JP3487257B2 - 電気機器及び電気機器ネットワークシステム - Google Patents

電気機器及び電気機器ネットワークシステム

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JP3487257B2
JP3487257B2 JP2000132633A JP2000132633A JP3487257B2 JP 3487257 B2 JP3487257 B2 JP 3487257B2 JP 2000132633 A JP2000132633 A JP 2000132633A JP 2000132633 A JP2000132633 A JP 2000132633A JP 3487257 B2 JP3487257 B2 JP 3487257B2
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  • Small-Scale Networks (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バスによって接
続された複数の電気機器からなるシステムを構成する電
気機器及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ、ビデオ、エアコン、ステレオ等
の家庭用電化製品(以下、電気機器)では、リモコンで
電源を切った状態や、コンセント(商用電源)からプラ
グを抜いていない状態では、使用されていない状態で
も、多くの場合タイマー機能やリモコン機能のためにあ
る程度の電力が消費されている。この実際に使用されて
いないときに電気機器によって消費される電力は、一般
に「待機電力」と呼ばれている。近年、省エネルギーの
必要性から電気機器のなかには電源を切るだけで待機電
力をほぼ零にできるものなどが開発されている。しかし
ながら、多くの電気機器では、待機電力を完全に零にす
るためには、利用者が、使用していない電気機器の電源
プラグをコンセントから抜いておくことが必要となって
いる。しかしながら、タイマー機能あるいは時計機能を
備えているほとんどの電気機器では、プラグをコンセン
トから抜いた場合、プラグをコンセントに取り付ける
際、その都度、時刻の設定を行う必要がある。そのた
め、一般には、電気機器を長期間使用しない場合にの
み、プラグをコンセントから抜くことがなされていた
り、あるいは、プラグをコンセントから抜くことが全然
なされていないということが多かった。
【0003】一方、電気機器側で待機電力を低減するた
めの技術の一つとして、複数の電気機器をシステムとし
て捕らえ、システム全体として待機電力を低減しようと
する技術が検討されている。特開平11−89116号
公報「ネットワークシステム」に記載されているシステ
ムでは、複数の電気機器をバスによって接続したホーム
ネットワークシステムにおいて、バス配線を利用して特
定の電気機器から他の各電気機器に待機電力を供給する
という構成が提案されている。この公報に記載されてい
るシステムでは、ホームネットワークシステムのバスの
配線を介してホストコンピュータから各電気機器へ待機
時の電力を供給することで、各電気機器におけるタイマ
ー機能等の待機時に動作する回路を動作させたままで、
各電気機器内の電源回路の動作を停止することを可能と
し、これによって電源回路内のトランスなどによって生
じる電力損失の削減を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のシステム
では、ホームネットワークのバス配線を介してコンピュ
ーターが各電気機器へ待機電力を供給するようにしてい
る。したがって、各電気機器が、それぞれに待機電力を
使用していることには変わりがない。また待機電力を供
給するためのホストコンピュータが必要であった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑み、複数の電気
機器からなるシステム全体での待機電力を低減すること
ができる電気機器を提供することを目的とするものであ
って、従来の技術で必要とされていた待機電力を供給す
るためのホストコンピュータを不要とし、また、利用者
に時刻設定等の付加操作による負担を掛けることなく、
システムにおける必要最小限の電気機器以外は基本的に
待機電力を零にできる電気機器及び電気機器ネットワー
クシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、通常時に動作する回路に外
部電源を接続する第1の接点と、第1の接点がオフされ
たとき、待機時に動作する回路に外部電源を接続する第
2の接点と、外部バスを介して他の電気機器と通信を行
う通信手段と、第1の接点のオフ状態を検知する検知手
段と、検知手段によって第1の接点のオフ状態が検知さ
