JP3483739B2 - 知的検索プログラム作成システム、及び知的検索プログラム作成用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

知的検索プログラム作成システム、及び知的検索プログラム作成用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP3483739B2
JP3483739B2 JP22226197A JP22226197A JP3483739B2 JP 3483739 B2 JP3483739 B2 JP 3483739B2 JP 22226197 A JP22226197 A JP 22226197A JP 22226197 A JP22226197 A JP 22226197A JP 3483739 B2 JP3483739 B2 JP 3483739B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は知的情報検索プログ
ラムを作成する知的情報検索プログラム作成支援システ
ム、及び知的検索プログラム作成用プログラムを記録し
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特にイ
ンターネットのような広域の情報網に適用可能な情報記
述言語の文書内に組み込まれた知的情報検索プログラム
を作成する知的情報検索プログラム作成支援システム、
及び知的検索プログラム作成用プログラムを記録した
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴い、様々な情
報を居ながらにして入手することができるようになっ
た。インターネットでは、WWW(World Wide Web)の閲
覧ソフト(ブラウザ)を用いて、WWWサーバ上に存在
する各種情報をGUI(GraphicalUser Interface)形式
で閲覧可能である。
【0003】一般のWWWの動作方式は以下のようにな
る。ユーザがWWWブラウザで閲覧したい情報のアドレ
ス(URL:Uniform Resource Locator) を指定する
と、そのアドレスにある文書がWWWサーバからWWW
端末にダウンロードされる。これを、WWWブラウザが
所定の形式に変換し画面表示する。このようにして、ユ
ーザは、様々な情報を入手できる。この情報の多くは、
HTML(Hyper Text Markup Language)形式の情報記述
言語で作成された文書である。
【0004】ところが、前述のWWWの動作方式では、
ユーザがURLを知っていないと目的の文書にアクセス
することができない。しかも、インターネット上の情報
量は膨大であり、文書同士のリンク関係を追っていった
だけでは、目的の文書に辿り着けるとは限らない。そこ
で、文書の検索処理を提供するWWWサーバが必要とな
る。このWWWサーバは、WWW端末からの検索要求を
受信すると、CGI(Common Gateway Interface)を通じ
て検索プログラムを起動する。この検索プログラムがデ
ータベースへの問い合わせを行い、データベースから受
信した検索結果をHTML(Hyper Text Markup Languag
e)形式に変換する。そして、生成されたHTML文書が
WWW端末に送信される。このようにして、WWW端末
のユーザは、様々な情報を閲覧することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のWWW
サーバによる情報検索は、検索に関する全ての処理がW
WWサーバ側で行われていたため、WWWサーバにかか
る負荷が過大であった。従って、検索処理の実行をWW
W端末側で行わせることができれば、WWWサーバの負
荷が減少する。しかも、問答形式でユーザが必要として
いる文書に関する情報を対話型で入力させ、入力された
情報に応じた適当な文書をユーザに提供するような知的
情報検索方式の場合、WWW端末側で検索処理を実行で
きれば、装置間の通信速度の影響を受けずにすむという
利点がある。そして、そのような問答形式での検索を行
うことができる検索プログラムを容易に作成できること
が望まれている。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、インターネットのような広域情報システムに
適用可能な知的検索プログラムを容易に作成することの
できる知的検索プログラム作成システムを提供すること
を目的とする。
【0007】 また、本発明の他の目的は、インターネ
ットのような広域情報システムに適用可能な知的検索プ
ログラムを容易に作成することのできる知的検索プログ
ラム作成用プログラムを格納したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供することである。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、知的情報検索機能を提供するためのプロ
グラムの作成を支援する知的検索プログラム作成システ
ムにおいて、結論決定の判断基準とすべき質問、前記質
問に対する回答選択肢、及び複数の結論に関する情報入
力を受け付け、前記回答選択肢と前記複数の結論とから
なる結論決定表を定義する表定義手段と、前記結論決定
表を表示装置に表示し、前記複数の結論のそれぞれが選
ばれるための回答条件の入力を受け付け、前記回答条件
を前記結論決定表へ設定する知識設定手段と、問答形式
による前記質問に対する回答入力の受け付けと、回答に
応じた結論の表示とを行うための知的検索プログラム
を、前記結論決定表に基づいて作成し、所定の情報記述
言語に従った論理構造を有する文書に前記知的検索プロ
グラムを組み込む検索プログラム作成手段と、を有する
ことを特徴とする知的検索プログラム作成システムが提
供される。
【0010】この知的検索プログラム作成システムによ
れば、結論決定の判断基準とすべき質問、質問に対する
回答の選択肢、及び結論の情報入力が行われると、表定
義手段が回答の選択肢と結論とからなる結論決定表を定
義する。知識設定手段は、定義された結論決定表を表示
