JP3489043B2 - 環境騒音分析装置 - Google Patents

環境騒音分析装置

Info

Publication number
JP3489043B2
JP3489043B2 JP10618899A JP10618899A JP3489043B2 JP 3489043 B2 JP3489043 B2 JP 3489043B2 JP 10618899 A JP10618899 A JP 10618899A JP 10618899 A JP10618899 A JP 10618899A JP 3489043 B2 JP3489043 B2 JP 3489043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
distribution
kurtosis
frequency distribution
environmental
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10618899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000298058A (ja
Inventor
克彦 後藤
真一 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rion Co Ltd
Original Assignee
Rion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rion Co Ltd filed Critical Rion Co Ltd
Priority to JP10618899A priority Critical patent/JP3489043B2/ja
Publication of JP2000298058A publication Critical patent/JP2000298058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3489043B2 publication Critical patent/JP3489043B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境騒音が定常騒
音であるか非定常騒音であるかを判別する環境騒音分析
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】補聴器装用者は、静かな環境下のみで聴
き取り対象となる音声を聴取するわけではなく、街頭等
では騒音環境下で聴取を余儀なくされる場合も多い。騒
音環境下では、音声が騒音によってマスキングされるの
で、音声が聴き取り難くくなる。
【0003】この問題を解決する方法として、一般にノ
イズリダクション法が考えられている。ノイズリダクシ
ョン法としては、騒音の周波数が把握できればフィルタ
により低減したり、騒音に対して180度位相をずらし
た音を騒音に足して騒音を打消したり、騒音下の入力音
声のスペクトルパターンから推定した騒音パターンを差
し引いたりする方法が使用されている。また、補聴器で
は、自動利得制限回路(AGC回路)により入力信号の
レベルに応じて音響利得等を適切に調整する非線形増幅
補聴器(ノンリニア補聴器)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者において
は、周波数成分やパワーの変動が少ない騒音、空調機騒
音など(以下、定常騒音と呼ぶ)は減少させることが可
能であるが、周波数成分やパワーが短時間で変動する騒
音、板金工場内騒音など(以下、非定常騒音と呼ぶ)に
対しては十分にノイズレベルを低減するのが難しい。ま
た、後者においては、小さい音に対しては利得(増幅
度)が大きく、大きな音に対しては増幅度が小さいた
め、一定レベル以上の定常な環境騒音が存在するところ
では増幅度の変化が少なく会話が聞き取りやすいが、良
好な聴取環境下では、増幅度が音声のパワー変動に追随
して短時間で変化するので、騒音が強調され会話が聞き
取り難くなるという問題がある。
【0005】これらの問題を解決するために、環境騒音
が定常騒音か非定常騒音かを判定し、騒音が定常騒音か
非定常騒音かによって、補聴器の補聴パラメータを変更
して音声の聞き取りやすさを向上させることが提案され
ている。しかし、環境騒音が定常騒音か非定常騒音かを
判定する装置は存在しないのが現状である。
【0006】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、環境騒音が定常騒音であるか非定常騒音である
かを判定する環境騒音分析装置を提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく請
求項1に係る発明は、環境音に基づく環境音信号を複数
の時間フレームに分割する時間フレーム分割手段と、こ
の時間フレーム分割手段で生成した前記時間フレームご
とに特徴パラメータを算出する特徴パラメータ算出手段
と、この特徴パラメータ算出手段で算出した前記特徴パ
ラメータの度数分布を作成する度数分布作成手段と、こ
の度数分布作成手段で作成した度数分布の環境騒音に起
因する分布の尖度を算出する尖度算出手段と、この尖度
