JP3488276B2 - 表面改質炭酸カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡剤及びこれを用いたフェノール樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents

表面改質炭酸カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡剤及びこれを用いたフェノール樹脂発泡体の製造方法

Info

Publication number
JP3488276B2
JP3488276B2 JP35058993A JP35058993A JP3488276B2 JP 3488276 B2 JP3488276 B2 JP 3488276B2 JP 35058993 A JP35058993 A JP 35058993A JP 35058993 A JP35058993 A JP 35058993A JP 3488276 B2 JP3488276 B2 JP 3488276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium carbonate
resin foam
foaming agent
phenolic resin
phenol resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35058993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07196318A (ja
Inventor
直史 斉藤
研太 梅田
敏男 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruo Calcium Co Ltd
Original Assignee
Maruo Calcium Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruo Calcium Co Ltd filed Critical Maruo Calcium Co Ltd
Priority to JP35058993A priority Critical patent/JP3488276B2/ja
Publication of JPH07196318A publication Critical patent/JPH07196318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3488276B2 publication Critical patent/JP3488276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面改質炭酸カルシウ
ムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡剤及びこれを用
いたフェノール樹脂発泡体の製造方法に関する。更に詳
しくは、フェノール樹脂発泡体の発泡剤として好適な表
面改質炭酸カルシウム、及びこれを用いることにより、
発泡原液調整時の混合開始から発泡開始までの時間(ク
リームタイム)を調整でき、良質なフェノール樹脂発泡
体を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フェノール樹脂発泡体の製造法
は、フェノール樹脂、酸性硬化剤、発泡剤、整泡剤等の
配合系で行っている。この中の発泡剤として、1−1−
2−トリクロロトリフルオロエタン、トリクロロモノフ
ルオロメタン等が使用されていたが、オゾン層破壊等の
フロン規制のため、これらの物質は使用が見合わされ、
新たな発泡剤が研究されている。その中で実用化されて
いるのは炭酸ガスを発生させる方法である。具体的に
は、発泡剤として炭酸バリウムを使用する方法である。
しかしながら、炭酸バリウムは毒性が強く、労働衛生上
の問題も含め、人体への影響が強く懸念されている。炭
酸ガス自体は安全であるので炭酸ガスを利用し、且つこ
のような問題のない他の技術の開発が渇望されている。
【0003】また現状において、炭酸バリウム以外の発
泡剤については、発泡効果は充分であるが、発泡終了後
も発泡体中に遊離酸として残留する酸性硬化剤を中和す
るものがなく、そのため発泡体が金属と接触すると、そ
の部分の金属を腐食させてしまうという問題を含んでい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術に鑑み、毒性の強い炭酸バリウムを一切使用せず
に発泡過程を充分コントロールし且つ金属の腐食を防止
できる発泡剤として好適な表面改質炭酸カルシウム、及
びこれを用い、良好な品質のフェノール樹脂発泡体を得
る方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1は、
炭酸カルシウムの表面を、(A)硫酸バリウム、(B)
α、β不飽和モノカルボン酸及び/又はα、β不飽和ジ
カルボン酸を組成中に有するポリマーからなる群から選
択される少なくとも1種の表面改質剤で改質した表面改
質炭酸カルシウムからなることを特徴とするフェノール
