JP3483115B2 - 偏光素子 - Google Patents
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Landscapes
- Polarising Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子に関し、
特に、偏光状態がランダムな光の特性を一方向の直線偏
光に変換する偏光素子に関する。
特に、偏光状態がランダムな光の特性を一方向の直線偏
光に変換する偏光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の偏光素子としては、例え
ば、特開平4−240804号公報に示すようなものが
ある。図4は、従来の偏光素子を説明するためのX−Y
平面に沿った素子断面図である。
ば、特開平4−240804号公報に示すようなものが
ある。図4は、従来の偏光素子を説明するためのX−Y
平面に沿った素子断面図である。
【0003】図4に示す従来の偏光素子は、2種類の複
屈折材料を図4に示すように交互に繰り返した構造を有
し、どんな偏光の光も直線偏光にすることができた。
屈折材料を図4に示すように交互に繰り返した構造を有
し、どんな偏光の光も直線偏光にすることができた。
【0004】いま、一方の複屈折材料をA、他方の複屈
折材料をBとし、複屈折材料Aの幅をtA、複屈折材料
Bの幅をtBとする。このとき、波長λの入射光に対し
tA+tB<λの関係が成立する。更に、図4の平面上の
構造の繰り返し方向Xに対して45度傾いているL軸に
おける複屈折材料Aの屈折率と複屈折材料Bの屈折率と
が等しくなるように設定され、更に、このようなL軸に
対して垂直(前述の所定角度の一例)な方向の軸Mにお
ける複屈折材料Aの屈折率と複屈折材料Bの屈折率とが
等しくないように設定されているため、屈折率に周期構
造が形成されることになる。
折材料をBとし、複屈折材料Aの幅をtA、複屈折材料
Bの幅をtBとする。このとき、波長λの入射光に対し
tA+tB<λの関係が成立する。更に、図4の平面上の
構造の繰り返し方向Xに対して45度傾いているL軸に
おける複屈折材料Aの屈折率と複屈折材料Bの屈折率と
が等しくなるように設定され、更に、このようなL軸に
対して垂直(前述の所定角度の一例)な方向の軸Mにお
ける複屈折材料Aの屈折率と複屈折材料Bの屈折率とが
等しくないように設定されているため、屈折率に周期構
造が形成されることになる。
【0005】このような周期構造を有する偏光素子のM
L平面に垂直(前述の所定角度の一例)に光を入射した
場合の、L軸方向の偏光(以下、L偏光と呼ぶ)とM軸
方向の偏光(以下M偏光)を考える。
L平面に垂直(前述の所定角度の一例)に光を入射した
場合の、L軸方向の偏光(以下、L偏光と呼ぶ)とM軸
方向の偏光(以下M偏光)を考える。
【0006】L偏光及びM偏光においてはtA+tB<λ
の関係が成立するので、屈折率の平均値を感じることに
なる。
の関係が成立するので、屈折率の平均値を感じることに
なる。
【0007】また、L軸方向の屈折率は一定なのでL偏
光は入射時と同じ偏光状態を保ったまま偏光素子を透過
する。
光は入射時と同じ偏光状態を保ったまま偏光素子を透過
する。
【0008】M軸方向の屈折率は周期性を有しているの
で、M偏光は構造複屈折により偏光状態が変化する。例
えば、tA=tBの場合、複屈折材料AのM軸方向の屈折
率をnA、複屈折材料BのM軸方向の屈折率をnBとする
と、X軸方向とY軸方向にM偏光が感じる屈折率nX,
nYは、各々、nX=((1/nA)2+(1/nB)2)
-1/2,nY=(nA 2+nB 2)1/2と表現できる。
で、M偏光は構造複屈折により偏光状態が変化する。例
えば、tA=tBの場合、複屈折材料AのM軸方向の屈折
率をnA、複屈折材料BのM軸方向の屈折率をnBとする
と、X軸方向とY軸方向にM偏光が感じる屈折率nX,
nYは、各々、nX=((1/nA)2+(1/nB)2)
-1/2,nY=(nA 2+nB 2)1/2と表現できる。
【0009】そこで従来の偏光素子では、光路差Δnd
=|nX−nY|d=kλ/2、(dは偏光素子の厚さ、
kは自然数)を満たすように図4の偏光素子の厚さdを
決定していた。その結果、偏光素子に入射したM偏光は
L偏光に変換され、偏光素子を透過した光は全てL偏光
に損失無く変換できるようになるといった効果が記載さ
れている。
=|nX−nY|d=kλ/2、(dは偏光素子の厚さ、
kは自然数)を満たすように図4の偏光素子の厚さdを
決定していた。その結果、偏光素子に入射したM偏光は
L偏光に変換され、偏光素子を透過した光は全てL偏光
に損失無く変換できるようになるといった効果が記載さ
れている。
【0010】図5は、図4の偏光素子の製造方法を説明
するためのX−Z平面に沿った素子断面図である。
するためのX−Z平面に沿った素子断面図である。
【0011】一方、このような偏光素子を作成するため
の従来の製造方法においては、図5(a)に示すよう
に、ガラス基板1上に液晶Aが塗布される工程と、前工
程に続いて、図5(b)に示すように、フォトマスクを
用いたエックス線リソグラフィ法を用いて所定の所定の
格子周期を有する所定数の溝2,…,2を液晶Aに形成
する工程と、前工程に続いて、溝2,…,2を液晶Bで
埋める工程とが実行されて偏光素子が作成されていた。
の従来の製造方法においては、図5(a)に示すよう
に、ガラス基板1上に液晶Aが塗布される工程と、前工
程に続いて、図5(b)に示すように、フォトマスクを
用いたエックス線リソグラフィ法を用いて所定の所定の
格子周期を有する所定数の溝2,…,2を液晶Aに形成
する工程と、前工程に続いて、溝2,…,2を液晶Bで
埋める工程とが実行されて偏光素子が作成されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の偏光素子では、エックス線リソグラフィ法を
用いて2種類の複屈折材料A,Bが交互に繰り返した構
造を形成するため、製造工程が複雑になり、装置構成が
大がかりとなり、その結果、偏光素子のコストアップを
もたらしてしまうという問題点があった。
うな従来の偏光素子では、エックス線リソグラフィ法を
用いて2種類の複屈折材料A,Bが交互に繰り返した構
造を形成するため、製造工程が複雑になり、装置構成が
大がかりとなり、その結果、偏光素子のコストアップを
もたらしてしまうという問題点があった。
【0013】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、1種類の複屈折材料のみで
従来と同等の偏光機能を発現できる周期構造を実現し、
その結果、製造工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光
素子の低コスト化を図ることができる偏光素子を提供す
ることを目的としている。
することを課題としており、1種類の複屈折材料のみで
従来と同等の偏光機能を発現できる周期構造を実現し、
その結果、製造工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光
素子の低コスト化を図ることができる偏光素子を提供す
