JP3481998B2 - 締結工具 - Google Patents

締結工具

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JP3481998B2
JP3481998B2 JP08321594A JP8321594A JP3481998B2 JP 3481998 B2 JP3481998 B2 JP 3481998B2 JP 08321594 A JP08321594 A JP 08321594A JP 8321594 A JP8321594 A JP 8321594A JP 3481998 B2 JP3481998 B2 JP 3481998B2
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネルに載置された部
品から突出したボルトやブラインドリベット等の棒状体
を引き抜くように引っ張ることによってパネルに部品を
取付ける締結工具に関する。
【0002】
【従来の技術】パネルに載置された部品から突出したボ
ルトやブラインドリベット等の棒状体を引き抜くように
引っ張ることによってパネルに部品を取付ける締結工具
としては、たとえば、特開昭61−144415号公報
等に記載のものがある。かかる締結工具は、中空のハウ
ジングと、該ハウジング内側の先端側に後退可能に設け
られ、ボルト等の棒状体の先端部のジョーグリップに係
合する一対のジョーと、棒状体のジョーグリップに係合
した一対のジョーを、そのジョーグリップを把持するよ
うに相互に近接させ且つ把持したジョーグリップを引っ
張って破断部から破断するように後退させるジョーケー
スとを備え、破断した棒状体部分を中空ハウジングの後
部へ排出するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる締結工具を用い
るには、締結工具のノーズピースを、ボルト等の棒状体
の先端を受入れるようにあてがい、工具をそのまま棒状
体に押付けて、受入れた棒状体のジョーグリップをジョ
ーに係合させて把持させている。ところが、一旦ジョー
によって棒状体のジョーグリップを係合させると、その
係合を解除することができない。このため、カラーを縮
径してボルトに締結する場合にカラーをボルトに押込む
のを忘れて、ジョーがボルトを把持してしまうと最早適
正な取付けができなくなってしまう。適正な取付けのた
めには、締結工具を作動させてボルトを引っ張って破断
させ、新たなボルトを使用して、再度、締結作業をしな
ければならない。また、ジョーがボルトを把持した後
に、締結工具の故障が分かりあるいは故障した場合に
も、ボルトを任意の工具を用いて破断して、締結工具を
ボルトから離脱させ、その後、新たなボルトを使用し
て、再度、締結作業をしなければならない。
【0004】従って、本発明の目的は、ボルト等の棒状
体がジョーに係合した後においてその係合を容易に解除
できる締結工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明によれば、パネルに載置された部品から突出
した棒状体を引き抜くように引っ張ることによってパネ
ルに部品を取付けるため、中空のハウジングと、該ハウ
ジング内側の先端側に後退可能に設けられ、棒状体の先
端部のジョーグリップに係合する一対のジョーと、棒状
体のジョーグリップに係合した一対のジョーを、該ジョ
ーグリップを把持するように相互に近接させ且つ把持し
たジョーグリップを引っ張って破断部から破断するよう
に後退させるジョーケースとを備え、破断した棒状体部
分を中空ハウジングの後部へ排出するように構成された
締結工具であって、ハウジングの内側には、ジョーの後
部に連結され且つ該ハウジングの後方にまで延びて、破
断した棒状体部分が内部を通るようにチューブが設けら
れ、該チューブの後方部分には、チューブを後方に移動
させて一対のジョーを、ジョーケースとは独立に移動さ
せる移動手段とを備えたことを特徴とする締結工具が提
供される。
【0006】本発明においては、ジョーケースがハウジ
ング後方に設けられたシリンダ内を往復動するピストン
に連結されている前記の締結工具において、チューブに
はストッパが設けられており、前記のチューブ移動手段
は、ストッパに係合するカラーと、該カラーに連結さ
れ、一部がハウジングに形成されたスリットの外側に出
ているスライドとから成り、スライドは、ハウジングの
スリットを移動してカラーをストッパに当接させて後方
に移動させて、チューブを後方に移動させように構成で