樹脂発泡体用発泡剤を、本発明の第2は、酸性硬化剤、
発泡剤、整泡剤の配合系で液状フェノール樹脂を発泡硬
化させてフェノール樹脂発泡体を製造するに際し、上記
表面改質炭酸カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体
用発泡剤を使用することを特徴とするフェノール樹脂発
泡体の製造方法をそれぞれ内容とするものである。
【0006】本発明者らは、上記目的を達成させるため
に発泡剤として炭酸カルシウムの使用を試みた。しか
し、この場合の問題点として炭酸カルシウムは、炭酸バ
リウムに比べて酸性硬化剤との反応性が高く、発泡原液
の各原料を混合すると直ちに反応して発泡してしまい、
所望の発泡体を得ることができない。前記したように、
製造工程から考えて発泡の各原液を混合した後しばらく
してから発泡が開始しないと所望の発泡体は得られな
い。炭酸カルシウムを使用する場合、この問題点を解決
するため必要であり、本発明者らは鋭意研究の結果、特
定の物質で炭酸カルシウム表面を改質することにより、
上記問題点が解決できることを見出した。
【0007】即ち、炭酸カルシウム表面を硫酸バリウ
ム、及び/又は、アクリル酸等のα、β不飽和モノカル
ボン酸及び/又はマレイン酸等のα、β不飽和ジカルボ
ン酸を組成中に有するポリマーで表面改質を行う。硫酸
バリウムで改質する場合は、炭酸カルシウムの水スラリ
ー中でBa(OH)2 とH2 SO4 を反応させることに
よってBaSO4 を炭酸カルシウム表面に定着させる、
又はBaCl2 とNa2 SO4 を同様に炭酸カルシウム
水スラリー中で反応させてBaSO4 を炭酸カルシウム
表面に定着させる方法等がある。この場合BaSO4
表面処理量は、炭酸カルシウム100重量部に対し5〜
100重量部が好ましく、より好ましくは20〜60重
量部程度である。この場合、BaSO4 を炭酸カルシウ
ム表面により均一に定着させるためにクエン酸等のキレ
ート剤を上記反応をさせる時に併用してもよい。これは
Baイオンがキレート剤と反応して錯体を生成し、反応
をゆるやかにするために均一な表面定着が行われるため
である。
【0008】アクリル酸等のα、β不飽和モノカルボン
酸及び/又はマレイン酸等のα、β不飽和ジカルボン酸
を組成中に有するポリマーで改質する場合は、硫酸バリ
ウムを定着させるのと同様に炭酸カルシウムの水スラリ
ーに該ポリマーを投入して表面を改質する方法と、水分
を40〜50重量%含んだ炭酸カルシウムのケーキに該
ポリマーを入れてスラリー化させる方法等がある。ここ
で使用するアクリル酸等のα、β不飽和モノカルボン酸
及び/又はマレイン酸等のα、β不飽和ジカルボン酸を
組成中に有するポリマーとしては、アクリル酸だけの重
合体、アクリル酸とマレイン酸の共重合体、これらのエ
ステルとの共重合体、縮合体等が挙げられ、これらの1
種又は2種以上が適宜使用される。このようにして該ポ
リマーを定着させる場合、これを単独で炭酸カルシウム
に定着させてもよいし、また上述の硫酸バリウムと併用
してもよい。それはフェノール発泡体の品質、製造条件
の相違等に応じて適宜決定すればよい。該ポリマーの表
面処理量は、炭酸カルシウム100重量部に対して0.
1〜10重量部が好ましく、より好ましくは0.3〜
7.0重量部程度である。
【0009】本発明に使用する炭酸カルシウムは粒子
径、製造方法(重質炭酸カルシウム、合成炭酸カルシウ
ム)等について特に規定されないが、好ましくは均一な
粒子径をした合成炭酸カルシウムが好ましい。具体的に
は、一次粒子径が0.05〜1.0μm程度で均一なも
のが好ましい。
【0010】以上のように、本来酸性物質と反応する炭
酸カルシウムの表面を上述のような酸性物質と反応しな
いか又は反応しにくい物質で表面改質することにより本
発明の目的が達成される。
【0011】 以下、本発明の表面改質炭酸カルシウム
からなる発泡剤を使用するフェノール樹脂発泡体の製造
方法について詳細に説明する。本発明に使用される液状
フェノール樹脂はレゾール型フェノール樹脂、又はベン
ジルエーテル型フェノール樹脂が代表的である。これら
は単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0012】 本発明に使用する酸性硬化剤は、液状フ
ェノール樹脂の硬化反応を促進し、且つ本発明の表面改
質炭酸カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡
剤と反応して炭酸ガスを発生する役割を果たすものであ
る。一般に各種の有機酸、無機酸が使用される。有機酸
としては多環芳香族スルホン酸、スルホン化クレオソー
ト油等、これらの混合物又は縮合物が一般的に使用され
る。無機酸としてはリン酸、硫酸等が使用される。これ
らは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。整泡剤
としては、例えばポリシロキサン系の非イオン系界面活
性剤が好ましい。
【0013】 本発明で得られるフェノール樹脂発泡体
は前述のように液状フェノール樹脂、酸性硬化剤、本発
明の表面改質炭酸カルシウムからなる発泡剤、整泡剤、
その他の添加物を混合する。例えば高速攪拌混合、高圧
衝突混合等の方法で均一に発泡原液を調整する。次に、
