JP3471798B2 - 改良された新規な感圧接着剤及び使い捨ておむつの開閉システム - Google Patents

改良された新規な感圧接着剤及び使い捨ておむつの開閉システム

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は改良された感圧接着剤に関する。この接着剤
は特におむつの開閉テープ及びこの同効物に有用であっ
て、そしてより特に剥離剤で処理した接着面を有するお
むつの開閉システムに使用した場合に改良された性能特
性を呈する感圧接着組成物に関する。
エラストマー(例えば、ABAブロック共重合体の如き
ブロック共重合体)及び粘着付与樹脂を本来的に含む接
着組成物におけるブロック共重合体及びその他のエラス
トマーの利用に関する特許及び文献は、数多く存在す
る。例えば、米国特許3,239,478(Harlan)には、少な
くとも100部のABAブロック共重合体、粘着付与樹脂(25
−300部)及びエキステンダー油(5−200部)を含むエ
ラストマーベースの接着剤の使用が開示されている。米
国特許3,242,110(Korpman)には、固体粘着付与剤と共
に天然ゴム及びポリイソプレンを含む広範囲のエラスト
マーから得られた感圧接着剤が開示されている。このKo
rpman特許は、天然ゴム及びポリイソプレンベースの接
着剤についての同様の接着強さを報告している。
これらエラストマーベースの組成物についての発展が
進むにつれ、これら接着組成物の接着特性は、使用する
特定のエラストマー、その割合、固体又は液体粘着付与
剤の如き改質剤のタイプ、芳香族又は脂肪族粘着付与
剤、可塑剤、エキステンダー油、硬化剤等に特に関係し
ている。例えば、Harlanは、ブロック共重合体及び油を
使用した組成物は、従来の粘着天然ゴム接着と比較でき
る程度の優れた凝集強さを示すと述べている。
米国特許3,681,190(Dahlquist)には、接着剤が実質
的に無色であって、そしてエラストマー重合体及びアル
キル化ポリスチレン粘着付与樹脂のブレンドを含む感圧
接着テープを開示している。無色の特徴は樹脂に帰因し
ている。天然ゴム及びポリイソプレン−ポリスチレンベ
ースの接着剤系(ジブロック共重合体を混ぜ合せた商品
名Kraton 1107)が例示されている。ブロック共重合体
ベースの系については、特に高い剥離接着(ASTM D−10
00)が報告されている。
米国特許4,181,635(Takamatsu等)には、広範囲のエ
ラストマー、低分子量のポリイソプレン(分子量分布が
1.0と2.7の間であって、8,000から77,000の範囲の粘度
平均分子量)によって粘着付与され、そして更に通常の
粘着付与樹脂から形成された感圧接着剤系が開示されて
いる。低分子量のポリイソプレンを高含有率で含むポリ
イソプレンは、高温度(70℃)において流動化しそして
恐らく粘着性を失う接着剤を与えると報告されている。
高分子量のポリイソプレンは、低温度(例えば、5℃)
粘着性が劣ると報告している。例示されているエラスト
マーは、どろどろした天然ゴム及び高分子量のシス−1,
4−ポリイソプレンゴムである。結果の不確実性及び必
要性から、感圧接着組成物にはブロック共重合体の使用
は盛んであるけれども、剪断強さ及び剥離強さの如き種
々の組合された接着特性を有する接着配合物に対し研究
が続けられている。特におむつにおける開閉システムに
使用できるような複合した接着特性を有する接着配合物
の開発に必要性が存在している。
発明の要約 優れた接着性及び凝集性を有するホットメルト感圧接
着剤であって、 (a)4−55重量%のポリイソプレンであって数平均分
子量が少なくとも100,000であり、そして残りが少なく
とも1個のポリスチレンブロックA及び少なくとも1個
のポリイソプレンブロックBのA−B(A)ブロック共
重合体を含み、ここでAブロックは10%から30%の共重
合体を含むエラストマー成分が30から60重量%、並びに (b)接着組成物に約240から270kelvinのミドブロック
ガラス転位温度(midblock glass transition temperat
ure)の複合材料を与えるように固体粘着付与樹脂、好
