JP3487818B2 - 練習用ゴルフクラブ - Google Patents
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- A63B69/00—Training appliances or apparatus for special sports
- A63B69/36—Training appliances or apparatus for special sports for golf
- A63B69/3623—Training appliances or apparatus for special sports for golf for driving
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- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/0081—Substantially flexible shafts; Hinged shafts
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- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/02—Joint structures between the head and the shaft
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- A63B69/3621—Contacting or non-contacting mechanical means for guiding the swing
- A63B69/36211—Mechanical guides guiding the club head end during the complete swing, e.g. rails
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- A63B2102/00—Application of clubs, bats, rackets or the like to the sporting activity ; particular sports involving the use of balls and clubs, bats, rackets, or the like
- A63B2102/32—Golf
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は練習用ゴルフクラブ
に関し、特に初心者がダウンスイング時にグリップに過
度の力を加えて、インパクトの不正確性及び飛距離の減
少をもたらすことを防止する方法を自ら練習して習得す
ることができるようにした練習用ゴルフクラブに係わ
る。
に関し、特に初心者がダウンスイング時にグリップに過
度の力を加えて、インパクトの不正確性及び飛距離の減
少をもたらすことを防止する方法を自ら練習して習得す
ることができるようにした練習用ゴルフクラブに係わ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のゴルフクラブを説明するための図
である図１を参照すると、従来のゴルフクラブは主に、
ゴルフボールと直接接触するヘッド１、シャフト２、お
よびグリップ３で構成される。
である図１を参照すると、従来のゴルフクラブは主に、
ゴルフボールと直接接触するヘッド１、シャフト２、お
よびグリップ３で構成される。
【０００３】このようなクラブは図２を参照すると、ゴ
ルファーが、ゴルフボールをインパクトして打球の飛距
離を伸ばすためには、グリップ３に力を加えていない状
態でダウンスイングし、ヘッド１の慣性力と遠心力とに
よって得られる回転トルクだけでインパクトしなければ
ならない。
ルファーが、ゴルフボールをインパクトして打球の飛距
離を伸ばすためには、グリップ３に力を加えていない状
態でダウンスイングし、ヘッド１の慣性力と遠心力とに
よって得られる回転トルクだけでインパクトしなければ
