JP3475352B2 - スライドテスタ - Google Patents
スライドテスタInfo
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- JP3475352B2 JP3475352B2 JP32127999A JP32127999A JP3475352B2 JP 3475352 B2 JP3475352 B2 JP 3475352B2 JP 32127999 A JP32127999 A JP 32127999A JP 32127999 A JP32127999 A JP 32127999A JP 3475352 B2 JP3475352 B2 JP 3475352B2
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- Japan
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- slider
- spring
- passage
- slide
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面のすべり抵抗
を測定するためのスライドテスタに関する。
を測定するためのスライドテスタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、路面のすべり抵抗を測定する装置
として、大型すべり測定車と、英国式ポータブル・スキ
ッドレジスタンステスタとが知られている。前者は、実
際に所定の走行速度で走行して制動抵抗を測定するもの
である。後者は、ゴム製スライダを振子にしてその一端
を試験面にこすり、それによるエネルギー損失を目盛で
読み取って、すべり抵抗を数値化して表すものである。
として、大型すべり測定車と、英国式ポータブル・スキ
ッドレジスタンステスタとが知られている。前者は、実
際に所定の走行速度で走行して制動抵抗を測定するもの
である。後者は、ゴム製スライダを振子にしてその一端
を試験面にこすり、それによるエネルギー損失を目盛で
読み取って、すべり抵抗を数値化して表すものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大型す
べり測定車では走行のための広さ、距離が必要となり、
手軽な測定ができないという問題点があった。また、英
国式ポータブル・スキッドレジスタンステスタは、テス
タの調整が測定に与える影響が大きいため、測定者によ
る誤差が大きく、また、水平設置、車両走行風などの風
対策、設置面の確保などを考慮する必要があるため、作
業時間がかかるという問題点があった。
べり測定車では走行のための広さ、距離が必要となり、
手軽な測定ができないという問題点があった。また、英
国式ポータブル・スキッドレジスタンステスタは、テス
タの調整が測定に与える影響が大きいため、測定者によ
る誤差が大きく、また、水平設置、車両走行風などの風
対策、設置面の確保などを考慮する必要があるため、作
業時間がかかるという問題点があった。
【０００４】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、測定作業が容易で、測定者にかか
わらず信頼性の高い測定を行うことができるスライドテ
スタを提供することを目的としている。
してなされたもので、測定作業が容易で、測定者にかか
わらず信頼性の高い測定を行うことができるスライドテ
スタを提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るスライドテスタは：スライダと、枠体
と、固定部材と、ばねと、ストッパとを有し；前記枠体
は前記スライダが設置面上を移動するための通路を形成
し；前記固定部材は前記通路に沿って任意の位置で前記
枠体に固定可能に設けられ；前記ばねは前記スライダを
前記通路に沿って移動するよう付勢可能に前記枠体に取
り付けられ；前記ストッパは前記スライダを前記固定部
材に着脱可能に設けられていることを、特徴とする。
に、本発明に係るスライドテスタは：スライダと、枠体
と、固定部材と、ばねと、ストッパとを有し；前記枠体
は前記スライダが設置面上を移動するための通路を形成
し；前記固定部材は前記通路に沿って任意の位置で前記
枠体に固定可能に設けられ；前記ばねは前記スライダを
前記通路に沿って移動するよう付勢可能に前記枠体に取
り付けられ；前記ストッパは前記スライダを前記固定部
材に着脱可能に設けられていることを、特徴とする。
【０００６】本発明に係るスライドテスタを用いて、路
面その他の設置面のすべり抵抗を測定する場合、スライ
ドテスタを設置面にセットし、ばねに所定の荷重をかけ
る。荷重によりエネルギーを蓄えたばねにスライダを当