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、同一種類の複屈折材料であって配向方向が異なる第
1種複屈折材料と第2種複屈折材料とがXYZ座標のX
軸方向に対して交互に繰り返されて成る単一方向周期構
造を有すると共に、当該単一方向周期構造の単位周期を
形成する第1種複屈折材料の厚さと第2種複屈折材料の
厚さとの和がXY面への入射光の波長よりも十分小さく
なるように設定された偏光素子において、前記両複屈折
材料の前記XY面内のX軸方向及びY軸方向の屈折率に
基づき決定される光路差が二分の一波長の整数倍に等し
く、かつ前記X軸に対して傾いている前記一方の複屈折
材料の光軸方向において前記両複屈折材料の屈折率が一
様になり、前記光軸方向に対して90°傾いている方向
において前記両複屈折材料の屈折率が周期構造を持つよ
うに、前記両複屈折材料の前記XY面内のX軸方向及び
Y軸方向の屈折率が、前記両複屈折材料の配向方向のX
軸に対する傾きと、Z軸に対する傾きと、前記複屈折材
料の前記XYZ座標の各軸方向の屈折率とによってそれ
ぞれ決定され、前記第1種複屈折材料と前記第2種複屈
折材料との配向方向が異ならされていることを特徴とす
る偏光素子に存する。
は、同一種類の複屈折材料であって配向方向が異なる第
1種複屈折材料と第2種複屈折材料とがXYZ座標のX
軸方向に対して交互に繰り返されて成る単一方向周期構
造を有すると共に、当該単一方向周期構造の単位周期を
形成する第1種複屈折材料の厚さと第2種複屈折材料の
厚さとの和がXY面への入射光の波長よりも十分小さく
なるように設定された偏光素子において、前記両複屈折
材料の前記XY面内のX軸方向及びY軸方向の屈折率に
基づき決定される光路差が二分の一波長の整数倍に等し
く、かつ前記X軸に対して傾いている前記一方の複屈折
材料の光軸方向において前記両複屈折材料の屈折率が一
様になり、前記光軸方向に対して90°傾いている方向
において前記両複屈折材料の屈折率が周期構造を持つよ
うに、前記両複屈折材料の前記XY面内のX軸方向及び
Y軸方向の屈折率が、前記両複屈折材料の配向方向のX
軸に対する傾きと、Z軸に対する傾きと、前記複屈折材
料の前記XYZ座標の各軸方向の屈折率とによってそれ
ぞれ決定され、前記第1種複屈折材料と前記第2種複屈
折材料との配向方向が異ならされていることを特徴とす
る偏光素子に存する。
【0015】請求項1に記載の発明によれば、同一種類
の複屈折材料であって配向方向が異なる第1種複屈折材
料Aと第2種複屈折材料BとがXYZ座標のX軸方向に
対して交互に繰り返されて成る単一方向周期構造を有す
ると共に、当該単一方向周期構造の単位周期を形成する
第1種複屈折材料の厚さtAと第2種複屈折材料の厚さ
tBとの和がXY面への入射光の波長λよりも十分小さ
くなるように設定された偏光素子において、前記両複屈
折材料の前記XY面内のX軸方向の屈折率n X とY軸方
向の屈折率n Y とに基づき決定される光路差Δndが二
分の一波長λ/2の整数倍に等しく、かつ前記X軸に対
して傾いている前記一方の複屈折材料の光軸方向Lにお
いて前記両複屈折材料の屈折率が一様になり、前記光軸
方向に対して90°傾いている方向Mにおいて前記両複
屈折材料の屈折率が周期構造を持つように、前記両複屈
折材料の前記XY面内のX軸方向の屈折率nXとY軸方
向の屈折率nYとが、前記両複屈折材料の配向方向のX
軸に対する傾きθと、Z軸に対する傾きΦと、前記複屈
折材料の前記XYZ座標の各軸方向の屈折率n 1 ,n 2 ,
n 3 とによってそれぞれ決定されて、前記第1種複屈折
材料と前記第2種複屈折材料との配向方向が異ならされ
ているので、1種類の複屈折材料A,BのみでM軸方向
の屈折率を制御して従来と同様に、入射したM偏光をL
偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏光状態を保ったま
ま透過させることにより、偏光素子10を透過した光を
全てL偏光に変換する偏光機能を損失無く発現できる単
一方向周期構造を実現でき、その結果、製造工程の簡便
化、装置構成の小型化、偏光素子10の低コスト化を図
ることができるようになるといった効果を奏する。
の複屈折材料であって配向方向が異なる第1種複屈折材
料Aと第2種複屈折材料BとがXYZ座標のX軸方向に
対して交互に繰り返されて成る単一方向周期構造を有す
ると共に、当該単一方向周期構造の単位周期を形成する
第1種複屈折材料の厚さtAと第2種複屈折材料の厚さ
tBとの和がXY面への入射光の波長λよりも十分小さ
くなるように設定された偏光素子において、前記両複屈
折材料の前記XY面内のX軸方向の屈折率n X とY軸方
向の屈折率n Y とに基づき決定される光路差Δndが二
分の一波長λ/2の整数倍に等しく、かつ前記X軸に対
して傾いている前記一方の複屈折材料の光軸方向Lにお
いて前記両複屈折材料の屈折率が一様になり、前記光軸
方向に対して90°傾いている方向Mにおいて前記両複
屈折材料の屈折率が周期構造を持つように、前記両複屈
折材料の前記XY面内のX軸方向の屈折率nXとY軸方
向の屈折率nYとが、前記両複屈折材料の配向方向のX
軸に対する傾きθと、Z軸に対する傾きΦと、前記複屈
折材料の前記XYZ座標の各軸方向の屈折率n 1 ,n 2 ,
n 3 とによってそれぞれ決定されて、前記第1種複屈折
材料と前記第2種複屈折材料との配向方向が異ならされ
ているので、1種類の複屈折材料A,BのみでM軸方向
の屈折率を制御して従来と同様に、入射したM偏光をL
偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏光状態を保ったま
ま透過させることにより、偏光素子10を透過した光を
全てL偏光に変換する偏光機能を損失無く発現できる単
一方向周期構造を実現でき、その結果、製造工程の簡便
化、装置構成の小型化、偏光素子10の低コスト化を図
ることができるようになるといった効果を奏する。
【0016】請求項2に記載の発明は、前記両複屈折材
料が同一種類の配向構造を有することを特徴とする請求
項1記載の偏光素子に存する。
料が同一種類の配向構造を有することを特徴とする請求
項1記載の偏光素子に存する。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、同一種類
の配向構造を有する同一種類の複屈折材料の使用によっ
て、従来と同様に、入射したM偏光をL偏光に変換しL
偏光を入射時と同じ偏光状態を保ったまま透過させるこ
とにより、偏光素子10を透過した光を全てL偏光に変
換する偏光機能を損失無く発現できる単一方向周期構造
を実現でき、その結果、製造工程の簡便化、装置構成の
小型化、偏光素子10の低コスト化を図ることができる
ようになるといった効果を奏する。
の配向構造を有する同一種類の複屈折材料の使用によっ
て、従来と同様に、入射したM偏光をL偏光に変換しL
偏光を入射時と同じ偏光状態を保ったまま透過させるこ
とにより、偏光素子10を透過した光を全てL偏光に変
換する偏光機能を損失無く発現できる単一方向周期構造
を実現でき、その結果、製造工程の簡便化、装置構成の
小型化、偏光素子10の低コスト化を図ることができる
ようになるといった効果を奏する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を説明する。