ましくは液体粘着付与剤樹脂及び/又は可塑化油を混ぜ
合せた該樹脂を含むホットメルト感圧接着剤をここに新
たに見い出した。
図面の簡単な説明 図1は、種々の試料についてイソプレンの含有率に対
する接着性能のグラフである。
図2は、剥離トレスにおいて平均ピークと平均剥離の
割合を示すものである。
好ましい態様の詳細な説明 主としてポリスチレンと主としてポリイソプレンのブ
ロックを含むブロック共重合体に、比較的高分子量のポ
リイソプレンを加えると、一般に剪断接着性能をかなり
損失して接着するような表面に、優れた剥離接着強さ
(接着テープ上)を有する接着剤が得られることが新た
に発見された。このポリイソプレンは、数平均分子量が
一般には100,000より大きく、そして好ましくは200,000
より大きい。通常、ポリイソプレンはZieglerタイプ又
はリチウムタイプの触媒で重合して得られるシス−1,4
構造を主として含んでいる。ポリイソプレンは、通常ポ
リイソプレンとブロック共重合体を含むエラストマー成
分を4から55%含有している。好ましくは、,ポリイソ
プレンはエラストマー成分の20から50%、そして好まし
くは30から45%である。一般に、55%以上のポリイソプ
レンを用いた接着組成物は優れた剥離強さを有すること
が見い出されたが、しかしながらテープが相当の剪断力
又は接線力を必要とする開閉タイプの適用での使用は、
その剪断接着強さが劣ることが判明された。一般に、し
かし剥離性能が増すと、高分子量のポリイソプレン成分
が増加することが認められる。
本発明の接着組成物ファスナータブに使用されるブロ
ック共重合体は、熱可塑性ブロック共重合体であって、
線状、ラジアル又はスターの配置(configuration)を
有し、そして通常AB(A)ブロック共重合体といわれる
Aブロック及びBブロックを有している。Aブロックは
主としてポリスチレンであるモノアルケニルアレーンの
重合体であって、分子量が4,000から50,000、好ましく
は7,000から30,000である。Aブロック成分は約10から5
0%、より好ましくは10から30%である。他の好ましい
Aブロックはアルファ−メチルスチレン、t−ブチルス
チレン、環にアルキルを有するスチレン及びこれらの混
合物から形成されたものである。Bはすなわちイソプレ
ンであるエラストマー状共役ジエンであって、平均分子
量が約5,000から約500,000、好ましくは約50,000から20
0,000である。好ましくは、ABAトリブロック及びABブロ
ック共重合体が接着剤のブロック共重合体エラストマー
の主要部分を含み、ジブロックの割合はブロック共重合
体の95%以下、好ましくは85%以下、そして最も好まし
くは75%以下である。ジブロック体の割合が多いと、接
着剥離性能はスムース(非衝撃的)であるが、しかし特
にエラストマー成分中のポリイソプレンが多いと剪断性
能が劣る。他の通常のジエンエラストマーは少ない量で
使用することができるが、しかし接着性能に顕著な影響
を与えない。ブロック共重合体であり、そしてエラスト
マー成分としてのポリイソプレンは官能接着組成物の約
30から60重量%、好ましくは35から55重量%の範囲の量
で使用される。
粘着付与樹脂成分は、一般に固体粘着付与樹脂と液体
粘着付与樹脂又は液体可塑剤のブレンド、固体若しくは
液体粘着付与樹脂、又は固体粘着付与樹脂、液体可塑剤
及び液体粘着付与樹脂のブレンドが含まれる。粘着付与
樹脂は、本発明のエラストマーブロック共重合体物質の
Bブロックと少なくとも相溶性の樹脂の群から選ぶこと
ができる。このような粘着付与樹脂は、4から6個の炭
素原子を含む不飽和化合物から主として成る供給原料流
を重合して得られた脂肪族炭化水素樹脂;ロジンエステ
ル及びロジン酸;混合脂肪族/芳香族粘着付与樹脂、ポ
リテルペン粘着付与剤;及び水素化粘着付与樹脂が含ま
れる。水素化樹脂は、主としてジシクロペンタジエンか
ら成る供給原料を重合及び次いで水素化により得られた
樹脂;スチレン、アルファメチルスチレン、ビニルトル
エンの如き純粋な芳香族供給原料の重合及び次いで水素
化によって得られた樹脂;7から10個の炭素原子を有する
