JP3481434B2 - 合成樹脂圧縮成形装置及び成形方法 - Google Patents

合成樹脂圧縮成形装置及び成形方法

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型内に配置又は注入
された合成樹脂材料に、金型による押圧力を加えて成形
するための合成樹脂圧縮成形装置及び成形方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、側壁部分を有する合成樹脂成形品
(例えばコップ型成形品)、特に、その側壁部分に孔部
又は凹部(以下「孔部等」という)を有する成形品を圧
縮成形によって成形することについては、種々の問題が
あった。例えば、図8及び図9に示すような、従来の方
式の圧縮成形装置を用いて、図5に示すような、側壁部
に孔部を有する成形品を製造する場合には、下方のキャ
ビティー金型101に、孔部形成用の、横方向に摺動可
能なスライド・コア120を設けておき、キャビティー
金型101内に合成樹脂素材を配置した後に上方のコア
金型106を下降させ、スライド・コア120を内方に
突出させると共に合成樹脂素材を押圧して空隙C、C
、C内に素材を充満させてそれを圧縮し、素材が固
化した後に離型することになる。
【0003】しかし、一般に圧縮成形においては、型を
閉じる際に、素材が、キャビティー金型と押圧金型の間
の不要な隙間(例えば、図示d、dのように、成形
品の一部とはならない個所)に流れ込むことを避けられ
ないために、成形後に大量のバリが発生することを免れ
難い。また、上記の方法では、スライド・コア120が
内側に突出した状態でコア金型106が下降するので、
成形品に、その側壁を貫通する孔部や深い凹部を形成す
る際には、下降操作中にスライド・コア120とコア金
型106が接触して、型を傷つけたり、スライド・コア
が破損したりするおそれがあるので、その調整が極めて
煩わしいことになる。このため、圧縮成形によって、側
壁部分に孔部等を有する成形品を得ることは困難であっ
た。圧縮成形による成形後に製品に孔部を穿つことは、
工程の増加によるコスト高を招くことになる。
【0004】合成樹脂の射出成形においては、キャビテ
ィー金型とコア金型を当接させた後に横方向からスライ
ド・コアを突出させ、その後に成形材料を射出注入すれ
ばよいので、上記のような欠点は免れることができる。
しかし成形材料に圧縮圧力を加えないで成形する射出成
形法によっては、射出注入された材料の分布が不均一と
なって、成形品に歪みが生じたり、成形後の強度が不十
分な個所が生じたりするおそれがあるので、射出成形に
よる製品の強度を高めるためには、厚肉の成形品としな
ければならなかった。
【0005】このため、側壁部分、特にその部分に孔部
等を有する成形品を、薄肉で歪みのない高い強度の成形
品が得られる圧縮成形法によって、大量のバリの発生を
伴わずに成形しうるようにすることが望まれていた。
【0006】
【発明によって解決しようとする課題】本発明は、上記
のような困難を回避し、金型の損傷やバリの大量発生等
の不都合を生じることなく、圧縮成形によって、側壁部
分、特にその部分に孔部等を有する薄肉で歪みのない成
形品が得られる装置及び成形方法を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、圧縮
成形に際して、キャビティー金型と押圧金型の間に、押
圧金型に対してその移動方向に沿って摺動可能に配設さ
れた第3の中間金型と、キャビティー金型又は中間金型
に取り付けられて中間金型の摺動方向を横切る方向に摺
動可能な、孔部等形成用のスライド・コア部材とを有す
る装置が用いられ、成形の際には、まず中間金型をキャ
ビティー金型に当接させておき、この状態で、成形品の
側壁に孔部等を形成するための上記スライド・コア部材
を横から突出させて、静止状態の中間金型に当接させ、
その後に成形材料圧縮用の押圧金型を前進させて、成形
用空隙内の合成樹脂材料の圧縮成形を行うようにする。
このようにすれば、素材の圧縮を行う時点では、すでに
中間金型がキャビティー金型に十分に当接しているの
で、不要な隙間に素材が流れ込むおそれもなくなり、ま
た、圧縮によって、必要な成形用空間内の合成樹脂材料
