JP3466962B2 - Sdhリングシステム - Google Patents
SdhリングシステムInfo
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- Japan
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- path
- paths
- switching
- ring system
- sdh
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Description
ネットワークを構築するSDH伝送システムに関するも
のである。
−T勧告G.707で規定されるSDH(Synchr
onous Digital Hierarchy:同
期デジィタルハイアラーキ)インタフェースによりアク
セス及び中継ネットワークを構築している。
DM(Add Drop Multiplexer)1
0−1,10−2,10−3,10−4間をリング状に
接続することにより、大規模中継ネットワークを実現し
ている。なお、各ADMは2つの高速インタフェース
(IF)部11,12と、低速インタフェース(IF)
部13と、クロスコネクト(XC)部14とを備えてい
る。
ある。一つの機能は、任意のADM間にVC(Virt
ual Container:仮想コンテナ)11パス
やVC3パスまたはVC4パス(以後、VC3/4パ
ス)を設定する機能である。なお、VC11パスとは、
ITU−T勧告G.707で規定された1.5Mbit
/sの低次群パスであり、VC3/4パスとは、ITU
−T勧告G.707で規定された50/150Mbit
/sの高次群パスである。
した後、多重分離してクロスコネクトを用いた分岐挿入
を行う。例えば、リングの光信号速度が600Mbit
/sであり、あるADMでVC11パスを10本挿入分
岐する場合、残りのVC11パスやVC3/4パスは、
そのADMを通過することになる。
は、伝送路切り替え機能である。これは、光ファイバケ
ーブルが断となった場合や伝送路エラーが多発した場合
に、自動的に伝送路切り替えを行い、VC11パスやV
3/4パスを救済する機能である。伝送路切り替え機能
を実現する方法としては、障害の発生したADM区間で
光信号単位の切り替えや折り返しを実施する方法(BL
SR:Bi−directional Line Sw
itched Ring)と、障害の発生したADM区
間を含むパス単位に切り替えを実施する方法(UPS
R:Uni−directional Path Sw
itched Ring)がある。
の原理を以下に述べる。
設定した区間、例えばADM10−1とADM10−3
との間で伝送路の切り替え(現用パス、予備パス)を行
う。送信側のADM10−1では右回りと左回りに同一
の信号を送出し、受信側のADM10−3でいずれか一
方を選択する。
路切り替えの原理を示すもので、図中、21はVC11
パスまたはVC3/4パスによる現用パス、22は同じ
くVC11パスまたはVC3/4パスによる予備パス、
23,24は切り替えトリガ検出回路、25はスイッチ
制御回路、26は切り替えスイッチである。
(伝送路)21,22においても、切り替えトリガ検出
回路23,24により、エラー検出、信号断検出、警報
検出等を常時行っており、その切り替えトリガにより、
スイッチ制御回路25を介して切り替えスイッチ26を
駆動する。また、外部からコマンドにより強制的に切り
替えを指示することも可能である。
害が発生している場合は、切り替わらない形式が一般的
である。また、切り替え後に障害が復旧しても切り戻し
を行わないことが多い。
26としては、図1に示したADM構成において、XC
部14を用いて行う場合と、低速IF部13側に専用の
切り替え用スイッチ部15を設けて行う場合とがある。
固定的なパス設定を行う分岐挿入機能と、ダイナミック
にパス設定を行う伝送路切り替え機能とがある。これら
の機能は、パス設定という点で関係がある。一般的に
は、伝送路切り替えパス単位>分岐挿入パス単位または
伝送路切り替えパス単位=分岐挿入パス単位のいずれか
である。
境やInternetの充実に伴い、SDHインタフェ
ース系列と異なる広帯域のEthernet信号(10
Mbit/s,100Mbit/s)やFDDI(10
0Mbit/s)信号等をSDH伝送システムで伝達す
ることが望まれている。
rnet信号やFDDI信号を、その帯域より大きなS
DHパスにマッピングする方法がある。例えば、10B
ase−TのEthernetを10Mbit/sの情
報として、VC3パス(約50Mbit/s)にマッピ
ングする方法である。
ってしまい、効率が悪い(上記例では、40Mbit/
