JP3488677B2 - 流動層炉 - Google Patents
流動層炉Info
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Description
に、従来の分散板方式および散気管方式とは異なる流動
化手段を有する流動層炉に関するものである。
度で流体を上向きに流して粉粒体を流動化させるもの
で、流動層内粉粒体は激しく攪拌されているので流動層
内の伝熱速度は大きく、粉粒体の加熱や冷却が容易で層
内温度が均一で、粉粒体の連続的な供給や排出が容易で
あるという多くの利点を有している。この流動層におけ
る流動化手段は、ガス吹き出し方式の点から分散板方式
と散気管方式の2つに大別することができる。
に示すように、炉本体21の下部を多数の小孔22を有
する分散板23により上下に仕切って下方をガスの供給
室(風箱)24とし、分散板23の上面に仕切板25を
設け、仕切板25に沿った拡散移動(図4(b)参照)
によって投入口26から投入された粉粒体の実質滞留時
間を確保し、分散板23の小孔22上にキャップ型のガ
ス吹き出しノズル27(図4(c)参照)を設けて炉内
の全域にわたりガスの均等分配を可能とし、炉本体21
と分散板23とは可撓性の薄鋼板からなるリング28で
接続して分散板23の熱膨脹を吸収し、リング28によ
り風箱24と流動層部29間のガスシールを可能として
いる。
支えるのに十分な強度を有するものでなければならな
い。実際に稼働している流動層炉、例えば、鉄カーバイ
ドの製造のための流動層炉は、直径が約40フィート
(12.2m)で流動層高が約12フィート(3.66
m)にも達するものが使用されており、係る流動層炉の
場合、高温のため部材の許容応力が低下し、さらに分散
板23の上から数百トンの鉄鉱石の重量および振動が作
用するので、下部にサポートを設けても分散板23は極
めて厚い板としなければ鉄鉱石の重量に耐えることはで
きない。分散板がこのように極厚円板体であれば、その
分散板を支持するために流動層炉の構造は複雑・高価な
ものとならざるを得ない。例えば、特開平1−1692
15号公報には、図5に示すように、水管31と水管3
1を接続する板(分散板に相当するもの)32を上方に
湾曲させ、この湾曲板32に小孔33を設け、湾曲板3
2の下方の風箱34内のガスを小孔33を経て上方に吐
出して湾曲板32上に流動層35を形成する流動層燃焼
装置が記載されている。この公報に記載された装置の場
合、分散板を湾曲させることにより、平板状のものに比
して分散板の機械的強度は多少高まるが、湾曲した分散
板が流動層を形成する粉粒体の大きな圧力を支持しなけ
ればならない点に変わりはない。
層炉の流動化手段としては、強度的に不利であると言え
る。
に示すように、外部の反応ガス供給管(図示せず)に接
続された垂直上昇管41に主管42を接続し、主管42
に複数の枝管43を接続してグリッド状パイプを形成
し、枝管43に図7に示すようなガス吹き出しノズル4
4を枝管43の長手方向(紙面直角方向)に多数取り付
け、ガス吹き出しノズルから吹き出されるガスにより図
6に示すような流動層45を形成する方式である。垂直
上昇管41の一部、主管42および枝管43は、操業中
は流動層45内に埋没しており、これらの管体は流動層
を形成する粉粒体の圧力を受けるので、その圧力に耐え
るだけの強度を備えている必要がある。そのためには管
体の厚みを厚くするか又は管体材料として高温用高強度
材料を使用しなければならず、設備コストが上昇すると
いう不都合な点がある。
程度は流動化により動いているが、それより下部にあ
り、炉内底面上に堆積している粉粒体46は炉の操業中