形態を説明する。
【0019】図1(a)は、本発明の偏光素子10の実
施形態を説明するためのX−Y平面に沿った素子断面図
であり、図1(b)は、第1実施形態の分子配向状態を
説明するための素子断面図であり、図1(c)は、第2
実施形態の分子配向状態を説明するための素子断面図で
あり、図1(d)は、配向方向を説明するための図であ
る。
施形態を説明するためのX−Y平面に沿った素子断面図
であり、図1(b)は、第1実施形態の分子配向状態を
説明するための素子断面図であり、図1(c)は、第2
実施形態の分子配向状態を説明するための素子断面図で
あり、図1(d)は、配向方向を説明するための図であ
る。
【0020】図1に示す偏光素子10は、偏光状態がラ
ンダムな光の特性を一方向の直線偏光に変換する光学素
子であり、具体的には図2に示すように、ガラス基板1
1,12、透明電極13,14、配向膜15,16、ス
ペーサ17,18、紫外線硬化樹脂と液晶材料との混合
物又は紫外線硬化性を有する液晶材料とを用いた多層膜
構造を有している。
ンダムな光の特性を一方向の直線偏光に変換する光学素
子であり、具体的には図2に示すように、ガラス基板1
1,12、透明電極13,14、配向膜15,16、ス
ペーサ17,18、紫外線硬化樹脂と液晶材料との混合
物又は紫外線硬化性を有する液晶材料とを用いた多層膜
構造を有している。
【0021】透明電極13,14は、ガラス基板上に形
成された可視光及び紫外光に対して透過性を有する電極
材料であり、具体的には、ITOを用いることが望まし
い。
成された可視光及び紫外光に対して透過性を有する電極
材料であり、具体的には、ITOを用いることが望まし
い。
【0022】配向膜15,16は、透明電極13,14
上に形成され、液晶の配向状態を整えるための機能性膜
であり、具体的には、ラビング膜を用いることが望まし
い。
上に形成され、液晶の配向状態を整えるための機能性膜
であり、具体的には、ラビング膜を用いることが望まし
い。
【0023】スペーサ17,18は、対向させたガラス
基板上の配向膜15,16間を10数μmのギャップだ
け離間するための球形の粒子であり、具体的には、アル
ミナ粒子を用いることが望ましい。
基板上の配向膜15,16間を10数μmのギャップだ
け離間するための球形の粒子であり、具体的には、アル
ミナ粒子を用いることが望ましい。
【0024】紫外線硬化樹脂と液晶材料との混合物又は
紫外線硬化性を有する液晶材料は、液晶材料であり、対
向させたガラス基板上の配向膜15,16の間隙に注入
されている。透明電極13,14面内一軸方向に所定の
繰り返し周期で液晶分子配向が交互に異なるように配向
処理される。
紫外線硬化性を有する液晶材料は、液晶材料であり、対
向させたガラス基板上の配向膜15,16の間隙に注入
されている。透明電極13,14面内一軸方向に所定の
繰り返し周期で液晶分子配向が交互に異なるように配向
処理される。
【0025】なお、ガラス基板に代えて、少なくとも可
視光に対して透明性を示す透光性樹脂基板(例えば、ポ
リカーボネート基板)を用いることも可能である。この
場合、安価な透光性樹脂基板上に形成された透明電極1
3,14に配向電圧を外部から印加して配向電圧の向き
と強度を変えることができるので、外部から紫外線硬化
樹脂と液晶材料との混合物又は紫外線硬化性を有する液
晶材料内の液晶分子の向きを一定周期で交互に切り換え
ることができる。また、外部からの配向電圧制御により
一定周期で交互に切り換えて形成された液晶分子の向き
の安定化を図ることができるようになる。その結果、偏
光素子10のコストアップを回避できるようになるとい
った効果を奏する。同様の主旨で、少なくとも可視光に
対して透明性を示すと共に可撓性を有する樹脂フィルム
(例えば、PETフィルム)を用いることもできる。こ
の場合、安価で可撓性に富む樹脂フィルム上に形成され
た透明電極13,14に配向電圧を外部から印加して配
向電圧の向きと強度を変えることができるので、外部か
ら紫外線硬化樹脂と液晶材料との混合物又は紫外線硬化
性を有する液晶材料内の液晶分子の向きを一定周期で交
互に切り換えることができる。また、外部からの配向電
圧制御により一定周期で交互に切り換えて形成された液
晶分子の向きの安定化を図ることができるようになる。
その結果、偏光素子10のコストアップを回避できるよ
うになるといった効果を奏する。また、紫外線硬化樹脂
と液晶材料との混合物又は紫外線硬化性を有する液晶材
料に代えて紫外線硬化性液晶20,21を用いることも
できる。この場合、ガラス基板上に形成された透明電極
13,14に配向電圧を外部から印加して配向電圧の向
きと強度を変えることができるので、外部から紫外線硬
化性液晶20,21内の液晶分子の向きを一定周期で交
互に切り換えることができる。また、外部からの配向電
圧制御により一定周期で交互に切り換えて形成された液
晶分子の向きの安定化を図ることができるようになる。
その結果、偏光素子10のコストアップを回避できるよ
うになるといった効果を奏する。
視光に対して透明性を示す透光性樹脂基板(例えば、ポ
リカーボネート基板)を用いることも可能である。この
場合、安価な透光性樹脂基板上に形成された透明電極1
3,14に配向電圧を外部から印加して配向電圧の向き
と強度を変えることができるので、外部から紫外線硬化
樹脂と液晶材料との混合物又は紫外線硬化性を有する液
晶材料内の液晶分子の向きを一定周期で交互に切り換え
ることができる。また、外部からの配向電圧制御により
一定周期で交互に切り換えて形成された液晶分子の向き
の安定化を図ることができるようになる。その結果、偏
光素子10のコストアップを回避できるようになるとい
った効果を奏する。同様の主旨で、少なくとも可視光に
対して透明性を示すと共に可撓性を有する樹脂フィルム
(例えば、PETフィルム)を用いることもできる。こ
の場合、安価で可撓性に富む樹脂フィルム上に形成され
た透明電極13,14に配向電圧を外部から印加して配
向電圧の向きと強度を変えることができるので、外部か
ら紫外線硬化樹脂と液晶材料との混合物又は紫外線硬化
性を有する液晶材料内の液晶分子の向きを一定周期で交
互に切り換えることができる。また、外部からの配向電
圧制御により一定周期で交互に切り換えて形成された液
晶分子の向きの安定化を図ることができるようになる。
その結果、偏光素子10のコストアップを回避できるよ
うになるといった効果を奏する。また、紫外線硬化樹脂
と液晶材料との混合物又は紫外線硬化性を有する液晶材
料に代えて紫外線硬化性液晶20,21を用いることも
できる。この場合、ガラス基板上に形成された透明電極
13,14に配向電圧を外部から印加して配向電圧の向
きと強度を変えることができるので、外部から紫外線硬
化性液晶20,21内の液晶分子の向きを一定周期で交
互に切り換えることができる。また、外部からの配向電
圧制御により一定周期で交互に切り換えて形成された液
晶分子の向きの安定化を図ることができるようになる。
その結果、偏光素子10のコストアップを回避できるよ
うになるといった効果を奏する。
【0026】一方、図1(a)に示す実施形態の偏光素
子10は、同一種類の複屈折材料A,Bであって配向方
向が異なる第1種複屈折材料Aとしての液晶材料A(図
中のA)と第2種複屈折材料Bとしての液晶材料B(図