sが使用不可)。このため、VC11パス,VC3パ
ス,VC4パスを複数連結して仮想的に広帯域パスを作
り、信号を伝達する方法があるが、次のような問題点が
あった。
it/sの信号を伝達する場合の問題点を説明するため
のものである。図3において、31はVC11パスによ
る第1のパス、32は同じくVC11パスによる第2の
パス、33は送信側のADMによる多重分離回路(機
能)、34は受信側のADMによる多重分離回路(機
能)である。
ス31a及びVC11パス31bからなり、また、第2
のパス32も長さの異なるVC11パス32a及びVC
11パス32bからなっており、これらはリングにおけ
る右回り及び左回りの経路(伝送路)に対応している。
ここでは、伝送路切り替えパス単位と分岐挿入パス単位
とが一致しているUPSRのADMを仮定しており、そ
れぞれのVC11パス31,32は独立に伝送路切り替
えが動作する。
11パス2本を用いて伝送された後、データに時間遅延
差が発生してしまう可能性がある。時間位相差が生じて
いるデータは、単純な多重回路で元の3Mbit/sの
信号に復元することができない。
類あった。
は受信側のADMにデータの時間位相差を吸収する回路
を設ける案を示している。伝送路切り替えによってデー
タの時間位相差が変化するので、各パス31,32に位
相差を吸収するメモリからなる位相差吸収回路35,3
6を設けて補正する。
的に実現可能であるが、各ADMにリングの大きさに対
応したメモリを具備させねばならず、コスト高となる欠
点があった。また、伝送路の切り替え状態に対応して、
設定すべきメモリ値を変化させる必要があり、複雑な制
御を必要とする欠点があった。
では伝送路切り替えパス単位(例えば、VC3パス)<
分岐挿入パス単位(例えば、VC11パス)とし、伝送
路切り替えは仮想連結したパスの帯域より大きな上位パ
スで行う案を示している。
1パス31,32の同一方路のパス31a,32aを含
むVC3パス41と、同じくVC11パス31,32の
同一方路のパス31b,32bを含むVC3パス42と
を動かして伝送路切り替えを行うことになるため、図3
で説明した時間位相差の問題は発生しない。
いADMでも、VC3パスを設定することが必要にな
り、VC3パスの余った帯域は当面無駄となってしま
う。尤も、この余った帯域は将来、増設するパスに使用
することが可能であり、単純に10Mbit/sをVC
3パスへマッピングする方法のように、残りの帯域が全
て無駄となる場合に比べれば効率は向上しているが、分
岐挿入する帯域を、当初から過剰に割り当てておくこと
に変わりはない。
のADMにおいて、SDHインタフェース系列(VC1
1パス,VC3パス,VC4パス)と異なる広帯域の信
号(EthernetやFDDI)等を伝達する場合、
従来、帯域を有効活用し、かつ最小限の付加機能で実現
する方法がなかった。
き、かつ最小限の機能(回路)の付加により、SDHイ
ンタフェース系列と異なる広帯域の信号を正確に伝達し
得るSDHリングシステムを提供することにある。
達成するため、ITU−T勧告G.707のVC11パ
スまたはVC12パスを分岐挿入し、ITU−T勧告
G.841の片方向の伝送路切替を行うSDHリングシ
ステムにおいて、低速側にVC11パスまたはVC12
パスより大きい帯域のインタフェースがあり、当該低速
側インタフェースの情報を仮想連結された複数のVC1
1パスまたはVC12パスを用いてリング内を伝達させ
る場合、いずれかのVC11パスまたはVC12パスが
障害を検出した時あるいは強制切り替え指示を受けた時
は、連結された全てのパスの伝送路切替を同時に行うS
DHリングシステムを提案する。
パスまたはVC4パスを分岐挿入し、ITU−T勧告
G.841の片方向の伝送路切替を行うSDHリングシ
ステムにおいて、低速側にVC3パスまたはVC4パス
より大きい帯域のインタフェースがあり、当該低速側イ
ンタフェースの情報を仮想連結された複数のVC3パス
またはVC4パスを用いてリング内を伝達させる場合、
いずれかのVC3パスまたはVC4パスが障害を検出し
た時あるいは強制切り替え指示を受けた時は、連結され
た全てのパスの伝送路切替を同時に行うSDHリングシ
ステムを提案する。
路による伝送遅延を吸収するためのメモリを設けること
なく、また、帯域を無駄に消費することなく、Ethe
rnetやFDDI等の信号を正確に伝達できる。
施の形態の一例、ここではVC11パスまたはVC3/
4パスを2つ連結して信号を伝達する場合の例を示して
いる。即ち、図中、51はVC11パスまたはVC3/
4パスによる第1のパス、52は同じくVC11パスま
たはVC3/4パスによる第2のパス、53,54,5
5,56は切り替えトリガ検出回路、57,58はスイ
ッチ制御回路、59,60は切り替えスイッチ、61は