算出手段が算出した尖度が所定のより大きいときは、
所定数の騒音フレームは定常騒音に基づくと判定し、所
定のより大きくないときは、前記所定数の騒音フレー
ムは非定常騒音に基づくと判定する騒音判定手段を備え
るものである。
【0008】 請求項2に係る発明は、請求項1記載の
環境騒音分析装置において、前記度数分布作成手段が作
成した度数分布の環境騒音に起因する分布と音声に起因
する分布との境界が不鮮明な場合には、前記度数分布作
成手段がピーク位置を中心として特徴パラメータ値の低
い方向の部分の分布図形状を高い方向に向けて折り返し
て左右対称となる分布図形を作成し、この分布図形の
を前記尖度算出手段により算出して環境音が定常騒
音であるか非定常騒音であるかを前記騒音判定手段によ
り判定するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る
環境騒音分析装置のブロック構成図、図2は本発明に係
る環境騒音分析装置の動作を示すフローチャート、図3
はフレーム分割処理に関する説明図、図4乃至図6は作
用の説明に供する度数分布図、図7は他の実施の形態の
説明に供する度数分布図である。
【0010】本発明に係る環境騒音分析装置は、図1に
示すように、標本化手段1および環境騒音分析手段2か
らなる。標本化手段1は、環境音を検出するマイクロホ
ン1aと、マイクロホン1aの出力電圧をA/D変換す
るA/D変換器1bからなり、環境音を取り込んで環境
音に基づく離散値データを出力する。
【0011】環境騒音分析手段2は、時間フレーム分割
手段3、フレームメモリ4、特徴パラメータ算出手段
5、出現頻度数分布図作成手段6、ピーク位置検出手段
7、尖度算出手段8および騒音判定手段9からなり、標
本化手段1の出力する離散値データを演算処理すること
により、環境音に含まれる騒音が定常騒音であるか、又
は非定常騒音であるかの判定結果を出力する。
【0012】時間フレーム分割手段3は、標本化手段1
が出力する離散値データを入力し、この離散値データを
所定の時間間隔ごとの信号に分割した複数の時間フレー
ムを生成する。
【0013】フレームメモリ4は、時間フレーム分割手
段3が出力する複数の時間フレームに属する離散値デー
タを時間フレームごとに記憶する。
【0014】特徴パラメータ算出手段5は、フレームメ
モリ4に記憶されている複数の時間フレームごとの離散
値データを読み出して、時間フレームごとに含まれる離
散値データの音響的性質の特徴パラメータを算出する。
なお、本発明の実施の形態においては、平均実効レベル
を特徴パラメータとしている。
【0015】出現頻度数分布図作成手段6は、特徴パラ
メータ算出手段5が算出した時間フレームの特徴パラメ
ータに対応する時間フレームの数(度数)を表わす度数
分布図を作成する。
【0016】ピーク位置検出手段7は、出現頻度数分布
図作成手段6が作成した出現頻度数分布図において、特
徴パラメータ値の低い領域に現れる分布の最頻値を検出
する。
【0017】尖度算出手段8は、ピーク位置検出手段7
で検出された最頻値を中心とした所定の範囲内の度数の
分布の尖度Kwを算出する。ここで、尖度Kwとは、分
布のとがり具合を表す。
【0018】騒音判定手段9は、尖度算出手段8が算出
した尖度Kwを所定の値と比較し、この所定の値より尖
度Kwが小さい場合には、環境騒音が非定常騒音である
と判定して判定結果を出力する。逆に、所定の値より尖
度Kwが小さくない場合には、環境騒音が定常騒音であ
ると判定して、判定結果を出力する。
【0019】以上のように構成した本発明に係る環境騒
音分析装置の動作について、図2に示すフローチャート
により説明する。環境騒音分析装置は、ステップSP1
において、度数分布を作成する時間フレーム数を計数す
るためのカウンタ(a)をリセットする(a=0)と共
に、度数分布の作成に必要な予め定めた総時間フレーム
数(総度数)zをカウンタ(z)にセットする。
【0020】そして、ステップSP2において、マイク
ロホン1aからのマイクロホン信号をA/D変換器1b
で一定時間毎にA/D変換して離散値データ列とする。
次いで、ステップSP3において、時間フレーム分割手
段3により環境音信号の離散値データ列を予め定めた短
い時間LD(sec)の長さに相当する個数で区切る。即
ち、環境音信号Sを所定の時間間隔ごとの信号に分割し
て、時間的に連続した時間LD(sec)の長さに対応す
る部分(信号=データ列)を一つの時間フレームとして
生成する。
【0021】次に、生成した各時間フレームをフレーム
メモリ4にフレーム毎に順次記憶する。即ち、図3に示
すように、入力された環境音信号S(実際処理するの
は、A/D変換後の離散値データ列)について短い時間
LD(sec)の長さの信号部分を一つの時間フレームF
として、時間フレームF1,F2,F3……というよう
にフレームメモリ4の各領域に格納する。なお、同図の
例で、各時間フレームFの開始タイミングを重複させて
いるのは、精度を向上させるためである。
【0022】そして、ステップSP4において、特徴パ
ラメータ算出手段5によってフレームメモリ4の各領域
に記憶された所定の時間LDの長さに対応する環境音信
号の離散値データ列(x0,x1,x2,……xn)を、一
つの時間フレーム毎に読出して、各時間フレームごとに