ものを主として含む供給原料の不飽和芳香族供給源の重
合及び次いで水素化によって得られた樹脂;水素化ポリ
テルペン樹脂;並びに水素化脂肪族及び脂肪族/芳香族
樹脂が含まれる。好ましい粘着剤樹脂は、脂肪族炭化水
素樹脂及び水素化樹脂が含まれる。特に好ましいもの
は、脂肪族炭化水素樹脂である。粘着付与樹脂成分は、
例えば65から45重量%の官能接着組成物を含んでいる。
仮に固体粘着付与剤を使用するとすると、一般に25から
60重量%、好ましくは30から55重量%の機能接着組成物
を含んでいる。これに相応して、液体粘着付与樹脂は0
から30重量%、好ましくは5から20重量%の機能接着組
成物を含んでいる。固体及び液体粘着付与剤を適当な程
度に組合せて使用すると、良好な初期粘着を有し、高い
剥離接着強さ及び剪断接着強さの良好なバランスを有す
る接着剤が得られる。
本発明の接着組成物に使用される好ましい液体可塑剤
は、ナフチオン油、パラフィン油、芳香油及び鉱油が含
まれる。好ましい可塑化油はナフチオン油及び多少の芳
香油である。使用される場合の油は、液体粘着付与樹脂
と固体粘着付樹脂を組合せたように、同様な関係の割合
で使用するのが好ましい。
接着剤は、上に述べた好ましいタイプの固体粘着付与
樹脂を液体可塑剤及び/又は液体樹脂と共に用いて粘着
性を付与する。
好ましくは、使用される固体粘着付与樹脂は、エラス
トマー共役ジェンブロックと相溶性のものであって、そ
して本願において引用した米国特許3,939,328及び同3,9
54,692に開示されているように、4から9個の炭素原子
を有するジェン及びモノオレフィンの石油の脂肪族誘導
体を重合して得られた如きの軟化点80から115℃の粘着
付与樹脂が好ましい。特に好ましいものは、ピペリレン
及び2−メチル−2−ブテン又はイソプレンのような炭
素数5個のものを主として含む供給原料を重合し得られ
た粘着付与樹脂であって、例えば、Goodyear社から市場
において入手できる商品名Wingtack 95及びWingtackプ
ラスである。
機能接着組成物は、また目的に応じ顔料、充填剤、安
定剤及び酸化防止剤の如き公知の添加剤を加えて改質す
ることもできる。
接着テープは上記の接着剤を通常の基材に塗布して形
成される。この基材(又は支持体)は一般にはポリオレ
フィン(例えば、ポリプロピレン)、ポリエステル、ポ
リアミド又は同効物の如き合成重合体であって良い。ク
ラフト紙の如き天然の支持体も使用することができる。
接着剤は、溶融塗布、グラビア、同時押出、溶剤塗布等
が含まれる一般的方法によって適用される。
接着組成物のCMTgは、エラストマーブロック共重合体
のミドブロックのTgを測定し、そして粘着付与樹脂、ポ
リイソプレン及び液体可塑化油のそれぞれの測定された
TgをFox式に導入して計算することができる。各成分のT
gは、Perkin−Elmer社の制作によるDSC−7の如き示差
走査熱量計を使用して測定される。Tgは1分間に20℃の
走査割合で第2の加熱走行を測定する。第1の加熱走行
はテスト物質の軟化点に相応する。ここでのサンプル
は、次いでその物質のTg以下に急冷する。接着剤に添加
される酸化防止剤はCMTgの計算には考慮しない。
Foxの式は次の如くである。
ここで、Wiは成分iの重量部分であり、そしてTgは成
分iのガラス点移温度である。ブロック共重合体のミド
ブロック部分のみがCMTgの計算に算入される。スチレン
/イソプレン ブロック共重合体では、ミドブロックは
分子のポリイソプレン部分である。
CMTgは、すでに述べた高い剥離値を有し、剪断性能と
初期粘着を伴う接着組成物を得るのに採用される。一般
に、接着剤のCMTgは240から270K、そして好ましくは245
から255Kの範囲でなくてはならない。最も好ましいCMTg
値は、剥離接着の好ましいレベルである。好ましい135
゜剥離値は少なくとも約300グラム/インチかそれ以
上、好ましくは少なくとも400グラム/インチであっ
て、エンボスしたポリエチレン又は低接着バックサイズ
(LAB)塗布フイルム若しくは支持体の如き表面に接着
し難い。高剥離接着は、またポリイソプレンの存在しな
い接着組成物と比較して、優れた平滑の剥離性能を併な
