JP3479267B2 - 裁縫車 - Google Patents

裁縫車

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JP3479267B2
JP3479267B2 JP2000247517A JP2000247517A JP3479267B2 JP 3479267 B2 JP3479267 B2 JP 3479267B2 JP 2000247517 A JP2000247517 A JP 2000247517A JP 2000247517 A JP2000247517 A JP 2000247517A JP 3479267 B2 JP3479267 B2 JP 3479267B2
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登志子 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各地域に車で出張
し、現地で衣類のボタン付けや裾直し,袖直し等の各種
の衣類の直し作業や衣類のリフォーム作業、ワイシャツ
やブラウス等の衣類の仕立作業、ネクタイ等の小物製品
の製作作業等を行うことができる裁縫車に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、洋服等の衣類の裾直しや袖直
し等の直しや衣類のリフォーム、ワイシャツやブラウス
等の仕立は、衣類の販売店やリフォーム専門店等で行わ
れている。そのため、従来から利用者が衣類の販売店や
リフォーム専門店等へ出向いて行き、衣類の直しやリフ
ォーム、仕立を頼んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、衣類の
販売店やリフォーム店に衣類の直しやリフォーム、仕立
を頼みに行くのは女性が多く、特に男性には行き難い場
所である。また、外れたボタンを付けてもらうだけのた
めに、わざわざこれらの店に行くことはなく、特に、裁
縫道具を持たない単身者はボタンが外れた衣類をそのま
ま放置していることが多い。更に、古着のリフォームを
する場合、古着をリフォーム店まで持って行く手間がか
かるために、結局、リフォームできるものもリフォーム
せずに捨ててしまうことも多い。このため、ボタン付け
等の簡単な衣類の補修でも頼み易いとともに、男性にも
利用し易く、また、利用者が遠方の店まで行くことなく
リフォーム等を頼むことができる、衣類の直しやリフォ
ーム、仕立等の店が望まれている。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、車両で利用者の近くまで出向いて行き、ボタン付け
等の簡単な衣類の補修から、裾直しや袖直し等の衣類の
直し作業やリフォーム作業、ワイシャツやブラウス等の
衣類の仕立作業、ネクタイ等の小物製品の製作作業等を
車内で行うことができる裁縫車を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明における裁縫車は、以下の構成を有して
いる。
【0006】本発明の請求項1に記載の裁縫車は、車両
と、前記車両の車内に設置固定されたミシン作業台と、
前記ミシン作業台に載置されたミシンと、前記ミシン作
業台の近傍に設置固定された作業台と、前記ミシン作業
台と前記作業台の間に配設固定された作業椅子とを備
え、前記作業台が、折り畳み自在な折り畳み天板を有
し、該天板を折り畳んだ状態で該天板上面側にアイロン
作業部が形成されるものであり、かつ前記作業台は、そ
の折り畳み状態における前記アイロン作業部が前記ミシ
ン作業台に対向する位置となるように設置固定されてお
り、前記車両の車内には、前記車両の床下に形成され前
記発電機や電気コード等が収納される床下収納部と、前
記車両の車内に配設され、座部の下方に収納部を有した
椅子兼収納箱、及び、前記車両の車内の後部空間の略直
角な側壁面間に設置された試着室を備えた構成を有して
いる。
【0007】これにより、以下の作用を有する。 (1)車両の車内にミシン作業台やミシン,作業台を備
えているので、車両で任意の場所へ移動して、車内で衣
類の直し作業やリフォーム作業、仕立作業、小物製品の
製作作業ができる。 (2)作業台だけでなくミシンが載置されたミシン作業
台を有しているので、ミシンの載置場所が決まり、ミシ
ンを動かすことなく常にミシンを使用することができ、
作業性を向上できる。 (3)ミシン作業台や作業台が車両の車内に設置固定さ
れているので、車両の移動時にミシン作業台や作業台が
移動したり転倒したりするのを防止でき安全性を維持で
きるとともに、ミシン作業台や作業台の安定性を向上で
きる。 (4)作業椅子に座ったまま向きを変えるだけで、ミシ
ン作業台や作業台のいずれでも作業をすることができ、
作業性を向上できるとともに、1つの作業椅子だけでミ
シン作業台と作業台の2つの作業台での作業ができ、各
作業台毎に作業椅子を要さず車内を有効的に使用するこ
とができる。 (5)作業椅子を車内に固定しているので、車両の移動
時に作業椅子が転倒するのを防止でき安全性を向上でき
る。
【0008】(6)ミシン作業台と作業台が、対向する
位置に設置されているので、作業者が作業に応じて立ち
上がって車内を移動することなく、作業座部に座ったま
ま身体の向きを変えるだけで、ミシン作業台での縫製作
業や作業台での各種作業をすることができる。
【0009】(7)折り畳み自在の天板を有した作業台
を用いた場合、作業に応じて作業台の天板の広さを容易
に変更することができ利便性や作業性を向上できるとと
もに、車内を有効的に使用することができる。 (8)作業台の天板にアイロン作業部を形成した場合、
アイロン台を別に用意することなく作業台をアイロン作
業台として使用することができ、限られた車内を有効的
に使用することができるとともに、アイロン作業時にア
イロンマットやアイロン台を準備することなくアイロン
作業ができ、アイロン作業の作業性を向上できる。
【0010】(9)発電機を設置した場合、外部から電
源を取る必要がなく、電源が取れない場所でも車内で衣
類の直し作業やリフォーム作業、仕立作業、小物製品の
製作作業ができる。 (10)床下収納部を備えた場合、限られた車内を更に
有効的に使用することができ、ま た、発電機を床下収納
部に収納することにより、発電機の騒音が車内に響くこ
とを防止でき作業環境を向上できる。
【0011】(11)椅子兼収納箱を備えることによ
り、利用者に椅子兼収納箱に座って待ってもらうことが
できるとともに、椅子兼収納箱の収納部に各種備品等を
収納することができ、限られた車内を有効的に使用する
ことができる。 (12)試着室を備えることにより、利用者の採寸や製
品の試着等をその場で行うことができ、利便性を向上で
きる。
【0012】ここで、車両としては、ワゴン車やトラッ
クタイプ,バン等のタイプの車両が利用できるが、中で
