JP3464878B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JP3464878B2 JP29593196A JP29593196A JP3464878B2 JP 3464878 B2 JP3464878 B2 JP 3464878B2 JP 29593196 A JP29593196 A JP 29593196A JP 29593196 A JP29593196 A JP 29593196A JP 3464878 B2 JP3464878 B2 JP 3464878B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病院等にお
けるセントラル方式の空気清浄装置に係り、特にオゾン
を用いて完全かつ安全に脱臭することができる空気清浄
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日本の高齢者関連施設は早い速度
で高級化の傾向にあり、設備や仕様は既に欧米の福祉先
進国を超えつつある。
【0003】しかしながら、最も身近な問題である臭気
の対策については、充分な効果と安全性とを両立させる
装置がなかったため、そのまま放置されているのが現状
である。
【0004】そこで従来は、各部屋毎に吸着法あるいは
薬液吸収法等を用いた空気清浄器を設置する方法が採ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の空気の清浄
器においては、その処理能力が小さいため、浄化エリア
内の空気を完全に浄化することができないとともに、壁
や床等に浸透した臭気は除去することができず、またフ
ィルタ,活性炭,芳香剤等の補助用品を頻繁に補充,交
換する必要がある等の問題がある。
【0006】そこで一部では、オゾンの強い酸化作用を
利用して空気を浄化する空気清浄方法が提案されている
が、高濃度のオゾンは人体に悪影響を与えるため、各浄
化エリア内の雰囲気のオゾン濃度を、設定値以下に保持
する必要があるとともに、オゾン発生装置内で発生する
窒素酸化物により機器が損傷するのを防止する必要があ
る等、解決すべき多くの問題がある。
【0007】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、窒素酸化物による機器の損傷を防止し、長期に亘っ
て安定にオゾンを発生させることができるとともに、各
浄化エリアの状態に合わせて、効率よくしかも安全に空
気を浄化することができ、建物の壁や床等に浸透した臭
気も除去することができる空気清浄装置を提供すること
を目的とする。
【0008】本発明の他の目的は、チャンバ内のオゾン
濃度を常に安定させることができる空気清浄装置を提供
するにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、人体への悪影
響をより完全に防止することができる空気清浄装置を提
供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、高純度の酸素を発生させる酸素発生装置と;
酸素発生装置からの酸素を放電空間に導いてオゾンを発
生させるオゾン発生装置と;コンプレッサで加圧した空
気を除湿するドライヤと;除湿後の空気を除塵して稀釈
空気を生成する除塵装置と;前記オゾンと稀釈空気とを
混合させて稀釈オゾンを生成する混合装置と;混合装置
からの稀釈オゾンを貯留するチャンバと;建物内に設定
した複数の浄化エリアの天井部にそれぞれ設置された放
出ノズルを任意数ずつまとめて複数のブロックに分ける
ブロック配管と;各ブロック配管を前記チャンバに各別
に接続する複数の開閉弁と;これら各開閉弁を設定時間
毎に順次開制御する制御装置と;をそれぞれ設け、前記
放出ノズルのうちの少なくとも一部の放出ノズルに、開
度調節機構を設けるようにしたことを特徴とする。そし
て、高純度の酸素をオゾン発生装置に送ってオゾンを発
生させるようにしているので、空気をそのまま用いてオ
ゾンを発生させる場合と異なり、窒素酸化物による機器
の損傷を防止し、長期に亘って安定にオゾンを発生させ
ることが可能となり、また各浄化エリアの天井部に放出
ノズルを設置するようにしているので、各浄化エリア内
を隈なく浄化することが可能となり、建物の壁や床等に
浸透した臭気も除去することが可能となる。また、稀釈