この発泡原液を連続発泡、注入発泡等の方法で発泡硬化
させる。
【0014】なお、本発明の前記の主要成分以外に各種
の添加物を配合してもよい。このような添加物として
は、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン等のシランカップリング
剤、レゾルシン、アルキルレゾルシン等の硬化促進剤、
尿素、メラミン等のホルムアルデヒド捕捉剤、メラミ
ン、メラミン系樹脂、含リン系化合物、含ハロゲン系化
合物、水酸化アルミニウム等の難燃剤、シラスバルー
ン、ガラスバルーン、多孔質骨材、木粉等の無機系又は
有機系充填材、セラミック繊維、ガラス繊維、炭素繊
維、フェノール繊維、アラミド繊維等の繊維補強材、そ
の他可塑剤、中和剤、着色剤等が挙げられ、これらは単
独又は2種以上組み合わせ用いられる。
【0015】 本発明方法を用いれば、発泡過程におい
て炭酸バリウム等を使用する従来方法と比べて殆ど問題
のない発泡状態となる。また得られた製品も品質的に全
く問題ない。しかも、従来の発泡剤に比べて環境破壊、
人体への安全性等において問題のない安全な発泡剤であ
る。本発明の表面改質炭酸カルシウムからなる発泡剤が
発泡過程を所望の発泡状態に制御できる理由は、本発明
の表面改質炭酸カルシウムは表面を特定の物質でコーテ
ィングしているため酸性硬化剤と瞬時に反応せず、ある
一定時間を過ぎてから逐次中和反応が始まり、炭酸ガス
が発生するためであると考えられる。コーティングする
物質量を変えることによって、各種の液状フェノール樹
脂発泡体に対応することも勿論可能である。
【0016】
【実施例】以下実施例によって本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例により何ら制約される
ものではない。 実施例1 一次粒子径0.08μmの炭酸カルシウム1Kgを含む炭
酸カルシウム10重量%水スラリー中に、Ba(OH)
2 3重量%水溶液4.9Kgを投入し、充分な攪拌混合の
条件下、H2 SO4 3重量%水溶液2.8Kgをゆるやか
に滴下することにより、該炭酸カルシウム100重量部
に対しBaSO4 20重量部を表面処理した表面改質炭
酸カルシウム1.2Kgを得た。
【0017】実施例2 実施例1で用いた炭酸カルシウム水スラリー中に、Ba
(OH)2 3重量%水溶液12.2Kgとキレート剤とし
てクエン酸3重量%水溶液1.7Kgを投入し、実施例1
と同様にH2 SO4 3重量%水溶液7.0Kgをゆるやか
に滴下することにより、BaSO4 50重量部を表面処
理した表面改質炭酸カルシウム1.5Kgを得た。
【0018】実施例3 実施例1、2と同様にして炭酸カルシウムのBaSO4
35重量部を表面処理した該処理物を1.35Kg含む水
スラリー中にポリアクリル酸5重量%水溶液0.2Kgを
表面処理することにより、表面改質炭酸カルシウムを得
た。
【0019】実施例4 実施例1で使用した炭酸カルシウムを1Kg含む水スラリ
ー中に充分攪拌混合しながらポリアクリル酸5重量%水
溶液1Kgを投入し、表面改質炭酸カルシウム約1Kgを得
た。
【0020】実施例5 炭酸カルシウム一次粒子径0.6μmのものを使用し、
実施例1〜3と同様の方法で正面改質炭酸カルシウムを
得た。
【0021】
【表1】 註:処理量は炭酸カルシウム100重量部に対する重量
部で表示。
【0022】実施例6 液状レゾール型フェノール樹脂100Kgに、整泡剤(ポ
リシロキサン系非イオン界面活性剤)3Kgを溶解させ、
この後発泡剤として実施例1で得た表面改質炭酸カルシ
ウムを13Kg混合させてA液を作った。一方、酸性硬化
剤として水10Kgに70%ナフトフレスルホン酸50Kg
とキシレンスルホン酸35Kgを溶解させてB液を作っ
た。次に、これらをフェノールフォーム用発泡機を用い
てA液/B液=110/20の重量割合で混合し、更に
この発泡原液を80℃温調モールドに注入してフェノー
ル樹脂発泡体を作成した。結果を表2に示す。
【0023】実施例7 実施例6において、発泡剤として実施例2で得た表面改
質炭酸カルシウムを用いた以外は同様にしてフェノール
樹脂発泡体を製造した。結果を表2に示す。
【0024】実施例8 実施例6において、発泡剤として実施例3で得た表面改
質炭酸カルシウムを用いた以外は同様にしてフェノール
樹脂発泡体を製造した。結果を表2に示す。
【0025】実施例9実施例6において、発泡剤として
実施例4で得た表面改質炭酸カルシウムを用 いた以外は同様にしてフェノール樹脂発泡体を製造し
た。結果を表2に示す。
【0026】実施例10 実施例6において、発泡剤として実施例5で得た表面改
質炭酸カルシウムを用いた以外は同様にしてフェノール
樹脂発泡体を製造した。結果を表2に示す。
【0027】比較例1 実施例6において、発泡剤として炭酸バリウムを用いた
以外は同様にしてフェノール樹脂発泡体を製造した。結
果を表2に示す。
【0028】比較例2 実施例6において、発泡剤として表面改質を施していな
い一般の炭酸カルシウムである、丸尾カルシウム製、商
品名「スーパー2000番」を用いた以外は同様にして
フェノール樹脂発泡体を製造した。このもののクリーム
タイムは6秒であり、成型加工ができなかった。