う。一般に、12グレン/24平方インチ(50ミクロン)の
典型的な塗布量で塗布した組成物は、LAB塗布ポリプロ
ピレンの如き平滑な支持体について、平均剥離レベルに
対する平均ピークの高さの割合は1.7以下、そして好ま
しくは1.3以下を有する。
所定の割合の重合体接着組成物について剥離挙動の優
位性を予測できるとしても、上に述べたCMTg値は或る種
の望ましくない粘着付与剤及び粘着付与システムに関連
して剥離性能及び剪断性能を十分的予期できるものでは
ない。これらのシステムでは、凡そCMTgの範囲内で使用
した接着組成物のエラストマー及び/又は固体樹脂成分
を増加することによる本発明方法によって、剪断は高め
ることができる。
本発明の接着剤は、低接着バックサイズ(LAB)処理
したポリオレフィン又は同効の強化フイルム若しくは表
面に貼着するように、赤ん坊のおむつ又は大人の失禁物
の開閉に効果的な接着締結タブに優利に使用することが
できる。強化フイルムは、典型的にはおむつの強化部分
の液体の浸透しない外側部分の核に接合し、この部分で
締結タブはおむつに貼着している。この強化フイルム
は、一般にはポリプロピレンフイルムの如き比較的剛い
重合体フイルムから形成されている。この強化フイルム
は、また接着剤を事前に塗布したロール状のテープとし
て一般には供給されている。ロールからテープを巻き取
るために、テープは低接着バックサイズ(LAB)といわ
れる化学的又はこれと同様な処理が背面になされてい
る。
典型的なLAB処理はウレタン塗布である。しかしなが
ら、LAB処理のテープから切断した強化フイルムは、締
結タブの続いての接着に防害となり接着剤によるおむつ
の開閉システムは複雑となり、このむづかしい締結タブ
の使用に対する適切な接着剤を選定しなくてはならな
い。
おむつ又は同効物の接着開閉システムの締結タブの性
能には二つの重要な観点があり、それは剪断抵抗と剥離
強さの性能である。剥離強さは、接着締結テープの性能
及び利用者の知覚能に関連して重要である。低い剥離強
さは、使用中に負荷が加わった時に、はづれる危険性が
増大する。更に、低剥離強さは、衝撃的な剥離を併う
(一般には、1分間に12インチの剥離割合でテストされ
る)。衝撃的な剥離は当業者において良く知られてい
て、かたかた(jerky)とノイズ(多少ジッパーのよう
な音)を出してテープが剥離する時である。本発明の接
着締結タブは、例えば1インチについて少なくとも300
グラムである通常のウレタンLAB処理の平滑ポリオレフ
ィンフイルムの如きLAB処理支持体に対し、確実に高い
剥離値を示す。この確実に、実質的に衝撃剥離のないこ
とは、接着開閉システムに特に有利である。
本発明の接着テープで得られる高剥離は、1インチに
ついて750グラムを時として超えるが、特に問題となる
ようなことがない。更に、テープを容易に取扱いできる
ように、製造工程で低接着バックサイズとして接着剥離
剤を使用することもできる。
市場用の接着締結タブ用の剪断力抵抗は、好ましくは
少なくとも1kgについて200分、そしてより好ましくは1k
gについて300分である。剪断抵抗が300以下から約100で
あっても、名目上は機能するけれども、製品として市場
には適応できない。
好ましい接着剤被覆膜の厚さは20から75ミクロン、好
ましくは25から50ミクロンの範囲である。接着剤層の厚
さが薄すぎると、接着性能が影響を受け、一方被覆が厚
すぎると無駄となる。
本発明の接着配合物の他の点は、ホットメルトの塗布
技術に一般に適合して、環境の問題にも有利である。
次に示す実施例は、本発明を実施するのに好ましい態
様を広く示すものであるが、しかし特に述べない限り、
限定するものと考えるべきではない。
例 1−13 ここでのサンプルは、表1に示した接着剤をマット処
理したポリプロピレンフイルムに塗布して準備した。例
示すると、ポリプロピレンフイルムは4ミル(100ミク
ロン)の厚さであって、そして接着剤は通常のトルエン
及びヘプタンの25%から50%固体の溶液として塗布し
た。接着剤については、Ciba−Geigy社から入手したヒ
ンダードフェノール酸化防止剤であるIrganox 1010を1
重量%加えた。
