JP3488221B2 - 紙パック廃品利用容器における開口縁の額縁装置 - Google Patents

紙パック廃品利用容器における開口縁の額縁装置

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JP3488221B2 JP2001293243A JP2001293243A JP3488221B2 JP 3488221 B2 JP3488221 B2 JP 3488221B2 JP 2001293243 A JP2001293243 A JP 2001293243A JP 2001293243 A JP2001293243 A JP 2001293243A JP 3488221 B2 JP3488221 B2 JP 3488221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば牛乳やジュ
ース等の飲料容器として使用されている紙パックを飲料
消費後に裁頭切断することにより、紙パックの廃品から
形成された紙容器において、該紙容器の前記切断により
形成された開口縁に装着される額縁装置を提供するもの
であり、これにより紙容器を種々の小物入れとして利用
せしめることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】近年、牛乳やジュース等の飲料容器には
紙パックが多用されており、家庭における消費量も膨大
な量に及んでいる。
【0003】そこで、飲料消費後に廃棄される紙パック
の数も相当数に及ぶため、これを廃品利用することによ
り、資源の有効利用と、廃棄ゴミの低減化を図ることが
望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】紙パックは、底壁上に
周方向4面の側壁から成る周壁を備えたほぼ四角柱状に
構成され、比較的強靱な紙素材により形成されているか
ら、これを有効利用するためには、紙パックを裁頭切断
することにより上部開口状の紙容器を形成し、これを種
々の小物入れとして利用するのが好ましい。例えば、こ
のようにして形成した紙容器は、鉛筆等の筆記具や、家
庭電気製品のリモコン装置や、マヨネーズ等のチューブ
類等の小物品を立てた状態で収納するスタンドとして利
用することができる。また、塵入れ等のダストボックス
としても利用できる。更には、その他の種々の小物品を
収納するボックスとして利用できる。
【0005】ところで、紙パックの裁頭切断のみにより
形成した紙容器は、装飾的な趣味感に乏しく、机上に置
いて利用するには余りにも味気ない。また、比較的強靱
な紙素材により形成されたものではあるが、保形性に乏
しく、特に、切断端に形成された開口縁が脆弱であり、
小物入れとしての使用に耐え得ない。
【0006】更に、飲料容器としての紙パックは所定の
大きさに形成されており、比較的小さいため、紙パック
から形成した紙容器も比較的小さいものとなり、個々の
使用に際して、不便を生じることがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決した紙パック廃品利用容器における開口縁の額縁装置
を提供するものである。
【0008】そこで、本発明が第一の手段として構成し
たところは、底壁上に周方向4面の側壁から成る周壁を
備えた紙パックを裁頭切断することにより、紙パックの
廃品から形成した紙容器において、該紙容器の前記切断
により形成された開口縁に装着される額縁装置であり、
額縁装置は、外枠体と、内枠体とから構成されており、
外枠体は、紙容器の開口縁を上方から覆う頂壁と、紙容
器の開口縁の外周面に沿わしめられる外周壁とを一体に
備え、内枠体は、紙容器の開口縁の内周面に沿わしめら
れる内周壁を備え、内枠体の内周壁と外枠体の外周壁と
により紙容器の開口縁を内外から挟持して成り、外枠体
の外周壁は、紙容器の開口縁を含む周壁を構成する4面
の側壁に対応する4面の壁部を有し、各壁部の内側面
に、紙容器の開口縁に密接する平坦面と、該平坦面より
も壁部の肉厚方向に凹入する凹入部を設けて成る点にあ
る。
【0009】また、本発明が第二の手段として構成した
ところは、底壁上に周方向4面の側壁から成る周壁を備
えた紙パックを裁頭切断することにより、紙パックの廃
品から形成した紙容器において、該紙容器の前記切断に
より形成された開口縁に装着される額縁装置であり、額
縁装置は、外枠体と、内枠体とから構成されており、外