平均実効レベルPを算出する。この平均実効レベルP
は、サンプリング周波数をf(Hz)、「LD×f」で
得られる値をn(サンプル数)としたとき、以下の式に
よる演算を行うことによって算出できる。
【0023】 P={(x0 2+x1 2+x2 2……xn 2)/n}1/2
【0024】次いで、ステップSP5において、出現頻
度数分布図作成手段6によって特徴パラメータ算出手段
5で算出した時間フレームの平均実効レベルPに基づい
て、平均実効レベルPの数値に対応する時間フレームの
数として表わされる度数分布を作成する。即ち、図4に
示すように、横軸を平均実効レベルPとし、縦軸を当該
平均実効レベルPを有する時間フレームの頻度数とする
度数分布図を作成する。この頻度数は、例えば、特徴パ
ラメータ算出手段5が算出した時間フレームの平均実効
レベルPに対応するカウンタを設けて、当該平均実効レ
ベルPが算出される毎に対応するカウンタをインクリメ
ント(+1)することで、当該平均実効レベルPを有す
る時間フレームの数を計数することによって得ることが
できる。
【0025】そして、フレームメモリ4から読出した当
該時間フレームについての度数分布図を作成した後、ス
テップSP6において、カウンタ(a)をインクリメン
ト(+1)する。次いで、ステップSP7において、カ
ウンタ(a)とカウンタ(z)の値を比較し、a>zに
なったか否かを判別することによって、予め定めた総度
数(総時間フレーム数)z分の度数分布図を作成できた
か否かを判断し、総度数z分の度数分布図を作成できる
まで上記のような処理(ステップSP2〜ステップSP
7)を繰り返す。
【0026】 このようにして、総度数z分の時間フレ
ームについて各平均実効レベルPの度数分布図を作成す
ることによって、図4〜図6に示すような度数分布図が
得られる。ここで、図4は非定常性の騒音の中に会話音
声が含まれる場合の度数分布図の例であり、図5は定常
の騒音の中に会話音声が含まれる場合の度数分布の例
である。図4と図5のいずれにおいても、平均実効レベ
ルの低い領域に環境騒音に起因する分布Aが現れ、平均
実効レベルの高い領域に音声に起因する分布Bが現れ
る。
【0027】一般に、騒音中において、会話者は、会話
音が騒音でマスキングされるのを回避するために、騒音
レベルより高いレベルで会話するから、平均実効レベル
の低い領域に環境騒音に起因する分布Aが現れ、平均実
効レベルの高い領域に音声に起因する分布Bが現れる。
なお、図6は騒音の分布と会話音声の分布との境界が不
鮮明な場合の度数分布を示している。
【0028】また、図5における騒音に起因する分布A
の方が、図4における騒音に起因する分布Aに比べて、
分布が鋭い。これは、発明が解決する課題の欄で説明し
たように、図4における騒音の方が、図5における騒音
に比べて、種々雑多な音響成分を含んでいることによ
る。
【0029】次いで、ステップSP8において、ピーク
位置検出手段7により出現頻度数分布図作成手段6で作
成した度数分布から平均実効レベルの最も低い領域に現
れる度数分布、すなわち、騒音に起因する度数分布の最
頻値(図4、図5におけるLL)を検出する。
【0030】ステップSP9において、尖度算出手段8
は、ピーク位置検出手段7で検出された、図4のAの範
囲における分布の最頻値を中心とした所定の範囲内のデ
ータに基づいて尖度Kwを算出する。尖度Kwは、以下
の式で定義される。なお、nはサンプル数(時間フレー
ムの総度数)、Xi(i=1,2,…,n)は各時間フ
レームの各平均実効レベルにおける頻度数、X’は時間
フレームの頻度数Xiの平均値、は分散である。
【0031】Kw=Σ(Xi−X’)4/(nV2)−3
【0032】Kw=0の場合は正規分布と同程度、Kw
>0の場合は正規分布より尖っている(中心への集中度
が高い)、Kw<0の場合は正規分布より扁平(裾が長
い)である。
【0033】次いで、ステップSP10において、騒音
判定手段9は、尖度算出手段8が算出した尖度Kwの値
を所定の値Thと比較し、尖度Kwが所定の値Thより
大きいとき(Kw>Th)は、ステップSP11におい
て、環境騒音が定常騒音であるととしてその旨を示す信
号を出力する。逆に、尖度Kwが所定の値Thより大き
くないとき(Kw≦Th)は、ステップSP12におい
て、環境騒音が非定常騒音であるとしてその旨を示す信
号を出力する。その後、ステップSP13において、出
現頻度数分布図作成手段7が作成した度数分布図をクリ
アし、環境騒音分析を終了する。
【0034】このような環境騒音分析において、平均実
効レベルPを有する時間フレーム数が少なくて分析に適
さないとき、あるいは図4のAの範囲における分布が不
明確なときには、総度数zを増やす方向に自動的に調整
すれば、度数分布図の精度が向上し、さらに分析精度を
高めることができる。
【0035】また、図6に示すように、騒音の分布と会
話音声の分布が接近し、騒音の分布と会話音声の分布と
の境界が不鮮明な場合には、騒音の分布の右側に会話音
声の分布の一部が含まれるため、環境騒音が定常騒音で
あるか、又は非定常騒音であるかの判定が困難になる。
【0036】これを回避する為に、本発明に係る環境騒
音分析装置では、次のような処理をする。先ず、図6に
示す度数分布図において、出現頻度数分布図作成手段7