中のB)とが交互にX軸方向に対して繰り返されて成る
単一方向の周期構造を有すると同時に、単一方向周期構
造の単位周期を形成する液晶材料Aの厚さtAと液晶材
料Bの厚さtBとの和(tA+tB)が入射光の波長λよ
りも十分小さく(λ≫tA+tB)なるように設定されて
いる。
子10は、同一種類の複屈折材料A,Bであって配向方
向が異なる第1種複屈折材料Aとしての液晶材料A(図
中のA)と第2種複屈折材料Bとしての液晶材料B(図
中のB)とが交互にX軸方向に対して繰り返されて成る
単一方向の周期構造を有すると同時に、単一方向周期構
造の単位周期を形成する液晶材料Aの厚さtAと液晶材
料Bの厚さtBとの和(tA+tB)が入射光の波長λよ
りも十分小さく(λ≫tA+tB)なるように設定されて
いる。
【0027】第1実施形態の偏向素子10では、液晶材
料A,Bとしては、具体的には、図1(b)に示すよう
な配向構造を有する液晶材料が使用され、図1(d)に
示すように、θ方向とФ方向に傾けた配向方向に設定さ
れている。
料A,Bとしては、具体的には、図1(b)に示すよう
な配向構造を有する液晶材料が使用され、図1(d)に
示すように、θ方向とФ方向に傾けた配向方向に設定さ
れている。
【0028】図1(b)に示す配向構造を有する液晶材
料の場合、XY面内の屈折率nX,nYは、各々、式
(1)、式(2)によって決定することができる。
料の場合、XY面内の屈折率nX,nYは、各々、式
(1)、式(2)によって決定することができる。
【0029】
【数1】
ここで、n1,n2,n3は、液晶材料A,Bの主屈折率
であり、添字1,2,3はXYZ座標のX,Y,Zにそ
れぞれ対応する。式(1)、式(2)によって配向方向
と配向構造とを選択することにより、層の繰り返し方向
Xに対して傾いたL方向に屈折率が一様になるようにで
き、L方向に対して90°傾いた方向には屈折率の周期
構造があるようにできる。
であり、添字1,2,3はXYZ座標のX,Y,Zにそ
れぞれ対応する。式(1)、式(2)によって配向方向
と配向構造とを選択することにより、層の繰り返し方向
Xに対して傾いたL方向に屈折率が一様になるようにで
き、L方向に対して90°傾いた方向には屈折率の周期
構造があるようにできる。
【0030】第1実施形態の偏光素子10においては、
入射光(波長λ)に対する液晶材料Aの光軸(L軸)
が、図1(a)に示すように、単一方向周期構造の繰り
返し方向(X軸方向)に対して一定の傾き(一例として
45°)に設定されると同時に、液晶材料Bの光軸(M
軸)に対して所定角度に設定されている。なお、M偏光
とL偏光とが共に回転しても良い。
入射光(波長λ)に対する液晶材料Aの光軸(L軸)
が、図1(a)に示すように、単一方向周期構造の繰り
返し方向(X軸方向)に対して一定の傾き(一例として
45°)に設定されると同時に、液晶材料Bの光軸(M
軸)に対して所定角度に設定されている。なお、M偏光
とL偏光とが共に回転しても良い。
【0031】これにより、M偏光の感じる複屈折性によ
る偏光面の回転角とL偏光の感じる複屈折性による偏光
面の回転角との差が、90°の奇数倍になる。このと
き、M偏光の偏光面とL偏光の偏光面の回転角が90°
の整数倍になっていれば、直線偏光を得ることができ
る。一方、M偏光の回転角とL偏光の回転角が90°の
整数倍でなくとも、回転角の差が90°の奇数倍になっ
ていれば、そのときの出射光を4分の1波長板に通すこ
とにより、直線偏光を得ることができる。
る偏光面の回転角とL偏光の感じる複屈折性による偏光
面の回転角との差が、90°の奇数倍になる。このと
き、M偏光の偏光面とL偏光の偏光面の回転角が90°
の整数倍になっていれば、直線偏光を得ることができ
る。一方、M偏光の回転角とL偏光の回転角が90°の
整数倍でなくとも、回転角の差が90°の奇数倍になっ
ていれば、そのときの出射光を4分の1波長板に通すこ
とにより、直線偏光を得ることができる。
【0032】この様な素子構造によれば、入射光に対す
る液晶材料Aの光軸であるL軸が単一方向周期構造の繰
り返し方向であるX軸方向に対して一定の傾き(一例と
して45度)に設定され液晶材料Bの光軸であるM軸に
対して所定角度に設定されるように1種類の複屈折材料
A,BのM軸方向の屈折率を制御することにより、従来
と同様に、入射したM偏光をL偏光に変換しL偏光を入
射時と同じ偏光状態を保ったまま透過させることによ
り、偏光素子10を透過した光を全てL偏光に変換する
偏光機能を損失無く発現できる単一方向周期構造実現で
き、その結果、製造工程の簡便化、装置構成の小型化、
偏光素子10の低コスト化を図ることができるようにな
るといった効果を奏する。
る液晶材料Aの光軸であるL軸が単一方向周期構造の繰
り返し方向であるX軸方向に対して一定の傾き(一例と
して45度)に設定され液晶材料Bの光軸であるM軸に
対して所定角度に設定されるように1種類の複屈折材料
A,BのM軸方向の屈折率を制御することにより、従来
と同様に、入射したM偏光をL偏光に変換しL偏光を入
射時と同じ偏光状態を保ったまま透過させることによ
り、偏光素子10を透過した光を全てL偏光に変換する
偏光機能を損失無く発現できる単一方向周期構造実現で
き、その結果、製造工程の簡便化、装置構成の小型化、
偏光素子10の低コスト化を図ることができるようにな
るといった効果を奏する。
【0033】また液晶材料A及び液晶材料Bの光の入射
面(図1(b)参照)における配向方向は、配向方向に
基づいて決定される光路差Δndが入射光波長λの1/
2の整数倍(Δnd=|nX−nY|d=kλ/2、kは
自然数)を満たすように設定されている。
面(図1(b)参照)における配向方向は、配向方向に
基づいて決定される光路差Δndが入射光波長λの1/
2の整数倍(Δnd=|nX−nY|d=kλ/2、kは
自然数)を満たすように設定されている。
【0034】このような設定によれば、液晶材料A及び
液晶材料Bの光の入射面であるML平面における配向方
向に基づいて決定される光路差Δndが入射光波長λの
1/2の整数倍を満たすように1種類の複屈折材料A,
BのM軸方向の屈折率を制御することにより、従来と同
様に、入射したM偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時
と同じ偏光状態を保ったまま透過させることにより、偏
光素子10を透過した光を全てL偏光に変換する偏光機
能を損失無く発現できる単一方向周期構造を実現でき、
その結果、製造工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光
素子10の低コスト化を図ることができるようになると
いった効果を奏する。
液晶材料Bの光の入射面であるML平面における配向方
向に基づいて決定される光路差Δndが入射光波長λの
1/2の整数倍を満たすように1種類の複屈折材料A,
BのM軸方向の屈折率を制御することにより、従来と同
様に、入射したM偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時
と同じ偏光状態を保ったまま透過させることにより、偏
光素子10を透過した光を全てL偏光に変換する偏光機
能を損失無く発現できる単一方向周期構造を実現でき、