オゾンをチャンバに貯留した後に、各浄化エリアに供給
するようにしているので、各浄化エリアへのオゾンの供
給量を安定させることが可能となる。また、各放出ノズ
ルは、複数のブロックに分けられているので、各浄化エ
リアの状態に合わせて、効率よくしかも安全に空気を浄
化することが可能となる。また、放出ノズルに設けられ
ている開度調節機構の調節により、各浄化エリアの状態
に見合った浄化能力を容易に得ることが可能となる。ま
た、開度調節機構は、ノズル本体と調整弁と開度固定ね
じとで構成されているので、調整弁の螺進調節により弁
開度を簡単に調節でき、しかも開度固定ねじの締付けだ
けで、弁開度を簡単に固定することが可能となる。
【0011】本発明はまた、チャンバに、貯留されてい
る稀釈オゾンの濃度を常時検出するオゾン濃度計を設け
るようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、チ
ャンバ内のオゾン濃度を常に安定させ、結果として各浄
化エリア内のオゾン濃度を安定させることが可能とな
る。
【0012】本発明はさらに、少なくとも一部の浄化エ
リアにオゾン濃度検知器を設け、このオゾン濃度検知器
からの異常検出信号により、オゾン発生装置を緊急停止
するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、
人体への悪影響をより完全に防止することが可能とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の実施の一形態に係る空気清浄
装置を示すもので、図中、符号1はドライヤ2を有する
コンプレッサであり、このコンプレッサ1で加圧されド
ライヤ2で除湿された空気は、エアフィルタ3で除塵さ
れた後、一対の吸着タンク4A,4Bに交互に供給され
るようになっている。
【0014】これら両吸着タンク4A,4Bは、ゼオラ
イト等を用いたPSA方式の酸素発生装置として構成さ
れ、加圧された空気から窒素等を除去して高純度の酸素
(02 >90%)を生成するようになっている。そし
て、一対の吸着タンク4A,4Bは、一方で酸素を生成
している間に他方では再生運転が行なわれ、これを交互
に繰返すことにより連続運転できるようになっている。
【0015】前記両吸着タンク4A,4Bの出側位置に
は、図1に示すように、生成された高純度の酸素を一時
貯留するバッファタンク5が設けられており、このバッ
ファタンク5に貯留された高純度の酸素は、その後、圧
力調整弁6,流量計7および定流量弁8を介してオゾン
発生装置9に導かれるようになっている。そして、この
オゾン発生装置9は、供給された高純度の酸素を用いて
高濃度のオゾンおよびマイナスの酸素イオンを発生させ
るようになっている。なお、このオゾン発生装置9につ
いては後に詳述する。
【0016】一方、前記エアフィルタ3の出側には、図
1に示すように、分岐管10が接続されており、この分
岐管10に分岐された加圧空気は、背圧調整弁11で圧
力調整された後に、2段のエアフィルタ12,13およ
び活性炭フィルタ14で構成される除塵装置を通して清
浄化され、オゾンを稀釈するための稀釈空気が生成され
るようになっている。そして、この稀釈空気は、前記オ
ゾン発生装置9からのオゾンとともに、混合装置として
のスタティックミキサ15に導かれ、このスタティック
ミキサ15で両者が混合されて稀釈オゾンが生成される
ようになっている。
【0017】前記スタティックミキサ15で生成された
稀釈オゾンは、図1に示すように、チャンバ16内に一
旦貯留されるようになっており、このチャンバ16内の
オゾン濃度は、オゾン濃度計17により常時検出され、
チャンバ16内のオゾン濃度を調節することにより、ノ
ズル放出濃度が常に0.1ppm以下に保持されるよう
になっている。
【0018】前記除塵装置には、図1に示すように、エ
アフィルタ12の入側と活性炭フィルタ14の出側との
間の差圧を検知する差圧スイッチ18および各フィルタ
12,13,14をバイパスするバイパス配管19がそ
れぞれ設けられており、前記差圧スイッチ18からの差
圧信号により、各フィルタ12,13,14のメンテナ
ンス時期が検出されるとともに、前記バイパス配管19
は、これら各フィルタ12,13,14のメンテナンス
時に使用されるようになっている。
【0019】前記オゾン発生装置9は、図2に示すよう
に、入口ブロック20と出口ブロック21との間に配さ