もワゴン車タイプが好適に用いられる。これにより、ミ
シン作業台や作業台を車両の後部空間に載置し易いとと
もに、広い作業空間を得ることができる。ミシンは、ミ
シン作業台に螺子等により固定してもよい。これによ
り、車両の移動時にミシンが移動してミシン作業台から
ミシンが落下するのを防止でき安全性を向上できる。ま
た、ミシン作業台に載置するミシンの他、作業台に載置
して使用できる持ち運び可能なミシンを車両に備えても
よい。尚、ミシンとしては、一般に使用されているミシ
ンの他、刺しゅうや穴かがり等の多種の機能を有した多
機能ミシン,ロックミシン等、が用いられる。
【0013】ミシン作業台や作業台は、車両の内壁面や
床に螺着,嵌着,接着等により固定される。また、作業
台は、ミシン作業台に隣接又は所定間隔をあけて車両内
に設置される。ミシン作業台や作業台としては、車両の
床に座って作業ができる高さのものや、椅子等に座って
作業ができる高さのもの等、任意のものが用いられる。
また、車両の床にレール部を形成し、ミシン作業台や作
業台をレール部上に摺動自在に設置し、レール部の所定
の位置でミシン作業台や作業台を固定手段により固定し
てもよい。これにより、ミシン作業台や作業台を車両の
任意の位置に容易に移動することができ、ミシン作業台
や作業台,車両内の使用性や利便性を向上できる。
【0014】尚、ミシン作業台や作業台の脚部の下端部
にレール部に当接する車輪を備えてもよく、また、ミシ
ン作業台や作業台の脚部の下端部をレール部に係合して
もよい。これにより、ミシン作業台や作業台をレール部
上でスムーズに摺動させることができるとともに、脚部
とレール部が外れたりミシン作業台や作業台が上下動す
るのを防止でき安全性を向上できる。
【0015】また、レール部としては、レール部の頂部
が車両の床面と略面一になるようにするのが好ましい。
これにより、レール部が床面から突出せず、レール部に
つまづくのを防止でき車両内の安全性を維持できる。
【0016】更に、ミシン作業台や作業台をレール部に
固定する固定手段としては、レール部の長さ方向の所定
部に複数形成された切欠部と、切欠部に嵌脱自在な止め
板とを有し、切欠部に止め板を嵌合してミシン作業台や
作業台の脚部と止め板を当接させてミシン作業台や作業
台をレール部の任意の位置で固定するものや、ミシン作
業台や作業台の脚部の下端部にレール部の長さ方向と直
角に貫通孔部を形成するとともに、レール部の長さ方向
と直角にレール部の側面を貫通した挿通孔部をレール部
の長さ方向の所定部に複数形成し、貫通孔部と挿通孔部
に棒状の固定ピンを挿通してミシン作業台や作業台をレ
ール部の任意の位置で固定するもの等、種々のものが用
いられる。固定ピンとしては、一端部に貫通孔部や挿通
孔部より大きく形成された頭部を有し、他端部に屈曲自
在な止め部を有したもの等が用いられる。この場合、固
定ピンを貫通孔部と挿通孔部に挿通した後、止め部を屈
曲させることにより固定ピンが貫通孔部や挿通孔部から
抜けるのを防止できる。
【0017】ここで、作業椅子は、螺子等により車両の
床に固定される。作業椅子としては、座部又は作業椅子
本体が回動自在に形成されたものが好適に用いられる。
これにより、作業椅子に座ったまま容易に方向を変える
ことができる。また、座部の下部に収納部を有し座部が
開閉自在若しくは着脱自在に形成されたものや、座部の
下部に引き出し式の収納部を有したものを用いてもよ
い。これにより、作業椅子の下部のデッドスペースに収
納部ができるため、各種の小物を収納することができ、
車内の狭い空間を有効に使用することができる。特に、
座部が開閉自在又は着脱自在に形成されている場合、引
き出し式の収納部のように収納部の引き出しスペースを
要さず狭い空間でも収納部の開け閉めが容易にできる。
【0018】ここで、天板を有した作業台としては、天
板の表面側に折り畳み自在に形成された折り畳み天板を
有した折り畳み式作業台や、回動自在に天板に延設され
作業台の側面側に垂設されている延長用天板を有したバ
タフライ式作業台、着脱自在に配設される補助用天板を
有した伸縮式作業台等が用いられる。
【0019】折り畳み式作業台としては、例えば、車両
の床又は内壁面に固定された一辺側の脚部と、水平方向
にスライド自在に形成され一辺側の脚部と対向する他辺
側の脚部と、脚部の上部に配設支持された天板と、一辺
側が天板に接続され天板の表面側に折り畳み自在に形成
された折り畳み天板と、を有したものや、車両の床に固
定された脚部と、水平方向にスライド自在に形成された
スライド脚部と、脚部の上部に配設支持された天板と、
天板に接続されスライド脚部の上部に配設支持される天
板の表面側に折り畳み自在な折り畳み天板と、を有した
もの、また、スライド脚部の代わりに天板の下方にスラ
イド自在に配設され天板の側面側に突出させた際に折り
畳み天板を支持できるスライド支持部を備えたもの等各
種の天板の支持部が用いられる。
【0020】バタフライ式作業台としては、例えば、車
両の床又は内側面に固定された一辺側の脚部と、水平方
向にスライド自在に形成され一辺側の脚部と対向する他
辺側の脚部と、脚部の上部に配設支持された天板と、回
動自在に天板に延設され他辺側の脚部を一辺側の脚部か
ら離れる方向にスライドさせた際に他辺側の脚部で支持
される延長用天板と、を有したものや、車両の床に固定
された脚部と、作業台の側面又は脚部に出入自在又は回
動自在に形成された支持部と、脚部の上部に配設支持さ
れた天板と、回動自在に天板に延設され支持部で支持さ
れる延長用天板と、を有したもの等が用いられる。
【0021】伸縮式作業台としては、例えば、車両の床
又は内側面に固定された一辺側の脚部と、水平方向にス
ライド自在に形成され一辺側の脚部と対向する他辺側の
脚部と、脚部の上部に配設支持され略中央部で分割自在
に形成された天板と、他辺側の脚部をスライドした際に
天板の略中央部に形成される開口部と、開口部に着脱自
在に配設される補助用天板と、を有したもの等が用いら
れる。尚、脚部を車両の床や内壁面に固定する代わり
に、天板の一辺を車両の内壁面に固定してもよい。
【0022】また、スライド自在な脚部としては、車両
の床に嵌合,車両の床にラッチ等で係止,する等して脚
部を車両に固定するのが好ましい。これにより、車両の
移動時に脚部が移動するのを防止でき、安全性を向上で
きる。更に、車両の床にレール部を形成し、スライド自
在な脚部の下端部をレール部に係合しレール部に沿って
移動(スライド)させてもよい。これにより、脚部をス
ムーズに移動することができる。尚、レール部として
は、レール部の頂部が車両の床面と略面一になるように
するのが好ましい。これにより、レール部が床面から突
出せず、レール部につまづくのを防止でき車両内の安全
性を維持できる。
【0023】また、レール部の所定の位置で脚部をレー
ル部に固定できる固定手段を備えるのが好ま しい。これ
により、脚部の下端部をレール部で保持することができ