枠体は、紙容器の開口縁を上方から覆う頂壁と、紙容器
の開口縁の外周面に沿わしめられる外周壁とを一体に備
え、内枠体は、紙容器の開口縁の内周面に沿わしめられ
る内周壁を備え、内枠体の内周壁と外枠体の外周壁とに
より紙容器の開口縁を内外から挟持して成り、外枠体の
外周壁は、紙容器の開口縁を含む周壁を構成する4面の
側壁に対応する4面の壁部を有し、相対向する一対の壁
部と一対の壁部のぞれぞれにおける一方の壁部の第一嵌
合部が他方の壁部の第二嵌合部に着脱自在に嵌着される
ように、相対向する一対の壁部と一対の壁部の外面に第
一嵌合部と第二嵌合部を相互に設けて成る点にある。
【0010】本発明の好ましい実施形態において、第一
嵌合部は、壁部の長手方向ほぼ中央に設けられた中央蟻
凸部と、該中央蟻凸部の両側に形成された両側蟻溝とか
ら構成され、第二嵌合部は、壁部の長手方向ほぼ中央に
形成された中央蟻溝と、該中央蟻溝の両側に設けられた
両側蟻凸部とから構成されている。そして、第一嵌合部
の中央蟻凸部が第二嵌合部の中央蟻溝に嵌着自在とさ
れ、第二嵌合部の両側蟻凸部が第一嵌合部の両側蟻溝に
嵌着自在とされるように構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
【0012】(紙パック利用の紙容器)牛乳やジュース
等の飲料容器として使用されている紙パック1は、図1
(A)に示すように、底壁2に周方向4面の側壁3から
成る周壁4を立設したほぼ四角柱状に構成されており、
飲料容器として消費者に提供されるまでは上部に開放可
能な密閉シール部5を設けている。周知のように、密閉
シール部5は、引き離し動作により開放可能であり、消
費者が内部の飲料を消費した後、紙パック1は廃品とさ
れる。
【0013】そこで、廃品となった紙パック1は、裁頭
切断、即ち、密閉シール部5を含む頭部を裁断すること
により、図1(B)に示すような紙容器6として利用す
ることができる。図例の場合、鉛筆等の小物品7を立て
た状態で収納するスタンドとして利用した例を示してい
るが、これに限定されるものではない。尚、紙容器6
は、底壁2に周方向4面の側壁3から成る周壁4を立設
したほぼ四角柱状に構成され、上部に前記切断により形
成された開口縁8を備えている。
【0014】(額縁装置)図2ないし図4に額縁装置の
1実施形態を示しており、額縁装置9は、紙容器6の開
口縁8に装着される。
【0015】図2(A)に示すように、額縁装置9は、
それぞれ合成樹脂により一体成形された外枠体10と、
内枠体11とから構成されている。
【0016】外枠体10は、紙容器6の開口縁8を上方
から覆う頂壁12と、紙容器6の開口縁8の外周面に沿
わしめられる外周壁13とを一体に備えている。内枠体
11は、紙容器6の開口縁8の内周面に沿わしめられる
内周壁14と、該内周壁14の頂部に沿って形成された
フランジ15とを一体に備えている。これにより、額縁
装置9は、内枠体11の内周壁14と外枠体10の外周
壁13とにより紙容器6の開口縁8を内外から挟持する
ように構成されている。
【0017】内枠体11の内周壁14は、紙容器6の開
口縁8を含む周壁4を構成する4面の側壁3に対応する
4面の壁部16a、16b、16c、16dを有してお
り、4面の壁部16の各コーナー部分から下方に垂下す
る断面L形のコーナー脚片17を一体に延設している。
また、4面の壁部16に対応して延びるフランジ15
は、各辺の長手方向ほぼ中央に位置して外向きに張り出
す突片18を一体に備えている。
【0018】外枠体10の頂壁12は、各コーナー部分
に位置して内周縁から下向きに折曲された返り片19を
一体に備えており、内枠体11のフランジ15を頂壁1
2の下面に重ね合わせたとき、該フランジ15を返り片
19と外周壁13の間に保持する構成とされている。こ
の際、外周壁13の内面には係止リブ20が一体に設け
られており、フランジ15の突片18を嵌着せしめる。
【0019】図2及び図3に示すように、外枠体10の
外周壁13は、紙容器6の開口縁8を含む周壁4を構成
する4面の側壁3に対応する4面の壁部21a、21
b、21c、21dを有しており、従って、一組の相対
向する一対の壁部21a及び21bと、別の一組の相対
向する一対の壁部21c及び21dを構成する。そし
て、各組を成す一対の壁部21a及び21b、21c及
び21dのうち、それぞれの一方の壁部21a、21c
の外面に第一嵌合部22aを設け、他方の壁部21b、
21dの外面に第二嵌合部22bを設けている。