装置に表示し、結論へ遷移するための回答条件の入力を
受け付け、入力された回答条件を結論決定表へ設定す
る。検索プログラム作成手段は、結論決定表に基づき、
問答形式による回答の選択入力の受け付け、及び選択さ
れた回答に応じた結論の表示を行うための知的検索プロ
グラムを作成し、所定の情報記述言語に従った論理構造
を有する文書に前記知的検索プログラムを組み込む。こ
の結果、知的検索プログラムが組み込まれた構造化文書
が作成される。
【0011】
【0012】
【0013】 また、知的情報検索機能を提供するため
のプログラムの作成を支援する知的検索プログラム作成
用プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体において、結論決定の判断基準とすべき質問、前
記質問に対する回答選択肢、及び複数の結論に関する情
報入力を受け付け、前記回答選択肢と前記複数の結論と
からなる結論決定表を定義する表定義手段、前記結論決
定表を表示装置に表示し、前記複数の結論のそれぞれが
選ばれるための回答条件の入力を受け付け、前記回答条
件を前記結論決定表へ設定する知識設定手段、問答形式
による前記質問に対する回答入力の受け付けと、回答に
応じた結論の表示とを行うための知的検索プログラム
を、前記結論決定表に基づいて作成し、所定の情報記述
言語に従った論理構造を有する文書に前記知的検索プロ
グラムを組み込む検索プログラム作成手段、としてコン
ピュータを機能させるための知的検索プログラム作成用
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体が提供される。
【0014】 このプログラムをコンピュータに実行さ
せれば、結論決定の判断基準とすべき質問、前記質問に
対する回答選択肢、及び複数の結論に関する情報入力を
受け付け、前記回答選択肢と前記複数の結論とからなる
結論決定表を定義する表定義手段と、前記結論決定表を
表示装置に表示し、前記複数の結論のそれぞれが選ばれ
るための回答条件の入力を受け付け、前記回答条件を前
記結論決定表へ設定する知識設定手段と、問答形式によ
る前記質問に対する回答入力の受け付けと、回答に応じ
た結論の表示とを行うための知的検索プログラムを、前
記結論決定表に基づいて作成し、所定の情報記述言語に
従った論理構造を有する文書に前記知的検索プログラム
を組み込む検索プログラム作成手段と、の各機能コン
ピュータで実現される。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の原理構成図であ
る。本発明の知的検索プログラム作成システム1は、表
定義手段1a、知識設定手段1b、及び検索プログラム
作成手段1cを有している。結論決定の判断基準とすべ
き質問、質問に対する回答の選択肢、及び結論の情報入
力が行われると、表定義手段1aが、複数の質問のそれ
ぞれに対する回答の選択枝と、結論とからなる結論決定
表を定義する。知識設定手段1bは、結論のそれぞれが
選ばれるための回答条件の入力を受け付け、回答条件を
前記結論決定表へ設定する。検索プログラム作成手段1
cは、知識が設定された結論決定表を解読し、質問の表
示、質問に対する回答の受け付け、及び回答に応じた結
論の決定を行うための知的検索プログラムを作成する。
さらに、検索プログラム作成手段1cは、作成された知
的検索プログラムをハイパーテキスト形式の文書記述言
語に組み込むことにより、検索プログラム包含文書を作
成する。
【0018】作成された検索プログラム包含文書は、サ
ーバ2内の検索プログラム包含文書格納手段2aに格納
される。サーバ2に接続されたクライアント3の構造化
文書閲覧手段3aから知的検索プログラム包含文書に対
してアクセスがあると、検索プログラム包含文書がダウ
ンロードされる。そして、構造化文書閲覧手段3aは、
検索プログラム包含文書に組み込まれた検索プログラム
を実行する。その結果、表定義手段1aが定義した質問
及びその質問に対する回答の選択肢が、クライアント3
の表示画面に表示される。ユーザが回答を入力すると、
入力された回答と、知識設定手段1bが設定した知識と
が比較され、結論が導き出される。その結論が、サーバ
2上のデータベース2b内の文書のアドレスで示された
場合には、該当する文書がダウンロードされ、構造化文
書閲覧手段3aによって閲覧される。
【0019】このような検索プログラム作成システムを
用いれば、知的検索プログラムが組み込まれた文書を、
表形式で簡単に作成できる。しかも、この知的検索プロ
グラム包含文書をインターネット上のWWWサーバで使
用すると、情報の検索処理がWWW端末側で実行される
ため、WWWサーバの負担を軽減できる。そこで、本発
明をインターネットのWWWサーバに適用した場合を例
にとり、具体的に説明する。
【0020】図2は本発明を適用したネットワークシス
テムの概略構成を示す図である。この図において、WW
Wサーバ10とWWW端末20とはインターネット30
を介して接続されている。
【0021】WWWサーバ10には、知的検索プログラ
ム作成部11が設けられている。知的検索プログラム作
成部11内の表定義部11aは、結論決定の判断基準と
すべき質問、その質問に対する回答の選択肢、及び結論
に関する情報の入力を受け付ける。なお、結論は、ユー
ザに提供する文書情報であってもよいし、別の知識が入
力された表を指定してもよい。そして、表定義部11a
は、入力された情報から表11bを作成する。知識設定
部11cは、オペレータからの知識の入力を受け付け
る。知識は、各選択肢に対する真偽の別で入力される。
そして、知識設定部11cは、入力された知識を表11
bの中に「○」、「×」で設定する。コード生成部11
dは、知識が設定された表11bに基づき知的検索プロ
グラムを作成する。知的検索プログラムは、Javaス
クリプト(米sun Microsystems,in
c.と米Netscape communicatio
nsCorp.が共同開発したスクリプト言語)やJa
vaアプレット(米sunMicrosystemsが
開発したインターネット用のオブジェクト指向言語であ