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1〜図5には本発明の第1実施例に
係る締結工具10が示されている。締結工具10は、手
で握れるハンドル11を有するハウジング12を有す
る。ハウジング12は、ハンドル11が形成された本体
ハウジング14と、この本体ハウジングとともに細長い
主部分を形成するノーズハウジング15とからなり、ノ
ーズハウジング15は本体ハウジング14にねじ止めさ
れている。細長いハウジング主部分は中空に形成され
て、その内部に種々の部材が設けられている。なお、締
結工具10は、パネルに載置された部品から突出した棒
状体を引き抜くように引っ張ることによってパネルに部
品を取付けるように作用するものであって、棒状体とし
ては、例えば、カラーを縮径してねじ部分に取付ける、
パネルに立設されたボルトがあり、また、ブラインドリ
ベットのマンドレルがあり、更に、ブラインドボルトの
ねじ部分がある。以下、棒状体はパネルに立設されたボ
ルトであり、締結工具としては、ボルトにカラーを縮径
して取付けるものとして説明する。これらは単に例示で
あり、本発明が適用できる締結工具としては、ブライン
ドリベットやブラインドボルトのための締結工具であっ
てもよいことは勿論である。
【0008】先ず、ノーズハウジング15の先端の側に
は、パネルに立設されたボルト(棒状体)の先端を把持
する一対のジョー16、16と、このジョーより先端の
側に取付けられて、ボルトに締結されるカラーの外周面
に係合して該カラーを半径方向内方に縮径するように作
用する筒状のノーズピース18とが設けられている。ジ
ョー16は、その外側のジョーケース19によって包囲
され、このジョーケース19の後端は後方に延びる中空
の連結ロッド20に連結され、更に、連結ロッド20の
後端は、後方に延びる中空のピストンロッド22に連結
されている。ピストンロッド22は、本体ハウジング1
4のシリンダ23に延びていて、そのシリンダ部分にお
いてピストン24に連結されている。工具を動作させる
と、シリンダ23の前室26にはパイプ27を通して圧
油が供給され、ピストン24を後方に移動させる。ジョ
ーケース19に連結された連結ロッド20の外周面に
は、その先端部と本体ハウジング14の先端側との間に
コイルばね28が設けられ、ジョーケース19を前方に
押し、またピストン24を前方側に付勢している。シリ
ンダ23の前室26の部分は他の部分より小径に形成さ
れ、ピストン24の前方側のストッパとなっている。前
室26に圧油が供給された場合において、ピストン24
の後方側への移動は圧油の供給量によって一定位置で停
止させられる。ピストン24の後方側には中空の延長ロ
ッド30が形成されており、その後端部には、ストッパ
31が設けられている。なお、ストッパの詳細について
は、後述する。
【0009】ジョーケース19に連結された連結ロッド
20の内側の先端部分には、ジョー16の後端に当接す
る中空の円筒状のジョープッシャー33が配置され、こ
のジョープッシャー33の後端と連結ロッド20の内側
の小径部34との間には弱い力のコイルばね35が設け
られ、一対のジョー16、16を前方に押して、ジョー
ケース19の内面に当接させている。コイルばね35が
ジョー16を前方に押しているので、ジョー16、16
の間にボルトの先端が差し込まれると、そのジョーグリ
ップにジョーの歯面が係合してボルト先端を確実に把持
し、把持したボルト部分が前方に抜出すのを防止してい
る。ノーズハウジング15の中心及び本体ハウジング1
4のシリンダ23の中心部分には、ジョー16の後端か
ら工具の後方に向けて細長く延びる中空のチューブ36
が設けられ、その内部を破断したボルト先端部分が工具
前方から後方に排出できるようになっている。このチュ
ーブの先端は、ジョー16の後端に連結されており、こ
れらの詳細についても後述する。
【0010】ノーズピース18の先端の側に、カラーを
保持する中空のほぼ円筒状のチャック38が設けられて
いる。このチャック38はカラーの側面を弾性的に押圧
するため、周方向において少なくとも2つに分割された
部分から形成されている。そして、チャックの外周面に
は、弾性体で成るリング39が設けられて、チャック全
体を円筒状に組み立てている。円筒形状のチャック38
は、前端部40及び後端部42の両端部においてそれら
の内径が、ノーズピース18の先端に形成されたフラン
ジ43の外径より小さく形成され、中間の部分はフラン
ジ43の外径より大きく形成されている。従って、チャ
