてノズルプレート110の底面とヒータ140の表
面との間に形成された空間,即ちインクチャンバの内部
へインク190が供給される。インクチャンバ内部がイ
ンク190に充填されると,電極170を通じてヒータ
140へ電流が供給される。
(b)に示されたようにヒータ140の表面に隣接した
インク190は,400℃で瞬間加熱されてバブル18
0を生成させる。この際,ヒータ140が凹型の3次元
状の表面を有することにより,バブル180が生成され
る部位の面積が従来のヒータに比べて顕著に広いため,
初期バブル180の生成量が多くなる。
全体にかけて均一にバブル180が生成される。そし
て,インク190がヒータ140の表面と直接接触して
いるため,ヒータ140から発生された熱エネルギーが
インク190に伝達される速度もさらに速くなり,バブ
ル180の生成速度も顕著に早くなる。
図5(a)に示されたように継続的に成長し,その体積
膨張によりインク190が充満されたインクチャンバの
内部に圧力を加える。
0に対向して凹型の半球形より成っているため,成長す
るバブル180の膨張エネルギーが分散されずノズル1
60側に集中するためエネルギーの無駄遣いが防がれ,
インクチャンバ内の圧力上昇率がさらに早くなる。
ャンバ内の圧力が所定圧力以上になると,図5(b)に
示されたようにノズル160を通じてインク液滴19
0'が吐き出され,以後バブル180は収縮され始め
る。
は,インク供給流路150を通じてインク190がイン
クチャンバ内部へ再び充填される。この際,上記のよう
にインク供給流路150がインクチャンバの周囲全体と
連通されているため,インク190がインクチャンバ内
に再び充填される速度が速くなる。
クジェットプリントヘッドによれば,凹型の半球形より
成ったヒータの形状,及びインクチャンバの周囲全体と
連通されたインク供給流路等の本発明の特徴により,エ
ネルギー効率が向上しプリント速度が速くなる。
の実施形態にかかるインクジェットプリントヘッドを示
した平面図であり,図7は図6に表示されたB−B線に
沿う断面図であって,インク供給流路が基板の上面に形
成されたインクジェットプッリンティングヘッドを示
す。
の形態にかかる電気−熱変換方式のインクジェットプリ
ントヘッドも,前述した第1の実施の形態でのように,
少なくとも1つのノズル260が備えられたノズルプレ
ート210と,ノズルプレート210を支える基板20
0を含む。
に対応するヒータ240が備えられる。ヒータ240
は,ノズル260に対向して凹型の3次元状の表面を有
する。ヒータ240に電流を印加する電極270,ノズ
ルプレート210の底面とヒータ240の表面との間に
形成されるインクチャンバ230,ノズルプレート21
0と基板200との間に形成されるインク供給流路25
0及びスペーサ255は,第1の実施の形態と実質的に
同一なので詳細な説明は略する。インク供給流路250
とスペーサ255とは多様な形態で配置でき,図6は図
1とは異なる配置をされた例を示す。
詳細に説明すれば,ヒータ240は実施的に半球形より
成った半球形部材242と,半球形部材242の縁部に
備えられたフランジ244を備える。
相互対向する位置に各々電極270が連結される。この
ようにヒータ240にフランジ244が備えられれば,
フランジ244部位で生成されるバブルによりインクの
逆流が防止される。
球形部材242で生成されるより先に,フランジ244
でバブルが先ず生成されるようにするのが,インクの逆
流防止のためより効果的である。
50は基板200の上面に所定深さで形成される。この
ため,基板200の上面にはヒータ240の周囲に沿っ
て環状の溝形で第1流路251が形成され,第1流路2
51から放射状に伸びた放射状溝形の第2流路252が
形成される。
ールドと連通される。このように,インク供給流路25
0が基板200の上面に所定深さの溝形で形成されるの
で,スペーサ255は基板200からノズルプレート2
10を向いて上へ突出された形状を有する。
ろの方法により形成できるが,基板200の上面に遂行
されるエッチング及び薄膜工程により形成されることが
望ましい。
面図であって,インク供給流路がノズルプレートの底面
に形成されたインクジェットプリントヘッドを示す。
図7と違ってノズルプレート310の底面に所定深さで
形成される。このため,ノズルプレート310の底面に
はノズル360の周囲に沿って環状の溝形で第1流路3
51が形成され,第1流路351から放射状に伸びた放
射状溝形の第2流路352が形成される。第2流路35
2は前述したようにマニホールドと連通される。
プレート310の底面に所定深さの溝形で形成されるの
で,スペーサ355はノズルプレート310から基板3
00を向いて下側へ突出された形状を有する。このよう
なインク供給流路350はいろいろの方法により形成で
きるが,ノズルプレート310の底面に行われるエキシ
マレーザ(excimer laser)加工により形
成されることが望ましい。
したような構成を有する本発明の第2の実施形態にかか
るインクジェットプリントヘッドのインク液滴吐出し過
程を説明する。
路250を通してノズルプレート210の底面とヒータ
240の表面との間に形成された空間,即ち,インクチ
ャンバの内部へインク290が供給される。インクチャ
ンバの内部がインク290で充填されると,電極270
を通じてヒータ240に電流が供給される。
ータ240のフランジ244の表面で,先ずバブル28
1が生成される。このようにフランジ244で生成され
たバブル281は,インクチャンバとインク供給流路2
50との間に障壁を形成してインクチャンバ内のインク
290が逆流されることを防止する。
に,ヒータ240の半球形部材242の表面でバブル2
82が生成される。この際,ヒータ240が凹型の3次
元状の表面を有することにより,バブル282が生成さ
れる部位の面積が従来のヒータに比べて顕著に広いた
め,バブル282の生成量も多くなる。また,前述した
ようにヒータ240の半球形部材242の表面全体にか