る「Java」で作成されたソフトウェア部品)等とし
て作成される。そして、コード生成部11dは、作成し
た知的検索プログラムをHTML文書に組み込み、知的
検索プログラム包含文書14を生成する。サーバソフト
ウェア12は、ホームページ13、知的検索プログラム
包含文書14、及びデータベース15内の情報をWWW
端末20に提供する。なお、データベース15内の情報
には、文書情報以外に、画像イメージや音声等も含まれ
る。
【0022】WWW端末20は、WWWブラウザ21を
有している。このWWWブラウザ21は、HTML文書
の閲覧機能と、JavaスクリプトやJavaアプレッ
トの実行機能とを有している。なお、Javaアプレッ
トはOS(オペレーティングシステム)やMPU(Micr
o Processing Unit)に依存しない中間コードとして生成
され、WWWブラウザ21が有するインタプリタがOS
やMPUの違いを吸収する。以後、Javaスクリプト
やJavaアプレットのように、OSやMPUに依存し
ないプログラムを中間言語と呼ぶこととする。
【0023】 このような構成のシステムにおいて、W
WWサーバ10側の情報の提供者は、提供すべき情報を
作成し、データベース15に格納する。そして、情報の
提供者は、表形式の知的検索プログラム作成部11の機
能を用いて、HTML形式の知的検索プログラム包含文
書14を作成する。ユーザは、ホームページ13のメニ
ューから所定の項目を選択することにより、知的検索プ
ログラム包含文書14をダウンロードする。そして、W
WWブラウザ21が知的検索プログラム包含文書14を
実行すると、質問事項と回答の選択肢が画面に表示され
る。ユーザは、その質問に対する回答を入力する。全て
の質問に対する回答が入力されると、その回答に応じた
情報がデータベース15から取得され、WWW端末20
の画面に表示される。
【0024】次に、知的検索プログラム作成部11で行
われる検索プログラムの作成手順を説明する。なお、以
下の例では、Javaスクリプトで知的検索プログラム
を作成するものとする。
【0025】図3は検索プログラムの作成手順を示すフ
ローチャートである。 〔S1〕表定義部11aは、質問の回答と結論とからな
る表11bを定義する。詳細は、図4において説明す
る。 〔S2〕知識設定部11cは、ステップS1で定義され
た表11bに知識を入力する。詳細は、図5において説
明する。 〔S3〕コード生成部11dは、知識をコード化してJ
avaスクリプトを生成し、それをHTML文書に組み
込む。詳細は、図6において説明する。
【0026】図4は表定義処理の詳細を示すフローチャ
ートである。この処理は、オペレータの入力に基づいて
表定義部11aが行う。 〔S11〕これから定義しようとする表の名前を定め
る。 〔S12〕表中の質問事項を定める。 〔S13〕各質問の回答選択肢を定める。 〔S14〕表から遷移する結論または他表を定める。こ
れにより、表11bが定義される。
【0027】図5は知識入力処理の詳細を示すフローチ
ャートである。 〔S21〕定義済みの表を開く。 〔S22〕各行の結論または他表への遷移に対応する回
答選択肢に「○」又「×」を付ける。これにより、全て
の回答選択肢の「○」又「×」の組み合わせと、結論ま
たは他の知的検索プログラム包含文書との対応関係が決
定する。
【0028】図6はコード生成処理の詳細を示すフロー
チャートである。 〔S31〕質問表示コードと回答選択肢入力用コードと
を生成する。 〔S32〕質問の集合をQ={q1,q2,...,q
i}とする。 〔S33〕Qの先頭要素をqとする。 〔S34〕qの回答選択肢集合をAqとする。 〔S35〕Aqの要素a全てに対して、aが選択されて
いるか否かを判別して条件分岐するためのコードを生成
する。 〔S36〕Qの要素数=1か否かを判断する。要素数=
1であればステップS38に進み、要素数=1でなけれ
ばステップS37に進む。 〔S37〕Qの先頭要素をQから取り除き、ステップS
33に戻る。これにより、Qに含まれる全ての要素に対
して、ステップS33からステップS35の処理が再帰
的に実行される。 〔S38〕表の○印を参照して、現在の回答の組み合わ
せに対応する結論又は他表に遷移するコードを生成す
る。このようにして、各表に対応した検索プログラムが
生成される。
【0029】ここで、表定義及び知識入力をメニュー形
式で行えると入力漏れ等がなくなり非常に便利である。
そこで、表定義及び知識入力をメニュー形式で行える知
識エディタを用いた知的検索プログラム包含文書の作成
例を以下に説明する。以下の例は、宴会場を探している
利用者に、宴会場に関する情報を提供するための知的検
索プログラムを作成する場合の例である。
【0030】図7は知識エディタの表示画面を示す図で
ある。知識エディタを起動するとメインのウィンドウ4
1が表示される。このウィンドウ41のメニューバー4
1aには「ファイル」というメニュー名が表示されてい
る。この「ファイル」を選択するとプルダウンメニュー
41bが開く。このプルダウンメニュー41bには、
「別名保存」、「印刷」、及び「終了」のコマンドが登
録されている。「別名保存」を実行すると、現在作成中
の知識情報が任意のファイル名で保存される。「印刷」
を実行すると、知識情報がプリンタで印刷される。「終
了」を実行すると、知識エディタが終了する。
【0031】メニューバー41aのすぐ下には、質問事
項の一覧(Q一覧)表示部41cがある。ここには、後
述するQ編集ウィンドウで入力された質問事項の内容が
質問No.とともに表示される。Q一覧表示部41cの
右には、質問No.(Q1,Q2)とマトリックスN
o.との対応関係が表示されている。マトリックスN
o.は、定義されている表に付加された通し番号であ
る。
【0032】 ウィンド41の中央部には、回答の選
択肢と結論とからなるマトリックステーブル41dが表
示されている。マトリックステーブル41dの上側に
は、定義されている質問の質問No.(Q1,Q2)
と、各質問の選択肢を示す番号(1:1,1:2,2:
1,2:2)、及び回答No.(A1,A2)が表示さ
れている。マトリックステーブル41dの左側には、結