この得られた接着剤は次の組成を有する(表Iに示し
た値は、接着組成物中の各成分の重量割合を示す)。
エラストマーはKraton 1111(ポリイソプレン−ポリ
スチレン ブロック共重合体ブレンド)及びポリイソプ
レン(Shell化学社から入手できる数平均分子量390,000
のCariflex IR−309)のブレンドである。欄中で全エラ
ストマーは接着剤に使用されたポリイソプレン及びブロ
ック共重合体の量であり、一方ポリイソプレンは全エラ
ストマー中のポリイソプレンの%を示す。
剪断及び135゜剥離のテストに用いたサンプルは、低
接着バックサイズ(LAB)塗布された二軸配向のポリプ
ロピレン(BOPP)の平滑なテープ表面に、ロールダゥン
圧力を行わず(no rolldown pressure,NRP)及びロール
ダゥン圧力(rolldown,RD)を4.5ポンドとし、また使い
捨ておむつに一般に見られるマット仕上げの注型(cas
t)ポリエチレンとした。LABはビニルアセテートとビニ
ルアルコールの共重合体であって、重合体骨格のアルコ
ール残基の一部分はオクタデシルイソシアネートと反応
させたものであり、このことに関し米国特許2,532,011
に記載されている。すべてのサンプルの接着剤の厚さ
は、約11グレン/24平方インチ(46ミクロン)である。
この結果を、BOPPについては表2に、そして注型ポリエ
チレンについては表3に示した。
剪断値は分の単位で表わされ、そして剥離はインチに
対するグラムの単位で表わされる。aはロールダゥン圧
力を行わない(NRD)BOPPの135゜剥離を、bはNRDのポ
リエチレンの135゜剥離を、cはロールダゥン(RD)のB
OPPの135゜剥離を、そしてdはBOPPの剪断値を表わした
場合の剪断値及び剥離値をプロットしたものが図1であ
る。横軸はポリイソプレンの割合を、そして縦軸は剥離
値及び剪断値を表わす。この図からわかるように、BOPP
の剥離値は急速に上り、約30%のポリイソプレンの比較
的高いレベルで留まっている。このことは対照的に、剪
断値は約50%以上のポリイソプレンの組成物は顕著に降
下する。
ポリエチレンの剥離は、BOPPの剥離と平行的に上昇す
るのではなく、むしろ多少落ちることが有利な点である
ことがわかる。強化したBOPPのストリップを薄いポリエ
チレンのフイルムの上に設けるおむつにおいて、有利な
ことである。この構造を採用するおむつにおいて、BOPP
の相対的剥離が薄いポリエチレンフイルムを剥離と比較
して高いと、BOPPの目標ストリップにミスしても裏面シ
ートを破ることはないのが好ましいことである。衝撃性
についてのSは衝撃を、SFは多少のピークを有し、SSは
多少のショックをそしてSMは平滑であって、この衝撃性
の順番はS,SP,SSそしてSMと順次平滑になっていく。
(S) 顕著に且つ一定した割合でピークに谷(負荷
の降下)を有するとされるショックの剥離である。
(SM) 顕著な負荷降下のない平滑な剥離である。
(SP) 全体に痕跡を残し2−3のショックのピーク
を有する平滑な剥離である。
(SS) 全体に痕跡を残し平滑とショック剥離を併う
多少のショック剥離である。
試料の衝撃性の試験は、デジタルの引張試験器(Inst
ronモデル4501)を使用し、取得データと分析ソフトウ
ェアとのパッケージ(Instron社のシリーズIX)を用い
て、接着剤塗布量について行った。BOPPの135゜剥離デ
ータを分析して平均のピーク(ピークは1%以上の負荷
降下を有すると定義される)、及び平均の痕跡(平均痕
跡はカーブのもとでの面積と定義されて)を算出する。
衝撃性は平均ピークと平均痕跡の割合によって定量化さ
れる。この試験の結果を図2示す。縦軸は平均ピークの
高さに対する痕跡の平均剥離のレベルの割合を表わして
いる。完全に平滑な剥離は割合が1である。横軸は試料
番号と塗布の高さを表わしている。例えば、“1−6"は
接着剤の塗布の厚さが6グレイン/24平方インチ(25ミ
クロン)である例1のものを表わす。接着剤は非ロール
ダゥン(no rolldown)を採用して塗布した。衝撃性の
降下は20%ポリイソプレンにおいて明確であり、そして
塗布量が少なくなるにつれよりはっきりしてくる。
