JP3490349B2 - 育毛水、その製造方法、及び、その製造装置 - Google Patents

育毛水、その製造方法、及び、その製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、髪の毛を発毛さ
せ、育成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】古来より髪の毛は生命のシンボルであっ
た。そして、現代社会においても、ふさふさとした髪の
毛は若さの発現をイメージさせる。これに対し、脱毛
症、いわゆるはげはコンプレックスの原因になりやす
く、人格にまで大きな影響を及ぼすと云われている。
【0003】しかしながら、脱毛症の治療は困難であ
り、現在までに科学的・俗信的を問わず数多くの方法が
試みられてきたが、未だに決定的と云えるような解決方
法は見出されていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の問題点を改善する、すなわち、短期間で、簡便に、
かつ、効果的に髪の毛を発毛させ、育成する育毛水を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】最近、脱毛症に関し、男
性ホルモンであるテストステロンに注目し、この方面か
らの問題解決が取り組まれている。しかし、ホルモンの
バランスを崩したり、あるいは、副作用を伴うなどの問
題があり、実用化が困難であった。本発明者もこのテス
トステロン−5α−ヒドロゲナーゼの活性に注目し、こ
の活性を抑制する方法について鋭意検討し、本発明に至
った。
【0006】すなわち、本発明の育毛水は上記課題を解
決するため、請求項1に記載の通り、酸化還元電位を1
000mV以上とした温泉水からなる構成を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いる原料としては、通
常、温泉水であることが必要である。ここで、温泉水と
は一般に温泉として指定されているものを用いることが
できる。
【0008】温泉水としては、カルシウムや硫黄、アル
ミニウム、ケイ素、カリウム、ジルコニウム、鉄、及び
塩素イオン、硫酸イオンなども含むものが望ましい。そ
の他ナトリウム、マグネシウム、燐、ストロンチウム、
臭素、マンガン等を含んでいるものであっても良い。な
お、特に酸性の温泉水であることが望ましい。
【0009】このような酸性の温泉水は例えば、蔵王温
泉(高見屋2号)、鳴子温泉(陽泉1号温泉神社硫黄混
合泉)、岳温泉(元湯)、須川温泉(滝の湯)、玉川温
泉(大噴の湯)、草津温泉(湯畑)、別府温泉(地蔵
泉)、登別温泉(1号乙泉)などが挙げられる。
【0010】なお、酸性以外の温泉水、例えば、肘折温
泉(組合2号)、岡谷温泉(長野県岡谷)、高峰温泉
(長野県小県郡)、湯平温泉(大分県玖珠群)、浅草岳
温泉(浅草岳温泉第2)、今神温泉、下呂温泉(温泉寺
ポンプ所)などの温泉水では、所望の酸化還元電位を得
ることが困難な場合があり、そのときは例えば上記の酸
性の温泉水と混合使用することにより、好適に使用する
ことができる。
【0011】これら温泉水において溶存二酸化炭素を含
んでいる場合には酸化還元電位を調整する際に障害とな
ることがあるため、その調整前に窒素、あるいは空気な
どを吹き込むいわゆるバブリングを充分行ってから用い
ることが望ましい。
【0012】ここで、詳細は不明であるが、本発明の育
毛水の主原料である温泉水は多くの化合物やイオンを溶
解しており、また、天然水ならではのクラスタサイズを
有する。このような原料を用いて特定の酸化還元電位を
有しているため、本発明の育毛水は、脱毛症の原因とな
るテストステロン−5α−ヒドロゲナーゼの活性を抑制
し、その結果、本発明特有の画期的な効果が短期的に得
られるものと推察されている。
【0013】なお、本発明の育毛水において原料として
温泉水そのものを用いてもよいが、電解に適した導電率
に調整するため、蒸留水、イオン交換水などの各種イオ