【0020】一方の壁部21a、21cに設けられた第
一嵌合部22aは、該壁部の長手方向ほぼ中央に設けら
れた中央蟻凸部23aと、該中央蟻凸部23aの両側に
形成された両側蟻溝24a、24aとから構成されてい
る。これに対して、他方の壁部21b、21dに設けら
れた第二嵌合部22bは、該壁部の長手方向ほぼ中央に
形成された中央蟻溝23bと、該中央蟻溝23bの両側
に形成された両側蟻凸部24b、24bとから構成され
ている。
【0021】従って、複数の額縁装置9を準備しておけ
ば、図3(B)及び図4に示すように、二つの額縁装置
9の間において、第一嵌合部22aの中央蟻凸部23a
と第二嵌合部22bの中央蟻溝23bを相互に着脱自在
に嵌着することができ、第一嵌合部22aの両側蟻溝2
4a、24aと第二嵌合部22bの両側蟻凸部24b、
24bを相互に着脱自在に嵌着することができるので、
これにより、複数の額縁装置9における外枠体10を縦
横に連結することが可能である。
【0022】更に、外枠体10の外周壁13を構成する
壁部21a、21b、21c、21dは、各壁部の内側
面に、紙容器6の開口縁8に密接する平坦面25と、該
平坦面25よりも該壁部の肉厚方向に凹入する凹入部2
6を形成している。即ち、第一嵌合部22aを設けた壁
部21a、21cにおいては、中央蟻凸部23aに対応
する内側面に凹入部26aを形成し、両側蟻溝24a、
24aに対応する内側面に平坦面25a、25aを形成
している。また、第二嵌合部22bを設けた壁部21
b、21dにおいては、中央蟻溝23bに対応する内側
面に平坦面25bを形成し、両側蟻凸部24b、24b
に対応する内側面に凹入部26b、26bを形成してい
る。
【0023】上記構成の額縁装置9は、外枠体10に対
して下方から内枠体11を挿入し、フランジ15の突片
18を係止リブ20に嵌着係止せしめれば、外枠体10
と内枠体11が組付一体化され、外枠体10の外周壁1
3における平坦面25a、25bと、内枠体11の内周
壁14との間に微小な隙間を形成する。そこで、この微
小な隙間に対して、紙容器6の開口縁8を圧入すれば、
該開口縁8が外周壁13と内周壁14の間に挟持状態で
保持される。圧入に際しては、紙容器6の開口縁8がコ
ーナー部分を内枠体11のコーナー脚片17に沿ってガ
イドされながら前述の微小な隙間に進入する。この際、
紙容器6の開口縁8が呈する矩形環状の形状と、微小な
隙間が呈する矩形環状の形状は、相互に完全に同一寸法
・同一形状でない場合が多く、通常は前者の寸法が後者
の寸法よりも大きいため、紙容器6の開口縁8を撓ませ
ないと微小な隙間に進入しない場合があるが、各壁部2
1a、21b、21c、21dに位置して微小な隙間に
凹入部26a、26bが臨んでいるので、撓ませた開口
縁8を凹入部26a、26bにより吸収せしめることが
でき、これにより開口縁8を微小な隙間に好適に進入せ
しめ、開口縁8を外周壁13の平坦面25a、25bと
内周壁14との間に圧入し保持せしめることができる。
従って、これにより、額縁装置9は、紙容器6の開口縁
8に固定され、例えば、額縁装置9を摘持して紙容器6
を持ち上げる場合でも、額縁装置9から紙容器6が脱落
するようなことはない。
【0024】上述のように額縁装置9を紙容器6に取付
ける際、予め外枠体10と内枠体11を組付一体化した
後、外周壁13と内周壁14の間に紙容器6の開口縁8
を圧入しても良いが、外枠体10と内枠体11を分離し
た状態で、先ず、内枠体11を紙容器6の開口縁8に挿
入せしめ、フランジ15を開口縁8に載置した状態で、
次いで、外枠体10を紙容器6の開口縁8の外周に沿っ
て下降せしめ、係止リブ20を突片18に嵌着係止する
ことにより、紙容器6の開口縁8を挟んで外枠体10と
内枠体11を組付一体化しても良い。この場合において
も、外枠体10の外周壁13における平坦面25a、2
5bが紙容器6の開口縁8に密接して該開口縁8を撓ま
せながら皺を生じる場合があるが、撓みにより生じる皺
を凹入部26a、26bにより吸収せしめることができ
る。
【0025】このようにして額縁装置9を取付けられた
紙容器6は、上述のような小物入れとして利用される
が、図3(B)及び図4に示すように、紙容器6の複数
個を額縁装置9を介して縦横に連結することが可能であ
る。即ち、図3(B)及び図4に示すように、隣接する
二つの紙容器6、6の額縁装置9、9の間において、第
一嵌合部22aと第二嵌合部22bを向かい合わせると
