JP3468806B2

JP3468806B2 - Support jig for water jet cutting

Info

Publication number: JP3468806B2
Application number: JP28992093A
Authority: JP
Inventors: 浩鈴木
Original assignee: Inoac Corp
Current assignee: Inoac Corp
Priority date: 1993-10-26
Filing date: 1993-10-26
Publication date: 2003-11-17
Anticipated expiration: 2018-11-17
Also published as: JPH07117000A

Description

【発明の詳細な説明】【０００１】【産業上の利用分野】本発明は、ウォータージェットで
被加工物を切断するときに、被加工物を所定位置で保持
するための支持治具に関する。【０００２】【従来の技術】近年、自動車のインストルメントパネル
等の発泡成形品においては、その表面に貼着した軟質塩
化ビニル樹脂等の表皮外縁をトリミングしたり、空調部
品等の取付け用開口部を設けたりするのに、高圧水流，
いわゆるウォータージェットによる切断加工法を用いて
いる。ここでは、ロボットアームにウォータージェット
のノズルを取着して、自動切断とするのが常套であり、
被加工物を固定しておくための支持治具は必需品になっ
ている。斯るウォータージェット切断加工用の支持治具
は、従来、図３のごとくであった。すなわち、被加工物
３を所定位置にセットすべく、被加工物３に係るコア材
３３と係合する係止部２１を備えた支柱２を単にいくつ
か設けて、被加工物３を位置決め固定するものであっ
た。【０００３】【発明が解決しようとする課題】こうしたことから、従
来の支持治具には以下のような不具合があった。ウォー
タージェット４の切断加工によって表面のみ加工すれば
よいところ、高圧水流がトリミング方向の製品のすぐ裏
面側にある製品部分３４にも当たり、この部分を傷付け
ることが多かった。水圧を下げる調整では、切断不能に
陥るため、いきおい損傷品を造り易く、クレーム原因に
なっていた。ウォータージェット４の水の中には、珪
砂，ガーネット等の研磨剤を入れて使用することもあ
り、損傷品が増える傾向にあった。また、図３で、開口
部３５を形成するような場合には、製品の裏側に仕切り
壁等が何もないために、水しぶきが飛散した。この水し
ぶきと一緒に切りくずが散乱し、支持治具Ａのみならず
周辺設備を汚染した。そして、設備に錆付きを引き起こ
し、機器類の老朽化を速める要因となっていた。【０００４】本発明は上記問題点を解決するもので、ウ
ォータージェット加工の残留水圧で製品に傷付かぬよう
保護すると共に、ウォータージェットから飛散する水し
ぶきを抑止するウォータージェット切断加工用の支持治
具を提供することを目的とする。【０００５】【課題を解決するための手段】本発明のウォータージェ
ット切断加工用の支持治具は、発泡成形型に原料を注入
して発泡成形で得られ、立体形状に付形した表皮と補強
用の合成樹脂製コア材と前記表皮とコア材間に介挿され
た発泡体とが一体化された被加工物のウォータージェッ
ト切断加工に用いられ、基盤上に複数立設され、上端に
相手側コア材の形状に係合する係止部を有して被加工物
を固定しこれを保持する支柱（２）と、相手側の被加工
物に支えられる部位がないところで、該被加工物に当接
し当たり面の密着度を良くして保形維持につとめる受け
ブロック（６）と、基盤と該支柱に載置される被加工物
とで形成する空間内で、被加工物の切断予定線に沿って
切り落され開口部となる表皮部分の裏面側に設けられ、
下端部を基盤に固定し、且つウォータージェットの加工
切断線の軌跡に沿わせ折曲部を形成して起立させるよう
にし、さらに端部を基盤の側縁付近まで張り出すように
した遮蔽板（５）と、を備えることを特徴とする。【０００６】【作用】本発明に係るウォータージェット切断加工用の
支持治具は、高圧水流の加工ラインの裏面側に被加工物
の製品部分があるような場所には、遮蔽板を介在させて
いるので、斯る遮蔽板に阻まれ、製品部分へは高圧水流
がとどかない。遮蔽板が、基盤と該支柱に載置される被
加工物とで形成する空間内で、被加工物の切断予定線に
沿って切り落され開口部となる表皮部分の裏面側に起立
させるようにして設けられると、該遮蔽板によって、ウ
ォータージェットの裏面側にあるコア材が従来のように
高圧水流で損傷を受けることがない。また、ウォーター
ジェットに係る水しぶきが飛散する箇所にも、これを防
ぐ遮蔽板を立設しているので、水しぶきで周辺設備を汚
染するといったこともなくなる。下端部を基盤に固定
し、且つウォータージェットの加工切断線の軌跡に沿わ
せ折曲部を形成して起立させるようにした遮蔽板である