るとともに、固定手段で脚部をレール部に固定できるの
で、車両の移動時に脚部が移動するのを確実に防止でき
安全性を向上できる。固定手段としては、レール部の長
さ方向の所定部に複数形成された切欠部と、切欠部に嵌
脱自在な止め板とを有し、切欠部に止め板を嵌合しスラ
イド自在な脚部を止め板に当接させて脚部のスライドを
止めてレール部の任意の位置で固定するものや、スライ
ド自在な脚部の下端部にレール部の長さ方向と直角に貫
通孔部を形成するとともに、レール部の長さ方向と直角
にレール部の側面を貫通した挿通孔部をレール部の長さ
方向の所定部に複数形成し、貫通孔部と挿通孔部に棒状
の固定ピンを挿通してスライド自在な脚部をレール部の
任意の位置で固定するもの等、種々のものが用いられ
る。尚、固定ピンとしては、一端部に貫通孔部や挿通孔
部より大きく形成された頭部を有し、他端部に屈曲自在
な止め部を有したもの等が用いられる。この場合、固定
ピンを貫通孔部と挿通孔部に挿通した後、止め部を屈曲
させることにより固定ピンが貫通孔部や挿通孔部から抜
けるのを防止できる。
【0024】アイロン作業部としては、天板にアイロン
マットを貼着したもの等が用いられる。また、天板とし
て、脚部から着脱自在に形成されたものや、一部分が天
板の表面側に折り畳み自在に形成されたもの等、天板の
裏面側を容易に上方へ向けることができるものを用いた
場合、天板の裏面にアイロン作業部を形成してもよく、
特に、折り畳み自在な天板の場合、折り畳まれる部分の
裏面にアイロン作業部を形成してもよい。これにより、
天板を裏返すだけで、作業台をアイロン作業台として使
用することができるとともに、作業台の天板の裏面側も
有効に利用することができる。
【0025】ここで、床下収納部としては、車両外部と
の通気口を形成するのが好ましい。これにより、床下収
納部に収納した発電機の排気ガスが床下収納部内にたま
るのを防止できる。また、床下収納部に車両外部から開
閉できる開閉部を形成するのが好ましい。これにより、
車両外部から給油等の発電機のメンテナンスができ、発
電機の取扱性を向上できる。また、床下収納部内に、発
電機を収納する部分と電気コード等が収納される部分に
分割する仕切り壁を形成してもよい。更に、車両の床を
床下収納部の上部蓋とし、開閉自在に形成してもよい。
これにより、床下収納部に収納した電気コード等の取り
出しが車内から容易にでき、使用性を向上できる。
【0026】ここで、椅子兼収納箱は、螺子等により車
両の床や内壁面に固定するのが好ましい。これにより、
車両の移動時に椅子兼収納箱が転倒したり移動したりす
るのを防止でき、安全性を向上できる。また、椅子兼収
納箱としては、座部を収納部の蓋部とし収納部の上面に
着脱自在又は開閉自在に配設したものや、収納部を引き
出し式に形成したもの等が用いられる。試着室として
は、車両の天井から左右方向又は上下方向に開閉自在な
カーテンを吊設して車内の一部を区画したもの等が用い
られる。尚、試着室内に鏡を配設固定してもよい。
【0027】本発明の請求項2に記載の裁縫車は、請求
項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明において、前
記ミシン作業台及び/又は前記作業台の下方に設置され
アイロン道具や裁縫道具が収納される道具収納部を備え
た構成を有している。
【0028】これにより、請求項1の作用に加えて、以
下の作用を有する。 (1)ミシン作業台や作業台の下方にアイロン道具や裁
縫道具を収納する道具収納部を備えているので、各作業
台の下方のスペースを有効利用することができ、限られ
た車内にアイロン道具や裁縫道具の多くの道具を収納す
ることができる。 (2)作業をする各作業台の下方に道具収納部を有して
いるので、作業時に必要な道具をすぐに取ることがで
き、使用性や利便性を向上できる。 ここで、道具収納部としては、大小種々の大きさの引き
出しからなる引き出し式のもの や前面が開口した棚式の
もの、棚式のものの前面に扉や引き戸等を有したもの
等、が用いられ、ミシン作業台や作業台又は車両の床に
固定される。また、引き出し式のものを用いる場合、引
き出しにロック機能を付けてもよい。これにより、車両
の移動中に引き出しが自然に開くのを防止できる。尚、
アイロン道具としては、アイロン,霧吹き,仕上げまん
じゅう,アイロンマット等があり、また、裁縫道具とし
ては、鋏,糸,針,物差し,メジャー,チョークペンシ
ル,ボタン,スナップ,ファスナー等種々のものがあ
る。
【0029】本発明の請求項3に記載の裁縫車は、請求
項1又は2の内いずれか1項に記載の発明において、前
記車両の車内に設置された製品収納部、預かり品収納
部、裁縫用の人体、の内いずれか1以上を備えた構成を
有している。
【0030】これにより、請求項1及び2の内いずれか
の作用に加えて、以下の作用を有する。 (1)製品収納部に直し作業やリフォーム作業、仕立作
業、製作作業等の終わった衣類や小物製品等の製品を収
納することができ、製品を汚したり、製品に皺を付けた
りすることなく保管することができる。 (2)預かり品収納部に預かった品物を収納することが
でき、預かり品の紛失等を防止することができるととも
に、預かり品収納部を見るだけで預かり品の有無や量を
確認することができる。 (3)製品収納部と預かり品収納部を備えた場合、製品
と預かり品の収納場所が異なるので、製品と預かり品を
混同することなく作業性を向上できる。 (4)裁縫用の人体を備えた場合、衣類のリフォーム作
業や仕立作業等の作業性を向上できる。
【0031】ここで、製品収納部や預かり品収納部とし
ては、車両の天井に吊設若しくは車両の内壁面間に配設
固定された棒状のハンガー掛けや、車両の天井に吊設若
しくは車両の内壁面に配設固定された格子パネル等から
なる格子状のハンガー掛け、車両の床や車両の内壁面に
固定された引き出し式のもの、前面が開口した棚式のも
の等が用いられる。また、引き出し式のものを用いる場
合、引き出しにロック機能を付けてもよい。これによ
り、車両の移動中に引き出しが自然に開くのを防止でき
る。尚、ハンガー掛けや棚式の収納部の前面に左右方向
又は上下方向等に開閉自在なカーテンや扉を形成しても
よい。これにより、預かり品や製品の目隠しができると
ともに、預かり品や製品が埃等で汚れるのを防止でき
る。
【0032】更に、引き出し式や棚式で形成された製品
収納部や預かり品収納部の上部を、小物製品等を陳列す
る陳列棚として使用してもよい。これにより、限られた
車内を有効的に利用することができる。
【0033】裁縫用の人体としては、車内に螺子等で着
脱自在に配設固定するのが好ましい。これにより、車両
の移動時に人体が転倒するのを防止でき安全性を向上で
きるとともに、使用時に任意の場所へ移動して使用する
ことができ使用性を向上できる。
【0034】本発明の請求項4に記載の裁縫車は、請求