れたとき、通信手段によって他の電気機器と通信を行
い、その通信結果に基づいて第2の接点をオフする制御
手段とを備えることを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、前記制御手
段が、前記通信手段によって他の電気機器と待機電力に
関する情報の通信を行い、その通信結果に基づいて、自
電気機器の待機電力が他の電気機器の待機電力よりも大
きいか又は他の電気機器の待機電力と等しいときに、第
2の接点をオフすることを特徴としている。また、請求
項3記載の発明は、前記制御手段が、前記通信手段によ
って他の電気機器と予約処理に関する情報の通信を行
い、その通信結果に基づいて、他の電気機器で予約処理
が登録されているときには、第2の接点をオフすること
を特徴としている。また、請求項4記載の発明は、待機
時に動作する回路に時刻を計時する回路が含まれている
ことを特徴としている。
【0008】また、請求項5記載の発明は、複数の電気
機器を接続するためのバス配線と、複数の請求項1〜3
のいずれか1項に記載の電気機器とを備えることを特徴
とする電気機器ネットワークシステムである。
【0009】以上の構成によれば、待機電力を供給する
ための例えばホストコンピュータなどの装置が不要とな
る。また、必要最小限の機器以外では基本的に待機電力
を零にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明による電気
機器の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す
電気機器1は、テレビ、ビデオ、エアコン、ステレオ等
の電気機器であって、プラグ2によって図示していない
商用電源(外部電源)のコンセントに接続されている。
また、電気機器1は、家庭内ネットワーク規格HAVi
(Home Audio/Video interoperability) 等に基づいて
構築されているバス配線3を介して図示していない他の
複数の電機機器と接続されている。
【0011】電気機器1は、各電気機器固有の通常時
(使用時)の動作を行う通常時動作回路10と、通常時
および待機時に動作する通常時・待機時動作回路20
と、電源回路30を介して通常時動作回路10および通
常時・待機時動作回路20をプラグ2からの外部電源へ
接続する主スイッチ40と、主スイッチ40がオフ状態
の時すなわち待機時に、電源回路30を介して通常時・
待機時動作回路20をプラグ2からの外部電源へ接続す
る副スイッチ50とから構成されている。通常時動作回
路10は、主スイッチ1がオン状態の場合に電源回路3
0を介して供給される電源PS1を電源として動作す
る。通常時・待機時動作回路20は、バス配線3を介し
て他の電気機器と通信を行うためのインターフェースと
なる通信回路21と、各部を制御する制御回路22と、
制御回路22の制御の下、主スイッチ40がオフされた
ときの動作モードを示すステータス情報を記憶するステ
ータス記憶回路23と、時計機能およびタイマ機能を実
現するための計時回路である時計/タイマ回路24と、
主スイッチ40がオフされたことを検出する主スイッチ
オフ検出回路25とから構成されている。この通常時・
待機時動作回路20は、主スイッチ40または副スイッ
チ50がオンしているときに、電源回路30から供給さ
れる電源PS2を電源として動作する。
【0012】電源回路30は、主スイッチ40がオンさ
れている場合には、主スイッチ40を介してプラグ2か
ら供給される外部電源の電力を、そのままあるいは所定
の交流または直流電圧に変換して通常時動作回路10へ
電源PS1として供給するとともに、所定の直流電圧に
変換して通常時・待機時動作回路20の各部へ電源PS
2として供給する。電源回路30は、また、主スイッチ
40がオフ状態の場合には、所定の条件において、制御
回路22によって副スイッチ50がオンされ、副スイッ
チ50を介してプラグ2から供給される外部電源の電力
が、所定の直流電圧に変換されて通常時・待機時動作回
路20へ電源PS2として供給される。また、主スイッ
チ40は、使用者が手動でオン・オフする機械式スイッ
チであり、副スイッチ50は制御回路22からの制御信
号に基づいてオン・オフするリレー回路である。
【0013】次に、図2および図3を参照して、図1に
示す電源回路30および主スイッチオフ検出回路25の
構成例について説明する。図2は、図1に示す電源回路
30の一構成例としての電源回路30aおよび主スイッ
チオフ検出回路25の一構成例としての電流検出回路2
5aと、その周辺部の回路を示すブロック図である。図
2において、スイッチ40aおよび制御回路22aは、
それぞれ図1に示す主スイッチ40および制御回路22
に対応するものであり、それ以外の図1に示すものと同
一の構成には同一の符号をつけている。