れた円筒状のガラス管22を備えており、このガラス管
22の内部には、陽電極23が配設されているととも
に、ガラス管22の外周部には、円筒状の陰電極24が
配設され、ガラス管22内に放電空間25が形成される
ようになっている。そして、入口ブロック20からの高
純度の酸素は放電空間25内に導かれ、両電極23,2
4間での放電によりオゾンが発生するとともに、副次的
にマイナスの酸素イオンも発生するようになっている。
発生したオゾンおよびマイナスの酸素イオンは、出口ブ
ロック21を介し図1に示すスタティミキサ15に送ら
れるようになっている。また、前記陰電極24の外周部
には、図2に示すように、放熱板26が設けられてお
り、図示しない冷却ファンからの冷却風により、オゾン
発生装置9を冷却できるようになっている。
【0020】前記チャンバ16には、図1に示すよう
に、例えば4本のブロック配管27,28,29,30
がそれぞれ接続されており、これら各ブロック配管2
7,28,29,30には、ブロック配管30について
図示するように、任意数(通常は複数)の放出ノズル3
1がそれぞれ接続されている。
【0021】これら各放出ノズル31は、図1に示すよ
うに、病院等の建物内に設定した複数の浄化エリア(例
えば各病室)32の天井部にそれぞれ設置されており、
各浄化エリア32に対し上方からオゾンを放出するよう
になっている。すなわち、各放出ノズル31は、各ブロ
ック配管27,28,29,30により、任意数ずつま
とめてブロック化されており、このブロック単位で制御
されるようになっている。
【0022】また、前記各浄化エリア32には、図1に
示すように、オゾン濃度検知器33がそれぞれ設置され
ており、いずれかのオゾン濃度検知器33が例えば0.
05ppmを超えるオゾン濃度を検出した場合には、こ
の検出信号に基づき前記オゾン発生装置9の運転が緊急
停止されるようになっている。
【0023】また、前記各ブロック配管27,28,2
9,30には、図1に示すように、開閉弁34,35,
36,37がそれぞれ設けられており、これら各開閉弁
34,35,36,37は、制御装置38により設定時
間毎に順次開制御されるようになっている。例えば、5
分間隔で各開閉弁34,35,36,37が順番に1個
ずつ解放されるようになっている。したがって、各放出
ノズル31は、5分間オゾンを放出して15分間休止の
動作を繰返すようになっている。
【0024】前記各放出ノズル31は、図1に示すよう
に、筒状をなすノズル本体39を備えており、その外周
部には雄ねじ部40が設けられているとともに、内周部
には雌ねじ部41が設けられ、前記雄ねじ部40には、
フランジ状をなす上側押さえ42および下側押さえ43
がそれぞれ螺装されている。そして、これら両押さえ4
2,43の螺進調節により、両押さえ42,43の間の
間隔が調節されて、天井壁44の厚さが変更になっても
対処できるようになっているとともに、ノズル本体39
の天井壁44に対する上下方向の取付位置を調節できる
ようになっている。
【0025】一方、前記雌ねじ部41には、図3に示す
ように、調整弁45の雄ねじ部46が螺装されており、
この調整弁45の螺進調節により、その上端部のニード
ル47と弁座48との間の間隔が変化して、オゾンの放
出量を調節できるようになっている。
【0026】この調整弁45には、図3に示すように、
中心穴49,連通孔50および下端フランジ51がそれ
ぞれ設けられており、前記ニードル47と弁座48との
間から送出されたオゾンは、上側の連通孔50から中心
穴49内に流入し、中心穴49の下端あるいは下端フラ
ンジ51とノズル本体39との間から浄化エリア32内
に放出されるようになっている。
【0027】前記フランジ51には、図3に示すよう
に、例えば2本の開度固定ねじ52が螺装されており、
調整弁45の螺進調節により放出ノズル31の開度を調
節した後、前記各開度固定ねじ52を締付けることによ
り、調整弁45が前記螺進調節位置で固定されるように
なっている。
【0028】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。コンプレッサ1で加圧されるとともに、ドライヤ2
で除湿された空気は、エアフィルタ4を通していずれか
の吸着タンク4A,4Bに導かれる。そして、この吸着
タンク4A,4Bで空気中の窒素等が吸着除去されて、