て、その位置でスライダをストッパにより固定部材に取
り付ける。さらに、固定部材をその位置で枠体に固定す
る。ストッパをスライダから取り外すと、スライダはば
ねの付勢力で通路に沿って移動する。その移動距離を測
定することにより、路面のすべり抵抗を求めることがで
きる。本発明に係るスライドテスタは、測定の準備およ
び測定作業が容易であり、測定者にかかわらず信頼性の
高い測定を行うことができる。
面その他の設置面のすべり抵抗を測定する場合、スライ
ドテスタを設置面にセットし、ばねに所定の荷重をかけ
る。荷重によりエネルギーを蓄えたばねにスライダを当
て、その位置でスライダをストッパにより固定部材に取
り付ける。さらに、固定部材をその位置で枠体に固定す
る。ストッパをスライダから取り外すと、スライダはば
ねの付勢力で通路に沿って移動する。その移動距離を測
定することにより、路面のすべり抵抗を求めることがで
きる。本発明に係るスライドテスタは、測定の準備およ
び測定作業が容易であり、測定者にかかわらず信頼性の
高い測定を行うことができる。
【０００７】本発明に係るスライドテスタは：前記枠体
を貫通して前記枠体の外側から前記ばねを引っ張るため
の引っ張り部材を有し、前記枠体は前記通路に沿って延
びる溝孔を有し、前記固定部材は前記溝孔を挟んで互い
に螺合して前記溝孔に固定可能な雄ねじ部と雌ねじ部と
から成り、前記雄ねじ部は軸線方向に沿って貫通孔を有
し、前記スライダは前記溝孔の側に係合穴を有し、前記
ストッパは前記貫通孔を貫通して前記係合穴にスライド
して着脱可能に係合するスライド棒を有することが好ま
しい。
を貫通して前記枠体の外側から前記ばねを引っ張るため
の引っ張り部材を有し、前記枠体は前記通路に沿って延
びる溝孔を有し、前記固定部材は前記溝孔を挟んで互い
に螺合して前記溝孔に固定可能な雄ねじ部と雌ねじ部と
から成り、前記雄ねじ部は軸線方向に沿って貫通孔を有
し、前記スライダは前記溝孔の側に係合穴を有し、前記
ストッパは前記貫通孔を貫通して前記係合穴にスライド
して着脱可能に係合するスライド棒を有することが好ま
しい。
【０００８】この場合、引っ張り部材により枠体の外側
からばねを引っ張って、ばねに荷重をかけることができ
る。固定部材は、雄ねじ部と雌ねじ部とを螺合すること
により溝孔の任意の位置に固定することができる。スト
ッパのスライド棒をスライダの係合穴から外せば、スラ
イダはばねの付勢力で通路に沿って移動する。スライド
棒は、雄ねじ部の貫通孔によりガイドされるので、係合
穴から静かに外すことができ、より信頼性の高い測定を
行うことができる。
からばねを引っ張って、ばねに荷重をかけることができ
る。固定部材は、雄ねじ部と雌ねじ部とを螺合すること
により溝孔の任意の位置に固定することができる。スト
ッパのスライド棒をスライダの係合穴から外せば、スラ
イダはばねの付勢力で通路に沿って移動する。スライド
棒は、雄ねじ部の貫通孔によりガイドされるので、係合
穴から静かに外すことができ、より信頼性の高い測定を
行うことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施の形態について説明する。図１および図２は、本発明
の実施の形態を示している。図１および図２に示すよう
に、スライドテスタは、スライダ１と、枠体２と、固定
部材３と、ばね４と、ガイド管５と、引っ張り部材６
と、ストッパ７とを有している。スライドテスタは、ポ
ータブル型であり、持ち運びが容易である。
施の形態について説明する。図１および図２は、本発明
の実施の形態を示している。図１および図２に示すよう
に、スライドテスタは、スライダ１と、枠体２と、固定
部材３と、ばね４と、ガイド管５と、引っ張り部材６
と、ストッパ７とを有している。スライドテスタは、ポ
ータブル型であり、持ち運びが容易である。
【００１０】スライダ１は、直方体状の金属塊から成
り、上面に係合穴１１を有している。スライダ１の重量
は、一例では約１．３５ｋｇである。スライダ１は、底
面に２本の脚部１２を有している。各脚部１２には、す
べり抵抗の測定に適した所定のゴムを使用する。各脚部
１２は、スライダ１の長さ方向に対して垂直方向に伸
び、互いに平行に設けられている。枠体２は、金属製の
箱体から成り、一例では約５０ｃｍの長さを有する。枠
体２は、底面の長さ方向に沿って中央に一端から他端ま
で連通する溝を有する。溝は、スライダ１が路面などの
設置面上を移動するための通路１３を形成する。通路１
３はスライダ１の脚部１２の長さよりやや広い幅を有
し、通路１３を通して各脚部１２が路面などの設置面に
配置可能となっている。枠体２の底部内面には、スライ
ダ用ガイド１４が固定されている。スライダ用ガイド１