ック38は、ノーズピース18に対して移動できるよう
に連結される。
【0011】チャック38は、ノーズピース18とは離
れた位置でカラーの側面を弾性的に保持するように、ノ
ーズピース18の前方側に押されている。このため、チ
ャック38の後端部42の面にはチャック38とほぼ同
じ大きさのリング形状のワッシャ44が配置されてい
る。このワッシャ44には適当な間隔をおいて後方に突
出するピン46が複数個、固着されている。また、ノー
ズハウジング15の先端面には、周方向に適当な間隔を
おいて複数のスリット47が後方に向けて形成されてい
る。そして、ピン46の後端は、ジョーケース19の肩
部48に当接している。前記のようにジョーケース19
はコイルばね28によって前方へ押されているので、チ
ャック38が前方に押出される。
【0012】チューブ36の前方側端部は、大径のフラ
ンジ50として形成されており、このフランジ50は、
各ジョー16の後部の内側に形成された溝51に受入れ
られて、チューブ36の先端がジョー16の後端に連結
されている。また、チューブ36の後部には、該チュー
ブの後方側への移動限界を定めるストッパ31が設けら
れている。このストッパ31は、例えば、一定厚さの円
板52によって形成することができ、複数のねじ54を
半径方向内側にねじ込むことによって、チューブ36に
固定される。ストッパ31が固定されたチューブ部分に
は、チューブを後方に移動させる移動手段が設けられて
いる。この移動手段は、ストッパ31を後方へ移動でき
るように係合するカラー55と、カラー55に連結さ
れ、一部が本体ハウジング14に形成された軸方向に延
びるスリット56の外側に出ているスライド58とから
成る。スライド58はねじ59及びスペーサ60を介し
てカラー55に連結されている。これにより、スライド
58は、スリット56を移動してカラー55をストッパ
31に当接させて後方に移動させ、これにより、チュー
ブ36を後方に移動させ、ジョープッシャー32によっ
て前方側へ押圧されたジョー16を、ジョーケース19
とは独立に、後方に移動させる。
【0013】かかる構成で成る締結工具10を用いて、
パネルに立設されたボルトにカラーを締結することによ
り部品をパネルに取付ける作業を、図2〜図5を参照し
ながら説明する。図2において、パネル62には、ねじ
が形成されたボルト63が溶接等によって立設されてい
る。ボルト63は、その中間高さ位置に、破断部64と
なる小径の部分が設けられている。パネル62には、部
品66が、その穴67がボルト63を貫通した状態に載
置してある。そして、部品66から突出したボルト63
に締結するカラー68が、締結工具10のチャック38
に挿入されて弾性的に保持されている。なお、カラー6
8は、ボルト63への締結後の取り外し及びその再使用
がができるように、フランジ70と六角形部71と円筒
形状の縮径部72とが一体成形されている。カラー68
をチャック38に保持させた状態において、ノーズピー
ス18はカラー68の縮径部72の先端に係合する。
【0014】締結工具10をパネル62に押付けると、
図3に示すようにボルト63にカラー68が嵌められ
る。ボルト63にカラー68を嵌めると、カラー68か
ら突出したボルト63のジョーグリップ74が一対のジ
ョー16の間に挿入されてそのままジョー16、16に
係合し、ジョーケース19へ押圧するジョープッシャー
32によって、ジョーの内側に把持される。その後、ス
イッチ(図示せず)を押して、パイプ27からシリンダ
23の前室26に圧油を供給し、コイルばね28によっ
て前方に付勢されているピストン24を、強い力で後退
させる。この後退の力によって、ピストン24は、ピス
トンロッド22、連結ロッド20及びジョーケース19
を強い力で後退させ、ジョーケースの後退に伴って、ジ
ョー16、16も、把持したボルト51の先端部分を強
く引き抜くように後退する。このジョー16のボルト引
き抜きの反作用により、ノーズピース18は強い力で前
方に押されて、当接するカラー68の縮径部72を縮径
するように作用する。ジョー16によるボルト63の引
き抜き力は、ボルト63が破断部64から破断する程に
強く、この強い引き抜き力によって、ノーズピース18
は、カラー68の縮径部72の内面を、ボルト63のね
じ面に合致させて縮径させ、該カラーをボルト63に締
結する。なお、ピストン24の後退によってジョー16
が後退すると、チューブ36も後退してチューブ後端の
ストッパ31も後退する。このように、ピストン24が
後退して、ボルトを破断した状態が、図4に示されてい