論No.(R1,R2,R3)とその結論のシーケンス
No.(010,020,030)が表示されている。
マトリックステーブル41d内には、結論を導くための
回答選択肢の真偽が「○」、「×」で示されている。
【0033】マトリックステーブル41dの下側には、
質問を入力するための「Q編集」のボタン41e、結論
を入力するための「R編集」のボタン41f、及び「シ
ーケンスNo変更」のボタン41gが設けられている。
「Q編集」のボタン41eをマウスでクリックすると、
Q編集ウィンドウが新たに表示され、「R編集」のボタ
ン41fをマウスでクリックすると、R編集ウィンドウ
が新たに表示される。Q編集ウィンドウからはさらにA
編集ウィンドウを表示することができる。「シーケンス
No変更」のボタン41gをマウスでクリックすると、
結論に付されている「シーケンスNo.」が変更できる
ようになり、変更された「シーケンスNo.」の順番に
結論が並べ替えられる。
【0034】図8はQ編集ウィンドウを示す図である。
Q編集ウィンドウ42には、質問入力部42aが設けら
れている。質問入力部42aには、「質問No.」、
「シーケンスNo.」、「簡略名」、「表示内容」、
「参照情報」、「参照パターン」、「URL」、及び
「A編集」の入力項目がある。
【0035】 「質問No.」は、登録された質問に付
けられた識別番号である。「シーケンスNo.」は、質
問の順番を示す番号であり、新たな質問を入力する際に
は10番毎に自動採番される。「簡略名」は、質問の内
容を簡単に理解できるような略称である。「表示内容」
は、具体的な質問の内容である。「参照情報」は、チェ
ックボックスによる参照情報の有無の設定部である。
「参照パターン」は、参照パターンの種別を示す識別番
号であり、3種類のパターンが用意されている。第1の
パターン(識別番号「1」)は、選択肢をリストボック
スで表示するものである。第2のパターン(識別番号
「2」)は、選択肢のそれぞれをイメージデータで表示
するものである。第3のパターン(識別番号「3」)
は、回答選択用の別ウィンドウを表示するものである。
「URL」は、参照パターンが別の文書として存在する
場合のその文書のURLの入力部である。「A編集」に
は、質問に対する回答の設定用のA編集ウィンドウを開
くためのボタンが用意されている。このボタンは、A編
集が既に行われているものにはチェックマークが表示さ
れる。
【0036】Q編集ウィンドウ42の下部には、「Q並
替」、「追加」、「削除」、「保存」、及び「取消」の
ボタン42b〜42fが設けられている。「Q並替」の
ボタン42bをマウスでクリックすると、その時の「シ
ーケンスNo.」の順番に質問が並べ替えられる。即
ち、質問の順番を変えたい場合には「シーケンスN
o.」を任意の値に変更し、「Q並替」のボタン42b
をマウスでクリックする。「追加」のボタン42cをマ
ウスでクリックすると、その時に指定されている位置に
新たな質問が追加される。「削除」のボタン42dをマ
ウスでクリックすると、その時に指定されている質問が
削除される。「保存」のボタン42eをマウスでクリッ
クすると、Q編集ウィンドウ42上で設定されているデ
ータが保存され、その内容がウィンドウ41のマトリッ
クステーブル41dに反映される。「取消」のボタン4
2fをマウスでクリックすると、Q編集ウィンドウ42
上で設定されているデータが全てクリアされる。
【0037】 図9はA編集ウィンドウを示す図であ
る。A編集ウィンドウ43内の上方には、対応する質問
の「質問No.」が表示されている。A編集ウィンドウ
43の中央部には、回答入力部43aが設けられてい
る。回答入力部43aには、「回答No.」、「シーケ
ンスNo.」、「簡略名」、及び「表示内容」の入力項
目がある。これらの入力項目の内容は、Q編集ウィンド
ウ42の質問入力部42aの「質問No.」、「シーケ
ンスNo.」、「簡略名」、及び「表示内容」と同様で
ある。
【0038】 A編集ウィンドウ43の下部には、「A
並替」、「登録」、「削除」、及び「取消」のボタン4
3b〜43fが設けられている。「A並替」のボタン4
3b、「削除」のボタン43d、及び「取消」のボタン
43eの機能は、それぞれQ編集ウィンドウ42の「Q
並替」のボタン42b、「削除」のボタン42d、及び
「取消」のボタン42fの機能と同様である。「登録」
のボタン43cをマウスでクリックすると、A編集ウィ
ンドウ43に設定されているデータが、対応する質問の
回答として登録される。
【0039】 図10はR編集ウィンドウを示す図であ
る。R編集ウィンドウ44の中央部には、結論入力部4
4aが設けられている。結論入力部44aには、「結論
No.」、「シーケンスNo.」、「簡略名」、「結論
/関連表の別」(画面上では「結/関」と表示)、及び
「URL」の入力項目がある。「結論No.」、「シー
ケンスNo.」、及び「簡略名」の入力項目の内容は、
Q編集ウィンドウ42の質問入力部42aの「質問N
o.」、「シーケンスNo.」、及び「簡略名」と同様
である。「結論/関連表の別」には、2つのチェックボ
ックスがあり、一方は直ぐに結論を表示する旨を意味
し、他方は別の関連表による問答をさらに行うことを意
味する。「URL」には、結論の情報のURL、あるい
は関連表のURLを入力する。
【0040】 R編集ウィンドウ44の下部には、「R
並替」、「保存」、「削除」、及び「取消」のボタン4
4b〜44eが設けられている。これらの各ボタン44
b〜44eの機能は、それぞれQ編集ウィンドウ42の
「Q並替」のボタン42b、「保存」のボタン42e、
「削除」のボタン42d、及び「取消」のボタン42f
の機能と同様である。
【0041】Q編集ウィンドウ42、A編集ウィンドウ
43、R編集ウィンドウ44の各ウィンドウに必要な項
目を入力し保存することにより、システム内部ではQテ
ーブル、Aテーブル、及びRテーブルが作成され、それ
らのテーブルからマトリックステーブルが生成される。
【0042】図11はシステム内部で生成されるテーブ
ルを示す図である。Qテーブル51には、「Q N
o.」、「Q簡略名」、「Q表示名」、「参照パター
ン」、及び「QURL」が登録されている。Aテーブル