４は、通路１３を挟んだ両側に、スライダ１の幅よりや
や大きい間隔をあけて配置されている。
り、上面に係合穴１１を有している。スライダ１の重量
は、一例では約１．３５ｋｇである。スライダ１は、底
面に２本の脚部１２を有している。各脚部１２には、す
べり抵抗の測定に適した所定のゴムを使用する。各脚部
１２は、スライダ１の長さ方向に対して垂直方向に伸
び、互いに平行に設けられている。枠体２は、金属製の
箱体から成り、一例では約５０ｃｍの長さを有する。枠
体２は、底面の長さ方向に沿って中央に一端から他端ま
で連通する溝を有する。溝は、スライダ１が路面などの
設置面上を移動するための通路１３を形成する。通路１
３はスライダ１の脚部１２の長さよりやや広い幅を有
し、通路１３を通して各脚部１２が路面などの設置面に
配置可能となっている。枠体２の底部内面には、スライ
ダ用ガイド１４が固定されている。スライダ用ガイド１
４は、通路１３を挟んだ両側に、スライダ１の幅よりや
や大きい間隔をあけて配置されている。
【００１１】枠体２の側部一端２１は、開放している。
枠体２は、上面の長さ方向に沿って中央に、通路１３に
沿って延びる溝孔２２を有する。スライダ１の係合穴１
１は、溝孔２２の側に開口が向けられている。枠体２の
上面には、長さ方向に沿って目盛り板２３が固定されて
いる。枠体２は、側部他端２４の内側に長さ方向に沿っ
て筒体２５を有している。枠体２の側部には、持ち運び
を容易にするため、取手２６が固定されている。
枠体２は、上面の長さ方向に沿って中央に、通路１３に
沿って延びる溝孔２２を有する。スライダ１の係合穴１
１は、溝孔２２の側に開口が向けられている。枠体２の
上面には、長さ方向に沿って目盛り板２３が固定されて
いる。枠体２は、側部他端２４の内側に長さ方向に沿っ
て筒体２５を有している。枠体２の側部には、持ち運び
を容易にするため、取手２６が固定されている。
【００１２】固定部材３は、雄ねじ部３１と雌ねじ部３
２とから成る。雄ねじ部３１は、軸部３１ａと支持部３
１ｂとから一体的に成る。軸部３１ａは、周囲に雄ねじ
が形成され、溝孔２２の幅よりやや小さい径を有する。
支持部３１ｂは、溝孔２２の幅より大きい径を有する。
雌ねじ部３２は、溝孔２２の幅より大きい径を有する。
雄ねじ部３１は、軸線方向に沿って中央に貫通孔３１ｃ
を有する。雄ねじ部３１および雌ねじ部３２は、溝孔２
２を挟んで互いに螺合して、通路１３に沿って任意の位
置で枠体２の溝孔２２に固定可能に設けられている。
２とから成る。雄ねじ部３１は、軸部３１ａと支持部３
１ｂとから一体的に成る。軸部３１ａは、周囲に雄ねじ
が形成され、溝孔２２の幅よりやや小さい径を有する。
支持部３１ｂは、溝孔２２の幅より大きい径を有する。
雌ねじ部３２は、溝孔２２の幅より大きい径を有する。
雄ねじ部３１は、軸線方向に沿って中央に貫通孔３１ｃ
を有する。雄ねじ部３１および雌ねじ部３２は、溝孔２
２を挟んで互いに螺合して、通路１３に沿って任意の位
置で枠体２の溝孔２２に固定可能に設けられている。
【００１３】ばね４は、圧縮コイルばねから成る。ばね
４には、ばね定数を考慮したばねを使用し、押し出し力
を２〜６ｋｇの範囲で設定可能なものを使用することが
好ましい。ばね４は、筒体２５に一端が固定され、枠体
２の長さ方向に沿って伸びている。ばね４の他端には、
押し板２７が固定されている。ばね４は、スライダ１を
通路１３に沿って移動するよう付勢可能となっている。
スライダ１は、押し板２７が当たる部分に当て板２８を
有している。ガイド管５は、内部にばね４を挿入して枠
体２の内部に設けられている。
４には、ばね定数を考慮したばねを使用し、押し出し力
を２〜６ｋｇの範囲で設定可能なものを使用することが
好ましい。ばね４は、筒体２５に一端が固定され、枠体
２の長さ方向に沿って伸びている。ばね４の他端には、
押し板２７が固定されている。ばね４は、スライダ１を
通路１３に沿って移動するよう付勢可能となっている。
スライダ１は、押し板２７が当たる部分に当て板２８を
有している。ガイド管５は、内部にばね４を挿入して枠
体２の内部に設けられている。
【００１４】引っ張り部材６は、ワイヤから成る。引っ
張り部材６は、筒体２５の内部を貫通してばね４の内側
を通り、一端６ａが押し板２７に固定されている。引っ
張り部材６の他端６ｂは、枠体２の外側でリング状にな
っており、枠体２の外側からばね４を引っ張ることが引
っ張りやすくなっている。
張り部材６は、筒体２５の内部を貫通してばね４の内側
を通り、一端６ａが押し板２７に固定されている。引っ
張り部材６の他端６ｂは、枠体２の外側でリング状にな
っており、枠体２の外側からばね４を引っ張ることが引
っ張りやすくなっている。
【００１５】ストッパ７は、把持部７ａとスライド棒７
ｂとから一体的に成る。スライド棒７ｂは、貫通孔３１