と、より確実な遮蔽効果が期待できる。さらに遮蔽板の
下端部を基盤に固定し、端部を基盤の側縁付近まで張り
出すようにすると、ウォータージェットから噴射された
高圧水流を当て止めた後、これを誘導し回収し易くする
ガイド板としての機能も発揮する。被加工物は発泡成形
型に原料を注入して発泡成形で得られ、立体形状に付形
した表皮と補強用の合成樹脂製コア材と前記表皮とコア
材間に介挿された発泡体とが一体化されたもので、上端
に相手側コア材の形状に係合する係止部を有する支柱が
基盤上に複数立設されると、被加工物を位置決め固定す
ることができる。相手側の被加工物に支えられる部位が
ないところで、該被加工物に当接し当たり面の密着度を
良くして保形維持につとめる受けブロックが設けられる
と、変形が起こり易くなっている大物発泡成形品の各所
で、該受けブロックに支持させることにより撓み等を防
止できる。【０００７】【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。（１）支持治具の構成図１，図２は、本発明に係るウォータージェット切断加
工用の支持治具Ａの一実施例を示す。インストルメント
パネル（被加工物）用の支持治具である。図１は支持治
具に被加工物をセットした状態を示す断面図、図２は支
持治具と被加工物の全体斜視図である。【０００８】符号１は、盤形状をした基盤を示す。後述
の遮蔽板５を固定すると共に、次に説明する支柱２の基
端部を接着固定して、支持治具Ａに被加工物３が安定設
置できるようにしている。【０００９】符号２は、パイプ形状の支柱を示す。支柱
２は、作業者が被加工物３をセットし易いように所定高
さの状態にして、基盤１上に立設される。ここで、被加
工物３は、発泡成形型に原料を注入して発泡成形で得ら
れたものである。具体的には、立体形状に付形した塩化
ビニル樹脂製の表皮３１と、補強用の合成樹脂製コア材
３３と、表皮３１とコア材３３間に介挿されたポリウレ
タン樹脂の発泡体３２とが一体化されたものである。表
皮３１は、発泡成形時にポリウレタン樹脂原料が表皮３
１と下型キャビティ面との間へ漏出しないよう、インス
トルメントパネルの本体形状より所定幅、外縁３１１が
延設されている。この外縁３１１が、被加工物３からウ
ォータージェット４でバリと共に切除される対象にな
る。符号３１２，３１３はデフロスタ等の開口部になる
表皮部分で、開口部の切断予定線に沿って切り落とされ
るところである。【００１０】支柱２の上端には、被加工物３を位置決め
固定する係止部２１が設けられている。係止部２１は、
この係止部２１に係合する相手側コア材３３の形状によ
って種々の形態をとることになる。例えば、図１のごと
く、コア材３３に小孔３３１を設けることができる場合
には、小突起２１１を有する係止部２１が、コア材３３
に把手３３２を張り出すような場合には、把手３３２の
先端部を挿入保持できる凹窪２１２を備えた係止部２１
が固着される。支柱２は七本立設されている（図３）。
インストルメントパネルのように大きな被加工物３で
は、位置ズレの他、撓みにより変形を生じやすいからで
ある。ただ、支柱２の本数は、被加工物３の大きさ，形
状等により増減するが、ウォータージェット４の切断加
工を精度良く行なうには、最低三本は必要である。立体
的な被加工物３を所定姿勢に保って、固定保持しなけれ
ばならないからである。【００１１】符号５は、基盤１上に起立する遮蔽板を示
す。遮蔽板５は、その下端部５４を固着したアングル１
１に螺着することで、基盤１への固定化を図っている。
遮蔽板５は、厚さ３ｍｍ以上あるステンレス鋼板で造っ
たものである。ウォータージェット４の吐出圧力が２０
００〜４０００kgf／cm²で、水の線速度が３０cm／ｓに
て放射され、更には珪砂等の研磨剤が混入されるため、
耐摩耗性，耐蝕性，耐久性に優れる金属材を選定してい
る。ここで、遮蔽板５の材質には、経済性を度外視すれ
ば、チタン合金を用いることが好ましい。白金に比肩で
きる耐蝕性を有し、ピッティング，エロージョンに関し
て他の金属材料のいずれより優れるからである。【００１２】この遮蔽板５は、支柱２に被加工物３をセ
ットしてウォータージェット４で開口部となる表皮部分
３１２を切断しようとしたとき、その裏面側でコア材３
３等の製品部材を傷付ける虞れのあるところに設けられ
る。また、表皮部分３１３の切断によって、ウォーター
ジェット４に係る水しぶきが飛散する箇所にも、遮蔽板
５が設けられる。ところで、図１のように、一の遮蔽板
５にその上部５１で製品のコア材３３を保護する役割を
担わせる一方、中央付近で水しぶきの散乱防止する障壁
の役目を果たさせることもあり得る。【００１３】遮蔽板５は、ウォータージェット４の加工
切断線の軌跡に沿わせて、折曲部５２を形成している
（図２）。遮蔽板５は、平板状のものを使用するのでな
く、製品裏面の形状にあわせて作ることが好適である。