ンの少ない水、例えば日本薬局方の精製水、あるいは、
水道水等を適宜添加しても良い。
【0014】本発明における酸化還元電位は、白金電極
と甘汞電極とを用いて標準水素電極電位に換算する方法
など、一般的な方法で測定される値を用いる。なお、市
販の酸化還元電位計などを用いて測定しても良い。
【0015】なお、本発明の育毛水において酸化還元電
位は1000mV以上であることが必要である。100
0mV以下であると、充分な効果が得られない。なお、
同時にpHが2.4以下で、残留塩素濃度と次亜塩素酸
濃度の和が5ppm以上となるときに特に優れた効果が
得られる。
【0016】また、本発明の育毛水は、蒸留水で2倍に
希釈した50ミリモルトリス塩酸緩衝液(pH7.5)
を当容量添加し、常温でで40分間放置したときの、混
合前の酸化還元電位からの電位低下量(以下「40分間
での酸化還元電位の低下量」とも云う)が350mV超
である。市販の強酸性水にも酸化還元電位が1000m
V以上のものもあるが、それらは全て、上記40分間で
の酸化還元電位の低下量が300mV以下であり、この
ような市販の強酸性水では本発明の効果は得られない。
なお、40分間での酸化還元電位の低下量と本願発明の
効果との関係は例えば以下のようにも考えられる。
【0017】すなわち、緩衝液中で速やかに酸化還元電
位が低下する育毛水は、その減少する電位に相当する一
種の活性化力を有している。そしてこの活性化力が頭部
皮膚、毛根等の発毛・育毛を司る器官に働きかけ、発
毛、育毛を促進させると考えられ、また、このときのエ
ネルギーの上記器官への働きかけは短時間で集中的なも
のであることが必要であると推測される。このことは、
酸化還元電位が高くても、40分間での酸化還元電位の
低下量が少ない市販の強酸性水では本発明の効果が得ら
れないことからも裏付けられる
【0018】本発明において酸化還元電位の調整は、電
解槽を用いて行うことができる。すなわち、陽極と陰
極、及び電解槽の構造上の必要に応じて隔膜を用いて電
気分解を行うことによって行うことができる。なお、陽
極及び陰極は充分な耐性を有する材質からなることが必
要である。このような材質として白金をコーティングし
たチタン等を挙げることができる。
【0019】なお、本発明における酸化還元電位の調整
は、循環陽極酸化法によることが望ましい。ここで循環
陽極酸化法とは、電解槽の陽極側で処理された処理水
(陽極側処理水)の全量と、陰極側で処理された処理水
(陰極側処理水)の全量とを混合し、これを電解槽へ原
水として供給し、電解処理を行い、これを繰り返す方法
である。なお、陽極側処理水と陰極側処理水との混合比
率としては特に指定はないが、通常1:1付近である。
【0020】本発明の育毛水の使用にあたってはそのま
ま用いることが好ましい。不用意な希釈、あるいは、第
三成分の添加により、本発明の効果が著しく減じたり、
あるいは効果自体が得られなくなる場合がある。そのた
め、蒸留水、イオン交換水、水道水等による希釈、ある
いは、他の育毛成分、調髪成分などのその他の成分と混
合して用いる場合には、あらかじめ効果の低下がないこ
とを確認することが必要である。
【0021】本発明の育毛水はスプレー、塗布などの方
法で必要な箇所に供給することにより、発毛・育毛を促
進させることができる。このとき、1日に1回乃至数
回、あるいは数日乃至1週間に1回などと、定期的に用
いることが望ましい。なお、通常は1日2回の使用で、
効果的かつ迅速に効果が発揮できる。すなわち、脱毛症
となって10年程度以内の箇所に関しては、2週間〜2
ヶ月の使用で増毛効果が客観的に確認できるようにな
る。また、脱毛症となって10年程度以上経過した箇所
も、3〜6ヶ月程度の使用継続により順次発毛・育毛す
る。なお、白髪だった部分が徐々に黒髪に変わるなどの
副次効果が得られる場合が多い。
【0022】本発明の育毛水の使用により発毛・育毛し
た部分は、その後も育毛水の使用を続けることにより維
持される。この場合の育毛水の使用量、使用頻度は、発