その結果、製造工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光
素子10の低コスト化を図ることができるようになると
いった効果を奏する。
【0035】また第1実施形態の偏光素子10において
は、液晶材料A及び液晶材料Bの光の入射面における2
方向の屈折率nX,nYは、2方向の屈折率nX,nYに基
づいて決定される光路差Δndが入射光波長λの1/2
の整数倍を満たすように設定されている。
は、液晶材料A及び液晶材料Bの光の入射面における2
方向の屈折率nX,nYは、2方向の屈折率nX,nYに基
づいて決定される光路差Δndが入射光波長λの1/2
の整数倍を満たすように設定されている。
【0036】いま、このような周期構造を有する偏光素
子10のML平面に垂直(前述の所定角度の一例)に光
を入射した場合の、L軸方向の偏光(以下、L偏光と呼
ぶ)とM軸方向の偏光(以下M偏光)を考える。
子10のML平面に垂直(前述の所定角度の一例)に光
を入射した場合の、L軸方向の偏光(以下、L偏光と呼
ぶ)とM軸方向の偏光(以下M偏光)を考える。
【0037】このとき、L偏光及びM偏光においてはt
A+tB<λの関係が成立するので、屈折率の平均値を感
じることになる。
A+tB<λの関係が成立するので、屈折率の平均値を感
じることになる。
【0038】また、L軸方向の屈折率は一定なのでL偏
光が入射時と同じ偏光状態を保ったまま偏光素子10を
透過する。
光が入射時と同じ偏光状態を保ったまま偏光素子10を
透過する。
【0039】前述したように、M軸方向の屈折率は周期
性を有しているので、M偏光は構造複屈折により偏光状
態が変化する。例えば、tA=tBの場合、複屈折材料A
のM軸方向の屈折率をnA、複屈折材料BのM軸方向の
屈折率をnBとすると、X軸方向とY軸方向にM偏光が
感じる屈折率nX,nYは、各々、nX=((1/nA)2
+(1/nB)2)-1/2,nY=(nA 2+nB 2)1/2と表現
できる。
性を有しているので、M偏光は構造複屈折により偏光状
態が変化する。例えば、tA=tBの場合、複屈折材料A
のM軸方向の屈折率をnA、複屈折材料BのM軸方向の
屈折率をnBとすると、X軸方向とY軸方向にM偏光が
感じる屈折率nX,nYは、各々、nX=((1/nA)2
+(1/nB)2)-1/2,nY=(nA 2+nB 2)1/2と表現
できる。
【0040】そこで実施形態の偏光素子10では、光路
差Δnd=|nX−nY|d=kλ/2、(dは偏光素子
10の厚さ、kは自然数)を満たすように図1(a)の
偏光素子10の厚さdを決定している。
差Δnd=|nX−nY|d=kλ/2、(dは偏光素子
10の厚さ、kは自然数)を満たすように図1(a)の
偏光素子10の厚さdを決定している。
【0041】この様な素子構造によれば、液晶材料A及
び液晶材料Bの光の入射面における2方向の屈折率
nX,nYを、これらに基づいて決定される光路差Δnd
が入射光波長λの1/2の整数倍を満たすように制御す
ることにより、従来と同様に、偏光素子10に入射した
M偏光をL偏光に変換し、偏光素子10を透過した光は
全てL偏光に損失無く変換できるようになり、入射した
M偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏光状態
を保ったまま透過させることにより、偏光素子10を透
過した光を全てL偏光に変換する偏光機能を損失無く発
現できる単一方向周期構造を実現でき、その結果、製造
工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光素子10の低コ
スト化を図ることができるようになるといった効果を奏
する。
び液晶材料Bの光の入射面における2方向の屈折率
nX,nYを、これらに基づいて決定される光路差Δnd
が入射光波長λの1/2の整数倍を満たすように制御す
ることにより、従来と同様に、偏光素子10に入射した
M偏光をL偏光に変換し、偏光素子10を透過した光は
全てL偏光に損失無く変換できるようになり、入射した
M偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏光状態
を保ったまま透過させることにより、偏光素子10を透
過した光を全てL偏光に変換する偏光機能を損失無く発
現できる単一方向周期構造を実現でき、その結果、製造
工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光素子10の低コ
スト化を図ることができるようになるといった効果を奏
する。
【0042】以上説明したように、実施形態の偏光素子
10によれば、1種類の複屈折材料A,BのみでM軸方
向の屈折率を制御して従来と同様に、入射したM偏光を
L偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏光状態を保った
まま透過させることにより、偏光素子10を透過した光
を全てL偏光に変換する偏光機能を損失無く発現できる
単一方向周期構造を実現でき、その結果、製造工程の簡
便化、装置構成の小型化、偏光素子10の低コスト化を
図ることができるようになるといった効果を奏する。
10によれば、1種類の複屈折材料A,BのみでM軸方
向の屈折率を制御して従来と同様に、入射したM偏光を
L偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏光状態を保った
まま透過させることにより、偏光素子10を透過した光
を全てL偏光に変換する偏光機能を損失無く発現できる
単一方向周期構造を実現でき、その結果、製造工程の簡
便化、装置構成の小型化、偏光素子10の低コスト化を
図ることができるようになるといった効果を奏する。
【0043】図1(c)は、第2実施形態の本発明の偏
光素子10の分子配向状態を説明するための素子断面図
である。
光素子10の分子配向状態を説明するための素子断面図
である。
【0044】第2実施形態の偏光素子10は、偏光状態
がランダムな光の特性を一方向の直線偏光に変換する光
学素子であり、ガラス基板、透明電極13,14、配向
膜15,16、スペーサ17,18、紫外線硬化樹脂と
TN液晶材料との混合物又は紫外線硬化性を有するTN
液晶材料とを用いた多層膜構造を有している。なお、液
晶材料をTN配向させる代わりに、液晶材料をホモジニ
アス配向等の他の配向を用いても良い。
がランダムな光の特性を一方向の直線偏光に変換する光
学素子であり、ガラス基板、透明電極13,14、配向
膜15,16、スペーサ17,18、紫外線硬化樹脂と
TN液晶材料との混合物又は紫外線硬化性を有するTN
液晶材料とを用いた多層膜構造を有している。なお、液
晶材料をTN配向させる代わりに、液晶材料をホモジニ
アス配向等の他の配向を用いても良い。
【0045】第2実施形態の偏光素子10は、図1
(c)に示すように、第1種複屈折材料AとしてのTN
液晶材料Aと第2種複屈折材料BとしてのTN液晶材料
B(図中のB)を用いた点に特徴を有している。
(c)に示すように、第1種複屈折材料AとしてのTN
液晶材料Aと第2種複屈折材料BとしてのTN液晶材料
B(図中のB)を用いた点に特徴を有している。
【0046】この場合、TN液晶材料AとTN液晶材料
Bとが交互にX軸方向に対して繰り返されて成る単一方