に均一に圧力を分布させることができる。さらに、横方
向から突出する孔部等形成用のスライド・コアが、移動
中の金型に引掛ったりするおそれは解消する。
【0008】すなわち、本発明の圧縮成形装置は、キャ
ビティー金型、キャビティー金型に対して相対的に接近
移動する押圧金型、キャビティー金型とコア金型との間
に位置して、押圧金型に対しその移動方向に沿って摺動
可能に取り付けられた中間金型、ならびに、キャビティ
ー金型及び中間金型の少くとも一方に、中間金型の移動
方向を横切る方向に摺動可能に取り付けられたスライド
・コア部材、を有する構成のものであり、また、本発明
にかかる圧縮成形方法は、キャビティー金型に対して押
圧金型を、押圧金型に摺動可能に取り付けられている中
間金型を摺動突出させた状態で接近させて、中間金型を
キャビティー金型に当接させると共に、キャビティー金
型及び中間金型のいずれか一方に取り付けられて中間金
型の摺動方向を横切る方向に摺動可能なスライド・コア
部材を、成形用空隙内に突出させ、次いで、中間金型と
キャビティー金型が当接した状態において押圧金型を前
進させて、成形用空隙内の合成樹脂材料を圧縮成形した
後、押圧金型及び中間金型を共にキャビティー金型から
後退させた後、成形品を離型させる工程からなるもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】押圧金型に対して中間金型を摺動
させるための手段は、押圧金型内に流体圧シリンダーを
設け、シリンダー内に流体圧によって作動するピストン
と、ピストンに連結されて中間金型を押し動かすための
ロッドを設け、シリンダー内の流体圧力を制御すること
によって、中間金型に対する押圧力を調整しうるように
することが好ましい。
【0010】中間金型は、押圧金型に柱状部を設けて、
その周囲に嵌装して摺動させるようにすることが好まし
い。このように、中間金型が押圧金型の柱状部の外側を
取り囲んで摺動する方式にすると、中間金型によって、
成形品の側壁部分を形成するために素材を流入させる空
隙を形成し易く、また、成形品の側壁部分に孔部等を形
成するためのスライド・コア部材を配置し易い。
【0011】中間金型の形状は、押圧金型の柱状部を直
接に取り囲む筒状部と、筒状部を、空隙を隔ててさらに
取り囲む外周環状部を有する形状とするのが好ましい。
この場合には、筒状部と環状部の間の空隙部が、成形品
の側壁部形成のために素材を流入させる部分とすること
ができる。
【0012】スライド・コアを中間金型側に設ける場合
には、それを中間金型の外周環状部に設けて、中間金型
とキャビティー金型とが当接する際に、中間金型の、筒
状部と環状部の間の空隙部に突出することができるよう
に設けることが好ましい。スライド・コア部材をキャビ
ティー金型側に設ける場合には、キャビティー金型と中
間金型との当接の際に、キャビティー金型と中間金型と
の間の成形用空隙内に突出することができるように配置
することが好ましい。
【0013】
【実施例】図1ないし図5に基づいて、本発明の第1の
実施例について説明する。図1において合成樹脂圧縮成
形装置Aは、図5に示すような、孔部27が形成されて
いる側壁部26を有する椀状の成形品25を、圧縮成形
によって製作する装置であり、図1は、成形操作開始前
の状態を示し、上方のキャビティー金型1と下方の押圧
金型2は離隔されている。キャビティー金型1は、(図
示しない)静止基部に固定されており、押圧金型2は
(図示しない)ジャッキにより、台座3と共に上方に移
動しうるようになっている。
【0014】押圧金型2の中央部には、上方に向って突
出する円柱部4が設けられ、円柱部4の上端には、合成
樹脂素材を圧縮するための押圧面5が形成されている。
押圧金型2の円柱部4の周囲には、円柱部4に対応する
貫通開口部7を有する中間金型6が嵌装されている。押
圧金型2の内部には、中間金型を摺動させる中間金型摺
動装置が設けられている。すなわち、円柱部4を取り囲
むような位置に、複数の液圧シリンダー8,8が設けら
れており、各液圧シリンダー8内には、それぞれ、液圧
シリンダー8内を上下に摺動するピストン9,9及びピ
ストン9に取り付けられて上方にのびるロッド10,1
0が配設されている。ロッド10,10は、いずれも、
