JP3481460B2 - 赤外線吸収分析用試料採取方法及び採取体 - Google Patents
赤外線吸収分析用試料採取方法及び採取体Info
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- JP3481460B2 JP3481460B2 JP15195598A JP15195598A JP3481460B2 JP 3481460 B2 JP3481460 B2 JP 3481460B2 JP 15195598 A JP15195598 A JP 15195598A JP 15195598 A JP15195598 A JP 15195598A JP 3481460 B2 JP3481460 B2 JP 3481460B2
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- sheet
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- absorption analysis
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 この発明は、赤外線吸収分析の
行われる試料の試料採取方法及び試料採集体に関する。
行われる試料の試料採取方法及び試料採集体に関する。
【０００２】
【従来の技術】 従来、赤外線吸収分析は、比較的簡単
な方法により多くの有機化合物や無機化合物のおおよそ
の分類に関する知見を得る方法として産業界で頻繁に用
いられてきている分析方法の一つである。
な方法により多くの有機化合物や無機化合物のおおよそ
の分類に関する知見を得る方法として産業界で頻繁に用
いられてきている分析方法の一つである。
【０００３】 分析方法としては、試料に特定の波長の
赤外線を照射して試料による特定の波長の赤外線の吸収
を調べることによって、被測定物の情報を得るものであ
る。
赤外線を照射して試料による特定の波長の赤外線の吸収
を調べることによって、被測定物の情報を得るものであ
る。
【０００４】 この測定は、例えば液状の試料の場合に
は液体用セルに試料を封入した状態で行われ、気体状の
試料では気体用のセルに試料を封入した状態で行われ
る。フィルムの試料では直接枠などに固定して測定さ
れ、固形状の試料では臭化カリウムなどを利用した錠剤
法やサンドペーパーなどで削り取ることにより測定され
る。
は液体用セルに試料を封入した状態で行われ、気体状の
試料では気体用のセルに試料を封入した状態で行われ
る。フィルムの試料では直接枠などに固定して測定さ
れ、固形状の試料では臭化カリウムなどを利用した錠剤
法やサンドペーパーなどで削り取ることにより測定され
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、比較
的多くの試料が与えられている場合には、前記試料作成
方法のいずれかによって測定用試料を比較的容易に得る
ことができるが、例えば、高分子材料表面に僅かにブー
リドした添加剤成分の分析する場合には、極く微量な試
料を採取することが極めて困難であるばかりでなく、不
純物の混入による分析精度の低下の問題があった。
的多くの試料が与えられている場合には、前記試料作成
方法のいずれかによって測定用試料を比較的容易に得る
ことができるが、例えば、高分子材料表面に僅かにブー
リドした添加剤成分の分析する場合には、極く微量な試
料を採取することが極めて困難であるばかりでなく、不
純物の混入による分析精度の低下の問題があった。
【０００６】 そこで例えば、前記高分子材料表面にブ
リードした成分の分析を行う目的でブリード面の反射に
よる赤外線吸収分析を直接行ったとしても、主成分の高
分子材料に起因する吸収の影響を大きく受けるなどの問
題が生じてしまい、精度の高い分析は極めて困難であっ
た。
リードした成分の分析を行う目的でブリード面の反射に
よる赤外線吸収分析を直接行ったとしても、主成分の高
分子材料に起因する吸収の影響を大きく受けるなどの問
題が生じてしまい、精度の高い分析は極めて困難であっ
た。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述のような課題を解決
するために、第１の発明では、赤外線吸収分析用試料採
取体の透孔に備えられた、中間赤外線域を実質的に吸収
しないポリテトラフルオロエチレン製のシート又はポリ
エチレン製のシートからなる試料採取シートに試料を付
着させる試料採取方法において、中間赤外線域を実質的