けて均一に,バブル282が生成される。
1は,成長してより確実な障壁を成す。そして,インク
290がヒータ240の表面と直接接触しているためヒ
ータ240から発生された熱エネルギーがインク290
に伝達される速度もさらに早くなり,バブル281,2
82の生成及び成長速度も顕著に速くなる。
球形部材242の表面に生成されたバブル282とが継
続的に成長すれば,図11(a)に示されたように共に
合成されてさらに大きいバブル280に成長するように
なり,その体積膨張によりインク290が充満されたイ
ンクチャンバ内部に圧力を加える。
60に対向して凹型の半球形より成っているので,成長
するバブル280の膨張エネルギーが分散されずノズル
260側へ集中されてエネルギーの無駄遣いが防がれ,
インクチャンバ内の圧力上昇率がより早くなる。
ャンバ内の圧力が所定圧力以上になると,図11(b)
に示されたように,ノズル260を通じてインク液滴2
90'が吐き出され,以後バブル280は収縮され始め
る。
とインク供給流路250との間に形成された障壁が無く
なれば,インク供給流路250を通じてインク290が
インクチャンバ内部へ再び充填される。
0がインクチャンバの周囲全体と連通されているため,
インク290がインクチャンバ内に再び充填される速度
が早くなる。
るインクジェットプリントヘッドによれば,ヒータ24
0は実施的に半球形より成った半球形部材242と,半
球形部材242の縁部に備えられたフランジ244を備
えたので,フランジ244に発生したバブルが先にイン
ク流路をふさぐことで,圧力の分散を防ぐことができ
る。
かるインクジェットプリントヘッドの好適な実施形態に
ついて説明したが,本発明はかかる例に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思
想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し
得ることは明らかであり,それらについても当然に本発
明の技術的範囲に属するものと了解される。
るか否かと,インク流路の構成との組み合わせは,上記
に限定されるものではない。すなわち,第1の実施の形
態にかかるヒータと,第2の実施の形態にかかるインク
流路とが備えられたインクジェットプリントヘッドでも
よい。
−熱変換方式のインクジェットプリントヘッドは次の通
りの利点を有する。第1に,ヒータの形状がノズルに対
向して凹型の半球形より成っているので,発熱表面積が
広いためバブルの初期生成量が多く,バブル成長率が高
くてインクチャンバ内の圧力上昇率も早くなる。
ずノズル側へ集中されてエネルギーの無駄遣いが防が
れ,インクチャンバ内の圧力上昇率がさらに早くなる。
従って,エネルギー効率が向上され,吐出し駆動周波数
が高くなる。
の周囲全体と連通されているのでインク液滴の吐き出し
後インクチャンバ内へインクが迅速に充填できるためプ
リント速度が早くなる。
トプリントヘッドを示した平面図である。
ヘッドの断面図である。
タを通じて流れる電流の流れ経路を説明するための図で
ある。
トヘッドのインク液滴吐出し過程を説明するための断面
図である。
トヘッドのインク液滴吐出し過程を説明するための断面
図である。
トプリントヘッドを示した平面図である。
て,インク供給流路が基板の上面に形成されたインクジ
ェットプリントヘッドの断面図である。
て,インク供給流路がノズルプレートの底面に形成され
たインクジェットプリントヘッドの断面図である。
る。
ントヘッドのインク液滴吐出し過程を説明するための断
面図である。
ントヘッドのインク液滴吐出し過程を説明するための断
面図である。
ントヘッド構造の一例を示した切開斜視図である。
ドのインク液滴吐出し過程を説明するための断面図であ
る。
ントヘッド構造の,他の例を示したインク吐き出し部の
断面図である。
60号に開示されたインクジェットプリントヘッドうち
一つを示した平面図である。
ドのインク液滴吐出し過程を説明するための断面図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 インクの吐出しが成される,少なくとも
1つのノズルが備えられたノズルプレートと, 前記ノズルプレートを支え,その上面には前記ノズルに
対向して凹型の3次元状の表面を有したヒータが備えら
れた基板と, 前記基板の上面に備えられて前記ヒータと電気的に連結
され,前記ヒータに電流を印加する電極と, 前記ノズルプレートの底面と前記ヒータの表面との間に
形成された空間であってインクが充填されるインクチャ
ンバと, 前記インクチャンバと連通されるように前記ノズルプレ
ートと前記基板との間に形成され,前記インクチャンバ
内にインクを供給するためのインク供給流路と,を備
え, 前記インク供給流路は, 前記インクチャンバの周囲に環状の溝形で形成される第
1流路と, 前記第1流路から放射状に伸びる放射状溝形の第2流路
と,を備える ことを特徴とする電気−熱変換方式のイン
クジェットプリントヘッド。 - 【請求項2】 前記ヒータは,実質的に半球形より成る
ことを特徴とする請求項1に記載の電気−熱変換方式の
インクジェットプリントヘッド。 - 【請求項3】 前記インク供給流路は,前記ノズルプレ
ートの底面に所定深さで形成されることを特徴とする請
求項1または2に記載の電気−熱変換方式のインクジェ
ットプリントヘッド。 - 【請求項4】 前記インク供給流路は,エキシマレーザ
加工により形成されることを特徴とする請求項3に記載
の電気−熱変換方式のインクジェットプリントヘッド。 - 【請求項5】 前記インク供給流路は,前記基板の上面
に所定深さで形成されることを特徴とする請求項1また
は2に記載の電気−熱変換方式のインクジェットプリン
トヘッド。 - 【請求項6】 前記インク供給流路は,エッチング及び
薄膜工程により形成されることを特徴とする請求項5に
記載の電気−熱変換方式のインクジェットプリントヘッ
ド。
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