項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明において、前
記車両の車内に設置された製図道具収納部、生地収納
部、事務用品収納部、の内いずれか1以上を備えた構成
を有している。
【0035】これにより、請求項1乃至3の内いずれか
の作用に加えて、以下の作用を有する。 (1)製図道具収納部や生地収納部,事務用品収納部の
各収納部を備えることにより、製図道具や生地,事務用
品を各々決められた場所に収納することができ、車内が
煩雑になるのを防止できる。
【0036】ここで、製図道具収納部や生地収納部とし
ては、大小種々の大きさの引き出しを有したものや、天
板が上方向に開閉できるもの、仕切り板で複数の室に仕
切られ製図用紙や生地を立てて収納できる筒状部を有し
たもの等が用いられ、車両の床や内壁面に固定される。
事務用品収納部としては、大小種々の大きさの引き出し
を有したもの等が用いられ、車両の床や内壁面に固定,
若しくは車両の天井から吊設される。また、引き出しと
しては、ロック機能付きのものを用いてもよい。これに
より、車両の移動中に引き出しが自然に開くのを防止で
きる。尚、製図道具としては、製図用紙や鋏,鉛筆,物
差し等があり、事務用品としては、伝票や鉛筆,電卓等
がある。
【0037】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) 本発明の実施の形態1における裁縫車について、以下図
面を用いて説明する。 尚、本発明は本実施の形態1に限定されるものではな
く、車両の大小,車両の形状,後部空間の広狭,設備の
多少に応じて、各設備の設置数や設備の形態等は変化す
るものである。
【0038】図1は実施の形態1における裁縫車内を示
す平面図である。図中、1は本発明の実施の形態1にお
ける裁縫車、2はワゴン車等の車両、2aは車両2の後
部空間、2bは車両2の側部の後部空間2aに形成され
スライド式に開閉される車両扉、2cは車両2の運転席
部、3は車両扉2bから車両2の後部空間2aに出入り
する昇降階段、3aは昇降階段3の側部に立設された手
すり、4は車両2の後部空間2aの運転席部2c側に設
置固定されたミシン作業台、5はミシン作業台4に載置
されたミシン、6は後部空間2aのミシン作業台4と対
向する位置に設置固定された天板が伸縮自在な作業台、
7はミシン作業台4と作業台6の間に配設固定された回
動自在な作業椅子、8は後部空間2aの運転席部2c側
で車両扉2b側の角部の床下に形成された床下収納部、
9は後部空間2aの上方に長さ方向が後部空間2aの長
さ方向(車両2の長さ方向)と略平行に配設固定された
棒状のハンガー掛けからなる製品収納部、10は後部空
間2aの後部側(車両2の後部側)に設置固定された預
かり品収納部、11は後部空間2aの運転席部2c側で
ミシン作業台4の側部に設置固定された製図道具収納
部、12は後部空間2aの長さ方向の側部で製品収納部
9の側部に設置固定された生地収納部、13は後部空間
2aの天井から吊設及び/又は後部空間2aの運転席部
2c側の壁面に固定されミシン作業台4の上方に位置し
た事務用品収納部、14は後部空間2aの車両扉2b側
の側部に配設固定された複数の椅子兼収納箱、15は後
部空間2aの後部側(車両2の後部側)で生地収納部1
2側の角部に設置された試着室、16は預かり品収納部
10と試着室15との間に配設され後部空間2aの床に
螺子等で着脱自在に固定された裁縫用の人体である。こ
こで、図中の仮想線は、作業台6の天板を広げた状態を
示す。尚、実施の形態1では、後部空間2aの天井に蛍
光灯(図示せず)が取り付けられている。
【0039】次に、車両2の後部空間2a内に設置固定
した各作業台や各収納部等について、以下図面を用いて
説明する。まず、実施の形態1における裁縫車1のミシ
ン作業台部分について、以下図面を用いて説明する。図
2は実施の形態1における裁縫車のミシン作業台部分を
示す要部正面図である。図2において、2dは車両2の
後部空間2aの床、2eは車両2の後部空間2aの天
井、17はミシン作業台4の下方に設置固定され種々の
深さの引き出しからなる引き出し式の道具収納部であ
る。ここで、ミシン作業台4及び道具収納部17は螺子
等で床2dに固定され、事務用品収納部13は天井2e
に吊設又は後部空間2aの運転席部2c側の壁面に螺子
等で固定されている。また、ミシン5をミシン作業台4
に螺子等で固定、又は、ミシン作業台4にミシン5が嵌
合できる凹部を形成しミシン5を凹部に嵌合固定、して
もよい。これにより、車両2の移動中にミシン5がミシ
ン作業台4上で移動したり、ミシン作業台4から落下し
たりするのを防止でき安全性を向上できる。更に、道具
収納部17の引き出しとしては、ロック機能付きの引き
出しにしてもよい。これにより、車両2の移動時に引き
出しが自然に開くのを防止でき安全性を向上できる。
尚、実施の形態1では、道具収納部17には鋏や糸,
針,メジャー,チョークペンシル,ボタン,スナップ,
ファスナー等の裁縫道具が収納される。また、事務用品
収納部13には、伝票や鉛筆,電卓等が収納される。
【0040】次に、実施の形態1における裁縫車1の作
業台部分について、以下図面を用いて説明する。図3は
実施の形態1における裁縫車の作業台部分を示す要部斜
視図である。図3において、18は作業台6の下方に設
置固定され種々の大きさの引き出し18aや前面が開口
した棚部18bからなる道具収納部、18cは棚部18
bの開口側の下端部に立設された止め板であり、車両2
の移動中等に棚部18bから、棚部18bに収納したア
イロン等が滑り落ちるのを防止している。尚、止め板1
8cを形成する代わりに、棚部18bにアイロンと同型
に窪ませたアイロン嵌合部を形成し、アイロン嵌合部に
アイロンを嵌合して収納してもよい。ここで、道具収納
部18は螺子等で床2dに固定されている。また、引き
出し18aとしては、ロック機能付きの引き出しにして
もよい。これにより、車両2の移動時に引き出し18a
が自然に開くのを防止でき安全性を向上できる。更に、
特に、棚部18bにアイロンを収納する場合、棚部18
bの底面に断熱材を配設するのが好ましい。これによ
り、使用後の熱いアイロンを棚部18bに収納すること
ができるとともに、アイロンの熱により棚部18bが損
傷するのを防止できる。尚、実施の形態1では、道具収
納部18には裁縫道具の他、アイロンや霧吹き,仕上げ
まんじゅう等のアイロン道具が収納される。また、特
に、上段の大きな引き出し18aにはハトロン紙等の製
図用紙を収納してもよい。
【0041】次に、作業台6について、以下図3,図4
を用いて説明する。図3において、6aは螺子等で床2
dに固定された作業台6の一辺側の脚部、6bは床2d
と水平方向にスライド自在に形成され脚部6aと対向す
る作業台6の他辺側の脚部、6cは脚部6a,6bの上
部に配設支持された天板、6dは天板6cの脚部6b側