【0014】図2に示す構成では、電流検出回路25a
が主スイッチ40aから電源回路30aへ流れる電流の
大きさ、あるいは所定値以上の電流が流れているか否か
を検出して、制御回路22aは、電流検出回路25aが
所定値より小さい電流を検出しているときに主スイッチ
40aがオフであると判定する。電流検出回路25a
は、例えば、電流検出用のトランス、あるいはシャント
抵抗から構成されている。電源回路30aは、主スイッ
チ40aから電流検出回路25aを介して供給される交
流電圧を所定の交流電圧または直流電圧に変換して出力
する定圧電源31と、電流検出回路25aおよび整流回
路33を介して供給された直流電圧を所定の直流電圧に
変換して出力する定圧電源32と、副スイッチ50の一
方の接点を定圧電源32に接続する整流回路34とから
構成されている。この場合、電流検出回路25aの出力
および定圧電源31の出力が図1の通常時動作回路10
への電源PS1となり、定圧電源32の出力が通常時/
待機時動作回路20への電源PS2となる。この電源回
路30aの構成によれば、スイッチ40aがオンされた
ときには電源PS1および電源PS2が各回路へ供給さ
れるとともに、主スイッチ40aがオフしてかつ副スイ
ッチ50がオンしたときには電源PS2のみが供給され
ることになる。なお、この例では、整流回路33および
34を1個のダイオードからなる半波整流回路として示
しているが、4個のダイオードからなる全波整流回路と
してもよい。
【0015】次に、図3を参照して、図2に示す構成の
変形例について説明する。図3に示す構成では、図2に
示す電流検出回路25aに代えて主スイッチ40aに対
応する主スイッチ40bの端子電圧を検出する電圧検出
回路25bを設けている。そして、制御回路22bは、
電圧検出回路25bによって所定値以下の電圧が検出さ
れた場合に主スイッチ40bがオフされたことを判定す
る。電源回路30aに対応する電源回路30bには、整
流回路33および34に代えてスイッチ40bの一方の
接点と副スイッチ50の一方の接点間を接続するもので
あって、主スイッチ40bと連動して動作するスイッチ
35を設け、主スイッチ40bがオフされたときにスイ
ッチ35をオフすることで、副スイッチ50と電源PS
1側の回路とを遮断するようにしている。この電源回路
30bの構成によれば、スイッチ40bがオンされたと
きには、スイッチ35がオンするので、電源PS1およ
び電源PS2が各回路へ供給されるとともに、主スイッ
チ40bがオフしたときには、スイッチ35がオフする
ので、副スイッチ50がオンしているときには電源PS
2のみが供給されることになり、図2に示す構成と同様
の動作を得ることができる。
【0016】次に図1に示す本実施の形態の電気機器1
を複数用いて、ホームネットワークを構成する場合の構
成例と動作例について図4〜図6を参照して説明する。
図4は、図1に示す電気機器1にそれぞれ対応する電気
機器であるビデオ(VTR)A、テレビB、電子レンジ
C、電気炊飯器D、パーソナルコンピュータE、および
ステレオ装置Fを、バス配線3によって相互に接続した
ネットワークの構成例を示す模式図である。ネットワー
クの構造は、家庭内ネットワーク規格HAVi等に基づ
いて構築されているものとする。この場合、各電気機器
A〜Fは、汎用シリアルバスインターフェース(IEE
E1394)によって、各機器がディジーチェーン状と
なるように接続されているか、あるいは複数のポートを
持つ機器からツリー状となるように接続されているもの
とする。
【0017】また、各電気機器A〜Fは、それぞれ図1
に示す時計/タイマ回路24を備えているものとする。
この場合、前提として、電気炊飯器Dが待機状態(スタ
ンバイ状態)、すなわち図1の主スイッチ40が利用者
によってオフされた状態で、かつ副スイッチ50が制御
回路22の制御によってオンされている状態で、通常時
・待機時動作回路20のみが動作しているものとする。
また、他の電気機器A〜Cと電気機器E,Fは、すべて
電源オフ状態、すなわちそれぞれの主スイッチ40が利
用者によってオフされていて、かつ副スイッチ50もオ
フしていて、各電気機器内ではすべての回路の動作が停
止状態にあるものとする。
【0018】ここで、利用者によってビデオAの主スイ
ッチ40がオンされたとする。ビデオAは、図1に示す
主スイッチ40がオンされたことによって、電源回路3
0が動作し、通常時動作回路10と通常時・待機時動作
回路20とにそれぞれ電源PS1と電源PS2が供給さ
れる。制御回路22は、副スイッチ50をオンするとと
もに通信回路21を制御して、待機状態にある電気炊飯
器Dとバス配線3を介して通信を行う。ビデオAは、ス
タンバイ状態にあった電気炊飯器Dとバス配線3を通じ
て通信し、電気炊飯器Dの時計/タイマ回路24が持つ
日付と時刻に関する情報、および電気炊飯器Dの待機電