に吸収しない金属シート、ポリテトラフルオロエチレン
製のシート、ポリエチレン製のシートのいずれかからな
る接触防止用シートで前記試料採取シートの一方の面を
覆い、前記接触防止用シートに圧力を与えることにより
前記試料採取シートの露出面に採取した前記試料を赤外
吸収分析することを特徴とする試料採取方法を提供する
ものである。
するために、第１の発明では、赤外線吸収分析用試料採
取体の透孔に備えられた、中間赤外線域を実質的に吸収
しないポリテトラフルオロエチレン製のシート又はポリ
エチレン製のシートからなる試料採取シートに試料を付
着させる試料採取方法において、中間赤外線域を実質的
に吸収しない金属シート、ポリテトラフルオロエチレン
製のシート、ポリエチレン製のシートのいずれかからな
る接触防止用シートで前記試料採取シートの一方の面を
覆い、前記接触防止用シートに圧力を与えることにより
前記試料採取シートの露出面に採取した前記試料を赤外
吸収分析することを特徴とする試料採取方法を提供する
ものである。
【０００８】前述のような課題を解決するために、第２
の発明では、所定の大きさの透孔を有する支持体のその
透孔部分に、中間赤外線域を実質的に吸収しないポリテ
トラフルオロエチレン製のシート又はポリエチレン製の
シートからなる試料採取シートを備えた赤外線吸収分析
用試料採取体において、前記試料採取シートの一方の面
を中間赤外線域を実質的に吸収しない金属シート、ポリ
テトラフルオロエチレン製のシート、ポリエチレン製の
シートのいずれかからなる接触防止用シートで覆い、他
方の面を露出させてなることを特徴とする赤外線吸収分
析用試料採取体を提供するものである。
の発明では、所定の大きさの透孔を有する支持体のその
透孔部分に、中間赤外線域を実質的に吸収しないポリテ
トラフルオロエチレン製のシート又はポリエチレン製の
シートからなる試料採取シートを備えた赤外線吸収分析
用試料採取体において、前記試料採取シートの一方の面
を中間赤外線域を実質的に吸収しない金属シート、ポリ
テトラフルオロエチレン製のシート、ポリエチレン製の
シートのいずれかからなる接触防止用シートで覆い、他
方の面を露出させてなることを特徴とする赤外線吸収分
析用試料採取体を提供するものである。
【０００９】前述のような課題を解決するため、第３の
発明では、請求項２において、前記試料採取シートが繊
維状であることを特徴とする赤外線吸収分析用試料採取
体を提供するものである。
発明では、請求項２において、前記試料採取シートが繊
維状であることを特徴とする赤外線吸収分析用試料採取
体を提供するものである。
【００１０】前述のような課題を解決するため、第４の
発明では、請求項２において、前記試料採取シートが多
孔質状であることを特徴とする赤外線吸収分析用試料採
取体を提供するものである。
発明では、請求項２において、前記試料採取シートが多
孔質状であることを特徴とする赤外線吸収分析用試料採
取体を提供するものである。
【００１１】 前述のような課題を解決するため、第５
の発明では、請求項２ないし請求項４のいずれかにおい
て、前記接触防止用シートの一部分だけを前記支持体に
接着したことを特徴とする赤外線吸収分析用試料採取体
を提供するものである。
の発明では、請求項２ないし請求項４のいずれかにおい
て、前記接触防止用シートの一部分だけを前記支持体に
接着したことを特徴とする赤外線吸収分析用試料採取体
を提供するものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】 この発明の実施の形態は、中間
赤外線域の吸収の少ないポリテトラフルオロエチレン製
のシート、多孔質状のポリテトラフルオロエチレン製の
シート、ポリエチレン製のシート、多孔質状のポリエチ
レン製のシートのいずれかからなる試料採取シート上に
付着させた試料を赤外線吸収分析する技術を利用するも
のである。
赤外線域の吸収の少ないポリテトラフルオロエチレン製
のシート、多孔質状のポリテトラフルオロエチレン製の
シート、ポリエチレン製のシート、多孔質状のポリエチ
レン製のシートのいずれかからなる試料採取シート上に
付着させた試料を赤外線吸収分析する技術を利用するも
のである。
【００１３】 前述のように、高分子材料表面に僅かに
ブーリドした成分を試料として試料採取シート上に採取
するのは極めて困難であるから、微量の測定試料を拭き
取ることよって採取したいが、指などで試料採取シート
を直接触ると、指などの脂肪分や汚れが付着するために