ｃを貫通して係合穴１１にスライドして着脱可能に係合
する。これにより、スライド棒７ｂは、貫通孔３１ｃに
対しスライドしてスライダ１を固定部材３に着脱可能に
設けられる。
ｂとから一体的に成る。スライド棒７ｂは、貫通孔３１
ｃを貫通して係合穴１１にスライドして着脱可能に係合
する。これにより、スライド棒７ｂは、貫通孔３１ｃに
対しスライドしてスライダ１を固定部材３に着脱可能に
設けられる。
【００１６】次に、作用について説明する。スライドテ
スタを用いて、路面その他の設置面のすべり抵抗を測定
する場合、通路１３を設置面に向けてスライドテスタを
設置面にセットし、ばね４に所定の荷重をかける。ばね
４にかける荷重は、アスファルト路面の測定の場合、５
ｋｇが好ましい。ばね４に荷重をかけるには、引っ張り
部材６により枠体２の外側からばね４を引っ張る。荷重
によりエネルギーを蓄えたばね４にスライダ１を当て、
その位置でスライダ１をストッパ７により固定部材３に
取り付ける。固定部材３への取付けには、ストッパ７の
把持部７ａを掴んでスライド棒７ｂをスライダ１の貫通
孔３１ｃに挿入する。さらに、固定部材３をその位置で
枠体２に固定する。固定部材３は、雄ねじ部３１と雌ね
じ部３２とを螺合し、締め付けることにより溝孔２２の
任意の位置に固定することができる。
スタを用いて、路面その他の設置面のすべり抵抗を測定
する場合、通路１３を設置面に向けてスライドテスタを
設置面にセットし、ばね４に所定の荷重をかける。ばね
４にかける荷重は、アスファルト路面の測定の場合、５
ｋｇが好ましい。ばね４に荷重をかけるには、引っ張り
部材６により枠体２の外側からばね４を引っ張る。荷重
によりエネルギーを蓄えたばね４にスライダ１を当て、
その位置でスライダ１をストッパ７により固定部材３に
取り付ける。固定部材３への取付けには、ストッパ７の
把持部７ａを掴んでスライド棒７ｂをスライダ１の貫通
孔３１ｃに挿入する。さらに、固定部材３をその位置で
枠体２に固定する。固定部材３は、雄ねじ部３１と雌ね
じ部３２とを螺合し、締め付けることにより溝孔２２の
任意の位置に固定することができる。
【００１７】ストッパ７の把持部７ａを掴んでスライド
棒７ｂをスライダ１の係合穴１１から抜き取れば、スラ
イダ１はばね４の付勢力で通路１３に沿って押し出さ
れ、移動する。その移動距離を測定することにより、路
面のすべり抵抗を求めることができる。なお、すべり抵
抗値が大きいほど、移動距離は短くなる。スライド棒７
ｂは、雄ねじ部３１の貫通孔３１ｃによりガイドされる
ので、係合穴１１から静かに外すことができ、より信頼
性の高い測定を行うことができる。
棒７ｂをスライダ１の係合穴１１から抜き取れば、スラ
イダ１はばね４の付勢力で通路１３に沿って押し出さ
れ、移動する。その移動距離を測定することにより、路
面のすべり抵抗を求めることができる。なお、すべり抵
抗値が大きいほど、移動距離は短くなる。スライド棒７
ｂは、雄ねじ部３１の貫通孔３１ｃによりガイドされる
ので、係合穴１１から静かに外すことができ、より信頼
性の高い測定を行うことができる。
【００１８】スライドテスタは、スライダ１をばね４に
よって押し出す構造のため、水平設置や風対策などを必
要とせず、測定の準備および測定作業が容易で、測定者
にかかわらず信頼性の高い測定を行うことができる。ス
ライドテスタの測定値と大型すべり抵抗値の相関を得れ
ば、スライドテスタの測定値から制動抵抗の評価も行う
ことができる。また、スライドテスタは、手軽に、場所
を選ばずに、路面のすべり抵抗値の相対比較を可能にす
るものである。スライドテスタを使用すれば、１回の測
定をごく短時間で行うことができるため、測定のための
交通規制に対し簡易な方法で対応することができる。ス
ライドテスタによれば、高機能性、ギャップ、雪氷など
の路面特性を把握することが可能であり、気象条件に左
右されずに測定を行うことができる。
よって押し出す構造のため、水平設置や風対策などを必
要とせず、測定の準備および測定作業が容易で、測定者
にかかわらず信頼性の高い測定を行うことができる。ス
ライドテスタの測定値と大型すべり抵抗値の相関を得れ
ば、スライドテスタの測定値から制動抵抗の評価も行う
ことができる。また、スライドテスタは、手軽に、場所
を選ばずに、路面のすべり抵抗値の相対比較を可能にす
るものである。スライドテスタを使用すれば、１回の測
定をごく短時間で行うことができるため、測定のための
交通規制に対し簡易な方法で対応することができる。ス
ライドテスタによれば、高機能性、ギャップ、雪氷など
の路面特性を把握することが可能であり、気象条件に左
右されずに測定を行うことができる。
【００１９】スライドテスタを用いて高機能Ａ、高機能