高純度の酸素(O2>90%)が生成される。吸着除去
された空気中の窒素等は、再生運転時に大気に放出され
る。
【0029】このようにして得られた高純度の酸素は、
一旦バッファタンク5内に貯留された後、圧力調整弁
6,流量計7および底流量弁8を介してオゾン発生装置
9に送られる。そして、このオゾン発生装置9におい
て、オゾンが生成されるとともに、副次的にマイナスの
酸素イオンも生成される。この際、オゾン発生装置9に
は高純度の酸素が供給されるので、空気をそのまま用い
るいる場合と異なり、窒素酸化物が発生せず、窒素酸化
物により機器が損傷するおそれがない。このため、長期
に亘ってオゾンを安定に発生させることができる。ま
た、副次的に発生するマイナスの酸素イオンは、自律神
経に作用して気分を和らげ、体調を整える働きがあるの
で、このマイナスの酸素イオンがオゾンとともに各浄化
エリア32に放出される実用的効果は大きい。
【0030】一方、エアフィルタ3を通った加圧空気の
一部は分岐管10に分岐され、背圧調整弁11で圧力が
調整された後、2段のエアフィルタ12,13および活
性炭フィルタ14で浄化されて稀釈空気となる。そし
て、この稀釈空気は、前記オゾン発生装置9からのオゾ
ンおよびマイナスの酸素イオンとともにスタティックミ
キサ15に導かれ、ここで充分に混合されて稀釈オゾン
が生成される。生成された稀釈オゾンは、チャンバ16
に一旦貯留される。このチャンバ16内のオゾン濃度
は、オゾン濃度計17で常時検出され、チャンバ16内
のオゾン濃度が常にo.1ppm以下となるよう制御さ
れる。この制御は、オゾンの流量と稀釈空気の流量とを
調節することにより行なわれる。
【0031】チャンバ16内に貯留されている稀釈オゾ
ンは、各開閉弁34,35,36,37の交番順次開放
により、各ブロック配管27,28,29,30に順次
送出され、各放出ノズル31から各浄化エリア32内に
その天井部から放出される。放出された稀釈オゾンは、
空気よりも比重が重いので、浄化エリア32内を緩やか
に下降し、浄化エリア32内全域を脱臭する。この際、
浄化エリア32内の空気の脱臭のみならず、建物の壁や
床あるいは寝具等に浸透した臭いも徐々に脱臭していく
ことになる。
【0032】この浄化エリア32内のオゾン濃度は、オ
ゾン濃度検知器33により常時モニタされ、オゾン濃度
が0.05ppmを超えた場合には、オゾン発生装置9
の運転が緊急停止される。
【0033】しかして、吸着タンク4A,4Bからの高
純度の酸素をオゾン発生装置9に送るようにしているの
で、窒素酸化物による機器の損傷を防止し、長期に亘っ
て安定にオゾンを発生させることができる。
【0034】また、各放出ノズルは、各浄化エリア32
の天井部に配されているので、浄化エリア32内全体を
浄化でき、建物の壁や床等に浸透した臭気も除去するこ
とができる。
【0035】また、各ノズル31は、任意数ずつまとめ
て複数のブロックに分けられ、ブロック単位で制御され
るので、制御が容易であるとともに、各浄化エリア32
の状態に合わせて、効率よくしかも安全に空気を浄化す
ることができる。
【0036】なお、前記実施の一形態においては、すべ
ての放出ノズル31に開度調節機構を設ける場合につい
て説明したが、開度調節が必要と予想される浄化エリア
32の放出ノズル31のみに開度調節機構を設けるよう
にしてもよい。オゾン濃度検知器33についても同様で
ある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高純度の
酸素をオゾン発生装置に送ってオゾンを発生させるよう
にしているので、空気をそのまま用いてオゾンを発生さ
せる場合と異なり、窒素酸化物による機器の損傷を防止
し、長期に亘って安定にオゾンを発生させることができ
る。また、各浄化エリアの天井部に放出ノズルを設置す
るようにしているので、各浄化エリア内を隈なく浄化す
ることができ、建物の壁や床等に浸透した臭気も除去す
ることができる。また、稀釈オゾンをチャンバに貯留し
た後に各浄化エリアに供給するようにしているので、各
浄化エリアへのオゾンの供給量を安定させることができ
る。また、各放出ノズルは、複数のブロックに分けられ
ているので、各浄化エリアの状態に合わせて、効率よく
しかも安全に空気を浄化することができる。また、放出
ノズルに設けられている開度調節機構の調節により、各
浄化エリアの状態に見合った浄化能力を容易に得ること