赤外線吸収分析の精度が大幅に低下するので、本発明で
は試料採取シートの一方の面を中間赤外線域を実質的に
吸収しない金属シート、又はポリテトラフルオロエチレ
ン製又はポリエチレン製のシートなどからなる接触防止
用シートで覆い、その上から指などで圧力を加えながら
試料採取シートの露出面に試料として被測定物を擦り採
り、試料採取後は、接触防止用シートを取り除いて従来
と同様に赤外線吸収分析を行えるようにするものであ
る。
ブーリドした成分を試料として試料採取シート上に採取
するのは極めて困難であるから、微量の測定試料を拭き
取ることよって採取したいが、指などで試料採取シート
を直接触ると、指などの脂肪分や汚れが付着するために
赤外線吸収分析の精度が大幅に低下するので、本発明で
は試料採取シートの一方の面を中間赤外線域を実質的に
吸収しない金属シート、又はポリテトラフルオロエチレ
ン製又はポリエチレン製のシートなどからなる接触防止
用シートで覆い、その上から指などで圧力を加えながら
試料採取シートの露出面に試料として被測定物を擦り採
り、試料採取後は、接触防止用シートを取り除いて従来
と同様に赤外線吸収分析を行えるようにするものであ
る。
【００１４】 本発明の赤外線分析用の試料採取体は、
特に中間赤外線域（4000cm-1〜200 cm-1）を分析する場
合に適しており、4000cm-1〜1400cm-1の波長域では、採
取シートとしてこの波長域の吸収が小さいポリテトラフ
ルオロエチレン製のシートを用い、1400cm-1〜200 cm-1
の波長域では、採取シートとしてこの波長域の吸収が少
ないポレエチレン製のシートを用いることによって、40
00cm-1〜200 cm-1の中間赤外線域の分析をカバーするも
のである。
特に中間赤外線域（4000cm-1〜200 cm-1）を分析する場
合に適しており、4000cm-1〜1400cm-1の波長域では、採
取シートとしてこの波長域の吸収が小さいポリテトラフ
ルオロエチレン製のシートを用い、1400cm-1〜200 cm-1
の波長域では、採取シートとしてこの波長域の吸収が少
ないポレエチレン製のシートを用いることによって、40
00cm-1〜200 cm-1の中間赤外線域の分析をカバーするも
のである。
【００１５】 これらポリテトラフルオロエチレン製の
シート又はポリエチレン製のシートからなる試料採取シ
ートは、繊維状や多孔質状であることが好ましく、例え
ば繊維状の多孔性ポリテトラフルオロエチレン製シート
としてはType 62Disposable IR Cards （３Ｍ（株）製
の多孔性ポリテトラフルオロエチレンシート）などが例
示できる。
シート又はポリエチレン製のシートからなる試料採取シ
ートは、繊維状や多孔質状であることが好ましく、例え
ば繊維状の多孔性ポリテトラフルオロエチレン製シート
としてはType 62Disposable IR Cards （３Ｍ（株）製
の多孔性ポリテトラフルオロエチレンシート）などが例
示できる。
【００１６】 また、多孔性ポリエチレンシートとして
はType 61 DisposableIR Cards（３Ｍ（株）製の多孔性
ポリエチレンシート）などが例示できる。
はType 61 DisposableIR Cards（３Ｍ（株）製の多孔性
ポリエチレンシート）などが例示できる。
【００１７】 赤外線吸収分析用試料採取体の一実施例
としては、図 1に示すように、前述のような試料採取シ
ート1 を直径2cm 程度の透孔2 の形成された支持体3 を
構成する2 枚の厚紙の間に挟んで弛まないように張設
し、支持体3 の一方の面に、中赤外線領域を吸収しない
ないしは極めて吸収の低いアルミニウム箔又はステンレ
ススチール箔などの金属シート又は別のシートのような
シート4(以下、接触防止用シートという) の一部分を接
着剤5 で接着させて、試料採取シート1 の一方の面を接
触防止用シート4 で覆うようにしたものである。
としては、図 1に示すように、前述のような試料採取シ
ート1 を直径2cm 程度の透孔2 の形成された支持体3 を
構成する2 枚の厚紙の間に挟んで弛まないように張設
し、支持体3 の一方の面に、中赤外線領域を吸収しない
ないしは極めて吸収の低いアルミニウム箔又はステンレ
ススチール箔などの金属シート又は別のシートのような
シート4(以下、接触防止用シートという) の一部分を接
着剤5 で接着させて、試料採取シート1 の一方の面を接
触防止用シート4 で覆うようにしたものである。
【００１８】 このような赤外線吸収分析用試料採取体