の側部に蝶番19で天板6cの表面側に折り畳み自在に
装着された折り畳み天板、20は折り畳み天板6dの裏
面側(折り畳み天板6dを天板6c側へ折り畳んだ際に
上にくる面)にアイロンマットを貼着して形成されたア
イロン作業部、21は脚部6bの下端部に装着されたラ
ッチ等からなる止め金具、21aは床2dに固定され作
業台6の脚部6bに装着された止め金具21が係止され
る係止具である。ここで、脚部6aは螺子等で床2dに
固定され、脚部6bは止め金具21を係止具21aに係
止して床2dに固定されている。尚、アイロン作業部2
0としては、アイロンマットを着脱自在に貼着して形成
してもよく、また、アイロン作業部20を形成する代わ
りに、アイロンマットを道具収納部18に収納してお
き、使用時にアイロンマットを作業台6上に敷き、作業
台6上でアイロン作業をしてもよい。
【0042】図4は実施の形態1における裁縫車の作業
台を広げた状態を示す斜視図である。図4において、2
1bは床2dに固定され作業台6の脚部6bに装着され
た止め金具21が係止される係止具、22は作業台6の
側部で一端が脚部6aに略直角に連設され天板6cを支
持した本体側部、23は一端が脚部6bに略直角に連設
され本体側部22にスライド自在に形成されたスライド
部、23aはスライド部23に凹状に形成され本体側部
22のスライド部23側に形成された突起部(図示せ
ず)が摺動自在に嵌合されたスライドレールである。
尚、図中、矢印A,Bは作業台6の脚部6bの移動方向
を示し、矢印C,Dは作業台6の折り畳み天板6dの回
動方向を示す。ここで、係止具21bは、脚部6bを水
平移動した際に脚部6bの止め金具21が係止できる位
置に形成される。また、係止具21a,21bとして
は、床2dに回動自在に固定するのが好ましい。これに
より、係止具21a,21bに止め金具21を係止しな
い場合、係止具21a,21bを床2d側へ倒しておく
ことができ、係止具21a,21bが床2d面から突出
し係止具21a,21bでつまづいたりするのを防止で
きる。
【0043】次に、作業台6の伸縮について、以下説明
する。作業台6の折り畳み天板6dを広げて作業台6を
広げる場合、まず、作業台6の脚部6bの止め金具21
を係止具21aから外し、次いで、作業台6の脚部6b
を矢印Aの方向へ水平移動する。ここで、脚部6bは本
体側部22の突起部をスライド部23のスライドレール
23aに摺動させながら矢印A方向に移動される。次
に、脚部6bに装着された止め金具21を係止具21b
に係止し、脚部6bを床2dに固定する。次いで、作業
台6の折り畳み天板6dを、蝶番19側を中心に矢印C
方向へ回動させ、図4に示すように、折り畳み天板6d
を脚部6bとスライド部23で支持する。
【0044】作業台6の折り畳み天板6dを折り畳む場
合、折り畳み天板6dを、蝶番19側を中心に矢印D方
向へ回動させ、図3に示すように、折り畳み天板6dの
表面(折り畳み天板6dを広げた際に上を向いている
面)側を天板6cの表面に当接させる。次に、止め金具
21を係止具21bから外し、脚部6bを矢印Bの方向
へ水平移動させ、次いで、止め金具21を係止具21a
に係止し、脚部6bを床2dに固定する。ここで、実施
の形態1では、作業台6でアイロン作業を行う場合、折
り畳み天板6dを折り畳み、図3に示すように、アイロ
ン作業部20を作業台6の上面側にする。
【0045】尚、実施の形態1では、作業台6として、
天板6cの表面側に折り畳み自在な折り畳み天板6dを
有した折り畳み式作業台を用いたが、一辺側が天板に回
動自在に延設され未使用時には作業台の側部に垂設され
ている延長用天板を有したバタフライ式作業台、着脱自
在に配設される補助用天板を有した伸縮式作業台等、を
用いてもよい。また、実施の形態1では、作業台6の脚
部6bをスライド自在に形成したが、脚部6bをスライ
ド自在に形成する代わりに、折り畳み天板6dを支持す
るスライド自在なスライド脚部やスライド支持部を備え
てもよい。これにより、車両2の大小や後部空間2aの
広狭,設備の多少に応じて作業台6を適宜選択すること
ができる。
【0046】次に、作業椅子7について、以下図面を用
いて説明する。図5は実施の形態1における裁縫車の作
業椅子の側面図である。図5において、24は円筒状に
形成され内部に収納部24aを有した作業椅子7の作業
椅子本体、24bは作業椅子本体24の上端部に位置し
蝶番(図示せず)で開閉自在に作業椅子本体24に装着
された収納部24aの蓋部、25は蓋部24bの上面の
略中央に立設された支持軸、26は蓋部24bの上方に
位置し支持軸25に回動自在に軸支された座部である。
尚、図中、矢印E,Fは蓋部24bの開閉方向を示し、
また、図中の仮想線は蓋部24bを矢印E方向へ移動さ
せて収納部24aを開けた状態を示す。ここで、作業椅
子本体24は床2dに螺子等で固定されている。尚、収
納部24aには裁縫道具等が収納される。また、作業椅
子7に座ってミシン作業台4で縫製作業を行う場合や作
業台6で作業を行う場合、作業椅子7に座ったまま、支
持軸25を中心に座部26を回動させてミシン作業台4
や作業台6へ方向を変える。
【0047】次に、床下収納部8について、以下図面を
用いて説明する。図6は実施の形態1における裁縫車の
床下収納部を示す要部断面斜視図である。図6におい
て、8aは床2dの下部に形成された床下収納部本体、
8bは床下収納部本体8aに連通し床2dに開口された
上部開口部、8cは上部開口部8bに着脱自在に嵌合さ
れた上部蓋、8dは上部蓋8cの持ち手、8eは床下収
納部本体8aの側部に形成された網目状の通気口、8f
は床下収納部本体8aの車両2の車両扉2b側の側面に
開閉自在に形成された開閉部である。ここで、床下収納
部8には発電機(図示せず)や電気コード(図示せず)
等が収納される。尚、床下収納部本体8a内に仕切り壁
を形成してもよい。また、車両2のバッテリーや車外か
らミシンやアイロン等の電源をとることができる場合
は、裁縫車1に発電機を備えなくてもよい。
【0048】次に、製品収納部9について、以下図面を
用いて説明する。図7は実施の形態1における裁縫車の
製品収納部を示す要部断面斜視図である。図7におい
て、9aは棒状の製品収納部本体、9b,9cは製品収
納部本体9aの端部、27は一端が車両2の後部空間2
aの天井2eに固定され他端が製品収納部本体9aの端
部9c側に接続された吊設部材である。ここで、実施の
形態1では、端部9bを後部空間2aの運転席部2c側
の壁面に螺子等で固定し、端部9c側を吊設部材27で
天井2eに吊設して製品収納部本体9aを後部空間2a
に固定している。また、端部9cは製品収納部本体9a
の外径より大きく形成されている。これにより、棒状の
製品収納部本体9aにハンガーを掛けた際、端部9cか
らハンガーが落下するのを防止できる。尚、棒状の製品
収納部本体9aの下方に引き出し式や棚式の製品収納部