例 14−21 ここでの試料は上に述べた例1−13に従って準備し、
そして12グレン/24平方インチ(50ミクロン)に塗布し
た。4.5ポンド(2040グラム)及び100グラムのロールダ
ゥンでLAB塗布したBOPPテスト用支持体を使用して、135
゜剥離試験を剥離割合を変えて試験を行った。剥離割合
は12インチ/分(30.5cm/分)から100インチ/分(254c
m/分)である。このテープの接着組成物は下の表IVに示
した。すべてのパーセントは絶対重量%である。
4.5ポンド ロールダゥンの剥離割合による135゜剥離
の結果(グラム/インチ)を、表Vに示す。
100グラム ロールダゥンの剥離割合によるLAB塗布BO
PPに対する135゜剥離値を表VIに示す。
表V及びVIは、ポリイソプレンが接着剤のゴムブロッ
ク共重合体成分に加わると、急速な剥離割合で剥離接着
値が増加することを示している。
例 22−29 例1−13に記載されるようにして全体の接着剤の厚さ
が7グレン/24平方インチ(29ミクロン)のテープのサ
ンプルを準備した。接着組成物を下の表VIIに重量%を
もって示した。
これらのテープは例1−13の如くして、LABの二軸配
向ポリプロピレンフイルム及びLABのマット仕上げのキ
ャストポリプロピレンフイルムに相対し135゜剥離の評
価を行った。分の単位で示した剪断の結果は、またポリ
プロピレン表面についても行った。この結果を表VIIIに
示す。
これらの例は、テープの接着性能の種々の接着CMTg
効果を明らかにしている。
例 30〜35 ここでの例は、ホットメルト塗布した例35を除いて、
例1〜13の方法に従って準備した。接着剤の塗布重量及
び接着組成物は下の表IXに明らかにし、また異なったタ
イプ及び分子量のポリイソプレンを用いた効果を明らか
にしている。
1. Kraton 1111 2. Cariflex IR−305,n=750,000 3. ポリイソプレン、数平均分子量(n)は150,00
0、Tg=215K 4. ポリイソプレン、数平均分子量は200,000、Tg=215
K 5. Cariflex IR−309 6. Cariflex IR−500 7. Shellflex 371 8. Wingtackプラス これらについての135゜剥離及び剪断データは、いづ
れもLABによるBOPP及びマット仕上のキャストポリプロ
ピレンフイルムについてのものである。この結果を表X
に示す。
剥離性能は高分子量(n)ポリイソプレン組成物で
は一般に良好で、改良された剪断性能を示す。
例 36〜39 ここでのサンプルは例1〜13の方法に従って準備し
た。テープは、接着剤を9グレン/24平方インチ(38ミ
クロン)に塗布した例36を除いて、12グレン/24平方イ
ンチに塗布した。接着組成物を下の表XIに示す。
135゜剥離及び剪断データは、いづれもLABによるBOPP
及びキャストポリプロピレンフイルムについてのもので
ある。この得られた結果を表XIIに示す。
比較例 40 使い捨ておむつの剥離テープとして使用されている3M
社製品Y−9377の標準天然ゴム剥離テープについて、LA
BによるBOPP及びマット仕上げキャストポリプロピレン
フイルムに関し135゜剥離及び剪断性能についての試験
を行った。天然ゴムは固体樹脂であって粘着性である。
135゜剥離は、4.5ポンドのロールダゥン(RD)により、
4.5ポンドのロールダゥン(RD)によらない、またロー
ルダゥン(NRD)を全たく行わない試験を行った。BOPP
からの剥離はロールダゥンを行わないと47グラム/イン
チであり、そして行なうと113グラム/インチであっ
た。キャストマット仕上のポリプロピレンフイルムの剥
離はロールダゥンを行わないと174グラム/インチであ
り、そして行うと430グラム/インチであった。すべて
の剥離は衝撃があった。
例 41〜52 ここでの例は、例1−13に従って接着剤の全体の厚さ
が10グレン/24平方インチ(42ミクロン)のものを準備
した。接着剤はすべて250.5KelvinのCMTgを有した。使
用したブロック共重合体は、Kraton 1111及び非カップ
ルのKraton 1111の純粋なジブロック共重合体との混合