パス連結設定回路である。
び左回りに対応するVC11パスまたはVC3/4パス
51a及びVC11パスまたはVC3/4パス51bか
らなり、これらは切り替えスイッチ59にていずれか一
方の信号が選択される如くなっている。また、第2のパ
ス52もリングにおける右回り及び左回りに対応するV
C11パスまたはVC3/4パス52a及びVC11パ
スまたはVC3/4パス52bからなっており、これら
は切り替えスイッチ60にていずれか一方の信号が選択
される如くなっている。
2a,52bに対応して、エラー検出、信号断検出、警
報検出等を常時行う切り替えトリガ検出回路53,5
4,55,56が設けられている。
時または強制切り替え指示を受けた時に、連結された全
てのパスの伝送路切替を同時に行うために本発明で追加
された部分であり、スイッチSW−1,SW−2,SW
−3,SW−4と、オア回路OR−1,OR−2と、同
期スイッチ制御回路611とからなっている。
されない通常の場合、切り替えトリガ検出回路53,5
4の出力はそのままスイッチ制御回路57に、また、切
り替えトリガ検出回路55,56の出力はそのままスイ
ッチ制御回路58に入力されるように、スイッチSW1
〜SW4が設定され(なお、スイッチSW1〜SW4
は、ADMの設定項目の一つとする。)、図2と等価な
状態となる。
する場合、切り替えトリガ検出回路53,55の出力は
オア回路OR−1を介して、また、切り替えトリガ検出
回路54,56の出力はオア回路OR−2を介して同期
スイッチ制御回路611に入力されるように、スイッチ
SW1〜SW4が設定される。この場合、連結対象とな
ったいずれのパスで切り替えトリガを検出しても、同期
スイッチ制御回路611を動作させることができ、切り
替えスイッチ59,60を同期して動作させる、つま
り、同時に伝送路切替を行うことができる。
理的にスイッチ制御回路と同じであり、OR回路は基本
的な論理回路であるため、本発明による追加回路は、大
きなコストアップを招くものではない。
プを招くことなく、SDHインタフェース系列(VC1
1パス,VC3パス,VC4パス)と異なる広帯域の信
号(EthernetやFDDI)を効率良く伝送する
ことができるSDHリングシステムを実現できる。
一実施例を図7に示す。本実施例のSDHリング(シス
テム)は、VC11パスの分岐挿入パスを設定し、伝送
路切り替えもVC11パスで行う場合を示す。SDHリ
ング内の各ADM(図示せず)は、図6で説明した機能
及び低速側のインタフェースとしてユーザのLANに使
用されている10Base−Tの情報を具備している。
SDHリング内では10Mbit/sの帯域を保証する
ため、本発明の機能により、VC11パスを8本連結設
定する。本実施例によれば、10Mbit/sの情報を
伝送するため、12Mbit/sの仮想的なパスを構成
し、わずかな帯域(2Mbit/s)を無駄にするだけ
で良い。
行う場合、その帯域全てを保証する必要はない。ユーザ
LANにおいて、帯域を絞り込んでいる場合には、連結
するVC11パスの本数を変更することで、さらにSD
Hリング内の帯域を有効利用することが可能である。例
えば、帯域保証3Mbit/sとする場合には、2本の
VC11パスを連結設定すれば良い。また、100Ba
se−TxやFDDIのLAN間接続サービスに必要と
なる実行速度が、VC11パスの数本分で十分な場合、
低速側のインタフェースとして、100Base−Tx
やFDDIを具備することも可能である。
内の帯域を有効利用しながら、10Base−T(また
は100Base−TxやFDDI)のインタフェース
によるLAN間接続サービスを実現できる。
他の実施例を図8に示す。本実施例のSDHリング(シ
ステム)は、VC3パスの分岐挿入パスを設定し、伝送
路切り替えもVC3パスで行う場合を示す。SDHリン
グ内の各ADM(図示せず)は、図6で説明した機能及
び低速側のインタフェースとしてユーザのLANに使用
されている100Base−Txの情報を具備してい
る。SDHリング内では100Mbit/sの帯域を保
証するため、本発明の機能により、VC3パスを2本連
結設定する。本実施例によれば、100Mbit/sの
情報を伝送するため、100Mbit/sの仮想的なパ
スを構成する。
続を行う場合、その帯域全てを保証する必要はない。ユ
ーザLANにおいて、帯域を絞り込んでいる場合には、
連結するVC3パスの本数を変更することで、さらにS
DHリング内の帯域を有効利用することが可能である。
例えば、帯域保証50Mbit/sで十分な場合、1本
のVC3パスを使用すれば良い。
内の帯域を有効利用しながら、100Base−Txの
インタフェースによるLAN間接続サービスを実現でき
る。
SDHリングシステムにおいて低速側にVC11パス,