を配設固定してもよい。また、棒状の製品収納部本体9
aの代わりに、格子パネル等からなる格子状のハンガー
掛けを天井2eに吊設してもよい。更に、製品収納部9
の周囲に開閉自在なカーテン等を配設してもよい。これ
により、製品収納部本体9aに掛けた製品の目隠しがで
きるとともに、製品が埃等で汚れるのを防止できる。
【0049】次に、預かり品収納部10について、以下
図面を用いて説明する。図8は実施の形態1における裁
縫車の預かり品収納部を示す斜視図である。図8におい
て、10aは床2dに螺子等で固定された預かり品収納
部本体、10bは複数段に区画された棚部、10cは棚
部10bの前面に配設され左右方向に開閉自在な開閉扉
である。尚、預かり品収納部本体10aの上方に製品収
納部9と同様の棒状のハンガー掛けを配設固定してもよ
く、また、預かり品収納部本体10aの上面に小物製品
等を陳列し、陳列棚として使用してもよい。
【0050】次に、製図道具収納部11について、以下
図面を用いて説明する。図9は実施の形態1における裁
縫車の製図道具収納部を示す斜視図である。図9におい
て、11aは床2dに螺子等で固定された製図道具収納
部本体、11bは製図道具収納部本体11aの上端の一
辺側に蝶番28で開閉自在に装着された天板、11cは
天板11bを開閉する持ち手部、11dは天板11bで
開閉される上部収納部、11eは天板11bで開閉され
仕切り板29で複数の室に仕切られた筒状部、11fは
製図道具収納部本体11aに大小種々の大きさで形成さ
れた引き出しである。尚、引出し11fはロック機能付
きの引出しとするか、その正面に施錠式の観音開きの扉
を設けてもよい。車両2の移動時に引出し11fが摺動
するのを防止し安全性を高めることができる。また、図
中、矢印G,Hは天板11bの開閉方向を示す。ここ
で、製図道具収納部11には、製図用紙や鋏,鉛筆,物
差し等が収納される。また、筒状部11eには製図用紙
等が立てて収納される。
【0051】次に、生地収納部12について、以下図面
を用いて説明する。図10は実施の形態1における裁縫
車の生地収納部を示す斜視図である。図10において、
12aは床2dに螺子等で固定された生地収納部本体、
12bは生地収納部本体12aの上端の一辺側に蝶番2
8で開閉自在に装着された天板、12cは天板12bを
開閉する持ち手部、12dは天板12bで開閉され仕切
り板29で複数の室に仕切られた筒状収納部である。こ
こで、生地収納部12の筒状収納部12dには、生地が
立てて収納される。尚、筒状収納部12dだけでなく、
製図道具収納部11と同様に、引き出し部を形成しても
よい。
【0052】次に、椅子兼収納箱14について、以下図
面を用いて説明する。図11は実施の形態1における裁
縫車の椅子兼収納箱を示す斜視図である。図11におい
て、14aは上部が開口された椅子兼収納箱14の収納
部、14bは収納部14aの上端部の一辺側に蝶番28
で開閉自在に装着された座部、30は収納部14aの下
端部に形成され螺子部30aで収納部14aを床2dに
螺着固定する固定部である。ここで、座部14bは収納
部14aの蓋部としても使用される。尚、座部14bを
収納部14aに蝶番28で開閉自在に装着する代わり
に、収納部14aの上端部に着脱自在に配設してもよ
い。また、収納部14aとしては、上端部が開口された
箱状のものの他、引き出し式に形成されたものを用いて
もよい。
【0053】次に、試着室15について、以下図面を用
いて説明する。図12は実施の形態1における裁縫車の
試着室を示す斜視図である。図12において、31は車
両2の後部空間2aの略直角な側壁面間に両端が螺子等
で固定された円弧状の吊り下げ部材、32は吊り下げ部
材31に摺動自在に外嵌された摺動部材、33は摺動部
材32に接続されたカーテンである。ここで、試着室1
5は、吊り下げ部材31に摺動部材32を介して吊り下
げられたカーテン33で後部空間2aの一区画を区切る
ことにより形成される。尚、試着室15としては、図1
2に示すように、1/4円状に形成されるものの他、半
円状や円形状,四角形状等の多角形状等任意の形状のも
のが用いられる。
【0054】以上のように実施の形態1における裁縫車
は構成されているので、以下の作用を有する。 (1)車両の後部空間内にミシン作業台や作業台,作業
椅子,各種の収納部等を備えているので、車両で任意の
場所へ移動して車内で衣類の直し作業やリフォーム作
業、仕立作業、製作作業ができる。 (2)ミシン作業台と作業台が対向する位置に設置固定
され、回動自在な作業椅子がミシン作業台と作業台の間
に配設固定されているので、作業椅子に座ったまま向き
を変えることができ、ミシン作業台での縫製作業や作業
台での各種作業を作業椅子に座ったまま行うことができ
る。 (3)作業椅子に座ったままミシン作業台と作業台の両
方に向きを変えることができるので、作業に応じて車内
(後部空間内)を歩き回ることなく作業性を向上でき
る。 (4)1つの作業椅子をミシン作業台と作業台の両方で
使用できるので、各作業台ごとに作業椅子を要さず、限
られた後部空間内を有効的に使用することができる。 (5)作業椅子の座部の下部に収納部を有しているの
で、作業椅子を収納部としても使用することができ作業
椅子の利便性を向上できるとともに、限られた後部空間
内を有効的に使用することができる。 (6)ミシン作業台にミシンを載置しているので、ミシ
ンの載置場所が決まり、ミシンを動かすことなく常にミ
シンを使用することができるとともに、作業台を広く使
用することができ作業性を向上できる。 (7)作業台が、スライド自在な脚部と天板の表面側に
折り畳み自在な折り畳み天板を有し、伸縮自在に形成さ
れているので、作業に応じて作業台の天板の広さを容易
に変更することができ利便性や作業性を向上できるとと
もに、後部空間内を有効的に使用することができる。 (8)スライド自在な脚部の下端部にラッチ等の止め金
具を備えているとともに、後部空間の床に止め金具が係
止される係止具を有しているので、止め金具を係止具に
係止することにより、スライド自在な脚部を容易に床に
固定することができ取扱性に優れるとともに、車両の移
動中等にスライド自在な脚部がスライドするのを防止で
き安全性を向上できる。 (9)作業台の本体側部のスライド部側に形成された突
起部と、スライド自在な脚部に連設されたスライド部に
形成された凹状のスライドレールとを有し、突起部がス
ライドレールに摺動自在に嵌合されているので、スライ
ド自在な脚部をスムーズに水平移動させることができ、
作業台を容易に伸縮させることができ取扱性に優れる。 (10)作業台の折り畳み天板の裏面側にアイロン作業
部を有しているので、折り畳み天板を天板側へ折り畳む
だけで作業台をアイロン作業台として使用することがで
き、アイロン作業の作業性を向上できるとともに、折り
畳み天板の裏面側を有効利用することができる。 (11)ミシン作業台や作業台の下方に道具収納部を設