ならない。
【０００４】しかしながら、初めてゴルフを習う初心者
は、ゴルフボールの飛距離を伸ばすために、ダウンスイ
ング時にグリップ３を握った手に過度に力を加えてスイ
ングする傾向がある。
は、ゴルフボールの飛距離を伸ばすために、ダウンスイ
ング時にグリップ３を握った手に過度に力を加えてスイ
ングする傾向がある。
【０００５】このように、グリップ３に大きな力を加え
れば加えるほど、ゴルフボールの飛距離が伸びるだろう
と思われるが、正反対で飛距離は逆に伸びない。
れば加えるほど、ゴルフボールの飛距離が伸びるだろう
と思われるが、正反対で飛距離は逆に伸びない。
【０００６】ヘッド１がグリップ３又はシャフト２に比
べて相対的に重く、シャフト２によってグリップ３と離
れているので、ゴルフクラブの重心Ｏはヘッド１に近接
したところにある。
べて相対的に重く、シャフト２によってグリップ３と離
れているので、ゴルフクラブの重心Ｏはヘッド１に近接
したところにある。
【０００７】従って、インパクト時にゴルフボールの飛
距離を伸ばすために、初心者がグリップ３にクラブの回
転方向に力Ｆを加えると、シャフト２はグリップ３に加
えられた力Ｆによって重心Ｏを中心にして反時計方向に
回転し、ヘッド１には、ゴルフクラブのダウンスイング
時のヘッドの重力及び遠心力によって得られる回転トル
クの反対方向である、グリップ３に加えた力Fの反対方
向に力Ｆ1が作用する。ここで、ヘッド１の動きは、固
定されたグリップ３の動きよりも柔軟である。
距離を伸ばすために、初心者がグリップ３にクラブの回
転方向に力Ｆを加えると、シャフト２はグリップ３に加
えられた力Ｆによって重心Ｏを中心にして反時計方向に
回転し、ヘッド１には、ゴルフクラブのダウンスイング
時のヘッドの重力及び遠心力によって得られる回転トル
クの反対方向である、グリップ３に加えた力Fの反対方
向に力Ｆ1が作用する。ここで、ヘッド１の動きは、固
定されたグリップ３の動きよりも柔軟である。
【０００８】従って、グリップ３に加える力Ｆと、ヘッ
ド１に加わる力Ｆ1は比例し、シャフトの末端部が所定
の角度に反る現象が発生する。このような反りやすいシ
ャフトは、結局回転トルクを減少させ、インパクトの瞬
間にゴルフボールに十分な力を加えることができなくな
って、不要に力が損失するために、ゴルフボールの飛距
離を伸ばすことができない。
ド１に加わる力Ｆ1は比例し、シャフトの末端部が所定
の角度に反る現象が発生する。このような反りやすいシ
ャフトは、結局回転トルクを減少させ、インパクトの瞬
間にゴルフボールに十分な力を加えることができなくな
って、不要に力が損失するために、ゴルフボールの飛距
離を伸ばすことができない。
【０００９】このため、初心者はダウンスイング時にグ
リップ３に過度の力を加えないように多くの練習をしな
けらばならない。
リップ３に過度の力を加えないように多くの練習をしな
けらばならない。
【００１０】初心者がダウンスイング時にグリップに過
度の力を加えてしまうという問題点を改善するために、
図３に示す練習用ゴルフクラブが提案された。
度の力を加えてしまうという問題点を改善するために、
図３に示す練習用ゴルフクラブが提案された。
【００１１】図３に示す練習用ゴルフクラブは、シャフ
ト６とヘッド５とをそれぞれ分離し、シャフト６とヘッ
ド５とをヒンジ８で結合したもので、ダウンスイング時
にグリップ７に過度の力が加えられると、ヘッド５が折
れ曲がるようにした構造である。
ト６とヘッド５とをそれぞれ分離し、シャフト６とヘッ
ド５とをヒンジ８で結合したもので、ダウンスイング時
にグリップ７に過度の力が加えられると、ヘッド５が折
れ曲がるようにした構造である。
【００１２】しかし、このような従来の練習用ゴルフク
ラブは、アドレス時に力が加えられると、ヒンジで結合
されたヘッドが左右方向に揺れて正確なアドレス姿勢を
取り難い。
ラブは、アドレス時に力が加えられると、ヒンジで結合
されたヘッドが左右方向に揺れて正確なアドレス姿勢を
取り難い。
【００１３】また、アドレス姿勢からバックスイング姿
勢に移って、ヘッドがバックスイングの頂点に位置した
時、ヒンジ結合されたヘッドが重力によって揺れて正確
なバックスイング姿勢を取り難い。
勢に移って、ヘッドがバックスイングの頂点に位置した
時、ヒンジ結合されたヘッドが重力によって揺れて正確
なバックスイング姿勢を取り難い。
【００１４】しかも、ダウンスイング時にグリップに過
度の力を加えると、シャフト末端部からぶら下がってい
るヘッドが回転し続けるので、ヘッドが折れ曲がること
を認識しにくい。
度の力を加えると、シャフト末端部からぶら下がってい
るヘッドが回転し続けるので、ヘッドが折れ曲がること
を認識しにくい。
【００１５】以上、従来の練習用ゴルフクラブは、初心
者が、アドレス時、バックスイング時、ダウンスイング
時など、特にダウンスイング時にグリップに過度の力を
加えてしまうミスを容易に認識しにくいという問題点が
あった。
者が、アドレス時、バックスイング時、ダウンスイング
時など、特にダウンスイング時にグリップに過度の力を
加えてしまうミスを容易に認識しにくいという問題点が
あった。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来の
問題点を解決するためのもので、その目的は初心者がグ
リップに過度の力を加えることを防止して、正確なダウ
ンスイングの練習ができる練習用ゴルフクラブを提供す
ることである。
問題点を解決するためのもので、その目的は初心者がグ
リップに過度の力を加えることを防止して、正確なダウ
ンスイングの練習ができる練習用ゴルフクラブを提供す
ることである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】従って、ゴルファーが手
で握るグリップと、ゴルフボールをインパクトするヘッ
ドと、グリップとヘッドとを連結するシャフトからなる
本発明による練習用ゴルフクラブは、ヘッドのヘッドネ
ックに一端が固着され、シャフトに他端が固着されて、
ダウンスイング時にグリップに力が加えられると折れ曲
がる一対の折曲シャフトと、シャフトにヘッドを支持す
るように固着され、ゴルフボールのインパクト動作後の
フォロースルー動作時に、ヘッドがシャフト中心線から
打球方向に折れ曲がることを防止する折れ曲がり防止手
段と、シャフトに回動可能に付着され、アドレス時及び
バックスイング時にはヘッドを加圧し、ダウンスイング
時には折曲シャフトが折れ曲がることができるようにヘ
ッドの加圧を解除する加圧手段とからなることを特徴と
する。
で握るグリップと、ゴルフボールをインパクトするヘッ
ドと、グリップとヘッドとを連結するシャフトからなる
本発明による練習用ゴルフクラブは、ヘッドのヘッドネ
ックに一端が固着され、シャフトに他端が固着されて、
ダウンスイング時にグリップに力が加えられると折れ曲
がる一対の折曲シャフトと、シャフトにヘッドを支持す
るように固着され、ゴルフボールのインパクト動作後の
フォロースルー動作時に、ヘッドがシャフト中心線から
打球方向に折れ曲がることを防止する折れ曲がり防止手
段と、シャフトに回動可能に付着され、アドレス時及び
バックスイング時にはヘッドを加圧し、ダウンスイング
時には折曲シャフトが折れ曲がることができるようにヘ
ッドの加圧を解除する加圧手段とからなることを特徴と
する。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明による練習用ゴルフクラブの好適な実施形態につい
て詳細に説明する。
発明による練習用ゴルフクラブの好適な実施形態につい
て詳細に説明する。
【００１９】図４は、本発明による練習用ゴルフクラブ
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【００２０】本発明による練習用ゴルフクラブは、従来
ゴルフクラブの基本構成であるグリップ１３、シャフト
１４、ヘッド１０で構成されており、グリップに過度の
力が加えられたことを認知することができる認知手段を
シャフト１４に形成したものである。ここで、認知手段
は、ダウンスイング時にグリップ１３に過度の力が加え
られて、インパクトの瞬間に慣性力及び遠心力によって
得られるヘッド１０の回転トルクが減少することを防止
する。
ゴルフクラブの基本構成であるグリップ１３、シャフト
１４、ヘッド１０で構成されており、グリップに過度の
力が加えられたことを認知することができる認知手段を
シャフト１４に形成したものである。ここで、認知手段
は、ダウンスイング時にグリップ１３に過度の力が加え
られて、インパクトの瞬間に慣性力及び遠心力によって
得られるヘッド１０の回転トルクが減少することを防止
する。
【００２１】本発明による練習用ゴルフクラブの認知手
段を具体的に説明する。
段を具体的に説明する。
【００２２】図４、図５を参照すると、本発明による練
習用ゴルフクラブの認知手段は、ヘッドのヘッドネック
１１に一端が固着され、シャフト１４に他端が固着され
て、ダウンスイング時にグリップ１３に力が加えられる
と折れ曲がる折曲シャフト２０ａ、２０ｂと、シャフト
１４にヘッドを支持するように固着され、ゴルフボール
のインパクト動作後のフォロースルー動作時に、ヘッド
１０がシャフト中心線から左側に折れ曲がることを防止
する折れ曲がり防止手段２３と、シャフト１４に回動可
能に付着され、アドレス時及びバックスイング時にはヘ
ッド１０を加圧し、ダウンスイング時には折曲シャフト
２０ａ、２０ｂが折れ曲がることができるようにヘッド
の加圧を解除する加圧手段３０とからなる。
習用ゴルフクラブの認知手段は、ヘッドのヘッドネック
１１に一端が固着され、シャフト１４に他端が固着され
て、ダウンスイング時にグリップ１３に力が加えられる
と折れ曲がる折曲シャフト２０ａ、２０ｂと、シャフト
１４にヘッドを支持するように固着され、ゴルフボール
のインパクト動作後のフォロースルー動作時に、ヘッド
１０がシャフト中心線から左側に折れ曲がることを防止
する折れ曲がり防止手段２３と、シャフト１４に回動可
能に付着され、アドレス時及びバックスイング時にはヘ
ッド１０を加圧し、ダウンスイング時には折曲シャフト
２０ａ、２０ｂが折れ曲がることができるようにヘッド
の加圧を解除する加圧手段３０とからなる。
【００２３】前記折曲シャフト２０ａ、２０ｂは、外力
が作用すれば外力の大きさに従って折れ曲がり、外力が
作用しなければ、復元される性質を持つものである。図
７に示すように、弾性を持つ材質からなる複数の結合孔
２１が、内面が互いに対向する一対の半楕円型パネルか
らなる折曲シャフトのそれぞれに形成される。
が作用すれば外力の大きさに従って折れ曲がり、外力が
作用しなければ、復元される性質を持つものである。図
７に示すように、弾性を持つ材質からなる複数の結合孔
２１が、内面が互いに対向する一対の半楕円型パネルか
らなる折曲シャフトのそれぞれに形成される。
【００２４】ここで、折曲シャフト２０ａ、２０ｂは、
使用者がグリップ１３に力を加えず、ヘッド１０の回転
方向の反対方向に回転トルクを減少させる力が発生しな
い場合には、折れ曲がらず、使用者がグリップ１３に力
を加えて、ヘッド１０の回転方向の反対方向に回転トル
クを減少させる力が発生した場合には、急激に折れ曲が
る性質を有するように形成したものである。
使用者がグリップ１３に力を加えず、ヘッド１０の回転
方向の反対方向に回転トルクを減少させる力が発生しな
い場合には、折れ曲がらず、使用者がグリップ１３に力
を加えて、ヘッド１０の回転方向の反対方向に回転トル
クを減少させる力が発生した場合には、急激に折れ曲が
る性質を有するように形成したものである。
【００２５】このような折曲シャフト２０ａ、２０ｂの
一端には、結合孔２１が形成されており、ヘッドネック
１１に形成された突起１２にリベット２２で固着され
る。
一端には、結合孔２１が形成されており、ヘッドネック
１１に形成された突起１２にリベット２２で固着され
る。
【００２６】そして、一端がヘッドネック１１の突起１
２に固着された折曲シャフト２０ａ、２０ｂの他端は、
シャフト開口部１５に挿入された丸型固定片２７の突起
２８に別のリベット２２で固着される。
２に固着された折曲シャフト２０ａ、２０ｂの他端は、
シャフト開口部１５に挿入された丸型固定片２７の突起
２８に別のリベット２２で固着される。
【００２７】シャフトの開口部１５に挿入される丸型固
定片２７は、リベット２９でシャフト１４に固着される
か、開口部１５を圧着して固着される。
定片２７は、リベット２９でシャフト１４に固着される
か、開口部１５を圧着して固着される。
【００２８】前記折れ曲がり防止手段２３は、図５を参
照すると、インパクト動作後のフォロースルー動作時
に、ヘッドがシャフト１４の中心線Ａから左側に折れ曲
がることを防止するために付着されたものであって、図
８に示すように、シャフト１４に、リベットで固定され
るための結合孔２５と、弾性スプリング３６ａ、３６ｂ
の一端が結合される固定孔２６とが形成された半楕円型
パネル２３として形成され、パネルの一端２３−２は、
パネルの他端２３−１より外側に突出するように形成さ
れる。
照すると、インパクト動作後のフォロースルー動作時
に、ヘッドがシャフト１４の中心線Ａから左側に折れ曲
がることを防止するために付着されたものであって、図
８に示すように、シャフト１４に、リベットで固定され
るための結合孔２５と、弾性スプリング３６ａ、３６ｂ
の一端が結合される固定孔２６とが形成された半楕円型
パネル２３として形成され、パネルの一端２３−２は、
パネルの他端２３−１より外側に突出するように形成さ
れる。
【００２９】このような折れ曲がり防止パネル２３の一
端２３−１は、結合孔２５にリベット２４を挿入するこ
とによってシャフト１４に固着され、他端２３−２は、
ヘッドネック１１まで延びてヘッド１０を支持するよう
に固着されているので、フォロースルー時にヘッドがシ
ャフト中心線Ａから左側に折れ曲がることを防止する。
端２３−１は、結合孔２５にリベット２４を挿入するこ
とによってシャフト１４に固着され、他端２３−２は、
ヘッドネック１１まで延びてヘッド１０を支持するよう
に固着されているので、フォロースルー時にヘッドがシ
ャフト中心線Ａから左側に折れ曲がることを防止する。
【００３０】前記加圧手段３０は、アドレス時及びバッ
クスイング時にはヘッド１０を加圧して固定させ、ダウ
ンスイング時にはグリップ１３に加えられた力により折
曲シャフト２０ａ、２０ｂが折れ曲がることができるよ
うにヘッドの加圧を解除するものであって、加圧手段３
０のヘッド加圧はスプリングの弾性復元力を利用し、加
圧手段３０の加圧解除はダウンスイング時の空気の抵抗
を利用する。
クスイング時にはヘッド１０を加圧して固定させ、ダウ
ンスイング時にはグリップ１３に加えられた力により折
曲シャフト２０ａ、２０ｂが折れ曲がることができるよ
うにヘッドの加圧を解除するものであって、加圧手段３
０のヘッド加圧はスプリングの弾性復元力を利用し、加
圧手段３０の加圧解除はダウンスイング時の空気の抵抗
を利用する。
【００３１】さらに具体的に説明すると、加圧手段３０
は、シャフト１４を中心軸として折れ曲がり防止パネル
２３の反対側に形成されるものであって、図４乃至図６
及び図９に示すように、ダウンスイング時に空気の抵抗
を受けることができるように形成された支持薄板３１
と、支持薄板３１の一面に付着され、ヒンジ３３で回動
可能に形成された一対の支持台３２と、支持台３２の所
定位置に一端が付着され、折れ曲がり防止パネル２３に
他端が付着された一対の弾性スプリング３６ａ、３６ｂ
とからなる。
は、シャフト１４を中心軸として折れ曲がり防止パネル
２３の反対側に形成されるものであって、図４乃至図６
及び図９に示すように、ダウンスイング時に空気の抵抗
を受けることができるように形成された支持薄板３１
と、支持薄板３１の一面に付着され、ヒンジ３３で回動
可能に形成された一対の支持台３２と、支持台３２の所
定位置に一端が付着され、折れ曲がり防止パネル２３に
他端が付着された一対の弾性スプリング３６ａ、３６ｂ
とからなる。
【００３２】支持台３２には、弾性スプリング３６ａ、
３６ｂの一端が固定される固定孔３５が形成され、ヒン
ジ３３固定継ぎ目の反対側にはヘッドネック１１を支持
して加圧するための突出部３４が形成される。
３６ｂの一端が固定される固定孔３５が形成され、ヒン
ジ３３固定継ぎ目の反対側にはヘッドネック１１を支持
して加圧するための突出部３４が形成される。
【００３３】このような構成からなる本発明による練習
用ゴルフクラブは、初心者がグリップ１３に力を加えて
インパクト時のヘッド１０の回転トルクを減少させ、打
球の飛距離が伸びなくなることを防止するようなスイン
グの練習ができるようにする。
用ゴルフクラブは、初心者がグリップ１３に力を加えて
インパクト時のヘッド１０の回転トルクを減少させ、打
球の飛距離が伸びなくなることを防止するようなスイン
グの練習ができるようにする。
【００３４】最初、アドレスについて説明する。
【００３５】アドレス時は図５に示す状態になる。
【００３６】アドレスでグリップ１３に力を加えてヘッ
ド１０を左右方向に動かしても、折曲シャフト２０ａ、
２０ｂは固定される。
ド１０を左右方向に動かしても、折曲シャフト２０ａ、
２０ｂは固定される。
【００３７】即ち、折曲シャフト２０ａ、２０ｂは、弾
性スプリング３６ａ、３６ｂで弾性支持された支持薄板
３１及び支持台３２によってヘッド１０が加圧されるの
で、図１に示す従来のゴルフクラブと同じく、ヘッド１
０を揺らさずに正確なアドレス姿勢を取ることができ
る。
性スプリング３６ａ、３６ｂで弾性支持された支持薄板
３１及び支持台３２によってヘッド１０が加圧されるの
で、図１に示す従来のゴルフクラブと同じく、ヘッド１
０を揺らさずに正確なアドレス姿勢を取ることができ
る。
【００３８】次に、バックスイングについて説明する。
【００３９】本発明による練習用ゴルフクラブは、バッ
クスイングの頂点に到達した時、ヘッド１０の重力によ
って折曲シャフト２０ａ、２０ｂは折れ曲がらない。
クスイングの頂点に到達した時、ヘッド１０の重力によ
って折曲シャフト２０ａ、２０ｂは折れ曲がらない。
【００４０】即ち、アドレス時と同様にヘッド１０は、
弾性スプリング３６ａ、３６ｂで弾性支持された支持薄
板３１と支持台３２とによって加圧されるので、ヘッド
１０の重力によって折曲シャフト２０ａ、２０ｂが折れ
曲がることはなく、正確なバックスイング姿勢を取るこ
とができる。
弾性スプリング３６ａ、３６ｂで弾性支持された支持薄
板３１と支持台３２とによって加圧されるので、ヘッド
１０の重力によって折曲シャフト２０ａ、２０ｂが折れ
曲がることはなく、正確なバックスイング姿勢を取るこ
とができる。
【００４１】そして、ダウンスイングについて説明す
る。
る。
【００４２】本発明による練習用ゴルフクラブは、ダウ
ンスイング時に使用者がグリップ１３に外力を加えない
場合、スムーズなダウンスイングができる。
ンスイング時に使用者がグリップ１３に外力を加えない
場合、スムーズなダウンスイングができる。
【００４３】即ち、図１０に示すように、グリップ１３
に外力が作用していない状態でダウンスイングすれば、
加圧手段の支持薄板３１は、空気の抵抗によって弾性ス
プリング３６ａ、３６ｂの弾性支持力に打ち勝って、ヒ
ンジ３３を中心にしてダウンスイングの反対方向に回転
するようになる。
に外力が作用していない状態でダウンスイングすれば、
加圧手段の支持薄板３１は、空気の抵抗によって弾性ス
プリング３６ａ、３６ｂの弾性支持力に打ち勝って、ヒ
ンジ３３を中心にしてダウンスイングの反対方向に回転
するようになる。
【００４４】従って、加圧手段の加圧力は解除され、折
曲シャフト２０ａ、２０ｂとヘッド１０とに対する加圧
が解除された状態になる。
曲シャフト２０ａ、２０ｂとヘッド１０とに対する加圧
が解除された状態になる。
【００４５】この時、加圧手段の加圧が解除され、折曲
シャフト２０ａ、２０ｂは折れ曲がることができる状態
になるが、グリップ１３に力が加えられていない状態で
あるので、ヘッド１０には回転トルクを減少させる力が
発生せず、ヘッド１０は、ベッド１０自身の慣性力及び
遠心力によって得られる回転トルクをそのまま維持し、
使用者はゴルフボールを強くインパクトする動作の練習
ができるようになる。
シャフト２０ａ、２０ｂは折れ曲がることができる状態
になるが、グリップ１３に力が加えられていない状態で
あるので、ヘッド１０には回転トルクを減少させる力が
発生せず、ヘッド１０は、ベッド１０自身の慣性力及び
遠心力によって得られる回転トルクをそのまま維持し、
使用者はゴルフボールを強くインパクトする動作の練習
ができるようになる。
【００４６】インパクト動作後、フォロースルー動作の
時、ヘッド１０は折れ曲がり防止パネル２３によってシ
ャフト１４の中心線Ａから左側に移動することが防止さ
れ、フォロースルー動作の頂点では、もはや空気抵抗が
ないので、支持薄板３１は弾性スプリング３６ａ、３６
ｂによって復元されて図５と同一な状態になる。
時、ヘッド１０は折れ曲がり防止パネル２３によってシ
ャフト１４の中心線Ａから左側に移動することが防止さ
れ、フォロースルー動作の頂点では、もはや空気抵抗が
ないので、支持薄板３１は弾性スプリング３６ａ、３６
ｂによって復元されて図５と同一な状態になる。
【００４７】本発明による練習用ゴルフクラブは、ダウ
ンスイング時に使用者がグリップ１３に過度の力を加え
ると、スムーズなダウンスイングができなくなる。
ンスイング時に使用者がグリップ１３に過度の力を加え
ると、スムーズなダウンスイングができなくなる。
【００４８】即ち、本発明による練習用ゴルフクラブ
は、ダウンスイング時にグリップ１３に力が作用する
と、図１１に示すように、支持薄板３１は、空気の抵抗
によって弾性スプリング３６ａ、３６ｂの弾性支持力に
打ち勝って、ヒンジ３３を中心にしてダウンスイングの
反対方向に回転するようになる。
は、ダウンスイング時にグリップ１３に力が作用する
と、図１１に示すように、支持薄板３１は、空気の抵抗
によって弾性スプリング３６ａ、３６ｂの弾性支持力に
打ち勝って、ヒンジ３３を中心にしてダウンスイングの
反対方向に回転するようになる。
【００４９】従って、折曲シャフト２０ａ、２０ｂとヘ
ッド１０とを加圧する加圧力が解除され、折曲シャフト
は折れ曲がることができる状態になる。
ッド１０とを加圧する加圧力が解除され、折曲シャフト
は折れ曲がることができる状態になる。
【００５０】この時、グリップ１３に力が加えられる
と、ヘッド１０にはヘッド１０自身の遠心力と慣性力と
によって得られるヘッド１０の回転トルクを減少させる
力が作用する。
と、ヘッド１０にはヘッド１０自身の遠心力と慣性力と
によって得られるヘッド１０の回転トルクを減少させる
力が作用する。
【００５１】このように、ヘッド１０にヘッド１０の回
転トルクを減少させる力（即ち、折曲シャフトを折り曲
げる程度の力）が作用すると、この力によって折曲シャ
フト２０ａ、２０ｂは折れ曲がる。
転トルクを減少させる力（即ち、折曲シャフトを折り曲
げる程度の力）が作用すると、この力によって折曲シャ
フト２０ａ、２０ｂは折れ曲がる。
【００５２】従って、折曲シャフト２０ａ、２０ｂが折
れ曲がって正確にダウンスイングすることができなくな
り、使用者は不要な外力がグリップ１３に加えられたこ
とを認識できる。
れ曲がって正確にダウンスイングすることができなくな
り、使用者は不要な外力がグリップ１３に加えられたこ
とを認識できる。
【００５３】従って、本発明による練習用ゴルフクラブ
によって、使用者が、グリップ１３にヘッド１０の回転
トルクを減少させる過度の力を加えないように練習を繰
り返すことにより、自らグリップに過度の力を加えない
方法を習得することができる。
によって、使用者が、グリップ１３にヘッド１０の回転
トルクを減少させる過度の力を加えないように練習を繰
り返すことにより、自らグリップに過度の力を加えない
方法を習得することができる。
【００５４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による練習
用ゴルフクラブは、アドレス、バックスイング及び、ダ
ウンスイング姿勢を通常のゴルフクラブで練習した際と
同様の効果を得ることができる。そして、使用者がグリ
ップに過度の力を加えることを防止することにより、イ
ンパクト時にヘッドの遠心力及び慣性力によって得られ
る回転トルクをそのまま維持するダウンスイングを練習
することができる。
用ゴルフクラブは、アドレス、バックスイング及び、ダ
ウンスイング姿勢を通常のゴルフクラブで練習した際と
同様の効果を得ることができる。そして、使用者がグリ
ップに過度の力を加えることを防止することにより、イ
ンパクト時にヘッドの遠心力及び慣性力によって得られ
る回転トルクをそのまま維持するダウンスイングを練習
することができる。
【００５５】従って、本発明による練習用ゴルフクラブ
は、初心者がダウンスイング時にグリップに過度の力を
加えることを防止することにより、インパクトの正確性
及び打球の飛距離の向上を図ることができる。
は、初心者がダウンスイング時にグリップに過度の力を
加えることを防止することにより、インパクトの正確性
及び打球の飛距離の向上を図ることができる。
【図１】従来のゴルフクラブを説明するための図であ
る。
る。
【図２】スイング時にゴルフクラブに加えられる力の原
理を説明するための図である。
理を説明するための図である。
【図３】従来の練習用ゴルフクラブを説明するための図
である。
である。
【図４】本発明による練習用ゴルフクラブの分解斜視図
である。
である。
【図５】本発明による練習用ゴルフクラブの要部図であ
る。
る。
【図６】図５のラインＶ−Ｖ’方向から見た断面図であ
る。
る。
【図７】本発明による練習用ゴルフクラブの折曲シャフ
トの斜視図である。
トの斜視図である。
【図８】本発明による練習用ゴルフクラブの折れ曲がり
防止パネルの斜視図である。
防止パネルの斜視図である。
【図９】本発明による練習用ゴルフクラブの加圧手段を
説明するための斜視図である。
説明するための斜視図である。
【図１０】本発明による練習用ゴルフクラブのダウンス
イング時の動作状態を説明するための図である。
イング時の動作状態を説明するための図である。
【図１１】本発明による練習用ゴルフクラブのダウンス
イング時の動作状態を説明するための図である。
イング時の動作状態を説明するための図である。
【符号の説明】
１、５、１０ ヘッド
２、６、１４ シャフト
３、７、１３ グリップ
８、３３ ヒンジ
１１ ヘッドネック
１２、２８ 突起
１５ 開口部
２０ 折曲シャフト
２１、２５ 結合孔
２２、２４、２９ リベット
２３ 折れ曲がり防止パネル
２６、３５ 固定孔
２７ 丸型固定片
３０ 加圧手段
３１ 支持薄板
３２ 支持台
３４ 突出部
３６ 弾性スプリング
Claims (4)
- 【請求項１】 ゴルファーが手で握るグリップと、ゴル
フボールをインパクトするヘッドと、前記グリップと前
記ヘッドとを連結するシャフトを有するゴルフクラブで
あって、 前記ヘッドのヘッドネックに一端が固着され、前記シャ
フトに他端が固着されて、ダウンスイング時に前記グリ
ップに力が加えられると折れ曲がる一対の折曲シャフト
と、 前記シャフトに、前記ヘッドが前記シャフトの中心線か
ら打球方向に折れ曲がることを防止するように固着さ
れ、前記ゴルフボールのインパクト動作後のフォロース
ルー動作時に前記ヘッドが折れ曲がることを防止する折
れ曲がり防止手段と、 前記シャフトに回動可能に付着され、アドレス時及びバ
ックスイング時には前記ヘッドを加圧し、ダウンスイン
グ時には前記折曲シャフトが折れ曲がることができるよ
うに前記ヘッドの加圧を解除する加圧手段とからなるこ
とを特徴とする練習用ゴルフクラブ。 - 【請求項２】 請求項１に記載の練習用ゴルフクラブに
おいて、 前記折曲シャフトは、一端が前記ヘッドネックに固着さ
れ、他端が前記シャフトの開口部に挿着された丸型固定
片の突起に固着された一対の半楕円型弾性パネルからな
ることを特徴とする練習用ゴルフクラブ。 - 【請求項３】 請求項１に記載の練習用ゴルフクラブに
おいて、前記折れ曲がり防止手段は、一端は前記シャフ
トに固着され、他端は前記ヘッドネックまで延設された
半楕円型の折れ曲がり防止パネルであることを特徴とす
る練習用ゴルフクラブ。 - 【請求項４】 請求項１に記載の練習用ゴルフクラブに
おいて、 前記加圧手段はさらに、 支持薄板と、 前記支持薄板の一面に付着され、前記シャフトに回動可
能に結合された支持台と、 前記支持台及び前記折れ曲がり防止パネルに両端がそれ
ぞれ固定され、ダウンスイング時に前記支持薄板の移動
距離を一定距離内に制限する弾性スプリングとからなる
ことを特徴とする練習用ゴルフクラブ
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