52には、「Q No.」、「ANo.」、「シーケン
スNo.」、「A簡略名」、及び「A表示名」が登録さ
れている。Rテーブル53には、「R No.」、「シ
ーケンスNo.」、「R簡略名」、「RURL」、及び
「R関連表」が登録されている。
【0043】これらのテーブル内の情報からマトリック
ステーブル54が作成される。マトリックステーブル5
4には、回答と結論との対応関係が示されている。結論
には、「シーケンスNo.」が付されている。そして各
回答には、二桁の数字が付されており、十の位が「質問
No.」を示し一の位が「回答No.」を示している。
このマトリックステーブル54が、図7のウィンドウ4
1のマトリックステーブル41dとして表示される。そ
して、ウィンドウ41上で、「○」、「×」により知識
が入力されると、マトリックステーブル54にそれらの
値が設定される。知識が「○」の場合には「1」が設定
され、「×」の場合には「0」が設定される。これによ
り、入力された知識と、結論あるいは他表との対応関係
が確定する。このように、知識が入力されたマトリック
ステーブル54を、以後、表形式知識データと呼ぶ。
【0044】図12は知識エディタによる知的検索プロ
グラムの作成手順を示すフローチャートである。このフ
ローチャートの処理はオペレータの操作を伴う処理であ
り、知識エディタはオペレータに対する操作環境の提
供、及び入力された各種情報の格納や解析等の処理を行
う。 〔S41〕オペレータは、質問を入力する。この際、Q
編集ウィンドウ42が閉じていれば、Q編集ボタン41
eを押してQ編集ウィンドウ42を開き質問の入力を行
う。具体的には、「質問No.」、「シーケンスN
o.」、「簡略名」、「表示内容」、「参照情報」、及
び「参照パターン」を入力する。また、必要な場合に
は、参照情報の「URL」も入力する。知識エディタは
入力された質問に関する情報を格納する。 〔S42〕オペレータは、全ての質問を入力したか否か
を判断する。未入力の質問があればステップS41に戻
り、全ての質問の入力が終了していればステップS43
に進む。 〔S43〕オペレータは、回答を入力する。この際、A
編集ウィンドウ43が閉じていれば、A編集ボタンを押
してA編集ウィンドウ43を開き回答の入力を行う。具
体的には、「回答No.」、「シーケンスNo.」、
「簡略名」、及び「表示内容」を入力する。知識エディ
タは入力された回答に関する情報を格納する。 〔S44〕オペレータは、全ての回答を入力したか否か
を判断する。未入力の回答があればステップS43に戻
り、全ての回答の入力が終了していればステップS45
に進む。 〔S45〕オペレータは、結論を入力する。この際、R
編集ウィンドウ44が閉じていれば、R編集ボタン41
fを押してR編集ウィンドウ44を開き回答の入力を行
う。具体的には、「結論No.」、「シーケンスN
o.」、「簡略名」、「結論/関連表の別」、及び「U
RL」を入力する。知識エディタは入力された結論に関
する情報を格納する。 〔S46〕オペレータは、全ての結論を入力したか否か
を判断する。未入力の結論があればステップS45に戻
り、全ての結論の入力が終了していればステップS47
に進む。この際、知識エディタのメインのウィンドウに
は、マトリックステーブル41dが作成されている。 〔S47〕オペレータは、知識を入力する。即ち、ステ
ップS46までの処理により作成されたマトリックステ
ーブル41dに「○」、「×」を入力する。 〔S48〕知識エディタは、定義されたマトリックステ
ーブル41dと知識との一意性チェック、及び完全性チ
ェックを行う。一意性チェックとは、任意の回答パター
ンに対して、1つの結論を導きだすことができるか否か
のチェックである。また、完全性チェックとは、入力す
べき情報に矛盾がないかどうかのチェックである。 〔S49〕ステップS48におけるチェックの結果、表
形式知識データが正常か否かをオペレータが判断し、矛
盾が発見された場合にはステップS41,S43,S4
5のいずれかの処理に戻る。どの処理に戻るべきかも、
オペレータが判断する。表形式知識データが正常であれ
ばステップS50に進む。 〔S50〕知識エディタは、表形式知識データを中間言
語(Javaスクリプト、Javaアプレット)に展開
する。 〔S51〕知識エディタは、関連する表形式知識データ
を中間言語に展開する。即ち、結論において他表が指定
されている場合には、その他表を中間言語に展開する。
なお、ステップS50とステップS51における処理の
具体的な内容は、図6に示したコード生成処理である。
【0045】図13は作成された表形式知識データの例
を示す図である。「table1」と名付けられた表形
式知識データ11baに、2つの回答選択肢(「A
1」,「A2」)を有する2つの質問(「Q1」,「Q
2」)に対して、2種類の結論(「result1」,
「result2」)と2種類の他表(「table
2」,「table3」)が定義されている。「tab
le2」と名付けられた表形式知識データ11bbに
は、2つの選択肢を有する1つの質問(「Q1」)に対
して、2種類の結論(「result3」,「resu
lt4」)が定義されている。「table3」と名付
けられた表形式知識データ11bcには、2つの選択肢
を有する1つの質問(「Q1」)に対して、2種類の結
論(「result5」,「result6」)が定義
されている。
【0046】このような表形式知識データに基づいて、
コード生成処理が行われ、Javaスクリプトによる知
的検索プログラムが組み込まれたHTML形式が作成さ
れる。
【0047】図14は「table1」の表形式知識デ
ータに基づいて作成された知的検索プログラム包含文書
の例を示す図である。図中の<SCRIPT>と</S
CRIPT>というタグで囲まれた領域61が、Jav
aスクリプトによるプログラム記述部である。ここで、
「if...else」により、回答選択肢が選択され
ているか否かによる条件分岐が行われている。この条件
分岐のためのコードの生成は、図6のステップS35に
おいて行われる。また、「url=”・・・”」で示さ