VC3パス,VC4パス等のSDHインタフェースより
大きい帯域のインタフェースがあり、当該低速側インタ
フェースの情報を仮想連結された複数のSDHインタフ
ェースを用いてリング内を伝達させる場合、いずれかの
パスが障害を検出した時あるいは強制切り替え指示を受
けた時は、仮想連結された全てのパスの伝送路を同時に
切り替えることにより、リングにおける伝送経路による
伝送遅延を吸収するためのメモリを設けることなく、ま
た、帯域を無駄に消費することなく、Ethernet
やFDDI等の信号を正確に伝達できる。
の原理を示す図
一例を示す図
施例を示す図
実施例を示す図
り替えトリガ検出回路、57,58:スイッチ制御回
路、59,60:切り替えスイッチ、61:パス連結設
定回路、SW−1〜SW−4:スイッチ、OR−1,O
R−2:オア回路、611:同期スイッチ制御回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 ITU−T勧告G.707のVC11パ
スまたはVC12パスを分岐挿入し、ITU−T勧告
G.841の片方向の伝送路切替を行うSDHリングシ
ステムにおいて、 低速側にVC11パスまたはVC12パスより大きい帯
域のインタフェースがあり、当該低速側インタフェース
の情報を仮想連結された複数のVC11パスまたはVC
12パスを用いてリング内を伝達させる場合、 いずれかのVC11パスまたはVC12パスが障害を検
出した時あるいは強制切り替え指示を受けた時は、連結
された全てのパスの伝送路切替を同時に行うことを特徴
とするSDHリングシステム。 - 【請求項2】 ITU−T勧告G.707のVC3パス
またはVC4パスを分岐挿入し、ITU−T勧告G.8
41の片方向の伝送路切替を行うSDHリングシステム
において、 低速側にVC3パスまたはVC4パスより大きい帯域の
インタフェースがあり、当該低速側インタフェースの情
報を仮想連結された複数のVC3パスまたはVC4パス
を用いてリング内を伝達させる場合、 いずれかのVC3パスまたはVC4パスが障害を検出し
た時あるいは強制切り替え指示を受けた時は、連結され
た全てのパスの伝送路切替を同時に行うことを特徴とす
るSDHリングシステム。 - 【請求項3】 低速側のインタフェースがIEEEで規
定されるEthernetであることを特徴とする請求
項1または2記載のSDHリングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15913699A JP3466962B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | Sdhリングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15913699A JP3466962B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | Sdhリングシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000349860A JP2000349860A (ja) | 2000-12-15 |
JP3466962B2 true JP3466962B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=15687046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15913699A Expired - Lifetime JP3466962B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | Sdhリングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3466962B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5458759B2 (ja) * | 2009-09-14 | 2014-04-02 | 日本電気株式会社 | バーチャルコンカチネーションの切り替え方法、切り替え装置、およびプログラム |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP15913699A patent/JP3466962B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000349860A (ja) | 2000-12-15 |
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