毛・育毛時に比して適宜少なくしても良い。なお、上記
育毛水は、紫外線を遮蔽する容器に入れ、冷暗所に保存
することが望ましい。
【0023】
【実施例】以下に本発明の育毛水について具体的に説明
する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではな
い。
【0024】[製造装置]図1に本発明の育毛水を製造
するための装置の実例を示すモデル図である。図1中符
号1を付して示されているのは、曝気槽である。温泉水
(原水)はこの曝気槽1で空気を吹き込まれ(約28l
/min)、溶存二酸化炭素が除去される。曝気槽で不
要な二酸化炭素が除去された原水はポンプ2によりポン
プ槽3にその上部から移される。
【0025】なお、本例では原水の導電率が9000μ
S/cmを超える場合に日本薬局方精製水を加え、90
00μS/cm以下としている。
【0026】この水はポンプ槽3の下部からポンプ4に
より電解槽5に導入される。電解槽5には白金メッキが
施されたチタンからなる陽極及び陰極があり、これら電
極の間には隔膜が配されていて、陽極付近で電解処理さ
れた処理水(陽極側処理水)と、陰極付近で電解処理さ
れた処理水(陰極側処理水)との混合を防止している。
【0027】陽極側処理水は電解槽5から陽極側処理水
槽6下部へ導入されてこの陽極側処理水槽6を満たし、
余剰の処理水は陽極側処理水槽6上部からさらに混合槽
7へ導入される。一方、陰極側処理水は電解槽5から陰
極側処理水槽8下部へ導入されてこの陽極側処理水槽6
を満たし、余剰の処理水は陰極側処理水槽8上部からさ
らに混合槽7へ導入される。なお、製品としての処理水
は陽極側処理水槽6下部から採取する。
【0028】これら陽極側処理水及び陰極側処理水とは
混合層で混合されたのち、その上部及び下部からポンプ
槽3を経て再度電解槽5へとポンプ移送されて再度電解
処理が行われて、循環使用される。
【0029】なお、本例においてはポンプ槽3及び混合
槽7のそれぞれ容量は同じ(10l)であって、陽極側
処理水槽6及び陰極側処理水槽8のそれぞれの容量(2
0l)の半分であり、また曝気槽1の容量は40lであ
る。なお、電解槽5は非常にコンパクトであり、電解槽
5の容量、各流路及びポンプ内の容量は上記各容器に比
べ充分小さい。
【0030】また、この装置を実際に運転すると陰極側
処理水槽8底部に沈殿物が蓄積することがあったが、こ
の水槽から混合槽への処理水の移送は水槽上部から行わ
れるため、沈殿物による障害は何ら発生しない。
【0031】[循環陽極酸化処理]以下に示す実施例で
は図1のような循環陽極酸化処理装置を本発明に係る育
毛水の製造装置として用いた。なお、原水(温泉水)は
室温になったものを用い、また、以下の処理はすべて室
温で行った。
【0032】ポンプ4の流量を3l/minに設定し
た。この流量は装置の循環部分の容量のほぼ1/20で
あり、20分間の処理で循環部分の水は1サイクルの電
解処理が行われたと計算できる。
【0033】電解槽の電極間に印加する電圧は通常4V
以上30V以下の範囲であり、通常、上記による電解処
理換算で6サイクル程度の処理により酸化還元電位が1
000mV以上になるように設定する。
【0034】[処理水Aの作製]秋田県田沢湖町玉川温
泉大噴の湯(含弗素砒素硼酸酸性明ばん緑ばん泉)を原
水として、30分間の空気による曝気処理を行った後、
循環陽極酸化処理を行った。得られた製品としての処理
水(以下「処理水A」)の酸化還元電位は1180mV
で、pHは1.80、次亜塩素酸イオン濃度と次亜塩素
酸濃度の和が54ppmとなった。 この処理水Aの4
0分間での酸化還元電位の低下量は359mVであっ
た。
【0035】[処理水Bの作製]蔵王温泉源七露天の湯
(山形県山形市蔵王温泉字荒敷862番1、酸性・含硫
黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物温泉(旧泉質名:含