向の周期構造を有すると同時に、単一方向周期構造の単
位周期を形成するTN液晶材料Aの厚さtAとTN液晶
材料Bの厚さtBとの和(tA+tB)が入射光の波長λ
よりも十分小さく(λ≫tA+tB)なるように設定され
ている。
Bとが交互にX軸方向に対して繰り返されて成る単一方
向の周期構造を有すると同時に、単一方向周期構造の単
位周期を形成するTN液晶材料Aの厚さtAとTN液晶
材料Bの厚さtBとの和(tA+tB)が入射光の波長λ
よりも十分小さく(λ≫tA+tB)なるように設定され
ている。
【0047】具体的には、図1(c)に示すような同一
種類の配向構造を有するTN液晶材料のXY面内の屈折
率n′X,n′Yは、各々、式(3)、式(4)によって
決定することができる。
種類の配向構造を有するTN液晶材料のXY面内の屈折
率n′X,n′Yは、各々、式(3)、式(4)によって
決定することができる。
【0048】
【数2】
ここで、φは入射面と出射面とのθ方向の差であって、
90°が最適値であり、n Xmin ,n Xmax は式(1)で表
されるn X の最小値及び最大値、n Ymin, n Ymax は式
(2)で表されるn Y の最小値及び最大値である。式
(3)、式(4)によって配向方向と配向構造とを選択
することにより、層の繰り返し方向Xに対して傾いたL
方向に屈折率が一様になるようにでき、L方向に対して
90°傾いた方向には屈折率の周期構造があるようにで
きる。
90°が最適値であり、n Xmin ,n Xmax は式(1)で表
されるn X の最小値及び最大値、n Ymin, n Ymax は式
(2)で表されるn Y の最小値及び最大値である。式
(3)、式(4)によって配向方向と配向構造とを選択
することにより、層の繰り返し方向Xに対して傾いたL
方向に屈折率が一様になるようにでき、L方向に対して
90°傾いた方向には屈折率の周期構造があるようにで
きる。
【0049】第2実施形態の偏光素子10においては、
入射光(波長λ)に対するTN液晶材料Aの光軸(L
軸)が、図1(a)に示すように、単一方向周期構造の
繰り返し方向(X軸方向)に対して一定の傾き(一例と
して45度)に設定されると同時に、TN液晶材料Bの
光軸(M軸)に対して所定角度に設定されている。
入射光(波長λ)に対するTN液晶材料Aの光軸(L
軸)が、図1(a)に示すように、単一方向周期構造の
繰り返し方向(X軸方向)に対して一定の傾き(一例と
して45度)に設定されると同時に、TN液晶材料Bの
光軸(M軸)に対して所定角度に設定されている。
【0050】これにより、M偏光の感じる複屈折性によ
る偏光面の回転角とL偏光の感じる複屈折性による偏光
面の回転角との差が、90°の奇数倍になる。このと
き、M偏光の偏光面とL偏光の偏光面の回転角が90°
の整数倍になっていれば、直線偏光を得ることができ
る。一方、M偏光の回転角とL偏光の回転角が90°の
整数倍でなくとも、回転角の差が90°の奇数倍になっ
ていれば、そのときの出射光を4分の1波長板に通すこ
とにより、直線偏光を得ることができる。
る偏光面の回転角とL偏光の感じる複屈折性による偏光
面の回転角との差が、90°の奇数倍になる。このと
き、M偏光の偏光面とL偏光の偏光面の回転角が90°
の整数倍になっていれば、直線偏光を得ることができ
る。一方、M偏光の回転角とL偏光の回転角が90°の
整数倍でなくとも、回転角の差が90°の奇数倍になっ
ていれば、そのときの出射光を4分の1波長板に通すこ
とにより、直線偏光を得ることができる。
【0051】この様な素子構造によれば、入射光に対す
るTN液晶材料Aの光軸であるL軸が単一方向周期構造
の繰り返し方向であるX軸方向に対して一定の傾き(一
例として45度)に設定されTN液晶材料Bの光軸であ
るM軸に対して所定角度に設定されるように1種類のT
N液晶材料A,BのM軸方向の屈折率を制御することに
より、従来と同様に、入射したM偏光をL偏光に変換し
L偏光を入射時と同じ偏光状態を保ったまま透過させる
ことにより、偏光素子10を透過した光を全てL偏光に
変換する偏光機能を損失無く発現できる単一方向周期構
造を実現でき、その結果、製造工程の簡便化、装置構成
の小型化、偏光素子10の低コスト化を図ることができ
るようになるといった効果を奏する。
るTN液晶材料Aの光軸であるL軸が単一方向周期構造
の繰り返し方向であるX軸方向に対して一定の傾き(一
例として45度)に設定されTN液晶材料Bの光軸であ
るM軸に対して所定角度に設定されるように1種類のT
N液晶材料A,BのM軸方向の屈折率を制御することに
より、従来と同様に、入射したM偏光をL偏光に変換し
L偏光を入射時と同じ偏光状態を保ったまま透過させる
ことにより、偏光素子10を透過した光を全てL偏光に
変換する偏光機能を損失無く発現できる単一方向周期構
造を実現でき、その結果、製造工程の簡便化、装置構成
の小型化、偏光素子10の低コスト化を図ることができ
るようになるといった効果を奏する。
【0052】またTN液晶材料A及びTN液晶材料Bの
光の入射面(図1(c)参照)における配向方向は、配
向方向に基づいて決定される光路差Δndが入射光波長
λの1/2の整数倍(Δnd=|n′ X −n′ Y|d=k
λ/2、kは自然数)を満たすように設定されている。
光の入射面(図1(c)参照)における配向方向は、配
向方向に基づいて決定される光路差Δndが入射光波長
λの1/2の整数倍(Δnd=|n′ X −n′ Y|d=k
λ/2、kは自然数)を満たすように設定されている。
【0053】このような設定によれば、TN液晶材料A
及びTN液晶材料Bの光の入射面であるML平面におけ
る配向方向を光路差Δndが入射光波長λの1/2の整
数倍を満たすように1種類のTN液晶材料A,BのM軸
方向の屈折率を制御することにより、従来と同様に、入
射したM偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏
光状態を保ったまま透過させることにより、偏光素子1
0を透過した光を全てL偏光に変換する偏光機能を損失
無く発現できる単一方向周期構造を実現でき、その結
果、製造工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光素子1
0の低コスト化を図ることができるようになるといった
効果を奏する。
及びTN液晶材料Bの光の入射面であるML平面におけ
る配向方向を光路差Δndが入射光波長λの1/2の整
数倍を満たすように1種類のTN液晶材料A,BのM軸
方向の屈折率を制御することにより、従来と同様に、入
射したM偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏
光状態を保ったまま透過させることにより、偏光素子1
0を透過した光を全てL偏光に変換する偏光機能を損失
無く発現できる単一方向周期構造を実現でき、その結
果、製造工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光素子1
0の低コスト化を図ることができるようになるといった
効果を奏する。
【0054】また第2実施形態の偏光素子10において
は、TN液晶材料A及びTN液晶材料Bの光の入射面に
おける2方向の屈折率n′ X ,n′ Yは、2方向の屈折率