Ｂ、ギャップ（粗粒）、密粒の各路面についてすべり抵
抗値を測定した実験結果によれば、各路面の相違に応じ
てすべり抵抗値に明確な差異を確認することができた。
Ｂ、ギャップ（粗粒）、密粒の各路面についてすべり抵
抗値を測定した実験結果によれば、各路面の相違に応じ
てすべり抵抗値に明確な差異を確認することができた。
【００２０】
【発明の効果】本発明に係るスライドテスタによれば、
測定作業が容易で、測定者にかかわらず信頼性の高い測
定を行うことができる。
測定作業が容易で、測定者にかかわらず信頼性の高い測
定を行うことができる。
【図１】本発明の実施の形態のスライドテスタの平面図
である。
である。
【図２】図１のスライドテスタの縦断面図である。
１ スライダ
２ 枠体
３ 固定部材
４ ばね
５ ガイド管
６ 引っ張り部材
７ ストッパ
１１ 係合穴
１２ 脚部
１３ 通路
１４ スライダ用ガイド
２２ 溝孔
３１ 雄ねじ部
３２ 雌ねじ部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G01N 19/02
G01L 5/00
ＪＩＣＳＴファイル（ＪＯＩＳ)
Claims (2)
- 【請求項１】スライダと、枠体と、固定部材と、ばね
と、ストッパとを有し、 前記枠体は前記スライダが設置面上を移動するための通
路を形成し、 前記固定部材は前記通路に沿って任意の位置で前記枠体
に固定可能に設けられ、 前記ばねは前記スライダを前記通路に沿って移動するよ
う付勢可能に前記枠体に取り付けられ、 前記ストッパは前記スライダを前記固定部材に着脱可能
に設けられていることを、 特徴とするスライドテスタ。 - 【請求項２】前記枠体を貫通して前記枠体の外側から前
記ばねを引っ張るための引っ張り部材を有し、前記枠体
は前記通路に沿って延びる溝孔を有し、前記固定部材は
前記溝孔を挟んで互いに螺合して前記溝孔に固定可能な
雄ねじ部と雌ねじ部とから成り、前記雄ねじ部は軸線方
向に沿って貫通孔を有し、前記スライダは前記溝孔の側
に係合穴を有し、前記ストッパは前記貫通孔を貫通して
前記係合穴にスライドして着脱可能に係合するスライド
棒を有することを、特徴とする請求項１記載のスライド
テスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32127999A JP3475352B2 (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | スライドテスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32127999A JP3475352B2 (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | スライドテスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001141643A JP2001141643A (ja) | 2001-05-25 |
| JP3475352B2 true JP3475352B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=18130799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32127999A Expired - Fee Related JP3475352B2 (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | スライドテスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3475352B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007093236A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Dainippon Printing Co Ltd | ニップ荷重測定装置 |
| JP4993064B2 (ja) * | 2006-04-27 | 2012-08-08 | 大日本印刷株式会社 | ニップ荷重測定装置 |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32127999A patent/JP3475352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001141643A (ja) | 2001-05-25 |
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