る。
【0015】図4において、ピストン24は、パイプ2
7から供給される圧油の供給量によって、後方側の延長
ロッド30後端がチューブ36に設けられたストッパ3
1に近接する位置まで後退させられている。ピストン2
4の後退により、ピストンロッド22、連結ロッド2
0、ジョーケース19、ジョー16及びチューブ36
が、破断したボルト先端のジョーグリップ74とともに
後退している。ジョーケースの肩部48が後退するの
で、チャック38の後端面から延びるピン46の端部へ
の当接がなくなり、チャック38に対してノーズピース
18が前方へ移動できるようになり、ノーズピース18
は、カラー68の縮径を前方に長く形成する。カラー6
8をボルト63に締結した後、スイッチを釈放すると、
シリンダ24に供給されていた圧油がパイプ27を通し
て、ハンドル11に設けられたリザーバ(図示せず)に
戻される。ピストン24は、コイルばね28の復帰力に
よって、ピストンロッド22、連結ロッド20、ジョー
ケース19及びジョー16とともに前方へ戻される。こ
の復帰により、ジョーケース19の先端部がカラー68
の縮径部60の先端に当接して、カラーを前方に押出す
ように作用し、ノーズピース18をカラー68から後退
させて、締結工具10をカラー68から外すことができ
る。一方、ジョーケース19の肩部48がチャック38
の後端面から延びるピン46に当接してチャック38を
前方に押出す。締結工具10をカラー68から取り外し
た状態を図5に示す。
【0016】図5において、パネル62に立設されたボ
ルト63には、カラー68の縮径部72が縮径して締結
されており、これにより、パネル62に部品66が取付
けられている。締結されたカラー68は以後はナットと
して作用し、六角形部分71を工具に係合させて回転す
ることにより取り外し及び再取付けができる。また、ジ
ョー16に把持された、破断したジョーグリップ74
は、工具10の後端の出口部75に負圧を供給すること
によって、チューブ36を通して工具後方に移動させて
出口部75から排出される。なお、この出口部75に容
器(図示せず)が取付けられ、破断したボルト部分すな
わちジョーグリップ74がその容器に収集されるように
なっている。また、ジョー16のボルトへの係合面は、
ボルトの受入れ及び把持は容易であるが、引き抜きはで
きない歯面が形成されている。
【0017】図6は、図2〜図5の動作例において、カ
ラー68をボルト63に装着するのを忘れてしまった場
合を示す。カラー68がないとボルト63への締結作業
ができないので、ボルト63のジョーグリップ74をジ
ョー16の係合から外さねばならない。しかし、ジョー
プッシャー32がジョー16をジョーケース19に押圧
して、ジョー16はボルト63のジョーグリップ74に
抜けないように係合しており、このままではボルト63
を外すことはできない。そこで、本体ハウジング14の
スリット56から出ているスライド58を指等で保持し
て、そのスライド58を後方の側に移動させる。この移
動後の状態が図7に示されている。スライド58を後方
の側に移動させると、スライド58は、スリット56を
移動してカラー55をストッパ31に当接させて後方に
移動させ、これにより、チューブ36を後方に移動させ
る。チューブ36の前端のフランジ50がジョー16の
後端に連結されているので、ジョープッシャー32によ
って前方側へ押圧されたジョー16を、ジョーケース1
9とは独立に、後方に移動させることができる。ジョー
16を後方側へ移動させると、ジョーケース19の拘束
が解かれて、ジョー16がボルト63から離れ、ジョー
グリップ74がジョー16の係合から解除される。従っ
て、ボルト63がジョー16に係合した後においても、
その係合を容易に解除でき、締結工具10をボルト63
から抜いた後、カラー68をノーズピースに保持させれ
ばよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の締結工具によれば、ハウジング
の内側には、ジョーの後部に連結されたチューブが設け
られ、チューブの後方部分には、チューブを後方に移動
させてジョーをジョーケースとは独立に移動させる移動
手段が設けられているので、ジョーを後方側へ移動させ
ると、ジョーに対するジョーケースの拘束が解かれ、ジ
ョーが棒状体から離れてジョーの係合から解除され、棒
状体を破損することなく締結工具を棒状体から外すこと
ができる。従って、本発明によれば、ジョーに棒状体が
係合して把持された後においても、その棒状体への係合