【0029】比較例3 実施例6において、発泡剤としてトリクロロモノフルオ
ロメタンを用いた以外は同様にしてフェノール樹脂発泡
体を製造した。結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】発泡体pH:蒸留水100gに発泡体の粉末
0.5gを投入し、スターラーで30分間混合後静置し
て測定した検液のpHを発泡体のpHとした。 金属腐食性:中央部に20mmφの穴を開けた70mm×7
0mm×20mmの発泡体と脱脂処理した70mm×70mm×
2mmのSS41鉄板とを輪ゴムで積層固定して作成した
試験片を温度50℃、湿度95%雰囲気中で20日間放
置させた後、鉄板の腐食程度を観察して次の2段階評価
を行なった。 ○・・・腐食なし ×・・・激しく腐食
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の表面改質炭酸カ
ルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用の発泡剤は、
従来の発泡剤に比べて人体に対する毒性の問題、フロン
等の自然環境上の問題等が一切なく、また適当なクリー
ムタイムを発現し、得られた発泡体の強度物性に関して
も従来品と比べて全く遜色がない。また、腐食性のある
金属に密着させて使用する場合でも、樹脂中に酸性硬化
剤が中和されて残存しないので、金属を腐食させるおそ
れがない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−43815(JP,A) 特開 平4−31319(JP,A) 特開 昭55−165960(JP,A) 特開 昭55−165961(JP,A) 特開 昭52−69976(JP,A) 特開 平5−287212(JP,A) 特開 平4−239040(JP,A) 特開 平2−67337(JP,A) 特開 昭64−62334(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C01F 11/18 C08J 9/08 CFB C09C 1/02 C08L 61:04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸カルシウムの表面を、(A)硫酸バ
    リウム、(B)α、β不飽和モノカルボン酸及び/又は
    α、β不飽和ジカルボン酸を組成中に有するポリマーか
    らなる群から選択される少なくとも1種の表面改質剤で
    改質した表面改質炭酸カルシウムからなることを特徴と
    するフェノール樹脂発泡体用発泡剤。
  2. 【請求項2】 (A)硫酸バリウムからなる表面改質剤
    がキレート剤を含有してなる請求項1記載のフェノール
    樹脂発泡体用発泡剤。
  3. 【請求項3】 酸性硬化剤、発泡剤、整泡剤の配合系で
    液状フェノール樹脂を発泡硬化させてフェノール樹脂発
    泡体を製造するに際し、請求項1又は2の表面改質炭酸
    カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡剤を使
    用することを特徴とするフェノール樹脂発泡体の製造方
    法。
JP35058993A 1993-12-29 1993-12-29 表面改質炭酸カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡剤及びこれを用いたフェノール樹脂発泡体の製造方法 Expired - Fee Related JP3488276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35058993A JP3488276B2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 表面改質炭酸カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡剤及びこれを用いたフェノール樹脂発泡体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35058993A JP3488276B2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 表面改質炭酸カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡剤及びこれを用いたフェノール樹脂発泡体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07196318A JPH07196318A (ja) 1995-08-01
JP3488276B2 true JP3488276B2 (ja) 2004-01-19

Family