も殆ど流動せず、静止に近い状態にあり、その温度も上
部の流動状態にある粉粒体に比して低い(この粉粒体を
本明細書では「不動部粉粒体」という)。そして、操業
停止時に炉温を下げるために、冷却に必要な量(流動化
しない程度)の冷却ガスを垂直上昇管41に導入し、枝
管43のガス吹き出しノズルから吹き出すと、冷却に伴
って、垂直上昇管41と不動部粉粒体46が収縮しよう
とする。ところが、主管42と枝管43の下部の粉粒体
は流動化していないため、不動状態となっている。さら
に、不動部粉粒体46の熱容量は垂直上昇管41に比べ
てはるかに大きいので不動部粉粒体46の冷却速度は遅
く、垂直上昇管41の収縮量に比べて不動部粉粒体46
の収縮量は小さい。このように両者の収縮量が異なるの
で、垂直上昇管41は十分に収縮できずに不動部粉粒体
46から引張応力を受けることになる。これを避けるた
めには、流動化に必要な大量の冷却ガスを流すことによ
って粉粒体の流動状態を保ちつつ管体を完全に冷却する
必要がある。しかし、そのためには冷却ガスのコストが
莫大なものになる。
有するこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、高温の大径流動層炉として使用するに
適した、軽量で、優れた強度特性を備え、不動部粉粒体
を流動する粉粒体の圧力支持媒体として積極的に利用し
た新規な流動層炉を提供することにある。
に本発明は、流動層を形成する粉粒体の圧力を主として
炉内底部の不動部粉粒体で受けるように、不動部粉粒体
上に反応ガスを吐出する散気ボックスを載置し、散気ボ
ックス上に流動層を形成し、散気ボックスを支持する垂
直上昇管の一部を伸縮部材で構成することとしている。
その結果、伸縮部材の緩衝作用により、流動層を形成す
る粉粒体の圧力は散気ボックスを載置した不動部粉粒体
が支えるようになる。
に投入された粉粒体原料を炉内に導入した反応ガスによ
り流動させつつ反応を行って粉粒体製品を製造する流動
層炉であって、反応ガスを供給する垂直上昇管を炉内底
部に配置し、該垂直上昇管に連通する散気ボックスを炉
内水平方向に設置し、上記垂直上昇管の一部を伸縮部材
で構成し、垂直上昇管から上記散気ボックス内空間を経
て炉内に反応ガスを吐出させて散気ボックス上に流動層
を形成し、炉内底面上に不動部粉粒体を有し、上記散気
ボックスを該不動部粉粒体上に載置したことを特徴とし
ている。
ては、複数のガス導管を散気ボックスを上下方向に貫通
するように配置し、散気ボックス内にあるガス導管側部
にガス吸入口を設け、散気ボックス外にあるガス導管頂
部にガス吹き出しノズルを設けることが好ましい。
管側部に設けるガス吸入口の径を小径とすることによ
り、ガス吸入口を反応ガスが通過するときに適度の圧力
損失を発生させることが好ましい。具体的には、ガス導
管側部に設けるガス吸入口を通過するときの反応ガスの
圧力損失が、流動層を形成する反応ガスの全圧力損失の
20〜30%の数値となるように、該ガス吸入口の径を
定めることが好ましい。
ボックス上の反応ガスの炉内底部へのガス流れが遮断さ
れる構造であることが好ましい。
ことが好ましい。
ることが好ましい。
によれば、炉内に投入された粉粒体原料は、散気ボック
スから吐出される反応ガスと反応することにより所定組
成の粉粒体製品となる。この反応中において流動層を形
成する粉粒体の圧力は、散気ボックスを介して不動部粉
粒体に伝達されるが、散気ボックスは伸縮部材を有する
垂直上昇管によって支持されているので、伸縮部材の緩
衝作用により流動層を形成する粉粒体の圧力は実質的に
炉内底部の不動部粉粒体が支えるようになる。その結
果、流動層の粉粒体圧力を支えるために散気ボックスお