押圧金型に形成された開口11,11を貫通して上方に
のび、その上端は、中間金型6の底部12に達してい
る。
【0015】すなわち、中間金型6は、ロッド10によ
り、押圧金型2の円柱部7の周囲を上下に摺動可能なよ
うに配設されている。押圧金型2の各液圧シリンダー8
内には、液圧室13a及び13bが形成されて、各液圧
室は、圧液ノズル14a及び14bを介して液圧調整装
置14に通じており、液圧室13a又は13b内の圧力
を上昇、低下させることにより、ピストン9及びロッド
10の上下動を介して、中間金型6が上下に摺動する。
図1は、中間金型6が上方に摺動した状態を示してい
る。なお、液圧調整装置14には、液圧室13a内に液
を流出入させるための二つの弁、V及びV(逆止
弁)が設けられており、その開閉操作を介して、液圧室
13a内の圧力を調整し、また、中間金型6に対する押
圧力を一定に保つことができるようになっている。
【0016】また、押圧金型2の円柱部4内には、成形
品の離型用ロッド23,23が摺動可能に嵌挿され、ロ
ッド23によって押圧金型2内を上下に摺動するように
なっている。中間金型6には、押圧金型の円柱部4と接
触摺動する中央部において、上方に突出する円筒部15
が形成され、また、円筒部15の周囲には、円筒部15
を取り囲むように形成された環状空隙16を隔てて、外
周環状部17が設けられている。外周環状部17には、
環状部17の径方向に沿って複数の径方向孔部19,1
9が形成され、各径方向孔部19内には、スライド・コ
ア18,18が摺動可能に挿入され、スライド・コア1
8は、(図示しない)スプリングにより、外周環状部1
7の外周方向に常時付勢されている。
【0017】上記の構造を有する実施例装置による、圧
縮成形操作は次のとおりである。まず、図1のように、
液圧室13a内の圧を上昇させてロッド10を突出させ
ることにより中間金型6を上昇させた状態のまま、ジャ
ッキにより押圧金型2と台座3を上昇させ、それによ
り、中間金型6を押圧金型2と共に上昇させる。中間金
型6が上昇して、キャビティー金型1に接近すると、中
間金型6のスライド・コア18の傾斜面20が、キャビ
ティー金型1の垂下部21の下端傾斜面21aに当接す
る。中間金型6がさらに上昇を続けると、スライド・コ
ア20は、垂下部21によって内方に押されて、中間金
型6の環状空隙16内に摺動突出し、中間金型6がさら
に上昇してその外周環状部17がキャビティー金型1に
当接すると、スライド・コア20の内方端部も、中間金
型6の円筒部15の外筒に当接して、図2に示す状態と
なる。この際、中間金型の外周環状部17の上面は、キ
ャビティー金型1の垂下部21の下面21bに密接して
いる。この状態のとき、キャビティー金型1に形成され
ているノズル孔22から、溶融状態の合成樹脂材料Mが
注入されて、押圧金型2の円柱部4の上端面5の上に堆
積する。なお、合成樹脂材料Mは、図1の状態のときに
押圧金型2の押圧面5上に堆積させておいてもよい。
【0018】次に、液圧調整装置14の弁V及び弁V
の開閉を介して液圧室13a内の液圧を調整し、それ
によって押圧金型2の液圧シリンダー内の圧力を一定に
保ちながら、中間金型に対して押圧金型2を上昇させて
型を閉じると、合成樹脂素材Mは、押圧金型2の円柱部
4に押されて、空隙C、C、C内に次第に充満
し、かつ圧縮力を受けて図3のMの状態となり、この状
態で冷却を受けて次第に固化する。合成樹脂素材Mが固
化した時点で、液圧室13b内に圧液を導入して中間金
型6が押圧金型2から離れないようにしながら、中間金
型6と押圧金型2を共に下降させると、固化した合成樹
脂素材Mは、図4に示すように、キャビティー金型1か
ら離れて、中間金型6に付着した状態で下降する。図4
からも分かるように、中間金型6が下降すると、スライ
ド・コア20は、スプリングの付勢力によって、自動的
に中間金型6の外周方向に摺動して固化した素材Mから
離れて元の位置に戻る。したがって、固化素材Mの側部
には、スライド・コア20の断面形状に対応する孔部が
形成され、かつ、固化素材Mは、押圧金型2及び中間金
型6から離脱できる状態となる。この状態で離型用ロッ
ド23,23を円柱部4内で摺動上昇させると、固化素
材Mはロッドに突かれて離型し、図5に示すような形状
の、側壁部26,26に孔部27を有する合成樹脂成形
品25が得られる。
【0019】次に、図6及び図7を参照して、本発明の
第2の実施例について説明する。この実施例は、中間金
型の形状及びスライド・コアの配置態様において、前記
第1の実施例と異っている。すなわち、中間金型6にお
いて、円筒部15と環状部17との間の環状空隙16
は、第1の実施例よりも幅広の空間部として形成され、
キャビティー金型1の垂下部21は、中間金型6がキャ
ビティー金型1に接近すると、図7に示すように、環状
空隙16内に進入するようになっている。また、スライ
ド・コア18は、キャビティー金型の垂下部21内に、
(図示しない)スプリングによって常時外側に付勢され
て、摺動可能に取り付けられている。この装置によって
圧縮成形を行う際、中間金型6を突出させた状態で押圧
金型2を上昇させて、中間金型6をキャビティー金型1
に接近当接させ、次いで押圧金型を上昇させて材料の圧
縮を行う点は第1の実施例と同じであるが、中間金型6
がキャビティー金型1に当接すると、図7からも分かる
ように、合成樹脂材料が流入する環状空隙が、中間金型
6の円筒部15とキャビティー金型1の垂下部21の間
に形成されることになる点で、第1の実施例と異ってい
る。また、キャビティー金型1の垂下部21に取り付け
られているスライド・コア18の傾斜部20は、中間金
型6とキャビティー金型1との接近当接に伴い、中間金
型6の環状部17先端の傾斜部17aによって外側から
押され、スライド・コア18は、図7に示すように、内
側先端部が、前記の環状空隙内に突出することになる。
【0020】離型の際には、図7の状態から、中間金型
6及び押圧金型2を共に下降させると、固化した素材M
は、中間金型から離れてキャビティー金型1側に残るこ
とになるので、キャビティー金型1に設けられた離型用
ロッド28,28を下方に摺動突出させて、固化した材
料Mを離型させる。なお、上記第2の実施例のように、
キャビティー金型側にスライド・コアを取り付ける態様
の場合には、中間金型6の環状部を省略し、キャビティ
ー金型側のスライド・コアは、中間金型とキャビティー
金型とが当接した後に、適宜の手段によって環状空隙2
2内に突出させるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明により、金型やスライド・コア部
材の損傷やバリの発生を回避しながら、圧縮成形によっ
て合成樹脂成形品、特に、側壁部に孔部等を有する椀状
の成形品を得ることができる。このため、後加工による
孔明け作業等の手間を要することなく、射出成形による
場合よりも薄肉で歪みの少い成形品を、低コストで容易
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例装置の概要図(キャ
ビティー金型と中間金型が離れている状態を示す)。
【図2】 図1の装置において、図1の状態から押圧
金型が上昇し、中間金型がキャビティー金型に当接した
状態を示す。
【図3】 図2の状態から、さらに押圧金型が上昇し
て合成樹脂材料を圧縮した状態を示す。
【図4】 図3の状態から、中間金型及び押圧金型が
共に下降した状態を示す。
【図5】 第1の実施例の装置によって製造される合
成樹脂成形品の縦断面を示す。
【図6】 本発明の第2の実施例の装置の概要図(キ
ャビティー金型と中間金型が離れている状態を示す)。
【図7】 図6の装置が型閉めとなった状態を示す。
【図8】 従前の圧縮成形装置の概要を示す(キャビ
ティー金型とコア金型が離れている状態を示す)。
【図9】 図8の圧縮成形装置が型閉めとなった状態
を示す。
【符号の説明】
A ・・・・ 合成樹脂圧縮成形装置 1 ・・・・ キャビティー金型 2 ・・・・ 押圧金型 3 ・・・・ (押圧金型の)台座 4 ・・・・ (押圧金型の)円柱部 5 ・・・・ (押圧金型の)押圧面 6 ・・・・ 中間金型 7 ・・・・ (中間金型の)貫通開口部 8 ・・・・ 液圧シリンダー 9 ・・・・ ピストン 10 ・・・・ ロッド 11 ・・・・ ロッド貫通孔 12 ・・・・ (中間金型の)底部 13a ・・・・ 液圧室 13b ・・・・ 液圧室 14 ・・・・ 液圧調整装置 14a ・・・・ 圧液ノズル 14b ・・・・ 圧液ノズル 15 ・・・・ (中間金型の)円筒部 16 ・・・・ (中間金型の)環状空隙 17 ・・・・ (中間金型の)外周環状部 18 ・・・・ スライド・コア 19 ・・・・ スライド・コア摺動孔 20 ・・・・ スライド・コアの傾斜面 21 ・・・・ (キャビティー金型の)垂下
部 21a ・・・・ 垂下部の下端傾斜面 21b ・・・・ キャビティー金型の下面 22 ・・・・ (キャビティー金型の)ノズ
ル孔 23、24 ・・・・ ロッド 25 ・・・・ 椀状成形品 26 ・・・・ (椀状成形品の)側壁部 27 ・・・・ (側壁部の)孔部 28 ・・・・ ロッド 101 ・・・・ キャビティー金型 106 ・・・・ 押圧金型 120 ・・・・ スライド・コア M ・・・・ 成形材料 C、C、C・・・・ 成形用空隙

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティー金型、キャビティー金型
    に対して相対的に接近移動する台座に取り付けられた
    圧金型、キャビティー金型と押圧金型との間に位置
    るように押圧金型に取り付けられ、かつ押圧金型に対し
    その移動方向に沿って弾力的に摺動可能である中間金型
    と、キャビティー金型及び中間金型の少なくとも一方
    に、成形用空隙とは反対の方向に常時付勢された状態で
    取り付けられ、かつ、キャビティー金型と中間金型の摺
    動作用により、中間金型の移動方向を横切り、かつ成形
    用空隙内に向う方向に摺動可能であるように配置された
    スライド・コア部材、を有する合成樹脂圧縮成形装
    置。
  2. 【請求項2】 押圧金型に、中間金型を押圧金型に対し
    て摺動させるための流体圧シリンダー、ピストン及びロ
    ッドを備え、流体圧シリンダー内の流体圧力を制御する
    ことによって中間金型に対する押圧力を調整することの
    できる、中間金型摺動装置が設けられている、請求項1
    記載の合成樹脂圧縮成形装置。
  3. 【請求項3】 中間金型が、押圧金型に形成されている
    柱状部の周囲に摺動可能に嵌装されている、請求項1又
    は2記載の合成樹脂圧縮成形装置。
  4. 【請求項4】 中間金型が、押圧金型に形成されている
    柱状部を取り囲む筒状部と、筒状部の外側に形成されて
    いる空隙部と、空隙部の外側に設けられている外周環状
    部とを有する、請求項1、2又は3記載の合成樹脂圧縮
    成形装置。
  5. 【請求項5】 スライド・コア部材が、中間金型の外周
    環状部に設けられて、中間金型とキャビティー金型との
    当接の際に、中間金型の筒状部と環状部の間の空隙部に
    突出可能なスライド・コアからなる、請求項1、2、3
    又は4記載の合成樹脂圧縮成形装置。
  6. 【請求項6】 スライド・コア部材が、キャビティー金
    型に設けられて、キャビティー金型と中間金型との当接
    の際に、キャビティー金型と中間金型との間に形成され
    る空隙内に突出可能なスライド・コアからなる、請求項
    1、2、3又は4記載の合成樹脂圧縮成形装置。
  7. 【請求項7】 台座に取り付けられた押圧金型を、押圧
    金型に摺動可能に取り付けられている中間金型を摺動突
    出させた状態でキャビティー金型に接近させて、中間金
    型をキャビティー金型に当接させると共に、キャビティ
    ー金型及び中間金型のいずれか一方に取り付けられて中
    間金型の摺動方向を横切る方向に摺動可能なスライド・
    コア部材を、キャビティー金型と中間金型との摺動作用
    により成形用空隙内に突出させ、次いで、中間金型とキ
    ャビティー金型が当接して中間金型が移動を停止した状
    態において、さらに押圧金型を台座と共に前進させて、
    成形用空隙内の合成樹脂材料を圧縮成形した後、押圧金
    型及び中間金型を共にキャビティー金型から離して後退
    させてから、成形品を離型させる、合成樹脂圧縮成形方
    法。
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