n′ X ,n′ Yに基づいて決定される光路差Δndが入射
光波長λの1/2の整数倍を満たすように設定されてい
る。
は、TN液晶材料A及びTN液晶材料Bの光の入射面に
おける2方向の屈折率n′ X ,n′ Yは、2方向の屈折率
n′ X ,n′ Yに基づいて決定される光路差Δndが入射
光波長λの1/2の整数倍を満たすように設定されてい
る。
【0055】いま、このような周期構造を有する偏光素
子10のML平面に垂直(前述の所定角度の一例)に光
を入射した場合の、L軸方向の偏光(以下、L偏光と呼
ぶ)とM軸方向の偏光(以下M偏光)を考える。
子10のML平面に垂直(前述の所定角度の一例)に光
を入射した場合の、L軸方向の偏光(以下、L偏光と呼
ぶ)とM軸方向の偏光(以下M偏光)を考える。
【0056】このとき、L偏光及びM偏光においてはt
A+tB<λの関係が成立するので、屈折率の平均値を感
じることになる。
A+tB<λの関係が成立するので、屈折率の平均値を感
じることになる。
【0057】また、L軸方向の屈折率は一定なのでL偏
光が入射時と同じ偏光状態を保ったまま偏光素子10を
透過する。
光が入射時と同じ偏光状態を保ったまま偏光素子10を
透過する。
【0058】前述したように、M軸方向の屈折率は周期
性を有しているので、M偏光は構造複屈折により偏光状
態が変化する。例えば、tA=tBの場合、TN液晶材料
AのM軸方向の屈折率をnA、複屈折材料BのM軸方向
のの屈折率をnBとすると、X軸方向とY軸方向にM偏
光が感じる屈折率n′ X ,n′ Yは、各々、n′ X=
((1/nA)2+(1/nB)2)-1/2,n′ Y=(nA 2
+nB 2)1/2と表現できる。
性を有しているので、M偏光は構造複屈折により偏光状
態が変化する。例えば、tA=tBの場合、TN液晶材料
AのM軸方向の屈折率をnA、複屈折材料BのM軸方向
のの屈折率をnBとすると、X軸方向とY軸方向にM偏
光が感じる屈折率n′ X ,n′ Yは、各々、n′ X=
((1/nA)2+(1/nB)2)-1/2,n′ Y=(nA 2
+nB 2)1/2と表現できる。
【0059】そこで第2実施形態の偏光素子10では、
光路差Δnd=|n′ X −n′ Y|d=kλ/2、(dは
偏光素子10の厚さ、kは自然数)を満たすように図1
(a)の偏光素子10の厚さdを決定している。
光路差Δnd=|n′ X −n′ Y|d=kλ/2、(dは
偏光素子10の厚さ、kは自然数)を満たすように図1
(a)の偏光素子10の厚さdを決定している。
【0060】この様な素子構造によれば、TN液晶材料
A及びTN液晶材料Bの光の入射面における2方向の屈
折率n′ X ,n′ Y を、光路差Δndが入射光波長λの1
/2の整数倍を満たすように制御することにより、従来
と同様に、偏光素子10に入射したM偏光をL偏光に変
換し、偏光素子10を透過した光は全てL偏光に損失無
く変換できるようになり、入射したM偏光をL偏光に変
換しL偏光を入射時と同じ偏光状態を保ったまま透過さ
せることにより、偏光素子10を透過した光を全てL偏
光に変換する偏光機能を損失無く発現できる単一方向周
期構造を実現でき、その結果、製造工程の簡便化、装置
構成の小型化、偏光素子10の低コスト化を図ることが
できるようになるといった効果を奏する。
A及びTN液晶材料Bの光の入射面における2方向の屈
折率n′ X ,n′ Y を、光路差Δndが入射光波長λの1
/2の整数倍を満たすように制御することにより、従来
と同様に、偏光素子10に入射したM偏光をL偏光に変
換し、偏光素子10を透過した光は全てL偏光に損失無
く変換できるようになり、入射したM偏光をL偏光に変
換しL偏光を入射時と同じ偏光状態を保ったまま透過さ
せることにより、偏光素子10を透過した光を全てL偏
光に変換する偏光機能を損失無く発現できる単一方向周
期構造を実現でき、その結果、製造工程の簡便化、装置
構成の小型化、偏光素子10の低コスト化を図ることが
できるようになるといった効果を奏する。
【0061】以上説明したように、第2実施形態の偏光
素子10によれば、1種類のTN液晶材料A,Bのみで
M軸方向の屈折率を制御して従来と同様に、入射したM
偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏光状態を
保ったまま透過させることにより、偏光素子10を透過
した光を全てL偏光に変換する偏光機能を損失無く発現
できる単一方向周期構造を実現でき、その結果、製造工
程の簡便化、装置構成の小型化、偏光素子10の低コス
ト化を図ることができるようになるといった効果を奏す
る。
素子10によれば、1種類のTN液晶材料A,Bのみで
M軸方向の屈折率を制御して従来と同様に、入射したM
偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時と同じ偏光状態を
保ったまま透過させることにより、偏光素子10を透過
した光を全てL偏光に変換する偏光機能を損失無く発現
できる単一方向周期構造を実現でき、その結果、製造工
程の簡便化、装置構成の小型化、偏光素子10の低コス
ト化を図ることができるようになるといった効果を奏す
る。
【0062】以上説明したように、第1及び第2実施形
態の偏光素子の製造方法によれば、具体的には図2及び
図3に示すように、透明電極13,14に配向電圧を外
部から印加して配向電圧の向きと強度を変えて液晶分子
の向きを一定周期で交互に切り換える制御に同期させて
偏光素子10の周期構造と同一移動距離で遮光板30の
エッジ30A又は遮光板30,31のスリット23を透
明電極13,14面に平行に移動し、紫外線光源24か
らの紫外線25を照射するといった簡便で高い位置精度
及び幅精度を有する制御を行うことにより、偏光素子1
0の偏光周期のパターニング用の光硬化制御を実行でき
るようになるので、エックス線リソグラフィ法を用いた
場合のように装置構成が大がかりとなることを回避で
き、その結果、偏光素子10のコストアップを回避でき
るようになるといった効果を奏する。エックス線リソグ
ラフィ法を用いた場合のように装置構成が大がかりとな
ることを回避でき、その結果、偏光素子10のコストア
ップを回避できるようになるといった効果を奏する。
態の偏光素子の製造方法によれば、具体的には図2及び
図3に示すように、透明電極13,14に配向電圧を外
部から印加して配向電圧の向きと強度を変えて液晶分子
の向きを一定周期で交互に切り換える制御に同期させて
偏光素子10の周期構造と同一移動距離で遮光板30の
エッジ30A又は遮光板30,31のスリット23を透
明電極13,14面に平行に移動し、紫外線光源24か
らの紫外線25を照射するといった簡便で高い位置精度
及び幅精度を有する制御を行うことにより、偏光素子1
0の偏光周期のパターニング用の光硬化制御を実行でき
るようになるので、エックス線リソグラフィ法を用いた
場合のように装置構成が大がかりとなることを回避で
き、その結果、偏光素子10のコストアップを回避でき
るようになるといった効果を奏する。エックス線リソグ
ラフィ法を用いた場合のように装置構成が大がかりとな
ることを回避でき、その結果、偏光素子10のコストア
ップを回避できるようになるといった効果を奏する。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、複屈折