から容易に解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る締結工具を、主部分を断
面し且つハンドルの下部を省略して示す部分断面図であ
る。
【図2】図1の工具にカラーを保持させた状態を示す締
結工具の部分断面図である。
【図3】図1の工具に保持したカラーをボルトに配置し
た状態を示す締結工具の部分断面図である。
【図4】図1の締結工具の作動状態を示す締結工具の部
分断面図である。
【図5】図1の締結工具の締結動作の完了状態を示す締
結工具の部分断面図である。
【図6】図2〜図5の動作例において、カラーをボルト
に装着するのを忘れてしまった場合を示す締結工具の部
分断面図である。
【図7】図6において、スライドをもってチューブを移
動させた場合を示す締結工具の部分断面図である。
【符号の説明】
10 締結工具 11 ハンドル 12 ハウジング 14 本体ハウジング 15 ノーズハウジング 16 ジョー 18 ノーズピース 19 ジョーケース 20 連結ロッド 22 ピストンロッド 23 シリンダ 24 ピストン 26 シリンダの前室 27 パイプ 28 コイルばね 31 ストッパ 32 ジョープッシャー 36 チューブ 38 チャック 39 弾性リング 43 ノーズピースのフランジ 44 ワッシャ 46 ピン 48 ジョーケースの肩部 50 チューブフランジ 51 溝 54 ねじ 55 カラー 56 スリット 58 スライド 59 ねじ 62 パネル 63 ボルト 64 破断部 66 部品 68 カラー 72 カラーの縮径部 74 ボルトのジョーグリップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに載置された部品から突出した棒
    状体を引き抜くように引っ張ることによってパネルに部
    品を取付ける締結工具であって、中空のハウジングと、
    該ハウジング内側の先端側に後退可能に設けられ、前記
    棒状体の先端部のジョーグリップに係合する一対のジョ
    ーと、前記棒状体のジョーグリップに係合した一対のジ
    ョーを、該ジョーグリップを把持するように相互に近接
    させ且つ把持したジョーグリップを引っ張って破断部か
    ら破断するように後退させるジョーケースとを備え、破
    断した棒状体部分を中空ハウジングの後部へ排出するよ
    うに構成された締結工具において、 前記ハウジングの内側には、前記ジョーの後部に連結さ
    れ且つ該ハウジングの後方にまで延びて、前記破断した
    棒状体部分が内部を通るようにチューブが設けられ、該
    チューブの後方部分には、チューブを後方に移動させて
    前記一対のジョーを、前記ジョーケースとは独立に移動
    させる移動手段とを備えたことを特徴とする締結工具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の締結工具において、前
    記ジョーケースはハウジング後方に設けられたシリンダ
    内を往復動するピストンに連結されており、前記チュー
    ブにはストッパが設けられており、前記移動手段は、前
    記ストッパに係合するカラーと、該カラーに連結され、
    一部がハウジングに形成されたスリットの外側に出てい
    るスライドとから成り、前記スライドは、ハウジングの
    スリットを移動して前記カラーを前記ストッパに当接さ
    せて後方に移動させ、これにより、前記チューブを後方
    に移動させることを特徴とする締結工具。
JP08321594A 1994-04-21 1994-04-21 締結工具 Expired - Lifetime JP3481998B2 (ja)

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CN102175200A (zh) * 2010-12-24 2011-09-07 浙江亚太机电股份有限公司 快速压紧机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102175200A (zh) * 2010-12-24 2011-09-07 浙江亚太机电股份有限公司 快速压紧机构
CN102175200B (zh) * 2010-12-24 2012-11-21 浙江亚太机电股份有限公司 快速压紧机构

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