よび垂直上昇管の厚肉・高強度化を図る必要がない。操
業停止時において、流動化に必要なガス量以下の冷却ガ
スを流す場合においても、垂直上昇管と不動部粉粒体の
冷却速度の違いに起因する収縮量の差は伸縮部材が吸収
するので、垂直上昇管に過大な引張応力がかかることは
ない。
複数のガス導管は散気ボックスの強度を補強する部材と
なるので、散気ボックスの板厚を減少することが可能で
ある。
気ボックス上の反応ガスの炉内底部へのガス流れを遮断
すれば、不動部粉粒体の化学反応が抑制され、不動部粉
粒体の性状が変化せず、容積変化が小さくなるので好ま
しい。
機械的強度が十分で、温度の急変にも強くて、反応ガス
の侵食にも抵抗性を有している、耐火断熱材料とするこ
とが好ましい。
ば、製鉄、製鋼用の原料として好適である還元鉄または
鉄カーバイドを安価に製造することができる。すなわ
ち、炉内に投入された含鉄粉粒体原料は、散気ボックス
から吐出される反応ガスと反応することにより、還元鉄
または鉄カーバイドとなる。例えば、鉄カーバイドを製
造する場合は、反応ガスとして、還元ガス(水素ガス)
と炭化ガス(例えば、メタンガス)が使用され、流動層
炉に投入された含鉄粉粒体原料は、散気ボックスから吐
出される適当な速度と温度の還元ガスおよび炭化ガスに
より散気ボックス上に流動層を形成し、含鉄粉粒体原料
は所定時間還元および炭化ガスと反応することにより、
所定炭化率の鉄カーバイド製品となって流動層炉から排
出される。
(a)は、本発明の流動層炉の縦断面図、図1(b)は
図1(a)のI−I線断面図である。この流動層炉1は
縦方向に配した仕切板2によって4分割されている。3
は粉粒体原料の投入口であり、投入口3から炉内に投入
された原料は入口側分割室4aから、分割室4b、分割
室4cを経て出口側分割室4dに達し、製品の排出口5
から排出される。6は反応ガスを供給する垂直上昇管で
あって、垂直上昇管6は炉外にある反応ガス供給管(図
示せず)に接続されている。垂直上昇管6は炉内水平方
向に設置された扇形の散気ボックス7に連通している。
この垂直上昇管6の一部は伸縮自在の伸縮部材8で構成
されている。垂直上昇管6から散気ボックス7内空間を
経て炉内に反応ガスを吐出させるために、散気ボックス
7を上下方向に貫通するように複数のガス導管9が配置
されている。図1(c)に拡大して示すように、散気ボ
ックス7内にある各ガス導管9の側部にはガス吸入口1
0が設けられており、散気ボックス7外にある各ガス導
管9の頂部にはガス吹き出しノズル11が設けられてい
る。12は不動部粉粒体(未反応の粉粒状の鉄鉱石)で
あり、散気ボックス7は不動部粉粒体12上に載置され
ている。
成される流動層を構成する粉粒体の圧力を支えるもので
あり、化学変化をせず、温度変化による容積変化の小さ
いものであることが好ましい。そのために、不動部を構
成する粉粒体が反応ガスと反応して凝集・粗大化した
り、炉内壁に固着したりすることがないように、散気ボ
ックス7がバリヤとなって散気ボックス7上の反応ガス
の炉内底部へのガス流れが遮断される構造であることが
好ましい。本実施例では、散気ボックス7と、流動層炉
1の内壁面および仕切板2の壁面との間には、伸縮性シ
ール部材13が介装されており、シール部材13によっ
て実質的に炉内上下方向のガス流れが遮断されている。
また、シール部材13によって散気ボックス7の水平方
向の熱伸びを吸収できる。さらに、不動部粉粒体の材料
として、シリカ(SiO2) 、アルミナ(Al2O3)、
ジルコニア(ZrO2)、 スピネル(MgAl2O4)、
炭化ケイ素(SiC)、窒化ケイ素(Si3N4)などの
耐火断熱材料は、不活性物質であって、不動部粉粒体の
材料として好適である。