物であって、ジブロックの割合を表示した(残りの部分
は本質的にトリブロック重合体である)ブロック共重合
体である。接着重合体の組成物は、下の表XIIIに重量%
で示した。液体可塑剤は例47〜52では11.5重量%、そし
て例41〜46では12.3重量%含む。液体はShellflex 371
油である。固体樹脂はWingtackプラスであって、例47〜
52では43.5重量%、そして例41〜46では42.7重量%含有
している。
表XIIIの接着組成物を、次に下の表XIVに示したBOPP
に対する135゜剥離及び剪断性能について試験を行っ
た。
この結果は、剥離性能が例41〜52のすべてについて統
一して高い。イソプレンの割合が全重合体の好ましい割
合の中間である30%では、剪断性能は一般に優れてい
る。
ポリイソプレンの好ましい割合の末端部分では、剪断
性能は顕著に落ちるが、しかし一般に依然として機能を
有している。しかしながら、比較例46の如くブロック共
重合体部分でイソプレンの高割合が純粋なジブロックで
あると、剪断性能は満足できないものになる。
例52の如く純粋なジブロックであっても、低ポリイソ
プレンにおいては、剪断性能は依然として名目上機能し
ているが、しかしながら剪断性能は例47〜51の如く全重
合体(エラストマー)のブロック共重合体部分の少なく
ともトリブロック共重合体部分を有する接着剤サンプル
より著しく劣る。
正面テープ(Frontal tape)からの135゜剥離 LABによる二軸配向ポリプロピレン(BOPP)又はマッ
ト仕上のキャストポリプロピレンの平滑正面テープ表
面、並びにLABを行わない使い捨ておむつの裏面シート
に使用されたマット仕上げのポリエチレン表面、からの
135゜剥離である剥離接着試験を行った。特に述べない
限り、剥離の割合は1分間に12インチである。テープの
サンプルは支持体に4.5ポンドのローラ、100gのローラ
を2回押圧し及びローラを使用せず貼った。この試験は
PSTC−5の変形である。データはインチについてのグラ
ムであり、そして70゜Fで50%相対湿度で行ったもので
ある。
正面テープ支持体からの剪断 剪断接着は、1キロ負荷のもと1インチ四方のサンプ
ルを正面テープテスト支持体から剪断する時間の長さを
測定するものである。正面テープは下で述べたLABの平
滑正面テープ(BOPP)又はLABのマット仕上げのキャス
トポリプロピレン(PP)のいづれかである。一方、マッ
ト仕上のポリエチレンおむつのフイルを使用した。2×
6平方インチの正面テープを支持体の剛性を高めるため
2×6平方インチの強化テープ(3M社、Y−9377)に貼
り合せた。強化テープの反対側に、4.5ポンドのローラ
を2回押圧して1×2平方インチのテストテープをテス
ト支持体に貼り合せた。テストテープとテスト支持体の
重なっている部分は1×1平方インチである。貼り合せ
た支持体とテストテープを40℃の炉の中で15分間垂直に
つるし、その後1キロの重りをテストテープにつるして
180゜の角度で剪断負荷をかけた。この重りで落下する
分単位の時間が剪断接着の尺度として使用される。
Shellflex 371はクレーゲル分析により約10%の芳香
族炭化水素を含み、209KelvinのTgを有しそしてShell化
学社から入手できる。
Wingtackプラスは315KelvinのTgの固体C5粘着付与樹
脂で、Goodyear化学社から入手できる。
Kraton 1111はShell化学社から入手できるポリスチレ
ン−イソプレン線状共重合体であって、約22%のスチレ
ン含量及びミドブロックTgが約215Kelvinである。
Escorez 1310はExxon化学社から入手できる固体C5
着付与樹脂であって、313.5KelvinのTgを有する。
Tonarez A−25はArizona化学社から入手できる液体ア
ルファーピネン粘着付与樹脂であって、251KelvinのTg
を有する。
ECR 143HはExxon化学社から入手できる水素化アルフ
ァー炭化水素樹脂であって、247KelvinのTgを有する。
Escorez 2520はExxon化学社から入手できる水素化ア
ルファー炭化水素樹脂であって、2513KelvinのTgを有す
る。
Regalite 355はHercules社から入手できる水素化樹脂
酸であって、318.1KelvinのTgを有する。
Cariflex IR−309はShell化学社から入手できるポリ
イソプレンゴムであって、390,000の数平均分子量及び2
15KelvinのTgを有する。
Cariflex IR−500はShell化学社から入手できるポリ
イソプレンゴムであって、390,000の数平均分子量及び2
15KelvinのTgを有する。
Arkon P−90はArakawa化学社から入手できる水素化樹
脂で309KelvinのTgを有する。
本発明の他の態様は、本願おける明細書及び実施の態
様から当業者において明白であろう。次の請求の範囲に
示された本発明の範囲及び精神からして、明細書及び実
施例は実施態様の例示として考慮されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベラスクイズ ユーレイ,ルーベン イ ー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133− 3427,セントポール,ポスト オフィス ボックス 33427 (72)発明者 テイト,アール,ジュニア アメリカ合衆国,ミネソタ 55133− 3427,セントポール,ポスト オフィス ボックス 33427 (56)参考文献 特開 昭51−8332(JP,A) 特開 昭55−142067(JP,A) 特開 平2−202572(JP,A) 特開 平2−70782(JP,A) 特開 平2−11142(JP,A) 米国特許3660323(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 7/02 C09J 109/06 C09J 153/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸収パッド、該吸収パッドの一面に付着し
    た液体不透過性外部層及び該パッドの反対面に付着した
    液体透過性内部層から成るおむつにおいて、該外部層に
    存在する付着のための強化層及び該強化層に付着するた
    めのフリーエンドを有する締結タブであって、該フリー
    エンドは支持体及び感圧接着剤混合物を含み、該接着剤
    混合物は、 30から60重量%のエラストマー成分で、ここで4から55
    %の数平均分子量が100,000以上のポリイソプレン及び9
    6から45重量%のAB(A)ブロック共重合体でここでの
    Aブロックは10から50重量%の共重合体であって環にア
    ルキル基を有するスチレン又はスチレンを含み、そして
    Bブロックは主としてイソプレンから誘導され、このブ
    ロック共重合体は95重量%以下のジブロック共重合体を
    含み、並びに 70から40重量%の粘着付与成分であって、固体粘着付与
    樹脂、又は液体粘着付与樹脂若しくは可塑化油を含む固
    体粘着付与樹脂を含むことによって接着剤混合物の複合
    ミドブロックのガラス転位温度が−33から−8℃(240
    から265ケルビン)である、 前記おむつ。
  2. 【請求項2】感圧接着剤混合物に関しポリイソプレンは
    200,000以上の数平均分子量を有し、そして20から50重
    量%がエラストマー成分に含まれている請求項1記載の
    おむつ。
  3. 【請求項3】感圧接着剤混合物に関し、エラストマー成
    分は35から55重量%を含み、そして粘着付与成分は45か
    ら65重量%を含む請求項1記載のおむつ。
  4. 【請求項4】感圧接着剤混合物に関し、ポリイソプレン
    と相溶性である25から60重量%の固体粘着付与樹脂、そ
    して0から30重量%の液体粘着付与樹脂及び可塑化油か
    ら成る群から選ばれ、また接着剤混合物の複合ミドブロ
    ックの転位温度は−28から−18℃(245から255ケルビ
    ン)である請求項1記載のおむつ。
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