共に、上下に位置をずらせた状態から蟻凸部と蟻溝を嵌
合させながら相互に同一高さとなるように移動せしめる
と、第一嵌合部22aの中央蟻凸部23aと第二嵌合部
22bの中央蟻溝23bが嵌着され、第一嵌合部22a
の両側蟻溝24a、24aと第二嵌合部22bの両側蟻
凸部24b、24bが嵌着される。尚、嵌着後、連結さ
れた二つの紙容器6、6の額縁装置9、9を上下に位置
がずれるように移動すれば、第一嵌合部22aと第二嵌
合部22bが外れ、額縁装置9、9の連結を解除する。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、紙パック1を裁頭切断
することにより上部開口状の紙容器6を形成し、これを
種々の小物入れとして利用するに際し、開口縁8に額縁
装置9を取付けることにより、紙パックの廃品利用であ
りながら装飾的な趣味感に優れた小物入れを提供するこ
とができる。
【0027】しかも、紙パックの廃品利用として形成し
た紙容器6は、保形性に乏しく、特に、切断端に形成さ
れた開口縁8が脆弱である点に関して、本発明によれ
ば、額縁装置9により開口縁8を堅牢に補強できるの
で、乱暴な取扱いにも十分に耐える小物入れとして好適
に使用できる。
【0028】そして、請求項1に記載の本発明によれ
ば、内枠体11の内周壁14と外枠体10の外周壁13
とにより紙容器6の開口縁8を内外から挟持し保持する
構成において、外周壁13を構成する壁部21a、21
b、21c、21dに凹入部26a、26bを形成して
いるので、挟持される開口縁8が撓んで皺を生じるよう
な場合でも、該撓みや皺を凹入部26a、26bにより
好適に吸収せしめることができる。従って、これにより
開口縁8を内周壁14の外側面と外周壁13の平坦面2
5a、25bの間において密に挟持保持せしめる構成が
可能となり、紙容器6の開口縁8に対して額縁装置9を
脱落しないように堅固に取付け固定することができる。
【0029】また、請求項2に記載の本発明によれば、
各組を成して相対向する一対の壁部21a及び21bと
21c及び21dのうち、それぞれの一方の壁部21
a、21cの外面に第一嵌合部22aを設け、他方の壁
部21b、21dの外面に第二嵌合部22bを設け、第
一嵌合部22aと第二嵌合部22bを相互に着脱自在に
嵌合できるように構成しているので、額縁装置9を取付
けた紙容器6の複数個を、額縁装置9を介して縦横に連
結することが可能となり、小物入れとしての紙容器6の
利用範囲を広げることができる。
【0030】この際、請求項3に記載の発明によれば、
一方の壁部21a、21cに設けられた第一嵌合部22
aを、該壁部の長手方向ほぼ中央に設けられた中央蟻凸
部23aと、該中央蟻凸部23aの両側に形成された両
側蟻溝24a、24aとから構成し、これに対して、他
方の壁部21b、21dに設けられた第二嵌合部22b
を、該壁部の長手方向ほぼ中央に形成された中央蟻溝2
3bと、該中央蟻溝23bの両側に形成された両側蟻凸
部24b、24bとから構成しているので、額縁装置9
を取付けた紙容器6の複数個を連結するに際し、隣接す
る二つの額縁装置9、9を、第一嵌合部22aと第二嵌
合部22bを向かい合わせ、上下に位置をずらせた状態
から蟻凸部と蟻溝を嵌合させながら相互に同一高さとな
るように移動せしめだけで良く、連結作業が極めて容易
であり、しかも、連結状態が極めて強固である。また、
連結を解除するに際しても、単に二つの額縁装置9、9
を上下に位置ずれするように移動するだけで足り、作業
が容易である。
【0031】更に、図示実施形態のように、内枠体11
にコーナー脚片17を設けておけば、紙容器6の開口縁
8のガイドとして利用できる他、紙容器6の周壁4のコ
ーナー部分を補強することができ、紙容器6の保形性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は従来公知の紙パックを示す斜視図であ
り、(B)は紙パックの廃品を裁頭切断することにより
形成した紙容器を示す斜視図である。
【図2】本発明の1実施形態に係る額縁装置を示してお
り、(A)は外枠体と内枠体を分離した状態で示す斜視
図、(B)は紙容器に額縁装置を取付けた状態を示す斜
視図である。
【図3】本発明の1実施形態に係る額縁装置を取付けた
紙容器を示しており、(A)はA−A線断面図、(B)
はB−B線断面図である。
【図4】本発明の1実施形態に係る額縁装置を取付けた