置固定しているので、各作業台の下方のスペースを有効
利用することができ、限られた後部空間内にアイロン道
具や裁縫道具等の多くの道具を収納することができる。 (12)各作業を行う各作業台の下方に道具収納部を有
しているので、作業時に必要な道具をすぐに取り出すこ
とができ、使用性や利便性に優れる。 (13)作業台の下方の道具収納部に棚部を有している
ので、特に、アイロンを収納した場合、容易に出し入れ
することができ使用性を向上でき、また、棚部の開口側
の下端部に止め板が立設されているので、車両の移動中
に棚部に収納したアイロン等が棚部から落下するのを防
止でき安全性に優れる。 (14)後部空間に床下収納部を備えているので、限ら
れた後部空間を有効的に使用することができ、また、床
下収納部に発電機を収納することにより、発電機の騒音
が後部空間内に響くのを防止でき、作業環境を向上でき
る。 (15)床下収納部に発電機を収納しているので、外部
から電源をとることができない場所でも、後部空間内で
衣類の直し作業やリフォーム作業、仕立作業、製作作業
ができ、任意の場所へ移動して各種作業を行うことがで
き使用性に優れる。 (16)床下収納部が通気口を備えているので、床下収
納部内に収納した発電機の排気ガスが床下収納部内に充
満するのを防止でき、また、車両外部から開閉できる開
閉部を備えているので、車両外部から給油等の発電機の
メンテナンスができ、使用性に優れる。 (17)後部空間の上方に配設固定された棒状の製品収
納部を備えているので、直し作業やリフォーム作業,仕
立作業,製作作業等の終わった衣類等の製品を製品収納
部にハンガー等で掛けて収納することができ、製品に皺
等を付けることなく保管することができ、製品管理性を
向上できる。 (18)預かり品収納部を備えているので、預かった品
物を預かり品収納部に収納することができ、預かり品の
紛失等を防止でき管理性を向上できるとともに、預かり
品収納部を見るだけで預かり品の有無や量を確認するこ
とができる。 (19)製品収納部と預かり品収納部をそれぞれ備えて
いるので、製品と預かり品の収納場所が異なり、製品と
預かり品を混同することなく作業性や管理性を向上でき
る。 (20)製図道具収納部,生地収納部,事務用品収納部
を各々備えているので、製図道具や生地,事務用品を各
々決められた場所に収納することができ、後部空間内が
煩雑になるのを防止でき後部空間内での作業性を向上で
きる。 (21)製図道具収納部や生地収納部に筒状に形成され
た筒状部や筒状収納部を備えているので、製図用紙や生
地を立てて収納することができ、収納量を増加させるこ
とができ収納力を向上できる。 (22)事務用品収納部がミシン作業台の上方に配設固
定されているので、ミシン作業台の上方の空間を有効利
用することができる。 (23)椅子兼収納箱を備えているので、利用者に椅子
兼収納箱に座って待ってもらうことができるとともに、
椅子兼収納箱の収納部に各種備品等を収納することがで
き、限られた後部空間内における収納スペースを増やす
ことができ、後部空間を有効的に使用することができ
る。 (24)人体や試着室を備えているので、デザインの良
し悪しの判断や、利用者の採寸や製品の試着をその場で
行うことができ、利便性に優れる。 (25)各作業台や各椅子,各収納部等が全て後部空間
に固定されているので、車両の移動中に各作業台や各椅
子,各収納部等が移動することなく、安全性に優れる。 (26)昇降階段の側部に手すりを備えているので、昇
降階段の昇降時の安全性を向上できる。 (27)後部空間に着脱自在に固定された裁縫用の人体
を備えているので、リフォーム作業や仕立作業等の作業
性を向上できる。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明における裁縫車によ
れば、以下の優れた効果を実現できる。
【0056】請求項1に記載の発明によれば、 (1)車両の車内にミシン作業台やミシン,作業台を備
えているので、車内で衣類の直し作業やリフォーム作
業、仕立作業、小物製品の製作作業ができ、車両で任意
の場所へ移動し、利用者の近くまで出向いて行き各種作
業のサービスを行うことができる。 (2)作業台だけでなくミシン作業台を備えているの
で、ミシンの載置場所が決まり、ミシンを動かすことな
く常にミシンを使用することができ、車内での作業性に
優れる。 (3)ミシン作業台や作業台が車両の車内に設置固定さ
れているので、車両の移動時にミシン作業台や作業台が
移動したり転倒したりするのを防止でき、安全性に優れ
るとともに、ミシン作業台や作業台の設置安定性に優れ
る。 (4)作業椅子に座ったままミシン作業台や作業台の方
向へ向きを変えることができるので、作業に応じて立ち
上がり車内を移動することがなく、作業性に優れるとと
もに、1つの作業椅子でミシン作業台と作業台の2つの
作業台での作業ができ、各作業台ごとに作業椅子を要さ
ず、限られた車内が狭くならず、車内を有効的に使用す
ることができる。 (5)作業椅子を車内に固定しているので、車両の移動
時に作業椅子が転倒したり移動したりするのを防止でき
安全性に優れる。
【0057】()ミシン作業台と作業台が、対向する
位置又は作業座部を介して略直角に設置固定されている
ので、作業者が作業に応じて立ち上がって車内を移動す
ることなく、作業座部に座ったまま身体の向きを変える
だけで、ミシン作業台での縫製作業や作業台での各種作
業の両方を行うことができ、作業性に優れる。
【0058】
【0059】()折り畳み自在な天板を有した作業台
を用いた場合、作業に応じて作業台の天板の広さを容易
に変更することができ、作業台の利便性や使用性に優
れ、車内での作業性を向上できるとともに、作業台の広
さを要さない場合は、車内で作業台が占める広さを狭く
することができ、限られた車内を有効に利用することが
できる。 ()作業台の天板にアイロン作業部を形成した場合、
アイロン台等を別に用意することなく作業台をアイロン
作業台として使用することができ、車内を有効的に使用
することができるとともに、アイロン作業時にアイロン
台等の設置準備を要さずアイロン作業の作業性に優れ
る。 ()特に、作業台の天板の裏面側にアイロン作業部を
形成した場合、作業台の天板の裏面を有効利用すること
ができ、車内を有効に使用することができる。
【0060】(10)発電機を設置した場合、外部から
電源を取る必要がなく、外部から電源が取れない場所で
も車内で衣類の直し作業やリフォーム作業,仕立作業,
製作作業等ができ、任意の場所へ移動して各種作業のサ
ービスを行うことができる。 (11)床下収納部を備えた場合、限られた車内を更に
有効的に使用することができ、また、発電機を床下収納
部に収納することにより、発電機の騒音が車内に響くの
を防止でき作業環境性に優れる。
【0061】(12)椅子兼収納箱を備えることによ
り、利用者に椅子兼収納箱に座って待ってもらうことが