れたコードが、結論または他表に遷移する際の遷移先を
URLで示している。この遷移先を指定するコードの生
成は、図6のステップS38において行われる。
【0048】図中の<BODY>と</BODY>とい
うタグで囲まれた領域62が、質問と回答の選択肢を表
示し、選択的に回答の入力を受け付けるためのコードを
記述した部分である。このコードの生成は、図6のステ
ップS31において行われる。
【0049】図15は「table2」の表形式知識デ
ータに基づいて作成された知的検索プログラム包含文書
の例を示す図である。このHTML文書も図14の文書
と同様に、<SCRIPT>と</SCRIPT>とい
うタグで囲まれた領域63が、Javaスクリプトによ
るプログラム記述部であり、<BODY>と</BOD
Y>というタグで囲まれた領域64が、質問と回答の選
択肢を表示し選択的に回答の入力を受け付けるためのコ
ードを記述した部分である。
【0050】図16は結論のHTML文書の例を示す図
である。<BODY>と</BODY>というタグで囲
まれた領域65に、結論の表示内容が記されている。こ
の例は、「結論5」の表示内容であるが他の結論も同様
に作成することができる。また、この結論には、イメー
ジデータや音声データ等を含ませることも可能である。
【0051】図17は「table1」に基づいて作成
された知的検索プログラムの知識構造を示すフローチャ
ートである。 〔S61〕「table1」のQ1の回答がA1か否か
を判断する。回答がA1であればステップS62に進
み、A1でなければステップS63に進む。 〔S62〕「table1」のQ2の回答がA1か否か
を判断する。回答がA1であれば「result1」を
結論とし、A1でなければ「table2」に基づいて
作成された検索プログラムに進む。 〔S63〕「table1」のQ2の回答がA1か否か
を判断する。回答がA1であれば「result2」を
結論とし、A1でなければ「table3」に基づいて
作成された検索プログラムに進む。
【0052】図18は「table2」に基づいて作成
された知的検索プログラムの知識構造を示すフローチャ
ートである。 〔S64〕「table2」のQ1の回答がA1か否か
を判断する。回答がA1であれば「result3」を
結論とし、A1でなければ「result4」を結論と
する。
【0053】図19は「table3」に基づいて作成
された知的検索プログラムの知識構造を示すフローチャ
ートである。 〔S65〕「table3」のQ1の回答がA1か否か
を判断する。回答がA1であれば「result5」を
結論とし、A1でなければ「result6」を結論と
する。
【0054】以上のようにしてJavaスクリプトによ
る検索プログラムが組み込まれたHTML文書が、知識
エディタによって作成される。そして、WWWサーバ1
0で提供しているホームページ13と作成したHTML
文書とを関連づけることにより、ホームページ13にア
クセスしたユーザに対して、知的検索処理機能を提供す
ることができる。そこで、上記のようにして作成された
知的検索プログラムのサービスの提供を受けるWWW端
末20側での画面表示例を、以下に説明する。
【0055】図20はホームページから検索プログラム
包含文書への遷移状況を示す図である。ユーザは、WW
Wブラウザ21を用いてホームページ13にアクセスす
ると、まずトップメニュー71が表示される。この例で
は、「1.宴会場探し」、「2.デートコース案内」、
「3.ショッピング案内」等の項目が表示されている。
ここで、「1.宴会場探し」を選択すると、知的検索プ
ログラム格納文書がダウンロードされ、宴会場探しの質
疑応答用の画面72が表示される。
【0056】画面72には、「質問1」と「質問2」と
が表示されている。ユーザは、まず「質問1:1人あた
りの予算は?」に対する回答を選択する。回答を選択す
る際には、質問の表示内容の右側に設けられたリストボ
ックス72aの中の回答群から選択する。この例では、
「5,000円未満」と「5,000円以上」の2つの
回答を表示している。
【0057】 次いで、ユーザは「質問2:ご希望の料
理は?」に対する回答を選択する。図21は「質問2」
に対する回答操作状況を示す図である。質問の表示内容
の下には、回答の選択肢が写真等のイメージデータと文
章とによって示されている。イメージデータは拡大する
こともできる。この例では、中華と洋食との回答72
b,72cが用意されている。各回答72b,72cに
は、チェックボタンが設けられており、ユーザは目的の
回答のボタンをチェックする。
【0058】洋食が選択されると、洋食の種類を選択す
るために「質問3:フランス料理にしますか、イタリア
料理にしますか?」の選択画面が表示される。図22は
「質問3」に対する回答操作状況を示す図である。画面
73中の質問の表示内容の下には回答用のボタン73a
が設けられている。このボタン73aを押すと、回答選
択画面74が表示される。回答選択画面74には、回答
の選択肢が写真等のイメージデータと文章とによって示
されている。この画面で回答を選択すると、画面73に
戻る。
【0059】そして、案内ボタン73bを押すと、ここ
までの3つの質問に対する回答に基づき、ユーザの希望
する店に関する紹介情報が結論として表示される。図2
3は結論画面を示す図である。この例では、店内の風
景、その店の場所を示す地図、及びその他の詳細情報が
示されている。詳細情報としては、店名、主な料理、営
業時間、電話番号、セット料金、定休日、及び特典が示
されている。
【0060】店の紹介情報を示す画面の下にはトップメ
ニューへ移るためのボタン76aが設けられている。ボ
タン76aを押せば、すぐにトップメニュー71に戻る
ことができる。
【0061】 なお、回答が不完全で結論が導けない場
合には、希望の情報が表示できない旨のアナウンスを表
示する。図24は不完全な回答に対するアナウンスの表
示画面を示す図である。この画面77には、情報が表示
できない旨のメッセージとともに、結論が導けなかった
理由を表示してる。この画面77の下部には、質問画
面へ移るためのボタン77aと、トップメニューへ移る
ためのボタン77bとが設けられている。ボタン77a