が、騒音の分布の最頻値から見て、平均実効レベルの低
い方向の部分の分布図形状を高い方向に向けて折り返
し、図7に示すような左右対称となる分布図形を再度作
成し直す。
【0037】次いで、尖度算出手段8が左右対称となる
分布の最頻値を中心とした所定の範囲内のデータに基づ
いて尖度Kwを算出し、騒音判定手段9が尖度Kwの値
を所定の値Thと比較して、環境騒音が定常騒音である
か、又は非定常騒音であるかの判定を行なう。
【0038】また、本発明の実施の形態においては、音
響的性質の特徴パラメータ値として平均実効レベル(平
均的な強さ)を算出し、平均実効レベルに対応する時間
フレーム数で表わされる度数分布図を決定するようにし
た場合について説明した。しかし、本発明はこれに限ら
ず、平均実効レベルに代えて、ピークファクタ等その他
の音響的性質の特徴パラメータ値を算出して、これらの
音響的性質の特徴パラメータに基づいて度数分布図を決
定するようにしてもよい。
【0039】
【0040】
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
によれば、環境騒音が定常騒音か非定常騒音かの判定が
でき、補聴装置のように、騒音の種類によって異なる処
理を施す必要がある装置に応用できる。
【0042】請求項2に係る発明によれば、度数分布手
段が決定した度数分布の特徴パラメータ値の低い領域に
あらわれる度数分布と特徴パラメータ値の高い領域にあ
らわれる度数分布との境界が不鮮明な場合であっても、
環境騒音が定常騒音か非定常騒音かの判定をすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る環境騒音分析装置の構成を示すブ
ロック図
【図2】本発明に係る環境騒音分析装置の動作を示すフ
ローチャート
【図3】フレーム分割処理に関する説明図
【図4】作用の説明に供する度数分布図
【図5】作用の説明に供する度数分布図
【図6】作用の説明に供する度数分布図
【図7】他の実施の形態の説明に供する度数分布図
【符号の説明】
1…標本化手段、2…環境騒音分析手段、3…時間フレ
ーム分割手段、4…フレームメモリ、5…特徴パラメー
タ算出手段、6…出現頻度数分布図作成手段、7…ピー
ク位置検出手段、8…尖度算出手段、9…騒音判定手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−98346(JP,A) 特開 平8−160994(JP,A) 特開 平8−298698(JP,A) 特開 昭58−191934(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01H 1/00 - 17/00 H04R 25/00 - 25/04 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境音に基づく環境音信号を複数の時間
    フレームに分割する時間フレーム分割手段と、この時間
    フレーム分割手段で生成した前記時間フレームごとに特
    徴パラメータを算出する特徴パラメータ算出手段と、こ
    の特徴パラメータ算出手段で算出した前記特徴パラメー
    タの度数分布を作成する度数分布作成手段と、この度数
    分布作成手段で作成した度数分布の環境騒音に起因する
    分布の尖度を算出する尖度算出手段と、この尖度算出
    段が算出した尖度が所定のより大きいときは、所定数
    の騒音フレームは定常騒音に基づくと判定し、所定の
    より大きくないときは、前記所定数の騒音フレームは非
    定常騒音に基づくと判定する騒音判定手段を備えること
    を特徴とする環境騒音分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の環境騒音分析装置におい
    て、前記度数分布作成手段が作成した度数分布の環境騒
    音に起因する分布と音声に起因する分布との境界が不鮮
    明な場合には、前記度数分布作成手段がピーク位置を中
    心として特徴パラメータ値の低い方向の部分の分布図形
    状を高い方向に向けて折り返して左右対称となる分布図
    形を作成し、この分布図形の尖度を前記尖度算出手段
    より算出して環境音が定常騒音であるか非定常騒音で
    あるかを前記騒音判定手段により判定することを特徴と
    する環境騒音分析装置。
JP10618899A 1999-04-14 1999-04-14 環境騒音分析装置 Expired - Fee Related JP3489043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10618899A JP3489043B2 (ja) 1999-04-14 1999-04-14 環境騒音分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10618899A JP3489043B2 (ja) 1999-04-14 1999-04-14 環境騒音分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000298058A JP2000298058A (ja) 2000-10-24