より確実な遮蔽効果が期待できるからである。ただ、遮
蔽板５を無理に曲折したり、製品裏面形状に完全に合せ
たりする必要はなく、必要部位のみ設置すれば足りる。【００１４】遮蔽板５は、基盤１と支柱２に載置される
被加工物３とで形成する空間内に配されるが、その端部
は基盤１の側縁付近まで張り出すようにしている（図
２）。ウォータージェット４から噴射された高圧水流を
当て止めた後、これを誘導し回収し易くするガイド板と
しての機能も発揮させるためである。遮蔽板端部５３の
基盤１近くには、ウォータージェット回収水用の側溝
（図示せず）が設けられている。【００１５】符号６は、受けブロックを示す。被加工物
３たるインストルメントパネルは、大物発泡成形品であ
るため変形が起こり易くなっている。しかし、支柱２で
支持しようとするにも、相手側の被加工物３に支えられ
る部位がないところがある。こうしたことから、各所
で、受けブロック６に支持させて撓み等を防止し、被加
工物３の保形維持につとめている。受けブロック６は、
被加工物３に当接しこれを支える部分を繊維強化プラス
チック（ＦＲＰ）で造り、当たり面の密着度を良くして
いる。【００１６】（２）支持治具としての適用とその作用次に、ウォータージェットによる被加工物３の切除処理
における上記支持治具Ａの適用とその作用について述べ
る。被加工物３の外縁３１１，表皮部分３１２，３１３
等の切除処理は、まず支持治具Ａへ被加工物３を載置す
る。そして、係止部２１，２１…を被加工物３のコア材
３３に係る小孔３３１や把手３３２と係合させる。【００１７】斯る状態を確保した後、ウォータージェッ
ト４による切断加工を開始する。高圧水流がウォーター
ジェット４のノズル４１から噴射されて、切断予定線に
沿って進む。このウォータージェット４の切断によっ
て、開口部となる表皮部分３１２の裏面側で、高圧水流
がコア材３３を侵食して損傷させるところでは、遮蔽板
５が予めそこに配設され、これを阻止する。一方、表皮
部分３１３を切除するウォータージェット４の高圧水が
支持治具Ａ内を素通りして飛散してしまうところでは、
遮蔽板５が、仕切壁となってこれを防ぎ、霧散しようと
する高圧水を一旦基盤１上に流し落とし、ガイドしなが
ら基盤１の側縁に配した側溝へと導く。ウォータージェ
ット４が一巡して停止後、被加工物３を作業者が取り上
げると、高圧水流による傷付き部分もない所望の切断処
理された製品を得る。【００１８】（３）実施例の効果以上の態様からなる支持治具Ａは、遮蔽板５によって、
ウォータージェット４の裏面側にあるコア材３３が従来
のように高圧水流で損傷を受けることがないので、製品
の歩留りが格段に向上した。また、従来は、ウォーター
ジェット４の水しぶきで支持治具Ａのみならず周辺設備
が汚染され、設備の傷みも激しかったが、遮蔽板５が設
けられたので、水しぶきや切りくずが散乱した状態で、
腐蝕が甚だしかった設備環境からクリーンな環境へと様
変わりした。更に、遮蔽板５が霧散したウォータージェ
ット４の水しぶきを一定場所に導き、回収させるガイド
板としての役割を果しているので、整然とした環境のな
かで作業を行うことができ、作業能率アップにも寄与し
た。【００１９】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的，用途等に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。例えば、遮蔽板５はステンレス鋼やチ
タン合金に限らず、アルミニウム，その他の金属を用い
てよい。ただ、炭素鋼等を利用する場合には、防錆処理
を施して使用することが好ましい。また、遮蔽板５は基
盤１と支柱２に載置される被加工物３とで形成する空間
内に配されておればよく、一部がその空間外へはみ出し
ていることは問わない。【００２０】【発明の効果】以上のごとく、本発明に係るウォーター
ジェット切断加工用の支持治具は、遮蔽板がウォーター
ジェットの高圧水流から製品を守る保護カバーとしての
役割だけでなく、高圧水流が飛散するのを防ぐ役目を果
しているので、製品の歩留り向上，作業環境改善などに
優れた効果を発揮する。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a support jig for holding a workpiece at a predetermined position when cutting the workpiece with a water jet. 2. Description of the Related Art In recent years, foamed molded products such as instrument panels of automobiles have been used to trim the outer edges of a soft vinyl chloride resin or the like adhered to the surface thereof, or to provide openings for mounting air conditioning components and the like. Or high pressure water flow,
A cutting method using a so-called water jet is used. Here, it is customary to attach a water jet nozzle to the robot arm and perform automatic cutting,
A support jig for fixing a workpiece is a necessity. Such a support jig for water jet cutting has conventionally been as shown in FIG. That is, in order to set the workpiece 3 at a predetermined position, only a few columns 2 having the locking portions 21 that engage with the core material 33 of the workpiece 3 are provided, and the workpiece 3 is positioned and fixed. Was to do. [0003] Accordingly, the conventional support jig has the following disadvantages. Although only the front surface needs to be processed by cutting the water jet 4, the high-pressure water flow hits the product portion 34 on the immediately back side of the product in the trimming direction, and this portion is often damaged. Adjustment to lower the water pressure made cutting impossible, making it easy to produce a severely damaged product, which caused a complaint. Abrasives such as silica sand and garnet are sometimes used in the water of the water jet 4, and the number of damaged products tends to increase. In FIG. 3, when the opening 35 is formed, there is no partition wall or the like on the back side of the product, so that the water splashes. Chips were scattered along with the splash, contaminating not only the support jig A but also peripheral equipment. In addition, it causes rust on the equipment, which has been a factor of accelerating the aging of the equipment. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention solves the above-mentioned problems, and a support jig for a water jet cutting process which protects a product from being damaged by residual water pressure of the water jet process and suppresses splashes scattered from the water jet. The purpose is to provide. [0005] A supporting jig for water jet cutting according to the present invention is a method for injecting a raw material into a foaming mold.
Obtained by foam molding and shaped into a three-dimensional shape skin and reinforcement
For the synthetic resin core material and interposed between the skin and the core material
Of the work piece with the integrated foam
Used on the base, multiple standing on the base,
A column (2) having a locking portion for engaging with the shape of the mating core material to fix and hold the work , and a mating work
Abuts the workpiece where there is no part to support it
Receiving work to maintain shape retention by improving the degree of adhesion of the contact surface
In the space formed by the block (6), the base, and the workpiece placed on the support , along the line to cut the workpiece.
It is provided on the back side of the skin portion that is cut off and becomes an opening,
Fix the lower end to the base and process the water jet
Form a bent part along the trajectory of the cutting line so that it stands up, and further extend the end to near the side edge of the base
And a shielding plate (5). The supporting jig for water jet cutting according to the present invention has a shielding plate interposed in a place where a product portion of a workpiece is located on the back side of a high pressure water flow processing line. As a result, the high-pressure water flow does not reach the product part because of the shielding plate. A shield plate is provided between the base and the support placed on the support.
In the space formed by the workpiece and the cut line of the workpiece
Standing on the back side of the skin that is cut off along the opening
When provided in such a manner as to make
The core material on the back side of the water jet is
No damage from high pressure water flow. In addition, since a shield plate for preventing the water jet from splashing is erected at the place where the water jet is scattered, there is no contamination of peripheral equipment by the spray. Fixed lower end to base
And along the trajectory of the cutting line of the water jet
It is a shield plate that forms a bent part and stands upright
Thus, a more reliable shielding effect can be expected. In addition,
Fix the lower end to the base and stretch the end to near the side edge of the base
When you put it out, it was jetted from the water jet
After stopping the high pressure water flow, it is guided to make it easier to collect
Also functions as a guide plate. Workpiece is foam molded
Inject the raw materials into the mold, obtain by foam molding, and shape it into a three-dimensional shape
Skin and core material made of synthetic resin for reinforcement, and the skin and core
The foam material inserted between the materials is integrated.
The strut having a locking portion that engages with the shape of the mating core material
When multiple workpieces are erected on the base, the workpiece is positioned and fixed.
Can be The part supported by the workpiece on the other side
Where it is not in contact with the workpiece,
A receiving block is provided to improve the shape and maintain shape.
And various parts of large foam molded products that are easily deformed
In this way, bending is prevented by supporting the receiving block.
Can be stopped. Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples. (1) Configuration of Support Jig FIGS. 1 and 2 show an embodiment of a support jig A for water jet cutting according to the present invention. A support jig for an instrument panel (workpiece). FIG. 1 is a sectional view showing a state in which a workpiece is set on a support jig, and FIG. 2 is an overall perspective view of the support jig and the workpiece. Reference numeral 1 denotes a board-shaped base. A shield plate 5 described later is fixed, and a base end of the support 2 described below is bonded and fixed so that the workpiece 3 can be stably installed on the support jig A. Reference numeral 2 denotes a pipe-shaped support. The support column 2 is set up on the base 1 with a predetermined height so that an operator can easily set the workpiece 3. Here, the workpiece 3 is obtained by injecting a raw material into a foaming mold and performing foam molding. Specifically, a skin 31 made of a vinyl chloride resin shaped in a three-dimensional shape, a core material 33 made of a synthetic resin for reinforcement, and a polyurethane resin foam 32 interposed between the skin 31 and the core material 33 are provided. Are integrated. The skin 31 is made of a polyurethane resin raw material at the time of foam molding.
An outer edge 311 is extended by a predetermined width from the shape of the body of the instrument panel so as not to leak between the first and the lower mold cavity surfaces. The outer edge 311 is an object to be cut together with the burr from the workpiece 3 by the water jet 4. Reference numerals 312 and 313 denote skin portions that become openings of the defroster and the like, and are cut off along the cut lines of the openings. [0010] At the upper end of the column 2, an engaging portion 21 for positioning and fixing the workpiece 3 is provided. The locking portion 21
Various forms are taken depending on the shape of the mating core material 33 engaged with the locking portion 21. For example, as shown in FIG. 1, when the small hole 331 can be provided in the core material 33, the locking portion 21 having the small protrusion 211 is attached to the core material 33.
When the handle 332 is overhanged, the locking portion 21 having the concave portion 212 that can insert and hold the tip of the handle 332 is provided.
Is fixed. There are seven columns 2 (Fig. 3).
This is because a large workpiece 3 such as an instrument panel is likely to be deformed due to bending in addition to misalignment. However, the number of the columns 2 is increased or decreased depending on the size, shape, and the like of the workpiece 3, but at least three columns are necessary to accurately perform the cutting of the water jet 4. This is because the three-dimensional workpiece 3 must be fixed and held in a predetermined posture. Reference numeral 5 denotes a shielding plate standing on the base 1. The shielding plate 5 has an angle 1 to which the lower end 54 is fixed.
By screwing to the base 1, fixation to the base 1 is achieved.
The shielding plate 5 is made of a stainless steel plate having a thickness of 3 mm or more. The discharge pressure of the water jet 4 is 20
Since it is emitted at a linear velocity of water of 30 cm / s at a speed of 00 to 4000 kgf / cm ² and further contains an abrasive such as silica sand,
Metal materials with excellent wear resistance, corrosion resistance, and durability are selected. Here, it is preferable to use a titanium alloy as the material of the shielding plate 5 if economy is not considered. This is because it has corrosion resistance comparable to platinum and is superior to any of other metal materials in pitting and erosion. When the workpiece 3 is set on the support column 2 and the water jet 4 is used to cut the skin portion 312 serving as an opening, the shielding plate 5 has a core material 3 on the back surface side.
It is provided at a place where there is a risk of damaging product members such as 3. Further, the shielding plate 5 is also provided at a location where the splashes of the water jet 4 are scattered by cutting the skin portion 313. By the way, as shown in FIG. 1, one shielding plate 5 may play a role of protecting the core material 33 of the product at the upper part 51, and may also function as a barrier for preventing splash of water near the center. obtain. The shielding plate 5 has a bent portion 52 along the locus of the cutting line of the water jet 4 (FIG. 2). It is preferable that the shielding plate 5 is not formed in the shape of a flat plate but is formed according to the shape of the back surface of the product.
This is because a more reliable shielding effect can be expected. However, there is no need to forcibly bend the shielding plate 5 or completely match the shape of the back surface of the product, and it is sufficient to install only necessary parts. The shielding plate 5 is disposed in a space formed by the base 1 and the workpiece 3 mounted on the support 2, and its end is extended to near the side edge of the base 1. (Fig. 2). This is because after the high-pressure water flow jetted from the water jet 4 is stopped, the high-pressure water flow also functions as a guide plate that guides the high-pressure water flow and facilitates collection. Near the base 1 of the shield plate end 53, a side groove (not shown) for water jet recovered water is provided. Reference numeral 6 denotes a receiving block. Since the instrument panel as the workpiece 3 is a large-sized foam molded product, the instrument panel is easily deformed. However, there is a place where there is no portion supported by the workpiece 3 on the other side even if the support is intended to be supported by the column 2. For this reason, in each place, the receiving block 6 is supported to prevent bending or the like, and to maintain the shape of the workpiece 3. The receiving block 6
The portion that comes into contact with and supports the workpiece 3 is made of fiber reinforced plastic (FRP) to improve the degree of adhesion of the contact surface. (2) Application as a support jig and its operation Next, the application and operation of the above-mentioned support jig A in the cutting process of the workpiece 3 by a water jet will be described. Outer edge 311, skin portions 312, 313 of workpiece 3
In the cutting process such as the above, first, the workpiece 3 is placed on the support jig A. Are engaged with the small holes 331 and the handles 332 of the core material 33 of the workpiece 3. After securing such a state, the cutting process by the water jet 4 is started. A high-pressure water stream is jetted from the nozzle 41 of the water jet 4 and travels along a cutting line. By the cutting of the water jet 4, where the high-pressure water flow erodes and damages the core material 33 on the back side of the skin portion 312 serving as the opening, the shielding plate 5 is disposed in advance there and is prevented. . On the other hand, where the high-pressure water of the water jet 4 for cutting off the skin portion 313 passes through the support jig A and scatters,
The shielding plate 5 serves as a partition wall to prevent this, and the high-pressure water to be sprayed is once dropped onto the base 1 and guided to the side grooves arranged on the side edges of the base 1 while guiding. When the worker picks up the workpiece 3 after the water jet 4 has completed one cycle, a desired cut product having no damaged portion due to the high-pressure water flow is obtained. (3) Effect of the Embodiment The supporting jig A having the above-described embodiment is provided with the shielding plate 5
Since the core material 33 on the back side of the water jet 4 is not damaged by the high-pressure water flow as in the related art, the yield of the product is remarkably improved. Conventionally, not only the support jig A but also the peripheral equipment was contaminated by the water jet 4 and the equipment was severely damaged. However, since the shielding plate 5 was provided, the splash and the chips were scattered. ,
The environment changed from a severely corroded facility environment to a clean environment. Furthermore, since the shielding plate 5 serves as a guide plate for guiding the spray of the water jet 4 which has been scattered to a certain place and collecting it, the work can be performed in an orderly environment, which also contributes to an increase in work efficiency. did. In the present invention, the present invention is not limited to those shown in the above embodiments, but can be variously changed within the scope of the present invention depending on the purpose, application and the like. For example, the shielding plate 5 is not limited to stainless steel or a titanium alloy, but may be aluminum or another metal. However, when using carbon steel or the like, it is preferable to use it after performing rust prevention treatment. Further, the shielding plate 5 may be disposed in a space formed by the base 1 and the workpiece 3 mounted on the column 2, and it does not matter that a part thereof protrudes outside the space. As described above, in the support jig for water jet cutting according to the present invention, the shielding plate not only serves as a protective cover for protecting the product from the high pressure water flow of the water jet, but also serves as a protective cover. Since it plays a role of preventing scattering of water, it exerts excellent effects in improving product yield and working environment.

【図面の簡単な説明】【図１】支持治具に被加工物をセットした状態を示す断
面図である。【図２】支持治具と被加工物の全体斜視図である。【図３】従来技術の説明断面図である。【符号の説明】１基盤２支柱２１係止部３被加工物３１表皮３２発泡体３３コア材３１２表皮部分３１３表皮部分４ウォータージェット５遮蔽板５４下端部６受けブロックＡ支持治具BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a sectional view showing a state in which a workpiece is set on a support jig. FIG. 2 is an overall perspective view of a support jig and a workpiece. FIG. 3 is an explanatory sectional view of a conventional technique. [Description of Signs] 1 Base 2 Support 21 Locking part 3 Workpiece 31 Skin 32 Foam 33 Core material 312 Skin part 313 Skin part 4 Water jet 5 Shield plate 54 Lower end part 6 Receiving block A Supporting jig

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B26F 3/00 B26D 7/01 ──────────────────────────────────────────────────続き Continued on front page (58) Field surveyed (Int.Cl. ⁷ , DB name) B26F 3/00 B26D 7/01

Claims

(57) [Claims 1] A three-dimensional shape obtained by foaming molding by injecting a raw material into a foaming mold.
-Shaped skin and core material made of synthetic resin for reinforcement
Additive with integrated foam and foam interposed between skin and core material
Used for water jet cutting of workpieces, multiple standing on the base, and the upper end is related to the shape of the mating core material.
A support (2) having a locking portion for fixing and holding the workpiece, and a supporting column (2) where there is no portion supported by the workpiece on the other side.
Improves the degree of close contact with the workpiece and maintains shape retention
In the space formed by the receiving block (6) serving as a base , the base and the workpiece placed on the support.
With the opening cut off along the cutting line of the workpiece
It is provided on the back side of the skin part, and the lower end is fixed to the base, and follows the trajectory of the cutting line of the water jet
Allowed to form a bent portion so as to stand up, the further end
Shielding plate that protrudes to near the side edge of the base (5)
And a support jig for water jet cutting.