を押せば「質問1」の画面72に戻ることができ、ボタ
ン77bを押せばトップメニュー71に戻ることができ
る。
【0062】以上のようにして、知的検索プログラムを
表形式で容易に作成することができる。しかも、作成し
た知的検索プログラムは、HTML形式の文書に組み込
まれるため、インターネットを介してWWW端末にダウ
ンロードさせWWW端末側で問答形式の情報検索処理を
実行させることができる。
【0063】なお、上記の説明では知的検索プログラム
をJavaスクリプトで作成する場合について説明した
が、Javaにより知的検索プログラムを作成してもよ
い。Javaで知的検索プログラムを作成する場合、ソ
ースコードをコンパイルし、Javaアプレットとする
ことが必要である。JavaアプレットをHTML文書
に組み込むには、Javaアプレットの名前、Java
アプレットの大きさ、及びJavaアプレットに渡すべ
き引き数等を、HTML文書内で指定すればよい。
【0064】また、上記の説明では、常に1つの結論が
導き出されることを前提に説明したが、複数の結論を導
き出すこともできる。この場合、WWWブラウザのフレ
ーム分割機能を利用して、複数の結論を同時に表示す
る。
【0065】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、WWWサーバ
やWWW端末が有すべき機能の処理内容は、コンピュー
タで読み取り可能な記録媒体に格納されたプログラムに
記述されており、このプログラムをコンピュータで実行
することにより、上記処理がコンピュータで実現され
る。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、
磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させ
る場合には、CD−ROMやフロッピーディスケット等
の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させた
り、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記
憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコン
ピュータに転送することもできる。コンピュータで実行
する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等に
プログラムを格納しておき、メインメモリにロードして
実行する。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明の知的検索プ
ログラム作成システムでは、質問の選択肢と結論とから
なる結論決定表に回答条件が設定されると、結論決定表
に基づいた処理を行う知的検索プログラムが組み込まれ
た文書を生成するようにしたため、広域情報システムに
適用可能な知的検索プログラムを容易に作成することが
可能となる。
【0067】
【0068】 また、本発明の知的検索プログラム作成
用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体では、記録されたプログラムをコンピュータで実
行すれば、質問の選択肢と結論とからなる結論決定表に
回答条件が設定されると、結論決定表に基づいた処理を
行う知的検索プログラムが組み込まれた文書を生成する
ような処理をコンピュータに行わせることができ、広域
情報システムに適用可能な知的検索プログラムをコンピ
ュータを用いて容易に作成することが可能となる。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明を適用したネットワークシステムの概略
構成を示す図である。
【図3】検索プログラムの作成手順を示すフローチャー
トである。
【図4】表定義処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【図5】知識入力処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【図6】コード生成処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図7】知識エディタの表示画面を示す図である。
【図8】Q編集ウィンドウを示す図である。
【図9】A編集ウィンドウを示す図である。
【図10】R編集ウィンドウを示す図である。
【図11】システム内部で生成されるテーブルを示す図
である。
【図12】知識エディタによる知的検索プログラムの作
成手順を示すフローチャートである。
【図13】作成された表形式知識データの例を示す図で
ある。
【図14】「table1」の表形式知識データに基づ
いて作成された知的検索プログラム包含文書の例を示す
図である。
【図15】「table2」の表形式知識データに基づ
いて作成された知的検索プログラム包含文書の例を示す
図である。
【図16】結論のHTML文書の例を示す図である。
【図17】「table1」に基づいて作成された知的
検索プログラムの知識構造を示すフローチャートであ
る。
【図18】「table2」に基づいて作成された知的
検索プログラムの知識構造を示すフローチャートであ
る。
【図19】「table3」に基づいて作成された知的
検索プログラムの知識構造を示すフローチャートであ
る。
【図20】ホームページから検索プログラム包含文書へ
の遷移状況を示す図である。
【図21】「質問2」に対する回答操作状況を示す図で
ある。
【図22】「質問3」に対する回答操作状況を示す図で
ある。
【図23】結論画面を示す図である。
【図24】不完全な回答に対するアナウンスの表示画面
を示す図である。
【符号の説明】