材料として同一種類の材料を使用して、従来と同様に、
入射したM偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時と同じ
偏光状態を保ったまま透過させることにより、偏光素子
を透過した光を全てL偏光に変換する偏光機能を損失無
く発現できる単一方向周期構造を実現でき、その結果、
製造工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光素子の低コ
スト化を図ることができるようになるといった効果を奏
する。また、請求項2に記載の発明によれば、配向構造
も同一の複屈折材料を使用して単一方向周期構造を実現
できる結果、さらに、製造工程の簡便化、装置構成の小
型化、偏光素子の低コスト化を図ることができるように
なるといった効果を奏する。
材料として同一種類の材料を使用して、従来と同様に、
入射したM偏光をL偏光に変換しL偏光を入射時と同じ
偏光状態を保ったまま透過させることにより、偏光素子
を透過した光を全てL偏光に変換する偏光機能を損失無
く発現できる単一方向周期構造を実現でき、その結果、
製造工程の簡便化、装置構成の小型化、偏光素子の低コ
スト化を図ることができるようになるといった効果を奏
する。また、請求項2に記載の発明によれば、配向構造
も同一の複屈折材料を使用して単一方向周期構造を実現
できる結果、さらに、製造工程の簡便化、装置構成の小
型化、偏光素子の低コスト化を図ることができるように
なるといった効果を奏する。
【図1】図1(a)は、本発明の偏光素子の実施形態を
説明するためのX−Y平面に沿った素子断面図であり、
図1(b)は、第1実施形態の分子配向状態を説明する
ための素子断面図であり、図1(c)は、第2実施形態
の分子配向状態を説明するための素子断面図であり、図
1(d)は、配向方向を説明するための図である。
説明するためのX−Y平面に沿った素子断面図であり、
図1(b)は、第1実施形態の分子配向状態を説明する
ための素子断面図であり、図1(c)は、第2実施形態
の分子配向状態を説明するための素子断面図であり、図
1(d)は、配向方向を説明するための図である。
【図2】図1の偏光素子の製造方法の第1実施形態を説
明するためのX−Z平面に沿った素子断面図である。
明するためのX−Z平面に沿った素子断面図である。
【図3】図1の偏光素子の製造方法の第2実施形態を説
明するためのX−Z平面に沿った素子断面図である。
明するためのX−Z平面に沿った素子断面図である。
【図4】従来の偏光素子を説明するためのX−Y平面に
沿った素子断面図である。
沿った素子断面図である。
【図5】図4の偏光素子の製造方法を説明するためのX
−Z平面に沿った素子断面図である。
−Z平面に沿った素子断面図である。
10…偏光素子
11,12…ガラス基板(又は透光性樹脂基板、樹脂フ
ィルム) 13,14…透明電極 15,16…配向膜 17,18…スペーサ 20…光硬化後の紫外線硬化樹脂と液晶との混合物(又
は紫外線硬化性液晶) 21…光硬化前の紫外線硬化樹脂と液晶との混合物(又
は紫外線硬化性液晶) 23…スリット 24…紫外線光源 25…紫外線 30,31…遮光板 A…第1種複屈折材料 B…第2種複屈折材料
ィルム) 13,14…透明電極 15,16…配向膜 17,18…スペーサ 20…光硬化後の紫外線硬化樹脂と液晶との混合物(又
は紫外線硬化性液晶) 21…光硬化前の紫外線硬化樹脂と液晶との混合物(又
は紫外線硬化性液晶) 23…スリット 24…紫外線光源 25…紫外線 30,31…遮光板 A…第1種複屈折材料 B…第2種複屈折材料
Claims (2)
- 【請求項1】 同一種類の複屈折材料であって配向方向
が異なる第1種複屈折材料と第2種複屈折材料とがXY
Z座標のX軸方向に対して交互に繰り返されて成る単一
方向周期構造を有すると共に、当該単一方向周期構造の
単位周期を形成する第1種複屈折材料の厚さと第2種複
屈折材料の厚さとの和がXY面への入射光の波長よりも
十分小さくなるように設定された偏光素子において、 前記両複屈折材料の前記XY面内のX軸方向及びY軸方
向の屈折率に基づき決定される光路差が2分の1波長の
整数倍に等しく、かつ前記X軸に対して傾いている前記
一方の複屈折材料の光軸方向において屈折率が一様にな
り、前記光軸方向に対して90°傾いている方向におい
て屈折率が周期構造を持つように、前記両複屈折材料の
前記XY面内のX軸方向及びY軸方向の屈折率が、前記
両複屈折材料の配向方向のX軸に対する傾きと、Z軸に
対する傾きと、前記複屈折材料の前記XYZ座標の各軸
方向の屈折率とによってそれぞれ決定され、前記第1種
複屈折材料と前記第2種複屈折材料との配向方向が異な
らされている ことを特徴とする偏光素子。 - 【請求項2】 前記両複屈折材料が同一種類の配向構造
を有することを特徴とする請求項1記載の偏光素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16094798A JP3483115B2 (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 偏光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16094798A JP3483115B2 (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 偏光素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11352327A JPH11352327A (ja) | 1999-12-24 |
| JP3483115B2 true JP3483115B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=15725661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16094798A Expired - Fee Related JP3483115B2 (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 偏光素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3483115B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7310463B2 (en) | 2002-09-09 | 2007-12-18 | Kyocera Corporation | Optical structural body, its manufacturing method and optical element |
-
1998
- 1998-06-09 JP JP16094798A patent/JP3483115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11352327A (ja) | 1999-12-24 |
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