力に関する情報と、その他の必要な情報を入手する。こ
こで、ビデオAは、電気炊飯器Dから入手した日付と時
刻に関する情報に基づいてそれまで電源が遮断されてい
た、すなわち停止状態にあった自機器A内の時計/タイ
マ回路24に日付と時刻を設定する。また、ビデオAと
電気炊飯器Dは、互いの待機電力を比較し、ビデオAの
待機電力が小さいとすると、電気炊飯器Dは制御回路2
2の制御の下、副スイッチ50をオフ状態として、自動
的に電力が切断される。
【0019】ここで、図5を参照して、上述した電気炊
飯器Dのような待機状態(図1の主スイッチ40がオフ
で副スイッチ50がオンの状態)にある電気機器の動作
全般について説明する。待機状態にある電気機器1で
は、所定周期毎に、図5に示すような処理が繰り返し実
行される。まず、通信回路21によって通信を試みるこ
とで動作中(通常動作または待機状態)の他の電気機器
がネットワーク内に存在するか否かを判定する(ステッ
プSA1)。動作中の他の電気機器が存在しない場合に
は、待機状態を維持し(ステップSA6)、他の電気機
器が存在した場合には、その電気機器とすでに情報交換
済み、すなわち、上述したような日付、時刻に関する情
報や待機電力に関する情報の授受を行っていたかどうか
を確認し、情報交換済みであった場合には待機状態を維
持し(ステップSA6)、そうでない場合には情報交換
を行う(ステップSA3)。なお、複数の電気機器が存
在した場合にはすべての電気機器と情報交換を行う。そ
して、情報交換結果に基づいて、他の電気機器と自電気
機器について待機電力の比較を行い(ステップSA
4)、自電気機器の待機電力が他の電気機器の待機電力
以下であったときには待機状態を維持する(ステップS
A6)。一方、自電気機器の待機電力が他の電気機器の
待機電力よりも大きかったとき(または以上であったと
き)には、図1の副スイッチ50をオフすることで、電
源からの電力を遮断する(ステップSA5)。このよう
な処理によって、待機状態にある電気機器1は、上記の
電気炊飯器Dのように他の電気機器(ビデオA)よりも
自待機電力が大きいことを確認したときには電源を遮断
し、それ以外の場合は待機状態を維持するよう動作す
る。なお、待機状態にある各電気機器1は、他の電気機
器からの通信要求に応答する形においても、図5に示す
ような処理の実行を開始できるようにしておく。
【0020】一方、図4において、ビデオAがオンし、
電気炊飯器Dがオフした後、同様にテレビBがオンされ
たとすると、テレビBはビデオAから必要な情報を入手
する。テレビBは、ビデオAから入手した情報に基づい
て自機器B内の時計/タイマ回路24に日付と時刻を設
定した後、電源オフ時(主スイッチ40のオフ時)のス
テータスについてネゴシエーションを行う。ここで、テ
レビBの待機電力の方がビデオAの待機電力よりも大き
かったとすると、テレビBはネゴシエーションの結果、
自電気機器Bの待機電力が方が大きいことが分かるの
で、電源オフ時にテレビBの電力が切断されるという動
作が確定される。このとき、テレビBは、自機器内の図
1に示すステータス記憶回路23内に電源オフ時のステ
ータスを「切断」として記憶する。一方、ビデオAは、
自機器内のステータス記憶回路23内に電源オフ時のス
テータスを「待機」として記憶している。
【0021】次に、ビデオAが録画予約されたとする。
そして、その次に、パーソナルコンピュータEがオンさ
れたとする。パーソナルコンピュータEは、通信回路2
1によって、動作中のビデオAおよびテレビBと情報の
授受を行い、その結果に基づいて、自機器E内の時計/
タイマ回路24に日付と時刻を設定する。ここで、パー
ソナルコンピュータEは、ステータス記憶回路23内に
電源オフ時のステータスを「待機」として記憶している
ビデオAと待機電力に関する情報のやりとりを行い、電
源オフのためのステータスについてネゴシエーションす
る。この場合、パーソナルコンピュータEの待機電力の
方がビデオAの待機電力より小さいとする。パーソナル
コンピュータEは、ネゴシエーションの結果、自電気機
器Eの方が待機電力が小さいことが分かるが、このと
き、ビデオAは録画予約されているので、ビデオAの電
源を切断することはできないので、パーソナルコンピュ
ータEの電源オフ時のステータスを電力の「切断」と決
定する。
【0022】その後、ビデオAの録画予約が終了したと
する。ビデオAは、ステータス記憶回路23内に記憶さ
れている電源オフ時のステータス「待機」に基づいて、
待機状態に入ることになるが、実際に待機状態に移行す
る前に、まだ電源オン状態にあるテレビBおよびパーソ
ナルコンピュータEと通信回路21によって再度ネゴシ
エーションして最新の各機器の動作状態を確認する。こ
の場合、ビデオAは、録画予約が解除された状態であ
り、かつ自電気機器Aよりも待機電力が小さいパーソナ