JP3489043B2 true JP3489043B2 (ja) 2004-01-19

Family

ID=14427233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10618899A Expired - Fee Related JP3489043B2 (ja) 1999-04-14 1999-04-14 環境騒音分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3489043B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4714861B2 (ja) * 2005-03-18 2011-06-29 国立大学法人徳島大学 歩行者信号用音響装置
KR100641691B1 (ko) 2005-05-27 2006-11-03 삼성전자주식회사 가전제품의 소음 평가방법
NL1031241C2 (nl) 2006-02-24 2007-08-27 Wilmink Productontwikkeling Oorstukje voor inbrengen in een gehoorkanaal.
JP5130895B2 (ja) * 2007-12-13 2013-01-30 ソニー株式会社 音声処理装置、音声処理システム、音声処理プログラム及び音声処理方法
JP7253721B2 (ja) * 2019-05-08 2023-04-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 異音判定装置、異音判定方法および異音判定システム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191934A (ja) * 1982-05-06 1983-11-09 Kawasaki Steel Corp 暗騒音の存在下における定常音測定方法
JPH08160994A (ja) * 1994-12-07 1996-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 雑音抑圧装置
JP2905112B2 (ja) * 1995-04-27 1999-06-14 リオン株式会社 環境音分析装置
JP3367592B2 (ja) * 1996-09-24 2003-01-14 日本電信電話株式会社 自動利得調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000298058A (ja) 2000-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1208563B1 (en) Noisy acoustic signal enhancement
US9591410B2 (en) Hearing assistance apparatus
US8065115B2 (en) Method and system for identifying audible noise as wind noise in a hearing aid apparatus
US20050288923A1 (en) Speech enhancement by noise masking
US20200372925A1 (en) Method and device of denoising voice signal
Kim et al. Nonlinear enhancement of onset for robust speech recognition.
EP3276621B1 (en) Noise suppression device and noise suppressing method
JP2010537253A (ja) ノイズアクティビティ検出のためのシステム及び方法
JPS63500543A (ja) 雑音抑圧システム
EP3229487B1 (en) Approach for detecting alert signals in changing environments
JP3489043B2 (ja) 環境騒音分析装置
JP2000330597A (ja) 雑音抑圧装置
JPH0968997A (ja) 音声処理方法及び装置
JP2563719B2 (ja) 音声加工装置と補聴器
JP4080210B2 (ja) 拡声明瞭度改善装置および拡声明瞭度改善方法
JP3794881B2 (ja) 補聴装置
JPH09311696A (ja) 自動利得調整装置
JP3586205B2 (ja) 音声スペクトル改善方法、音声スペクトル改善装置、音声スペクトル改善プログラム、プログラムを記憶した記憶媒体
JP2001228893A (ja) 音声認識装置
JP2905112B2 (ja) 環境音分析装置
JP3118023B2 (ja) 音声区間検出方式及び音声認識装置
JPH06332491A (ja) 音声区間検出装置と雑音抑圧装置
JP3894875B2 (ja) 補聴装置
JP3102553B2 (ja) 音声信号処理装置
JPH0956000A (ja) 補聴器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees