JP3470758B2 - 半導体集積回路及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路及びその製造方法

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JP3470758B2
JP3470758B2 JP2001150833A JP2001150833A JP3470758B2 JP 3470758 B2 JP3470758 B2 JP 3470758B2 JP 2001150833 A JP2001150833 A JP 2001150833A JP 2001150833 A JP2001150833 A JP 2001150833A JP 3470758 B2 JP3470758 B2 JP 3470758B2
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明基板の上に半
透明位相シフト膜を積層して成るハーフトーン型位相シ
フトマスクを用いてパターン転写する半導体集積回路の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】位相シフトマスクとして、従来より、種
々の形式のものが提案されている。例えば、マスク上の
開口部の隣り合う一方に位相を反転させるような透明膜
を設けた構造のレベンソン型位相シフトマスクや、形成
すべきパターンの周辺部に解像限界以下の位相シフター
を形成した構造の補助パターン付き位相シフトマスク
や、基板上にクロムパターンを形成した後にオーバーエ
ッチングによって位相シフターのオーバーハングを形成
した構造の自己整合型位相シフトマスク等がある。
【0003】以上の各構造の位相シフトマスクは、基板
上にクロムパターンとシフターパターンを設けたもので
あるが、この構造とは別に、シフターパターンのみによ
って形成された位相シフトマスクとして、透過型位相シ
フトマスクや、ハーフトーン型位相シフトマスク等も知
られている。透過型位相シフトマスクというのは、透明
部を透過した光と位相シフターを透過した光との境界部
において光強度がゼロとなることを利用してパターンを
分離するようにした位相シフトマスクであって、シフタ
ーエッジ利用型位相シフトマスクとも呼ばれている。
【0004】また、ハーフトーン型位相シフトマスクと
いうのは、投影露光光に対して部分透過性を有する、い
わゆる半透明な位相シフターパターンを基板上に形成し
て、その位相シフターパターンの境界部に形成される光
強度がゼロの部分でパターン解像度を向上するようにし
た位相シフトマスクである。透過型位相シフトマスク
や、ハーフトーン型位相シフトマスクはその層構造が単
純であるため、製造工程が容易であり、しかもマスク上
の欠陥も少ないという長所を有している。
【0005】位相シフターを用いることなく、例えばC
r等の遮光膜によって所望のパターンを形成した従来型
のフォトマスクでは、線幅の狭いパターンをウエハ等と
いった露光対象物の上に正確に転写できない。つまり、
解像度が悪い。露光光の波長をg線(波長=0.436
μm)、i線(波長=0.365μm)、KrFエキシ
マレーザ(波長=0.254μm)の順のように、徐々
に短くしてゆけば、解像度を向上させることができるの
であるが、その場合でもやはり限界がある。この限界を
打破するために開発されたものがハーフトーン型位相シ
フトマスクであり、このハーフトーン型位相シフトマス
クでは、位相を反転することなく光透過パターンを通過
した露光光と、位相シフターを通過して位相が反転した
露光光との間で光を干渉させることにより、高解像度の
転写パターンを得るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのハー
フトーン型位相シフトマスクに関しては、位相シフト効
果を必要とする光透過パターンは、その線幅が露光光の
波長よりも若干広い程度の微細なパターンであり、線幅
がそれ以上であるような大面積の光透過パターンについ
ては、位相シフト効果を利用する必要はない。しかも、
このような大面積の光透過パターンについては、その周
りの広い領域を位相シフター、すなわち半透明位相シフ
ト膜のみによって区画形成すると、かえって、その大面
積パターンに対応する転写像にゴースト等が発生すると
いう問題があった。
【0007】また、ハーフトーン型位相シフトマスク
は、通常、露光光を透過させるための光透過パターン
と、その周りを取り囲む半透明位相シフト膜によって区
画形成される非パターン部とによって構成されるが、光
透過パターンの周囲の半透明位相シフト膜の面積が大き
い場合には、光透過パターンを通過した露光光によって
露光対象物上に転写される転写像が不鮮明になったり、
あるいは、半透明位相シフト膜の部分に穴が開いたりす
るといった問題があった。
【0008】本発明は、ハーフトーン型位相シフトマス
クにおける上記の問題点を解決するためになされたもの
であって、光透過パターンが大面積になる場合にもその
大面積パターンに対応する転写像にゴースト等が発生す
ることを防止し、さらに光透過パターンを取り囲む非パ
ターン部の面積が大きくなる場合にも光透過パターンを
通過した露光光によって得られる転写像が不鮮明になる
のを防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る半導体集積回路は、透明基板の上に半
透明位相シフト膜を積層して成るハーフトーン型位相シ
フトマスクを用いてパターン転写して製造する半導体集
積回路において、前記ハーフトーン型位相シフトマスク
は、露光光を透過させるための光透過パターンであって
位相シフト効果を必要とする程度に微細な光透過パター
ン部と、露光光を透過させるための光透過パターンであ
って位相シフト効果を必要としない程度に広い光透過パ
ターン部と、位相シフト効果を実現できる程度に広く且
つ露光対象物の露光時に該露光対象物上の転写像を不鮮
明にしない程度に狭い半透明位相シフト膜幅に相当する
幅をもって前記微細な光透過パターン部の周りに形成さ
れたパターン周辺部と、該パターン周辺部を包囲する遮
光部とを有しており、前記パターン周辺部は半透明位相
シフト膜によって区画形成され、前記遮光部は遮光膜に
よって区画形成され、さらに前記パターン周辺部は前記
微細な光透過パターン部の周りにのみ設定され、前記広
い光透過パターン部の周りにはパターン周辺部が設定さ
れないことを特徴とする。
【0010】上記の光透過パターンは、位相シフト効果
を必要とする程度に微細な寸法のパターンによって形成
される場合もあるし、位相シフト効果を必要としない程
度に大面積の光透過パターンによって形成される場合も
ある。位相シフト効果を必要とする程度に微細な寸法の
パターンとは、概ね、露光光の波長の2倍程度の寸法の
パターンである。例えば、露光光としてg線(波長=
0.436μm)を考えれば0.9μm程度以下の線幅
が、i線(波長=0.365μm)を考えれば0.8μ
m程度以下の線幅が、そして、KrFエキシマレーザ
(波長=0.254μm)を考えれば0.6μm程度以
下の線幅が、それぞれ、本発明に係る微細パターンと考
えられる。
【0011】このような微細パターンを半透明位相シフ
ト膜によって取り囲んで透明基板によって区画形成すれ
ば、希望する位相シフト効果によって高解像度の転写像
を得ることができる。一方、上記のような線幅寸法以上
の線幅を有する大面積パターンに関しては、その大面積
パターンを半透明位相シフト膜によって取り囲んで透明
基板によって区画形成したとしても、位相シフト効果に
よる解像度の向上はそれほど期待できない。
【0012】半透明位相シフト膜としては、例えばMo
とSiを主成分とする化合物、より具体的には、例えば
化学記号MoSiO(X,Yは整数)で表される
材料を用いることができる。また、遮光膜としてはCr
(クロム)、CrO(酸化クロム)、CrN(窒化クロ
ム)、CrON、CrOCN又はこれらを積層した複合
膜を用いることができる。複合膜を用いる場合は、例え
ば、図10及び図11に示すような2層構造又は図12
に示すような3層構造とすることができる。
【0013】
【0014】
【0015】また、本発明に係る半導体集積回路の製造
方法は、透明基板の上に半透明位相シフト膜を積層して
成るハーフトーン型位相シフトマスクを用いてパターン
転写する半導体集積回路の製造方法において、前記ハー
フトーン型位相シフトマスクは次の製造方法、すなわち (1)前記透明基板の上に半透明位相シフト層、遮光
層、第1レジスト層を順次、積層する工程と、 (2)前記第1レジスト層を所定の形状にパターニング
して、必要とする光透過パターン部のみが欠落した状態
の第1レジスト膜を形成する工程と、 (3)パターニングされた前記第1レジスト膜をマスク
として前記遮光層をエッチングによってパターニングし
て、必要とする光透過パターン部のみが欠落した状態の
遮光膜を形成する工程と、 (4)パターニングされた前記第1レジスト膜及び前記
遮光膜をマスクとして前記半透明位相シフト層をエッチ
ングによってパターニングして、必要とする光透過パタ
ーン部のみが欠落した状態の半透明位相シフト膜を形成
する工程と、 (5)前記第1レジスト膜を剥離する工程と、 (6)第2レジスト層を積層する工程と、 (7)位相シフト効果を実現できる程度に広く且つ露光
対象物の露光時に該露光対象物上の転写像を不鮮明にし
ない程度に狭い半透明位相シフト膜幅に相当する幅だけ
光透過パターン部よりも広いパターン周辺部のデータを
生成するリサイズ工程と、 (8)前記パターン周辺部のデータに従って前記第2レ
ジスト層をパターニングして、光透過パターン部及びそ
の周りのパターン周辺部が欠落した状態の第2レジスト
膜を形成する工程と、 (9)パターニングされた前記第2レジスト膜をマスク
として前記遮光膜をエッチングによってパターニングし
て、光透過パターン部及びその周りのパターン周辺部が
欠落した状態の遮光膜を形成する工程と、 (10)前記第2レジスト膜を剥離する工程とを有し、 (11)前記光透過パターン部は、位相シフト効果を必
要とする程度に微細な光透過パターン部と、位相シフト
効果を必要としない程度に広い光透過パターン部とを有
しており、そして (12)前記リサイズ工程において、前記微細な光透過
パターン部に対してのみパターン周辺部のデータを生成
し、前記広い光透過パターン部に対しては該広い光透過
パターンと同じデータを生成する製造方法により製造さ
れることを特徴とする。
【0016】上記リサイズ工程におけるパターン周辺部
のデータの生成は、光透過パターン部のデータに基づい
てコンピュータプログラムに従って自動的に生成するこ
ともできるし、あるいは、いわゆるデジタイザ等といっ
た座標情報入力手段からの入力によって生成することも
できる。
【0017】なお、光透過パターンは、位相シフト効果
を必要とする程度に微細な光透過パターンと、位相シフ
ト効果を必要としない程度に面積の広い光透過パターン
との両パターンによって構成されることがある。このよ
うな場合には上記リサイズ工程において、微細な光透過
パターン及び大面積の光透過パターンの両方に対してパ
ターン周辺部のデータを生成することもできるし、ある
いは、微細な光透過パターンに対してのみパターン周辺
部のデータを生成し、大面積の光透過パターンに対して
はその大面積光透過パターンと同じデータを生成するこ
ともできる。
【0018】本発明のハーフトーン型位相シフトマスク
では、ウエハ等といった露光対象物を露光する際、露光
光は光透過パターンを通過してウエハ等に照射され、一
方、パターン周辺部及び遮光部から成る非パターン部で
は露光光の通過が阻止、すなわち遮光される。光透過パ
ターンは、位相シフト効果を必要とする程度に微細な光
透過パターンによって構成される場合や、位相シフト効
果を必要としない程度に広い光透過パターンによって構
成される場合がある。
【0019】微細な光透過パターンの周りにパターン周
辺部を設けてそのパターン周辺部を半透明位相シフト膜
によって区画形成し、さらにそのパターン周辺部の外側
の遮光部をCr等の遮光膜によって区画形成すれば、半
透明位相シフト膜の働きによって希望の位相シフト効果
を得ることができ、しかも同時に、半透明位相シフト膜
が設けられる領域をパターン周辺部に限定し、そのパタ
ーン周辺部を取り囲む遮光部はCr等の遮光膜によって
形成したので、光透過パターンの周りの広い領域に半透
明位相シフト膜を設けた従来の場合に比べて、転写像を
鮮明に形成でき、また、光透過パターンの周囲の半透明
位相シフト膜の部分に穴が開く等といった不都合は発生
しない。
【0020】他方、限られた所定幅のパターン周辺部を
面積の広い光透過パターンの周りに設けてそのパターン
周辺部を半透明位相シフト膜によって区画形成し、さら
にそのパターン周辺部の外側の遮光部をCr等といった
遮光膜によって区画形成すれば、光透過パターンの周り
の広い領域を半透明位相シフト膜のみによって形成した
従来の場合において光透過パターンに対応する部分に発
生していたゴースト等といった不都合を確実に回避でき
る。
【0021】なお、面積の広い光透過パターンに関して
は、それを半透明位相シフト膜によって取り囲んだとし
ても、もともと、位相シフト効果による解像度の向上は
望めない。従って、この広い光透過パターンに関して
は、必ずしも、その光透過パターンの周りに半透明位相
シフト膜から成るパターン周辺部を設ける必要はなく、
その光透過パターンの周囲にいきなりCr等の遮光膜か
ら成る遮光部を設けるようにしても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】(ハーフトーン型位相シフトマス
クの比較例)図1は、本発明に係るハーフトーン型位相
シフトマスクの比較例を示している。図2は、その位相
シフトマスクの断面構造を示している。図示の例は、位
相シフトマスクの有効パターン領域内の一部分を拡大し
て示している。図示の位相シフトマスクは、4×4=1
6個の微細な光透過パターンP1と、面積の広い光透過
パターンP2と、それらの光透過パターンP1及びP2
の外側の領域であって鎖線で囲まれる所定幅の領域であ
るパターン周辺部Hと、それらのパターン周辺部Hを取
り囲む遮光部Sとによって構成される。
【0023】図2において、光透過パターンP1及びP
2は透明基板1のみによって区画形成されている。ま
た、パターン周辺部Hは光透過パターンP1及びP2の
周りにおいて半透明位相シフト膜2aによって区画形成
されている。そして、遮光部SはCr等の遮光膜3aに
よって区画形成されている。
【0024】個々の微細な光透過パターンP1は、T1
×T2の寸法を有している。これらの寸法T1及びT2
は、いずれも、露光対象物を露光するための露光光の波
長の約2倍の長さよりも短い値に設定される。この寸法
は、位相シフト効果、すなわち光透過パターンP1及び
P2を透過した光と、半透明位相シフト膜2aを透過し
て位相が180°反転した光との間の干渉により解像度
を向上させる効果、を得ることができる程度の微細な寸
法である。
【0025】一方、広い光透過パターンP2は、T3×
T4の寸法を有している。これらの寸法T3及びT4
は、いずれも、露光光の波長の約2倍の長さよりも長い
値に設定される。この寸法は、位相シフト効果を必要と
しない寸法、換言すれば、その光透過パターンを半透明
位相シフト膜で取り囲んだとしても解像度の向上を望む
ことができないような寸法である。
【0026】パターン周辺部Hの幅A、すなわち光透過
パターンP1及びP2の外周縁とパターン周辺部Hの外
周縁との間の間隔は、露光光の波長の値以上であって1
00μm以下の範囲、より好ましくは露光光の波長の値
以上であって50μm以下の範囲内の任意の値に設定さ
れる。なお、露光光がg線であればその波長は約0.4
36μm、i線であればその波長は約0.365μm、
そしてKrFエキシマレーザであればその波長は約0.
254μmである。
【0027】この位相シフトマスクを用いて露光対象
物、例えばウエハに転写像を形成する場合には、図13
に示すように、露光光Rを位相シフトマスク6に照射
し、その位相シフトマスク6を透過した光、特に光透過
パターンP1及びP2等を通過した光によってウエハ7
を露光し、これにより、ウエハ7上に希望パターンの転
写像が結像される。位相シフトマスクが、いわゆるレチ
クルマスクとして構成されていれば、通常は、1/5程
度の縮小像がウエハ7上に形成される。
【0028】微細な光透過パターンP1を透過した光
は、パターン周辺部Hを透過して位相が反転した光との
間で干渉を生じ、これにより、位相シフト効果が発現し
てウエハ上に鮮明で微細な転写像が得られる。微細な光
透過パターンP1及び面積の広い光透過パターンP2の
いずれに関しても、その周りに設けられる半透明位相シ
フト膜2aの存在領域はパターン周辺部Hの領域に限定
され、そのパターン周辺部Hの外側の遮光部SはCr等
の遮光膜によって区画形成されている。
【0029】光透過パターンP1及びP2の周りの広い
範囲が半透明位相シフト膜2aのみによって区画形成さ
れる場合には、微細パターンが不鮮明になったり、広い
面積のパターン内にゴースト等といった転写不良が発生
したりするおそれがあるが、半透明位相シフト膜2aの
存在領域をパターン周辺部Hに限定した本実施形態によ
れば、そのような問題が解消する。
【0030】(図1の位相シフトマスクの製造方法の一
例)図3及び図4は、図1に示す位相シフトマスクを製
造するための製造方法の一実施形態を工程順に示してい
る。また、図5は、その製造方法において、特に位相シ
フトマスクの基材の上にパターンを描画するための描画
システムを模式的に示している。図5において、パター
ンデータ入力装置8は、例えばキーボード、マウス等に
よって構成され、このパターンデータ入力装置8によっ
て光透過パターンP1及びP2のパターンデータがCP
U(中央処理装置)9の入力ポートへ送られる。
【0031】CPU9の演算処理部はリサイズ演算部1
0を含んでいる。このリサイズ演算部10は、パターン
データ入力装置8から送られた光透過パターンP1及び
P2のパターンデータに基づいて、メモリ11内に格納
された所定のプログラムに従って、幅Aのパターン周辺
領域Hを演算する。微細な光透過パターンP1に関して
は、リサイズ演算部10は個々の光透過パターンP1の
1つづつに対してパターン周辺領域Hを演算するが、こ
れら全てのパターン周辺領域Hをつなぎ合わせると、結
果的に、図1の鎖線で示すような全ての光透過パターン
P1を包含する大きな正方形領域になる。
【0032】CPU9は、以上のようにして演算された
光透過パターンのデータに基づいて画像制御部12を駆
動し、これにより、CRTモニタ13の画面上に位相シ
フトマスクのパターン画像が表示される。また、CPU
9は、演算された光透過パターンのデータを描画装置1
4へ送る。描画装置14はそのデータに基づいて電子線
ビーム又は露光光を出力し、それらの電子線ビーム又は
露光光により、位相シフトマスクの完成途中品6aの上
に光透過パターンP1及びP2や、パターン周辺領域H
が描画される。
【0033】なお、電子線ビームを用いる描画の場合
は、電子線の電荷によって位相シフトマスクの基板が帯
電するので、それを防止するために基板上の適所に導電
層を形成することが広く行われている。露光光を用いた
描画の場合には帯電の心配がないので、そのような導電
層を形成する必要はない。これ以降の説明では、露光光
を用いる描画の場合を想定して導電層のことには特に触
れないことにするが、電子ビームによる描画を行う場合
には導電層を用いることが必要になることに注意する。
【0034】以下、図3及び図4に基づいて、図1の位
相シフトマスクの製造方法を説明する。まず、図3
(a)に示すように、石英によって形成された透明基板
1の上に、周知の成膜方法を用いて、Mo・Si系の材
料から成る半透明位相シフト層2、Cr等の遮光材から
成る遮光層3、そしてポジレジストから成る第1レジス
ト層4を順次に積層した。各層の厚さは、半透明位相シ
フト層2を1200〜2000Å、そして第1レジスト
層4を3000〜6000Åとした。
【0035】次いで、電子線又は露光光R1により光透
過パターンP1及びP2のパターンを露光し(図3
(b))、さらに、現像を行って必要とするパターンの
みが欠落した状態の第1レジスト膜4aを形成した(図
3(c)及び図3(d))。さらに、その第1レジスト
膜4aをマスクとして、硝酸第2セリウムアンモニウム
に過塩素酸を加えて製造したエッチング液を用いた常法
のウエットエッチングにより、又は塩素系ガスを用いた
ドライエッチングにより、遮光層3をパターニングし
て、必要とするパターンのみが欠落した状態の遮光膜3
aを形成した(図3(e))。このとき、半透明位相シ
フト層2は上記の各エッチング剤によってはエッチング
されない。
【0036】その後、CF、C等といったフッ
素系ガスを用いたドライエッチングによって半透明位相
シフト層2を所望パターンの半透明位相シフト膜2aへ
とパターニングした(図3(f))。このとき、マスク
として働く遮光層4aはエッチングされないので、半透
明位相シフト膜2aのパターンは極めて高精度な寸法精
度で得られた。
【0037】次いで、酸素プラズマや硫酸を用いて第1
レジスト膜4aを剥離することにより、図3(h)に示
すように、微細パターンP1及び面積の広いパターンP
2を有するパターンが形成される。このとき、両パター
ンP1及びP2は透明基板1のみによって区画形成さ
れ、それらのパターンP1及びP2以外の非パターン部
Qは、主に、遮光膜3aによって区画形成される。
【0038】次に、あらためてポジレジストをマスク全
体に塗布して第2レジスト層5を形成し(図4
(i))、さらに、電子線又は露光光R2によって再び
描画を行う(図4(j))。このときの描画は、図5に
示したCPU9のリサイズ演算部10によって決められ
るリサイズ寸法に従って行われる。このリサイズ寸法と
いうのは、図4(k)に示すように、微細パターンP1
及び広いパターンP2に、それらよりも所定幅Aだけ広
いパターン周辺領域を加え合わせた領域に相当する。
【0039】その後、第2レジスト層5を現像して第2
レジスト膜5aを形成した(図4(l))。これによ
り、図4(m)に示すように、微細パターンP1及び広
いパターンP2と、それらのパターン周辺領域とを加え
合わせた領域である露光領域R2を除いた領域に、斜線
で示すように、第2レジスト膜5aが残された。そし
て、その第2レジスト膜5aをマスクとして、常法のウ
エットエッチング又は塩素ガスを用いたドライエッチン
グにより遮光膜3aをパターニングした(図4
(n))。このとき、半透明位相シフト膜2aはエッチ
ングされない。
【0040】その後、酸素プラズマや硫酸を用いて第2
レジスト膜5aを剥離することにより、図4(o)及び
図4(p)に示すように、光透過パターン部P1及びP
2が基板1のみによって区画形成され、パターン周辺部
Hが光透過パターンP1及びP2の周りにおいて半透明
位相シフト膜2aによって区画形成され、そして、遮光
部SがCr等の遮光膜3aによって区画形成された状態
の位相シフトマスクが得られた。
【0041】(ハーフトーン型位相シフトマスクの実施
形態)図6は、本発明に係るハーフトーン型位相シフト
マスクの一実施形態を示している。図7は、その位相シ
フトマスクの断面構造を示している。この位相シフトマ
スクが図1に示したハーフトーン型位相シフトマスクと
異なる点は、パターン周辺部Hが微細な光透過パターン
P1の周りに設定されるだけで、面積の広い光透過パタ
ーンP2の周りにはパターン周辺部Hが設定されないこ
とである。遮光部Sはパターン周辺部H及び広い光透過
パターンP2の周りに形成される。この実施形態でも図
7に示すように、光透過パターンP1及びP2は基板1
のみによって区画形成され、パターン周辺部Hは光透過
パターンP1の周りにおいて半透明位相シフト膜2aに
よって区画形成され、そして、遮光部SはCr等の遮光
膜3aによって区画形成される。
【0042】広い光透過パターンP2の周りにパターン
周辺部Hを設定しないのは、次の理由による。すなわ
ち、広い光透過パターンP2に関しては、それを半透明
位相シフト膜2aによって区画形成したとしても、もと
もと、位相シフト効果による解像度の向上は望めない。
従って、この広い光透過パターンP2に関しては、必ず
しも、その光透過パターンの周りに半透明位相シフト膜
から成るパターン周辺部を設ける必要はなく、その光透
過パターンの周囲にいきなりCr等の遮光膜から成る遮
光部を設けるようにしても良いからである。
【0043】(図6の位相シフトマスクの製造方法の一
例)図9は、図6に示す位相シフトマスクを製造するの
に適したパターン描画システムの一例を模式的に示して
いる。この描画システムが図5に示した描画システムと
異なる点は、リサイズ寸法の設定方法に改変を加えたこ
とであり、具体的には、いわゆるデジタイザ等といった
座標情報入力装置15をCPU9の入力ポートに接続し
たことである。本実施形態では、微細な光透過パターン
P1に対応させてパターン周辺部Hを設定する際に、ペ
ン入力又はマウス入力等によってオペレータが座標情報
入力装置15へ位置データを入力し、これにより、パタ
ーン周辺部Hを設定する。
【0044】図8は、上記の描画システムを用いた位相
シフトマスクの製造方法の一例を工程順に模式的に示し
ている。図8に示す工程は、図3を用いて既に説明した
一連の工程に引き続いて実行されるものである。本実施
形態においても、図3(a)から図3(h)までに示し
た工程が実行されるが、これらについては既に説明した
のでそれらの説明は省略する。
【0045】図3(g)及び図3(h)までの工程で、
微細な光透過パターンP1及び広い光透過パターンP2
が透明基板1のみによって形成され、それらの周りに非
パターン部Qが、主に、遮光膜3aによって形成され
る。その後、あらためてポジレジストをマスク全体に塗
布して第2レジスト層5を形成し(図8(i’))、さ
らに、電子線又は露光光R3−1及びR3−2によって
再び描画を行う(図8(j’))。このときの描画は、
図9に示した座標情報入力装置15によって決められる
リサイズ寸法に従って行われる。このリサイズ寸法とい
うのは図8(k’)に示すように、微細パターンP1に
関してはそれよりも所定幅Aだけ広いパターン周辺領域
を加え合わせた領域R3−1のことであり、一方、広い
パターンP2に関してはパターン周辺領域を考慮しない
広いパターンP2そのものの領域R 3−2のことであ
る。
【0046】その後、第2レジスト層5を現像して第2
レジスト膜5aを形成した(図8(l’))。これによ
り、図8(m’)に示すように、微細パターンP1及び
そのパターン周辺領域とを加え合わせた露光領域R
3−1並びに広いパターンP2に相当する露光領域R
3−2の両領域を除いた領域に、斜線で示すように、第
2レジスト膜5aが残された。そして、その第2レジス
ト膜5aをマスクとして、常法のウエットエッチング又
は塩素ガスを用いたドライエッチングにより遮光膜3a
をパターニングした(図4(n’))。このとき、半透
明位相シフト膜2aはエッチングされない。
【0047】その後、酸素プラズマや硫酸を用いて第2
レジスト膜5aを剥離することにより、図4(o’)及
び図4(p’)に示すように、光透過パターン部P1及
びP2が基板1のみによって区画形成され、微細な光透
過パターンP1のみに対応して設定されたパターン周辺
部Hが光透過パターンP1の周りにおいて半透明位相シ
フト膜2aによって区画形成され、そして、遮光部Sが
Cr等の遮光膜3aによって区画形成された状態の位相
シフトマスクが得られた。
【0048】以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を
説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した技術的範囲内で
種々に改変できる。例えば、図1及び図6に示した微細
な光透過パターンP1及び広い光透過パターンP2は、
説明を分かり易くするために模式的に例示したパターン
であって、実際に作成されるパターンは、希望に応じた
形状のパターンとされる。
【0049】また、上記説明では、CPU9によってリ
サイズ寸法を演算するようにした図5の描画システムを
用いて、面積の広い光透過領域P2にもパターン周辺部
Hを設定するという図1のパターンを描画し、一方、座
標情報入力装置15を用いた図9の描画システムを用い
て、広い光透過領域P2にはパターン周辺部Hを設定し
ないという図6に示すパターンを描画した。しかしなが
ら、図5に示す描画システムを用いて図6に示すパター
ンを描画しても良いし、又は図9に示す描画システムを
用いて図1に示すパターンを描画しても良い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、半導体集積回路の製造
過程において、微細な光透過パターンに対しては効果的
に位相シフト効果を提供でき、一方、位相シフト効果を
必要としない広い光透過パターンに対しては完全な遮光
効果を提供することによりゴースト等といった転写不良
を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハーフトーン型位相シフトマスクの比較例を模
式的に示す平面図である。
【図2】図1のハーフトーン型位相シフトマスクの断面
構造を模式的に示す断面図である。
【図3】比較例および本発明に係るハーフトーン型位相
シフトマスクの製造方法の一実施形態を工程順に模式的
に示す図である。
【図4】比較例に係るハーフトーン型位相シフトマスク
の製造方法の一実施形態を工程順に模式的に示す図であ
って、図3に引き続く工程を示す図である。
【図5】露光描画装置の一実施形態を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明に係るハーフトーン型位相シフトマスク
の一実施形態を模式的に示す平面図である。
【図7】図6のハーフトーン型位相シフトマスクの断面
構造を模式的に示す断面図である。
【図8】本発明に係るハーフトーン型位相シフトマスク
の製造方法の実施形態を工程順に模式的に示す図であっ
て、図3に引き続く工程を示す図である。
【図9】露光描画装置の他の実施形態を示すブロック図
である。
【図10】遮光膜の一実施形態の部分断面構造を示す図
である。
【図11】遮光膜の他の実施形態の部分断面構造を示す
図である。
【図12】遮光膜のさらに他の実施形態の部分断面構造
を示す図である。
【図13】図2に示す位相シフトマスクを用いてウエハ
を露光する状態を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 半透明位相シフト層 2a 半透明位相シフト膜 3 遮光層 3a 遮光膜 4 第1レジスト層 4a 第1レジスト膜 5 第2レジスト層 5a 第2レジスト膜 6 位相シフトマスク 7 ウエハ A リサイズ寸法 H パターン周辺部 P1 微細な光透過パターン P2 大面積パターン Q 非パターン領域 R1 第1描画露光 R2 リサイズ露光 S 遮光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−337514(JP,A) 特開 平6−236021(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/00 - 1/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の上に半透明位相シフト膜を積
    層して成るハーフトーン型位相シフトマスクを用いてパ
    ターン転写して製造する半導体集積回路において、 前記ハーフトーン型位相シフトマスクは、 露光光を透過させるための光透過パターンであって位相
    シフト効果を必要とする程度に微細な光透過パターン部
    と、 露光光を透過させるための光透過パターンであって位相
    シフト効果を必要としない程度に広い光透過パターン部
    と、 位相シフト効果を実現できる程度に広く且つ露光対象物
    の露光時に該露光対象物上の転写像を不鮮明にしない程
    度に狭い半透明位相シフト膜幅に相当する幅をもって前
    記微細な光透過パターン部の周りに形成されたパターン
    周辺部と、 該パターン周辺部を包囲する遮光部とを有しており、 前記パターン周辺部は半透明位相シフト膜によって区画
    形成され、前記遮光部は遮光膜によって区画形成され、
    さらに前記パターン周辺部は前記微細な光透過パターン
    部の周りにのみ設定され、 前記広い光透過パターン部の周りにはパターン周辺部が
    設定されないことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 透明基板の上に半透明位相シフト膜を積
    層して成るハーフトーン型位相シフトマスクを用いてパ
    ターン転写する半導体集積回路の製造方法において、前
    記ハーフトーン型位相シフトマスクは次の製造方法、す
    なわち (1)前記透明基板の上に半透明位相シフト層、遮光
    層、第1レジスト層を順次、積層する工程と、 (2)前記第1レジスト層を所定の形状にパターニング
    して、必要とする光透過パターン部のみが欠落した状態
    の第1レジスト膜を形成する工程と、 (3)パターニングされた前記第1レジスト膜をマスク
    として前記遮光層をエッチングによってパターニングし
    て、必要とする光透過パターン部のみが欠落した状態の
    遮光膜を形成する工程と、 (4)パターニングされた前記第1レジスト膜及び前記
    遮光膜をマスクとして 半透明位相シフト層をエッチ
    ングによってパターニングして、必要とする光透過パタ
    ーン部のみが欠落した状態の半透明位相シフト膜を形成
    する工程と、 (5)前記第1レジスト膜を剥離する工程と、 (6)第2レジスト層を積層する工程と、 (7)位相シフト効果を実現できる程度に広く且つ露光
    対象物の露光時に該露光対象物上の転写像を不鮮明にし
    ない程度に狭い半透明位相シフト膜幅に相当する幅だけ
    光透過パターン部よりも広いパターン周辺部のデータを
    生成するリサイズ工程と、 (8)前記パターン周辺部のデータに従って前記第2レ
    ジスト層をパターニングして、光透過パターン部及びそ
    の周りのパターン周辺部が欠落した状態の第2レジスト
    膜を形成する工程と、 (9)パターニングされた前記第2レジスト膜をマスク
    として前記遮光膜をエッチングによってパターニングし
    て、光透過パターン部及びその周りのパターン周辺部が
    欠落した状態の遮光膜を形成する工程と、 (10)前記第2レジスト膜を剥離する工程とを有し、 (11)前記光透過パターン部は、位相シフト効果を必
    要とする程度に微細な光透過パターン部と、位相シフト
    効果を必要としない程度に広い光透過パターン部とを有
    しており、そして (12)前記リサイズ工程において、前記微細な光透過
    パターン部に対してのみパターン周辺部のデータを生成
    し、前記広い光透過パターン部に対しては広い光透過
    パターンと同じデータを生成する製造方法により製造さ
    れることを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
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