ルコンピュータEがまだオン状態にあることを認識す
る。したがって、ネゴシエーションの結果として、一
方、ビデオAの電源オフ時のステータスは「待機」から
「切断」に変更され、他方、パーソナルコンピュータE
の電源オフ時のステータスは「切断」から「待機」に変
更される。ここで、ビデオAでは、主スイッチ40と副
スイッチ50がオフされた状態となり、電力が切断され
る。
【0023】次に、テレビBの主スイッチ40がオフさ
れたとすると、テレビBの制御回路22は、ステータス
記憶回路23内のステータス「切断」に従って、副スイ
ッチ50をオフし、テレビBの電力が切断される。次
に、パーソナルコンピュータEの主スイッチ40がオフ
されたとする。パーソナルコンピュータEの制御回路2
2は、ステータス記憶回路23内のステータス「待機」
に従って、副スイッチ50をオン状態で維持する。した
がって、パーソナルコンピュータEの通常時・動作時動
作回路20内の各回路には、プラグ2、副スイッチ50
および電源回路30を介して電源PS2が継続して供給
され、パーソナルコンピュータEは待機状態(スタンバ
イ状態)で動作することになる。
【0024】ここで、図6を参照して、上述した各電気
機器1において電源スイッチ(主スイッチ40)がオフ
された時の動作の全般について説明する。例えば電気機
器1がビデオAのように、録画予約のような何らかの予
約処理を行う機能を有する場合、主スイッチ40がオフ
されると、まず、自機器に何らかの予約処理が予約され
ているか否かを判定する(ステップSB1)。ここで、
録画予約が設定されていたとすると、予約処理(あるい
は予約の待機処理)(ステップSB2)と予約処理が終
了したか否かの判定処理(ステップSB3)が繰り返し
行われる。そして、録画予約が終了したとすると、他に
予約処理が登録されているか否かを確認した後(ステッ
プSB1)、予約処理がない場合には、通信回路21に
よって通信を試みることで動作中の他の電気機器がネッ
トワーク内に存在するか否かを判定する(ステップSB
4)。
【0025】ネットワーク内に動作中(通常動作または
待機状態)の他の電気機器が存在しない場合には、自機
器の動作を待機状態に移行する(ステップSB9)。一
方、他の電気機器が存在した場合には、その電気機器
と、待機電力等に関する情報交換を行う(ステップSB
5)。ここで、複数の電気機器が存在した場合にはすべ
ての電気機器と情報交換を行う。次に、交換した情報に
基づいて、何らかの予約処理を処理中あるいは待機中の
他の電気機器があるか否かを判定し(ステップSB
6)、他の機器において予約処理が登録または処理中で
ない場合には、情報交換結果に基づいて、他の電気機器
と自電気機器について待機電力の比較を行い(ステップ
SB7)、自電気機器の待機電力が他の電気機器の待機
電力より小さいときには待機状態へ動作を移行する(ス
テップSB9)。一方、他の機器において予約処理が登
録または処理中であった場合(ステップSB6の判定の
結果が「YES」の場合)、または、自電気機器の待機
電力が他の電気機器の待機電力よりも大きいか、もしく
は等しかったときには(ステップSB7の判定の結果が
「NO」のとき)、図1の副スイッチ50をオフするこ
とで、電源からの電力を遮断する(ステップSB8)。
【0026】上記のような処理によって、電源(主スイ
ッチ40)がオフされた電気機器1は、自電気機器に何
らかの予約処理が登録されていない場合で、かつ、他の
電気機器に予約処理が登録されていた場合、または、他
の電気機器よりも自待機電力が大きい場合、電源を遮断
し、それ以外の場合は待機状態へ状態を移行するように
動作する。これによって、ネットワーク内では、予約処
理が登録されている電気機器がある場合にはそれらの電
気機器が動作状態(通常動作あるいは予約処理待機動
作)となり、予約処理が登録されている電気機器がない
場合には、少なくとも1台の電気機器が動作状態あるい
は待機状態となり、少なくとも1つの時計/タイマ回路
24が動作状態となるように各電気機器が協調して動作
することになる。また、電源オン時には、通常動作状態
または待機状態にある他の電気機器から時刻情報等を入
手することができ、それによって時刻合わせ等を自動的
に行うことが可能となるので、利用者は、電源をオンす
るたびに時計を設定しなくてもよくなる。
【0027】なお、上記実施の形態は、本発明による電
気機器およびそれを用いるシステムの構成の一例であっ
て、本発明の実施の形態は上記のものに限定されるもの
ではない。例えば、主スイッチ40として、直接利用者
の操作によって機械的に接点を開閉されるものに代え
て、リレー式接点に変更して、他の小信号用のスイッチ
の操作に従ってオンまたはオフ動作するものに変更した
り、あるいはリモートコントロールユニットによる指示
に従ってオフ動作(遮断動作)を行うものに変更するよ