によれば、接触防止用シート4 の表面を指などで圧力を
加えながら試料採取シート1 の露出面で被測定物を擦り
採って試料採取シート1 面に付着させ、試料採取後は、
接触防止用シート4 を支持体3 から剥がすことにより、
従来と同様にして赤外線吸収分析を行うことができる。
によれば、接触防止用シート4 の表面を指などで圧力を
加えながら試料採取シート1 の露出面で被測定物を擦り
採って試料採取シート1 面に付着させ、試料採取後は、
接触防止用シート4 を支持体3 から剥がすことにより、
従来と同様にして赤外線吸収分析を行うことができる。
【００１９】 赤外線吸収分析の精度の面から、接触防
止用シート4 として、試料採取シート1 がポリテトラフ
ルオロエチレン製のシートの場合には、アルミニウム箔
又はステンレススチール箔などの金属シート、又はポリ
テトラフルオロエチレン製のシートが好ましい。
止用シート4 として、試料採取シート1 がポリテトラフ
ルオロエチレン製のシートの場合には、アルミニウム箔
又はステンレススチール箔などの金属シート、又はポリ
テトラフルオロエチレン製のシートが好ましい。
【００２０】 また、接触防止用シート4 として、試料
採取シート1 がポリエチレン製のシートである場合に
は、アルミニウム箔又はステンレススチール箔などの金
属シート、又はポリエチレン製のシートが好ましい。
採取シート1 がポリエチレン製のシートである場合に
は、アルミニウム箔又はステンレススチール箔などの金
属シート、又はポリエチレン製のシートが好ましい。
【００２１】 これら接触防止用シート4 は、例えば指
の圧力で試料を擦り採る場合、試料採取シート1 に直接
指で圧力を加えると、試料採取シート1 が破損したり、
汗や油脂成分で汚染されて正確な赤外線吸収分析が行え
ないために、これを防ぐことが主要目的であり、微量成
分の採取においては特に重要である。したがって、接触
防止用シート4 は圧力を加えたときに破れず、かつ指の
脂肪分などが試料採取シート1 まで伝わらない程度の厚
みが最低限必要であり、また可撓性ないしは柔軟性を持
っていて、指などで接触防止用シート4 に圧力を加えた
ときにその加圧力が試料採取シート1 に伝わる程度の厚
み以下である必要がある。また、上述のような理由から
多孔質状の材料は好ましくない。
の圧力で試料を擦り採る場合、試料採取シート1 に直接
指で圧力を加えると、試料採取シート1 が破損したり、
汗や油脂成分で汚染されて正確な赤外線吸収分析が行え
ないために、これを防ぐことが主要目的であり、微量成
分の採取においては特に重要である。したがって、接触
防止用シート4 は圧力を加えたときに破れず、かつ指の
脂肪分などが試料採取シート1 まで伝わらない程度の厚
みが最低限必要であり、また可撓性ないしは柔軟性を持
っていて、指などで接触防止用シート4 に圧力を加えた
ときにその加圧力が試料採取シート1 に伝わる程度の厚
み以下である必要がある。また、上述のような理由から
多孔質状の材料は好ましくない。
【００２２】 なお、本発明の赤外線吸収分析用試料採
取体では、保存中に汚染されないように一点づつ梱包
し、試料採取直前に開封し、試料採取後は再び汚染され
ないように保管して、直ちに赤外線吸収分析を行うこと
が望ましい。
取体では、保存中に汚染されないように一点づつ梱包
し、試料採取直前に開封し、試料採取後は再び汚染され
ないように保管して、直ちに赤外線吸収分析を行うこと
が望ましい。
【００２３】
【発明の効果】 以上説明したようにこの発明は、ポリ
テトラフルオロエチレン製のシート又はポリエチレン製
のシートのいずれかからなる試料採取シート上に予め中
間赤外線域を吸収しない接触防止用シートを備えている
ので、物体にブリードしたような微量成分の採取を効率
よく直ぐにでも行うことが可能であり、また、このよう
な試料採取を行える製品単体として取り扱うことがで
き、さらに、赤外線吸収分析の精度を向上させることも
でき、実用上の効果は大きい。
テトラフルオロエチレン製のシート又はポリエチレン製
のシートのいずれかからなる試料採取シート上に予め中
間赤外線域を吸収しない接触防止用シートを備えている
ので、物体にブリードしたような微量成分の採取を効率
よく直ぐにでも行うことが可能であり、また、このよう
な試料採取を行える製品単体として取り扱うことがで
き、さらに、赤外線吸収分析の精度を向上させることも
でき、実用上の効果は大きい。
【図１】 本発明の実施例にかかる赤外線吸収分析用試
料採取体を説明するための図である。
料採取体を説明するための図である。