ID=18411509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35058993A Expired - Fee Related JP3488276B2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 表面改質炭酸カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡剤及びこれを用いたフェノール樹脂発泡体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3488276B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU7442898A (en) * 1997-05-27 1998-12-30 Fosroc International Limited Composition for the manufacture of a foam material based on phenolic resin
JP4664571B2 (ja) * 2002-06-06 2011-04-06 丸尾カルシウム株式会社 発泡安定剤、及びそれを配合してなる発泡成形体
JP2007131859A (ja) * 2003-09-26 2007-05-31 J-Chemical:Kk 酸性硬化型フェノール系樹脂発泡体及びその製造方法
US7163966B2 (en) * 2003-12-19 2007-01-16 Stockhausen, Inc. Superabsorbent polymer having increased rate of water absorption
JP5023275B2 (ja) * 2006-06-19 2012-09-12 株式会社Lixil 無機粒子の製造方法、無機粒子及び樹脂製品

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07196318A (ja) 1995-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1088012B1 (en) Fiber glass binder compositions and process therefor
US5076969A (en) Fire-retardant
CH667096A5 (de) Verfahren zur herstellung eines bau- und/oder konstruktionsmaterials.
US3852232A (en) Resin composition and process for bond solid particles
JP3488276B2 (ja) 表面改質炭酸カルシウムからなるフェノール樹脂発泡体用発泡剤及びこれを用いたフェノール樹脂発泡体の製造方法
JPS5949942B2 (ja) 難燃化熱硬化性樹脂組成物
US5087647A (en) Two-component systems based on epoxides and diamines
US3539484A (en) Phenol-formaldehyde-urea resin binder for solid particles
JPS5849585B2 (ja) 土質安定化法
US5262495A (en) Retarders for curing phenolic resole resins containing an aggregate material
IE912741A1 (en) Retarders for curing/hardening resole resins
US4185066A (en) Method of treating magnesium oxchloride and magnesium oxysulfate articles to reduce efflorescence
US3457199A (en) Improved urea-formaldehyde foams
US5653796A (en) Admixture for cement
JP3023502B2 (ja) エポキシ樹脂を骨格とする有機発泡体の製造法
US3506599A (en) Foaming acid-curable plastics
JP2845641B2 (ja) フェノール樹脂発泡体の製造方法及びその応用
US3988289A (en) Molding compositions of a resin and hydrated cement
EP0229877B1 (en) Improved foaming system for phenolic foams
JPH04292443A (ja) 多水酸基含有物質で処理したスラグ粉末
JP3431826B2 (ja) フェノール樹脂系発泡体及びその製造方法
EP1167428B1 (en) Resol-type phenol resin composition and method for curing the same
JP2502464B2 (ja) 発泡性エポキシ樹脂組成物
JPS5835532B2 (ja) 無機↓−有機結合発泡体及びその製造法
JPS6069161A (ja) 繊維複合樹脂組成物及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030930

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees