JP3481298B2 - 溶液センサ - Google Patents
溶液センサInfo
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Description
溶液センサに係り、特に、すべり弾性表面波を用いた溶
液センサに関する。
識別するのが一般的であるが、溶液の電気量を計測して
溶液を識別したり、溶液の特定成分のみを透過する選択
性有機薄膜を用いて溶液を識別する溶液センサが提案さ
れている。更には、すべりモードの板波を用いて溶液の
種類を識別する超音波溶液センサも提案されている。
量を利用する溶液センサでは、トランスデューサの電気
機械結合係数によってセンサの最大検出感度が決定され
てしまうので、高感度のセンサを実現しにくい。
は、薄膜の寿命が短いので、センサも短寿命となってし
まい、然もセンサ感度も不安定となってしまう。
センサでは、板波が基板に沿って伝搬するが、上記板波
の伝搬速度が基板の板厚に依存してしまうので、特定の
周波数の板波を発生させるためには、基板の板厚をその
周波数毎に調整しなければならない。
たものであり、溶液の種類を高感度に識別できるととも
に、構造の簡素化及び長寿命化を図ることができる溶液
センサを提供することを目的とする。
表面に導体が固着して構成されたセンサ基板に、貫通孔
を備えたセンサセルが複数個並設されて上記貫通孔内に
液体が貯溜可能とされ、上記基板の表面にすべり弾性表
面波が伝搬可能とされ、上記基板の導体には、上記各セ
ンサセルの上記貫通孔に対応した位置に、圧電素子を露
出した開口が複数形成されるとともに、上記各センサセ
ルの両側に発信電極及び受信電極が複数組上記圧電素子
に直接固着され、これらの発信電極のそれぞれに高周波
発生器が個別に接続されるとともに、上記受信電極のそ
れぞれに伝搬特性計測器が個別に接続され、上記各高周
波発生器にて異なった励振周波数の高周波が出力可能に
構成され、各組の発信電極及び受信電極は、センサ基板
の開口に対応したセンシング用発信電極及びセンシング
用受信電極と、上記開口に対応しないレファレンス用発
信電極及びレファレンス用受信電極とから構成されたも
のである。
すべり弾性表面波を用い、被測定溶液及び基準液等の液
体がすべり弾性表面波に及ぼす音響電気相互作用を利用
し、上記基準液及び同一種類の被測定液について、すべ
り弾性表面波を発生させる高周波の励振周波数を異なら
せて、上記すべり弾性表面波の伝搬特性(伝搬速度及び
伝搬減衰)を各励振周波数毎に測定し、これらの測定値
から、上記音響電気相互作用を引き起こす上記液体の比
誘電率及び導電率並びに上記励振周波数に関し非線形な
すべり弾性表面波の液体変化により生ずる伝搬速度変化
率及び伝搬減衰変化率を演算し、被測定溶液の種類を識
別したことから、被測定溶液を人間の知覚以上の高感度
で測定できる。
被測定溶液を識別せず、すべり弾性表面波を用いて識別
しているので、溶液センサの長寿命化を実現できる。
で、センサ基板の板厚に無関係に所望の周波数のすべり
弾性表面波を発生させることができる。この結果、すべ
り弾性表面波の周波数を所望の値に設定すべく、センサ
基板の板厚を調整する必要がなく、溶液センサを簡単な
構造に構成できる。
説明する。図1は、この発明に係る溶液センサの一実施
例を示す平面図である。図2は、塩化カリウム水溶液の
導電率に対するすべり弾性表面波の伝搬速度変化率及び
伝搬減衰変化率を示すグラフである。図3は、被測定液
の種類を示すテーブルである。図4は、図3の被測定液
に関し主成分分析結果を示すグラフである。図5は、図
4の主成分分析結果の特定箇所を拡大して示すグラフで
ある。図6は、被測定溶液の判別分析結果を示すテーブ
ルである。
ンサプレート11上に複数個、例えば3個のセンサブロ
ック12が並設して構成され、各センサブロック12の
基板は1枚の基板13にて共通に構成される。上記セン
サプレート11は、銅板にて形成される。
他にセンサセル14、発信電極15、受信電極16、高
周波発生器17、伝搬特性計測器18、送信側切換スイ
ッチ19及び受信側切換スイッチ20を有して構成され
る。上記発信電極15は、センシング用発信電極15A
及びレファレンス用発信電極15Bからなり、上記受信
電極16は、センシング用受信電極16A及びレファレ
ンス用受信電極16Bからなる。
Ta O3 等の圧電結晶から構成されたプレート形状の圧
電素子21の表面を、金属等の導体22によって覆って
構成される。この基板13の導体22には、各センサブ
ロック12毎に開口23が形成されて、この開口23に
て圧電素子21が露出される。後述のように、基板13
の表面にすべり弾性表面波が伝搬されるが、上記開口2
3にて伝搬面が電気的に開放され、導体22に覆われた
伝搬面は電気的に短絡された状態にある。上述のように
構成された基板13が、センサプレート11に固着され
る。
基板13及びセンサプレート11にビス固定される。こ
れらの各センサセル14には貫通孔24が形成される。
各センサセル14の取付状態において、貫通孔24が開
口23を臨む位置に設置される。各センサセル14の貫
通孔24内に、被測定溶液や基準液等の液体が貯溜可能
とされる。この貯溜状態で、開口23から露出した圧電
素子21が、上記液体に直接接触する。
ンス用発信電極15Bとセンシング用受信電極16A及
びレファレンス用受信電極16Bとは、センシングセル
14の両側にそれぞれ配置される。更に、センシング用
発信電極15A及びレファレンス用発信電極15Bは、
センサセル14の貫通孔24の長手方向に沿って並置さ
れる。センシング用受信電極16A及びレファレンス用
受信電極16Bも、貫通孔24の長手方向に沿って並置
される。これらのセンシング用発信電極15A及びレフ
ァレンス用発信電極15B並びにセンシング用受信電極
16A及びレファレンス用受信電極16Bは櫛形状であ
り、基板13の圧電素子21に直接固着される。
ンス用発信電極15Bが高周波発生器17から電気エネ
ルギーを印加されて、基板13の表面上にすべり弾性表
面波を発生する。センシング用受信電極16A及びレフ
ァレンス用受信電極16Bが、伝搬したすべり弾性表面
波を受信する。
グ用受信電極16Aは一対のセンシング用電極を構成
し、レファレンス用発信電極15B及びレファレンス用
受信電極16Bが一対のレファレンス用電極を構成す
る。上記一対のセンシング用発信電極15A及びセンシ
ング用受信電極16Aが、基板13の開口23を伝搬す
るすべり弾性表面波を送受信し、上記一対のレファレン
ス用発信電極15B及びレファレンス用受信電極16B
が、基板13の開口23を伝搬しないすべり弾性表面波
を送受信する。
9を介し、リード線25を用いてセンシング用発信電極
15A及びレファレンス用発信電極15Bに接続され
る。この高周波発生器17は、センシング用発信電極1
5A及びレファレンス用受信電極15B並びにセンシン
グ用受信電極16A及びレファレンス用受信電極16B
の電極構造によって決定される圧電素子21の周波数特
性に合致した周波数の高周波エネルギーをセンシング用
発信電極15A及びレファレンス用発信電極15Bへ印
加する。これにより、センシング用発信電極15A及び
レファレンス用発信電極15Bから、上記周波数のすべ
り弾性表面波が発生する。
発生器17は、各センシング用発信電極15A及びレフ
ァレンス用発信電極15Bへ励振周波数の異なった高周
波が出力するよう出力エネルギーが調整される。例え
ば、図1の最上位のセンサブロック12の高周波発生器
17は30MHz の励振周波数の高周波を、同図中央部のセ
ンサブロック12における高周波発生器17は50MHz の
励振周波数の高周波を、同図最下位のセンサブロック1
2における高周波発生器17は100MHzの励振周波数の高
周波をそれぞれ出力するよう構成される。
17から出力された電気エネルギーを、センシング用発
信電極15A又はレファレンス用発信電極15Bへ選択
的に印加するためのスイッチである。また、受信側切換
スイッチ20は、センシング用受信電極16A又はレフ
ァレンス用受信電極16Bにてそれぞれ受信されたすべ
り弾性表面波を、選択的に伝搬特性計測器18へ出力さ
せるスイッチである。送信側切換スイッチ19の切換に
より、センシング用発信電極15Aにてすべり弾性表面
波が発生されたとき、基板13の開口23を通り伝搬し
たすべり弾性表面波が、受信側切換スイッチ20の操作
によりセンシング用受信電極16Aにて受信される。ま
た、レファレンス用発信電極15Bにてすべり弾性波が
発生したときには、基板13の開口23を通らないで伝
搬したすべり弾性表面波が、受信側切換スイッチ20の
操作によりレファレンス用受信電極16Bにて受信され
る。
ッチ20を介し、リード線25を用いてセンシング用受
信電極16A及びレファレンス用受信電極16Bに接続
される。この伝搬特性計測器18は、例えばベクトル電
圧計であり、センシング用受信電極16Aとレファレン
ス用受信電極16Bからの出力信号を比較し、両信号の
位相変化からすべり弾性表面波の伝搬速度の変化量を求
めて伝搬速度Vを算出し、更に、両信号の振幅変化から
すべり弾性表面波の伝搬減衰の変化量を求めて伝搬減衰
αを算出する。これらの伝搬速度V及び伝搬減衰αがす
べり弾性表面波の伝搬特性である。
ック12におけるセンサセル14のそれぞれの貫通孔2
4に同一種類の液体、例えば純水等の基準液や被測定溶
液をそれぞれ貯溜し、3つのセンサブロック12におけ
るそれぞれの周波数発生器17にて異なった励振周波数
のエネルギーをそれぞれのセンシング用発信電極15
A、レファレンス用発信電極15Bに印加すると、これ
らの発信電極15A、15Bのそれぞれからセンサ基板
13上に周波数の異なったすべり弾性表面波が発生す
る。例えば、図1の最上位のセンサブロック12におけ
るセンシング用発信電極15A、レファレンス用発信電
極15Bにて30MHz の周波数の高周波に対応したすべり
弾性表面波が発生し、同図の中央部のセンサブロック1
2におけるセンシング用発信電極15A、レファレンス
用発信電極15Bにて50MHz の周波数の高周波に対応し
たすべり弾性表面波が発生し、同図最下位のセンサブロ
ック12におけるセンシング用発信電極15A、レファ
レンス用発信電極15Bにて100MHzの周波数の高周波に
対応したすべり弾性表面波が発生する。
たすべり弾性表面波は、それぞれセンシング用受信電極
16A、レファレンス用受信電極16Bへの伝搬過程に
おいて、センサ基板13の各開口23にて上記液体か
ら、この液体の比誘電率εr 及び導電率σに起因する音
響電気相互作用を受ける。すべり弾性表面波に音響電気
相互作用を及ぼす液体の比誘電率εr と導電率σとの間
には、液体の複素誘電率をεt 、真空中の誘電率をε
0 、高周波発生器17にて発生した高周波の励振周波数
をωとして、 εt =εr ε0 −jσ/ ω … の関係がある。ここで、基準液は、σ=0 の液体である
ため、上式は εt =εr ε0 … となり、被測定溶液では、上式は εt'=εr'ε0 −jσ'/ω … となる。ここで、εt'、εr'、σ' が、被測定溶液の複
素誘電率、比誘電率、導電率をそれぞれ示す。
れのセンシング用受信電極16A、レファレンス用受信
電極16Bに受信され、それぞれの伝搬特性計測器18
にて計測されたすべり弾性表面波の伝搬特性(伝搬速度
V及び伝搬減衰α)は、式及び式に示すように、上
記液体の比誘電率εr 及びεr'、導電率σ' 及び励振周
波数ωにて非線形に決定される。
貯溜されているときの基板13の電気機械結合係数であ
り、εP Tは実効誘電率である。また、δVは、基準液と
被測定溶液とのすべり弾性表面波の伝搬速度の変化量で
あり、δαは、基準液と被計測溶液とのすべり弾性表面
波の伝搬減衰の変化量を示す。更に、Kは波長定数であ
る。
水溶液の導電率σ' を変化させたときには、すべり弾性
表面波の伝搬速度の変化率δV/V及び伝搬減衰の変化
率δα/Kは、非線形を示す。図2中の実線が式及び
式から求めた理論値であり、図2中の○は励振周波数
が30MHz 、●は励振周波数が100MHzの各場合を示す。理
論値及び実験値とも、伝搬速度の変化率δV/V及び伝
搬減衰δα/Kが、導電率及び励振周波数ωに関し非線
形であることが分かる。
ぞれにおいて、センサセル14の貫通孔24に基準液或
いは同一種類の被測定溶液を貯溜し、伝搬特性計測器1
8にてすべり弾性表面波の伝搬速度V及び伝搬減衰αを
求め、これらの測定値から、液体変化により生ずるすべ
り弾性表面波の伝搬速度の変化率δV/V及び伝搬減衰
の変化率δα/Kを演算する。この演算値から、多変量
解析手法(田中他編「パソコン統計解析ハンドブックII
多変量解析編」(1984年共立出版))を用いて主成
分分析をして被測定溶液の比誘電率εr'及び導電率σ'
を特定し、判別分析をして被測定溶液を識別する。
ュースの識別を示す。先ず、溶液センサ10の各センサ
ブロック12におけるセンサセル14の貫通孔24に基
準液を貯溜し、このセンサセル10の各センサブロック
12において30MHz 、50MHz、100MHzの中心周波数の、
高周波を発生させて、それぞれのセンサブロック12に
てすべり弾性表面波を発生させ、基準液に対するすべり
弾性表面波の伝搬速度V及び伝搬減衰αを計測する。
12におけるセンサセル14の貫通孔24に、同一種類
の果実ジュースを貯溜し、上述と同様に、この果実ジュ
ースに対するすべり弾性表面波の伝搬速度V及び伝搬減
衰αを計測し、基準液と上記果実ジュースとのすべり弾
性表面波の伝搬速度の変化率δV/V及び伝搬減衰の変
化率δα/Kを算出する。全ての果実ジュースについ
て、同様の操作をして、各果実ジュース毎に基準液と果
実ジュースとのすべり弾性表面波の伝搬速度の変化率δ
V/V及び伝搬減衰の変化率δα/Kを算出する。
V及び伝搬減衰の変化率δα/Kを多変量解析手法を用
いて主成分分析する。その結果を図4及び図5に示す。
図4及び図5における横軸は第1主成分(PC1)であ
り、縦軸は第2主成分(PC2)である。図4では、5
種類のオレンジジュースがほぼ同一位置にあるが、図5
ではこれらのオレンジジュースはそれぞれ異なった位置
にあり、判別可能であることが示されている。上記主成
分分析結果に基づいて判別分析を実施し、テストに供し
た濃縮還元果実ジュースを識別する。図6に示すよう
に、この識別は100 %正確であることが分かる。
2のセンシング用発信電極15A及びレファレンス用発
信電極15Bから発生したすべり弾性表面波を用い、各
センサブロック12のセンサセル14に貯溜された被測
定溶液及び基準液等の液体がすべり弾性表面波に及ぼす
音響電気相互作用を利用し、基準液及び同一種類の被測
定溶液について、各センサブロック12の高周波発生器
17から出力される高周波の励振周波数を異ならせて、
各センサブロック12の伝搬特性計測器18にて上記す
べり弾性表面波の伝搬特性(各伝搬速度V及び伝搬減衰
α)を各励振周波数毎に測定し、これらの測定値から、
多変量解析手法に基づく主成分分析及び判別分析によっ
て被測定溶液の種類を識別したことから、被測定溶液を
人間の知覚以上の高感度で識別できる。
被測定液を識別せず、すべり弾性表面波を利用して識別
しているので、溶液センサ10の長寿命化を達成でき
る。
で、センサ基板13の板厚に無関係に所望の周波数のす
べり弾性表面波を発生させることができる。この結果、
すべり弾性表面波の周波数を所望の値に設定すべく、基
板13の板厚を調整する必要がなく、基板13を共通の
板厚に構成できるので、溶液センサ10を簡単な構造に
することができる。
サによれば、溶液の種類を高感度に識別できるととも
に、センサの構造を簡素化でき、更にセンサの長寿命化
を達成できる。
を示す平面図である。
すべり弾性表面波の伝搬速度変化率及び伝搬減衰変化率
を示すグラフである。
る。
を示すグラフである。
大して示すグラフである。
ブルである。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電素子の表面に導体が固着して構成さ
れたセンサ基板に、貫通孔を備えたセンサセルが複数個
並設されて上記貫通孔内に液体が貯溜可能とされ、上記
基板の表面にすべり弾性表面波が伝搬可能とされ、上記
基板の導体には、上記各センサセルの上記貫通孔に対応
した位置に、圧電素子を露出した開口が複数形成される
とともに、上記各センサセルの両側に発信電極及び受信
電極が複数組上記圧電素子に直接固着され、これらの発
信電極のそれぞれに高周波発生器が個別に接続されると
ともに、上記受信電極のそれぞれに伝搬特性計測器が個
別に接続され、上記各高周波発生器にて異なった励振周
波数の高周波が出力可能に構成され、 各組の発信電極及び受信電極は、センサ基板の開口に対
応したセンシング用発信電極及びセンシング用受信電極
と、上記開口に対応しないレファレンス用発信電極及び
レファレンス用受信電極とから構成された ものである溶
液センサ。 - 【請求項2】 上記圧電素子は、36度回転Y板X伝搬L
iTaO3 から構成された請求項1に記載の溶液センサ。
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JPH07260746A JPH07260746A (ja) | 1995-10-13 |
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ID=13603198
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