うにしてもよい。
【0028】また、主スイッチ40と副スイッチ50の
構成は、上記のものに限定されるものではなく、同様の
機能、すなわち、利用者の指示に従って通常動作回路へ
の外部電源からの電力を遮断する機能を有する接点と、
その接点が遮断された場合に外部電源からの電力を待機
時に動作する回路へ供給する機能を有する接点とによっ
て得られるものと同等の機能を有する構成であれば、各
接点を複数の並列状あるいは直列状の接点に分割して構
成することなど適宜変更することが可能である。
【0029】さらに、待機電力量の検出手段についても
上記実施形態に限定されるものでなく、例えば、各電気
機器に他の電気機器の待機電力量を検出する機能を持た
せるようにしてもよい。この場合は、ネゴシエーション
の際に、別途検出した待機電力量の比較を行うことにな
る。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、通常
時に動作する回路に外部電源を接続する第1の接点と、
第1の接点がオフされたとき、待機時に動作する回路に
外部電源を接続する第2の接点と、第1の接点のオフ状
態が検知されたとき、通信手段によって他の電気機器と
通信を行い、その通信結果に基づいて第2の接点をオフ
する制御手段とを備えるようにしたので、利用者による
電源オフの操作と他の電気機器の動作状態とに基づいて
待機時に動作する回路の電源を自動的に遮断することが
可能となるので、利用者に負担を掛けることなく、複数
の電気機器からなるシステム全体として、各電気機器の
協調動作による待機電力の低減を従来に比べ容易に図る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電気機器の一実施の形態の構成
を示すブロック図。
【図2】 図1に示す電源回路30等の構成例を示すブ
ロック図。
【図3】 図1に示す電源回路30等の他の構成例を示
すブロック図。
【図4】 図1に示す電気機器1を複数用いてホームネ
ットワークシステムを構成する場合の一例を示す模式
図。
【図5】 図1に示す電気機器1の待機状態における動
作を示すフローチャート。
【図6】 図1に示す電気機器1の電源オフ時における
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…電気機器、2…プラグ、3…バス配線、10…通常
時動作回路、20…通常時・待機時動作回路、21…通
信回路、22…制御回路、23…ステータス記憶回路、
24…時計/タイマ回路、25…主スイッチオフ検出回
路、30…電源回路、40…主スイッチ、50…副スイ
ッチ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常時に動作する回路に外部電源を接続
    する第1の接点と、 第1の接点がオフされたとき、待機時に動作する回路に
    外部電源を接続する第2の接点と、 外部バスを介して他の電気機器と通信を行う通信手段
    と、 第1の接点のオフ状態を検知する検知手段と、 検知手段によって第1の接点のオフ状態が検知されたと
    き、通信手段によって他の電気機器と通信を行い、その
    通信結果に基づいて第2の接点をオフする制御手段とを
    備えることを特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記通信手段によって
    他の電気機器と待機電力に関する情報の通信を行い、そ
    の通信結果に基づいて、自電気機器の待機電力が他の電
    気機器の待機電力よりも大きいか又は他の電気機器の待
    機電力と等しいときに、第2の接点をオフすることを特
    徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記通信手段によって
    他の電気機器と予約処理に関する情報の通信を行い、そ
    の通信結果に基づいて、他の電気機器で予約処理が登録
    されているときには、第2の接点をオフすることを特徴
    とする請求項1記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 待機時に動作する回路に時刻を計時する
    回路が含まれていることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の電気機器。
  5. 【請求項5】 複数の電気機器を接続するためのバス配
    線と、 複数の請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気機器と
    を備えることを特徴とする電気機器ネットワークシステ
    ム。
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