に、散気ボックス7の側面にガス吹き出しノズルを設
け、粉粒体を流動化させることによって熱伸びの拘束を
なくすことも可能である。
て、以下のようにして粉粒体製品を製造することができ
る。例えば、鉄カーバイドを製造する場合、粉粒状の鉄
鉱石が投入口3から入口側分割室4aに投入される。炉
外の反応ガス供給管(図示せず)から垂直上昇管6に
は、適切な温度(約600〜700℃)で適切な圧力
(約4〜5kg/cm2) の還元および炭化ガス(水素とメ
タンの混合ガス)が供給されており、垂直上昇管6から
散気ボックス7内に供給された上記組成の反応ガスはガ
ス吸入孔10からガス導管9内を経てガス吹き出しノズ
ル11から炉内に吐出される。ノズル11から吐出され
る適度の圧力のガス流により粉粒状の鉄鉱石は流動層1
4を形成する。かくして、入口側分割室4aにおいて、
流動状態下において還元および炭化処理を施された粉粒
状の鉄鉱石は、所定時間後、分割室4aと4bとの間の
流動層高差により仕切板2の下部の連絡口(図示せず)
を経て分割室4bに移動する。そして、分割室4b、4
cおよび4dにおいて順次還元および炭化処理を施され
て所定の炭化率に達した鉄カーバイド製品は排出口5か
ら排出される。そして、この鉄カーバイド製品は、製品
クーラー(図示せず)で一定温度以下(約100℃以
下)に冷却されて、電気炉等の製鋼原料として使用され
る。
気ボックス7は不動部粉粒体12上に載置されているの
で、流動層14を形成する粉粒状の鉄鉱石の圧力は散気
ボックス7を介して不動部粉粒体12が受けることにな
る。散気ボックス7は伸縮部材8を有する垂直上昇管6
によって支持されているので、伸縮部材8の緩衝作用に
より流動層14を形成する粉粒状の鉄鉱石の圧力は実質
的に不動部粉粒体12が支えるようになる。そこで、流
動層14の粉粒体圧力を支えるために散気ボックス7お
よび垂直上昇管6の厚肉・高強度化を図る必要がない。
伸縮部材8は温度変動に伴って発生する伸縮を吸収する
ことができる部材であればよく、例えば、伸縮を容易に
して熱応力を緩和するために波形断面を有する輪状の部
材とすることができる。
部粉粒体12の冷却速度の違いに起因する収縮量の差は
伸縮部材8が吸収するので、垂直上昇管6に過大な引っ
張り応力がかかることはない。
る複数のガス導管9が散気ボックス7の強度を補強する
部材となるので、散気ボックス7の板厚を減少すること
が可能である。
管9の側部に設けるガス吸入口10の径を小径とするこ
とにより、ガス吸入口10を反応ガスが通過するときに
適度の圧力損失を発生させることが好ましい。具体的に
は、ガス導管9の側部に設けるガス吸入口10を通過す
るときの反応ガスの圧力損失が、流動層14を形成する
反応ガスの全圧力損失の20〜30%の数値となるよう
にガス吸入口10の径を定めることが好ましい。例え
ば、ガス吹き出しノズル11から炉内に吐出されるガス
の圧力が2kg/cm2 であり、このガスが流動層14を
形成した後にその圧力が1kg/cm2 になるとすれば、ガ
ス吸入口10を通過するときの反応ガスの圧力損失が
0.2〜0.3kg/cm2 になるようにガス吸入口10の
径を定めるのが好ましい。このように、反応ガスがガス
吸入口10を通過するときに適度の圧力損失が発生する
ため、各ガス吹き出しノズル11間の流量の偏りを抑制
し、安定した流動層を形成することができる。そして、
この場合、ガス吸入口10に吸入されるときのガス圧力
は、2.2〜2.3kg/cm2 にするのが好ましい。
散気ボックス7上の反応ガスの炉内底部へのガス流れを
遮断することによって、不動部粉粒体12の化学反応が
抑制され、その性状が変化せず、容積変化が小さくなる
ので好ましい。