1 知的検索プログラム作成システム 1a 表定義手段 1b 知識設定手段 1c 検索プログラム作成手段 2 サーバ 2a 検索プログラム包含文書格納手段 2b データベース 3 クライアント 3a 構造化文書閲覧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 12/00 547 G06F 12/00 547H (72)発明者 宮原 豊 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−219754(JP,A) 特開 平7−152543(JP,A) Tom Tessier,インタラク ティブなWebページを作成するために JavaScriptを使う,Dr. Dobb’s Journal Jap an,日本,株式会社 翔泳社,1996年 7月 1日,Vol.5,No.7, pp.40−45.,付属CD−ROM収録 のプログラムリストLIST1(¥DD J¥JAVASCRP.ASC) 小野 慶一 他,インターネットを用 いたリアルタイムデルファイ法の実現, 電子情報通信学会技術研究報告,日本, 社団法人 電子情報通信学会,1996年 6月15日,Vol.96,No.96(ET 96−32),pp.77−84. 大松 正樹 他,WWWを用いた学習 システムの一構成法とその試作−個別対 応化に向けて−,電子情報通信学会技術 研究報告,日本,社団法人 電子情報通 信学会,1996年 6月15日,Vol. 96,No96(ET96−35),pp.95− 102. 水内 祥晃 他,インターネットプロ グラミング言語による情報組織化機構に ついて,情報処理学会研究報告,日本, 社団法人 情報処理学会,1996年 7月 26日,Vol.96,No.68(96−DB S−109−47),pp.281−286. 谷川 健 他,高度個別型CAIフレ ームワークの分散オブジェクト化,情報 処理学会研究報告,日本,社団法人 情 報処理学会,1996年 7月26日,Vo l.96,No.68(96−DBS−109− 50),pp.299−304. (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 230 G06F 17/30 170 G06F 17/30 330 G06F 12/00 547 G06F 9/06 530 G06F 9/06 530 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 知的情報検索機能を提供するためのプロ
    グラムの作成を支援する知的検索プログラム作成システ
    ムにおいて、 結論決定の判断基準とすべき質問、前記質問に対する回
    答選択肢、及び複数の結論に関する情報入力を受け付
    け、前記回答選択肢と前記複数の結論とからなる結論決
    定表を定義する表定義手段と、 前記結論決定表を表示装置に表示し、前記複数の結論の
    それぞれが選ばれるための回答条件の入力を受け付け、
    前記回答条件を前記結論決定表へ設定する知識設定手段
    と、 問答形式による前記質問に対する回答入力の受け付け
    と、回答に応じた結論の表示とを行うための知的検索プ
    ログラムを、前記結論決定表に基づいて作成し、所定の
    情報記述言語に従った論理構造を有する文書に前記知的
    検索プログラムを組み込む検索プログラム作成手段と、 を有することを特徴とする知的検索プログラム作成シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記表定義手段は、結論に関する情報と
    して、他の結論決定表に基づいて作成された他の知的検
    索プログラムが組み込まれた文書を指定できることを特
    徴とする請求項1記載の知的検索プログラム作成システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記検索プログラム作成手段は、前記知
    的検索プログラムを、ハイパーテキスト形式の文書に組
    み込むことを特徴とする請求項1記載の知的検索プログ
    ラム作成システム。
  4. 【請求項4】 前記検索プログラム作成手段は、前記知
    的検索プログラムを、所定のスクリプト言語で作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の知的検索プログラム作
    成システム。
  5. 【請求項5】 前記検索プログラム作成手段は、前記知
    的検索プログラムを、所定のインタプリタで実行可能な
    ソフトウェア部品として作成することを特徴とする請求
    項1記載の知的検索プログラム作成システム。
  6. 【請求項6】 知的情報検索機能を提供するためのプロ
    グラムの作成を支援する知的検索プログラム作成用プロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、 結論決定の判断基準とすべき質問、前記質問に対する回
    答選択肢、及び複数の結論に関する情報入力を受け付
    け、前記回答選択肢と前記複数の結論とからなる結論決
    定表を定義する表定義手段、 前記結論決定表を表示装置に表示し、前記複数の結論の
    それぞれが選ばれるための回答条件の入力を受け付け、
    前記回答条件を前記結論決定表へ設定する知識設定手
    段、 問答形式による前記質問に対する回答入力の受け付け
    と、回答に応じた結論の表示とを行うための知的検索プ
    ログラムを、前記結論決定表に基づいて作成し、所定の
    情報記述言語に従った論理構造を有する文書に前記知的
    検索プログラムを組み込む検索プログラム作成手段、 としてコンピュータを機能させるための知的検索プログ
    ラム作成用プログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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谷川 健 他,高度個別型CAIフレームワークの分散オブジェクト化,情報処理学会研究報告,日本,社団法人 情報処理学会,1996年 7月26日,Vol.96,No.68(96−DBS−109−50),pp.299−304.

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