ができる。また、開度調節機構を、ノズル本体と調整弁
と開度固定ねじとで構成しているので、調整弁の螺進調
節により弁開度を簡単に調節でき、しかも開度固定ねじ
の締付けだけで、弁開度を簡単に固定することができ
る。
【0038】本発明はまた、チャンバに、貯留されてい
る稀釈オゾンの濃度を常に検出するオゾン濃度計を設け
るようにしているので、チャンバ内のオゾン濃度を常に
安定させ、結果として各浄化エリア内のオゾン濃度を安
定させることができる。
【0039】本発明はさらに、少なくとも一部の浄化エ
リアにオゾン濃度検知器を設け、このオゾン濃度検知器
からの異常濃度検出信号により、オゾン発生装置を緊急
停止させるようにしているので、人体への悪影響をより
完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る空気清浄装置を示
す構成図である。
【図2】オゾン発生装置の詳細を示す断面構成図であ
る。
【図3】放出ノズルの構成を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 ドライヤ 3,12,13 エアフィルタ 4A,4B 吸着タンク 5 バッファタンク 9 オゾン発生装置 10 分岐管 14 活性炭フィルタ 15 スタティックミキサ 16 チャンバ 17 オゾン濃度計 27,28,29,30 ブロック配管 31 放出ノズル 32 浄化エリア 33 オゾン濃度検出器 34,35,36,37 開閉弁 38 制御装置 39 ノズル本体 45 調整弁 52 開度固定ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−190029(JP,A) 特開 昭59−160514(JP,A) 特開 昭59−189856(JP,A) 特開 平8−126692(JP,A) 実開 平3−78025(JP,U) 実開 平3−107577(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/015 B01D 53/38 B01D 53/74

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高純度の酸素を発生させる酸素発生装置
    と;酸素発生装置からの酸素を放電空間に導いてオゾン
    を発生させるオゾン発生装置と;コンプレッサで加圧し
    た空気を除湿するドライヤと;除湿後の空気を除塵して
    稀釈空気を生成する除塵装置と;前記オゾンと稀釈空気
    とを混合させて稀釈オゾンを生成する混合装置と;混合
    装置からの稀釈オゾンを貯留するチャンバと;建物内に
    設定した複数の浄化エリアの天井部にそれぞれ設置され
    た放出ノズルを任意数ずつまとめて複数のブロックに分
    けるブロック配管と;各ブロック配管を前記チャンバに
    各別に接続する複数の開閉弁と;これら各開閉弁を設定
    時間毎に順次開制御する制御装置と;を備え、前記放出
    ノズルのうちの少なくとも一部の放出ノズルは開度調節
    機構を有し、開度調節機構は、天井部に取付けられる筒
    状のノズル本体と;このノズル本体内に下方から螺装さ
    れ、上端部のニードルとノズル本体内に設けられた弁座
    との間の間隔を変化させることによりオゾンの放出量を
    調節する調整弁と;この調整弁に螺装されて先端がノズ
    ル本体に接触し、調整弁の開度調節後に締付けることに
    より調整弁を固定する開度固定ねじと;を有しているこ
    とを特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 チャンバは、貯留されている稀釈オゾン
    の濃度を常時検出するオゾン濃度計を有していることを
    特徴とする請求項1記載の空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも一部の浄化エリアには、オゾ
    ン濃度検知器が設けられ、オゾン濃度検知器からの異常
    濃度検出信号により、オゾン発生装置が緊急停止される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の空気清浄装
    置。
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