できるとともに、椅子兼収納箱の収納部に各種備品等を
収納することができ、車内の収納場所を増やすことがで
き車内の利便性を向上できる。 (13)試着室を備えることにより、利用者の採寸や製
品の試着等をその場で行うことができ、各種作業性を向
上できるとともに利便性に優れる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、 (1)ミシン作業台及び/又は作業台の下方に設置され
た道具収納部を備えているので、各作業台の下方のスペ
ースを有効利用することができ、限られた車内にアイロ
ン道具や裁縫道具の多くの道具を収納することができ収
納力に優れる。 (2)作業をする各作業台の下方に道具収納部を有して
いるので、作業時に必要な道具をすぐに取り出すことが
でき作業性に優れ、使用性や利便性に優れる。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1、2の効果に加えて、 (1)製品収納部を備えた場合、直し作業やリフォーム
作業,仕立作業,製作作業等の終わった衣類や小物製品
等の製品を製品収納部に収納することができ、製品を汚
したり、製品に皺を付けたりすることなく保管すること
ができ、製品の保管管理性に優れる。 (2)預かり品収納部を備えた場合、預かった品物を預
かり品収納部に収納することができ、預かり品の紛失等
を防止することができるとともに、預かり品収納部を見
るだけで預かり品の有無や量を確認することができ、管
理性に優れる。 (3)製品収納部と預かり品収納部を両方を備えた場
合、製品と預かり品を混同することなく収納でき作業性
を向上できるとともに製品や預かり品の管理性に優れ
る。 (4)裁縫用の人体を備えた場合、リフォーム作業や仕
立作業等の作業性を向上でき、車両内での作業性に優れ
る。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至3の効果に加えて、 (1)製図道具収納部や生地収納部,事務用品収納部の
各収納部を備えることにより、製図道具や生地,事務用
品を各々決められた場所に収納することができ、車内が
煩雑になるのを防止できるとともに車内での作業性に優
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における裁縫車内を示す平面図
【図2】実施の形態1における裁縫車のミシン作業台部
分を示す要部正面図
【図3】実施の形態1における裁縫車の作業台部分を示
す要部斜視図
【図4】実施の形態1における裁縫車の作業台を広げた
状態を示す斜視図
【図5】実施の形態1における裁縫車の作業椅子の側面
【図6】実施の形態1における裁縫車の床下収納部を示
す要部断面斜視図
【図7】実施の形態1における裁縫車の製品収納部を示
す要部断面斜視図
【図8】実施の形態1における裁縫車の預かり品収納部
を示す斜視図
【図9】実施の形態1における裁縫車の製図道具収納部
を示す斜視図
【図10】実施の形態1における裁縫車の生地収納部を
示す斜視図
【図11】実施の形態1における裁縫車の椅子兼収納箱
を示す斜視図
【図12】実施の形態1における裁縫車の試着室を示す
斜視図
【符号の説明】
1 裁縫車 2 車両 2a 後部空間 2b 車両扉 2c 運転席部 2d 床 2e 天井 3 昇降階段 3a 手すり 4 ミシン作業台 5 ミシン 6 作業台 6a,6b 脚部 6c 天板 6d 折り畳み天板 7 作業椅子 8 床下収納部 8a 床下収納部本体 8b 上部開口部 8c 上部蓋 8d 持ち手 8e 通気口 8f 開閉部 9 製品収納部 9a 製品収納部本体 9b,9c 端部 10 預かり品収納部 10a 預かり品収納部本体 10b 棚部 10c 開閉扉 11 製図道具収納部 11a 製図道具収納部本体 11b 天板 11c 持ち手部 11d 上部収納部 11e 筒状部 11f 引き出し 12 生地収納部 12a 生地収納部本体 12b 天板 12c 持ち手部 12d 筒状収納部 13 事務用品収納部 14 椅子兼収納箱 14a 収納部 14b 座部 15 試着室 16 人体 17,18 道具収納部 18a 引き出し 18b 棚部 18c 止め板 19 蝶番 20 アイロン作業部 21 止め金具 21a,21b 係止具 22 本体側部 23 スライド部 23a スライドレール 24 作業椅子本体 24a 収納部 24b 蓋部 25 支持軸 26 座部 27 吊設部材 28 蝶番 29 仕切り板 30 固定部 30a 螺子部 31 吊り下げ部材 32 摺動部材 33 カーテン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 3/00 A47B 3/083 A47B 91/08 D05B 75/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両と、前記車両の車内に設置固定され
    たミシン作業台と、前記ミシン作業台に載置されたミシ
    ンと、前記ミシン作業台の近傍に設置固定された作業台
    と、前記ミシン作業台と前記作業台の間に配設固定され
    た作業椅子とを備え、 前記作業台が、折り畳み自在な折り畳み天板を有し、該
    天板を折り畳んだ状態で該天板上面側にアイロン作業部
    が形成されるものであり、 かつ前記作業台は、その折り畳み状態における前記アイ
    ロン作業部が前記ミシン作業台に対向する位置となるよ
    うに設置固定されており、 前記車両の車内には、前記車両の床下に形成され前記発
    電機や電気コード等が収納される床下収納部と、 前記車両の車内に配設され、座部の下方に収納部を有し
    利用者の待合用の椅子兼収納箱、及び、前記車両の車内
    の後部空間の略直角な側壁面間に設置された試着室を備
    えていることを特徴とする裁縫車。
  2. 【請求項2】 前記ミシン作業台及び/又は前記作業台
    の下方に設置されアイロン道具や裁縫道具が収納される
    道具収納部を備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の裁縫車。
  3. 【請求項3】 前記車両の車内に設置された製品収納
    部、預かり品収納部、裁縫用の人体、の内いずれか1以
    上を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の裁縫車。
  4. 【請求項4】 前記車両の車内に設置された製図道具収
    納部、生地収納部、事務用品収納部、の内いずれか1以
    上を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の内い
    ずれか1項に記載の裁縫車。
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