紙容器の複数個を相互に連結した状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 紙パック 3 側壁 4 周壁 6 紙容器 8 開口縁 9 額縁装置 10 外枠体 11 内枠体 12 頂壁 13 外周壁 14 内周壁 15 フランジ 16a、16b、16c、16d 壁部 17 コーナー脚片 18 突片 19 返り片 20 係止リブ 21a、21b、21c、21d 壁部 22a 第一嵌合部 22b 第二嵌合部 23a 中央蟻凸部 23b 中央蟻溝 24a 両側蟻溝 24b 両側蟻凸部 25a、25b 平坦面 26a、26b 凹入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/44 B65D 21/024 B65D 5/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁上に周方向4面の側壁から成る周壁
    を備えた紙パックを裁頭切断することにより、紙パック
    の廃品から形成した紙容器において、該紙容器の前記切
    断により形成された開口縁に装着される額縁装置であ
    り、 額縁装置9は、外枠体10と、内枠体11とから構成さ
    れており、 外枠体10は、紙容器6の開口縁8を上方から覆う頂壁
    12と、紙容器6の開口縁8の外周面に沿わしめられる
    外周壁13とを一体に備え、内枠体11は、紙容器6の
    開口縁8の内周面に沿わしめられる内周壁14を備え、
    内枠体11の内周壁14と外枠体10の外周壁13とに
    より紙容器6の開口縁8を内外から挟持して成り、 外枠体10の外周壁13は、紙容器6の開口縁8を含む
    周壁4を構成する4面の側壁3に対応する4面の壁部2
    1a、21b、21c、21dを有し、各壁部の内側面
    に、紙容器6の開口縁8に密接する平坦面25a、25
    bと、該平坦面よりも壁部の肉厚方向に凹入する凹入部
    26a、26bを設けて成ることを特徴とする紙パック
    廃品利用容器における開口縁の額縁装置。
  2. 【請求項2】 底壁上に周方向4面の側壁から成る周壁
    を備えた紙パックを裁頭切断することにより、紙パック
    の廃品から形成した紙容器において、該紙容器の前記切
    断により形成された開口縁に装着される額縁装置であ
    り、 額縁装置9は、外枠体10と、内枠体11とから構成さ
    れており、 外枠体10は、紙容器6の開口縁8を上方から覆う頂壁
    12と、紙容器6の開口縁8の外周面に沿わしめられる
    外周壁13とを一体に備え、内枠体11は、紙容器6の
    開口縁8の内周面に沿わしめられる内周壁14を備え、
    内枠体11の内周壁14と外枠体10の外周壁13とに
    より紙容器6の開口縁8を内外から挟持して成り、 外枠体10の外周壁13は、紙容器6の開口縁8を含む
    周壁を構成する4面の側壁に対応する4面の壁部21
    a、21b、21c、21dを有し、 相対向する一対の壁部21a、21bと一対の壁部21
    c、21dのぞれぞれにおける一方の壁部21a、21
    cの第一嵌合部22aが他方の壁部21b、21dの第
    二嵌合部22bに着脱自在に嵌着されるように、相対向
    する一対の壁部21a、21bと一対の壁部21c、2
    1dの外面に第一嵌合部22aと第二嵌合部22bを相
    互に設けて成ることを特徴とする紙パック廃品利用容器
    における開口縁の額縁装置。
  3. 【請求項3】 第一嵌合部22aが壁部の長手方向ほぼ
    中央に設けられた中央蟻凸部23aと、該中央蟻凸部の
    両側に形成された両側蟻溝24a、24aとから構成さ
    れ、第二嵌合部22bが壁部の長手方向ほぼ中央に形成
    された中央蟻溝23bと、該中央蟻溝の両側に設けられ
    た両側蟻凸部24b、24bとから構成され、 第一嵌合部22aの中央蟻凸部23aが第二嵌合部22
    bの中央蟻溝23bに嵌着自在とされ、第二嵌合部22
    bの両側蟻凸部24b、24bが第一嵌合部22aの両
    側蟻溝24a、24aに嵌着自在とされるように構成し
    て成ることを特徴とする請求項2に記載の紙パック廃品
    利用容器における開口縁の額縁装置。
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