縦断面図であり、この流動層炉は1室であり、散気ボッ
クス7aは円板状である。
を示す縦断面図であり、この流動層炉も1室であるが、
円板状の散気ボックス7bの中央部には粉粒体製品の排
出管15が炉底に向けて設置されている。このように、
粉粒体製品の排出部を炉底に設ければ、後続する設備
(例えば、製品クーラー)へ接続するための配管等の付
属設備を炉下の空間に設置することができるので、全体
設備のコンパクト化を図ることができる。
で、次の効果を奏する。
成する粉粒体の圧力は散気ボックスを介して不動部粉粒
体が受け、散気ボックスは伸縮部材を有する垂直上昇管
によって支持されているので、伸縮部材の緩衝作用によ
り流動層を形成する粉粒体の圧力は実質的に不動部粉粒
体が支えるようになる。そこで、流動層を形成する粉粒
体の圧力を支えるために散気ボックスおよび垂直上昇管
の厚肉・高強度化を図る必要がない。また、操業停止時
において、垂直上昇管と不動部粉粒体の冷却速度の違い
に起因する収縮量の差は伸縮部材が吸収するので、垂直
上昇管に過大な引張応力がかかることはない。
散気ボックスの強度を補強する部材となるので、散気ボ
ックスの板厚を減少することが可能である。
ガス吸入口を通過するときに適度の圧力損失が発生する
ため、各ガス吹き出しノズル間の流量の偏りを抑制し、
安定した流動層を形成することができる。
体の化学反応が抑制され、不動部粉粒体の性状変化がな
く、その容積変化が小さくなるので、不動部粉粒体が圧
力支持媒体として、より有効に機能する。
粒体圧力の支持媒体として好適な不動部粉粒体を提供す
ることができる。
断面図、図1(b)は図1(a)のI−I線断面図、図
1(c)はガス導管を含む散気ボックスの一部拡大断面
図である。
る。
図である。
図、図4(b)は図4(a)のI−I線断面図、図4
(c)はガス吹き出しノズルを含む分散板の一部拡大断
面図である。
図、図5(b)はその分散板の断面図である。
図、図6(b)はその縦断面図である。
す拡大側面図であり、枝管については断面を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 炉内に投入された粉粒体原料を炉内に導
入した反応ガスにより流動させつつ反応を行って粉粒体
製品を製造する流動層炉であって、反応ガスを供給する
垂直上昇管を炉内底部に配置し、該垂直上昇管に連通す
る散気ボックスを炉内水平方向に設置し、上記垂直上昇
管の一部を伸縮部材で構成し、垂直上昇管から上記散気
ボックス内空間を経て炉内に反応ガスを吐出させて散気
ボックス上に流動層を形成し、炉内底面上に不動部粉粒
体を有し、上記散気ボックスを該不動部粉粒体上に載置
したことを特徴とする流動層炉。 - 【請求項2】 複数のガス導管を散気ボックスを上下方
向に貫通するように配置し、散気ボックス内にあるガス
導管側部にガス吸入口を設け、散気ボックス外にあるガ
ス導管頂部にガス吹き出しノズルを設けたことを特徴と
する請求項1記載の流動層炉。 - 【請求項3】 ガス導管側部に設けるガス吸入口を通過
するときの反応ガスの圧力損失が流動層を形成する反応
ガスの全圧力損失の20〜30%の数値となるように該
ガス吸入口の径を定めることを特徴とする請求項2記載
の流動層炉。 - 【請求項4】 散気ボックスがバリヤとなって散気ボッ
クス上の反応ガスの炉内底部へのガス流れが遮断される
構造であることを特徴とする請求項1、2または3記載
の流動層炉。 - 【請求項5】 不動部粉粒体が耐火断熱材料であること
を特徴とする請求項1、2、3または4記載の流動層
炉。
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