硫化水素強酸性明ばん泉))を用い、処理水Aと同様に
して処理水Bを得た。このものの酸化還元電位は114
0mVで、pHは2.1、次亜塩素酸イオン濃度と次亜
塩素酸濃度の和は30ppmとなった。また、処理水B
の40分間での酸化還元電位の低下量は342mVであ
った。
【0036】[処理水Cの作製]蔵王温泉の源泉水(高
見屋2号、酸性・含鉄−硫黄−アルミニウム−硫酸塩
泉)を用い、処理水Aと同様にして処理水Cを得た。こ
のものの酸化還元電位は1205mVで、pHは1.6
8、次亜塩素酸イオン濃度と次亜塩素酸濃度の和は54
ppmとなった。また、処理水Cの40分間での酸化還
元電位の低下量は394mVであった。
【0037】[処理水Dの作製]草津温泉の源泉水(大
滝の湯、酸性硫黄泉)を用い、処理水Aと同様にして処
理水Cを得た。このものの酸化還元電位は1115mV
で、pHは2.4、次亜塩素酸イオン濃度と次亜塩素酸
濃度との和は21ppmとなった。また、処理水Dの4
0分間での酸化還元電位の低下量は341mVであっ
た。
【0038】[テストステロン−5α−ヒドロゲナーゼ
活性への影響調査 その1]テストステロン(以下「T
S」とも云う)は組織中のテストステロン−5α−ヒド
ロゲナーゼ(テストステロン−5α−リダクターゼ、以
下「T5αH」とも云う)により5α−ジヒドロテスト
ステロン(以下「5αDHT」とも云う)に還元され
る。
【0039】以下の検討ではヒト肝サイトゾル(株式会
社ケー・エー・シーより入手、−80℃保存品)及びラ
ット前立腺(SD系雄性ラット(7週齢、日本チャール
ス・リバー株式会社より入手)の前立腺を調整直後に使
用)を酵素材料としてT5αH活性に及ぼす処理水A〜
Cの影響を調べた。試験項目を表1に示す
【0040】
【表1】
【0041】用いた試薬としては、[4−14C]テスト
ステロン(American Radiolabled
Chemicals Inc社製、比放射能2.12
GBq/mmol、放射科学的純度98.7%)及びβ
−ニコチンアミドアデニンヌクレオチド還元型(以下
「NADH」とも云う、オリエンタル酵母工業製)を、
いずれも−20℃で保存したものを、また、その他の試
薬は特級試薬を用いた。
【0042】阻害試験は次のように行った。50ミリモ
ルトリス塩酸緩衝液(pH7.5、最終濃度50mmo
l/l)で調整したヒト肝サイトゾル(最終濃度5mg
protein/ml)、またはラット前立腺ホモジネ
ート(氷冷下で同量の緩衝液を加えてミクロホモジナイ
ザーにより調整、最終濃度250mg/ml)にNAD
H(最終濃度1mmol/l)、[4−14C]TS(最
終濃度2μmol/l)及び蒸留水(陰性対照)または
処理水A〜Cのいずれか(最終2倍希釈)を加えて37
℃でインキュベーション(ヒト肝サイトゾル:120
分、ラット前立腺ホモジネート:30分)した後、2倍
容量の氷冷エタノールを加えて反応を停止させた。
【0043】上清をTLCプレート(Silica g
el 60 F254 Merck社製を使用)にスポット
してジクロロメタン/アセトン(4:1)により展開し
た後、TLCプレート上の放射能分布をバイオイメージ
ングアナライザー(富士写真フィルム製)により定量し
た。
【0044】このとき代謝初速度は、基質の減少率(K
met)に初期基質濃度を乗じて、サイトゾルタンパク質
または組織重量当たりの値で示し、また、被験溶液によ
る阻害の有無は、各初速度を陰性対照の初速度と比較
し、t検定による判定した。(式I〜III参照)。た
だし、これら式中Coは初期基質濃度、Ctはt分後の
基質濃度、tは反応時間(min)をそれぞれ示す。
【0045】
【数1】 基質の減少率(Kmet)=(ln(Co/Ct))/t ……(I)
【0046】
【数2】 代謝初速度=Kmet×Co/(タンパク質または組織濃度) ……(II)
【0047】
【数3】 阻害率(%) =(代謝初速度(対照)−代謝初速度(被験溶液))/代謝初速度(対照)×100 ……(III)
【0048】これら試験の結果、得られたヒト肝臓及び
ラット前立腺のT5αH活性に及ぼす処理水A〜Cの影
響をそれぞれ表2及び表3に示し、またTLCオートラ
ジオルミオグラフの1例を図2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】これらより処理水A、B及びCはヒト肝臓
のT5αH活性をそれぞれ72%、60%及び92%阻
害し、ラット前立腺のT5αH活性をそれぞれ48%、
31%及び97%阻害したことが判る。
【0052】[テストステロン−5α−ヒドロゲナーゼ
活性への影響調査 その2]それぞれ処理水A、Bおよ
びCと同様にして処理水HSSAW−1(酸化還元電位
は1205mV、40分間での酸化還元電位の低下量は
394mV、pH:1.41)、HSSAW−2(酸化
還元電位は1182mV、40分間での酸化還元電位の
低下量は359mV、pH:1.14)及びHSSAW
−3(酸化還元電位は1194mV、40分間での酸化
還元電位の低下量は385mV、pH:1.26)を得
た。
【0053】これら処理水の他、蔵王温泉(高見屋2
号)を使用し、図1に示した装置を用い、ただし、循環
を行わず電解糟を1回通過させる電解処理を行い陽極側
処理水を得た(以下、「通常電解水」と云う)。このも
のの酸化還元電位は1109mV、40分間での酸化還
元電位の低下量は318mV、pHは1.65であっ
た。
【0054】さらに、これら電解水の他、秋田県田沢湖
町玉川温泉大噴の湯の温泉水(「温泉原水」と云う。酸
化還元電位は446mV、40分間での酸化還元電位の
低下量は9mV、pH1.14)、さらに市販の強酸性
水(商品名「サンクエスト」。温泉水を原料として使用
していないもの、酸化還元電位は1146mV、40分
間での酸化還元電位の低下量は290mV、pH2.9
6)、塩酸溶液(蒸留水に塩酸を加えpHを1.89に
調製したもの)及び蒸留水(「陰性対照」と云う。pH
5.63)を用いて上記同様にラット前立腺のT5αH
活性の阻害率を調べた。結果を表3に、TLCオートラ
ジオルミオグラフの1例を図3に示す。
【0055】
【表4】
【0056】上記結果より、蒸留水で2倍に希釈した5
0ミリモルトリス塩酸緩衝液(pH7.5)を当容量添
加し、常温でで40分間放置したときの、混合前の酸化
還元電位からの電位低下量が350mV超である本発明
の育毛水のテストステロン−5α−ヒドロゲナーゼ活性
抑制効果は、温泉原水やpHを同程度に調製した塩酸溶
液、あるいは市販強酸性水より、高いものであることが
判る。
【0057】なお、表4での本発明の育毛水のテストス
テロン−5α−ヒドロゲナーゼ活性抑制効果は表3での
結果より高い値を示しているが、これは前者では育毛水
作製後室温で比較的長期間保存したものを供試体として
用いたのに対し、後者では育毛水作製後冷暗所に短期間
保管し、その後速やかに用いたことによる違いであると
推測される。
【0058】[発毛・育毛効果の検討:実施例、その
1]上記検討により本発明に係る育毛水のテストステロ
ン−5α−ヒドロゲナーゼ活性抑制効果は確認された
が、実際の発毛・育毛効果について調べた。
【0059】上記で作成した処理水A〜Dを、脱毛症に
悩む被験者に使用した。それぞれ朝晩の1日2回、脱毛
部に約40mlをスプレーして試験を行った。いかにそ
の結果を示す。
【0060】(被験者α:47歳、男性)使用前:頭頂
付近に直径10cm程度の円形の薄毛部があり、地肌が
殆ど透けて見える状態であった。この部分には1cm程
度の短くまた細い毛髪が生えている程度であり、また、
額は三日月型にはげていた。
【0061】97年6月6日より処理水Aの使用を開始
したところ、2週間後に全体的に黒くなって地肌が見え
にくくなったと云う印象が出てきて、また、髪の毛全体
に「はり」を感じるようになった。1ヶ月後には薄毛部
の髪の毛が明らかに太くなり、弾力を有するようにな
り、さらに、この部分の毛の長さも1.5cm超となっ
た。さらに額上部の脱毛部と有毛部との境界に5mm程
度の小さな毛が多数生えているのが確認された。使用開
始から50日後には、家族にも「毛が生えてきたね」と
云われるようになった。
【0062】なお、使用開始前に頭頂付近の薄毛部をフ
ァイバースコープ(拡大鏡)で観察した際には1つの毛
穴のように見える箇所からそれぞれ1本の髪の毛が生え
ているように観察されたが、50日後に再度観察を行っ
たところ、殆どの毛穴から2本、場合によっては3本の
毛が生えているように確認された。
【0063】被験者αは上記の50日間の使用でも、何
らの障害(かゆみ、発疹等)も生じていず、本人の希望
でさらに長期の試験を行うこととなった。
【0064】(被験者β:41歳、男性)使用前:頭部
全体の髪の毛が薄く、そのため地肌を見えにくくするた
めにいわゆるパーマをかけていた。しかし、数年来、そ
の効果も少なくなり、地肌が見えるようになっている。
【0065】97年5月10日より処理水Bの使用を開
始した。1ヶ月後には額の方から髪を地肌に沿って指で
かき分けて行くと、従来はなかったような短い髪の毛の
存在を感じるようになった。なお、被験者βの頭の前の
方にあざがあるが、この頃、行きつけの床屋で「あざが
見えにくくなりましたね」と云われた。
【0066】なお、被験者βにおいてもファイバースコ
ープ観察により、発毛(増毛)が確認されて、また、何
らの障害も生じていない。
【0067】(被験者γ:53歳、男性)使用前:32
歳位から頭の頂部が薄くなり、45歳を過ぎる頃には殆
ど毛がなくなって、産毛のような細く短い毛がわずかに
残っている状態であり、このことはファイバースコープ
でも確認された。なお、入手可能な育毛剤を数多く試し
てきたが、そのいずれでも自覚できるような効果は得ら
れなかった。
【0068】97年6月15日より本発明に係る育毛水
である処理水Cの使用を開始した。朝晩スプレーを行っ
たところ、1週間後に、薄毛部の産毛に存在感が出てき
て、「こし」が感じられるようになった。その後使用を
継続するにつれ、その産毛が徐々に黒くなり、また「密
集感」が感じられるようになった。使用開始の2ヶ月後
には「30歳代後半の頃に戻ったね」と家人に云われる
ようになった。なお、使用による不快感、違和感は全く
なく、さらに長期の使用を希望している。
【0069】(被験者δ:47歳、女性)使用前:30
代後半から頭頂部が薄くなり、42歳頃から地肌が見え
るようになっていた。冗談に紛らわせてではあったが、
家族からも「部分かつら」の使用を勧められるほどであ
った。なお、本発明に係る処理水の使用開始前に、美容
院でファイバースコープによる50倍での観察を行った
ところ、頭頂部では毛穴のように見える箇所から毛がそ
れぞれ1本づつしか生えていないことが確認された。
【0070】97年3月12日より処理水Cの使用を開
始し、朝晩スプレーした。2ヶ月後には頭頂部での地肌
の見え方が少なくなったと自覚できるようになった。上
記と同じ美容院で頭頂部の拡大観察を行ったところ、毛
穴のように見える箇所のほとんどに2本の毛が生えてお
り、また、まれではあるが3本生えている箇所もあっ
た。
【0071】使用開始後3ヶ月には、家族にも「ほう」
と感心されるほど毛が増えてきて、将来的には20歳代
の頃の状態に戻るのも夢ではないと期待しながら、使用
を継続している。なお、かゆみや違和感等の不快な症状
はまったく生じていない。
【0072】(被験者ε:27歳、男性)使用前:父は
髪の毛が薄いものの、自分自身の髪の毛には全く不安を
抱いていなかった。ところが25歳の秋、洗髪の際に浴
室の排水溝の目皿が見えなくなるほどの抜け毛があり、
自失してしまった。さらに、同じ頃、起床の度に枕が髪
の毛で真っ黒になったかと錯覚を覚えるほど抜け毛があ
った。
【0073】本来不安を覚えるような年齢ではないはず
であるにも拘わらず、市販の育毛剤を手当たり次第に試
したが一向に改善されず、抜け毛はさらに進行し、会う
友人ごとに指摘され、からかわれるようになっていた。
【0074】1997年10月16日より育毛水である
処理水Dの使用を開始した。それまで洗髪時に目皿を覆
い隠す量であった抜け毛が、使用開始17日目にほとん
どなくなった。当初は処理水の効果とは信じられず、抜
け毛が多い季節が終わったためと考えていた。
【0075】同時期に、理容室でファイバースコープに
よる拡大観察を行ったところ、髪の毛が薄い部分の毛穴
のように見える箇所にそれぞれ黒い太い1本の毛が生え
ているのが観察されたが、その脇に小さな産毛が生えて
いることが確認された。
【0076】さらに1か月使用を継続した後、再度ファ
イバースコープによる拡大観察を行った。すると前述の
毛穴のように見える箇所からそれぞれ太い・黒い毛が2
本ずつ、場所によっては3本ずつ生えているのが確認さ
れた。なお、このころから、髪の毛が薄いことを指摘さ
れることがなくなった。これを励みとして、処理水Dの
使用を継続し、12月頃には「髪の毛が薄い」と云うの
は他人事のように思えるようになった。
【0077】そこで、この頃から処理水Dの使用量を一
日15ml程度に、また使用回数も1日1回(夜のみ)
とし、その後、1998年9月下旬に至っている。な
お、一般に秋は抜け毛が多いシーズンにも拘わらず、特
に抜け毛が多くなることもなく、さらに日常生活におい
て髪の毛についての精神的な重荷や劣等感を感じること
が全くなくなった。なお、この処理水Dが原因と思われ
るような自覚症状、不都合等は使用開始後から1998
年9月下旬に至るまで一度もない。
【0078】(被験者ζ:36歳、男性)使用前:若い
頃から、俗に「猫毛」と云われる毛であり、頭の毛の薄
いのは気にかけてもいなかった。しかし、ある日、娘
(6歳)に「お父さん、どうしてそんなに髪の毛が薄い
の」と問われ、急に気になるようになった。
【0079】1998年4月15日より処理水Dの使用
を開始し、1週間後には抜け毛が減ったことに気づい
た。使用開始40日後にはボリューム感が出てきて、髪
の毛が「ファー」と持ち上がっているような感触を覚え
た。4か月後には妻にも感心されるほどになり、娘にも
喜んで貰えた。
【0080】[育毛・発毛効果の検討:比較例]
【0081】[処理水Eの作製]処理水Aと同様に、た
だし、循環陽極酸化処理のサイクル数を少なくして、酸
化還元電位は920mVで、pHは2.1、次亜塩素酸
イオン濃度と次亜塩素酸濃度の和が21ppmとなった
処理水Eを得た。この処理水Fの40分間での酸化還元
電位の低下量は319mVであった。
【0082】また、温泉水の代わりに川越市水道水に若
干の食塩を添加し、これに電解処理を施し、陽極側処理
水を得た(処理水F)。このものの酸化還元電位は10
80mVで、pHは2.9、次亜塩素酸イオン濃度と次
亜塩素酸濃度の和は15ppmであった。この処理水F
の40分間での酸化還元電位の低下量は280mVであ
った。
【0083】さらに温泉水の代わりに川越市水道水をそ
のまま用いて、それ以外は処理水Aと同様に循環陽極酸
化処理を行い処理水Gを得た。このときの酸化還元電位
は1130mVであった。この処理水Gの40分間での
酸化還元電位の低下量は260mVであった。
【0084】これら処理水E〜Gを用いて処理水A〜D
と同様に、髪の毛が少なくなった男女(40歳代〜50
歳代)それぞれ数名ずつモニターテストを行った。しか
し、いずれの場合も試験開始3月後の段階でも、客観的
あるいは主観的に認められるような発毛・育毛効果は得
られなかった。
【0085】さらに、市販の強酸性水(温泉水を原料と
して使用していないもの、酸化還元電位は1146m
V、40分間での酸化還元電位の低下量は290mV、
pH2.96)についても同様にモニターテストを行っ
たが、試験開始3月後の段階でも、客観的あるいは主観
的に認められるような発毛・育毛効果は得られなかっ
た。
【0086】[発毛・育毛効果の検討:実施例、その
2]上記とは別の被験者63名(いずれも、薄毛を自認
し、改善を望んでいる人。男性56名、女性7名)が、
処理水Bと同様にして作製した処理水B’を6か月連続