1 ・・・試料採取シート
2 ・・・支持体の透孔
3 ・・・支持体
4 ・・・接触防止用シート
5 ・・・接着剤
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G01N 1/00 - 1/44
G01N 21/00 - 21/74
ＪＩＣＳＴファイル（ＪＯＩＳ)
Claims (5)
- 【請求項１】 赤外線吸収分析用試料採取体の透孔に備
えられた、中間赤外線域を実質的に吸収しないポリテト
ラフルオロエチレン製のシート又はポリエチレン製のシ
ートからなる試料採取シートに、試料を付着させる試料
採取方法において、 中間赤外線域を実質的に吸収しない金属シート、ポリテ
トラフルオロエチレン製のシート、ポリエチレン製のシ
ートのいずれからなる接触防止用シートで前記試料採取
シートの一方の面を覆い、前記接触防止用シートに圧力
を与えることにより前記試料採取シートの露出面に採取
した前記試料を赤外吸収分析することを特徴とする試料
採取方法。 - 【請求項２】 所定の大きさの透孔を有する支持体のそ
の透孔部分に、中間赤外線域を実質的に吸収しないポリ
テトラフルオロエチレン製のシート又はポリエチレン製
のシートからなる試料採取シートを備えた赤外線吸収分
析用試料採取体において、 前記試料採取シートの一方の面を中間赤外線域を実質的
に吸収しない金属シート、ポリテトラフルオロエチレン
製のシート、ポリエチレン製のシートのいずれからなる
接触防止用シートで覆い、他方の面を露出させてなるこ
とを特徴とする赤外線吸収分析用試料採取体。 - 【請求項３】 請求項２において、前記試料採取シート
が繊維状であることを特徴とする赤外線吸収分析用試料
採取体。 - 【請求項４】 請求項２において、前記前記試料採取シ
ートが多孔質状であることを特徴とする赤外線吸収分析
用試料採取体。 - 【請求項５】 請求項２ないし請求項４のいずれかにお
いて、前記接触防止用シートの一部分だけを前記支持体
に接着したことを特徴とする赤外線吸収分析用試料採取
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15195598A JP3481460B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 赤外線吸収分析用試料採取方法及び採取体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15195598A JP3481460B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 赤外線吸収分析用試料採取方法及び採取体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11326158A JPH11326158A (ja) | 1999-11-26 |
| JP3481460B2 true JP3481460B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=15529871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15195598A Expired - Fee Related JP3481460B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 赤外線吸収分析用試料採取方法及び採取体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3481460B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5849862B2 (ja) * | 2012-06-08 | 2016-02-03 | 三浦工業株式会社 | 農薬汚染の判定方法 |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP15195598A patent/JP3481460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11326158A (ja) | 1999-11-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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