して使用した際の改善度について調べた。
【0087】その結果、使用開始前には、短い毛しか生
えなかった箇所の髪の毛が伸びてきた、髪の毛のなかっ
た箇所に新毛が見られるようになった、薄かった部分の
髪の毛が増えてきた等の大幅な改善を実感した被験者は
31人、髪の毛にハリ・コシなどを感じた、髪の毛が太
くなってきた、抜け毛の量が少なくなってきた等の何ら
かの改善を実感した被験者は20人、変化が感じられな
いと回答した被験者は12人であった。
【0088】このうち、変化が感じられないと回答した
被験者についてファイバースコープによる頭部拡大写真
を撮影し、処理水B’使用開始前の同様の写真と比較し
たところ、これら12人中6人に髪の毛が太くなる、密
度が高くなるなどの改善が見られた。
【0089】
【発明の効果】本発明の育毛水は、極めて短期間に優れ
た発毛・育毛効果が発現する、まさに福音とも云うべき
優れた育毛水である。すなわち、数週間〜1箇月の短期
間で効果が実感できるため、さらなる発毛・育毛への希
望と励ましが得られ、その結果、最終的に確実な発毛・
育毛が可能となる育毛水である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の育毛水を製造するための装置の実例を
示すモデル図である。
【図2】本発明の育毛水のテストステロン−5α−ヒド
ロゲナーゼ活性抑制効果を示すTLCオートラジオルミ
オグラフの例である。
【図3】本発明の育毛水のテストステロン−5α−ヒド
ロゲナーゼ活性抑制効果を示すTLCオートラジオルミ
オグラフの他の例である。
【符号の説明】
1 曝気槽 2 ポンプ 3 ポンプ槽 4 ポンプ 5 電解槽 6 陽極側処理水槽 7 混合槽 8 陰極側処理水槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C02F 1/46 C02F 1/46 A (72)発明者 山寺 敏雄 埼玉県川越市南台3−13−1 1007 (56)参考文献 特開2000−119161(JP,A) 特開2000−95648(JP,A) 特開 平11−335263(JP,A) 特開 平9−315925(JP,A) 特開 平8−113524(JP,A) 特開 平6−340519(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化還元電位を1000mV以上とした
    温泉水からなることを特徴とする育毛水。
  2. 【請求項2】 上記酸化還元電位の調整が循環陽極酸化
    法によることを特徴とする請求項1に記載の育毛水。
  3. 【請求項3】 蒸留水で2倍に希釈した50ミリモルト
    リス塩酸緩衝液(pH7.5)を当容量添加し、常温で
    で40分間放置したときの、混合前の酸化還元電位から
    の電位低下量が350mV超であることを特徴とする
    求項1に記載の育毛水。
  4. 【請求項4】 温泉水を原料とし、陽極酸化によりその
    酸化還元電位を1000mV以上とすることを特徴とす
    る育毛水の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記酸化還元電位の調整を循環陽極酸化
    法によって行うことを特徴とする請求項4に記載の育毛
    水の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項1に記載の育毛水を製造する
    製造装置であって、 陽極と陰極との間に隔膜を有する電解槽、陽極側処理水
    を蓄える陽極側処理水槽、陰極側処理水を蓄える陰極側
    処理水槽、及び、陽極側処理水槽からの処理水と陰極側
    処理水槽からの処理水とを混合する混合槽、及び混合槽
    から該電解槽へ処理水を移送する移送手段とを有するこ
    とを特徴とする育毛水の製造装置。
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